JPH09116829A - 多画面テレビジョン受像機 - Google Patents

多画面テレビジョン受像機

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JPH09116829A
JPH09116829A JP7272890A JP27289095A JPH09116829A JP H09116829 A JPH09116829 A JP H09116829A JP 7272890 A JP7272890 A JP 7272890A JP 27289095 A JP27289095 A JP 27289095A JP H09116829 A JPH09116829 A JP H09116829A
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signal
video
screen
systems
sync
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JP7272890A
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English (en)
Inventor
Koichi Yamaguchi
孝一 山口
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 主画面に非標準信号が入力された場合や微弱
な放送信号を受信した場合においても副画面の画質劣化
が発生することが無く、且つ主画面の選局動作時等にお
いても副画面の同期乱れを最小にすることが可能な多画
面テレビジョン受像機を提供すること。 【解決手段】 A/V切換手段1からビデオ/クロマ/
偏向処理手段(V/C/D)2に入力される第1の映像
信号が非標準であったり弱電界で不安定であった場合、
スイッチ手段16の出力端子c1は、図示しない制御手
段からの制御により、V/C/D手段2に入力された前
記第1の映像信号から前記V/C/D手段2が生成した
第1の同期信号7が入力される入力端子a1から、V/
C/D手段4に入力された第2の映像信号から前記V/
C/D手段4が生成した第2の同期信号6が入力される
入力端子b1に切換制御が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は副画面機能を備えた
テレビジョン受像機に係り、特に従来の主画面同期以外
に副画面同期が可能なテレビジョン受像機に関する。
【0002】
【従来の技術】主(メイン)画面に対して、それとは別
に2つ目の画面であるところの副(サブ)画面を表示す
る機能を有したテレビジョン受像機の中に、画面を2分
割して片側に主画面を、もう一方に副画面を、それぞれ
ほぼ同一の大きさで表示する機能を持ったものが発売さ
れている。
【0003】図6は同じ大きさの画面を2つ並べて片方
を主画面、他方を副画面として表示可能な従来のテレビ
ジョン受像機の一構成例を示すブロック図である。
【0004】図6において、A/V切換手段1から出力
された副画面用の映像信号は、ビデオ/クロマ/偏向処
理手段(V/C/D)4,副画面制御手段15により制
御がなされた副画面処理手段5を通り、(主画面/副画
面)重畳手段10へ出力される。また、副画面処理手段
5は、A/D変換手段31,データ並べ替え手段(メモ
リ書き込み用)32,画像メモリ33,データ並べ替え
手段(メモリ読み出し用)34,D/A変換手段35に
より構成されていて、前記画像メモリ33に映像信号デ
ータを書き込むタイミングは、前記ビデオ/クロマ/偏
向処理手段4からの水平同期信号及び垂直同期信号6に
基づいて行われるようになっていて、前記画像メモリ3
3から映像信号データを読み出すタイミングは、ビデオ
/クロマ/偏向処理手段2からの水平同期信号及び垂直
同期信号7に基づいて行われるようになっている。
【0005】一方、A/V切換手段1から出力された主
画面用の映像信号は、ビデオ/クロマ/偏向処理手段
(V/C/D)2,主画面処理手段36を通り、(主画
面/副画面)重畳手段10へ出力される。また、主画面
