JPH09136799A - 無人リフト - Google Patents

無人リフト

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Publication number
JPH09136799A
JPH09136799A JP29226695A JP29226695A JPH09136799A JP H09136799 A JPH09136799 A JP H09136799A JP 29226695 A JP29226695 A JP 29226695A JP 29226695 A JP29226695 A JP 29226695A JP H09136799 A JPH09136799 A JP H09136799A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
work
fork
center
weight
gravity
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP29226695A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Murase
裕士 村瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Meidensha Corp, Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Meidensha Corp
Priority to JP29226695A priority Critical patent/JPH09136799A/ja
Publication of JPH09136799A publication Critical patent/JPH09136799A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワークを載せても安定した走行が行える無人
リフトを提供する。 【解決手段】 フォーク6にワーク7を載せたときのチ
ェーン5の伸びを検出してワーク7の重量を検出するた
めに、スプロケット4,フォーク6の高さ位置を検出す
るための位置検出器8,9を設けるとともにフォーク6
上のワーク7の重心位置を検出する重心位置検出手段を
設ける一方、本体1の前後方向へ移動可能なカウンタウ
ェイトを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は無人リフトに関し、
ワークを載せた状態で安定走行できるように制御するよ
うにしたものである。
【0002】
【従来の技術】無人リフトには無人フォークリフトや無
人ローリフトがある。これらの無人リフトは、人手を介
することなく自動でワークを載せて目的地まで搬送し降
ろすようになっている。
【0003】そして、過荷重の場合には、油圧による駆
動のものではリリーフバルブにより、電動による駆動の
ものでは過電流リミットにより、保護回路が働くように
なっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、オペレータ
がワークを確認できないことから、無人リフトによる取
扱荷重に応じた搬送ができず、前記の過荷重によるリリ
ーフバルブ等の作動による異状停止や、登坂時の転倒
や、過荷重による駆動輪(後輪)の浮き上がり等の問題
が生じる。
【0005】そこで本発明は、斯る課題を解決した無人
リフトを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】斯かる目的を達成するた
めの本発明の構成は、フォークを吊るための索状部材の
ワークを載せたときの伸びを検出して間接的にワークの
重量を検出するための重量検出手段を設けるとともに、
フォーク上に載せたワークの重心位置を検出するための
重心位置検出手段を設ける一方、無人リフトの本体をも
含めた重心位置を変更するために、カウンタウェイトを
前後方向へ移動可能に設けたことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施例
に基づいて詳細に説明する。
【0008】本発明による無人リフトの構成を、図1〜
図3に示す。無人フォークリフトや無人ローリフトはチ
ェーンを使用してフォークを昇降駆動する構成のものが
大部分を占める。そしてチェーンはワークの重量の大き
さに応じて伸びるため、逆にチェーンの伸びを測定する
ことによりワークの重量を検出することができる。
【0009】ワークの重量を間接的に検出するための構
成を図1,図2に基づいて説明する。無人リフトは一般
的に本体1上にシリンダ2を固定し、ロッド3の先端に
回転自在に取り付けた回転体としてのスプロケット4に
索状部材としてのチェーン5を巻き掛け、垂れ下がるチ
ェーン5の一端を本体1に固定する一方、他端にはワー
クを載せるためのフォーク6を吊り下げて構成されてい
る。このため、シリンダ2を駆動してスプロケット4を
ΔL上昇させるとフォーク6は2ΔLだけ上昇する。
【0010】本発明では図2に示すようにワーク7をフ
ォーク6に載せたときにワーク7の重量を間接的に検出
するための重量検出手段が設けられている。重量検出手
段としては、チェーン5の伸びを検出するためにスプロ
ケット4のストロークLを検出する位置検出器8と、フ
ォーク6のストロークSを検出する位置検出器9とが本
体1に取り付けられている。位置検出器8,9は、巻尺
状のスケールの本体8a,9aを本体1に固定する一
方、スケール8b,9bの先端をスプロケット4の支持
軸4aに固着した水平ロッド4b,フォーク6に結合
し、スケール8b,9bの引き出される長さによって
L,Sの大きさが測定されるようにしたものである。そ
して、フォーク6上に載せられたワーク7の重心位置を
自動的に求めるために重心位置検出手段が設けられてい
る。即ち、図3に示すように一対のフォーク6における
水平方向へのびる部分の上面には略等間隔に本実施例で
は6つのリミットスイッチ10が設けられている。夫々
のリミットスイッチ10はフォーク6の上面に形成した
穴の中から突出する状態で設けられ、リミットスイッチ
10の上にワークが乗ると穴の中へ引っ込んでリミット
スイッチがONになる。そして、ONになったリミット
スイッチのうちの中間の位置が重心の位置となる。
【0011】上記のワークの重量と重心位置とから荷重
性能が決まり、重心位置が基準の位置より外に出ると定
格オーバーとなる。そして、定格よりも5%を越えたと
きに警報を発するアラームが設けられる。
【0012】次に、斯かる無人リフトの作用を説明す
る。図1に示すようにワークを載せないときのスプロケ
ット4の変位量をΔL1とし、フォーク6の変位量をΔ
1とする一方、図2に示すようにワーク7を載せたと
きの変位量をΔL2,ΔS2とすると、ワークを載せない
