JPH09130862A - 移動通信方式 - Google Patents

移動通信方式

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JPH09130862A
JPH09130862A JP7308455A JP30845595A JPH09130862A JP H09130862 A JPH09130862 A JP H09130862A JP 7308455 A JP7308455 A JP 7308455A JP 30845595 A JP30845595 A JP 30845595A JP H09130862 A JPH09130862 A JP H09130862A
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JP
Japan
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conversion device
communication
network
data
base station
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JP7308455A
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Inventor
Sachihiro Oshida
祥宏 押田
Sukeyuki Toyoda
祐之 豊田
Yuichiro Mitsutake
雄一郎 光武
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NIPPON TELECOM KK
Original Assignee
NIPPON TELECOM KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サービスゾーンが小さいPHSを、走行
する列車内などのように高速移動体で使用できるように
する。 【解決手段】 端末(PHS)1の信号を受ける基地局
4とこの基地局4からの情報を変換する第1の変換装置
12を列車等の移動体11に搭載し、固定側の移動通信
網15には、第1の変換装置12からの信号を受ける第
2の変換装置18を設置して、これを交換網9とデータ
ベース10からなるネットワーク8に接続する。データ
ベース10にはキーボードあるいはカードリーダのよう
な入力装置19が接続される。従来は基地局4とネット
ワーク8とが有線回線で接続されていたのを、電波を使
用して無線で行うようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、簡易型携帯電話シ
ステム(PHS)あるいは携帯電話に適用する、移動通
信方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】簡易型携帯電話システムとして近来普及
してきた移動通信方式に、PHS(パーソナル・ハンデ
ィホン・システム)がある。これは、第2世代コードレ
ス電話(特開平6−152511号公報参照)あるいは
小ゾーン方式移動体通信方式(特開平5−14270号
公報参照)とも呼ばれるものであり、従来の携帯電話と
は、そのサービスゾーンが狭い点で大きな違いがあるも
のとされる。すなわち、従来の携帯電話においては、サ
ービスゾーンを広くとり、したがって高速で移動しなが
らの通話も可能であるのに対し、PHSではサービスゾ
ーンが狭いために高速で移動しながら使用した場合、短
時間で通話不能になる。しかし携帯電話等でも基地局の
配置やトンネルの有無などによって、不感地帯が生じ、
通話が強制的に切断されてしまうことがある。
【0003】一方、PHSにしても携帯電話にしても、
通話が許可される通信端末(PHSあるいは携帯電話の
本体。以下、端末という)は正規に登録されたものであ
り、しかも料金の支払いにおいて過去に問題がないこと
が条件となる。そこで使用者が通話をするために端末の
電源スイッチを投入したとき、あるいは電源スイッチを
投入して通話のためにダイヤルしたときに、その通信端
末が正規に登録されたものであるか否か、料金支払い上
に問題はないかどうかの確認が行われることになる。
【0004】図7により、従来のPHSを説明する。図
は、移動する端末から他の電話機に発信するときと着信
