JPH09115247A - 音声・映像データ記録・再生装置およびその方法 - Google Patents

音声・映像データ記録・再生装置およびその方法

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JPH09115247A
JPH09115247A JP7269799A JP26979995A JPH09115247A JP H09115247 A JPH09115247 A JP H09115247A JP 7269799 A JP7269799 A JP 7269799A JP 26979995 A JP26979995 A JP 26979995A JP H09115247 A JPH09115247 A JP H09115247A
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recording
audio
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magneto
optical disk
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JP7269799A
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Tadaaki Yoshinaka
忠昭 吉中
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】特殊再生を行う場合にも、再生装置に設けたバ
ッファ回路にオーバーフロー等が生じない音声・映像デ
ータ再生装置等を提供する。 【解決手段】例えば、光磁気ディスク2の1周に1フレ
ーム分の音声・映像データが記録されている場合、1フ
レーム周期に光磁気ディスク2を1.01回転し、10
1フレーム周期ごとに1フレーム分の音声・映像データ
をバッファ回路248にバッファリングする。このバッ
ファリングにより光磁気ディスク2からのデータの読み
出しが不要になった時間を利用して、光学ヘッド18を
目的の記録領域に移動させる。このように、光学ヘッド
18の移動に起因して光磁気ディスク2からデータが読
めなくなる期間の存在に起因するバッファ回路248の
アンダーフローを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学式ディスクお
よび磁気ディスク等の回転式の記録媒体に音声・映像デ
ータを記録し、記録した音声・映像データを再生する音
声・映像データ記録・再生装置およびその方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】音声
・映像データを記録および再生する記録媒体として、光
磁気ディスク等の光学式ディスク記録媒体、および、ハ
ードディスク等の磁気ディスク記録媒体(以下、これら
の記録媒体を総称して「ディスク」と記す)が広く用い
られている。
【0003】ところで、ディスクに音声・映像データを
記録する場合には、ディスク1周分のトラック(以下、
「ディスク1周分のトラック」を「ディスク1周」のよ
うに記す)に、1フレーム分あるいは1フィールド分
(以下、「1フレーム分あるいは1フィールド」を、以
下、単に「1フレーム」と記す)の音声・映像データを
記録すると、スロー再生および早送り再生等の再生処理
が複雑な回路および処理の必要なく容易に実現可能にな
る。また、ディスクn周に、ちょうどmフレーム分
(n,mは整数)の音声・映像データを記録する場合も
同様に、スロー再生および早送り再生等の再生処理が容
易になる。
【0004】このように、ディスク1周に音声・映像デ
ータを1フレーム分記録するためには、ディスクに対し
て音声・映像データを記録する際に、ディスクの回転を
音声・映像データのフレーム周期(=1/29.87H
z≒1/30Hz)に同期させればよい。通常、ディス
クから再生された音声・映像データは、再生装置に設け
られたバッファ回路にバッファリングされ、所定のデー
タレートに変換されて外部のモニタ装置等に供給され
る。
【0005】しかしながら、同一のディスクから同一の
音声・映像データを連続して再生するエンドレス再生を
行いたい場合がある。エンドレス再生を行う場合には、
1度、音声・映像データを最後まで再生した後、再び、
