JPH1023107A - 通信シミュレータ及び通信シミュレート方法 - Google Patents

通信シミュレータ及び通信シミュレート方法

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JPH1023107A
JPH1023107A JP8173158A JP17315896A JPH1023107A JP H1023107 A JPH1023107 A JP H1023107A JP 8173158 A JP8173158 A JP 8173158A JP 17315896 A JP17315896 A JP 17315896A JP H1023107 A JPH1023107 A JP H1023107A
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Yukiko Tanaka
由紀子 田中
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Abstract

(57)【要約】 【課題】通信装置間の通信の接続性を検証するために、
通信シミュレータを用い実際の装置間の通信データを収
集し、その後予め定義した手順に沿って通信データを送
信する手法が行われている。通信プロトコル適合性の検
証は時間的な要素を加味した処理の検証が大半を占めて
おり、実環境と同様な時間的な要素を含む通信プロトコ
ルシミュレート方法が望まれている。 【解決手段】各装置の通信データを通信モニタ手段13
で実施する際に、通信データ受信時の受信時刻データを
取得・保持し、通信シミュレータ手段15で通信のシミ
ュレートを実行する際には、保持していた受信時刻デー
タから通信データの送信時間を決定して、そのタイミン
グで検証対象装置2に対して通信データを送信し、実装
置と同様な時間的な要素を含む通信プロトコルシミュレ
ートを実施する。

Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】本発明は通信シミュレータお
よび方法に関し、特にタイミング制御機能を付加した通
信シミュレート方法に関する。
【0001】
【従来の技術】他の装置との通信を行う装置において、
装置間の通信の接続性を検証するためには、実際の相手
装置と同等の環境下で、受信した通信データの処理や送
信データの処理を検証する必要がある。しかし実際の装
置の使用が困難な場合は、代わりに通信シミュレータ
(または通信プロトコルモニタ装置)を使用して実際の
装置間の通信データを収集し、その後予め定義した手順
に沿って通信シミュレータから通信データを送信する手
法が行われている。
【0002】例えば、特開平3ー155245号公報に
は以下のようなプロトコルアナライザ装置(通信シミュ
レート装置)が開示されている。
【0003】まずこの公報に記載されたプロトコルアナ
ライザ装置は、複数の装置間の通信手順をモニタするモ
ニタ手段と、モニタ手段でモニタした通信手順データを
記憶する記憶手段と、記憶手段での記憶データに基づい
て各装置の動作をシュミレートしモニタした通信手順を
再現する通信手順再現手段から構成されている。
【0004】また通信データをモニタする場合は、装置
群と検証対象装置との間に、上記手段を備えたプロトコ
ルアナライザを接続する。モニタ手段で、複数の装置間
の通信データを受信すると、通信の方向、受信時間、デ
ータ長、手順データを一式として記憶手段に保存する。
上記手続をモニタの終了指示があるまで繰り返す。
【0005】検証対象装置に対して通信データのシミュ
レートをするときは、まずプロトコルアナライザ装置と
検証対象装置とを接続し両者を起動させる。次に記憶手
段からモニタ手段によって保存された情報を読出す。読
み出された情報のうち、通信の方向の情報が検証対象装
置からのデータを示す場合は、検証対象装置からの通信
データの受信待ちとなり、受信後、記憶手段の手順デー
タとの比較を行う。通信の方向の情報が検証対象装置へ
のデータを示す場合は、通信データを送信する。上記を
記憶手段に保存されたデータ分繰り返す。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、各装置間の通
信処理では、例えば通信相手となる装置に通信データを
送信した後、無応答タイマ値として定義されたタイマ時
間を最大として相手装置からの応答を待ち、そのタイマ
時間を経過しても相手装置から応答がない場合再送が必
要と判定し、再送を実施するなど、時間的な要素を含め
た通信処理の実現が不可欠となっている。
【0007】また、通信プロトコルの複雑化や通信相手
となる装置数の増大によって、通信プロトコル適合性の
検証の大半が時間的な要素を加味した処理の検証であ
る。
【0008】しかしながら、上記従来例では、時間的な
要素まで含めた通信プロトコル適合性の検証ができなか