ときは、 2ΔL1=ΔS1 ∴ΔL1=(1/2)ΔS1 一方、ワークを載せたときは、 2ΔL2=ΔS2 ∴ΔL2=(1/2)ΔS2 となる。ワークを載せてΔL2=ΔL1となるようにスプ
ロケット4を上昇させたときに、本来なら、 ΔL2=(1/2)ΔS1 になるところ、チェーン5の伸びによって(1/2)Δ
2になっているわけであるから、チェーンの伸びδ
は、 δ=(1/2)ΔS1−(1/2)ΔS2=ΔL1−(1
/2)ΔS2 ∴δ=ΔL1−(1/2)ΔS2 となる。チェーンの伸びδはワークの重量と一定の関係
にあるから、この関係を予め求めておくことにより、δ
の値を計算により求めてあてはめれば間接的にワークの
重量が求められる。
【0013】次に、ワークの重心位置の検出について説
明する。図4に示すように、フォーク6の上にワーク7
を載せると、ワーク7の載っている部分だけリミットス
イッチ10が押されてONになる。従って、ワーク7の
概略の大きさが認識できるとともにワーク7の重心がワ
ーク7の真ん中にあると仮定すればワーク7の重心位置
をフォーク6の基端部からの距離gとして検出すること
ができる。
【0014】以上のようにしてワーク7の重量と重心位
置が求められると、荷重性能が求められる。そして、例
えば同一重量のワークを載せても、重心位置がフォーク
6の先端へ向かってずれると定格オーバーになり、本体
1が転倒したり、フォーク6の反対側に位置する駆動輪
が浮き上がったり、蛇行したりして危険である。
【0015】このような場合はカウンタウェイトをフォ
ーク6と反対側の後方へ移動させて本体1とワーク7と
を含めた重心の位置を調製し、駆動輪に加わる力を適正
にする。なお、無負荷時には駆動輪に大きな力が加わっ
てタイヤの寿命を縮めることがないようにフォーク側で
ある前方へカウンタウェイトを移動させる。
【0016】カウンタウェイトの移動を行っても定格オ
ーバーになる場合は、5%まではアラームを発し、5%
を越えると非常停止させられる。
【0017】本来はステアリングゲイン等をワークの重
量に応じて変更すれば安定した走行が望めるが、従来は
ワークの有無程度しか情報が与えられないために最適な
制御がなされていない。本発明ではワークの重量と重心
位置とが与えられるので最適なステアリングゲインを求
めることができ、ステアリングゲインを自動的に変更す
れば無人リフトが安定走行する。
【0018】無人リフトによるワークの搬送とは関係な
くワークの重量を測定したい場合は、ワークの重量を表
示する表示手段を設けておくことにより、ワークのみを
計測器に載せる作業を行うことなくワークの重量を知る
ことができる。ただし、測定精度は計測器で測った場合
ほど高くない。
【0019】なお、索状部材としてはチェーンに限らず
ワイヤ等を用いるものであってもよい。そして、その場
合は回転体としてスプロケットに代えてプーリを用いる
ことになる。
【0020】
【発明の効果】以上の説明からわかるように、本発明に
よる無人リフトによれば索状部材の伸びを測ってワーク
の重量を検出するとともに重心位置検出手段を用いてワ
ークの重心位置を検出するので、ロードセル等を用いる
のと異なって既存の機台の大幅な変更を伴うことなく、
ワークの重量と重心位置の検出が行える。また、ワーク
の重量と重心位置を要素として取り入れる一方、カウン
タウェイトを移動させて重心位置を変更させることで走
行制御を行うので、安定した走行が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による無人リフトの要部の構成図。
【図2】本発明による無人リフトの作用説明図。
【図3】本発明による無人リフトにおけるフォークに係
り、(a)は平面図、(b)は正面図。
【図4】本発明による無人リフトにおけるフォークにワ
ークを載せたときの正面図。
【符号の説明】
1…本体 2…シリンダ 4…スプロケット 5…チェーン 6…フォーク 7…ワーク 8,9…位置検出器 10…リミットスイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 昇降駆動可能な回転体に索状部材を巻き
    掛け、夫々垂れ下がる索状部材の一端を固定して他端に
    はワークを載せるためのフォークを吊り下げて構成した
    無人リフトにおいて、 索状部材の伸びを検出してワークの重量を間接的に検出
    するための重量検出手段を設けるとともに、フォーク上
    に載せたワークの重心位置を検出する重心位置検出手段
    を設ける一方、フォークの位置とは反対側に前後方向へ
    移動可能にカウンターウェイトを設けたことを特徴とす
    る無人リフト。
JP29226695A 1995-11-10 1995-11-10 無人リフト Pending JPH09136799A (ja)

Priority Applications (1)

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JP29226695A JPH09136799A (ja) 1995-11-10 1995-11-10 無人リフト

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JP29226695A JPH09136799A (ja) 1995-11-10 1995-11-10 無人リフト

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JPH09136799A true JPH09136799A (ja) 1997-05-27

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ID=17779552

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JP29226695A Pending JPH09136799A (ja) 1995-11-10 1995-11-10 無人リフト

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JP (1) JPH09136799A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1270495A1 (en) * 2001-06-20 2003-01-02 Fastems Oy AB Method for weighing a load
JP2019172415A (ja) * 2018-03-28 2019-10-10 三菱電機株式会社 荷役制御装置、荷役機器、荷役制御方法及びプログラム
JP2021062930A (ja) * 2019-10-10 2021-04-22 矢崎エナジーシステム株式会社 作業車両の荷役作業支援システム

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