JP2021062930A - 作業車両の荷役作業支援システム - Google Patents

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Abstract

【課題】荷物の過重積載等を有効に抑制することのできる作業車両の荷役作業支援システムを提供する。【解決手段】作業車両(フォークリフトF)の荷物積載部(フォーク部103)に載置された荷物の荷重検出手段(歪みセンサSN1等)と、荷物積載部における荷物の位置を検出する荷物位置検出手段(車載カメラCAM)と、荷重検出手段で検出された荷重情報および荷物位置検出手段で検出された荷物位置情報に基づいて荷物位置および荷物量の少なくとも一方の修正の要否を判定する判定手段302と、判定手段による判定内容を報知する報知手段(スピーカ404、表示器405)と、を備える。【選択図】図3

Description

本発明は、フォークリフト等の作業車両の荷役作業支援システムに関する。
作業車両の一種であるフォークリフトは、フォーク部(ツメ、荷物積載部ともいう)における前後位置により積載できる荷物の制限荷重が決められている。
この制限荷重は、車両に取り付けられた銘板等で確認することができる。
ところが、フォークリフトの実際の荷役作業においては、積載しようとする荷物の重量を咄嗟に判定することは困難である。そのため、荷物の重量が制限荷重内であるか否か等の判断は、作業者の感覚に頼っているのが実情である。
そのため、荷物の過重積載があった場合には、荷崩れを起こして荷物を破損させる虞があった。また、過重積載のために車両全体のバランスが崩れて、フォークリフト自体が転倒する危険性もあった。
ここで、荷役作業の種別を自動的に判別させる技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−34495号公報
従来技術によれば、荷検出手段の信号を基に荷役作業の種別を判定し、運転者に荷役作業の種別の判断を求めることなく、その判定された荷役作業の種別に応じた荷役作業用の動作または処理を行わせることができた。
しかしながら、荷役作業の種別を自動的に判定できても、フォークリフト等における過重積載を十分に抑制することはできないという問題があった。即ち、従来技術では、フォークリフトのフォーク部における前後位置の過重積載等を未然に防止することは困難であった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、荷物の過重積載等を有効に抑制することのできる作業車両の荷役作業支援システムを提供することを目的とする。
本発明の態様に係る作業車両の荷役作業支援システムは、作業車両の荷物積載部に載置された荷物の荷重検出手段と、前記荷物積載部における荷物の位置を検出する荷物位置検出手段と、前記荷重検出手段で検出された荷重情報および前記荷物位置検出手段で検出された荷物位置情報に基づいて荷物位置および荷物量の少なくとも一方の修正の要否を判定する判定手段と、前記判定手段による判定内容を報知する報知手段と、を備える。
前記荷物位置検出手段は、前記作業車両の荷物積載部に載置された荷物の画像を取得可能な撮影手段を備え、前記判定手段は、前記荷重情報および前記荷物の画像に基づいて荷物位置および荷物量の少なくとも一方の修正の要否を判定することが好ましい。
前記荷重検出手段は、前記荷物積載部近傍または前記作業車両の車軸近傍に設けられる歪みセンサで構成されることが好ましい。
本発明によれば、荷物の過重積載等を有効に抑制することのできる作業車両の荷役作業支援システムを提供することができる。
