JPH09122016A - 飲料冷却装置 - Google Patents

飲料冷却装置

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JPH09122016A
JPH09122016A JP7286012A JP28601295A JPH09122016A JP H09122016 A JPH09122016 A JP H09122016A JP 7286012 A JP7286012 A JP 7286012A JP 28601295 A JP28601295 A JP 28601295A JP H09122016 A JPH09122016 A JP H09122016A
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JP
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container
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water
cooling
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JP7286012A
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Takeo Jinno
武男 神野
Shinichi Urata
真一 浦田
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Zojirushi Corp
Original Assignee
Zojirushi Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コーヒー等の加熱注出液を飲みごろの温度に
冷却する簡易かつ小型の飲料冷却装置を提供することで
ある。 【解決手段】 注入容器3、水冷容器4、氷冷容器5を
上から順に重ね、注入容器3に接続した熱交換パイプ
9、16を水冷容器4及び氷冷容器5に通過せしめ、そ
の熱交換パイプ9、16の下端を排出口18に接続した
構成とした。加熱注出された飲料は、水冷容器4で粗か
た冷却されたのち氷冷容器5で更に冷却される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コーヒー、麦茶
等の飲料の冷却装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】熱湯をかけることによって注出されたコ
ーヒーを飲みごろの温度に冷却する簡易なアイスコーヒ
ーメーカーとして、実開昭57−105014号公報に
開示されたものが知られている。このコーヒーメーカー
は、冷却容器内にら旋状の熱交換パイプを収納し、その
熱交換パイプの上端に注入口を設けると共に、下端を上
記冷却容器外に突き出して排出口としたものであり、上
記冷却容器内に氷塊等の冷媒を入れ、上記注入口から熱
いコーヒーを注入し、熱交換パイプを通過する間にその
コーヒーを冷却させるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のごとき従来のア
イスコーヒーメーカーは、注出されたコーヒーが高温で
あるので、これを飲みごろの温度にまで冷却するには多
量の氷が必要となり、かえって不便であった。
【0004】また、電気的に冷却する装置も知られてい
るが、冷却に時間がかかると共に、コンプレッサー等が
用いられるので大型となり、広い設置スペースを必要と
する欠点があった。
【0005】そこで、この発明は簡易かつ小型の飲料冷
却装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明は注入容器、水冷容器、氷冷容器を上か
らこの順に重ね、上記注入容器に接続した熱交換パイプ
を上記水冷容器と氷冷容器に順に通過せしめ、該熱交換
パイプの下端を氷冷容器の排出口に接続した構成とした
ものである。
【0007】上記構成の飲料冷却装置は、注入容器に入
れられた高温飲料が水冷容器において粗まし冷却され、
その後氷冷容器において更に冷却される。
【0008】上記水冷容器の下部に冷却水の入口、上部
に冷却水の出口を設けた構成とし、冷却水を連続的に入
れ換えるようにすると冷却効率が上がる。
【0009】また、上記氷冷容器を通過する熱交換パイ
プの部分を渦巻き形に形成すると、その上部の氷塊と氷
解水とが分離され、氷塊が解け難くなる。
【0010】更に、上記熱交換パイプを水冷容器を通過
する上部熱交換パイプと、水冷容器を通過する下部熱交
換パイプに分け、水冷容器の裏面に設けた継手パイプに
上記各熱交換パイプの端部を着脱自在に接続した構成と
することもできる。
【0011】上記の飲料冷却装置を、コーヒーメーカー
や麦茶注出器などの飲料注出器の吐出口の下方に設置し
て、注出飲料冷却装置を構成することもできる。
【0012】
【実施の形態】以下、この発明の実施の形態を添付の図
面に基づいて説明する。
【0013】図1に示した第1の実施形態の飲料冷却装
置は、基台1の縦壁部2の側面に上から順に注入容器
3、水冷容器4、氷冷容器5を重ねて取付け、氷冷容器
5の下方の基台1上に受け容器6を出し入れ自在に設置
したものである。
【0014】注入容器3は浅い漏斗状の容器であり、そ
の底面下部の排出口7に継手ホース8を介して上部熱交
換パイプ9の上端部を接続している。上記の注入容器3
の底面と水冷容器4との間にパッキン11が介在され
る。
【0015】上記水冷容器4の底面に上下に貫通した継
手パイプ12が設けられる。その継手パイプ12の上端
部に継手ホース13を介して前記の上部熱交換パイプ9
の下端部を接続している。上部熱交換パイプ9は、水冷
容器4の内周面に沿った螺旋状に形成される。また水冷
容器4の下部周壁に水道水等の冷却水の導入用入口14
が設けられ、また上部周壁にその排出口15が設けられ
る。
【0016】氷冷容器5の内部には、平板状の渦巻形に
形成された下部熱交換パイプ16が収納され、その上端
部を継手ホース17を介して前記の継手パイプ12に接
続している。またその下端部を、氷冷容器5の底面に設
けた排出口18に継手ホース19を介して接続してい
る。また、氷冷容器5の上面部の一部に氷塊投入口21
を設け、これに開閉蓋22を取付け、内部に氷塊23を
投入するようにしている。
【0017】受け容器6は前記の排出口18の下方に臨
む開口24を有し、また下部周壁にコック25を設けて
いる。この受け容器6は断熱材を介在した二重容器で構
成したり、魔法びんを用いる等して保温性をもたせるこ
とが望ましい。
【0018】第1の実施形態の飲料冷却装置は以上のご
ときものであり、水冷容器4の入口14から水道水を導
入して排出口15から排出させ、また氷冷却室5に氷塊
23を収納する。この状態で注入容器3から高温のコー
ヒー等の注出飲料を注入する。
【0019】注入された飲料は、自然落下する過程で水
冷容器4内の上部熱交換パイプ9において冷却水との熱
交換により粗かた冷却され、更に氷冷容器5内の下部熱
交換パイプ16において氷塊との熱交換により飲みごろ
の温度(5〜6℃)にまで冷却され、受け容器6に排出
される。
【0020】時間の経過と共に氷塊23が解けるが、解
け出した水は下部熱交換パイプ16の渦巻き部分の下方
に滴下して氷冷容器5の底面に溜る。溜った水は下部熱
交換パイプ16の渦巻き部分によりその上部の氷塊23
と隔離される。
【0021】渦巻き形の熱交換パイプ16は上記のよう
に氷塊23と水とを隔離する作用があり、これにより氷
塊23を解け難くくする利点があるが、上部熱交換パイ
プ9のごとき螺旋状のものはこのような隔離作用はな
い。
【0022】なお、粗熱をとるだけでよい場合は、氷冷
容器5を下部熱交換パイプ16と共に取外し、水冷容器
4で粗かた冷却された飲料を水冷容器4底面の継手パイ
プ12から受け容器6に排出させるようにしてもよい。
また、氷塊23があり余っている場合、或いは、冷却水
を供給できない場合は、水冷容器4に氷塊23を入れて
もよい。
【0023】次に、図2に示した第2の実施形態のもの
は基台1の縦壁部2の部分に加熱注出装置26を設けた
ものであり、その吐出口27を注入容器3上に臨ませた
ものである。注入容器3、水冷容器4、氷冷容器5、受
け容器6、熱交換パイプ9、16等の構成は、前述の第
1実施形態と同様である。この場合は、加熱注出装置2
6においてコーヒーや麦茶などを加熱注出したのち、吐
出口27から注入容器3に吐出させ、前記と同様に冷却
する。
【0024】
【発明の効果】以上のように、この発明は、水冷容器に
より予め粗熱をとった上で氷冷容器で冷却するものであ
るから、氷の使用量が少なくてよい。また液体は自然落
下する間に水及び氷との熱交換によって冷却されるの
で、液体を移動させるためのポンプや冷却のためのコン
プレッサー等が不要であり、簡易かつ小型の飲料冷却装
置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の断面図
【図2】第2実施形態の断面図
【符号の説明】
1 基台 2 縦壁部 3 注入容器 4 水冷容器 5 氷冷容器 6 受け容器 7 排出口 8 継手ホース 9 上部熱交換パイプ 11 パッキン 12 継手パイプ 13 継手ホース 14 入口 15 排出口 16 下部熱交換パイプ 17 継手ホース 18 排出口 19 継手ホース 21 氷塊投入口 22 開閉蓋 23 氷塊 24 開口 25 コック 26 加熱注出装置 27 吐出口