音声・映像データを最初から再生する必要がある。この
際、音声・映像データの最後の部分が記録されているデ
ィスクの記録領域から最初の部分に記録・再生ヘッドを
移動(シーク)させなければならず、この間はディスク
から音声・映像データを再生することができない。
【0006】従って、何回も繰り返し再生しているうち
に、バッファ回路内の音声・映像データが底をつき、ア
ンダーフローが発生し、正常な音声・映像データの供給
ができなくなる可能性がある。このような不具合を解消
するためには、例えば、予めシークの間に消費される量
の音声・映像データを最後の部分に付加しておき、この
音声・映像データをバッファ回路に記憶させ、シークに
起因するアンダーフローが生じないようにする等の方法
が考えられる。しかし、この方法を採ると、逆にバッフ
ァ回路にオーバーフローが生じる可能性が生じる。
【0007】本発明は、上述した従来技術の問題点に鑑
みてなされたものであり、ディスクの回転をフレーム周
期に同期させて音声・映像データを記録および再生する
ことができる音声・映像データ再生装置およびその装置
を提供することを目的とする。また、本発明は、エンド
レス再生を行う場合にも、再生装置に設けたバッファ回
路にオーバーフローおよびアンダーフローが生じず、常
に正常な音声・映像データを外部に供給することができ
る音声・映像データ再生装置およびその装置を提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る音声・映像データ再生装置は、音声・
映像データを所定のディスク式の記録媒体に記録する場
合には前記記録媒体を所定の記録回転速度で回転させ、
前記音声・映像データを前記記録媒体から再生する場合
には前記記録媒体を前記記録回転速度より速い再生回転
速度で回転させる記録媒体回転手段と、前記記録回転速
度で回転する前記記録媒体の所定の記録領域ごとに、前
記記録媒体に対して前記音声・映像データを記録および
再生する記録・再生ヘッドを介して、前記記録媒体の回
転に同期した記録データレートで前記音声・映像データ
の所定の記録単位を記録する記録手段と、前記記録媒体
の回転に同期した前記記録データレートよりも高い再生
データレートで前記記録・再生ヘッドを介して、前記再
生回転速度で回転する前記記録媒体の前記記録領域それ
ぞれに記録されている前記音声・映像データの記録単位
を再生する再生手段と、前記再生データレートで再生し
た前記音声・映像データの記録単位をバッファリング
し、前記記録データレートに変換して出力するバッファ
リング手段と、前記バッファリング手段に前記記録・再
生ヘッドを所定の記録領域に移動させる時間に対応する
データ量以上の前記音声・映像データがバッファリング
された場合に、前記記録・再生ヘッドを、前記所定の記
録領域に移動させる移動手段とを有する。
【0009】本発明に係る音声・映像データ再生装置
は、スロー再生および早送り再生等の再生処理を容易に
するために、光磁気ディスクおよびハードディスク等の
ディスク式記録媒体のトラック1周分に1フレーム分
(1フィールド分)、あるいは、トラックn周分にちょ
うどmフレーム分の音声・映像データを記録し、記録し
たデータを再生するように構成されている。
【0010】本発明に係る音声・映像データ再生装置に
おいて、記録媒体回転手段は、音声・映像データを記録
媒体に記録する場合、音声・映像データのフレーム周期
に同期した記録用の回転速度で記録媒体を回転させて、
記録媒体のトラック1周分に1フレーム分、あるいは、
トラックn周分にちょうどmフレーム分の音声・映像デ
ータを記録させる。また、記録媒体回転手段は、記録媒
体から音声・映像データを再生する場合、音声・映像デ
ータのフレーム周期に同期し、記録用の回転速度よりも
速い再生用の回転速度で記録媒体を回転させ、記録時よ
りも高いデータレートの音声・映像データの再生を可能
にする。
【0011】記録手段は、入力された音声・映像データ
に誤り訂正符号の付加処理等を行い、記録時のデータレ
ートで記録・再生用のヘッドを介し、記録媒体の記録領
域ごとに、1フレームあるいはmフレーム分(記録単
位)ずつ音声・映像データを記録する。
【0012】再生手段は、上記記録用のデータレートよ
りも高く設定された再生時のデータレートで記録・再生
ヘッドを介し、記録媒体の記録領域それぞれから1フレ
