JPH09132006A - 小型電動車 - Google Patents

小型電動車

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Publication number
JPH09132006A
JPH09132006A JP7292297A JP29229795A JPH09132006A JP H09132006 A JPH09132006 A JP H09132006A JP 7292297 A JP7292297 A JP 7292297A JP 29229795 A JP29229795 A JP 29229795A JP H09132006 A JPH09132006 A JP H09132006A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
accelerator lever
small electric
handle
electric motor
speed
Prior art date
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Pending
Application number
JP7292297A
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English (en)
Inventor
Jiro Kuramoto
次郎 倉本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 咄嗟の停止を行い易いようにする。 【解決手段】 ハンドルグリップ12Aと共握り操作さ
れるアクセルレバー13を設け、そのアクセルレバー1
3の増速側への動作に応じて走行モーターを可逆的に増
速側に作動させる制御手段を設け、前記アクセルレバー
13に対する増速操作力が設定以上になったことに応じ
てそのアクセルレバー13を減速側に作動させる緊急制
動用の動作変換手段Aを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、高齢者や
肢体不自由者などの歩行困難な者が搭乗使用する場合に
などに有用な小型電動車で、詳しくは、ハンドルグリッ
プと共握り操作されるアクセルレバーを設け、そのアク
セルレバーの増速側への動作に応じて走行モーターを可
逆的に増速側に作動させる制御手段を設けてあるものに
関する。
【0002】
【従来の技術】この種の小型電動車では、一般に、スプ
リングなどによりアクセルレバーを停止側に動作付勢し
ており、アクセルレバーを付勢力に抗して増速側に操作
することで増速を行い、アクセルレバーに対する操作を
解除することで減速停止を行うように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、走行中に
は、障害物との衝突を回避することなどで、緊急に停止
したい場合がある。
【0004】そのような場合、前述した小型電動車で
は、アクセルレバーに対する操作を解除することで対応
するのであるが、一般に、緊急停止といった咄嗟の場
合、手を開いてアクセルレバーに対する解除を行うこと
は難しく、逆に、手を強く握ってしまうことの方が多
い。そのような場合、停止せずに、逆に増速してしまう
結果を招来する。
【0005】本発明の目的は、咄嗟の停止を行い易いよ
うにする点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る本発明に
よる第1発明の構成及び作用並びに効果は次の通りであ
る。
【0007】〔構成〕前記アクセルレバーに対する増速
操作力が設定以上になったことに応じてそのアクセルレ
バーを減速側に作動させる緊急制動用の動作変換手段を
設けてある点にある。
【0008】〔作用〕咄嗟の停止の場合、手を強く握る
傾向にあることに着目して、緊急停止用の動作変換手段
を設けることにより、アクセルレバーを強く操作する
と、アクセルレバーを減速側に作動させるように構成し
てあるから、手を強く握ることでアクセルレバーが強く
操作されると、減速停止することになる。
【0009】〔効果〕その結果、咄嗟の減速停止を行い
易くなった。
【0010】
【発明の実施の形態】小型電動車は、図1に示すよう
に、操縦ハンドル1で操向操作される一輪構造の前車輪
2と、電動モータ3により駆動される左右一対の後車輪
4,4とで走行可能に支持された車体フレーム5に、搭
乗者着座用の座席6、バッテリー7、制御装置8を搭載
装備して構成されている。
【0011】前記操縦ハンドル1は、図2及び図3にも
示すように、前記前車輪2を支持したフォーク部材9に
連結するハンドル支柱10を上下軸芯周りで左右揺動自
在に車体フレーム5に取り付け、このハンドル支柱10
の上端部にハンドル杆支持ボックス11を装備し、この
ハンドル杆支持ボックス11に左右一対の平面視U字状
のハンドル杆12を取り付けて構成されている。
【0012】前記ハンドル杆支持ボックス11には、ア
クセルレバー13が左右一対の前記ハンドル杆12のそ
れぞれのハンドルグリップ12Aと共握りできるよう
に、前後向き軸芯P周りで揺動自在に支持されている。
【0013】前記アクセルレバー13は、それに対する
揺動操作力が解除されると、水平停止位置にスプリング
16で弾性的に揺動付勢されており、その水平停止位置
から下方への揺動が増速側への動作となっている。
【0014】前記ハンドル杆支持ボックス11には、前
記アクセルレバー13と連係された状態でポテンショメ
ータ14が配設されており、このポテンショメータ14
により、アクセルレバー13の揺動操作量を検出して、
その揺動操作量に応じた信号を前記制御手段8に出力す
るようにしている。
【0015】前記制御手段8は、アクセルレバー13の
揺動操作量に応じた車速となるように、つまり揺動操作
量が大であるほど車速も大となるように、ポテンショメ
ータ14からの出力信号に基づいて電動モータ3を駆動
する駆動信号を出力し、ポテンショメータ14からの信
号が、アクセルレバー13が水平停止位置のときの信号
が入力されているときに、電動モータ3への駆動信号の
