JP2744169B2 - 小型電動車 - Google Patents

小型電動車

Info

Publication number
JP2744169B2
JP2744169B2 JP4147318A JP14731892A JP2744169B2 JP 2744169 B2 JP2744169 B2 JP 2744169B2 JP 4147318 A JP4147318 A JP 4147318A JP 14731892 A JP14731892 A JP 14731892A JP 2744169 B2 JP2744169 B2 JP 2744169B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
accelerator lever
lever
small electric
grip
accelerator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP4147318A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05338475A (ja
Inventor
将弘 市原
川端  権四郎
次郎 倉本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP4147318A priority Critical patent/JP2744169B2/ja
Publication of JPH05338475A publication Critical patent/JPH05338475A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2744169B2 publication Critical patent/JP2744169B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
  • Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
  • Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)
  • Braking Elements And Transmission Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば高齢者等の歩行
困難者の歩行補助用に供される小型電動車に関し、詳し
くは、車体の走行速度設定用のアクセルレバーを操縦ハ
ンドルの左右一対のグリップ部の近傍に前記グリップ部
と共握り操作自在に配設した小型電動車に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の小型電動車にあっては、
例えば特開平3−276850号公報に示されるよう
に、制動操作するためのブレーキレバーを、アクセルレ
バーとは別に把握操作可能に操縦ハンドルの右手操作位
置又は左手操作位置の一方にのみ設けていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、アクセ
ルレバーを握り操作している状態で、例えば前方に障害
物が急に現れた場合等において、本来ブレーキレバーを
操作しなければならないのにかかわらず、操縦者があわ
ててアクセルレバーを強く握り締めて逆に最高速状態に
操作してしまう虞れがあった。又、ブレーキレバーが操
縦ハンドルにおける左右の一方にのみ設けてあったの
で、操縦者によってはレバーの握り操作が右手又は左手
の一方で不自由な場合等があり、右手がわ又は左手がわ
のどちらでもブレーキ操作可能な構造が望ましいもので
あった。本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであ
って、緊急時に操縦者がアクセルレバーを誤って最高速
操作がわへ強く握り操作しても自動的に走行停止できる
とともに、簡単な構造で右手がわ又は左手がわのどちら
でもブレーキ操作できる小型電動車の提供を目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる小型電動
車は、上記目的を達成するために、冒記構造のものにお
いて、前記アクセルレバーの左右夫々の握り部を連係す
る中間部と前記握り部とを一体に構成し、前記アクセル
レバーを前記グリップ部に対して握り方向で離間するよ
うに弾性付勢するとともに、所定位置で前記離間方向で
の移動が規制されるように位置規制して、前記アクセル
レバーのその規制位置よりも付勢力に抗しての前記グリ
ップ部への近接状態を前記中間部の変位で検出する検出
手段を設け、この検出手段での検出作動に連動して車体
走行を停止させる走行停止手段を設けてあることを特徴
構成とする。かかる特徴構成による作用・効果は次の通
りである。
【0005】
【作用】即ち、アクセルレバーの左右夫々の握り部は中
間部を介して一体に構成しているので、左右の握り部の
少なくとも一方を握り操作すればアクセル操作可能とな
っているとともに、そのアクセルレバーはグリップ部か
ら握り方向で離間するように所定位置に位置規制された
状態で弾性支持しており、アクセルレバーを強く握り操
作することでそのアクセルレバーの中間部が位置規制位
置より変位すると検出手段でその変位が検出され、その
検出結果に基づいて走行停止手段で車体走行を停止させ
ることになる。又、強く握り操作していない通常の操作
状態では、アクセルレバーは単にその規制位置を中心と
して横向き軸芯周りで回動操作されることによりアクセ
ル操作されることになり、その中間部は規制位置から離
間しないので、不当に走行停止することは無い。
【0006】
【発明の効果】従って、本発明によれば、緊急停止しな
ければならないときに、誤ってアクセルレバーを最高速
操作状態にして強く握り締めても、その操作によって走
行停止できるとともに、そのブレーキ操作は右手又は左
手の一方のみの握り操作ででもできるので、ブレーキ操
作の操作性を向上できる。更に、アクセルレバーの中間
部の変位状態を検出するように検出手段を設けているの
で、アクセルレバーの左右の握り部の夫々で変位検出で
きるよう2つの検出手段を設けなくても、1つの検出手
段を設けるだけでアクセルレバーの左右一方のみ強い握
り操作した場合の変位検出ができることから、検出手段
の設置個数を少ないものにできて構造簡単にかつ安価に
構成できるに至った。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図6に、小型電動車の一例を示している。この小
型電動車は、操縦ハンドル1で操向操作される1つの前
輪2と、電動モータ3で駆動される左右一対の後輪4,
4とを車体フレーム5に支持させているとともに、後輪
4,4の上方に座席6、バッテリー7及び電動モータ駆
動用の制御装置8を搭載して構成している。
【0008】図1及び図2に示すように、操縦ハンドル
1には、操縦者がハンドル操作するための左右一対のグ
リップ部9,9を設けているとともに、このグリップ部
9,9と共握り操作可能なアクセルレバー10を、横軸
芯P周りに上下揺動可能にかつ第1スプリング11で上
方がわに弾性付勢した状態で、操縦部パネル1Aに設け
た支持ブラケット12の後向き開口状態の左右一対の切
り欠き部13,13に係入支持している。このアクセル
レバー10は、左右のグリップ部9,9の夫々と共握り
操作可能な握り部10a,10aを、1本の棒状体を左
右対称に屈曲形成した左右両端部に備えるとともに、こ
れら握り部10a,10aを連結するように中間部10
bを設けている。そして、前記切り欠き部13,13へ