ームまたはmフレーム分ずつ音声・映像データを再生す
る。このように、記録時よりも高いデータレートで再生
することにより、エンドレス再生を行う場合に記録・再
生ヘッドをシークさせる時間的余裕を生じさせる。バッ
ファリング手段は、上記再生用のデータレートで再生さ
れた音声・映像データを元のデータレート、つまり、記
録時のデータレートに変換して外部の装置等に対して出
力し、外部で正常な音声・映像の再生を可能にするとと
もに、記録・再生ヘッドを移動させる時間的余裕を生じ
させる。
【0013】移動手段は、音声・映像データを記録する
記録媒体の1本またはn本のトラック(記録領域)に記
録・再生用のヘッド(ピックアップ)をアクセスさせ、
音声・映像データを再生する記録領域に記録・再生用の
ヘッドをアクセスさせる。また、移動手段は、例えば、
音声・映像データのエンドレス再生を行う場合には、音
声・映像データの最後の部分を再生した後、バッファリ
ング手段に充分な量の音声・映像データがバッファリン
グされ、移動のための時間的余裕が生じている場合に、
音声・映像データの最初の部分が記録されている記録領
域に記録・再生用のヘッドを移動(シーク)させる。
【0014】また、本発明に係る音声・映像データ再生
方法は、所定の記録回転速度で回転する所定のディスク
式の記録媒体に、前記記録回転速度に同期した所定の記
録データレートで音声・映像データを記録し、前記記録
回転速度よりも速い再生回転速度で回転する所定のディ
スク式の記録媒体から、前記再生回転速度に同期し、前
記記録データレートよりも高い再生データレートで音声
・映像データを再生し、前記再生データレートで再生し
た前記音声・映像データの記録単位を、前記記録データ
レートに変換して出力する。
【0015】
【発明の実施の形態】第1の実施形態 以下、本発明の第1の実施形態を説明する。図1は、第
1の実施形態における本発明に係る光磁気ディスク記録
・再生装置1の構成を示す図である。図1に示すよう
に、光磁気ディスク記録・再生装置1は、記録部10、
消去アンプ14、光学ヘッド18、ディスク駆動部2
0、基準信号発生回路22、再生部24、スイッチ(S
W)26および位相比較回路28から構成される。
【0016】記録部10は、アナログ/ディジタル変換
回路(A/D変換回路)100、誤り訂正符号付加回路
102、同期ID付加回路104、バッファ回路10
6、変調回路108および記録アンプ110から構成さ
れる。再生部24は、再生アンプ240、2値識別回路
242、復調回路244、データ処理回路246、修正
回路252およびディジタル/アナログ変換回路(D/
A変換回路)254から構成される。
【0017】データ処理回路246は、誤り訂正回路2
50およびバッファ回路248から構成される。なお、
図1に示したSxは、符号xを付した光磁気ディスク記
録・再生装置1の構成部分から出力される信号名称を示
す。光磁気ディスク記録・再生装置1は、これらの構成
部分により、光磁気ディスク2の1周分のトラックまた
はn周分のトラック(記録領域)に、ちょうど1フレー
ム(1フィールド)分またはmフィールド分(n,mは
整数)の音声・映像データ(記録単位)を記録し、再生
する。
【0018】記録部10において、A/D変換回路10
0は、外部から入力されたアナログ形式の音声・映像信
号INをディジタル形式の音声・映像データS100に
変換し、訂正符号付加回路102に対して出力する。ま
た、A/D変換回路100は必要に応じて、MPEG等
の方式により音声・映像データを圧縮符号化する圧縮符
号化手段を備え、音声・映像データの記録単位を上記記
録領域に記録可能なデータ量に圧縮する。
【0019】訂正符号付加回路102は、音声・映像デ
ータS100に基づいて誤り訂正符号を生成し、付加し
て音声・映像データS102を生成し、変調回路104
に対して出力する。同期ID付加回路104は、音声・
映像データS102にタイムスタンプ等の同期IDを付
加し、音声・映像データS104として変調回路108
に対して出力する。
【0020】バッファ回路106は、音声・映像データ
S106をバッファリングし、音声・映像信号INのフ
レーム周期に同期した記録データレートで出力し、音声
・映像データとして変調回路108に対して出力する。
変調回路108は、音声・映像データS106を、光磁