実施の形態に係る作業車両の荷役作業支援システムが適用されるフォークリフトを示す側面図である。 実施の形態に係る作業車両の荷役作業支援システムが適用されるフォークリフトの要部を示す斜視図である。 実施の形態に係る作業車両の荷役作業支援システムの機能構成を示す機能ブロック図である。 フォークリフトにおける最大過重・許容過重と過重中心との関係を示すグラフである。 JIS D6001(1999)に規定される定格荷重と基準荷重中心を示す表である。 実施の形態に係る作業車両の荷役作業支援システムが適用されるフォークリフトの車載カメラによる荷物無し状態の例を示す画面図である。 実施の形態に係る作業車両の荷役作業支援システムが適用されるフォークリフトの車載カメラによる手前側に荷物が有る状態の例を示す画面図である。 実施の形態に係る作業車両の荷役作業支援システムが適用されるフォークリフトの車載カメラによる奥側に荷物が有る状態の例を示す画面図である。 実施の形態に係る作業車両の荷役作業支援システムに適用されるデジタルタコグラフの構成例を示すブロック図である。 実施の形態に係る作業車両の運転支援システムに適用されるデジタルタコグラフにおける表示例を示す説明図である。 実施の形態に係る作業車両の荷役作業支援システムで実行される荷役支援処理の処理手順の続きを示すフローチャートである。
図1〜図11を参照して、本発明の実施の形態に係る作業車両の荷役作業支援システムS1について説明する。
(作業車両の構成例)
図1および図2を参照して、本実施の形態に係る作業車両の荷役作業支援システムS1を適用可能な作業車両の構成例としてのフォークリフトFについて説明する。
作業車両としてのフォークリフトFは、昇降するフォーク部(荷物積載部)103、駆動輪(後輪)104、走行用車輪(前輪)105、インスツルメントパネル116、ステアリング110、変速レバー111等を備えている。
フォークリフトFは、ガソリンエンジン等の内燃機関を駆動源102とする所謂エンジン車であってもよいし、発電機等から充電可能な二次電池(バッテリ)などから供給される電力で駆動される電動モータを駆動源102とする所謂バッテリ車であってもよい。
フォーク部103を支持するマスト部115の上方には、荷物(例えばパレット)P1(P2)の画像および荷物P1(P2)の背景画像を取得可能な荷物位置検出手段101を構成する車載カメラ(撮影手段)CAMが設けられている。なお、車載カメラCAMの撮影範囲500は、フォーク部103、荷物P1(P2)等を撮影可能な範囲に設定される。また、車載カメラCAMが設けられる場所は、フォーク部103の画像を取得可能な位置であればマスト部115には限定されない。
インスツルメントパネル116内には、運転支援システムS1の一部を構成する車載器としてのデジタルタコグラフDT1等が設けられている。なお、デジタルタコグラフDT1等の詳細については後述する。
また、フォークリフトFの車体には、フォーク部103に載置された荷物の荷重検出手段201が設けられている。より具体的には、荷重検出手段201は、フォーク部103の下側、フォーク部103の側面あるいは走行用車輪(前輪)105の車軸等に配置される歪みセンサSN1(SN2、SN3)で構成することができる。
なお、フォークリフトFの車体には、移動時の加速度(前後G、左右Gおよび上下G)を検出する加速度センサ(Gセンサ)が取り付けられている。
そして、フォークリフトFのオペレータ(運転者)は、ステアリング110、変速レバー111および図示されないアクセルペダル、ブレーキペダル等のペダル等を操作して、フォーク部103の昇降、フォークリフトFの前進、後退、右折、左折等の動作を行わせて荷役作業等を行う。
この際に、本実施の形態に係る作業車両の荷役作業支援システムS1は、荷重検出手段201で検出された荷重情報および荷物位置検出手段101で検出された荷物P1(P2)の荷物位置情報に基づいて荷物位置および荷物量の少なくとも一方の修正の要否を判定する。
また、荷物位置および荷物量の少なくとも一方の修正が必要な場合には、表示または音声によって、その旨をオペレータに報知する。
この報知に基づいて、オペレータがフォーク部103に載置された荷物の位置を修正する等の作業を行うことにより、荷物の過重積載等を有効に抑制することができ、安全性や利便性を向上できる。
なお、荷物位置および過積載修正は、JIS D6001(1999)等の荷重基準などに沿って行うことが望ましい。
また、作業車両としては、工場、倉庫等の構内などにおいて荷物、製品等の積み降ろしや搬送等を行う車両であれば、フォークリフトFに限らず、搬送車等であってもよい。
(作業車両の荷役作業支援システムの機能構成)
図3から図5を参照して、本実施の形態に係る作業車両の荷役作業支援システムS1の機能構成等について説明する。
