JPH09110938A - オルガノシリコンの側鎖を含むターポリマーおよびレリーフ構造を作成するためのその使用 - Google Patents

オルガノシリコンの側鎖を含むターポリマーおよびレリーフ構造を作成するためのその使用

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JPH09110938A
JPH09110938A JP8208028A JP20802896A JPH09110938A JP H09110938 A JPH09110938 A JP H09110938A JP 8208028 A JP8208028 A JP 8208028A JP 20802896 A JP20802896 A JP 20802896A JP H09110938 A JPH09110938 A JP H09110938A
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ウルリヒ・シエーデリ
Eric Tinguely
エーリク・テインゲリ
Manfred Hofmann
マンフレート・ホーフマン
Pasquale Alfred Falcigno
パスクアーレ・アルフレツド・フアルチーニヨ
Carl-Lorenz Mertesdorf
カール−ローレンツ・メルテスドルフ
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 新規なターポリマーとその用途。 【解決手段】 このターポリマーは式(I)の繰返し構
造単位の20〜70モル%、式(II)の繰返し構造単位
および式(III)の繰返し構造単位の3〜40モル%を
含有する。 【化1】 ここでAは単結合手またはつぎの式の基を示し: 【化2】 1は水素原子またはメチル基を示し:R2は2−フラニ
ルオキシ基または2−ピラニルオキシ基などを示し:R
3は式−COOHまたは−CNの基を示し:R4はつぎの
式の各基から選ばれる基を示し: 【化3】 Yは水素原子または塩素原子またはメチル基を示し、Z
は式−OSi(CH3)3の基を示し、mは1、2または3
を示し、nは3−mを示し、そしてpは0、1、2また
は3を示し、そしてここで式(III)の多数の構造単位
はターポリマー中のシリコン含有量が、7〜20重量%
の量となる程度に含まれる。このターポリマーはポジ型
のホトレジストの製作のために用いられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はシリコン含有の側鎖
をもつ新規なターポリマー、このターポリマーをベース
にした感光性組成物、並びにこれらの組成物による基板
のリソグラフ的処理のための2つの方法および物品、と
くにエレクトロニクスコンポーネントを製作するための
対応する方法に関するものである。
【0002】
【従来技術】近年、半導体コンポーネントの集積程度は
引き続き増加しつつある。従来の深−UVマイクロリソ
グラフ法により得ることのできる解像能はその限界に達
している。通常、近年目標とされているとくに高集積化
エレクトロニクスコンポーネントを作るために要求され
る0.25μm以下の寸法をもつ普通の構造体を基板上
に作ることは、もはや不可能である;これらの最小寸法
はほぼ0.12μmまで小さくなっている。光学的な手
法で、かかる微細構造エレメントを充分に解像できるよ
うにするためには、とくに短い波長の放射線、一般に1
90〜260nm間の波長をもつものを用いねばならな
い。
【0003】しかしながら、現在の一般的な深−UV用
ホトレジスト材料はかかる放射線に対し適切ではない。
これらの材料はバインダーとして通常フェノール樹脂、
たとえば、ノボラック樹脂またはポリヒドロキシスチレ
ン誘導体をベースとしており、その芳香族の構造的なエ
レメントにより260nm以下の波長で強い吸収を示す。
しかしながら、このことは、かかる放射線の使用によ
り、仕上がった現像済みのレジスト構造の側鎖が、目標
とする垂直を形成せず、むしろ基板またはレジスト面に
多少傾いた角を形成するという事実をもたらし、これは
短波長放射線の使用の結果として得られる光学的な解像
力を帳消しとする。
【0004】芳香族成分の割合が充分に高くないホトレ
ジスト、たとえば、メタアクリレート樹脂をベースとし
たレジストは、260nm以下の放射線に対して充分に透