気ディスク2に対する記録に適した変調方式で変調し、
変調信号S108を生成して記録アンプ110に対して
出力する。記録アンプ110は、変調信号S110を増
幅し、変調信号S110としてスイッチ26に対して出
力する。
【0021】スイッチ26は、光磁気ディスク2のデー
タを消去する場合は、消去信号S14を選択して光学ヘ
ッド18に対して出力する。また、スイッチ26は、光
磁気ディスク2に音声・映像データを書き込む(記録す
る)場合は、変調信号S110を選択して光学ヘッド1
8に対して出力する。また、スイッチ26は、光磁気デ
ィスク2からデータを読み出す(再生する)場合には、
光学ヘッド18から入力される変調信号S18を選択
し、再生アンプ240に対して出力する。
【0022】光学ヘッド18は、スイッチ26を介して
入力される消去信号S14または変調信号S110を光
学的な信号(レーザー光)に変換して光磁気ディスク2
に照射し、音声・映像データの記録および消去を行う。
また、光学ヘッド18は、光磁気ディスク2に所定の光
学的信号を照射し、光磁気ディスク2の記録領域で反射
された光学的信号を検出し、電気的な変調信号S18を
生成してスイッチ26に対して出力する。
【0023】消去アンプ14は、光磁気ディスク2に記
録されている音声・映像データを消去するために光磁気
ディスク2に印加される消去信号S14を発生し、スイ
ッチ26に対して出力する。ディスク駆動部20は、制
御信号S28を介した位相比較回路28の制御に従っ
て、光磁気ディスク2を同期信号SYNに同期した回転
速度で回転させる。具体的には、ディスク駆動部20
は、例えば1フレーム周期(=1/29.97Hz≒1
/30Hz)に1回転の回転速度で光磁気ディスク2を
回転させる。
【0024】なお、第1の実施形態において、ディスク
駆動部20は、記録時と再生時とで同じ回転速度で光磁
気ディスク2を回転させる。また、ディスク駆動部20
は、光磁気ディスク2の回転速度を検出し、検出信号F
G/PGとして位相比較回路28に対して出力する。
【0025】位相比較回路28は、制御信号S22cを
介した基準信号発生回路22の制御に従って、ディスク
駆動部20から入力された検出信号FG/PGに基づい
て、制御信号S28を生成し、ディスク駆動部20の動
作を制御する。基準信号発生回路22は、外部から入力
され、音声・映像信号INのフレーム周期を示す同期信
号SYNに基づいて、記録部10の動作および再生部2
4の動作のタイミングをそれぞれ規定する記録用基準信
号S22aと再生用基準信号S22dを生成し、記録部
10およびディスク駆動部20の各構成部分に対して出
力する。
【0026】再生部24において、再生アンプ240
は、スイッチ26を介して光学ヘッド18から入力され
た変調信号S26(=S18)を増幅し、変調信号S2
40として2値識別回路242に対して出力する。2値
識別回路242は、変調信号S26を2値に識別して識
別信号S242として復調回路244に対して出力す
る。復調回路244は、変調回路108に対応する復調
方式で識別信号S242を復調し、音声・映像データS
244としてデータ処理回路246に対して出力する。
【0027】データ処理回路246において、バッファ
回路248は、音声・映像データS244をバッファリ
ングし、誤り訂正回路250に対して出力する。誤り訂
正回路250は、訂正符号付加回路102により音声・
映像データに付加された誤り訂正符号を用いて、バッフ
ァ回路248から入力された音声・映像データに対する
誤り訂正を行い、音声・映像データS246として修正
回路252に対して出力する。
【0028】修正回路252は、音声・映像データS2
46の内、誤り訂正回路250で誤り訂正できなかった
部分に対して補間処理等を行って修正し、音声・映像デ
ータS252としてD/A変換回路254に対して出力
する。D/A変換回路254は、音声・映像データS2
52をアナログ形式の音声・映像信号OUTに変換し、
外部の機器に対して出力する。なお、D/A変換回路2
54は、A/D変換回路100において圧縮符号化が音
声・映像データに施されている場合等、必要に応じて伸
長復号回路を備え、A/D変換回路100における圧縮
伸長方式に対応する伸長復号方式で音声・映像データS
252を伸長復号してからアナログ形式の信号に変換す
る。
