JPH09134367A - マルチメディアデータ処理システム - Google Patents

マルチメディアデータ処理システム

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JPH09134367A
JPH09134367A JP7292467A JP29246795A JPH09134367A JP H09134367 A JPH09134367 A JP H09134367A JP 7292467 A JP7292467 A JP 7292467A JP 29246795 A JP29246795 A JP 29246795A JP H09134367 A JPH09134367 A JP H09134367A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
server
processing system
address
partial
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Pending
Application number
JP7292467A
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English (en)
Inventor
Hideaki Kikuchi
英明 菊池
Yoshio Suzuki
芳生 鈴木
Nobuo Hataoka
信夫 畑岡
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
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  • Computer And Data Communications (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】従来のマルチメディア情報検索サーバおよびク
ライアントにおけるマルチメディア情報処理方式では、
クライアントが要求するデータの他に不要なデータの送
受信も同時に行なわれ、利用者にとって必要以上に通信
量および通信時間を要している。 【解決手段】ディスプレイやスピーカなど、映像や音
声、文字などのマルチメディアデータを出力する出力手
段と、マウスやキーボードなどの入力手段と、ハードデ
ィスクやフロッピーディスクなどの記憶手段とを有する
マルチメディア情報機器において、前記出力手段に出力
することを目的としてデータを外部から取得する際に、
取得したいデータの範囲を示す座標値、時間、バイト数
などの部分データアドレスを入力手段より入力された情
報から生成する部分データアドレス生成手段を備えてい
る。ユーザが使用するマルチメディア情報機器の外部の
装置で部分データアドレスに対応する範囲のデータを抽
出しユーザ側機器でのデータ抽出処理の負荷を軽減する
ことを特徴とするマルチメディアデータ処理システム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、PDA(Personal Dig
ital Assistant)、ノートパソコンなどの携帯情報端末
や、パーソナルコンピュータ、ワークステーションなど
のマルチメディア端末を用いてクライアントサーバ装置
において、文字列や音声、映像などのマルチメディア情
報を検索および表示するマルチメディアデータ処理シス
テムを提供する。
【0002】
【従来の技術】WWW(World Wide Web)やMosaicに代表さ
れる従来のマルチメディア情報検索サーバおよびクライ
アントにおけるマルチメディア情報処理方式では、送受
信するデータの単位はばファイル単位のように大きい。
クライアントが要求するデータの他に不要なデータの送
受信も同時に行なわれ、利用者にとって必要以上に通信
量および通信時間を要するという問題があった。これに
対して、クライアントにおいてデータ受信中に受信した
データの冒頭の部分を表示することにより、必要以上の
通信時間による利用者のストレスを軽減する手法などが
実現されているが、実際のデータ通信量は削減されてい
ない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、利
用者の要求したデータ以外のデータの送受信も行なわれ
てしまい、利用者にとって必要以上に通信量および通信
時間を要する。そこで、本発明の目的は、クライアント
において要求したデータの位置情報をサーバに送信し、
サーバにおいて要求に応じたデータ抽出を行なうことに
より、データの通信量および通信時間を削減する。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明では映像、音声、文字情報からなるマルチ
メディアデータの出力手段と、マウスやキーボードなど
の入力手段と、ハードディスクやフロッピーディスクな
どの記憶手段と、前記出力手段に出力可能なデータの要
求情報を入力し、該要求情報に基づいて、取得したいデ
ータの範囲を示す座標値、時間、バイト数などの部分デ
ータアドレスを生成する部分データアドレス生成手段と
を備え、通信網を介して接続された外部の記憶装置に前
記部分データアドレスを送信して該アドレスに対応する
範囲のデータのみを抽出して上記出力手段に出力する。
【0005】他の形態としては、映像、音声、文字情報
からなるマルチメディアデータの出力手段と、マウスや
キーボードなどの入力手段と、ハードディスクやフロッ
ピーディスクなどの記憶手段と、前記出力手段に出力可
能でかつデータ全体中の一部分を構成する部分データの
要求情報の基づいて、該部分データのデータ全体におけ
る位置を示す座標値、時間、バイト数などの部分データ
アドレスを利用者の操作により入力された情報から生成
する部分データアドレス生成手段と、該部分データアド
レスとデータパスを含むデータ送信要求プロトコルを生
成するデータ送信要求プロトコル生成手段と、マルチメ
