JPH09129347A - コネクタ用接触端子部材 - Google Patents
コネクタ用接触端子部材Info
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- JPH09129347A JPH09129347A JP7285923A JP28592395A JPH09129347A JP H09129347 A JPH09129347 A JP H09129347A JP 7285923 A JP7285923 A JP 7285923A JP 28592395 A JP28592395 A JP 28592395A JP H09129347 A JPH09129347 A JP H09129347A
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- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R43/00—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors
- H01R43/04—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors for forming connections by deformation, e.g. crimping tool
- H01R43/048—Crimping apparatus or processes
- H01R43/055—Crimping apparatus or processes with contact member feeding mechanism
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- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
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- H01R43/0482—Crimping apparatus or processes combined with contact member manufacturing mechanism
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 生産コストを増加させず変形なく安全に巻回
収納可能なコネクタ用接触端子部材を提供する。 【解決手段】 本発明のコネクタ用接触端子部材11は、
狭幅の帯状に連続するキャリア部13に対し、所定のピッ
チP で所望する展開形状を以て多数連成するように打ち
抜き加工されている一端にコネクタピンが接触面16を介
して挿入可能な電気接触部15、他端にワイヤーハーネス
を圧着、固定可能な挟持部14を有したコネクタ用接触端
子12、を夫々具備して成り、挟持部14及び電気接触部15
の両側に突設されて略直角に折り曲げられる各突片14a
〜14d,15a,15b の折り曲げ高さa 以上の折り曲げ高さb
を有し、且つキャリア部13からコネクタ用接触端子部材
11と略同等のピッチP を以て突設された端子変形防止片
17、を具備して成り、生産コストを増加させず変形なく
安全に巻回収納可能にする。
収納可能なコネクタ用接触端子部材を提供する。 【解決手段】 本発明のコネクタ用接触端子部材11は、
狭幅の帯状に連続するキャリア部13に対し、所定のピッ
チP で所望する展開形状を以て多数連成するように打ち
抜き加工されている一端にコネクタピンが接触面16を介
して挿入可能な電気接触部15、他端にワイヤーハーネス
を圧着、固定可能な挟持部14を有したコネクタ用接触端
子12、を夫々具備して成り、挟持部14及び電気接触部15
の両側に突設されて略直角に折り曲げられる各突片14a
〜14d,15a,15b の折り曲げ高さa 以上の折り曲げ高さb
を有し、且つキャリア部13からコネクタ用接触端子部材
11と略同等のピッチP を以て突設された端子変形防止片
17、を具備して成り、生産コストを増加させず変形なく
安全に巻回収納可能にする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はコネクタ用接触端子
部材に関するものであり、さらに詳しくは、キャリア付
で打ち抜き加工されたコネクタ用接触端子部材の改良さ
れた構造に関するものである。
部材に関するものであり、さらに詳しくは、キャリア付