【0029】以下、光磁気ディスク記録・再生装置1の
動作を説明する。ディスク駆動部20は、ディスク駆動
部20の制御に従って、光磁気ディスク2を、例えば1
フレーム周期に1回転させる。光磁気ディスク2の新た
に音声・映像データが記録される記録領域には、予め消
去信号S14が光学ヘッド18を介して印加され、既に
記録されているデータが消去される。
【0030】外部から入力されたアナログ形式の音声・
映像信号INは、記録部10のA/D変換回路100に
よりディジタル形式に変換され、訂正符号付加回路10
2〜記録アンプ110の各構成部分により、誤り訂正符
号の付加および変調等の記録処理がなされ、光磁気ディ
スク2が1回転する間に1フレームの割合で光学ヘッド
18を介して光磁気ディスク2に記録される。
【0031】光磁気ディスク2に記録された音声・映像
データは、光学ヘッド18を介して読み出され、再生部
24の再生アンプ240〜修正回路252の各部分によ
り復調および誤り訂正等の再生処理がなされ、D/A変
換回路254によりアナログ形式の音声・映像データO
UTに変換されて出力される。
【0032】以上述べたように、光磁気ディスク記録・
再生装置1によれば、例えば1フレーム分の音声・映像
データを光磁気ディスク2、1周分のトラック(記録領
域)に記録し、再生することができる。従って、スロー
再生および早送り再生等の再生処理を容易に行うことが
でき、これらの再生処理の実現のために、複雑な回路あ
るいは処理を必要としない。
【0033】なお、光磁気ディスク2のトラック1周に
対して1フレーム分の音声・映像データを記録する他、
光磁気ディスク2の回転数および記録時の音声・映像デ
ータのデータレート等を適切に変更することにより、例
えば、光磁気ディスク記録・再生装置1を、光磁気ディ
スク2のn周分のトラックにmフレーム分の音声・映像
データを記録するように動作させることができる。
【0034】また、同一の機能および性能が実現可能で
ある限り、光磁気ディスク記録・再生装置1の各構成部
分がソフトウェア的に構成されるか、ハードウェア的に
構成されるかを問わない。また、光磁気ディスク記録・
再生装置1は、各構成部分を適切に変形することによ
り、光磁気ディスク2の他、例えばハードディスク等の
他のディスク記録媒体に対するデータの記録・再生に用
いることができる。また、光学ヘッド18の代わりに、
記録用および再生用に分かれた光学ヘッドを用いてもよ
い。また、光磁気ディスク記録・再生装置1は、音声・
映像データの記録・再生の他、例えば計算機用のデータ
といった他の種類のデータの記録・再生に用いることが
できる。
【0035】第2実施形態 以下、本発明の第2の実施形態を説明する。図2は、第
2の実施形態における本発明に係る光磁気ディスク記録
・再生装置3の構成を示す図である。なお、図2におい
ては、図1に示した光磁気ディスク記録・再生装置1の
構成部分と同じ光磁気ディスク記録・再生装置3の構成
部分には同一符号が付してある。
【0036】図2に示すように、光磁気ディスク記録・
再生装置3は、光磁気ディスク記録・再生装置1の構成
にジャンプコントロール回路16を加え、基準信号発生
回路22、位相比較回路28およびデータ処理回路24
6のバッファ回路248の動作を変更し、再生部24の
再生アンプ240〜復調回路244の各構成部分の動作
タイミングを変更したものである。
【0037】ジャンプコントロール回路16の付加等の
変更により、光磁気ディスク記録・再生装置3は、光磁
気ディスク2に音声・映像データを記録する場合に、光
磁気ディスク記録・再生装置1と同じ回転速度で光磁気
ディスク2を回転させ、光磁気ディスク記録・再生装置
1と同じデータレートで、例えば、光磁気ディスク2、
1周分のトラック(記録領域)に1フレーム(記録単
位)分の音声・映像データを記録する。
【0038】また、ジャンプコントロール回路16の付
加等の変更により、光磁気ディスク記録・再生装置3
は、光磁気ディスク2から音声・映像データを再生する
場合に、光磁気ディスク記録・再生装置1より速い回転
速度で光磁気ディスク2を回転させ、光磁気ディスク記
録・再生装置1よりも高いデータレートで音声・映像デ
ータを再生し、エンドレス再生の際に光学ヘッド18の
シーク動作に必要な時間を生じさせ、光磁気ディスク記
録・再生装置3と同じデータレートで再生した音声・映