処理手段36は、A/D変換手段37,画像メモリ3
8,D/A変換手段39により構成されていて、前記画
像メモリ38に映像信号データを書き込むタイミング
は、前記ビデオ/クロマ/偏向処理手段2からの水平同
期信号及び垂直同期信号7に基づいて行われるようにな
っていて、前記画像メモリ38から映像信号データを読
み出すタイミングは、書き込み時と同様に前記ビデオ/
クロマ/偏向処理手段2からの水平同期信号及び垂直同
期信号7に基づいて行われるようになっている。
【0006】そして、前記重畳手段10により重畳され
た映像信号はCRT12に供給されていて、CRT12
は前記ビデオ/クロマ/偏向処理手段2からの水平同期
信号及び垂直同期信号7に基づいて動作する偏向処理手
段11により偏向制御が行われるようになっている。
【0007】次に、以上のように構成された、副画面表
示可能なテレビジョン受像機の動作について説明を行
う。
【0008】A/V切換手段1により選択された主画面
用映像信号は、ビデオ/クロマ/偏向処理手段2でビデ
オ/クロマ処理が行われて、コンポジットビデオ信号か
ら輝度,色差信号に分離変換され、主画面処理手段36
に入力される。また、ビデオ/クロマ/偏向処理手段2
は、コンポジットビデオ信号から同期分離を行い、水平
同期信号及び垂直同期信号7を生成し、主画面処理手段
36に供給していて、前記水平同期信号及び垂直同期信
号7を基準として、画像メモリ38に対して映像データ
の書き込み及び読み出しの制御、即ち、主画面映像デー
タが画像メモリ38から読み出される際、主画面映像デ
ータが書き込まれ時の約2倍の速度で読み出されること
により、CRT上の、例えば左側半分に1/2に圧縮さ
れて表示される。尚、これは前記画像メモリ4に対し
て、副画面映像データの書き込みがリアルタイムで行わ
れていると仮定すると、副画面映像データの読み出しが
その書き込み時間のn倍(nは正の実数)で行われた場
合、副画面映像は1/n倍に圧縮(または伸張)される
ことによる。
【0009】一方、A/V切換手段1から供給された副
画面用の映像信号は、ビデオ/クロマ/偏向処理手段
(V/C/D)4でビデオ/クロマ処理が行われ、コン
ポジットビデオ信号から輝度,色差信号に分離変換され
て、A/D変換手段31へ供給される。また、ビデオ/
クロマ/偏向処理手段4はコンポジットビデオ信号から
同期分離を行い、水平同期信号及び垂直同期信号6を生
成し、副画面処理手段5に供給される。そして、前記水
平同期信号及び垂直同期信号6を基準として、A/D変
換部31は、前記副画面用の映像信号をデジタル信号に
変換して、データ並べ替え部(メモリ書き込み用)32
に出力し、データ並べ替え部(メモリ書き込み用)32
は、メモリ書き込みに適した順番に、前記デジタル変換
された副画面用の映像信号データ列の並べ替えを行い、
画像メモリ33に出力し、画像メモリ33は、メモリに
前記副画面用の映像信号データ列の並べ替え後のデータ
列の書き込みを行う。
【0010】そして、前記画像メモリ33に書き込まれ
た副画面用の映像信号データ列の並べ替え後のデータ列
は、前記水平同期信号及び垂直同期信号7を基準とし
て、データ並べ替え手段(メモリ読み出し用)34によ
り、画像メモリ33から読み出され、データ並べ替え手
段(メモリ書き込み用)32でデータ並べ替えが行われ
る以前の副画面用の映像信号データ列に並べ替え(元に
戻す)が行われて、D/A変換手段35に出力され、D
/A変換手段35は前記副画面用のデジタル映像信号を
アナログ信号に変換(戻す)して、主画面/副画面重畳
手段12に出力するようになっている。
【0011】ところで、主画面処理手段36では、単に
1ライン毎に1/2倍に圧縮するのみであったが、副画
面処理手段5では、前述の通り、ビデオ/クロマ/偏向
処理手段(V/C/D)4でコンポジットビデオ信号か
ら同期分離を行い、生成された水平同期信号及び垂直同
期信号6に同期したタイミングで前記画像メモリ33に
映像信号の書き込みが行われ、ビデオ/クロマ/偏向処
理手段(V/C/D)2でコンポジットビデオ信号から
同期分離を行い、生成された水平同期信号及び垂直同期
信号7に同期したタイミングで、書き込み時の約2倍の