で打ち抜き加工されたコネクタ用接触端子部材の改良さ
れた構造に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】一端にコネクタピンが接触面を介して挿
入可能な電気接触部を、他端にワイヤーハーネスを圧
着、固定可能な挟持部を有するコネクタ用接触端子を夫
々具備して成る従来のコネクタ用接触端子部材は一般に
図６及び図７に示したように形成され、類似のコネクタ
用接触端子部材が実開昭55−91072 号公報にも開示され
ている。従来公知のコネクタ用接触端子部材１の全体
は、例えば、りん青銅の平板から成り、狭幅の帯状に連
続するキャリア部３に対しコネクタ用接触端子２を所定
のピッチＰで所望する展開形状を以て多数連成するよう
に一旦打ち抜き加工された後、挟持部４及び接触部５の
両側に突設した各突片4a,4b,4c,4d,5a,5b が略直角に折
り曲げられ、しかる後、図８及び図７に示したように、
リール７のハブ（図示せず）外周面上にコイル状に巻回
して収納された状態でユーザーに提供されている。
入可能な電気接触部を、他端にワイヤーハーネスを圧
着、固定可能な挟持部を有するコネクタ用接触端子を夫
々具備して成る従来のコネクタ用接触端子部材は一般に
図６及び図７に示したように形成され、類似のコネクタ
用接触端子部材が実開昭55−91072 号公報にも開示され
ている。従来公知のコネクタ用接触端子部材１の全体
は、例えば、りん青銅の平板から成り、狭幅の帯状に連
続するキャリア部３に対しコネクタ用接触端子２を所定
のピッチＰで所望する展開形状を以て多数連成するよう
に一旦打ち抜き加工された後、挟持部４及び接触部５の
両側に突設した各突片4a,4b,4c,4d,5a,5b が略直角に折
り曲げられ、しかる後、図８及び図７に示したように、
リール７のハブ（図示せず）外周面上にコイル状に巻回
して収納された状態でユーザーに提供されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、リール
７上に巻回されたコネクタ用接触端子部材１は、図８の
A-A 線に沿った断面図である図９に示したようにコネク
タ用接触端子２略直角に折り曲げられた各突片4a〜4d,5
a,5bの上に、外周の他の各突片4a〜4d,5a,5bが圧接、巻
回するので、コネクタ用接触端子部材１の重量あるいは
巻取張力によって各突片3a〜3d,4a,4bの折り曲げ部分又
はキャリア部３の連結部分が変形し易く、その変形故障
が事前に検知されずにユーザー側でワイヤーハーネスの
圧着、固定あるいは接触面６を含む電気接触部５の折り
曲げ処理がなされると、不良品が多発する惧れがあっ
た。
７上に巻回されたコネクタ用接触端子部材１は、図８の
A-A 線に沿った断面図である図９に示したようにコネク
タ用接触端子２略直角に折り曲げられた各突片4a〜4d,5
a,5bの上に、外周の他の各突片4a〜4d,5a,5bが圧接、巻
回するので、コネクタ用接触端子部材１の重量あるいは
巻取張力によって各突片3a〜3d,4a,4bの折り曲げ部分又
はキャリア部３の連結部分が変形し易く、その変形故障
が事前に検知されずにユーザー側でワイヤーハーネスの
圧着、固定あるいは接触面６を含む電気接触部５の折り
曲げ処理がなされると、不良品が多発する惧れがあっ
た。
【０００４】本発明は、前述した従来技術の問題点を解
消し、生産コストを増加させず且つ変形なく安全に巻回
収納可能な構造のコネクタ用接触端子部材を提供するこ
とを目的とするものである。
消し、生産コストを増加させず且つ変形なく安全に巻回
収納可能な構造のコネクタ用接触端子部材を提供するこ
とを目的とするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明のかかる目的は、
狭幅の帯状に連続するキャリア部に対し、所定のピッチ
で所望する展開形状を以て多数連成するように打ち抜き
加工されている一端に電気接触部を、他端にワイヤーハ
ーネスを圧着、固定可能な挟持部、を有するコネクタ用
接触端子を夫々具備したコネクタ用接触端子部材におい
て、前記挟持部及び電気接触部の両側に突設されて略直
角に折り曲げられる各突片の折り曲げ高さ以上の折り曲
げ高さを有して突設された端子変形防止片、を具備して
成ることを特徴とするコネクタ用接触端子部材によって
達成される。
狭幅の帯状に連続するキャリア部に対し、所定のピッチ
で所望する展開形状を以て多数連成するように打ち抜き
加工されている一端に電気接触部を、他端にワイヤーハ
ーネスを圧着、固定可能な挟持部、を有するコネクタ用