するときのシステム構成と、このシステム構成における
信号の流れを示すシーケンスを示した図である。1は端
末であり、この場合PHSである。端末1は本体2とア
ンテナ3とから構成されており、本体2には予め個人I
D、電話番号等の情報が記憶されており、電源スイッチ
をオンにすればそれらの情報は所定周波数の電波となっ
てアンテナ3から空中に放射されるようになっている。
【0005】4は基地局である。この基地局4も本体5
とアンテナ6とから構成されており、アンテナ6は端末
1のアンテナ3との間で情報の授受を行う。情報授受に
ついては後述する。基地局4は有線回線7によってネッ
トワーク8中の交換網9に接続されている。ネットワー
ク8は交換網9とデータベース10とからなる。図示す
るものは基地局4と交換網9とは有線回線7によって接
続されているが、実際には交換網9には多数の基地局4
が接続されている。
【0006】データベースには、契約された多数の端末
についての通信IDデータのすべてが記憶されており、
必要に応じていつでも引き出せるようになっている。
【0007】このような構成における従来のものの作動
を説明する。まず端末1が発信を行うために相手番号の
ダイヤルをすると、その信号はアンテナ3から放射され
て基地局4のアンテナ6に受信される。これが呼設定で
ある。基地局4はこの呼設定信号を有線回線7によって
ネットワーク8に伝送する。この信号を受けたネットワ
ーク8は、基地局4に対してすぐ認証要求を行う。基地
局4はこの認証要求を端末1に戻す。
【0008】すると端末1は認証演算を行い、その結果
を認証応答として基地局4に発信し、基地局4は認証応
答としてネットワーク8に送る。ネットワーク8はその
信号をデータベース10に記憶させてある回答と照合
し、その結果に誤りがなければ回線設定がなされ、回線
の接続処理がされ、通話ができることになる。誤りがあ
ったときには回路が切断されて通話不能となる。
【0009】次に着信時について説明する。この場合に
は、ネットワーク8に外部から回線設定が入る。ネット
ワーク8は基地局4に対して呼設定を行い、基地局4は
端末1に対して呼設定を行う。端末1が認証演算を行う
とその結果が認証応答として基地局4に送られ、基地局
4はこれをネットワーク8に送る。ネットワーク8は認
証照合し、その結果に誤りがなければ回線の接続処理が
され、通話ができることになる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来のPHSはこのよ
うに作動するが、発信、着信ともに基地局4とネットワ
ーク8の交換網9との間が有線回線7によって接続され
ているので、基地局4を中心としたある範囲内でのみの
通信しかできず、ある基地局4のサービスゾーンを外れ
て隣接する他の基地局4のサービスゾーン内に入ったと
きには、通話の継続を行う必要がある。この場合、歩行
のように緩やかな移動であれば切れずに切換えが行われ
ることもあるが、自動車や鉄道車両内での使用のように
高速で移動しながら使用しているときには、そのときに
通話が切れてしまうという問題がある。また、携帯電話
等でも基地局の配置やトンネルの有無などによって、通
話が強制的に切断されてしまうという問題がある。
【0011】上記課題を解決する方法として、基地局を
移動体上に設置することが考えられるが、その際には基
地局とネットワークの交換網との間を無線回線によって
接続する必要がある。しかし列車等の移動体と地上を結
ぶ無線回線の伝送能力は有線回線に比べて高くないもの
が多く、必ずしも基地局とネットワークの交換網との間
で授受される情報の伝送に必要な能力を有していない。
【0012】本発明はこの点に鑑みてなされたものであ
り、PHSまたは携帯電話を、鉄道車両、バスあるいは
船舶等の移動体内からも使用できるようにした移動通信
方式を提供しようとするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するための手段として、請求項1に記載された発明に
おいては、電波により通信端末と基地局との間で情報の
授受を行うと共に、基地局とデータベースを有する移動
通信網との間で、前記通信端末に関する情報の授受を行
って、前記通信端末の使用の許可または不許可を決定す
る移動通信方式において、鉄道車両、バスあるいは船舶
等の移動体に、前記基地局と該基地局の出力信号を変換