った。その理由は、検証対象装置に対して、モニタした
順序に従って通信データを送受信することはできるが、
検証対象装置に対して通信方向を見て通信データを送信
するだけの仕組みとなっているため、検証対象装置の通
信相手となる装置が実際に通信する際に必要とする処理
時間や各種タイマ時間などの要素を考慮したシミュレー
トができなかったためである。
【0009】本発明の目的は、タイミング制御機能を付
加することにより、実際の装置と同様なタイミングで通
信プロトコル適合性の検証を行うことのできる通信シミ
ュレータおよび方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の通信シミュレー
タは、まず装置間または装置とネットワーク網との間の
通信をモニタする通信モニタ手段と、通信モニタ手段が
モニタした通信データを記憶する記憶手段と、前記通信
データに基づき通信をシミュレートする通信シミュレー
ト手段とを備え、さらに対象装置への送信時間算出手段
を備えている。
【0011】また本発明の通信シミュレート方法は、各
装置の通信データをモニタする際に、その受信時刻デー
タを取得、保持し、通信のシミュレートを実行する際に
は保持していた受信時刻のデータから通信データの送信
時間を算出して、そのタイミングで検証対象装置に対し
て通信データを送信する。
【0012】本発明は、モニタした受信時刻からシミュ
レータからデータを送信する送信時間を算出して、シミ
ュレート時のタイミングをとることにより、実際の装置
と同様なタイミングで、シミュレートを行うことができ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0014】まず図1を参照して本発明の通信シミュレ
ート装置の構成例を説明する。図1は、複数の通信装置
を接続可能なネットワーク網3と、プロトコル適合性の
検証対象装置である通信装置2とが接続し、ネットワー
ク網3と通信装置2の間の通信データをモニタし通信装
置2に対する通信シミュレートを実行する通信シミュレ
ータ1を示している。
【0015】通信シミュレータ1は、通信装置2とのイ
ンタフェース機能を有する通信送受信手段11と、通信
装置2とネットワーク網3との通信をモニタする通信モ
ニタ手段13と、現在時刻の管理をする時刻管理手段1
2と、通信モニタ手段13がモニタした情報が書き込ま
れるモニタ情報格納領域14と、通信シミュレータ手段
15と、通信シミュレータ手段15が作成する情報を記
憶するシミュレータ情報格納領域16と、送信時間算出
手段17と、入力装置18と、出力装置19を備えてい
る。
【0016】通信送受信手段11は、通信モニタ手段1
3またはシミュレータ動作実施手段手順152からの指
示により、通信装置2とネットワーク網3間の通信デー
タの受信を開始し、通信モニタ手段13へ通信データと
通信データ長を渡す。また、シミュレータ動作実施手段
152から指定された通信データを通信装置2へ送信す
る。
【0017】時刻管理手段12は、現在時刻の管理を
し、通信モニタ手段13へ現在時刻を知らせる。また、
予め通信シミュレータ手段15によって指定された時間
経過後、通信シミュレータ手段15に指定時間が経過し
たことを通知する。
【0018】通信モニタ手段13は、通信送受信手段1
1から通信データと通信データ長を受け取る毎に以下の
ステップを実施する。
【0019】時刻管理手段12から取得した現在時刻を
モニタ情報格納領域14の受信時刻データ141に書き
込む。また、渡された通信データを基に通信元アドレ
ス、通信先アドレスを特定し、通信モニタ情報格納領域
14の通信元アドレス142、通信先アドレス143に
書き込む。また、渡された通信データと通信データ長
を、モニタ情報格納領域14の通信データ長144、通
信データ145に書き込む。
【0020】以上のステップは、入力装置18で終了指
示があるまで継続される。また、通信モニタ手段13
は、入力装置18からの指示により、モニタ情報格納領
域14を読出し、出力装置19への出力を行う。
【0021】モニタ情報格納領域14は、図2に示す様
に、受信した時刻を格納する受信時刻データ141、受
信した通信データの通信元アドレスを示す通信元アドレ
ス142、受信した通信データの通信先アドレスを示す
通信先アドレス143、受信した通信データのデータ長
を示す通信データ長144、受信した通信データを示す
通信データ145の組合せが1レコードとして構成さ
れ、通信情報モニタ手段13から時系列で書き込まれ
る。なお、全レコードが同一の順序で構成されていれ
ば、モニタ情報格納領域14の1レコード内の各データ
の順序性については、特に本発明では限定しない。
【0022】通信シミュレータ手段15は、シミュレー
タ情報作成手段151と、シミュレータ動作実施手段1
52、シミュレータ結果確認手段153とを備えてい
る。
【0023】シミュレータ情報作成手段151に対し