速度で読み出すことにより、映像を約1/2に圧縮する
と共に主画面と同期を取っている。尚、副画面処理手段
5における副画面用映像信号の前記画像メモリ33への
書き込み及び読み出しの制御は、副画面制御手段15か
らの制御信号8及び9により行われる。
【0012】また、(主画面/副画面)重畳手段10
は、アナログ信号に変換された前記主画面処理手段36
から出力された主画面用の映像信号13と、前記副画面
処理手段5から出力された副画面用の映像信号14とを
重畳する。そして、重畳された前記映像信号はCRT1
2に供給され、CRT12の管面に映し出される。尚、
偏向処理部11はビデオ/クロマ/偏向処理手段(V/
C/D)2でコンポジットビデオ信号から同期分離を行
い、生成された水平同期信号及び垂直同期信号7を元に
偏向操作を行う。
【0013】ところで、上記の装置には、偏向処理並び
に前記画像メモリから副画面の映像を読み出す際の基準
信号として、主画面の映像信号から分離された同期信号
を用いているため、主画面に例えばゲーム機出力などの
非標準信号が入力された場合や、弱電界(微弱信号)の
放送信号を受信した場合などに、前記同期信号の分離が
不安定となり、副画面の画質が悪化(CRT等の偏向走
査が不安定となる)するという問題があった。また、主
画面の選局動作時においても副画面の同期が乱れるとい
う問題(欠点)があった。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上記の如く、従来の多
画面テレビジョン受像機では、CRT等の偏向走査を主
画面の映像信号から分離された同期信号のみを用いて行
っているため、(1) 主画面に非標準信号が入力された場
合、(2) 前記微弱な放送信号を受信した場合、または、
(3) 主画面の選局動作時等において主画面の同期が不安
定となると同時に副画面の同期も乱れてしまう等という
問題(欠点)があった。
【0015】そこで、本発明はこのような問題を解決す
るため、主画面に非標準信号が入力された場合や微弱な
放送信号を受信した場合においても、副画面の画質劣化
が発生することが無く、且つ主画面の選局動作時等にお
いても副画面の同期乱れを最小にすることが可能な多画
面テレビジョン受像機を提供することを目的とするもの
である。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
よる多画面テレビジョン受像機は、複数系統の映像信号
を入力する手段と、複数の前記映像信号から同期信号を
分離する複数系統の同期分離手段と、入力として供給さ
れる前記映像信号各々の記憶および読み出しが可能な複
数系統の画像記憶手段と、前記複数の映像信号からそれ
ぞれ分離された書き込み用同期信号を基準とし、前記映
像信号それぞれを前記画像記憶手段に書き込み、前記書
き込み用同期信号を含む前記複数系統の同期分離手段に
より分離された同期信号のうちの1つである読み出し用
同期信号を基準として、前記画像記憶手段から映像信号
を読み出す複数系統の画面処理制御手段とを具備したこ
とを特徴とする。
【0017】請求項2に記載の発明による多画面テレビ
ジョン受像機は、複数系統の映像信号を入力する手段
と、前記複数系統の映像信号各々から同期信号を分離す
る複数系統の同期信号分離手段と、前記複数系統の映像
信号のデータを水平方向及び垂直方向または何れか一方
向に圧縮させる複数系統の画像記憶手段と、前記複数の
映像信号からそれぞれ分離された書き込み用同期信号を
基準とし、前記映像信号それぞれを前記画像記憶手段に
書き込み、前記書き込み用同期信号を含む前記複数系統
の同期分離手段により分離された同期信号のうちの1つ
である読み出し用同期信号を基準として、前記画像記憶
手段から映像信号を読み出す複数系統の画面処理制御手
段とを具備したことを特徴とする。
【0018】請求項3に記載の発明による多画面テレビ
ジョン受像機は、請求項1または2に記載の多画面テレ
ビジョン受像機において、前記読み出し用同期信号は、
前記複数系統の同期分離手段によって分離された複数の
同期信号の中から1つを選択可能とするスイッチ手段を