明であることが認められているが、これらはフェノール
樹脂をベースにしたレジストで慣用されているプラズマ
エッチングに際しての安定性を有していない;プラズマ
エッチングはシリコン基板上にマイクロ構造を作成する
ための主要な方法の1つである。周知のように、プラズ
マエッチングの安定性はこれらレジスト中の芳香族基に
主として基づくものである。
【0005】この問題のために各種の解決法が提案され
ている。1つの解決法は特別な多層技術の使用によるも
のである。まず、普通平坦化層と呼ばれている最初の樹
脂被膜が基板上に適用され、この層は光構造化可能な
(photostructurable)ものであってはならない。第2
の光構造化可能な被膜は被覆層で、これは芳香族化合物
含有量の高い成分の代わりにオルガノシリコン成分を含
んでおり、第1の層上に適用される。このような塗被基
板は従来の方法で選択的露光、すなわち像形成露光さ
れ、ついで適当な現像剤により、所望の画像構造が光構
造化可能な被覆層被膜中に生成されるように処理する。
引き続いて行われる酸素プラズマ中で処理すると、その
中に含まれているオルガノシリコン化合物が少なくとも
表面において酸化してシリコンオキサイドになり、そし
てこれらの酸化物はその下側にある有機材料とくに平坦
化層の酸化的分解に対して密着エッチングバリアーを形
成し、一方平坦化層はシリコン含有の被覆層でコーティ
ングされていない場所では酸化的に完全に除去される。
【0006】前記のリソグラフ法に適している、オルガ
ノシリコン成分を含みかつ光構造化可能な各種の組成物
は、たとえば、WO−A 94/11,788中で述べら
れている。1つのタイプには、活性放射線の作用下に酸
を生じる物質(以下、このような化合物を光酸発生剤と
もいう)と、バインダーとしてのコポリマーとをベース
にした組成物が含まれている。コポリマーは、酸の触媒
作用の下に開裂し、このようにして水性アルカリ現像液
中でバインダーに溶解性を与えるような原子群をもつ繰
返し構造単位を含み、そしてまたオルガノシリコン側鎖
を含む繰返し構造単位からなっている。対応する典形的
なコポリマーは以下の構造を有している:
【化7】
【0007】しかしながら、これらの組成物はなお改良
が可能である。たとえば、これらの熱成形安定性はある
種の要件に対しなお不十分であり、その理由は、酸素プ
ラズマ中の処理の際に軟化が生じ、その結果として被覆
層が軟化しかつ流動化してエッチングバリアーの形成が
不正確になり、その結果として所望の構造の基板上への
不正確な移動(transfer)を来す。さらに、上記ポリマ
ーはまた、芳香族化合物が含まれているため、193nm
波長の放射線を非常に強く吸収する。
【0008】
【発明の概要】本発明は、オルガノシリコン成分を含有
する、とくに多層法に使用するための化学的に強化され
たポジ型のホトレジストを利用可能とすることを目的と
し、このホトレジストは改善された熱成形安定性と高い
Tg値(高いガラス転移点)とを特徴とするものであ
る。これはエッチングレジスト用のバインダーとして、
特別なオルガノシリコンターポリマーを使用することに
より達成できることが示されている。したがって本発明
の主題は、式(I)の繰返し構造単位の20〜70モル
%と、式(II)および式(III)の繰返し構造単位の3
〜40モル%とを含有するターポリマーである。
【0009】
【化8】 ここでAは直接の単結合手または次式の基を示し:
【化9】 1は水素原子またはメチル基を示し:R2は2−フラニ
ルオキシ基または2−ピラニルオキシ基またはつぎの式
の基を示し:
【化10】 3はつぎの式の基を示し:−COOH または −C
N R4はつぎの式の基から選ばれる基を示し:
【0010】
【化11】 5、R6およびR7は各々C1〜C6のアルキル基または
フェニル基を示し:Yは水素原子または塩素原子または
メチル基を示し:Zは式−OSi(CH3)3の基を示し:
mは1、2または3を示し:nは3−mの数を示し:p
は0、1、2または3を示し:そしてここで式(III)
の多数の構造単位はターポリマー中のシリコン含有量
が、7〜20重量%の量となる程度に含まれるものであ
る。
【0011】
【発明の具体的説明】本発明のターポリマーの分子量
(重量平均Mw)は5,000〜200,000の間に、
好ましくは8,000〜50,000間のものである。R