像データをアナログ形式の音声・映像信号OUTに変換
する。
【0039】ジャンプコントロール回路16は、制御信
号S22bを介した基準信号発生回路22の制御に従っ
て、光学ヘッド18の位置を、音声・映像データを記録
・再生する記録領域に移動(シーク)させる。第2の実
施形態において、基準信号発生回路22は、同期信号S
YNに基づいて、記録部10が、例えば、光磁気ディス
ク2の回転に同期し、1フレーム周期(=1/29.9
7Hz≒1/30Hz)に1フレーム分の音声・映像デ
ータを記録するタイミングを規定する記録用基準信号S
22aを生成し、記録部10の各構成部分に供給する。
【0040】また、基準信号発生回路22は、再生部2
4が、例えば、光磁気ディスク2の回転に同期し、1フ
レーム周期に1.01フレーム分の音声・映像データを
再生するタイミングを規定する再生用基準信号S22d
を生成し、記録部10の各構成部分に供給する。また、
基準信号発生回路22は、例えば、記録時には光磁気デ
ィスク2を1フレーム周期に1回転させ、再生時には光
磁気ディスク2を1フレーム周期に1.01回転させる
制御信号S22cを発生して位相比較回路28に対して
出力する。
【0041】また、基準信号発生回路22は、例えば、
再生部24の再生アンプ240〜復調回路244が10
1フレーム分の音声・映像データを再生し、バッファ回
路248に1フレーム分の音声・映像データがバッファ
リングされたタイミングで、光学ヘッド18がアクセス
する記録領域を変更させる制御信号S16を生成し、ジ
ャンプコントロール回路16に対して出力する。
【0042】第2の実施形態において、位相比較回路2
8は、制御信号S22cを介した基準信号発生回路22
の制御に従って、ディスク駆動部20から入力される検
出信号FG/PGに基づいてディスク駆動部20の動作
を制御し、記録時には1フレーム周期に1回転、再生時
には1フレーム周期に1.01回転で光磁気ディスク2
を回転させる。
【0043】第2の実施形態において、バッファ回路2
48は、制御信号S22dを介した基準信号発生回路2
2の制御に従って、例えば、再生時に1フレーム周期ご
とに1.01フレーム分ずつ入力される音声・映像デー
タをバッファリングして速度変換し、1フレーム周期ご
とに1フレーム分ずつ誤り訂正回路250に対して出力
する。
【0044】以下、光磁気ディスク記録・再生装置3の
動作を説明する。図3は、図2に示した光磁気ディスク
記録・再生装置3の記録・再生動作を説明する図であっ
て、(A)は、光磁気ディスク2に音声・映像データを
記録するタイミングを示し、(B)は、光磁気ディスク
2から音声・映像データを再生するタイミングを示す。
【0045】光磁気ディスク2に音声・映像データを記
録する場合、まず、スイッチ26は消去アンプ14から
入力される消去信号S14を選択して光学ヘッド18に
対して出力し、光磁気ディスク2の新たに音声・映像デ
ータが記録される記録領域のデータが消去される。新た
に音声・映像データが記録される記録領域のデータの消
去が終了すると、基準信号発生回路22は位相比較回路
28に、例えば1フレーム周期に光磁気ディスク2を1
回転させるようにディスク駆動部20を制御させる。ま
た、スイッチ26は記録アンプ110から入力される変
調信号S110を選択して光学ヘッド18に対して出力
する。
【0046】外部から入力されたアナログ形式の音声・
映像信号INは、記録部10のA/D変換回路100に
よりディジタル形式に変換され、訂正符号付加回路10
2〜記録アンプ110の各構成部分により、誤り訂正符
号の付加および変調等の記録処理がなされ、図3(A)
に示すように、光磁気ディスク2が1回転する間に1フ
レーム分の割合で光学ヘッド18を介して光磁気ディス
ク2に記録される。
【0047】音声・映像データが光磁気ディスク2に記
録されている間、ジャンプコントロール回路16は、適
宜、光学ヘッド18がアクセスする記録領域を変更す
る。以上述べたように、光磁気ディスク記録・再生装置
3は、光磁気ディスク記録・再生装置1と同様な動作で
光磁気ディスク2、1周分のトラック(記録領域)に1
フレーム分の音声・映像データを記録する。
【0048】光磁気ディスク2から音声・映像データを
再生する場合、基準信号発生回路22は位相比較回路2
8に、例えば1フレーム周期に光磁気ディスク2を1.