具備し、前記スイッチ手段により前記複数の同期信号の
中から1つが選択されることを特徴とする。
【0019】ここで、上記請求項1から3に記載の発明
によれば、一方の画面(映像)の同期が不安定(テレビ
ジョン信号が)であったり、非標準であったりした場合
においても、他方の画面(映像)の読み出し・偏向処理
の品位の劣化を防止することができる。また、複数の画
面の大きさを各々可変とすることができる。
【0020】請求項4に記載の発明による多画面テレビ
ジョン受像機は、請求項3に記載の多画面テレビジョン
受像機において、前記複数系統の水平・垂直圧縮手段
は、前記複数の映像信号のうちの任意の映像信号1つの
圧縮率に応じて、他の映像信号の圧縮率を変化させる手
段を具備し、第1の前記水平・垂直圧縮手段により1つ
の映像信号が伸張された場合には、第2の水平・垂直圧
縮手段により他の映像信号を圧縮することを特徴とする
請求項2または3に記載の多画面テレビジョン受像機。
【0021】ここで、上記請求項4に記載の発明によれ
ば、一方の画面をある割合で拡大させると同時に他方の
画面をもう一方の画面と同じ割合で縮小されるため2つ
の画面の一部または全部が重なって表示されることを防
止することができる。
【0022】請求項5に記載の発明による多画面テレビ
ジョン受像機は、請求項2から4の何れか1に記載の多
画面テレビジョン受像機において、前記複数系統の同期
分離手段によって分離された複数の同期信号の中から1
つを選択可能とする前記スイッチ手段は、前記複数系統
の水平・垂直圧縮手段により処理された映像信号のう
ち、最も圧縮率の小さい映像信号から分離された同期信
号を選択することを特徴とする。
【0023】ここで、上記請求項5に記載の発明によれ
ば、一方の画面と他方の画面の圧縮率が異なる場合に、
サイズの大きい方の映像の同期信号を用いて画像メモリ
から映像信号の読み出しや偏向等の処理を行うため、サ
イズの小さい方の映像信号によって画像等に影響を受け
ることが無いため、違和感の少ない画面表示が得られ
る。
【0024】請求項6に記載の発明による多画面テレビ
ジョン受像機は、請求項1から5の何れか1に記載の多
画面テレビジョン受像機において、前記読み出し用同期
信号は、前記複数の映像信号から分離された同期信号と
は無関係の、独立した同期信号発生手段により得られた
同期信号であることを特徴とする。
【0025】ここで、上記請求項6に記載の発明によれ
ば、ビデオ/クロマ/偏向処理手段等から入力された映
像信号の状態(信号強度等)によらず、常に安定して、
画像メモリからの映像信号の読み出しを行うことがで
き、且つ偏向等の処理を行うことができる。
【0026】請求項7に記載の発明による多画面テレビ
ジョン受像機は、請求項1から6の何れか1に記載の多
画面テレビジョン受像機において、前記読み出し用同期
信号は、前記複数の映像信号のうち、最も強い信号レベ
ルを持った映像信号から分離された同期信号が用いられ
ることを特徴とする。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は本発明の多画面テレ
ビジョン受像機の第1の実施の形態を示すブロック図で
ある。
【0028】図1において、A/V切換手段1から出力
された第2の画面用の映像信号は、ビデオ/クロマ/偏
向処理手段(V/C/D)4,副画面制御手段15によ
り制御がなされた画面処理手段5を通り、重畳手段10
へ出力される。また、画面処理手段5は、A/D変換手
段31,データ並べ替え手段(メモリ書き込み用)3
2,画像メモリ33,データ並べ替え手段(メモリ読み
出し用)34,D/A変換手段35により構成されてい
て、前記画像メモリ33に映像信号データを書き込むタ
イミングは、前記ビデオ/クロマ/偏向処理手段4から
の水平同期信号及び垂直同期信号6に基づいて行われる
ようになっていて、前記画像メモリ33から映像信号デ
ータを読み出すタイミングは、図示しない制御手段によ
って制御されたスイッチ手段16の出力端子c1から出
力される、前記スイッチ手段16の入力端子a1に入力
される前記ビデオ/クロマ/偏向処理手段2からの水平
同期信号及び垂直同期信号7、または前記スイッチ手段