2が2−フラニルオキシまたは2−ピラニルオキシ基の
場合、これらは好ましくは未置換のものである。しかし
ながら、これらはとくにC1〜C4のアルキル基またはア
ルコキシ基の1つまたはいくつかで置換されることもで
きる。基R1は好ましくはメチル基である。
【0012】基R2は好ましくはつぎの各式の基に相当
する:
【化12】 とくにつぎの基に相当する。
【0013】
【化13】 好ましくは、基R3は式−COOHを示す。
【0014】R5、R6およびR7はC1〜C6のアルキル
を示し、たとえば、メチル、エチル、n−プロピル、i
−プロピル、ブチル、ペンチルまたはヘキシル基であ
る。さらに、本発明による好ましいターポリマーはpが
1、2の値、またはさらに3となるのが好ましい。好ま
しくは本発明のターポリマーは式(II)の繰返し構造単
位を3〜35モル%含むものである。したがって、これ
らは、たとえば式(II)の繰返し構造単位の3〜35モ
ル%、および式(III)の繰返し構造単位の15〜30
モル%を有し、そこで式(I)の繰返し構造単位は10
0モル%に対する残りで、たとえば50〜70モル%と
なる。
【0015】もっとも好ましい本発明ターポリマーは、
2がつぎの式の基に相当し、
【化14】 3は式−COOHの基に相当し、そしてR4はつぎの式
の基 −(CH3)3−Si〔OSi(CH3)33 に相当し、とくにこれらターポリマーが式(II)の繰返し
構造単位の3〜31モル%、式(III)の繰返し構造単位
の10〜30モル%で、式(I)の繰返し構造単位が10
0モル%に対する残りを構成するターポリマーである。
【0016】本発明のターポリマーは対応する(メタ)
アクリレートおよび/またはビニルエーテルモノマーか
ら、当業者に知られている普通の熱重合法または放射線
誘起重合法を適用することにより作ることができる。普
通の重合法は、たとえば塊重合または溶剤重合あるいは
また乳化重合、懸濁重合または沈殿重合などである。本
発明のターポリマーは、化学的に補強したポジ型のホト
レジスト組成物のような、感光性組成物のための有効な
処方用成分である。したがって、本発明の主題はまた前
述のターポリマーだけではなく、300nm以下の、好ま
しくは260nm以下の波長の活性放射線の作用下に酸を
発生する物質を含んだ感光性組成物でもある。本発明の
感光性組成物は、本発明のターポリマーの80〜99.
9、好ましくは90〜99.5重量%、並びに光酸発生
剤の0.1〜20、好ましくは0.5〜10重量%を適切
に含んでおり、ここでは後者のデータが組成物中のこれ
ら両成分の全体量に関係している。
【0017】既知の化合物はすべて、それらが300nm
以下の波長の活性放射線の作用下に酸を発生する限り、
光酸発生剤として用いることができる。多数のこのよう
な化合物が、たとえば、EP−A−O 601,974
(米国特許第5,369,200号に対応)中に示されて
おり、この記述を本明細書の説明の一部とする。好まし
い感光性の酸ドナーはジアゾニウム、スルホニウム、ス
ルホオキソニウムおよびヨードニウムの各塩のようなオ
ニウム塩やジスルホン類である。
【0018】好ましいものはつぎの式のスルホニウム塩
である: (Ar1)q(Z1)r(Z2)s+1 - 式中、Ar1は未置換のフェニル、ナフチル、またはフ
ェニル−COCH2−またはこれらの化合物がハロゲ
ン、C1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ、−OHお
よび/またはニトロ置換基などにより置換されたもので
あり、Z1はC1〜C 6アルキルまたはC3〜C7シクロア
ルキルであり、そしてZ2はテトラヒドロチエニル、テ
トラヒドロフリルまたはヘキサヒドロピリルであり、q
は0、1、2または3を示し、rは0、1または2を示
し、そしてsは0または1を示し、ここでq+r+sの
合計は3であり、そしてX1 -はクロライド、ブロマイド
またはヨージドアニオン、BF4 -、PF6 -、AsF6 -
SbF6 -または有機スルホン酸またはカルボン酸のアニ
オンである。
【0019】フェニル、ナフチルおよびフェナシルなど
のAr1基はまた複数の基で置換されることもでき、ま
た好ましくは、たとえば、Cl、Br、メチル、メトキ
シ、−OHまたはニトロ基などにより単一置換すること
もできる。とくに好ましくは、これらの基は未置換のも
