JPH09111805A - 建設機械におけるブレード用油圧シリンダの取付け構造 - Google Patents

建設機械におけるブレード用油圧シリンダの取付け構造

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JPH09111805A
JPH09111805A JP29617395A JP29617395A JPH09111805A JP H09111805 A JPH09111805 A JP H09111805A JP 29617395 A JP29617395 A JP 29617395A JP 29617395 A JP29617395 A JP 29617395A JP H09111805 A JPH09111805 A JP H09111805A
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JP
Japan
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hydraulic cylinder
car body
blade
support arm
attached
Prior art date
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Withdrawn
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JP29617395A
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English (en)
Inventor
Kenichi Yokota
研一 横田
Shigeru Kojima
茂 小嶋
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Caterpillar Japan Ltd
Caterpillar Mitsubishi Ltd
Original Assignee
Caterpillar Mitsubishi Ltd
Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd
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Publication date
Application filed by Caterpillar Mitsubishi Ltd, Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd filed Critical Caterpillar Mitsubishi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブレードを上下揺動させるための油圧シリン
ダを、専用のガード部材を設けたりすることなく保護す
る。 【解決手段】 油圧シリンダ17を、カーボディ9内に
内装した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種建設作業、土
木作業等の作業に用いられる油圧ショベル等の建設機械
の技術分野に属するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種建設機械のなかには、ブ
レード作業ができるよう上部旋回体が旋回自在に支持さ
れる下部走行体のカーボディにブレードを取付けたもの
がある。この様なものとして、従来は、図7に示すごと
く、カーボディ9の先端部から突出するようにして支持
ブラケット14を固定し、該支持ブラケット14に、先
端部にブレード16が取り付けられた支持アーム15の
基端部と、先端部が支持アーム15の中間部に連結され
た油圧シリンダ17の基端部とをそれぞれ揺動自在に連
結し、油圧シリンダ17の伸縮作動に基づいてブレード
16の上下揺動作動を行うようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが前記従来のも
のは、油圧シリンダ17は、支持ブラケット14と支持
アーム15とのあいだに介装されることになるから、該
油圧シリンダ17全体のみならず、圧油供給用の配管1
9までも外部に露出し、このため、これら油圧シリンダ
17や配管19の保護を計るにはガード部材20を別途
設ける必要があるうえ、長い配管19を他部材に干渉し
ないよう複雑に曲った取り回しにしなければならず、ま
た外観も損なわれることになり、ここに本発明が解決し
ようとする課題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の如き実
情に鑑み、これらの課題を解決することを目的として創
作されたものであって、上部旋回体が旋回自在に支持さ
れる下部走行体のカーボディに支持アームの基端部を上
下揺動自在に取付け、該支持アームの先端部にブレード
を取付けてなる建設機械において、前記ブレードを上下
揺動させるべく支持アームとカーボディ側とのあいだに
油圧シリンダを取付けるにあたり、該油圧シリンダを、
カーボディ内に内装したものである。これにより、油圧
シリンダおよび該油圧シリンダへの圧油供給用の配管
を、別途ガード部材を設けることなく有効に保護でき
る。このものにおいて、カーボディが、旋回サークルが
取り付けられるフランジ部を上面に備えた円筒フレーム
を有するものである場合、油圧シリンダのシリンダ筒部
を、円筒フレームの内周側に内装支持することができ
る。また、カーボディが、旋回サークルが取り付けられ
るフランジ部を上面に備えた円筒フレームと、該円筒フ
レームおよびトラックフレームを連結する上下クロスフ
レームとを用いて構成されるものである場合、油圧シリ
ンダのシリンダ筒部を、上下クロスフレーム間に位置す
る状態で円筒フレームの内周側若しくは左右外側スペー
スに内装支持することができる。さらにまた、前記支持
アームのカーボディに取り付けられる基端部に、油圧シ
リンダの先端部が取り付けられるシリンダ取付け部を一
体に形成することができ、この様にすることにより、部
品点数の削減を計れる。
【0005】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の一形態を図
面に基づいて説明する。図面において、1は油圧ショベ
ルであって、該油圧ショベル1は、クローラ式の下部走
行体2、該下部走行体2の上方に旋回自在に支持される
上部旋回体3、該上部旋回体3の前部に取り付けられる
フロントアタッチメント4等から構成されていること等
は従来通りである。
【0006】前記下部走行体2のベースフレームは、フ
ロントアイドラ5、駆動スプロケット6、走行ローラ7
等の各種走行装置が取り付けられる左右のトラックフレ
ーム8、前記上部旋回体3を支持するカーボディ9等か
ら構成されているが、さらに該カーボディ9は、旋回サ
ークル10が取り付けられるフランジ部11aを上面に
有する円筒フレーム11、該円筒フレーム11と前記ト
ラックフレーム8とを連結する上下のクロスフレーム1
2、該上下のクロスフレーム12間に支架される上下方
向を向く支持フレーム13等から構成されている。
【0007】一方、14は前記上下のクロスフレーム1
2の前端部に一体的に固定される左右の支持ブラケット
であって、該支持ブラケット14には、前後方向を向く
左右の支持アーム15の基端部がそれぞれ上下揺動自在
に連結されており、さらに該支持アーム15の先端部に
は、左右方向を向くブレード16が一体的に取り付けら
れている。さらに支持アーム15は、前記支持ブラケッ
ト14に連結される基端側部が上方に向けて膨らんだ形
状をしており、ここに後述する左右の油圧シリンダ17
のピストンロッド17aの先端部がそれぞれ取り付けら
れる構成となっている。
【0008】前記油圧シリンダ17は、ブレード16の
上下揺動を行うべく伸縮作動するものであって、そのシ
リンダ筒17bの基端部は、前記円筒フレーム11の内
周側に固設された取付けブラケット18に揺動自在に軸
支されている。また、油圧シリンダ17のピストンロッ
ド17aは、上下のクロスフレーム12間を通って前記
支持アーム15の基端側上部に揺動自在に軸支されてお
り、これによって油圧シリンダ17の略全体がカーボデ
ィ9の内部、つまり円筒フレーム11の内周側および上
下のクロスフレーム12間に挟まれるスペースに内装さ
れている。尚、19は上記油圧シリンダ17に圧油を供
給すべくシリンダ筒17bに接続される配管であって、
上部旋回体3に設けられる圧油供給源側に回転継手21
を介して連結されている。
【0009】叙述の如く構成されたものにおいて、ブレ
ード16の上下揺動は油圧シリンダ17の伸縮作動に基
づいて行われるが、該油圧シリンダ17は、その略全体
がカーボディ9の内部、つまり円筒フレーム11の内周
側および上下のクロスフレーム12間に挟まれるスペー
スに内装されている。この結果、油圧シリンダ17およ
び該油圧シリンダ17に接続される配管19を、作業中
に飛散する土砂等から有効に保護できることになって、
従来の油圧シリンダを外部に露出させて設けたもののよ
うに保護用のガード部材を別途設ける必要がなく、コス
トダウン、軽量化に寄与できる。しかも、前記従来のも
ののように配管を外部にまで取り回す必要がなくなっ
て、配管19の取付け作業も容易にできる許りか、外観
もすっきりするという利点もある。そのうえ本実施形態
においては、支持アーム15の基端部に、油圧シリンダ
17のピストンロッド17aの先端部が取付けられる部
位が一体に形成されているため、ピストンロッド取付け
用のブラケットを別途必要とせず、部品点数の削減に貢
献できる。
【0010】尚、本発明は上記実施形態に限定されない
ことは勿論であって、図5に示す第二の実施形態の如
く、油圧シリンダ17は一つでも良く、この場合には、
左右の支持ブラケット15を連結ロッド22で連結し
て、該連結ロッド22の中間部に油圧シリンダ17の先
端部を軸支するように構成すれば良い。また、図6に示
す第三の実施形態の如く、油圧シリンダ17のシリンダ
筒17bを、円筒フレーム11の左右外側に位置して上
下のクロスフレーム11間に挟まれるスペースに内装す
ることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】油圧ショベルの側面図である。
【図2】ベースフレームの斜視図である。
【図3】カーボディ部の平面図である。
【図4】油圧シリンダの取付け部を示す側面図である。
【図5】第二の実施形態を示すカーボディ部の平面図で
ある。
【図6】第三の実施形態を示すカーボディ部の平面図で
ある。
【図7】従来の油圧シリンダの取付け部を示す側面図で
ある。
【符号の説明】
2 上部旋回体 3 下部走行体 8 トラックフレーム 9 カーボディ 10 旋回サークル 11 円筒フレーム 11a フランジ部 12 クロスフレーム 15 支持アーム 16 ブレード 17 油圧シリンダ 17b シリンダ筒