する第1の変換装置ならびに該第1の変換装置の出力を
空中に放射するアンテナとを設置し、前記移動通信網の
うちのネットワークの前段には、前記移動体に搭載した
アンテナとの間において電波の授受を行うアンテナと、
該アンテナで受けた信号を前記基地局の信号に逆変換す
る第2の変換装置とを接続し、移動体内の通信端末と移
動通信網のデータベースとの間で情報の授受を行うよう
にしたことを特徴とする。
【0014】請求項2に記載された発明においては、電
波により通信端末と基地局との間で情報の授受を行うと
共に、基地局とデータベースを有する移動通信網との間
で、前記通信端末に関する情報の授受を行って、前記通
信端末の使用の許可または不許可を決定する移動通信方
式において、鉄道車両、バスあるいは船舶等の移動体中
の基地局とデータベース間の情報の授受に要する時間
を、発信者に対して所定の案内音声、メッセージ、又は
無音で待機させるよう構成したことを特徴とする。
【0015】請求項3に記載された発明においては、入
力装置により予めデータベースに登録された通信第1I
Dデータおよび付加IDデータを、移動通信網のネット
ワークと移動体に搭載した第1の変換装置に予め登録し
ておき、通信端末は移動体中の基地局を介して前記第1
の変換装置に対して前記通信第1IDデータにより認証
を行い、該第1の変換装置とネットワークは前記通信第
1IDデータおよび付加IDデータにより通話の可否を
判別するように構成したことを特徴とする。
【0016】請求項4に記載された発明においては、入
力装置により予めデータベースに登録された通信第1I
Dデータおよび付加IDデータを、移動通信網のネット
ワークと移動体に搭載した第1の変換装置および第2の
変換装置に予め登録しておき、通信端末は移動体中の基
地局を介して前記第1の変換装置に対して前記通信第1
IDデータにより認証を行い、前記第2の変換装置はネ
ットワークと該第2の変換装置に付与された通信第2I
Dデータにより認証を行い、その結果と通信第1IDデ
ータおよび付加IDデータに基づいて通話の可否を判別
するように構成したことを特徴とする。
【0017】請求項5に記載された発明においては、通
信端末は第1の変換装置との間で認証確認のための情報
の授受を行い、仮の認証が終了した時、その情報を認証
要求としてネットワークに送り、該ネットワークから認
証応答信号が前記第1の変換装置に戻され、該第1の変
換装置で認証済が確認されたときに通話可能とするよう
に構成したことを特徴とする。
【0018】請求項6に記載された発明においては、通
信端末に係る着信転送サービスをネットワークに予め登
録しておき、該通信端末に対しネットワークに着信した
とき、前記着信転送サービスにより一般公衆網を経由し
て第2の変換装置に着信し、該通信端末と通話可能とす
るように構成したことを特徴とする。
【0019】請求項7に記載された発明においては、通
信端末は第1の変換装置との間で認証確認のための情報
の授受を行い、該第1の変換装置は第2の変換装置に対
して位置登録要求を行い、該第2の変換装置は前記通信
端末の通信IDデータと該第2の変換装置に予め付与さ
れた通信IDデータとを対応付けするとともにデータベ
ースに登録し、ネットワークに着信したとき、該第2の
変換装置は該第2の変換装置に予め付与された通信ID
データで着信し、前記通信端末は該通信端末の通信ID
データで着信することにより、通話可能とするように構
成したことを特徴とする。
【0020】請求項1に記載された発明においては、鉄
道車両、バスあるいは船舶等の移動体内のPHSから外
部の電話機に通話をしようとしてダイヤルをしたとき、
そのダイヤル操作から始まる認証等の一連の手続は、中
間で電波を介して行われる。また、認証終了後の通話も
端末から基地局、基地局から第1の変換装置までの情報
授受は移動体中で、第1の変換装置から第2の変換装置
までの間は、それぞれに接続されたアンテナを介して電
波で行われることになる。請求項3から7に記載された
発明は、通話に至るまでの通信手順を新たに発明したも
のである。
【0021】
【発明の実施の形態】以下本発明の一実施形態を図1に
ついて、図7と同一部分には同一の符号を付して説明す
る。本発明においては、基地局4が鉄道車両、バスある
いは船舶等の移動体11に搭載されている。移動体11
にはこのほかに、本発明において必要となる第1の変換