ディアデータ検索サーバ(以下、サーバ)に対して前記
データ送信要求プロトコルを送信するデータ送信要求プ
ロトコル送信手段と、サーバからデータを受信するデー
タ受信手段と、該データ受信手段により受信した部分デ
ータをメディアに応じた出力形式に変換する出力データ
生成手段と、を備えたマルチメディアデータ表示クライ
アント(以下、クライアント)と、クライアントから前
記データ送信要求プロトコルを受信するデータ送信要求
プロトコル受信手段と、データを検索するデータ検索手
段と、データをクライアントに送信するデータ送信手段
とを備えたサーバと、を有するマルチメディアデータ処
理システムにおいて、サーバに前記データ送信要求プロ
トコルに含まれる部分データアドレスに応じて部分デー
タを抽出するデータ抽出手段を有することにより、クラ
イアントにおける処理の負荷を軽減する。
【0006】上記の形態に加え、サーバ管理下のデータ
の複製を管理するサーバ(以下、中継サーバ)を有し、
クライアントは前記中継サーバにおいて要求するデータ
を取得する。
【0007】さらに、中継サーバにおいて、クライアン
トから前記データ送信要求プロトコルを受信するデータ
送信要求プロトコル受信手段と、データを検索するデー
タ検索手段と、前記データ送信要求プロトコルに含まれ
る部分データアドレスに応じて部分データを抽出するデ
ータ抽出手段を有する。
【0008】また、前記部分データアドレス生成手段
は、少なくともデータの格納位置情報および前記部分デ
ータアドレスが記述されたファイルから部分データアド
レスを取得するアドレス格納ファイル読み込み手段を備
えるか、もしくは、サーバに送信を要求すべきデータ領
域を示す部分データアドレスを生成するための前記ディ
スプレイに表示されたデータの領域情報を取得するデー
タ領域情報取得手段と及び該領域情報を前記部分データ
アドレスに変換する部分データアドレス変換手段とを備
える。
【0009】データ抽出手段は、前記データ検索手段に
より検索されたデータ、およびデータ送信要求プロトコ
ル受信手段で受信するデータ送信要求プロトコルに含ま
れる部分データアドレスを用いて、抽出するデータのメ
ディアを判定するメディア判定手段と、文字、静止画、
音声、動画などのメディア毎に部分データを抽出するメ
ディア抽出手段を有し、要求された領域のデータ抽出を
前記サーバで行なう。出力データ生成手段は、前記デー
タ受信手段において受信した部分データを既に取得して
いるデータに加えて既存データを更新するデータ更新手
段と、データをディスプレイやスピーカなどで出力する
形式に変換する出力形式変換手段を備える。
【0010】ディスプレイに表示されるデータの領域を
指定するマウスなどの位置入力手段と、該データの領域
情報を取得するデータ領域情報取得手段と、該データ領
域情報を前記部分データアドレスに変換する部分データ
アドレス変換手段と、少なくとも該部分データアドレス
をファイルに格納するアドレス格納手段を有することに
より、データの代わりにデータのアドレスを格納する。
【0011】ディスプレイにおいて、少なくとも、デー
タを表示するデータ表示領域と、該データ表示領域上で
範囲を指定する手段と、を備えたユーザインタフェース
において、該データ表示領域上で範囲を指定する。
【0012】サーバは、前記データ検索手段により検索
されたデータについて、前記クライアントの処理能力を
判断し、データ抽出を前記サーバで行なうか前記クライ
アントで行なうかの判定を行なう処理効率判定手段を前
記サーバに備え、クライアント・サーバ間のデータ通信
量およびクライアント・サーバにおける処理量を削減す
る。
【0013】クライアントおよびサーバは、格納するデ
ータを管理するエージェントを備え、エージェント間の
協調により、既に格納するデータを再度取得しないよう
に制御する。さらに中継サーバはにも、格納するデータ
を管理するエージェントを備え、エージェント間の協調
により、既に格納するデータを再度取得しないように制
御してもよい。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図を用いて実施例を詳細に
説明する。ここでは、特にマルチメディアデータ処理シ
ステムを実現する環境として、マルチメディア情報の表
示と編集の機能を持つパーソナルコンピュータ(以下、
PC)やワークステーション(以下、WS)などのマルチメ
ディア端末と、情報検索機能を持つサーバタイプの情報
処理装置の組み合わせにより構成されるクライアントサ
ーバ環境を想定して説明を行なう。
【0015】図1は、本発明のマルチメディアデータ処
理システムの一実施例を示す図である。図1において、
クライアント101はマルチメディアデータ処理システム
の利用者の端末において起動するプログラムもしくはそ
の端末装置を示す。サーバ102はマルチメディアデータ
の検索を行ないクライアント101に情報を提供するプロ
グラムもしくはその装置を示す。ここでは、サーバ10
1、クライアント102いずれもプログラムとして以下に説
明する。ディスプレイ103は、文字、静止画、動画など
を画像として出力する手段である。なお、ディスプレイ
103は、画像の出力の際に音声出力を伴うような場合に
は、スピーカを備えるか、スピーカに置き換えられう
る。入力手段104は、マウスなどの位置入力手段あるい
はキーボードなどの文字入力手段である。部分データア
ドレス生成手段111は、映像や音声、文字などのマルチ
メディアデータ内の範囲を示す部分データアドレスを生
成する手段である。ディスク106は、ハードディスクや
フロッピーディスクなどの記憶媒体である。データ検索
手段107は、データ格納領域からデータを検索する手段
である。データ抽出手段108は、データの部分抽出を行
なう手段である。
【0016】本発明が従来と異なる点は、クライアント
101において部分データアドレス生成手段105を設けてい
る点である。
【0017】図1において、クライアント101でディス
プレイ103に出力することを目的としてデータを外部か