接触端子を夫々具備したコネクタ用接触端子部材におい
て、前記挟持部及び電気接触部の両側に突設されて略直
角に折り曲げられる各突片の折り曲げ高さ以上の折り曲
げ高さを有して突設された端子変形防止片、を具備して
成ることを特徴とするコネクタ用接触端子部材によって
達成される。
【０００６】さらに、本発明の目的は、前記端子変形防
止片が、前記キャリア部から前記コネクタ用接触端子と
略同等のピッチを以て突設されていることを特徴とする
コネクタ用接触端子部材によって達成される。
止片が、前記キャリア部から前記コネクタ用接触端子と
略同等のピッチを以て突設されていることを特徴とする
コネクタ用接触端子部材によって達成される。
【０００７】さらに、本発明の目的は、前記端子変形防
止片が、前記コネクタ用接触端子の展開形状における前
記キャリア部とのデッドスペース間に形成されているこ
とを特徴とするコネクタ用接触端子部材によって達成さ
れる。
止片が、前記コネクタ用接触端子の展開形状における前
記キャリア部とのデッドスペース間に形成されているこ
とを特徴とするコネクタ用接触端子部材によって達成さ
れる。
【０００８】さらに、本発明の目的は、前記端子変形防
止片が、前記キャリア部材から前記コネクタ用接触端子
に向けて延在する連結片を介して、前記挟持部及び電気
接触部における各突片の折り曲げ方向と同一方向に突設
されていることを特徴とするコネクタ用接触端子部材を
特徴とするコネクタ用接触端子部材によって達成され
る。
止片が、前記キャリア部材から前記コネクタ用接触端子
に向けて延在する連結片を介して、前記挟持部及び電気
接触部における各突片の折り曲げ方向と同一方向に突設
されていることを特徴とするコネクタ用接触端子部材を
特徴とするコネクタ用接触端子部材によって達成され
る。
【０００９】本発明のコネクタ用接触端子部材は、狭幅
の帯状に連続するキャリア部に対し、所定のピッチで所
望する展開形状を以て多数連成するように一旦打ち抜き
加工されている一端に、コネクタピンが接触面を介して
挿入可能な電気接触部、他端にワイヤーハーネスを圧
着、固定可能な挟持部を有するコネクタ用接触端子をを
夫々具備し、さらに、挟持部及び接触部の両側に突設さ
れて略直角に折り曲げられる各突片の折り曲げ高さ以上
の折り曲げ高さを有し、且つキャリア部から前記コネク
タ用接触端子部材と略同等のピッチを以て突設された端
子変形防止片を具備して成るので、端子変形防止片がそ
の外周上を巻回する他の各突片を直接支持し、上下の各
突片が互いに良好な間隔を置いて安定した状態に保持さ
れ、過度に当接することが防止される一方、デッドスペ
ースの削減により材料コストの低減が図れる。
の帯状に連続するキャリア部に対し、所定のピッチで所
望する展開形状を以て多数連成するように一旦打ち抜き
加工されている一端に、コネクタピンが接触面を介して
挿入可能な電気接触部、他端にワイヤーハーネスを圧
着、固定可能な挟持部を有するコネクタ用接触端子をを
夫々具備し、さらに、挟持部及び接触部の両側に突設さ
れて略直角に折り曲げられる各突片の折り曲げ高さ以上
の折り曲げ高さを有し、且つキャリア部から前記コネク
タ用接触端子部材と略同等のピッチを以て突設された端
子変形防止片を具備して成るので、端子変形防止片がそ
の外周上を巻回する他の各突片を直接支持し、上下の各
突片が互いに良好な間隔を置いて安定した状態に保持さ
れ、過度に当接することが防止される一方、デッドスペ
ースの削減により材料コストの低減が図れる。
【００１０】
【発明の実施の形態】本発明のコネクタ用接触端子部材
の一実施態様について、添付した図面に基づき以下に詳
述する。図１は打ち抜き加工後の本発明コネクタ用接触
端子部材11の展開図であり、図２は折り曲げ加工後の本
発明コネクタ用接触端子部材11の斜視図、図３は本発明
コネクタ用接触端子部材11がリールに巻回収納された状
態を示す斜視図であり、さらに、図４は図３のB-B 線に
沿って切断した断面図である。
の一実施態様について、添付した図面に基づき以下に詳
述する。図１は打ち抜き加工後の本発明コネクタ用接触
端子部材11の展開図であり、図２は折り曲げ加工後の本
発明コネクタ用接触端子部材11の斜視図、図３は本発明
コネクタ用接触端子部材11がリールに巻回収納された状
態を示す斜視図であり、さらに、図４は図３のB-B 線に
沿って切断した断面図である。
【００１１】図１〜図４から明らかなように、本発明コ
ネクタ用接触端子部材11は、端子変形防止片17以外の各
部材の構成及び作用効果が略同等なものである。即ち、