01回転させるようにディスク駆動部20を制御させ
る。また、スイッチ26は光学ヘッド18から入力され
る変調信号S18(=S26)を選択して再生アンプ2
40に対して出力する。
【0049】光磁気ディスク2は、ディスク駆動部20
により1フレーム周期に1.01回転されるので、光学
ヘッド18により光磁気ディスク2から読み出された変
調信号S18には、1フレーム周期ごとに1.01フレ
ーム分の音声・映像データが含まれることになる。変調
信号S18は、再生部24の再生アンプ240〜復調回
路244の各部分部分により復調および誤り訂正等の再
生処理がなされ、データ処理回路246のバッファ回路
248に入力される。
【0050】データ処理回路246は、図3(B)に示
すように、復調回路244から、1フレーム周期ごとに
1.01フレーム分ずつ入力される音声・映像データS
244をバッファリングし、1フレーム周期ごとに1フ
レーム分ずつ誤り訂正回路250に対して出力する。従
ってこの場合、光磁気ディスク2から101フレーム分
の音声・映像データを再生するたびに、バッファ回路2
48に1フレーム分の音声・映像データがバッファリン
グされることになる。
【0051】バッファ回路248に1フレーム分のデー
タがバッファリングされると、続く100/101フレ
ーム周期の間は、光磁気ディスク2からデータを読み出
す必要がない。つまり、この時間の分だけ光学ヘッド1
8をシークさせる時間的余裕が生じる。そこで、基準信
号発生回路22は、バッファ回路248に1フレーム分
のデータがバッファリングされると、図3(B)に示す
ように、再生部24に再生処理を休止させ、必要に応じ
て制御信号S22bを介してジャンプコントロール回路
16を制御し、光学ヘッド18がアクセスする記録領域
を変更する。
【0052】データ処理回路246の誤り訂正回路25
0および修正回路252は、バッファ回路248から入
力される音声・映像データに対して誤り訂正処理および
修正処理を行い、音声・映像データS252としてD/
A変換回路254に対して出力する。D/A変換回路2
54は、音声・映像データS252をアナログ形式の音
声・映像信号OUTに変換し、出力する。
【0053】以上述べた光磁気ディスク記録・再生装置
3の再生動作は、光磁気ディスク記録・再生装置1(図
1)と同様な特徴がある上に、光磁気ディスク2から音
声・映像データをエンドレス再生を行う際に適してい
る。つまり、再生時に、音声・映像データの最後の部分
の再生が終了した時点でバッファ回路248に所定のデ
ータ量以上、具体的には、光学ヘッド18を、音声・映
像データの最後の部分が記録されている光磁気ディスク
2の記録領域から音声・映像データの最後の部分が記録
されている記録領域から記録領域にシークさせる時間に
対応するデータ量以上の音声・映像データがバッファ回
路248にバッファリングされているように、予め光磁
気ディスク2に音声・映像データを記録することによ
り、バッファ回路248にアンダーフローおよびオーバ
ーフローを生じさせることなくエンドレス再生が可能に
なる。
【0054】なお、以上説明した光磁気ディスク記録・
再生装置3における記録時のデータレートおよび再生時
のデータレートは例示であり、光学ヘッド18をシーク
させるために必要な時間、および、バッファ回路248
の容量等に応じて変更することができる。また、エンド
レス再生を行わない場合には、光磁気ディスク記録・再
生装置3の動作タイミングを光磁気ディスク記録・再生
装置1と同じにしてもよい。また、光磁気ディスク記録
・再生装置3に対しても、光磁気ディスク記録・再生装
置1に対してと同様な変形が可能である。
【0055】
【発明の効果】以上述べたように、本発明に係る音声・
映像データ再生装置およびその方法によれば、ディスク
の回転をフレーム周期に同期させて音声・映像データを
記録および再生することができる。また、本発明に係る
音声・映像データ再生装置およびその方法によれば、再
生装置に設けたバッファ回路にオーバーフローおよびア
ンダーフローが生じず、常に正常な音声・映像データを