出力を停止して電動モータ3を発電制動状態にする制動
手段15を備えている。
【0016】かつ、小型電動車は、前記アクセルレバー
13に対する増速操作力が設定以上になったことに応じ
てそのアクセルレバー13を減速側、つまり、水平停止
位置に揺動させる緊急制動用の動作変換手段Aを備えて
いる。
【0017】前記動作変換手段Aは、図4及び図5に示
すように、アクセルレバー13の揺動軸芯である前後向
き軸芯Pをハンドグリップ12Aよりもやや低い位置に
配置し、前記アクセルレバー13を、前後向き軸芯P周
りに揺動自在にハンドル杆支持ボックス11に取り付け
られる基端部13Aと、その基端部13Aに可撓部13
Bを介して取り付けた操作部13Cとから形成して構成
されている。前記可撓部13Bは、操作部13Cに設定
以上の操作力が作用すると撓むものであって、操作部1
3Cに増速側への操作力が作用していても撓まないもの
であり、ゴムや合成樹脂等から構成されている。
【0018】すなわち、図4及び図5に示すように、
今、アクセルレバー13を増速側に操作維持している状
態でそのアクセルレバー13、つまりは、操作部13C
を設定以上の操作力でハンドルグリップ12Aと共握り
操作すると、可撓部13Bのハンドルグリップ12A側
斜め上方への撓み現象が生じつつ、操作部13Cがハン
ドルグリップ12A側斜め上方に引き上げられ、これに
より、基端部13Aが上方、つまり、減速側に揺動し
て、水平停止位置に位置することになる。
【0019】従って、上記の構成によれば、咄嗟時に
は、ハンドルグリップ12Aとアクセルレバー13を共
握りしている力が強くなることが多いから、咄嗟の停止
時には、アクセルレバー13が設定以上の操作力を受け
ることになり、その結果、アクセルレバー13が減速停
止側に揺動して、走行が停止する。
【0020】〔別実施形態〕上記の実施の形態におい
て、動作変換手段Aを次のように改変する。
【0021】すなわち、動作変換手段Aを構成するに、
図6、図7、図8及び図9の(イ)(ロ)に示すよう
に、アクセルレバー13を上下向き軸芯Y1周りに揺動
自在にハンドル杆支持ボックス11に取り付け、そのア
クセルレバー13の停止位置からハンドルグリップ12
A側への揺動を増速側への動作とし、アクセルレバー1
3を、上下向き軸芯Y1周りに揺動自在にハンドル杆支
持ボックス11に取り付けられる基端部13Aと、その
基端部13Aに中間上下向き軸芯Y2周りに揺動自在に
取り付けた操作部13Cと、その操作部13Cを、基端
部13Aに対して所定の姿勢となるように揺動付勢する
スプリング13Dとから構成し、ハンドルグリップ12
Aに、アクセルレバー13が最大速度位置まで揺動操作
されたとき操作部13Cに接当して引き続く握り操作で
操作部13Cを接当部を支点Rとして揺動させることに
より、中間上下向き軸芯Y2をハンドルグリップ12A
から遠ざかる方向に変位させて基端部13Aを停止位置
に揺動させる規制部17を設ける。前記スプリング13
Dによる付勢力は、通常の共握り操作では操作部13C
を基端部13Aに対して揺動させない力で、通常の共握
り操作力よりも大きな共握り操作力が作用した場合に
は、操作部13Cの基端部13Aに対する揺動を許容す
る大きさの力である。もちろん、基端部13Aが停止位
置に揺動した場合には、前述の実施の形態の場合と同様
に、走行が停止されるようになっている。
【0022】この場合も、図9の(イ)(ロ)に示すよ
うに、咄嗟にアクセルレバー13とハンドルグリップ1
2Aとが強く共握りされると、操作部13Cが規制部1
7に接当してその接当部を支点Rとして揺動し、その結
果、中間上下向き軸芯Y2がハンドルグリップ12Aか
ら遠ざかる方向に変位して、基端部13Aが停止位置に
揺動し、走行が停止されるのである。
【0023】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態を示す全体の側面図
【図2】実施の形態を示す要部の平面図
【図3】実施の形態を示す要部の背面図
【図4】実施の形態を示す要部の拡大切り欠き側面図
【図5】実施の形態を示す要部の拡大斜視図
【図6】別の実施の形態を示す要部の平面図
【図7】別の実施の形態を示す要部の背面図
【図8】別の実施の形態を示す要部の切り欠き側面図
【図9】別の実施の形態における動作を示す要部の拡大
平面図
【符号の説明】
12A ハンドルグリップ 13 アクセルレバー 3 走行モーター 8 制御手段 A 動作変換手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハンドルグリップ(12A)と共握り操
    作されるアクセルレバー(13)を設け、そのアクセル
    レバー(13)の増速側への動作に応じて走行モーター
    (3)を可逆的に増速側に作動させる制御手段(8)を
    設けてある小型電動車であって、前記アクセルレバー
    (13)に対する増速操作力が設定以上になったことに
    応じてそのアクセルレバー(13)を減速側に作動させ
    る緊急制動用の動作変換手段(A)を設けてある小型電
    動車。
JP7292297A 1995-11-10 1995-11-10 小型電動車 Pending JPH09132006A (ja)

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JP7292297A JPH09132006A (ja) 1995-11-10 1995-11-10 小型電動車

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000302077A (ja) * 1999-04-19 2000-10-31 Atex Co Ltd 電動車の操作装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000302077A (ja) * 1999-04-19 2000-10-31 Atex Co Ltd 電動車の操作装置

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