一端にコネクタピンが接触面16を介して挿入可能な電気
接触部15、他端にワイヤーハーネスを圧着、固定可能な
挟持部14を有するコネクタ用接触端子12を夫々具備して
成る本発明のコネクタ用接触端子部材11は全体が、例え
ば、りん青銅の平板から成り、狭幅の帯状に連続するキ
ャリア部13に対し、コネクタ用接触端子12を所定のピッ
チＰで所望する展開形状を以て多数連成するように一旦
打ち抜き加工された後、挟持部14及び接触部15の両側に
突設した各突片14a,14b,14c,14d,15a,15b が略直角に折
り曲げられ、しかる後、図３及び図４に示したように、
リール７のハブ（図示せず）外周面上にコイル状に巻回
して収納された状態でユーザーに提供される。
ネクタ用接触端子部材11は、端子変形防止片17以外の各
部材の構成及び作用効果が略同等なものである。即ち、
一端にコネクタピンが接触面16を介して挿入可能な電気
接触部15、他端にワイヤーハーネスを圧着、固定可能な
挟持部14を有するコネクタ用接触端子12を夫々具備して
成る本発明のコネクタ用接触端子部材11は全体が、例え
ば、りん青銅の平板から成り、狭幅の帯状に連続するキ
ャリア部13に対し、コネクタ用接触端子12を所定のピッ
チＰで所望する展開形状を以て多数連成するように一旦
打ち抜き加工された後、挟持部14及び接触部15の両側に
突設した各突片14a,14b,14c,14d,15a,15b が略直角に折
り曲げられ、しかる後、図３及び図４に示したように、
リール７のハブ（図示せず）外周面上にコイル状に巻回
して収納された状態でユーザーに提供される。
【００１２】しかしながら、リール７上に巻回された本
発明コネクタ用接触端子部材11は、図４に示したように
略直角に折り曲げられた各突片14a 〜14d,15a,15b の上
に、外周の他の各突片14a 〜14d,15a,15b が圧接、巻回
して、コネクタ用接触端子部材11の重量あるいは巻取張
力によって各突片14a 〜14d,15a,15b の折り曲げ部分又
はキャリア部13の連結部が変形し、その変形故障が事前
に検知されずにユーザー側でワイヤーハーネスの圧着、
固定あるいは接触部15の折り曲げ処理がなされ、不良品
が多発することを防止するため、端子変形防止片17を設
けたことが従来コネクタ用接触端子部材１と著しく相違
し且つ特徴とする点である。
発明コネクタ用接触端子部材11は、図４に示したように
略直角に折り曲げられた各突片14a 〜14d,15a,15b の上
に、外周の他の各突片14a 〜14d,15a,15b が圧接、巻回
して、コネクタ用接触端子部材11の重量あるいは巻取張
力によって各突片14a 〜14d,15a,15b の折り曲げ部分又
はキャリア部13の連結部が変形し、その変形故障が事前
に検知されずにユーザー側でワイヤーハーネスの圧着、
固定あるいは接触部15の折り曲げ処理がなされ、不良品
が多発することを防止するため、端子変形防止片17を設
けたことが従来コネクタ用接触端子部材１と著しく相違
し且つ特徴とする点である。
【００１３】本発明に基づく端子変形防止片17は、挟持
部14及び接触部15の両側に突設されて略直角に折り曲げ
られる各突片14a 〜14d,15a,15b の折り曲げ高さａ以上
の折り曲げ高さｂを有して略直角に折り曲げ加工され、
且つキャリア部13からコネクタ用接触端子12に向けて延
在する連結部18を介してコネクタ用接触端子12と略同等
のピッチＰを以て突設されているので、端子変形防止片
16がその外周上を巻回する他の各突片14a 〜14d,15a,15
b を直接支持し、上下の各突片14a 〜14d,15a,15b が互
いに当接することを防止する。
部14及び接触部15の両側に突設されて略直角に折り曲げ
られる各突片14a 〜14d,15a,15b の折り曲げ高さａ以上
の折り曲げ高さｂを有して略直角に折り曲げ加工され、
且つキャリア部13からコネクタ用接触端子12に向けて延
在する連結部18を介してコネクタ用接触端子12と略同等
のピッチＰを以て突設されているので、端子変形防止片
16がその外周上を巻回する他の各突片14a 〜14d,15a,15
b を直接支持し、上下の各突片14a 〜14d,15a,15b が互
いに当接することを防止する。
【００１４】また、端子変形防止片17は、コネクタ用接
触端子部材11の展開状態においてコネクタ用接触端子12
の各突14a 〜41d,15a,15b とキャリア部13間のデッドス
ペース内に設けられているので材料の無駄が無い。従っ
て、リール７上に巻回、収納されているコネクタ用接触