装置12と無線装置13およびアンテナ14が搭載され
る。電源は車両から供給する。端末1はPHS端末であ
り、使用者が持っているので、常時は移動体11の外部
にあるが、移動体11を利用するときには持ち込まれる
ので、当然に移動体11内にあることになる。
【0022】15は移動通信網である。この移動通信網
15には、本発明によって必要となるアンテナ16、無
線装置17および第2の変換装置18が設置される。ま
た第2の変換装置18に接続される交換網9およびデー
タベース10からなるネットワーク8も同様である。す
なわち、図7に示した従来技術と大きく相違する点は、
従来では基地局4と交換網9の間が有線回線7によって
接続されていたのに対し、本発明のものにあっては、そ
の間に電波による通信手段が介在することになる。
【0023】19は入力装置である。この入力装置19
は、端末1の使用者が自己の付加ID、通信第1ID等
の情報を、たとえば新幹線に乗って端末1を利用しよう
とする前にデータベース10に入力するためのものであ
り、実際的には、たとえば暗証番号が磁気記憶手段で記
憶されているカード(クレジットカードのようなもの)
を、駅構内等に設置されるカードリーダを通すことによ
って行うことができ、またカードを使わないときには、
駅構内等に設置されるキーボードによって入力するもの
である。キーボードは専用のものを設置してもよいが、
公衆電話のキーを流用することもできる。データベース
10に入力される情報の保存は、たとえば入力された日
の最終時(24時)で消去するようにすれば、データベ
ース10の容量をむやみに大きくしないで済むことにな
る。
【0024】このように構成された移動通信方式の作用
を説明する。端末1の使用者は端末(PHS本体)を持
ち、列車等の移動体に乗車する前に、プラットホーム等
に設置されたキーボードあるいはカードリーダにより、
自己のデータをデータベース10に入力する。ここで入
力されるデータは、正規に登録された電話番号である通
信第1IDデータと、それまでの料金の支払いに問題が
ないかという付加IDデータである。料金の支払いに問
題があれば、いわゆるブラックリストに載り、その事態
が解消するまでは送信も受信も不能となる。
【0025】上記データの入力方法としては、このほ
か、PHSの購入、契約時に事業者が登録し、以後、使
用者は特段の操作を行わないで済むようにすることもで
きる。
【0026】入力が完了したら、列車等の移動体に乗車
する。あとは必要に応じて送信をし、あるいは受信をす
る。このとき、第1の変換装置12、無線装置13と無
線装置17および第2の変換装置18は、図7における
有線回線7に変わる機能を果たす。
【0027】図2から図6に示すものは、図1に示した
システム構成を使用して行う作動手順であり、それぞれ
請求項3から7に対応するものである。そして各図にお
いて回路の構成部分の下に記載した線間はその構成部分
の作用を示し、矢印は情報の流れる方向を示す。また、
カッコ書きの数字は作動順序を示している。請求項2は
図2から図6のすべてに対応するものである。
【0028】図2に示すものは請求項3に対応するもの
である。この場合においては、入力装置19から通信第
1IDデータおよび付加IDデータがネットワーク8に
登録されると同時に、第1の変換装置12にも登録され
る。発信しようとして端末1がダイヤルすると、それに
よって開始する呼設定、認証要求等は、従来であればネ
ットワーク8が行っていたのを第1の変換装置12が代
行する。
【0029】認証要求および認証演算、認証応答も第1
の変換装置12と端末1との間で行われ、認証が終わる
と、第1の変換装置12は電波により第2の変換装置1
8にその情報を送り、同時に接続処理をして、端末1と
第1の変換装置12との間を通話可能にする。このと
き、第1の変換装置12は端末に対して、前述の所定の
案内音声、たとえば、「相手方に接続中ですから、しば
らくお待ちください。」等のメッセージを流す。このメ
ッセージにより、使用者に待ち時間を通知することがで
きる(請求項2に対応)。
【0030】ネットワーク8側において端末1が登録済
のものであり、問題がないと判断されたときには、回線
設定ならびに接続処理がなされて、初めて通話が可能に
なる。
【0031】図3に示すものは請求項4に対応するもの
である。この場合には、移動通信網側からの通信第1I
Dデータおよび付加IDデータが、ネットワーク8およ