ここで、図3は、実施の形態に係る作業車両の荷役作業支援システムS1の機能構成を示す機能ブロック図、図4は、フォークリフトFにおける最大過重・許容過重と過重中心との関係を示すグラフ、図5は、JIS D6001(1999)に規定される定格荷重と基準荷重中心を示す表である。
まず、図3に示すように、作業車両の荷役作業支援システムS1は、作業車両としてのフォークリフトFのフォーク部103に積載される荷物P1(P2)の画像を取得可能な車載カメラ等で構成される撮影手段101と、フォーク部103に載置された荷物の荷重検出手段201を構成する歪みセンサSN1(SN2、SN3)とを備える。また、荷物P1(P2)の画像データを格納するフラッシュメモリ等で構成される格納手段301と、荷物P1(P2)の画像データから導出されるフォーク部103における荷物P1(P2)の位置データおよび荷重データに基づいて、荷物位置および荷物量の少なくとも一方の修正の要否を判定するCPU等で構成される判定手段302と、判定内容をフォークリフトFのオペレータ(操作者)に報知する報知手段(スピーカ404、表示器405)と、を備えている。
さらに、運転支援システムS1は、タイマ等で構成される計時手段303、フォークリフトFの加速度を検出する加速度センサ(Gセンサ)を備えている。
格納手段301には、図4に示すようなフォークリフトFにおける最大過重・許容過重と過重中心との関係を示すグラフをテーブル化したデータが格納されている。図4に示す例では、最大過重・許容過重は800kg〜2500kgの範囲とされ、荷重中心は、フォーク部103の運転席側から0mm〜1200mm程度とされる。
また、図4に示すように、フォークリフトFのマスト部115の高さM1〜M3に応じた荷重データがプロットされている。マスト部115の高さM1〜M3は、例えば4000mm〜5000mm程度とすることができる。なお、マスト部115の高さの種類は3種類に限定されず、フォークリフトFの機種等に応じて増減できる。また、最大過重・許容過重の範囲および荷重中心もフォークリフトFの機種等に応じて変更可能である。
また、格納手段301には、JIS D6001(1999)に規定される定格荷重(kg)と基準荷重中心(mm)を示す表をテーブル化したデータが格納されている。
さらに、格納手段301には、フォークリフトFの銘板に記載されているフォーク部103における前後位置により積載できる荷物の制限荷重等のデータが予め格納されている。
そして、判定手段302は、フォーク部103における荷物P1(P2)の位置データおよび荷重データと、格納手段301に格納されている最大過重・許容過重と過重中心との関係を示すデータおよびJIS D6001(1999)に規定される定格荷重(kg)と基準荷重中心(mm)のデータ等に基づいて、フォーク部103における荷物位置および荷物量の少なくとも一方の修正の要否について判定する。なお、具体的な処理手順の例については後述する。
(荷物位置の判定例)
ここで、図6から図8の画像図を参照して、荷物位置検出手段101によるフォーク部103における荷物位置の検出例について説明する。
図6は、実施の形態に係る作業車両の荷役作業支援システムS1が適用されるフォークリフトFの車載カメラCAMによる荷物無し状態の例を示す画面図、図7は、手前側に荷物P1が有る状態の例を示す画面図、図8は、奥側に荷物P2が有る状態の例を示す画面図である。
図6等において、画面G1内の左右に配置される矩形状の走行検知枠c1、c2は、フォークリフトFの移動方向や旋回方向を検知するための枠である。
また、図6等において、フォーク部103の画像に重なるように、運転席の手前側から奥側にかけて3つの矩形状の荷物検知枠a1、a2、a3が設けられている。
そして、図6に示す例では、荷物検知枠a1、a2、a3の何れにおいても荷物は検知されないので、「フォーク部103に荷物は無い」と判定される。
一方、図7に示す例では、荷物検知枠a1、a2において、荷物P1が検知されたので、「フォーク部103の手前側に荷物が有る」と判定される。なお、荷物P1の画像に基づいて、運転席端部から荷物P1の手前側端部までの距離d1を測定することができる。
また、荷物位置検出手段101による荷物P1の位置検知と並行して、荷重検出手段201(歪みセンサSN1、SN2、SN3)により、荷物P1による荷重変化が検出される。