端子部材11は、その各突片14a 〜14d,15a,15b がコネク
タ用接触端子部材11の重量、巻き取り張力等の外力によ
って導通性上有害な変形を生じることが回避され、巻回
状態下で長期間安全に保管される。なお、前述した実施
態様において、電気接触部15の接触面16に対しコンタク
トピンが挿入される雌型端子について説明したが、図５
に示したようなコンタクトピン形状の端子であっても、
同様な機能を有する。
触端子部材11の展開状態においてコネクタ用接触端子12
の各突14a 〜41d,15a,15b とキャリア部13間のデッドス
ペース内に設けられているので材料の無駄が無い。従っ
て、リール７上に巻回、収納されているコネクタ用接触
端子部材11は、その各突片14a 〜14d,15a,15b がコネク
タ用接触端子部材11の重量、巻き取り張力等の外力によ
って導通性上有害な変形を生じることが回避され、巻回
状態下で長期間安全に保管される。なお、前述した実施
態様において、電気接触部15の接触面16に対しコンタク
トピンが挿入される雌型端子について説明したが、図５
に示したようなコンタクトピン形状の端子であっても、
同様な機能を有する。
【００１５】
【発明の効果】以上のように構成される本発明のコネク
タ用接触端子部材は、次のような新規な効果を奏するも
のである。即ち、本発明のコネクタ用接触端子部材11
は、狭幅の帯状に連続するキャリア部13に対し、所定の
ピッチで所望する展開形状を以て多数連成するように一
旦打ち抜き加工されている一端に、コネクタピンが接触
面16を介して挿入可能な電気接触部14、他端にワイヤー
ハーネスを圧着、固定可能な挟持部15を有するコネクタ
用接触端子12をを夫々具備し、さらに、挟持部15及び電
気接触部14の両側に突設されて略直角に折り曲げられる
各突片14a 〜14d,15a,15b の折り曲げ高さa 以上の折り
曲げ高さb を有し、且つキャリア部13からコネクタ用接
触端子部材11と略同等のピッチP を以て突設された端子
変形防止片17を具備して成るので、端子変形防止片17が
その外周上を巻回する他の各突片14a〜14d,15a,15b を
直接支持し、上下の各突片14a 〜14d,15a,15b が互いに
良好な間隔を置いて安定した状態に保持することが可能
になり、過度の当接を防止しながら、巻回された状態下
で長期間安全に保管することも可能になった。
タ用接触端子部材は、次のような新規な効果を奏するも
のである。即ち、本発明のコネクタ用接触端子部材11
は、狭幅の帯状に連続するキャリア部13に対し、所定の
ピッチで所望する展開形状を以て多数連成するように一
旦打ち抜き加工されている一端に、コネクタピンが接触
面16を介して挿入可能な電気接触部14、他端にワイヤー
ハーネスを圧着、固定可能な挟持部15を有するコネクタ
用接触端子12をを夫々具備し、さらに、挟持部15及び電
気接触部14の両側に突設されて略直角に折り曲げられる
各突片14a 〜14d,15a,15b の折り曲げ高さa 以上の折り
曲げ高さb を有し、且つキャリア部13からコネクタ用接
触端子部材11と略同等のピッチP を以て突設された端子
変形防止片17を具備して成るので、端子変形防止片17が
その外周上を巻回する他の各突片14a〜14d,15a,15b を
直接支持し、上下の各突片14a 〜14d,15a,15b が互いに
良好な間隔を置いて安定した状態に保持することが可能
になり、過度の当接を防止しながら、巻回された状態下
で長期間安全に保管することも可能になった。
【００１６】また、端子変形防止片17は、コネクタ用接
触端子部材11のキャリア部13に対する突設ピッチＰと略
同等の突設ピッチＰを以て各コネクタ用接触端子12間の
比較的狭いスペース内に配設されているので、従来以上
に平板材料の使用量が増加せず、打ち抜き加工及び折り
曲げ加工処理も特に複雑化しないので生産コストの増加
を抑制可能になった。
触端子部材11のキャリア部13に対する突設ピッチＰと略
同等の突設ピッチＰを以て各コネクタ用接触端子12間の
比較的狭いスペース内に配設されているので、従来以上
に平板材料の使用量が増加せず、打ち抜き加工及び折り
曲げ加工処理も特に複雑化しないので生産コストの増加
を抑制可能になった。
【図１】打ち抜き加工後の本発明コネクタ用接触端子部
材の展開図である。
材の展開図である。
【図２】折り曲げ加工後の本発明コネクタ用接触端子部
材の斜視図である。
材の斜視図である。
【図３】本発明コネクタ用接触端子部材がリールに巻回