び第1の変換装置12に登録される。これにより、図2
のものではネットワーク8で端末1が登録されたもので
あるか否かの判断を行い、その結果問題がなければすぐ
に通話可能となったが、図3のものでは第2の変換装置
18で端末1が登録されたものであるか否かの判断を行
い、その結果問題がないときにはネットワーク8に対し
て呼設定をし、認証要求を受けて第2の認証演算を行う
ものである。認証演算の結果に問題がなければ通話可能
になる。
【0032】図4に示すものは請求項5に対応するもの
である。この場合には、図2および図3に示したものの
ように、第1の変換装置12に移動通信網側からの通信
第1IDデータおよび付加IDデータが第2の変換装置
18には登録されない。したがって第1の変換装置12
は、端末1に仮の認証を行い、仮の認証が終わったとこ
ろでネットワーク8側に初めて認証要求を出す。その結
果認証が得られれば通話が可能となる。
【0033】図5および図6に示すものは請求項6,7
に対応するものであり、着信時を主体に示したものであ
る。このうち図5のものは、端末1に着信転送サービス
を予め登録しておき、着信したとき、転送サービスによ
り、一般公衆網20を経由して第2の変換装置18に着
信し、この端末1が通話可能となるものである。個々の
作業においては、先の説明を参照されたい。
【0034】図6に示すものは請求項7に対応するもの
である。この場合の大きな特徴は、第2の変換装置18
に独立した通信第2IDデータを持たせ、これに複数個
の端末1の通信第1IDデータとを対応付けしておくこ
とである。第2の変換装置18は、この対応付けを行っ
たものに対し、ネットワーク8に位置登録要求を出す。
ネットワーク8はこれに対し認証要求を出す。第2の変
換装置18は認証演算を行い、その結果を認証要求応答
としてネットワーク8に出力する。結果に問題がなけれ
ば位置登録受付を完了する。
【0035】外部から着信しネットワーク8がこれを受
けたとき、その着信信号は第2の変換装置18に送ら
れ、これを受けた第2の変換装置18は予め仮の認証を
行っている複数個の端末1のうちの着信したものの検索
を行う。検索により該当する端末1が現れたとき、その
端末と接続処理がなされ、通話が可能となる。この方法
によれば、ネットワーク8は動き回らない第2の変換装
置18と情報の授受を行うため、位置登録を常に行わず
に済むことになる。
【0036】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
た移動通信方式であり、構成としては請求項1に記載し
たようなものである。また使用形態としては請求項2な
いし7に記載したようになる。列車等の移動体内に基地
局を設置することができることから、従来は使用するこ
とができなかった高速移動体からのPHSが使用できる
ことになる。携帯電話等においても基地局の配置やトン
ネルの有無などによって通話が切断されることがあった
が、これが解消し、連続した良好な通話が可能になる。
また請求項2に記載された発明によれば、実際には通話
ができない時間のサービス性が向上し、同時に作動した
ものとして時間制約で切断されることがない。さらに請
求項3から7に記載された発明によれば、従来は必要で
あったローミング契約をすることなしに、他事業者のサ
ービスエリアを利用した通話ができることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の回路図である。
【図2】図1のシステム構成の使用形態を説明する説明
図である。
【図3】図1のシステム構成の他の使用形態を説明する
説明図である。
【図4】図1のシステム構成の他の使用形態を説明する
説明図である。
【図5】図1のシステム構成の他の使用形態を説明する
説明図である。
【図6】図1のシステム構成のさらに他の使用形態を説
明する説明図である。
【図7】従来のシステム構成を説明する説明図である。
【符号の説明】
1 端末 3 アンテナ 4 基地局 8 ネットワーク 9 交換網 10 データベース 11 移動体 12 第1の変換装置 14 アンテナ 15 移動通信網 16 アンテナ 18 第2の変換装置 19 入力装置 20 一般公衆網

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電波により通信端末と基地局との間で情