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 注入容器、水冷容器、氷冷容器を上から
    この順に重ね、上記注入容器に接続した熱交換パイプを
    上記水冷容器と氷冷容器に順に通過せしめ、該熱交換パ
    イプの下端を氷冷容器の排出口に接続してなる飲料冷却
    装置。
  2. 【請求項2】 上記水冷容器の下部に冷却水の入口、上
    部に該冷却水の出口を設けてなる請求項1に記載の飲料
    冷却装置。
  3. 【請求項3】 上記氷冷容器を通過する熱交換パイプの
    部分を渦巻き形に形成してなる請求項1又は2に記載の
    飲料冷却装置。
  4. 【請求項4】 上記熱交換パイプを水冷容器を通過する
    上部熱交換パイプと、氷冷容器を通過する下部熱交換パ
    イプに分け、水冷容器の底面に貫通状に設けた継手パイ
    プに上記各熱交換パイプの端部を着脱自在に接続してな
    る請求項1乃至3のいずれかに記載の飲料冷却装置。
  5. 【請求項5】 コーヒーメーカー、麦茶注出器などの飲
    料注出器の吐出口の下方に請求項1乃至4のいずれかに
    記載の飲料冷却装置を設定してなる注出飲料冷却装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017512590A (ja) * 2014-04-01 2017-05-25 シェーラー アーゲー 新鮮な抽出した冷たいコーヒー飲料の作成方法及びかかる方法を実行するためのコーヒーマシン
JP2017532166A (ja) * 2014-08-22 2017-11-02 ロースティング・プラント・インコーポレイテッド 飲料冷却装置及び関連するシステム及び方法
WO2023280161A1 (zh) * 2021-07-09 2023-01-12 海尔智家股份有限公司 日式冰咖啡机

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