収納された状態を示す斜視図である。
収納された状態を示す斜視図である。
【図４】図３のB-B 線に沿って切断した断面図である。
【図５】本発明のコネクタ用接触端子の変更例を示す斜
視図である。
視図である。
【図６】打ち抜き加工後の従来のコネクタ用接触端子部
材の展開図である。
材の展開図である。
【図７】折り曲げ加工後の従来のコネクタ用接触端子部
材の斜視図である。
材の斜視図である。
【図８】従来のコネクタ用接触端子部材がリールに巻回
収納された状態を示す斜視図である。
収納された状態を示す斜視図である。
【図９】図８のA-A 線に沿って切断した断面図である。
1 従来のコネクタ用接触端子部材 2 従来のコネクタ用接触端子 3 従来のキャリア部 4 従来の電気接触部 4a 従来の突片 4b 従来の突片 4c 従来の突片 4d 従来の突片 5 従来の挟持部 5a 従来の突片 5b 従来の突片 6 従来の接触面 7 リール 11 本発明のコネクタ用接触端子部材 12 本発明のコネクタ用接触端子 13 本発明のキャリア部 14 本発明の電気接触部 14a 本発明の突片 14b 本発明の突片 14c 本発明の突片 14d 本発明の突片 15a 本発明の突片 15b 本発明の突片 16 本発明の接触面 17 本発明の端子変形防止片 18 本発明の端子変形防止片連結部 Ｐ ピッチ ａ 折り曲げ高さ ｂ 折り曲げ高さ
Claims (4)
- 【請求項１】 狭幅の帯状に連続するキャリア部に対
し、所定のピッチで所望する展開形状を以て多数連成す
るように打ち抜き加工されている一端に電気接触部を、
他端にワイヤーハーネスを圧着、固定可能な挟持部、を
有するコネクタ用接触端子を夫々具備したコネクタ用接
触端子部材において、 前記挟持部及び電気接触部の両側に突設されて略直角に
折り曲げられる各突片の折り曲げ高さ以上の折り曲げ高
さを有して突設された端子変形防止片 、を具備して成
ることを特徴とするコネクタ用接触端子部材。 - 【請求項２】 前記端子変形防止片が、前記キャリア部
から前記コネクタ用接触端子と略同等のピッチを以て突
設されていることを特徴とする請求項１に記載のコネク
タ用接触端子部材。 - 【請求項３】 前記端子変形防止片が、前記コネクタ用
接触端子の展開形状における前記キャリア部とのデッド
スペース間に形成されていることを特徴とする請求項１
に記載のコネクタ用接触端子部材。 - 【請求項４】 前記端子変形防止片が、前記キャリア部
材から前記コネクタ用接触端子に向けて延在する連結片
を介して、前記挟持部及び電気接触部における各突片の
折り曲げ方向と同一方向に突設されていることを特徴と
する請求項１に記載のコネクタ用接触端子部材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28592395A JP3207093B2 (ja) | 1995-11-02 | 1995-11-02 | コネクタ用接触端子部材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28592395A JP3207093B2 (ja) | 1995-11-02 | 1995-11-02 | コネクタ用接触端子部材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09129347A true JPH09129347A (ja) | 1997-05-16 |
| JP3207093B2 JP3207093B2 (ja) | 2001-09-10 |
Family
ID=17697768
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28592395A Expired - Fee Related JP3207093B2 (ja) | 1995-11-02 | 1995-11-02 | コネクタ用接触端子部材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3207093B2 (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009140698A (ja) * | 2007-12-05 | 2009-06-25 | Yazaki Corp | 端子連鎖帯 |
| KR100975186B1 (ko) * | 2003-09-02 | 2010-08-10 | 니혼앗짜쿠단시세이소 가부시키가이샤 | 단자 금구의 연쇄 부재 및 그 권취 부재 |