ら取得する際に、取得したいデータの範囲を示す座標
値、時間、バイト数などの部分データアドレスを、部分
データアドレス生成手段105により生成する。生成され
た部分データアドレスを用いてデータの取得をサーバ10
2に要求することにより、クライアント101の取得要求範
囲をサーバ102に明確に伝達することが可能になる。そ
の結果、取得要求範囲を伝達することにより著作権を考
慮したデータ取得機構の実現が可能になる。また、あら
かじめクライアント101の外部で取得要求範囲のデータ
を抽出することを可能にし、その結果、前記クライアン
ト101におけるデータ抽出処理の負荷を軽減することを
可能にする。図2は、本発明のマルチメディアデータ処
理システムの一実施例を示す図である。図2において、
クライアント201はマルチメディアデータ処理システム
の利用者の端末において起動するプログラムもしくはそ
の端末装置を示す。サーバ202はマルチメディアデータ
の検索を行ないクライアント201に情報を提供するプロ
グラムもしくはその装置を示す。ここでは、サーバ20
1、クライアント202いずれもプログラムとして以下に説
明する。部分データアドレス生成手段211は、映像や音
声、文字などのマルチメディアデータ内の範囲を示す部
分データアドレスを生成する手段である。データ送信要
求プロトコル生成手段203は、マルチメディアデータの
格納位置情報や部分データアドレスを含むデータ送信要
求プロトコルを生成する手段である。データ送信要求プ
ロトコル送信手段204は、サーバに対して前記のデータ
送信要求プロトコルを送信する手段である。データ受信
手段205は、サーバから送信されたデータを受信する手
段である。出力データ生成手段206は、データ受信手段2
05によって受信したデータを、映像や音声、文字などの
出力するメディアに応じた出力形式に変換する手段であ
る。ディスプレイは、データを画面出力する手段であ
る。なお、図2では、出力データ生成手段の出力先とし
てディスプレイを示しているが、スピーカなど他の出力
手段を用いることも可能である。また、データ送信要求
プロトコル受信手段207は、クライアント201から送信さ
れたデータ送信要求プロトコルを受信する手段である。
データ検索手段208は、データ格納領域よりデータを検
索する手段である。データ抽出手段209は、データ送信
要求プロトコルに含まれる部分データアドレスに応じて
データの部分抽出を行なう手段である。データ送信手段
210は、データをクライアント201に送信する手段であ
る。
【0018】図2の実施例において、まず、クライアン
ト201は、部分データアドレス生成手段211において、利
用者の操作により入力された情報を用いて、部分データ
アドレスを生成する。ここで、部分データアドレスと
は、データ全体における部分的なデータの位置を示す座
標値、時間、バイトアドレスなどの値を示す。次に、デ
ータ送信要求プロトコル生成手段203において、送信を
要求するデータの格納位置情報や部分データアドレスを
含むデータ送信要求プロトコルを生成し、データ送信要
求プロトコル送信手段204においてサーバ202に送信す
る。このプロトコルをデータ送信要求プロトコル受信手
段207により受信したサーバ202は、プロトコルに含まれ
るデータの格納位置情報を用いてデータ検索手段208に
おいてデータを検索する。さらにデータ抽出手段209に
おいて、プロトコルに含まれる部分データアドレスに応
じたデータの抽出を行ない、抽出したデータをクライア
ント201に送信する。クライアント201は、サーバ202か
ら送信された部分的なデータをデータ受信手段205にお
いて受信し、出力データ生成手段206によってディスプ
レイに出力させる形式に変換し。ディスプレイに出力す
る。
【0019】以上の処理を行なうことにより、サーバ20
2はクライアント201の要求に応じた範囲のデータを提供
し、またクライアント・サーバ間のデータ通信コストを
削減することが可能となる。
【0020】図3は、本発明のマルチメディアデータ処
理システムの一実施例を示す図である。図3において、
クライアント301はマルチメディアデータ処理システム
の利用者の端末において起動するプログラムもしくはそ
の端末装置を示す。サーバ303はマルチメディアデータ
の検索を行ないクライアント301に情報を提供するプロ
グラムもしくはその装置を示す。ここでは、サーバ30
1、クライアント302いずれもプログラムとして以下に説
明する。中継サーバ302は、サーバ302と同様に、マルチ
メディアデータの検索を行ないクライアント301に情報
を提供するプログラムもしくはその装置を示す。ここで
は、クライアント301、サーバ303、中継サーバ302いず
れもプログラムとして以下に説明する。データ検索手段
304およびデータ検索手段306は、データ格納領域よりデ
ータを検索する手段である。
【0021】図3において、サーバ303管理下のデータ
の複製を管理する中継サーバ302において、サーバ303に
おけるデータ検索手段306によるデータ検索と同様のデ
ータ検索を行なうことができる。従って、クライアント
301は、中継サーバ302において要求するデータを取得
し、その結果、特に中継サーバ302がサーバ303よりもク
ライアント301に対して近距離にある場合、クライアン
ト301がデータを取得する際の通信コストを削減するこ
とを可能にする。
【0022】図4は、本発明のマルチメディアデータ処
理システムの一実施例を示す図である。図4において、
クライアント401はマルチメディアデータ処理システム
の利用者の端末において起動するプログラムもしくはそ
の端末装置を示す。サーバ402はマルチメディアデータ
の検索を行ないクライアント201に情報を提供するプロ
グラムもしくはその装置を示す。中継サーバ402は、サ
ーバ402と同様に、マルチメディアデータの検索を行な
いクライアント301に情報を提供するプログラムもしく
はその装置を示す。ここでは、クライアント401、サー
バ402、中継サーバ415いずれもプログラムとして以下に
説明する。部分データアドレス生成手段403は、映像や
音声、文字などのマルチメディアデータ内の範囲を示す
部分データアドレスを生成する手段である。データ送信
要求プロトコル生成手段404は、マルチメディアデータ
の格納位置情報や部分データアドレスを含むデータ送信
要求プロトコルを生成する手段である。ここで、図2と
異なる点として、マルチメディアの格納位置情報とし
て、実際にデータが格納されているサーバ402の位置情
報に加え、中継サーバ415の位置情報を用いる。データ
送信要求プロトコル送信手段405は、中継サーバ415に対
して前記のデータ送信要求プロトコルを送信する手段で
ある。データ受信手段406は、中継サーバ415から送信さ
れたデータを受信する手段である。出力データ生成手段
407は、データ受信手段206によって受信したデータを、
映像や音声、文字などの出力するメディアに応じた出力
形式に変換する手段である。なお、図4では、出力デー
タ生成手段の出力先としてディスプレイを示している
が、スピーカなど他の出力手段を用いることも可能であ
る。また、中継サーバ415において、データ送信要求プ
ロトコル受信手段408は、クライアント201から送信され
たデータ送信要求プロトコルを受信する手段である。デ
ータ検索手段409は、データ格納領域よりデータを検索
する手段である。データ抽出手段410は、データ送信要
求プロトコルに含まれる部分データアドレスに応じてデ
ータの部分抽出を行なう手段である。データ送信手段41
1は、データをクライアント401に送信する手段である。
また、サーバ402において、データ送信要求プロトコル
受信手段412は、中継サーバ415から送信されたデータ送
信要求プロトコルを受信する手段である。データ検索手
段413は、データ格納領域よりデータを検索する手段で
ある。データ送信手段414は、データをクライアント401
に送信する手段である。
【0023】本発明が従来と異なる点は、中継サーバ41
5においてデータ抽出手段410を設けている点である。
【0024】図4の実施例において、まず、クライアン
ト401は、部分データアドレス生成手段403において、利
用者の操作により入力された情報を用いて、前記の部分
データアドレスを生成する。次に、データ送信要求プロ
トコル生成手段404において、送信を要求するデータの
格納位置情報や部分データアドレスを含むデータ送信要
求プロトコルを生成し、データ送信要求プロトコル送信
手段405において中継サーバ415に送信する。このプロト
コルをデータ送信要求プロトコル受信手段408により受
信した中継サーバ415は、プロトコルに含まれるデータ
の格納位置情報を用いてデータ検索手段409においてデ
ータを検索する。そこで、中継サーバ415においてデー
タが検索された場合には、データ抽出手段410にデータ
を入力する。中継サーバ415てデータが検索されなかっ
た場合には、本来のデータの格納位置であるサーバ402
にデータ送信要求プロトコルを送信する。この場合、サ
ーバ402において、まず、データ送信要求プロトコル受
信手段412においてデータ送信要求プロトコルを受信
し、プロトコルに含まれるデータの格納位置情報を用い
てデータ検索手段413においてデータを検索する。さら
に、検索されたデータを中継サーバ415に送信する。デ
ータを受信した中継サーバ415は、データ検索手段409に
おいてデータが検索された場合と同様に、データ抽出手
段410にデータを入力する。さらにデータ抽出手段410に
おいて、プロトコルに含まれる部分データアドレスに応
じたデータの抽出を行ない、抽出したデータをクライア
ント401に送信する。クライアント401は、サーバ402か
ら送信された部分的なデータをデータ受信手段406にお
いて受信し、出力データ生成手段407によってディスプ
レイに出力させる形式に変換し。ディスプレイに出力す
る。
【0025】以上の処理を行なうことにより、中継サー
バ415はクライアント401の要求に応じた範囲のデータを
提供し、特に中継サーバ415がサーバ402よりも物理的に
近距離にあり、かつ、中継サーバ415が要求されたデー
タを既に格納している場合には、クライアント・サーバ
間のデータ通信コストを図2で示す実施例よりもさらに
削減することが可能となる。
【0026】図5は、図2のデータ送信要求プロトコル
生成手段203の一実施例を示す図である。図5におい
て、アドレス格納ファイル502は、データの格納位置情
報および前記の部分データアドレスを記述したファイル
である。アドレス格納ファイル読み込み手段501は、ア
ドレス格納ファイル502に記述された部分データアドレ
スを取得する手段である。
【0027】図5の実施例において、まず、アドレス格
納ファイル502に記述されたデータの格納位置情報の他
に要求すべきデータの部分データアドレスを、アドレス
格納ファイル読み込み手段501によって読み込み、部分
データアドレスを取得する。図6は、図2のデータ送信
要求プロトコル生成手段203の一実施例である。図6に
おいて、データ領域情報取得手段601は、データ中にお
ける出力すべきデータの領域情報を取得する手段であ
る。部分データアドレス生成手段602は、データ領域情
報取得手段601において取得されたデータ領域情報を、
要求するデータのデータ全体における位置を示すバイト
アドレスや時間、座標値などの値に変換する手段であ
る。
【0028】図6の実施例において、まず、データ領域
情報取得手段601により、利用者の入力などから、出力
すべきデータの範囲を示す領域情報を取得する。ここ
で、領域情報とは、例えばディスプレイに出力された文
字データの画像に対して、指定された領域の端点の座標
値などの値である。この場合、領域情報は、データを表
示する形式に応じて変化しうるため、必ずしもデータ内
のアドレスと一致しない。図2のサーバ202におけるデ
ータ抽出手段109においてデータ抽出を行なうために
は、バイトアドレスのように、データにおいて絶対的な