て、入力装置18から検証対象装置が指定される。本実
施の形態では、入力装置18から検証対象装置として、
通信装置2が指定される。また、入力装置18からの入
力により、モニタ情報格納領域14の中から部分的なシ
ミュレータ情報を作成可能にするために、モニタ情報格
納領域14の読出し開始アドレス(読み出しポイン
タ)、読出し終了アドレスが指定される。
【0024】シミュレータ情報作成手段151は、モニ
タ情報格納領域14の読出し開始アドレスから読出し終
了アドレスまで読出した全レコードの情報から、通信元
アドレス142と通信先アドレス143が検証対象装置
である通信装置2を示すレコードのみを抽出し、抽出し
たレコードの情報をシミュレータ情報格納領域16に書
き込む。すなわち、受信時刻データ141を受信時刻デ
ータ161に、通信元アドレス142を通信元アドレス
162に、通信先アドレス143を通信先アドレス16
3に、通信データ長144を通信データ長166に、通
信データ145を通信データ167に、それぞれ書き込
む。
【0025】また、シミュレータ情報作成手段151
は、シミュレータ情報格納領域16の通信元アドレス1
62、通信先アドレス163から、シミュレータの送
信、受信動作の区別を判定し、送受区別データ164へ
送信、受信を示す情報を書き込む。このとき、シミュレ
ータから通信装置2へデータを送る場合を送信、シミュ
レータが通信装置2からデータを受ける場合を受信とす
る。
【0026】さらに、シミュレータ情報作成手段151
は、シミュレータ情報格納領域16の全レコードの中か
ら、送受区別データ164が送信(ネットワーク網3か
ら装置2へ)を示すレコードについて、該当のレコード
とシミュレータ情報格納領域16でその1つ前のレコー
ドのそれぞれの受信時刻(通信モニタ手段13がモニタ
時に受信した時刻)である受信時刻データ161を送信
時間算出手段17へ通知する。その後、送信時間算出手
段17が算出した送信時間データを受取り、シミュレー
タ情報格納領域16の送信時間データ165に書き込
む。送信時間算出手段17の送信時間算出は、該当レコ
ードの受信時刻と、シミュレータ情報格納領域16でそ
の1つ前のレコードの受信時刻との差から求められる。
即ち、本実施の態様では、送信時間とは通信装置2がデ
ータを送出した後、ネットワーク網3から通信装置2に
データが送信されるまでの時間に相当する。
【0027】シミュレータ動作実施手段152は、シミ
ュレータ情報格納領域16の1レコード毎に、送受区別
データ164のデータ種類により、以下の処理を実施す
る。
【0028】送受区別データ164が受信(通信装置2
からネットワーク網3へ)を示す場合は、通信送受信デ
ータの受信待ちに入り、通信送受信手段11から受信し
た受信データを受信結果データ168に書き込む。送受
区別データ164が送信(ネットワーク網3から通信装
置2へ)を示す場合は、シミュレータ情報格納領域16
の該当レコードの送信時間データ165を読出し、時刻
管理手段12に送信時間データを渡して、時刻管理手段
12から送信のトリガを受け取るまで送信待ちとなる。
シミュレータ動作実施手段152は、送信のトリガを受
けたら、通信送受信手段11へデータを送信し、データ
は通信装置2へ送出される。
【0029】なお、シミュレータ動作実施手段152
は、入力装置18からシミュレートの開始、終了の指示
を受け、シミュレート動作の開始、停止をすると共に、
シミュレート動作の開始、停止メッセージの出力を出力
装置19へ行う。
【0030】シミュレータ結果確認手段153は、シミ
ュレート情報格納領域16の送受区別データ164が受
信であるレコードに対して、通信データ167と受信結
果データ168の比較を行い、結果を出力装置19へ行
う。また、比較の結果、通信データ167と受信結果デ
ータ168が異なる場合は、それらのデータも出力装置
19へ出力する。
【0031】シミュレータ情報格納領域16は、図3に
示す様に、受信時刻データ161、通信元アドレス16
2、通信先アドレス163、送受区別データ164、送
信時間データ165、データ長166、通信データ16
7の組合せを1レコードとして構成され、時系列でシミ
ュレータ情報作成手段152から書き込まれる。なお、
シミュレータ情報格納領域16の1レコード内の各デー
タの順序性については、全レコードが同一の順序で構成
されていれば、特に本発明では限定しない。なお図3で
は受信結果データ168も表示されているが、必ずしも
シミュレータ情報格納領域16に置かれる必要はない。
【0032】送信時間算出手段17は、シミュレータ情
報作成手段151から渡された送信データの受信時刻及
びその1つ前の受信データの受信時刻データから、送信
時間を算出し、シミュレータ情報作成手段151へ送信
時間データを渡す。
【0033】以上の構成は、CPU、RAM、ROM、
タイマー等から構成できる。
【0034】入力装置18は、キーボード、マウスなど