16の入力端子b1に入力される前記ビデオ/クロマ/
偏向処理手段4からの水平同期信号及び垂直同期信号6
の何れかに基づいて行われるようになっている。
【0029】一方、A/V切換手段1から出力された第
1の画面用の映像信号は、ビデオ/クロマ/偏向処理手
段(V/C/D)2,画面処理手段3を通り、重畳手段
10へ出力される。また、画面処理手段3は、A/D変
換手段41,データ並べ替え手段(メモリ書き込み用)
42,画像メモリ43,データ並べ替え手段(メモリ読
み出し用)44,D/A変換手段45により構成されて
いて、前記画像メモリ43に映像信号データを書き込み
読み出すタイミングは、前記ビデオ/クロマ/偏向処理
手段2からの水平同期信号及び垂直同期信号7に基づい
て行われるようになっていて、前記画像メモリ43か
ら、映像信号データを読み出すタイミングは、図示しな
い制御手段によって制御されたスイッチ手段16の出力
端子c1から出力される、前記スイッチ手段16の入力
端子a1に入力される前記ビデオ/クロマ/偏向処理手
段2からの水平同期信号及び垂直同期信号7、または前
記スイッチ手段16の入力端子b1に入力される前記ビ
デオ/クロマ/偏向処理手段4からの水平同期信号及び
垂直同期信号6の何れかに基づいて行われるようになっ
ている。
【0030】そして、前記重畳手段10により重畳され
た映像信号はCRT12に供給されていて、CRT12
は前記スイッチ回路16の出力端子c1からの水平同期
信号及び垂直同期信号17に基づいて動作する偏向処理
手段11により偏向制御が行われるようになっている。
【0031】次に、以上のように構成された副画面表示
可能なテレビジョン受像機の動作について説明を行う。
【0032】今、A/V切換手段1からビデオ/クロマ
/偏向処理手段(V/C/D)2に入力される第1の映
像信号が非標準であったり、弱電界で不安定であった場
合、図示しない制御手段からの制御により、スイッチ手
段16の出力端子c1はビデオ/クロマ/偏向処理手段
(V/C/D)2より生成された水平同期信号及び垂直
同期信号7(第1の同期信号)が入力される入力端子a
1から、ビデオ/クロマ/偏向処理手段(V/C/D)
4に入力される第2の映像信号より前記ビデオ/クロマ
/偏向処理手段(V/C/D)4により生成された水平
同期信号及び垂直同期信号6(第2の同期信号)が入力
される入力端子b1に切換制御が行われる。
【0033】これにより、画面処理手段3の画像メモリ
43および5の画像メモリ33からの映像データの読み
出しと、偏向処理手段11によるCRT12の偏向処理
とが前記第2の同期信号6を用いて行わることになり、
第2の映像信号による第2の画面の画質が第1の映像信
号による第1の画面の画質(第1の同期信号の乱れ)に
よって影響を受けることを防止することができる。
【0034】また、逆にA/V切換手段1からビデオ/
クロマ/偏向処理手段(V/C/D)4に入力される第
2の映像信号が非標準であったり、弱電界で不安定であ
った場合には、図示しない制御手段からの制御により、
スイッチ手段16の出力端子c1は、ビデオ/クロマ/
偏向処理手段(V/C/D)4より生成された水平同期
信号及び垂直同期信号6(第2の同期信号)が入力され
る入力端子b1から、ビデオ/クロマ/偏向処理手段
(V/C/D)2に入力される第1の映像信号より、前
記ビデオ/クロマ/偏向処理手段(V/C/D)2によ
り生成された水平同期信号及び垂直同期信号7(第1の
同期信号)が入力される入力端子a1に切換制御が行わ
れる。
【0035】これにより、画面処理手段3の画像メモリ
43および画面処理手段5の画像メモリ33からの映像
データの読み出しと、偏向処理手段11によるCRT1
2の偏向処理とが前記第1の同期信号7を用いて行わる
ことになり、第1の映像信号による第1の画面の画質
が、第2の映像信号による第2の画面の画質(第2の同
期信号の乱れ)によって影響を受けることを防止するこ
とができる。
【0036】さらに、前記ビデオ/クロマ/偏向処理手
段(V/C/D)2に入力される第1の映像信号、また
は前記ビデオ/クロマ/偏向処理手段(V/C/D)4