また、図8に示す例では、荷物検知枠a2、a3において、荷物P2が検知されたので、「フォーク部103の奥側に荷物が有る」と判定される。なお、荷物P2の画像に基づいて、運転席端部から荷物P2の手前側端部までの距離d2を測定することができる。
また、荷物位置検出手段101による荷物P1の位置検知と並行して、荷重検出手段201(歪みセンサSN1、SN2、SN3)により、荷物P2による荷重変化が検出される。
このようにして、荷物検知枠a1、a2、a3の何れの範囲に荷物が有るかを判定することにより、荷物の位置を検出することができる。
なお、荷物検知枠の数は3つに限定されず、4つ以上設けるようにしてもよい。この場合には、より精密に荷物の位置を検出することができる。
そして、荷重検出手段201で検出された荷重情報および荷物位置検出手段101で検出された荷物P1(P2)の荷物位置情報に基づいて、荷物位置および荷物量の少なくとも一方の修正の要否を判定することができる。
また、荷物位置および荷物量の少なくとも一方の修正が必要な場合には、表示または音声によって、その旨をオペレータに報知することができる。
このような報知に基づいて、オペレータがフォーク部103に載置された荷物P1(P2)の位置を修正する等の作業を行うことにより、荷物の過重積載等を有効に抑制することができ、安全性や利便性を向上できる。
(デジタルタコグラフの構成例)
図9および図10を参照して、デジタルタコグラフDT1の構成等について説明する。
ここで、図9は、作業車両の荷役作業支援システムS1に適用される車載器としてのデジタルタコグラフDT1の構成例を示すブロック図、図10は、作業車両の荷役作業支援システムS1に適用されるデジタルタコグラフDTにおける表示例を示す説明図である。
図9に示す車載器としてのデジタルタコグラフDT1は、フォークリフト(作業車両)Fに搭載され、エンジン回転数オーバ、急発進、急加速、急減速等の運転状態を表す運転データを含む稼働データを時刻毎に記録するものである。
デジタルタコグラフDT1は、CPU11、速度/エンジン回転数I/F12、外部入力I/F13、センサ入力I/F14、GPS受信部202、CAN_I/F16、記録手段(格納手段)301、カードI/F18、音声I/F19、スピーカ404、RTC(時計IC)21、出庫/入庫ボタンSW入力部22、表示コントローラ23、通信部24、電源部25、メモリ26、LED表示部403、陸送ON/OFFボタンSW入力部31を有している。
CPU11は、マイクロコンピュータにより構成される制御部であり、プログラムに従ってデジタルタコグラフDT1の全体を制御する。CPU11が実行するプログラムや制御に必要な定数等のデータはメモリ26上に保持されている。メモリ26は不揮発性であり、所定のプログラム、データの読み出しおよび書き込みが可能である。
メモリ26上には、定数のデータとして、2つの閾値テーブル26a、26bと、エリア情報テーブル26cとが格納されている。
また、本実施形態では、メモリ26上に、前出の図4に示すようなフォークリフトFにおける最大過重・許容過重と過重中心との関係を示すグラフをテーブル化したデータが格納されている。また、メモリ26上に、JIS D6001(1999)に規定される定格荷重(kg)と基準荷重中心(mm)を示す表をテーブル化したデータを格納するようにできる。
記録手段301は、データの読み出しおよび書き込みが可能な不揮発性のメモリであり、稼働データの記録および保持のために利用される。
カードI/F(インタフェース)18は、所定の規格に適合するメモリカードをCPU11に接続するためのインタフェースであり、メモリカードを着脱自在に保持するカードスロットを備えている。このカードI/F18には、フォークリフト(作業車両)Fを運転する各オペレータ(操作者)が所持している所定のメモリカード55が装着される。このメモリカード55は、不揮発性のメモリを内蔵しており、各オペレータを特定するための番号などが登録された状態で使用される。
音声I/F19は、疑似音声信号を合成して出力するためのインタフェースであり、CPU11の制御により様々なメッセージに対応する音声信号を出力することができる。音声I/F19の出力には報知手段としてのスピーカ404が接続されている。