であり、通信モニタ手段13に対するモニタ動作の起
動、停止の指示、シミュレータ情報作成手段151に対
する検証対象装置の指定、シミュレータ情報動作実施手
段152に対するシミュレータ動作の起動、停止の指示
などを行う。
【0035】出力装置19は、CRTやプリンタなどで
あり、通信モニタ手段13が書き込んだモニタ情報格納
領域14の内容、シミュレータ結果確認手段153の通
信データ167と受信結果データ168の比較結果など
の出力を行う。
【0036】次に、本発明の実施形態の動作について、
図4、図5、図6、図7を用いて説明する。
【0037】図4は、モニタを実施する際の動作フロー
の例である。
【0038】通信送受信手段11は、モニタの開始を判
断し(S401)、モニタ開始の場合通信モニタ手段は
モニタ情報書き込み領域において書き込みポインタを初
期化する(S402)。通信モニタ手段13は、通信送
受信手段11から通信データと通信データ長を渡される
と(S403)、時刻管理手段12から現在時刻を取得
し、モニタ情報格納領域14の受信時刻データ141に
書き込む(S404)。また渡された通信データを基に
通信元アドレス、通信先アドレスを特定し(S40
5)、通信モニタ情報格納領域14の通信元アドレス1
42、通信先アドレス143に書き込む(S406)。
また、渡された通信データと通信データ長を、モニタ情
報格納領域14の通信データ長144、通信データ14
5に書き込む(S406)。
【0039】1レコード毎に書き込みポインタを更新し
ながら(S407)、以上の書き込みを、入力装置18
で終了指示があるまで継続する(S408)。その後、
入力装置18から指示された場合(S409)、モニタ
情報格納領域14を読出し、出力装置19への出力を行
う(S410)。
【0040】図5は、シミュレータ情報を作成する際の
動作フローである。
【0041】入力装置18から、作成するシミュレータ
情報を検証対象装置のものに限定するために、検証対象
装置を特定し入力する(S501)。また、モニタ情報
格納領域14の読出し開始アドレス、読出し終了アドレ
スも入力する(S501)。これにより部分的なシミュ
レータ情報の作成が可能になる。入力された上記データ
はシミュレータ情報作成手段151に渡される(S50
1)。
【0042】シミュレータ情報作成手段151は、シミ
ュレータ情報格納領域16において書き込みポインタを
初期化し、読み出しポインタを設定する(S502)。
続いてシミュレータ情報作成手段151は、モニタ情報
格納領域14から1レコード分を読み出し(S50
4)、通信元アドレス142と通信先アドレス143が
検証対象装置である通信装置2を示すレコードを抽出す
る(S505、S506)。
【0043】抽出したレコードの情報は次のようにシミ
ュレータ情報格納領域16にそれぞれ書き込まれる。す
なわち受信時刻データ141を受信時刻データ161
に、通信元アドレス142を通信元アドレス162に、
通信先アドレス143を通信先アドレス163に、通信
データ長144を通信データ長166に、通信データ1
45を通信データ167に、それぞれ書き込む(S50
7)。
【0044】シミュレータ情報格納領域16の通信元ア
ドレス162、通信先アドレス163から、シミュレー
タの送信、受信動作の区別を判定(S508)し、送受
区別データ164へ送信、受信を示す情報を書き込む
(S509)。その情報が送信であれば(S510)、
送信時間算出手段17に対して、該当のレコードとシミ
ュレータ情報格納領域16でその1つ前のレコードの各
々の受信時刻データ161が通知される。
【0045】送信時間算出手段17は送信時間を算出し
(S511)、シミュレータ情報作成手段151は、こ
の送信時間データを受取り、シミュレータ情報格納領域
16の送信時間データ165に書き込む(S512)。
この手順を読み出しポインタと書き込みポインタを更新
しながら(S513)、入力された読出し開始アドレス
から読出し終了アドレスまでの全レコードに対して実施
する。
【0046】図6は、シミュレータ動作を実施する際の
動作フローの例である。
【0047】シミュレータ動作実施手段152は、シミ
ュレータ情報格納領域16の読み出しポインタと書き込
みポインタを初期化し(S601)、1レコード毎に送
受区別データ164のデータ種類により、以下の処理を
実施する。
【0048】送受区別データ164が受信を示す場合は
(S603)、通信送受信データの受信待ちに入り(S
607)、通信送受信手段11から受信した受信データ
をシミュレータ情報格納領域16の受信結果データ16
8に書き込む(S609)。この後読み出しポインタと
書き込みポインタを更新する(S610)。
【0049】送受区別データ164が送信を示す場合
は、シミュレータ情報格納領域16の該当レコードの送
信時間データ165を読出し、時刻管理手段12に送信