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部旋回体が旋回自在に支持される下部
    走行体のカーボディに支持アームの基端部を上下揺動自
    在に取付け、該支持アームの先端部にブレードを取付け
    てなる建設機械において、前記ブレードを上下揺動させ
    るべく支持アームとカーボディ側とのあいだに油圧シリ
    ンダを取付けるにあたり、該油圧シリンダを、カーボデ
    ィ内に内装した建設機械におけるブレード用油圧シリン
    ダの取付け構造。
  2. 【請求項2】 請求項1において、カーボディは、旋回
    サークルが取り付けられるフランジ部を上面に備えた円
    筒フレームを有するものとし、油圧シリンダのシリンダ
    筒部は、円筒フレームの内周側に内装支持されている建
    設機械におけるブレード用油圧シリンダの取付け構造。
  3. 【請求項3】 請求項1において、カーボディは、旋回
    サークルが取り付けられるフランジ部を上面に備えた円
    筒フレームと、該円筒フレームおよびトラックフレーム
    を連結する上下クロスフレームとを用いて構成されるも
    のとし、油圧シリンダのシリンダ筒部は、上下クロスフ
    レーム間に位置する状態で円筒フレームの内周側若しく
    は左右外側スペースに内装支持されている建設機械にお
    けるブレード用油圧シリンダの取付け構造。
  4. 【請求項4】 請求項1、2または3において、支持ア
    ームのカーボディに取り付けられる基端部には、油圧シ
    リンダの先端部が取り付けられるシリンダ取付け部が一
    体に形成されている建設機械におけるブレード用油圧シ
    リンダの取付け構造。
JP29617395A 1995-10-19 1995-10-19 建設機械におけるブレード用油圧シリンダの取付け構造 Withdrawn JPH09111805A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003042022A1 (fr) * 2001-11-13 2003-05-22 Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. Chassis pour chenille equipant des engins de chantier
JP2009263996A (ja) * 2008-04-25 2009-11-12 Caterpillar Japan Ltd 作業機械
US7730647B2 (en) 2003-05-20 2010-06-08 Komatsu Utility Co., Ltd. Construction machine
WO2020191178A1 (en) * 2019-03-19 2020-09-24 Clark Equipment Company Excavator blade cylinder

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Effective date: 20030107