    報の授受を行うと共に、基地局とデータベースを有する
    移動通信網との間で、前記通信端末に関する情報の授受
    を行って、前記通信端末の使用の許可または不許可を決
    定する移動通信方式において、鉄道車両、バスあるいは
    船舶等の移動体に、前記基地局と該基地局の出力信号を
    変換する第1の変換装置ならびに該第1の変換装置の出
    力を空中に放射するアンテナとを設置し、前記移動通信
    網のうちのネットワークの前段には、前記移動体に搭載
    したアンテナとの間において電波の授受を行うアンテナ
    と、該アンテナで受けた信号を前記基地局の信号に逆変
    換する第2の変換装置とを接続し、移動体内の通信端末
    と移動通信網のデータベースとの間で情報の授受を行う
    ようにしたことを特徴とする移動通信方式。
  2. 【請求項2】 電波により通信端末と基地局との間で情
    報の授受を行うと共に、基地局とデータベースを有する
    移動通信網との間で、前記通信端末に関する情報の授受
    を行って、前記通信端末の使用の許可または不許可を決
    定する移動通信方式において、鉄道車両、バスあるいは
    船舶等の移動体中の基地局とデータベース間の情報の授
    受に要する時間を、発信者に対して所定の案内音声、メ
    ッセージ、又は無音で待機させるよう構成したことを特
    徴とする移動通信方式。
  3. 【請求項3】 入力装置により予めデータベースに登録
    された通信第1IDデータおよび付加IDデータを、移
    動通信網のネットワークと移動体に搭載した第1の変換
    装置に予め登録しておき、通信端末は移動体中の基地局
    を介して前記第1の変換装置に対して前記通信第1ID
    データにより認証を行い、該第1の変換装置とネットワ
    ークは前記通信第1IDデータおよび付加IDデータに
    より通話の可否を判別するように構成したことを特徴と
    する移動通信方式。
  4. 【請求項4】 入力装置により予めデータベースに登録
    された通信第1IDデータおよび付加IDデータを、移
    動通信網のネットワークと移動体に搭載した第1の変換
    装置および第2の変換装置に予め登録しておき、通信端
    末は移動体中の基地局を介して前記第1の変換装置に対
    して前記通信第1IDデータにより認証を行い、前記第
    2の変換装置はネットワークと該第2の変換装置に付与
    された通信第2IDデータにより認証を行い、その結果
    と通信第1IDデータおよび付加IDデータに基づいて
    通話の可否を判別するように構成したことを特徴とする
    移動通信方式。
  5. 【請求項5】 通信端末は第1の変換装置との間で認証
    確認のための情報の授受を行い、仮の認証が終了した
    時、その情報を認証要求としてネットワークに送り、該
    ネットワークから認証応答信号が前記第1の変換装置に
    戻され、該第1の変換装置で認証済が確認されたときに
    通話可能とするように構成したことを特徴とする移動通
    信方式。
  6. 【請求項6】 通信端末に係る着信転送サービスをネッ
    トワークに予め登録しておき、該通信端末に対しネット
    ワークに着信したとき、前記着信転送サービスにより一
    般公衆網を経由して第2の変換装置に着信し、該通信端
    末と通話可能とするように構成したことを特徴とする移
    動通信方式。
  7. 【請求項7】 通信端末は第1の変換装置との間で認証
    確認のための情報の授受を行い、該第1の変換装置は第
    2の変換装置に対して位置登録要求を行い、該第2の変
    換装置は前記通信端末の通信第1IDデータと該第2の
    変換装置に予め付与された通信第2IDデータとを対応
    付けするとともにデータベースに登録し、ネットワーク
    に着信したとき、該第2の変換装置は該第2の変換装置
    に予め付与された通信第2IDデータで着信し、前記通
    信端末は該通信端末の通信第1IDデータで着信するこ
    とにより、通話可能とするように構成したことを特徴と
    する移動通信方式。
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