RTC(リアルタイムクロック)21は、所定のクロックパルスを常時計数することにより、現在時刻の情報を把握している。また、RTC21はタイマ(計時手段)303を兼ねている。CPU11は、RTC21を制御することにより、現在時刻の情報を取得したり、タイマ(計時手段)303を利用することができる。
出庫/入庫ボタンSW入力部22には、出庫/入庫ボタンのON/OFF信号が入力される。したがって、CPU11は、出庫/入庫ボタンSW入力部22を介して出庫/入庫ボタンのON/OFF状態を監視し、自車両が出庫/入庫の何れの状態であるかを把握でき、フォークリフト(作業車両)Fの作業時間を取得することができる。
表示コントローラ23は、表示器405の表示内容を制御する。表示器405は、例えば、液晶表示装置や有機EL表示装置等で構成され、種々の情報をグラフィック表示を混じえて表示することができる。
LED表示部403は、複数のLED(発光ダイオード)を内蔵し、CPU11の制御により各LEDを点灯、消灯、または点滅し、通信や動作の状態を表示することができる。
陸送ON/OFFボタンSW入力部31は、オペレータ等により操作され、手動操作による陸送モードのオンオフ切り替えに使用される。
速度/エンジン回転I/F12には、車速センサやエンジン回転数センサからそれぞれ速度パルスや回転パルスが入力される。速度/エンジン回転数I/F12は、入力された信号をCPU11の処理に適した信号に変換する。
外部入力I/F13は、外部装置をCPU11に接続するためのインタフェースであり、車載カメラ(撮影手段)CAM等が接続される。
センサ入力I/F14は、様々なセンサをCPU11に接続するためのインタフェースである。
センサ入力I/F14の入力には、エンジン温度を検知する温度センサ、燃料量を検知する燃料センサ、車両の加速度(G値)を感知するGセンサ、歪みセンサSN1(SN2、SN3)等の信号が入力される。
GPS受信部(GPSセンサ)202は、複数のGPS(Global Positioning System)衛星からの電波をGPSアンテナ202aで受信し、所定の計算処理を行って受信信号からフォークリフト(作業車両)Fの現在位置を表す緯度、経度の情報を取得する。これにより、フォークリフト(作業車両)Fの位置情報を取得することができる。
CAN_I/F16は、CAN(Controller Area Network)規格の通信ネットワークと接続するためのインタフェースである。CPU11は、車両上の通信ネットワークに接続されている様々な機器との間でCAN_I/F16を介して通信できる。実際には、速度、エンジン回転数、燃料量等の各種データの通信が行われる。
通信部24は、所定の無線通信インタフェースを内蔵しており、車両の外部との間で無線通信回線を利用して稼働データ等のデータ通信を行うことができる。
電源部25は、車両のバッテリなどから供給される電力に基づき、CPU11等が動作するために必要な安定した電圧(例えば+5[V])を生成し、イグニッションスイッチがオンの時にデジタルタコグラフDT1の各回路に電力を供給するようになっている。
そして、CPU11等で構成される判定手段302は、荷重検出手段201としての歪みセンサSN1(SN2、SN3)で検出された荷重情報および荷物位置検出手段101としての車載カメラCAMで検出された荷物P1(P2)の荷物位置情報に基づいて荷物位置および荷物量の少なくとも一方の修正の要否を判定する。
また、荷物位置および荷物量の少なくとも一方の修正が必要な場合には、表示器405による表示またはスピーカ404からの音声によって、その旨をオペレータに報知する。
即ち、例えば図10に示すように、表示器405に「荷崩れを起こさないように、荷物の位置を修正して下さい。」等の表示を行うと共に、スピーカ404から音声による報知を行う。
そして、これらの報知に基づいて、オペレータがフォーク部103に載置された荷物の位置を修正する、或いは荷物を降ろす等の作業を行うことにより、荷物の過重積載等を有効に抑制することができ、安全性や利便性を向上できる。
(荷役支援処理について)
次に、図11のフローチャートを参照して作業車両の荷役作業支援システムS1で実行される荷役支援処理の処理手順について説明する。
この処理が開始されると、まずステップS10で、走行検知枠c1、c2(図6等参照)の画像が移動したか否かが判定される。そして、判定結果が「No」の場合には待機し、「Yes」の場合にはステップS11に移行する。
ステップS11では、荷物検知枠a1〜a3(図6等参照)の画像が移動したか否かが判定される。そして、判定結果が「No」の場合にはステップS10に戻り、「Yes」の場合にはステップS12に移行して、積荷有りの判定を行う。
次いで、ステップS13では、フォーク部103における荷物の前後位置を計測して、ステップS14に移行する。
ステップS14では、歪みセンサSN1(SN2、SN3)の検出結果に基づいて荷物の重量を計測してステップS15に移行する。
ステップS15では、格納手段301に格納されているフォークリフトFにおける最大過重・許容過重と過重中心との関係のテーブルデータを参照してステップS16に移行する。
ステップS16では、ステップS13における荷物の前後位置の計測結果およびステップS14における荷物重量の計測結果と、最大過重・許容過重と過重中心との関係のテーブルデータの基準値とを比較する。そして、基準値を超えていないと判定した場合にはステップS10に戻る。一方、基準値を超えていると判定した場合にはステップS17に移行する。
ステップS17では、荷物位置修正の注意喚起を行う。具体的には上述のように、表示器405に「荷崩れを起こさないように、荷物の位置を修正して下さい。」等の表示を行うと共に、スピーカ404から音声による報知を行う。
次いで、ステップS18では、荷物位置が修正されたか否かが判定される。具体的には、荷物検知枠a1〜a3の荷物の画像が移動されたか、或いは歪みセンサSN1(SN2、SN3)による検知結果に変化があったか等により判定する。
そして、判定結果が「Yes」の場合にはステップS10に戻り、「No」の場合にはステップS19に移行する。
ステップS19では、規定に違反すると判定してステップS20に移行する。
ステップS20では、規定に違反する旨の警報を行うと共に、運行管理者への通知を行ってからステップS10に戻る。
このように、上述のような荷役支援処理を実行することにより、荷物の過重積載等を有効に抑制することができ、荷崩れや、車体転倒等の発生を未然に防止して安全性や利便性を向上することができる。
以上、本発明の作業車両の荷役作業支援システムを図示の実施形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、各部の構成は、同様の機能を有する任意の構成のものに置き換えることができる。
S1 作業車両の荷役作業支援システム
F フォークリフト(作業車両)
DT1 デジタルタコグラフ(車載器)
P1(P2) 荷物
101 荷物位置検出手段
CAM 車載カメラ(撮影手段)
102 駆動手段
103 フォーク部(荷物積載部)
201 荷重検出手段
SN1(SN2、SN3) 歪みセンサ
301 格納手段(記録手段)
302 判定手段
404 スピーカ(報知手段)
405 表示器(報知手段)
a1〜a3 荷物検知枠
c1、c2 走行検知枠

Claims (3)

  1. 作業車両の荷物積載部に載置された荷物の荷重検出手段と、
    前記荷物積載部における荷物の位置を検出する荷物位置検出手段と、
    前記荷重検出手段で検出された荷重情報および前記荷物位置検出手段で検出された荷物位置情報に基づいて荷物位置および荷物量の少なくとも一方の修正の要否を判定する判定手段と、
    前記判定手段による判定内容を報知する報知手段と、
    を備える作業車両の荷役作業支援システム。
  2. 前記荷物位置検出手段は、前記作業車両の荷物積載部に載置された荷物の画像を取得可能な撮影手段を備え、
    前記判定手段は、前記荷重情報および前記荷物の画像に基づいて荷物位置および荷物量の少なくとも一方の修正の要否を判定する請求項1に記載の作業車両の荷役作業支援システム。
  3. 前記荷重検出手段は、前記荷物積載部近傍または前記作業車両の車軸近傍に設けられる歪みセンサで構成される請求項1または請求項2に記載の作業車両の荷役作業支援システム。
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