に入力される第2の映像信号の何れかに対して選局動作
が行われる場合には、前記図示しない制御手段により、
スイッチ手段16の出力端子c1より出力される同期信
号として、前記第1または第2の映像信号のうち、前記
選局動作が行われない側の同期信号を選択するように制
御(切換)することにより、一方の映像信号(画面)の
選局動作中に発生する同期信号の乱れによって、他方の
映像信号(画面)が悪影響を受けることを防止すること
ができる。
【0037】図2は本発明の多画面テレビジョン受像機
の第2の実施の形態を示すブロック図である。
【0038】図2は、前記図1の構成において、画面処
理手段3(画面処理手段48)を構成するA/D変換手
段41及びデータ並べ替え手段(メモリ書き込み用)4
2の間に垂直圧縮手段47を挿入し、該垂直圧縮手段4
7を制御する垂直圧縮率制御手段18及びデータ並べ替
え手段(メモリ書き込み用)42,画像メモリ43,並
びにデータ並べ替え手段(メモリ読み出し用)44を制
御する水平圧縮率制御手段19を付加し、前記垂直圧縮
率制御手段18及び水平圧縮率制御手段19を副画面制
御手段15から制御信号22を用いて制御して、画面処
理手段5(画面処理手段49)を構成するA/D変換手
段31及びデータ並べ替え手段(メモリ書き込み用)3
2の間に垂直圧縮手段46を挿入し、該垂直圧縮手段4
6を制御する垂直圧縮率制御手段20、及びデータ並べ
替え手段(メモリ書き込み用)32,画像メモリ33,
並びにデータ並べ替え手段(メモリ読み出し用)34を
制御する水平圧縮率制御手段21を付加し、前記垂直圧
縮率制御手段20及び水平圧縮率制御手段21を副画面
制御手段15から制御信号23を用いて制御する構成と
したものである。
【0039】以上のような構成とすることにより、副画
面制御手段15から制御信号22を用いて前記垂直圧縮
率制御手段18及び水平圧縮率制御手段19を制御する
ことにより、また副画面制御手段15から制御信号23
を用いて前記垂直圧縮率制御手段20及び水平圧縮率制
御手段21を制御することにより、前記第1の画面の大
きさ並びに前記第2の画面の大きさをそれぞれ自由に可
変することができ、ユーザが使用状況に応じて最適な画
面構成とすることができる。
【0040】図3は本発明の多画面テレビジョン受像機
の第3の実施の形態を示すブロック図である。
【0041】図3は、前記図2の構成において、副画面
制御手段15から制御信号22を用いて画面処理手段4
8を構成する垂直圧縮率制御手段18及び水平圧縮率制
御手段19を制御し、同じく副画面制御手段15からの
制御信号22を制御信号変換手段24介した制御信号2
5を用いて画面処理手段49を構成する垂直圧縮率制御
手段20及び水平圧縮率制御手段21を制御する構成と
したものである。
【0042】以上のような構成とすることにより、例え
ば、第1の画面の圧縮率を1/2のA倍と設定した場
合、制御信号変換部24の出力が1/2の1/A倍の圧
縮率を示す信号となるため、第2の画面の圧縮率は1/
2の1/A倍となる。これにより、画面上で一方の画面
を拡大すると、もう片方が自動的に縮小することになっ
て、一方の画面の大きさを任意に設定しても2つの画面
が重なることのない映像(2画面)を得ることができ
る。
【0043】図4は本発明の多画面テレビジョン受像機
の第4の実施の形態を示すブロック図である。
【0044】図4は、前記図3の構成において、副画面
制御手段15から制御信号26を用いて前記スイッチ手
段16を切り換えることが可能な構成としたものであ
る。
【0045】以上のような構成とすることにより、前記
副画面制御手段15がCRT12の管面に映出された前
記第1の画面または前記第2の画面のうち大きく表示さ
れている画面の映像信号中に含まれる同期信号を、前記
画像メモリ43並びに画像メモリ33からの映像信号デ
ータの読み出し及び偏向処理手段11の偏向処理を行う
際の基準信号として用いるように、前記スイッチ手段1
6の切り換え制御を行うことが可能となる。これによ
り、前記CRT12の管面に映出される2画面映像の品
位は、常に、大きなサイズで映出されている側の映像
(画面)の品位により決定されるため、小さく表示され
ている側の映像(画面)に、品位の低下、例えば映像
(画面)の同期信号等の乱れやその他の不具合が発生し
た場合でも、画面全体にその影響が及ぶことを防止でき
るため、違和感の少ない画面表示を得ることができる。
【0046】図5は本発明の多画面テレビジョン受像機
の第5の実施の形態を示すブロック図である。
【0047】図5は、ビデオ/クロマ/偏向処理手段
(V/C/D)2またはビデオ/クロマ/偏向処理手段
(V/C/D)4に入力されたコンポジットビデオ信号
から同期分離を行い生成された同期信号を、前記画像メ
モリ43並びに画像メモリ33からの映像信号データの
読み出し及び偏向処理手段11の偏向処理を行う際の基
準信号として用いないで、新たに同期信号発生手段27
を設け、これから発生される同期信号28を、前記画像
メモリ43並びに画像メモリ33からの映像信号データ
の読み出し並びに偏向処理手段11の偏向処理を行う際
の基準信号として用いる構成としたものである。
【0048】このような構成によれば、前記画像メモリ
43並びに画像メモリ33からの映像信号データの読み
出し並びに偏向処理手段11の偏向処理を行う際の基準
信号として、前記同期信号発生手段27から発生される
独立した第3の同期信号28が用いられる。このため、
無線による不安定なテレビジョン入力信号(同期信号)
による悪影響を受けることなく、且つ第1の画面並びに
第2の画面共に互いの影響を受けること無く、常に安定
した、前記画像メモリ43並びに画像メモリ33からの
映像信号データの読み出し並びに偏向処理手段11の偏
向処理を行う際の基準信号(同期信号)を得ることが可
能となり、これにより、前記CRT12の管面に映出さ
れる(2画面)映像として、高品位で安定した映像(画
面)を、常に得ることができる。
【0049】尚、上記発明の実施の形態では、二画面テ
レビジョン受像機を例に取り説明したが、本発明はこれ
に限定されず、三画面以上を表示可能な多画面テレビジ
ョン受像機に応用することが可能である。
【0050】
【発明の効果】以上述べたように請求項1から3に記載
の発明によれば、第1の画面(映像)の同期(テレビジ
ョン信号が)が不安定であったり、非標準であったりし
た場合においても、第2の画面(映像)の読み出し・偏
向処理の品位の劣化を防止することができ、さらに、第
1並びに第2の画面の大きさを大きさを可変とすること
ができる。
【0051】また、請求項4に記載の発明によれば、第
1の画面がある割合で拡大されると同時に第2の画面を
前記第1の画面と同じ割合で縮小されるため2つの画面
の一部または全部が重なって表示されることを防止する
ことができる。
【0052】さらに、請求項5に記載の発明によれば、
第1と第2の画面の圧縮率が異なる場合に、サイズの大
きい方の映像の同期信号を用いて画像メモリから映像信
号の読み出しや偏向等の処理を行うため、サイズの小さ
い方の映像信号によって画像等に影響を受けることが無
いため、違和感の少ない画面表示が得られる。
【0053】そして、請求項6に記載の発明によれば、
ビデオ/クロマ/偏向処理手段等へ入力される映像信号
の安定度(信号強度)によらず、常に安定した状態で、
画像メモリからの映像信号の読み出しを行うことがで
き、且つ偏向等の処理を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の多画面テレビジョン受像機の第1の実
施の形態を示すブロック図である。
【図2】本発明の多画面テレビジョン受像機の第2の実
施の形態を示すブロック図である。
【図3】本発明の多画面テレビジョン受像機の第3の実
施の形態を示すブロック図である。
【図4】本発明の多画面テレビジョン受像機の第4の実
施の形態を示すブロック図である。
【図5】本発明の多画面テレビジョン受像機の第5の実
施の形態を示すブロック図である。
【図6】同じ大きさの画面を2つ並べて片方を主画面、
他方を副画面として表示可能な従来のテレビジョン受像
機の一構成例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 …A/V切換手段 2,4 …ビデオ/クロマ/偏向処理手段(V/C
/D) 3,5 …画面処理手段 6,7,17…同期信号 8,9 …制御信号 10 …(主画面/副画面)重畳手段 11 …偏向処理手段 12 …CRT 13,14 …映像信号 15 …副画面制御手段 16 …スイッチ手段 31,41 …A/D変換手段 32,42 …並べ替え手段(メモリ書き込み用) 33,43 …画像メモリ 34,44 …並べ替え手段(メモリ読み出し用) 35,45 …D/A変換手段

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数系統の映像信号を入力する手段と、 複数の前記映像信号から同期信号を分離する複数系統の
    同期分離手段と、 入力として供給される前記映像信号各々の記憶および読
    み出しが可能な複数系統の画像記憶手段と、 前記複数の映像信号からそれぞれ分離された書き込み用
    同期信号を基準とし、前記映像信号それぞれを前記画像
    記憶手段に書き込み、前記書き込み用同期信号を含む前
    記複数系統の同期分離手段により分離された同期信号の
    うちの1つである読み出し用同期信号を基準として、前
    記画像記憶手段から映像信号を読み出す複数系統の画面
    処理制御手段とを具備したことを特徴とする多画面テレ
    ビジョン受像機。
  2. 【請求項2】複数系統の映像信号を入力する手段と、 前記複数系統の映像信号各々から同期信号を分離する複
    数系統の同期信号分離手段と、 前記複数系統の映像信号のデータを水平方向及び垂直方
    向または何れか一方向に圧縮させる複数系統の画像記憶
    手段と、 前記複数の映像信号からそれぞれ分離された書き込み用
    同期信号を基準とし、前記映像信号それぞれを前記画像
    記憶手段に書き込み、前記書き込み用同期信号を含む前
    記複数系統の同期分離手段により分離された同期信号の
    うちの1つである読み出し用同期信号を基準として、前
    記画像記憶手段から映像信号を読み出す複数系統の画面
    処理制御手段とを具備したことを特徴とする多画面テレ
    ビジョン受像機。
  3. 【請求項3】前記読み出し用同期信号は、 前記複数系統の同期分離手段によって分離された複数の
    同期信号の中から1つを選択可能とするスイッチ手段を
    具備し、 前記スイッチ手段により前記複数の同期信号の中から1
    つが選択されることを特徴とする請求項1または2に記
    載の多画面テレビジョン受像機。
  4. 【請求項4】前記複数系統の水平・垂直圧縮手段は、 前記複数の映像信号のうちの任意の映像信号1つの圧縮
    率に応じて、他の映像信号の圧縮率を変化させる手段を
    具備し、 第1の前記水平・垂直圧縮手段により1つの映像信号が
    伸張された場合には、第2の水平・垂直圧縮手段により
    他の映像信号を圧縮することを特徴とする請求項2また
    は3に記載の多画面テレビジョン受像機。
  5. 【請求項5】前記複数系統の同期分離手段によって分離
    された複数の同期信号の中から1つを選択可能とする前
    記スイッチ手段は、前記複数系統の水平・垂直圧縮手段
    により処理された映像信号のうち、最も圧縮率の小さい
    映像信号から分離された同期信号を選択することを特徴
    とする請求項2から4の何れか1に記載の多画面テレビ
    ジョン受像機。
  6. 【請求項6】前記読み出し用同期信号は、前記複数の映
    像信号から分離された同期信号とは無関係の、独立した
    同期信号発生手段により得られた同期信号であることを
    特徴とする請求項1から5の何れか1に記載の多画面テ
    レビジョン受像機。
  7. 【請求項7】前記読み出し用同期信号は、前記複数の映
    像信号のうち、最も強い信号レベルを持った映像信号か
    ら分離された同期信号が用いられることを特徴とする請
    求項1から6の何れか1に記載の多画面テレビジョン受
    像機。
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