指標となる値を部分データアドレスとする必要が生じ
る。次に、プロトコル生成手段602によって、領域情報
を部分データアドレスに変換する。
【0029】図7は、図2のデータ抽出手段209の一実
施例を示す図である。図7において、データ送信要求プ
ロトコル受信手段207は、クライアント201から、送信を
要求するデータの領域情報を含むデータ送信要求プロト
コルをサーバ202において受信する手段である。データ
検索手段208は、プロトコルにおいて要求されたデータ
を検索する手段である。メディア判定手段701は、抽出
する対象となるデータのメディアを判定する手段であ
る。判定する方法としては、データ自身にメディアの種
類が記述されており、データにより判別する方法と、デ
ータ送信要求プロトコルに送信を要求するデータのメデ
ィアの種類を含む方法がある。どちらの場合でも、本実
施例に示すデータ抽出手段209は対処可能である。文字
データ抽出手段702は、バイトアドレスなどの部分デー
タアドレスに基づき文字データの該当領域を抽出する手
段である。静止画データ抽出手段703は、座標値などの
部分データアドレスに基づき静止画データの該当領域を
抽出する手段である。音声データ抽出手段704は、時間
などの部分データアドレスに基づき音声データの該当領
域を抽出する手段である。動画データ抽出手段705は、
時間あるいは座標値などの部分データアドレスに基づき
動画データの該当領域を抽出する手段である。データ送
信手段210は、データをクライアント201に送信する手段
である。
【0030】図7の実施例において、まず、データ送信
要求プロトコル受信手段207において、クライアント201
から送信されたデータ送信要求プロトコルを受信し、デ
ータ検索手段208において、プロトコルに含まれるデー
タの格納位置情報もしくはデータの検索条件に基づいて
データを検索する。次に、検索されたデータについて、
メディア判定手段701によって、データのメディアの種
類を判定する。メディア判定手段701によってデータが
文字データであると判定された場合には、文字データ抽
出手段702によって、プロトコルに含まれる部分データ
アドレスに該当する領域のデータを抽出する。静止画で
あると判定された場合には、静止画データ抽出手段703
によって、プロトコルに含まれる部分データアドレスに
該当する領域のデータを抽出する。音声であると判定さ
れた場合には、音声データ抽出手段704によって、プロ
トコルに含まれる部分データアドレスに該当する領域の
データを抽出する。動画であると判定された場合には、
動画データ抽出手段705によって、プロトコルに含まれ
る部分データアドレスに該当する領域のデータを抽出す
る。そして、抽出されたデータをデータ送信手段210に
よってサーバ202からクライアント201に送信する。この
ようにして、それぞれのメディアに応じて利用者端末に
おいて指定された領域のみを抽出して送信することによ
り、クライアント・サーバ間の通信コストを削減するこ
とが可能になる。
【0031】図8は、図2のデータ受信手段205の一実
施例を示す図である。図8において、データ受信手段20
5は、サーバ202から送信されたデータを受信する手段で
ある。データ更新手段801は、ディスプレイ画面上に現
在表示している既存データ803に、データ受信手段205に
よって受信した部分データを加えて更新する手段であ
る。出力形式変換手段802は、データ更新手段801により
更新されたデータを出力する形式に変換する手段であ
る。
【0032】図8の実施例において、まず、サーバ202
のデータ送信手段210から送信されたデータを、クライ
アント201のデータ受信手段206によって受信する。さら
に、現在ディスプレイ画面上に表示しているメモリ上の
既存データ803に対して、データ更新手段801により、受
信したデータを特定の位置に追加し、更新する。さらに
出力形式変換手段802によって、データを表示する画面
を再作成し、ディスプレイ画面上に出力する。
【0033】図9は、図2のマルチメディアデータ処理
方式およびその装置においてアドレス格納手段を加えた
一実施例を示す図である。図9において、データ領域情
報取得手段901は、データ中における出力すべきデータ
の領域情報を取得する手段である。部分データアドレス
生成手段902は、データ領域情報取得手段901において取
得されたデータ領域情報を、要求するデータのデータ全
体における位置を示すバイトアドレスや時間、座標値な
どの値に変換する手段である。アドレス格納ファイル90
4は、データの所在位置情報および表示すべきデータの
領域情報を記述したファイルである。アドレス格納手段
903は、領域情報をアドレス格納ファイル904に格納する
手段である。
【0034】図9の実施例において、まず、データ領域
情報取得手段901により、利用者の入力などから、出力
すべきデータの範囲を示す領域情報を取得する。ここ
で、領域情報とは、例えばディスプレイに出力された文
字データの画像に対して、指定された領域の端点の座標
値などの値である。この場合、領域情報は、データを表
示する形式に応じて変化しうるため、必ずしもデータ内
のアドレスと一致しない。図2のサーバ202におけるデ
ータ抽出手段209においてデータ抽出を行なうために
は、バイトアドレスのように、データにおいて絶対的な
指標となる値を部分データアドレスとする必要が生じ
る。次に、プロトコル生成手段902によって、領域情報
を部分データアドレスに変換する。つまり、ウインドウ
システムに固有の座標値などの表示領域情報から、文字
データにおけるバイトアドレスや動画におけるフレーム
番号などの部分データアドレスに変換する。
【0035】アドレス格納手段903は、部分データアド
レスをディスクなどの記憶媒体を用いて電子的なファイ
ルに格納する。こうすることにより、本実施例では、再
度このファイルを読み込むことにより、部分データアド
レスを用いたデータの部分的な取得を可能にする。
【0036】図10は、本発明のマルチメディアデータ