外部に供給することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態における本発明に係る光磁気デ
ィスク記録・再生装置の構成を示す図である。
【図2】第2の実施形態における本発明に係る光磁気デ
ィスク記録・再生装置の構成を示す図である。
【図3】図2に示した光磁気ディスク記録・再生装置の
記録・再生動作を説明する図である。
【符号の説明】
1,3…光磁気ディスク記録・再生装置、10…記録
部、100…A/D変換回路、102…訂正符号付加回
路、104…同期ID付加回路、106…バッファ回
路、108…変調回路、110…記録アンプ、14…消
去アンプ、16…ジャンプコントロール回路、18…光
学ヘッド、20…ディスク駆動部、22…基準信号発生
回路、24…再生部、240…再生アンプ、242…2
値識別回路、244…復調回路、246…データ処理回
路、248…バッファ回路、250…誤り訂正回路、2
52…修正回路、254…D/A変換回路、2…光磁気
ディスク

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】音声・映像データを所定のディスク式の記
    録媒体に記録する場合には前記記録媒体を所定の記録回
    転速度で回転させ、前記音声・映像データを前記記録媒
    体から再生する場合には前記記録媒体を前記記録回転速
    度より速い再生回転速度で回転させる記録媒体回転手段
    と、 前記記録回転速度で回転する前記記録媒体の所定の記録
    領域ごとに、前記記録媒体に対して前記音声・映像デー
    タを記録および再生する記録・再生ヘッドを介して、前
    記記録媒体の回転に同期した記録データレートで前記音
    声・映像データの所定の記録単位を記録する記録手段
    と、 前記記録媒体の回転に同期した前記記録データレートよ
    りも高い再生データレートで前記記録・再生ヘッドを介
    して、前記再生回転速度で回転する前記記録媒体の前記
    記録領域それぞれに記録されている前記音声・映像デー
    タの記録単位を再生する再生手段と、 前記再生データレートで再生した前記音声・映像データ
    の記録単位をバッファリングし、前記記録データレート
    に変換して出力するバッファリング手段と、 前記バッファリング手段に、前記記録・再生ヘッドを所
    定の記録領域に移動させる時間に対応するデータ量以上
    の前記音声・映像データがバッファリングされた場合
    に、前記記録・再生ヘッドを、前記所定の記録領域に移
    動させる移動手段とを有する音声・映像データ記録・再
    生装置。
  2. 【請求項2】所定の記録回転速度で回転する所定のディ
    スク式の記録媒体に、前記記録回転速度に同期した所定
    の記録データレートで音声・映像データを記録し、 前記記録回転速度よりも速い再生回転速度で回転する所
    定のディスク式の記録媒体から、前記再生回転速度に同
    期し、前記記録データレートよりも高い再生データレー
    トで音声・映像データを再生し、 前記再生データレートで再生した前記音声・映像データ
    の記録単位を、前記記録データレートに変換して出力す
    る音声・映像データ記録・再生方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009064555A (ja) * 2008-12-19 2009-03-26 Hitachi Ltd ディジタル映像信号または音声信号の記録再生方法及び記録再生装置、光ディスク装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009064555A (ja) * 2008-12-19 2009-03-26 Hitachi Ltd ディジタル映像信号または音声信号の記録再生方法及び記録再生装置、光ディスク装置

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