| JP2016039071A (ja) * | 2014-08-08 | 2016-03-22 | 日本端子株式会社 | 連鎖状端子 |
| FR3119945A1 (fr) * | 2021-02-18 | 2022-08-19 | Raydiall | Ebauche monobloc métallique d’assemblage par sertissage d’un connecteur à un câble isolé, sous-ensemble de connecteur préassemblé intégrant l’ébauche, procédé d’assemblage d’un connecteur à un câble associés. |
| EP4087069A3 (fr) * | 2021-02-18 | 2022-12-28 | Raydiall | Ebauche monobloc métallique d'assemblage par sertissage d'un connecteur à un câble isolé, sous-ensemble de connecteur préassemblé intégrant l'ébauche ou comprenant un contact central et deux parties de sertissage de matière et/ou épaisseur différente(s), procédés d'assemblage d'un connecteur à un câble associés |
| KR20240060441A (ko) | 2022-10-28 | 2024-05-08 | 히로세덴끼 가부시끼가이샤 | 압착 단자, 단자 연결체 및 커넥터 |
-
1995
- 1995-11-02 JP JP28592395A patent/JP3207093B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100975186B1 (ko) * | 2003-09-02 | 2010-08-10 | 니혼앗짜쿠단시세이소 가부시키가이샤 | 단자 금구의 연쇄 부재 및 그 권취 부재 |
| JP2009140698A (ja) * | 2007-12-05 | 2009-06-25 | Yazaki Corp | 端子連鎖帯 |
| JP2016039071A (ja) * | 2014-08-08 | 2016-03-22 | 日本端子株式会社 | 連鎖状端子 |
| FR3119945A1 (fr) * | 2021-02-18 | 2022-08-19 | Raydiall | Ebauche monobloc métallique d’assemblage par sertissage d’un connecteur à un câble isolé, sous-ensemble de connecteur préassemblé intégrant l’ébauche, procédé d’assemblage d’un connecteur à un câble associés. |
| EP4087069A3 (fr) * | 2021-02-18 | 2022-12-28 | Raydiall | Ebauche monobloc métallique d'assemblage par sertissage d'un connecteur à un câble isolé, sous-ensemble de connecteur préassemblé intégrant l'ébauche ou comprenant un contact central et deux parties de sertissage de matière et/ou épaisseur différente(s), procédés d'assemblage d'un connecteur à un câble associés |
| KR20240060441A (ko) | 2022-10-28 | 2024-05-08 | 히로세덴끼 가부시끼가이샤 | 압착 단자, 단자 연결체 및 커넥터 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3207093B2 (ja) | 2001-09-10 |
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