処理システムのユーザインタフェースの一実施例を示す
図である。図10において、原情報表示部1003は、図2
のサーバ201によって検索され、送信された原情報を表
示する領域である。編集情報表示部1006は、利用者端末
において編集し仮想的に格納した情報を表示する領域で
ある。指定領域1005は、編集情報表示部1006に表示する
ことあるいはその結果データを仮想的に格納することを
目的として、範囲を指定した際の領域である。図10の
実施例において、利用者は、原情報表示部1003に表示さ
れたデータのうち、指定領域1005で示した静止画の一部
の範囲を指定し、ドラッグアンドドロップ機能やカット
アンドペースト機能などのユーザインタフェースを用い
て指定領域1005を格納情報表示部1006に複写する。ただ
し、この際、ディスプレイ画面上、ユーザインタフェー
スとしては静止画データの指定領域の複写をしている
が、図9のアドレス格納手段903を用いる事により、デ
ータを格納する際には部分データアドレスのみを格納す
ることが本発明の特徴である。
【0037】図11は、図2のマルチメディアデータ処
理システムのユーザインタフェースの一実施例を示す図
である。図11において、現在の表示領域1101は、ディ
スプレイ画面上の動画データの表示領域である。指定さ
れた表示領域1102は、現在の表示領域を拡大するように
指定された領域である。全データのサイズ1103は、動画
データの本来のサイズである。
【0038】図11の実施例において、利用者はディス
プレイ画面上に表示された動画データに対して、現在の
表示領域1101を拡大するために、マウスなどの位置入力
手段を用いる。図11の指定された表示領域1102に領域
を指定する利用者の操作に対して、図9の部分データア
ドレス変換手段903によって、全データのサイズ1103に
対する指定された表示領域1102の比率を計算し、指定さ
れたデータの絶対的な位置を示すアドレスを取得でき
る。
【0039】図12は、図2のマルチメディアデータ処
理システムの構成に処理効率判定手段を加えた構成の一
実施例を示す図である。図12において、データ送信要
求プロトコル受信手段207は、クライアント201から、デ
ータの部分データアドレスを含むデータ送信要求プロト
コルをサーバ202において受信する手段である。データ
検索手段208は、プロトコルにおいて要求されたデータ
を検索する手段である。処理効率判定手段1201は、プロ
トコルにおいて検出されたクライアントの環境情報を用
いて、データ抽出をサーバ202で行なうかどうかの判定
を行なう手段である。データ抽出手段209は、部分デー
タアドレスに応じてデータの抽出を行なう手段である。
データ送信手段210は、データをクライアント201に送信
する手段である。
【0040】図12の実施例において、まず、データ送
信要求プロトコル受信手段207において、クライアント2
01から送信されたデータ送信要求プロトコルを受信し、
データ検索手段208において、プロトコルに含まれるデ
ータの格納位置情報もしくはデータの検索条件に基づい
てデータを検索する。次に、検索されたデータについ
て、処理効率判定手段1201において、プロトコルに含ま
れるクライアントの環境情報を用いて、クライアント・
サーバ間の通信、データ抽出などの処理の効率を計算す
る。処理効率を計算した結果、データ抽出をサーバ202
で行なう方がクライアント201で行なう場合よりも処理
効率が高いと判定された場合は、データ抽出手段209に
よってデータ抽出を行なった後に、データ送信手段210
によってデータを送信する。逆に、データ抽出をクライ
アント201で行なう方がサーバ202で行なう場合よりも処
理効率が高いと判定された場合は、データ送信手段210
によってデータを送信する。
【0041】図13は、図2のマルチメディアデータ処
理システムの一実施例を示す図である。図13におい
て、エージェント1301は、クライアント201においてデ
ータ1303の内容および更新日時などの属性値を評価し、
図2の部分データアドレス生成手段211やデータ送信要
求プロトコル生成手段203を制御する手段である。エー
ジェント1302は、サーバ202においてデータ1304の内容
および更新日時などの属性値を評価し、データ検索手段
208やデータ抽出手段209を制御する手段である。
【0042】図13において、エージェント1301は、デ
ータ1303の内容および更新日時などの属性値を評価し、
クライアント201において取得要求されたデータのう
ち、データ1303に含まれない部分のデータを新規に取得
するように、部分データアドレス生成手段211やデータ
送信要求プロトコル生成手段203を制御する。さらに、
図2のデータ送信要求プロトコル送信手段204によりデ
ータ送信要求プロトコルを受信したサーバ202におい
て、エージェント1302は、データ1304の内容および更新
日時などの属性値を評価し、クライアント201において
取得要求されたデータの更新日時などの属性値と比較す
る。この際、クライアント201において取得要求された
データをデータ1304に格納していれば、データ検索手段
208によりデータ検索を行なう。しかし、クライアント2
01において取得要求されたデータがデータ1304に格納さ
れていない場合、あるいはデータ1303における更新日時
などの属性値とデータ1304における更新日時などの属性
値が異なる場合には、クライアント201において取得要
求されたデータ以外のデータも更新する必要がある。従
って、クライアント201において取得要求されたデータ
以外のデータを、データ検索手段208により検索し、デ
ータ送信手段210によりクライアント201に送信する。こ
のようにして、クライアント201とサーバ202が備えるエ
ージェントは、それぞれの母体の状態をもとに、エージ
ェント間で協調し、効率的な処理を行なう。なお、エー
ジェントの形態として、上記に示した形態の他に、エー
ジェント自体がクライアント201とサーバ202間で通信さ