の係入支持は、図1及び図2に示すように、中間部10
bで行っているとともに、このアクセルレバー10がグ
リップ部9,9から離間して前記切り欠き部13,13
の内端部に接当して位置規制されるように左右一対の第
2スプリング14,14でアクセルレバー10を弾性支
持している。更に、その中間部10bに連設したリンク
部材15を介してアクセルレバー10の回動角度検出用
のポテンショメータ16を連係させているとともに、こ
のポテンショメータ16の出力信号が前記制御装置8に
入力されるようにしている。そして、この制御装置8
は、ポテンショメータ16からの信号に基づいてアクセ
ルレバー10の非操作姿勢からの揺動角度に比例する走
行速度となるよう電動モータ3を駆動するとともに、ア
クセルレバー10が非操作姿勢にあると、電動モータ3
を停止させ、かつ電動モータ3と前記後輪4,4との間
に介装した電磁操作式ブレーキ17を制動操作するよう
に構成している。
【0009】図1に示すように、アクセルレバー10の
左右中央位置における前端部には、このアクセルレバー
10の後方がわへの握り操作が強くなされたことを検出
することができるリミットスイッチ式の検出手段18を
配設しているとともに、その出力信号を前記制御装置8
に入力するようにしている。そして、この検出手段18
は、アクセルレバー10が前記両切り欠き部13,13
の内端部に接当しているときには、検出手段18のスイ
ッチング操作部とアクセルレバー10とが接当して、ア
クセルレバー10が正規の位置に保持されていることの
検出信号が制御装置8に出力されるとともに、アクセル
レバー10が第2スプリング14の付勢力に抗してグリ
ップ部9がわに引き寄せ操作されて、アクセルレバー1
0が前記両切り欠き部13,13の少なくとも一方の内
端部から離間しているときには、検出手段18のスイッ
チング操作部とアクセルレバー10とが接当解除される
ので、アクセルレバー10が正規の位置に保持されてい
ることの非検出信号が制御装置8に出力されることにな
る。制御装置8では、検出手段18からの信号が前記検
出信号であるときには、前記ポテンショメータ16から
の信号に基づく走行制御を行うとともに、検出手段18
からの信号が前記非検出信号であるときには、電動モー
タ3を停止させ、かつ電動モータ3と前記後輪4,4と
の間に介装した電磁操作式ブレーキ17を制動操作する
ように構成している。ここで、制御手段8、電磁操作式
ブレーキ17は、走行停止手段19を構成するものであ
る。尚、ポテンショメータ16とアクセルレバー10と
の連係構造は、アクセルレバー10の上記のような強い
握り操作による変位の影響がポテンショメータ16の破
損を招かない融通構造にしている。
【0010】上記構成により、この小型電動車に操縦者
が搭乗して緊急停止する必要がある場合は、アクセルレ
バー10を最高速操作位置に強く操作することで、前記
検出手段18をスイッチング操作して、走行停止手段1
9を作動させることにより、車体走行を自動停止させ
る。尚、アクセルレバー10は、上述のように、左右一
対の切り欠き部13,13に係入支持しているから、左
手がわのみ又は右手がわのみ強く握り操作しても、アク
セルレバー10の中間部では後方に移動するから、前記
検出手段18を検出作動させることができる。
【0011】尚、アクセルレバー10でブレーキ操作も
できるので、ブレーキ操作専用のレバーを操縦ハンドル
1に設けなくても良い。
【0012】次に、操縦ハンドル1の操作姿勢を前後揺
動変更できるチルトハンドル構造について簡単に説明す
る。図3(イ),(ロ)及び図4に示すように、操縦ハ
ンドル1のハンドルシャフト部分20は、前輪2を支持
して車体フレーム5に枢着支持した基部分20Aと、こ
の基部分20Aに横軸芯Q周りで前後揺動自在に枢支し
た上がわ部分20Bとで構成している。上がわ部分20
Bの枢支箇所は板部材で構成しており、この板部材に楕
円状の透孔21を穿設するとともに、この透孔21に嵌
合可能なコマ部材22を、1つのボルト23で前記基部
分20Aに固定保持するようにしている。コマ部材22
には、前記ボルト23の螺入方向軸芯を中心として1つ
の円弧に沿うよう異なる位置に穿設したノックピン孔2
4‥に嵌入させるピン25を1つ突設している。この構
成により、ハンドルのチルト姿勢をボルト23の締結で
固定保持するとともに、そのチルト姿勢の変更は、ボル
ト23を緩めてコマ部材22のピン25を適宜なノック
ピン孔24に差し込み変えて後はボルト23を締結する
だけの作業で行える。
【0013】次に、バンパー構造について簡単に説明す
る。図5に示すように、前輪2を保護するために車体前
部の車体フレーム5に連設される前カバー26の下縁部
で、車体フレーム5の前端側部分に沿わせて配設した平
板状のバンパー部材27の上縁部に沿って連設したフラ
ンジ部分27aを車体フレーム5と挟み込むことによっ
て、バンパー部材27を車体に取り付けている。このバ
ンパー部材27には障害物が接当したことを検出するこ
とのできるスイッチ28を付設しており、このスイッチ
28が障害物と接当したことを検出するとその信号が制
御装置8に入力され、走行停止手段19を作動させて走
行停止するようにしている。
【0014】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】操縦ハンドルを示す平面図
【図2】操縦ハンドルを示す縦断側面図
【図3】操縦ハンドルのチルト姿勢変更構造を示す側面
【図4】操縦ハンドルのチルト姿勢変更構造を示す縦断
正面図
【図5】バンパー構造を示す縦断側面図
【図6】小型電動車を示す全体側面図
【符号の説明】
1 操縦ハンドル 9 グリップ部 10 アクセルレバー 10a 握り部 10b 中間部 18 検出手段 19 走行停止手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F02D 11/02 F02D 11/02 R (56)参考文献 特開 平3−276850(JP,A) 特開 平2−41940(JP,A) 特開 平5−338476(JP,A) 実開 平5−11702(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体の走行速度設定用のアクセルレバー
    (10)を操縦ハンドル(1)の左右一対のグリップ部
    (9)の近傍に前記グリップ部(9)と共握り操作自在
    に配設した小型電動車であって、前記アクセルレバー
    (10)の左右夫々の握り部(10a),(10a)を
    連係する中間部(10b)と前記握り部(10a),
    (10a)とを一体に構成し、前記アクセルレバー(1
    0)を前記グリップ部(9)に対して握り方向で離間す
    るように弾性付勢するとともに、所定位置で前記離間方
    向での移動が規制されるように位置規制して、前記アク
    セルレバー(10)のその規制位置よりも付勢力に抗し
    ての前記グリップ部(9)への近接状態を前記中間部
    (10b)の変位で検出する検出手段(18)を設け、
    この検出手段(18)での検出作動に連動して車体走行
    を停止させる走行停止手段(19)を設けてある小型電
    動車。
JP4147318A 1992-06-08 1992-06-08 小型電動車 Expired - Fee Related JP2744169B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4147318A JP2744169B2 (ja) 1992-06-08 1992-06-08 小型電動車