時間データを渡して、時刻管理手段12から送信のトリ
ガを受け取るまで送信待ちとなる(S604)。送信の
トリガを受けたら、通信送受信手段11へ送信する(S
605)。この後読み出しポインタと書き込みポインタ
を更新する(S606)。
【0050】入力装置18からシミュレートの終了の指
示をされるか、もしくはシミュレート対象のレコードに
ついて全て実施したら、動作を停止をする。さらに、シ
ミュレート動作の停止メッセージの出力を出力装置19
へ行う(S611)。
【0051】図7は、シミュレータ動作の結果を確認す
る際の動作フローの例である。
【0052】シミュレータ結果確認手段153は読み出
しポインタを初期化し(S701)、終了か否かを判断
し(S702)、シミュレータ情報格納領域16の送受
区別データを読み出す(S703)。
【0053】シミュレータ結果確認手段153は、シミ
ュレート情報格納領域16の送受区別データ164が受
信であるかを判断し、受信であるレコードに対して通信
データ165と受信結果データ168の比較を行い(S
705)、比較結果が一致であれば出力装置19へ正常
メッセージを出力する。(S707)また、比較の結
果、異常であれば通信データ、受信結果データを合わせ
て出力装置19へ出力する(S709)。
【0054】
【発明の効果】以上の様に、各通信装置間の通信データ
及び受信時刻が通信情報の格納領域に一度保持されれ
ば、以降は送受信タイミングまで含めた通信の接続性の
検証が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の通信シミュレータの構成例を示す図
【図2】モニタ情報格納領域の例を示す図。
【図3】シミュレータ情報格納領域の例を示す図。
【図4】モニタ実施時の動作フローの例を示す図。
【図5】シミュレータ情報作成時のフローの例を示す
図。
【図6】シミュレータ動作実施時のフローの例を示す
図。
【図7】シミュレータ結果確認時のフローの例を示す
図。
【符号の説明】
1 通信シミュレータ 2 通信装置 3 ネットワーク網 11 通信送受信手段 12 時刻管理手段 13 通信モニタ手段 14 モニタ情報格納領域 15 通信シミュレータ手段 151 シミュレータ情報作成手段 152 シミュレータ動作実施手段 153 シミュレータ結果確認手段 16 シミュレータ情報格納領域 17 送信時間算出手段 18 入力装置 19 出力装置

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】装置間または装置とネットワーク網との間
    の通信をモニタする通信モニタ手段と、通信モニタ手段
    がモニタした通信データを記憶する記憶手段と、前記通
    信データに基づき通信をシミュレートする通信シミュレ
    ート手段とを備えた通信シミュレータにおいて、対象装
    置への送信時間算出手段を備えたことを特徴とする通信
    シミュレータ。
  2. 【請求項2】モニタした通信データに基づいて通信シミ
    ュレート手段が作成するシミュレータ情報を記憶するシ
    ミュレータ情報記憶手段を備える請求項1に記載の通信
    シミュレータ。
  3. 【請求項3】現在時刻を管理し、通信モニタ手段及び通
    信シミュレータ手段にデータを送付する時刻管理手段を
    備える請求項1または2に記載の通信シミュレータ。
  4. 【請求項4】受信時刻データから通信データの送信時間
    を算出する送信時間算出手段を備える請求項1、2また
    は3に記載の通信シミュレータ。
  5. 【請求項5】装置の通信データをモニタする際に、通信
    データの受信時刻データを取得、保持し、通信のシミュ
    レートを実行する際に保持している受信時刻データから
    通信データの送信時間を算出して、そのタイミングで検
    証対象装置に対して通信データを送信することを特徴と
    する通信シミュレート方法。
  6. 【請求項6】通信データの送信時間の算出は、シミュレ
    ータ情報記憶手段中の送信を示すレコードとその1つ前
    のレコードの受信時刻データから算出する請求項5に記
    載の通信シミュレート方法。
  7. 【請求項7】シミュレータ情報記憶手段中のレコード
    が、受信を示すレコードのとき対象装置からデータを受
    信、保持し、送信を示すレコードのとき当該レコードの
    送信時間をシミュレータ情報記憶手段から読み出し、該
    送信時間に相当する時間後にデータを対象装置へ送出す
    る請求項5または6に記載の通信シミュレート方法。
JP8173158A 1996-07-03 1996-07-03 通信シミュレータ及び通信シミュレート方法 Pending JPH1023107A (ja)

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