れ、相互に情報提供を行ない、共通の問題解決を行なう
形態がある。
【0043】図14は、図4のマルチメディアデータ処
理システムの一実施例を示す図である。図14におい
て、エージェント1401は、クライアント401においてデ
ータ1404の内容および更新日時などの属性値を評価し、
図4の部分データアドレス生成手段403やデータ送信要
求プロトコル生成手段404を制御する手段である。エー
ジェント1402は、サーバ415においてデータ1405の内容
および更新日時などの属性値を評価し、データ検索手段
409やデータ抽出手段410を制御する手段である。サーバ
402においてデータ1406の内容および更新日時などの属
性値を評価し、データ検索手段413を制御する手段であ
る。
【0044】図14において、エージェント1401、エー
ジェント1402、およびエージェント1403は、図13の場
合と同様に、それぞれの母体の状態をもとに、エージェ
ント間で協調し、効率的な処理を行なう。なお、エージ
ェントの形態として、上記に示した形態の他に、エージ
ェント自体がクライアント401、サーバ402、および中継
サーバ415間で通信され、相互に情報提供を行ない、共
通の問題解決を行なう形態がある。
【0045】
【発明の効果】ディスプレイやスピーカなど、映像や音
声、文字などのマルチメディアデータを出力する出力手
段と、マウスやキーボードなどの入力手段と、ハードデ
ィスクやフロッピーディスクなどの記憶手段とを有する
マルチメディア情報機器において、前記出力手段に出力
することを目的としてデータを外部から取得する際に、
取得したいデータの範囲を示す座標値、時間、バイト数
などの部分データアドレスを入力手段より入力された情
報から生成する部分データアドレス生成手段を備えるこ
とにより、あらかじめ前記マルチメディア情報機器の外
部で前記部分データアドレスに対応する範囲のデータを
抽出することを可能にし、その結果、前記マルチメディ
ア情報機器におけるデータ抽出処理の負荷を軽減するこ
とを可能にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】マルチメディアデータ処理システムの全体構成
図。
【図2】マルチメディアデータ処理システムの処理ブロ
ック図。
【図3】マルチメディアデータ処理システムの全体構成
図。
【図4】マルチメディアデータ処理システムの処理ブロ
ック図。
【図5】部分データアドレス生成手段の一実施例。
【図6】部分データアドレス生成手段の一実施例。
【図7】データ抽出手段の一実施例。
【図8】出力データ生成手段の一実施例。
【図9】アドレス格納手段の一実施例。
【図10】本発明の表示画面例。
【図11】本発明の表示画面例。
【図12】処理効率判定手段の構成図。
【図13】マルチメディアデータ処理システムの全体構
成図。
【図14】マルチメディアデータ処理システムの全体構
成図。
【符号の説明】
101…クライアント、102…サーバ、103…ディスプレ
イ、104…入力手段、105…部分データアドレス生成手
段、106…ディスク、107…データ検索手段、108…デー
タ抽出手段。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】映像、音声、文字情報からなるマルチメデ
    ィアデータの出力手段と、マウスやキーボードなどの入
    力手段と、ハードディスクやフロッピーディスクなどの
    記憶手段と、前記出力手段に出力可能なデータの要求情
    報を入力し、該要求情報に基づいて、取得したいデータ
    の範囲を示す座標値、時間、バイト数などの部分データ
    アドレスを生成する部分データアドレス生成手段とを備
    え、通信網を介して接続された外部の記憶装置に前記部
    分データアドレスを送信して該アドレスに対応する範囲
    のデータのみを抽出して上記出力手段に出力することを
    特徴とするマルチメディアデータ処理システム。
  2. 【請求項2】映像、音声、文字情報からなるマルチメデ
    ィアデータの出力手段と、マウスやキーボードなどの入
    力手段と、ハードディスクやフロッピーディスクなどの
    記憶手段と、前記出力手段に出力可能でかつデータ全体
    中の一部分を構成する部分データの要求情報の基づい
    て、該部分データのデータ全体における位置を示す座標
    値、時間、バイト数などの部分データアドレスを利用者
    の操作により入力された情報から生成する部分データア
    ドレス生成手段と、該部分データアドレスとデータパス
    を含むデータ送信要求プロトコルを生成するデータ送信
    要求プロトコル生成手段と、マルチメディアデータ検索
    サーバ(以下、サーバ)に対して前記データ送信要求プ
    ロトコルを送信するデータ送信要求プロトコル送信手段
    と、サーバからデータを受信するデータ受信手段と、該
    データ受信手段により受信した部分データをメディアに
    応じた出力形式に変換する出力データ生成手段と、を備
    えたマルチメディアデータ表示クライアント(以下、ク
    ライアント)と、クライアントから前記データ送信要求
    プロトコルを受信するデータ送信要求プロトコル受信手
    段と、データを検索するデータ検索手段と、データをク
    ライアントに送信するデータ送信手段とを備えたサーバ
    と、を有するマルチメディアデータ処理システムにおい
    て、サーバに前記データ送信要求プロトコルに含まれる
    部分データアドレスに応じて部分データを抽出するデー
    タ抽出手段を有することにより、クライアントにおける
    処理の負荷を軽減することを特徴とするマルチメディア
    データ処理システム。
  3. 【請求項3】請求項2記載のマルチメディアデータ処理
    システムにおいて、前記サーバ管理下のデータの複製を
    管理するサーバ(以下、中継サーバ)を有し、前記クラ
    イアントは前記中継サーバにおいて要求するデータを取
    得することを特徴とマルチメディアデータ処理システ
    ム。
  4. 【請求項4】請求項2記載のマルチメディアデータ処理
    システムにおいて、前記サーバ管理下のデータの複製を
    管理するサーバ(以下、中継サーバ)において、クライ
    アントから前記データ送信要求プロトコルを受信するデ
    ータ送信要求プロトコル受信手段と、データを検索する
    データ検索手段と、前記データ送信要求プロトコルに含
    まれる部分データアドレスに応じて部分データを抽出す
    るデータ抽出手段を有することを特徴とするマルチメデ
    ィアデータ処理システム。
  5. 【請求項5】請求項2記載のマルチメディアデータ処理
    システムにおいて、前記部分データアドレス生成手段
    は、少なくともデータの格納位置情報および前記部分デ
    ータアドレスが記述されたファイルから部分データアド
    レスを取得するアドレス格納ファイル読み込み手段を備
    えることを特徴とするマルチメディアデータ処理システ
    ム。
  6. 【請求項6】請求項2記載のマルチメディアデータ処理
    システムにおいて、前記部分データアドレス生成手段
    は、サーバに送信を要求すべきデータ領域を示す部分デ
    ータアドレスを生成するための前記ディスプレイに表示
    されたデータの領域情報を取得するデータ領域情報取得
    手段と、該領域情報を前記部分データアドレスに変換す
    る部分データアドレス変換手段と、を有することを特徴
    とするマルチメディアデータ処理システム。
  7. 【請求項7】請求項2記載のマルチメディアデータ処理
    システムにおいて、前記データ抽出手段は、前記データ
    検索手段により検索されたデータ、および前記データ送
    信要求プロトコル受信手段で受信するデータ送信要求プ
    ロトコルに含まれる部分データアドレスを用いて、抽出
    するデータのメディアを判定するメディア判定手段と、
    文字、静止画、音声、動画などのメディア毎に部分デー
    タを抽出するメディア抽出手段を有し、要求された領域
    のデータ抽出を前記サーバで行なうことを特徴とするマ
    ルチメディアデータ処理システム。
  8. 【請求項8】請求項2記載のマルチメディアデータ処理
    システムにおいて、前記出力データ生成手段は、前記デ
    ータ受信手段において受信した部分データを既に取得し
    ているデータに加えて既存データを更新するデータ更新
    手段と、データをディスプレイやスピーカなどで出力す
    る形式に変換する出力形式変換手段を備えることを特徴
    とするマルチメディアデータ処理システム。
  9. 【請求項9】請求項2記載のマルチメディアデータ処理
    システムにおいて、前記ディスプレイに表示されるデー
    タの領域を指定するマウスなどの位置入力手段と、該デ
    ータの領域情報を取得するデータ領域情報取得手段と、
    該データ領域情報を前記部分データアドレスに変換する
    部分データアドレス変換手段と、少なくとも該部分デー
    タアドレスをファイルに格納するアドレス格納手段を有
    することにより、データの代わりにデータのアドレスを
    格納することを特徴とするマルチメディアデータ処理シ
    ステム。
  10. 【請求項10】請求項2または8記載のマルチメディア
    データ処理システムにおいて、前記ディスプレイにおい
    て、少なくとも、データを表示するデータ表示領域と、
    該データ表示領域上で範囲を指定する手段と、を備えた
    ユーザインタフェースにおいて、該データ表示領域上で
    範囲を指定することを特徴とするマルチメディアデータ
    処理システム。
  11. 【請求項11】請求項2記載のマルチメディアデータ処
    理システムにおいて、前記サーバは、前記データ検索手
    段により検索されたデータについて、前記クライアント
    の処理能力を判断し、データ抽出を前記サーバで行なう
    か前記クライアントで行なうかの判定を行なう処理効率
    判定手段を前記サーバに備え、クライアント・サーバ間
    のデータ通信量およびクライアント・サーバにおける処
    理量を削減することを特徴とするマルチメディアデータ
    処理システム。
  12. 【請求項12】請求項2記載のマルチメディアデータ処
    理システムにおいて、前記クライアントおよび前記サー
    バは、格納するデータを管理するエージェントを備え、
    エージェント間の協調により、既に格納するデータを再
    度取得しないように制御することを特徴とするマルチメ
    ディアデータ処理システム。
  13. 【請求項13】請求項4記載のマルチメディアデータ処
    理システムにおいて、前記クライアント、前記サーバ、
    および前記中継サーバは、格納するデータを管理するエ
    ージェントを備え、エージェント間の協調により、既に
    格納するデータを再度取得しないように制御することを
    特徴とするマルチメディアデータ処理システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005048117A1 (ja) * 2003-11-13 2005-05-26 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. コンテンツ配信システム、コンテンツサーバ、コンテンツ受信装置、コンテンツ配信方法、プログラム及び記録媒体
KR100618887B1 (ko) * 2005-02-04 2006-09-01 삼성전자주식회사 멀티미디어 파일의 데이터 입출력 제어 방법 및 장치

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