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4147318A JP2744169B2 (ja) 1992-06-08 1992-06-08 小型電動車

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05338475A JPH05338475A (ja) 1993-12-21
JP2744169B2 true JP2744169B2 (ja) 1998-04-28

Family

ID=15427478

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4147318A Expired - Fee Related JP2744169B2 (ja) 1992-06-08 1992-06-08 小型電動車

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2744169B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000085675A (ja) * 1998-09-09 2000-03-28 Suzuki Motor Corp 電動補助自転車
JP4086251B2 (ja) * 2005-11-16 2008-05-14 本田技研工業株式会社 小型電動車両の操縦装置
CN102415928A (zh) * 2010-09-28 2012-04-18 吴林有 可折叠旅游行李车式四轮电动车

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05338475A (ja) 1993-12-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6085068A (ja) 車両の前後輪操舵装置
JPH1159434A (ja) 車両のステアリングハンドル
JP2744169B2 (ja) 小型電動車
JP3373893B2 (ja) 小型電動車のアクセル操作構造
JP3509434B2 (ja) 小型電動車
US4205860A (en) Steering system and steering gear embodied the system therein
JP2735351B2 (ja) 小型電動車
JP3170297B2 (ja) 小型電動車
JPH10338142A (ja) 駆動補助付小型車両
JP3170298B2 (ja) 小型電動車
JP2599814B2 (ja) 小型電動車
JP2907731B2 (ja) 小型電動車の着座検出部構造
JP2003116929A (ja) 電動車の前輪操向安全装置
JPH05294165A (ja) 小型電動車
JP3570912B2 (ja) 小型電動車
KR101935485B1 (ko) 전동 보조 방식의 유모차
JPH05338476A (ja) 小型電動車
JPH07123529A (ja) 小型電動車
JPH04145803A (ja) 小型電動車
JPS6347540Y2 (ja)
JP4462413B2 (ja) 電動車椅子
JPH054818Y2 (ja)
JP2721764B2 (ja) 歩行型作業機の操縦部構造
JPH068657Y2 (ja) 一輪歩行型水田作業機
JPH09150781A (ja) 小型電動車

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees