JPH09134213A - プラント状態可視化システム - Google Patents

プラント状態可視化システム

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JPH09134213A
JPH09134213A JP28992095A JP28992095A JPH09134213A JP H09134213 A JPH09134213 A JP H09134213A JP 28992095 A JP28992095 A JP 28992095A JP 28992095 A JP28992095 A JP 28992095A JP H09134213 A JPH09134213 A JP H09134213A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plant
simulation
model
state
correction
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP28992095A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuki Komatsu
泰樹 小松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP28992095A priority Critical patent/JPH09134213A/ja
Publication of JPH09134213A publication Critical patent/JPH09134213A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、可視化されないプラントの内部状態
を可視化することができるプラント状態可視化システム
を提供する。 【解決手段】プラント操作・監視システムよりデータを
受け取ると、計算機6のシミュレーション補正モデル7
によりプラントシミュレーションモデル8のプラント状
態推定モデルを補正し、該補正結果を再シミュレーショ
ンすることで、実プラントの検出器で検出されず運転員
が見ることのできないプラント状態のプロセス値を生成
し、これらプロセス値を視覚化装置9に表示している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、産業用プラントに
おいて、可視化されないプラントの内部状態を運転員に
可視化するためのプラント状態可視化システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、産業用プラントの運転状態につい
ては、検出器などが検知しているプロセスパラメータ値
の確認は可能であるが、プラントの内部状態、例えばボ
イド率や沸騰開始点などのプロセス値などの確認はほと
んど不可能であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようなプ
ラント内部から得られるパラメータは、プラント運転に
おける操作および監視の上で有効なものであり、表示さ
せる必要性が強いものであった。
【0004】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、可視化されないプラントの内部状態を可視化するこ
とができるプラント状態可視化システムを提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
プラント実データを受け取ると、該データによりプラン
ト状態推定モデルを補正するとともに、該補正結果を再
シミュレーションすることで、実プラントの検出器で検
出されず運転員が見ることのできないプラント状態のプ
ロセス値を生成し、これらプロセス値を表示可能にして
いる。この結果、請求項1記載の発明によれば、運転員
には通常見れないパラメータを可視化でき、運転員に監
視上有利なパラメータを提供できる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面に従い説明する。図1は、本発明が適用されるプラン
ト状態可視化システムの概略構成を示している。図にお
いて、1はプラント操作・監視システムで、このプラン
ト操作・監視システム1では、プラントパラメータや運
転員によるスイッチ操作信号を生成して出力するもので
ある。
【0007】このプラント操作・監視システム1には、
プラントパラメータ入力インターフェイス2、操作入力
インターフェイス3を介して計算機4を接続している。
プラントパラメータ入力インターフェイス2は、プラン
ト操作・監視システム1から取り込んだプラントパラメ
ータを計算機4に送り、操作入力インターフェイス3
は、プラント操作・監視システム1での運転員のスイッ
チ操作信号を計算機4に送るようにしていて、計算機4
には、これらインターフェイス2、3からのデータが周
期的に転送されるようになっている。
【0008】計算機4は、境界条件入力インターフェイ
スタスク5とプラント状態推定モデルタスク6を有して
いる。境界条件入力インターフェイスタスク5は、プラ
ント操作・監視システム1から転送されるデータを受け
るもので、ここで受けたデータをプラント状態推定モデ
ルタスク6に送るようにしている。
【0009】プラント状態推定モデルタスク6は、シミ
ュレーション補正モデル7とプラントシミュレーション
モデル8を有していて、シミュレーション補正モデル7
は、周期的に境界条件入力インターフェイスタスク5か
ら転送されてくるプラントパラメータやスイッチ操作信
号のデータを受け取ると、これらデータによりプラント
シミュレーションモデル8のプラント状態推定モデルの
計算値を補正する。そして、プラントシミュレーション
モデル8で、この補正結果を再シミュレーションするこ
とで、実プラントの検出器で検出されず運転員が見るこ
とのできないプラント状態のプロセス値を生成するよう
にしている。
【0010】また、プラントシミュレーションモデル8
には、ディスプレイなどの視覚化装置9を接続し、プラ
ントシミュレーションモデル8で計算されたプラント状
態のプロセス値(例えば、ボイド率や沸点開始点など)
を視覚化装置9に表示させ、運転員にプラント内部を可
視化するようにしている。
【0011】次に、以上のようにした実施の形態の動作
を説明する。この場合、プラント操作・監視システム1
からプラントパラメータ入力インターフェイス2を介し
てプラントパラメータが取り込まれ、また、操作入力イ
ンターフェイス3を介して運転員によるスイッチ操作信
号が取り込まれると、これらデータは、周期的に計算機
4に転送される。
【0012】計算機4では、これら転送データを境界条
件入力インターフェイスタスク5で受けとると、ここで
受けたデータをプラント状態推定モデルタスク6に送
り、シミュレーション補正モデル7によりプラントシミ
ュレーションモデル8のプラント状態推定モデルの計算
値を補正し、さらにこのプラントシミュレーションモデ
ル8で、再シミュレーションを行うことにより、実プラ
ントの検出器で検出されず運転員が見ることのできない
プラント状態のプロセス値を生成する。そして、プラン
トシミュレーションモデル8で生成された各プロセス値
を、視覚化装置9において表示する。
【0013】図2は、このような計算機4での処理プロ
セスをフローチャートで示したものである。この場合、
プラント状態推定モデルタスク6中のプラントシミュレ
ーションモデル8は、プラント状態のシミュレーション
を定期的に行っているものとする。まず、ステップ20
1で、プラント状態のシミュレーションの実行が指示さ
れると、ステップ202で、シミュレーションの補正タ
イミングになったかを判断する。ここで、シミュレーシ
ョンの補正タイミングになっていなければ、次のシミュ
レーションの実行を待つようになる。
【0014】一方、ステップ202で、シミュレーショ
ンの補正タイミングになったと判断すると、ステップ2
03で、シミュレーション補正モデル7は、境界条件入
力インターフェイスタスク5を介して転送されてくるプ
ラントパラメータおよびスイッチ操作信号を受取り、こ
れらをプラントシミュレーションモデル8の所定のメモ
リ領域に置いてプラント状態推定計算値を補正する。
【0015】そして、ステップ204で、プラントシミ
ュレーションモデル8により、これらの補正結果を各パ
ラメータが収束するまで再シミュレーションを行うこと
により、実プラントの検出器で検出されず運転員が見る
ことのできないプラント状態のプロセス値を生成する。
【0016】図3および図4は、このようなシミュレー
ション計算での補正方法を具体的に説明するものであ
る。この場合、図3は、通常のシミュレーション計算の
場合で、かかるシミュレーション状態での各パラメータ
をノード14〜16で示し、また、物理計算プロセスを
リンクとして矢印17〜20で示している。
【0017】ここで、リンク矢印17〜20の持つ意味
は、リンク下流のパラメータを用いてリンク上流の矢印
のパラメータを物理計算で算出するという意味である。
しかして、プラントシミュレーションモデル8では、こ
のようなノード14〜16とリンク矢印17〜20から
なる構造で、通常のシミュレーション計算を行っている
が、シミュレーションの補正のタイミングがくると、シ
ミュレーションの状態が図4に示すようになる。
【0018】この場合、点線で示すリンク矢印17´〜
20´は、物理計算の休止を示し、実線で示す境界リン
ク21、22は、シミュレーション補正モデル7の強制
入力による補正動作を示している。
【0019】そして、シミュレーション補正モデル7に
よる補正が終了すると、図3の構成に戻って再びシミュ
レーションの収束実行が計算される。従って、これら図
3と図4のシミュレーション状態を繰り返すことによ
り、実プラントの検出器で検出されず運転員が見ること
のできないプラント状態のプロセス値が生成されるよう
になる。
【0020】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、従
来、運転員の頭の中で想像していた運転員が通常見れな
いパラメータを可視化するようにできるので、運転員の
負担軽減や運転操作などの対応における運転過誤などの
防止に大いに役立てることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の概略構成を示す図。
【図2】一実施の形態の計算機上での処理プロセスを示
す図。
【図3】一実施の形態のシミュレーション計算での補正
方法を説明する図。
【図4】一実施の形態のシミュレーション計算での補正
方法を説明する図。
【符号の説明】
1…プラント操作・監視システム、 2…プラントパラメータ入力インターフェイス、 3…操作入力インターフェイス、 4…計算機、 5…境界条件入力インターフェースタスク、 6…プラント状態推定モデルタスク、 7…シミュレーション補正モデル、 8…プラントシミュレーションモデル、 9…視覚化装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラント実データを受け取ると、該デー
    タによりプラント状態推定モデルを補正するとともに、
    該補正結果を再シミュレーションすることで、実プラン
    トの検出器で検出されず運転員が見ることのできないプ
    ラント状態のプロセス値を生成し、これらプロセス値を
    表示可能にしたことを特徴とするプラント状態可視化シ
    ステム。
JP28992095A 1995-11-08 1995-11-08 プラント状態可視化システム Withdrawn JPH09134213A (ja)

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Effective date: 20030204