のである。Z1は好ましくはC1〜C4アルキル、とくに
メチルまたはエチルである。好ましくはqは2または
3、rは1または0そしてsは0であり、とくにqは3
であり、rとsとは0の数である。もっとも好ましく
は、Ar1が未置換のフェニル基でありそしてqが3で
ある。
【0020】X1 -が有機スルホン酸またはカルボン酸の
アニオンを示すもののとき、これらには脂肪族、環状脂
肪族、炭素環芳香族、複素環芳香族または芳香脂肪族な
どのスルホン酸またはカルボン酸のアニオンが含まれ
る。これらのアニオンは置換または未置換とすることが
できる。わずかに求核性のスルホン酸およびカルボン酸
が好ましく、たとえば、それぞれの酸基の隣りあった位
置で部分的にフッ素化またはパーフルオロ化された誘導
体、または置換されている誘導体である。置換基の例は
塩素のようなハロゲン類、とくにフッ素、メチル、エチ
ルまたはn−プロピルのようなアルキル、またはメトキ
シ、エトキシまたはn−プロポキシのようなアルコキシ
である。
【0021】X1 -は好ましくは有機スルホン酸、とくに
部分的にフッ素化またはパーフルオロ化したスルホン酸
の1価のアニオンである。これらアニオンはとくに求核
性が少ないのが特徴である。適当なスルホニウム塩の例
としてはとくにトリフェニルスルホニウムブロマイド、
トリフェニルスルホニウムクロライド、トリフェニルス
ルホニウムヨージド、トリフェニルスルホニウムヘキサ
フルオロホスフェート、トリフェニルスルホニウムヘキ
サフルオロアンチモネート、トリフェニルスルホニウム
ヘキサフルオロアルゼネート、トリフェニルスルホニウ
ムトリフルオロメタンスルホネート、ジフェニルエチル
スルホニウムクロライド、フェナシルジメチルスルホニ
ウムクロライド、フェナシルテトラヒドロチオフェニウ
ムクロライド、4−ニトロフェナシルテトラヒドロチオ
フェニウムクロライド、および4−ヒドロキシ−2−メ
チルフェニルヘキサヒドロチオピリリウムクロライドな
どである。とくに好ましいのはトリフェニルスルホニウ
ムトリフルオロメタンスルホネート(トリフェニルスル
ホニウムトリフレート)である。
【0022】とくに好ましい前記式のスルホニウム化合
物は、Ar1がフェニルであり、qは3で、rとsとが
0であり、そしてX1 -がSbF6 -、AsF6 -、PF6 -
CF3SO3 -、C25SO3 -、n−C3 7SO3 -、n−
49SO3 -、n−C613SO3 -、n−C817
3 -、C65SO3 -である、ものが用いられる。本発明
のホトレジストはまた適当な慣用の添加物を通常の分量
で、たとえば、ターポリマーと光酸発生剤の全体量に関
し0.01〜40重量%の追加量で含むことができ、こ
れらはたとえば、基本的添加物(ラッカー添加物)たと
えば2−メチルイミダゾール、トリイソプロピルアミ
ン、4−ジメチルアミノピリジンまたは4,4′−ジア
ミノジフェニルエーテルなど、または安定剤、顔料、着
色材、充填剤、結合剤、均展材、湿潤剤および軟化剤な
どである。
【0023】好ましくは、ホトレジスト組成物を適当な
溶剤中に溶解する。溶剤と濃度の選択は組成物のタイプ
と被覆方法により主として決められる。溶剤は不活性な
もの、つまり成分といかなる化学的反応もしないもので
あり、そして塗被後の乾燥中に再び除去することのでき
るものである。適当な溶剤は、たとえば、ケトン類、エ
ーテル類およびエステル類であり、メチルエチルケト
ン、2−ヘプトノン、シクロペンタノン、シクロヘキサ
ノン、γ−ブチロラクトン、エチルピルベート、ジエチ
レングリコールジメチルエーテル、2−メトキシエタノ
ール、2−エトキシエタノール、2−エトキシエチルア
セテート、1−メトキシ−2−プロピルアセテート、
1,2−ジメトキシエタン、酢酸エチルエステル、およ
び3−メトキシメチルプロピオネート、またはこれら溶
剤の混合物などである。
【0024】本発明によるレジスト処方物(感光性組成
物)は、たとえば、個々の成分を撹拌下に混合しこれに
より均質な溶液を得ることにより作られる。本発明の組
成物はポジ型とホトレジストとして適当であり、単層法
および多層法の両方が適用できる。この応用において、
ポジ型ホトレジストは、照射後に水性アルカリ中によく
溶解し、そして必要ならば引き続き熱処理をされる組成
物であると解される。
【0025】本発明の主題はまた多層法により基板をリ
ソグラフ的に処理するための方法であり、 a1) 基板に皮膜形成性有機材料の第1の被膜を施
し、 b1) この第1の被膜上に、本発明のターポリマーと
260nm以下の波長の活性光線の作用下に酸を発生する
物質とを含有する第2の被膜を適用し、 c1) このような塗被基板に、光酸発生剤が感受性で
ある248〜254nmまたは193nmの波長の放射線を
画像形成するように照射し、 d1) 熱処理を施し、 e1) 第2の被膜の照射領域が除去されるまで水性の
アルカリ現像剤で処理し、そして f1) この後、第2の被膜により被覆されていないと
ころの第1の被膜が完全に除去されるまで酸素を含むプ
ラズマで処理する。
【0026】これに加えて、本発明の主題は単層法によ
り基板をリソグラフ的に処理するための方法であり、こ
の方法では基板上に: a2) 本発明のターポリマーと、260nm以下の波長
の活性光線の作用下に酸を発生する光開始剤とを含有す
る被膜を適用し、 b2) このような塗被基板に、光開始剤が感受性であ
るとくに248〜254nm、または193nmの波長をも
つ放射線を画像形成様式で照射し、 c2) 熱処理を施し、そして d2) 水性のアルカリ現像液を用いて、被覆層の照射
区域が除去されるまで処理する。
【0027】多層法用の第1の被膜(平坦化層)のため
の皮膜形成性の有機材料としては、実際上すべての皮膜
形成性有機ポリマーが用いられる。とくに好ましいもの
はフェノール樹脂、とくにホルムアルデヒドクレゾール
またはホルムアルデヒドフェノールノボラックのような
ノボラック樹脂、並びにポリイミド樹脂およびポリ(メ
タ)アクリレート樹脂である。この平坦化層は一般に
0.5〜1μmの厚みである。樹脂をまず適当な溶剤中
に溶解し、ついで通常のコーティング方法、たとえば、
デイッピング、ブレードコーティング、ペインテイン
グ、スプレー法、とくに静電スプレー法、およびリバー
スロール塗布、およびなかんずくスピン法などにより基
板上に適用する。
【0028】第1層が乾いた後、その上に本発明のター
ポリマーと、300nm以下、好ましくは260nm以下の
波長の活性光線の作用下に酸を発生する物質、並びに必
要であればその他の添加物を含有する第2の被膜を適用
する。この第2の被膜は任意の慣用のコーティング方
法、たとえば前述の方法の1つによっても実施できる
が、スピンコーティング法がとくに好ましい。この被覆
層はほぼ0.2〜0.5nmの厚みが適切である。
【0029】レリーフ構造を作るため、つぎに、このよ
うな塗被基板を選択的に露光、すなわち画像を形成する
ように露光する。露光は190〜300nm、とくに19
0〜260nmの波長の活性光線によって行われる。各放
射線の既知の光源はすべて原則として照射用に利用する
ことができる。たとえば高圧水銀ランプ、とくに248
nm波長の放射線をもつクリプトンフッ化物レーザー、ま
たは193nmの波長をもつアルゴンフッ化物エキシマ−
レーザーのようなエキシマ−レーザーが好ましい。画像
形成照射はマスク、好ましくは石英−クロムマスクによ
るか、または−−レーザー露光装置が用いられるときは
−−レーザービームを塗被基板の表面上をコンピュータ
ー制御方式で動かすことによるかのいずれかで行われ、
かくして画像が形成される。ここで、本発明のホトレジ
スト材料が高感度であることは比較的低い強度で高い書
き込み速度を可能なものとする点で著しく有利であり注
目に値する。レジストのこの高感度はまた、極めて短い
露光時間が望まれるステッパーによる露光に好都合でも
ある。
【0030】本発明の方法はまた、選択的照射と現像剤
による処理との間に、さらに1つの処理手段としての被
膜の加熱を含んでいる。このいわゆる「後露光ベーク」
といわれる熱処理により、レジスト材料が非常に迅速に
実際上完全に反応する。この後露光ベークの温度と時間
は広い範囲に変わり、本質的にレジストの組成に依存
し、とくにその酸−感受性成分のタイプおよび使用した
感光性酸供与体のタイプ並びにこれら両成分の濃度に依
存する。普通、露光済みレジストはほぼ50〜150℃
の温度で数秒から数分処理される。
【0031】画像形成露光と材料の熱処理を必要に応じ
て行った後、この結果として水性アルカリ中での溶解性
が良くなった。被覆層の照射点を水性アルカリ現像剤、
すなわち、塩基の水性溶液で必要に応じてこれに少量の
有機溶剤またはその混合物を添加したものにより溶解除
去される。現像剤としてとくに好ましいものはアルカリ
水溶液である。これらは普通のノボラックナフトキノン
ジアジドポジチブレジスト被膜の現像用にも利用されて
いるからである。これらには、たとえばアルカリ金属の
ケイ酸塩、リン酸塩、水酸化物、および炭酸塩などの水
性溶液が含まれるが、とくに金属イオンを含まないテト
ラメチルアンモニウムヒドロオキサイド溶液のような、
テトラアルキルアンモニウムヒドロオキサイド溶液が好
ましい。これらの溶液にさらに少量の湿潤剤および/ま
たは有機溶剤を添加することもできる。現像液に添加す
ることのできる典形的な有機溶剤は、たとえば、シクロ
ヘキサノン、2−エトキシエタノール、トルエン、アセ
トン、イソプロパノールまたはエタノール、並びにこれ
ら溶剤の2種またはそれ以上の混合物などである。
【0032】その後、このように処理した作業片を酸素
プラズマで処理し、これにより密着したシリコンオキサ
イド層が、少なくとも被覆層中のオルガノシリコン成分
被膜の最上部分に数秒以内に形成され、そしてこのシリ
コンオキサイド層が下側にある有機材料の部分を酸素プ
ラズマの作用に対して保護する。酸素プラズマによる処
理は、基板上の被覆膜が現像剤により既に除かれていた
場所が、完全にきれいになるまで続けられる。一般に、
このためには5〜15分のエッチングで十分である。
【0033】基板は最後に普通のストラクチュアリング
処理、たとえば、被膜のない場所のハロゲン、CF4
または酸素プラズマでのドライエッチングをすることが
できる。その後、保護被膜全体を、たとえば、適当な溶
剤により溶解することにより基板から除去し、その後も
し必要ならば、基板上にさらに構造体を作るため前記の
処理サイクルがくり返される。それ故に、物品とくにエ
レクトロニクスコンポーネントの製作のため、基板をリ
ソグラフ的に処理する前記の方法からなる処理法は、本
発明のいま一つの主題である。
【0034】
【実施例】本発明をさらに以下の実施例により説明す
る。とくに記載のない限り、すべての部とパーセントと
は重量によるものであり、そして温度はすべて摂氏温度
である。 〔実施例1〕メタアクリル酸テトラヒドロ−2H−ピラ
ニルエステル、メタアクリル酸、およびメタアクリロオ
キシプロピル−トリス(トリメチルシロキシ)シランの
ターポリマーの製造 テトラヒドロフラン105ml中のメタアクリル酸テトラ
ヒドロ−2H−ピラニルエステル6.38g(37.5ミ
リモル)、メタアクリルオキシプロピル−トリス(トリ
メチルシロキシ)シラン6.33g(15ミリモル)、
メタアクリル酸1.95g(23ミリモル)、アゾビス
イソブチロニトリル0.16gおよび1−ドデカンチオ
ール0.1gの溶液を、250mlの丸底フラスコ中75
℃の温度で、窒素ガス雰囲気下に20秒間マグネチック
スタラーで撹拌した。冷却後、反応液は水1リットルを
加えることにより沈殿をさせた。生じた沈殿を濾過し、
高真空(4×10-6バール)下に乾燥し、これにより1
1.7g(理論値の78%)の白色粉末を得た。 GPC(ポリスチレン標準):Mw=11,950;Mn
=4,250;Mw/Mn=2.8。 TGA(加熱速度 10℃/分):110〜200℃間
の重量損失は24.1% 以下に述べるようにして作った0.45μm厚みフィル
ムのUV吸収、193nmで0.17
【0035】〔実施例2〕レジスト溶液は1−メトキシ
−2−プロピルアセテート5ml中に、実施例1のターポ
リマー0.985g、トリフェニルスルホニウムトリフ
レート10mg、およびジメチルアミノピリジン0.5mg
を溶解することにより調製した。この溶液を3インチ
(7.35cm)のシリコンウエハー上に4,000rpmで
スピンコートした。つづいて100℃で1分間乾燥した
後、0.5μmの層厚のフィルムが得られた。このフィ
ルムを狭帯域干渉フィルターと石英−クロムマスクを通
して、ウシオUXM−502 MDタイプの水銀蒸気燈
により254nmの放射線で露光した(線量20mJ/c
m2)。ついでウエハーを熱板上で1分間120℃に加熱
し、そしてテトラメチルアンモニウムヒドロオキサイド
の0.131N水溶液中で現像し、これによりレジスト
フィルムの露光ゾーンは液中に入りそして未露光ゾーン
は基板上に留まっていた。
【0036】〔実施例3〕実施例2のレジスト液を、厚
み0.9μmのノボラックフィルム層をすでに被覆した
(シクロペンタノン中のオーシージーマイクロエレクト
ロニックマテリアル社製のクレゾール成分28モル%を
もつノボラック(登録商標)P28のノボラック溶液を
スピンコートし、ついで30分間250℃に加熱するこ
とにより作った)4インチ(9.8cm)シリコンウエハ
ー上に6,000rpmでスピンコートした。熱板上で加熱
した後(100℃、1分間)、厚み0.25μmの被覆
層フィルムを得た。このようにコーティングしたウエハ
ーを、キャノン社FPA4500照射装置により、マス
クを通じ248nm波長の放射線により画像を作るべく露
光し、ついで熱板上で100℃の温度に1分間再加熱し
た。
【0037】その後、これをテトラメチル−アンモニウ
ムヒドロオキサイドの0.131N水溶液により第1次
の現像をし、これによりマスク構造がレリーフ状に被覆
層中に画像形成された。ついでこの構造体は酸素プラズ
マ中(圧力2パスカル、酸素流量40cm3/分、50ワ
ット)の処理をアルカテル社製装置により行い、これに
より基板は被覆層がない多層被膜の個所は完全に清浄と
された。0.3μmの構造体(等間隔の線とその間の空
間)が垂直な壁断面をもちかつ基板上に残渣なしに解像
された。
【0038】〔実施例4〕実施例3と類似のコーティン
グ済みシリコンウエハーを、石英−クロムマスク(最小
マスク構造0.5μm)を通じ、ラムダ−フィジクス社
製のLPF205エキシマ−レーザーの193nm波長の
放射線により密着露光をした。線量は26mJ/cm2であ
る。その後、実施例3のように加熱しそして現像した。
0.5μmの構造体(等間隔の線/空間)が垂直の壁断
面をもって像形成された。
【0039】〔実施例5〕メタアクリル酸テトラヒドロ
−2H−ピラニルエステル、メタアクリル酸およびメタ
アクリルオキシプロピルトリス(トリメチルシロキシ)
シランのターポリマーの製造 テトラヒドロフラン35ml中のメタアクリル酸テトラヒ
ドロ−2H−ピラニルエステル2.13g(12.5ミリ
モル)、メタアクリルオキシプロピルトリス(トリメチ
ルシロキシ)シラン2.11g(5ミリモル)、メタア
クリル酸0.65g(7.6ミリモル)、アゾビスイソブ
チロニトリル0.08gおよび1−ドデカンチオール0.
05gの溶液を、100mlの丸底フラスコ中75℃の温
度で、窒素ガス雰囲気下に20秒間マグネチックスタラ
ーで撹拌した。反応液を、冷却後水500mlを加えるこ
とにより沈殿をさせた。生じた沈殿を濾過し、高真空
(4×10-6バール)下に乾燥し、これにより3.0g
(理論値の61%)の白色粉末を得た。 GPC(ポリスチレン補正標準):Mw=13,260;
n=6,290;Mw/Mn=2.1。 TGA(加熱速度 10℃/分):110〜210℃間
の重量損失は24.1%。UV吸収:シクロペンタノン中
のポリマー溶液をスピンコートし、ついで1分間100
℃で乾燥することにより作った厚み0.45μmのフィ
ルムの193nmにおける吸収は0.17である。
【0040】〔実施例6〕メタアクリル酸t−ブチルエ
ステル、メタアクリル酸およびメタアクリルオキシプロ
ピル−トリス(トリメチルシロキシ)シランのターポリ
マーの製造 テトラヒドロフラン64ml中のメタアクリル酸t−ブチ
ルエステル3.56g(25ミリモル)、メタアクリル
オキシプロピル−トリス(トリメチルシロキシ)シラン
4.22g(10ミリモル)、メタアクリル酸1.29g
(15ミリモル)、アゾビスイソブチロニトリル0.1
6gおよび1−ドデカンチオール0.1gの溶液を、2
50mlの丸底フラスコ中75℃の温度で、窒素ガス雰囲
気下に20時間マグネチックスタラーで撹拌した。反応
液を冷却後、水700mlを加えることにより沈殿をさせ
た。生じた沈殿を濾過し、高真空(4×10-6バール)
下に乾燥し、これにより8.4g(理論値の93%)の
白色粉末を得た。 GPC(ポリスチレン補正標準):Mw=9,460;M
n=3,890;Mw/Mn=2.4。 TGA(加熱速度 10℃/分):165〜280℃間
の重量損失は25.8%。
【0041】〔実施例7〕実施例2のレジスト液を、厚
み0.6μmのノボラックフィルム層をすでにコートし
た(シクロペンタノン中にクレゾール成分28モル%を
もつノボラック(オーシージー社製ノボラック(登録商
標)P28)の溶液をスピンコートし、ついで30分間
250℃で加熱することにより作った)4インチ(9.
6cm)シリコンウエハー上に6,000rpmでスピンコー
トした。熱板上で加熱した後(100℃;1分間)、厚
み0.25μmの被覆フィルムを得た。このように被覆
したウエハーを、開口値0.5のレンズを備えたSVG
Lマイクロスキャンステッパープロトタイプ(MITリ
ンカーンラボラトリーに設置された)により、193nm
の波長で画像形成するように露光し(線量24mJ/c
m2)、そして熱板で100℃の温度で再度1分間加熱し
た。
【0042】その後、これをテトラメチルアンモニウム
ヒドロオキサイドの0.0016N水溶液で第1次現像
をし、これによりマスクの構造がレリーフ状に被覆層中
に像形成された。その後この構造体は酸素プラズマ中
(圧力2パスカル、酸素流量40cm3/分、50ワッ
ト)の処理をアルカテル社製の装置により行い、これに
より基板は被覆層のない多層被膜の個所が充分に清浄と
された。0.175μmの構造体(等間隔の線とその間
の空間)は垂直の壁断面をもち、かつ基板上に残渣なし
に解像することができた。
【0043】〔実施例8〕レジスト溶液は1−メトキシ
−2−プロピルアセテート5ml中に実施例6のターポリ
マー0.985g、トリフェニルスルホニウムトリフレ
ート10mgおよびジメチルアミノピリジン0.5mgを溶
解することにより調製した。この液を厚み0.9μmの
ノボラックフィルム層をすでにコートした(シクロペン
タノン中にクレゾール成分28モル%をもつノボラック
(オーシージー社製ノボラック(登録商標)P28)の
溶液をスピンコートし、ついで30分間250℃で加熱
することにより作った)3インチ(7.4cm)シリコン
ウエハー上に6,000rpmでスピンコートした。熱板上
で加熱した後(100℃で1分間)、厚み0.25μm
の被覆フィルムを得た。このように被覆したウエハーを
狭帯域干渉フィルターと石英クロムマスクを通して、ウ
シオUXM−502 MDタイプの水銀蒸気燈により、
254nm波長の放射線で画像形成するように露光し(線
量20mJ/cm2)、ついで熱板により100℃の温度で
1分間加熱した。
【0044】ついで、これをテトラメチルアンモニウム
ヒドロオキサイドの0.026N水溶液で第1次の現像
をし、これによりマスク構造は被覆層中にレリーフ状に
像形成された。その後、この構造体は酸素プラズマ中
(圧力2パスカル、酸素流量40cm3/分、50ワッ
ト)の処理をアルカテル社の装置により行い、これによ
り基板は被覆層がない多層被膜の個所は完全に清浄とさ
れた。このようにして、サブマイクロメーター級の構造
体が、垂直の壁断面をもちかつ基板上に残渣なしで解像
することができた。
【0045】〔実施例9〕実施例8のレジスト液を厚み
0.6μmのノボラックフィルム層をすでにコートした
(シクロペンタノン中にクレゾール成分28モル%をも
つノボラック(オーシージー社製のノボラック(登録商
標)P28)の溶液をスピンコートし、ついで30分間
250℃で加熱することにより作った)4インチ(9.
6cm)シリコンウエハー上に6,000rpmでスピンコー
トした。熱板上で加熱した後(100℃で1分間)、厚
み0.25μmの被覆フィルムを得た。このように被覆
したウエハーを、開口値0.5のレンズを備えたSVG
Lマイクロスキャンステッパープロトタイプ(MITリ
ンカーンラボラトリーに設置された)により、193nm
の波長で画像形成するように露光し(線量24mJ/c
m2)、そして熱板で100℃の温度で再度1分間加熱し
た。
【0046】その後、これをテトラメチルアンモニウム
ヒドロオキサイドの0.026N水溶液により第1次現
像をし、これによりマスク構造が被覆層中にレリーフ状
に像形成化された。ついで、この構造体は酸素プラズマ
中(圧力2パスカル、酸素流量40cm3/分、50ワッ
ト)の処理をアルカテル社製の装置により行い、これに
より基板は被覆層のない個所は完全に清浄とされた。サ
ブマイクロメーター級の構造体が、垂直の壁断面をもち
かつ基板上に残渣なしに解像することができた。
【0047】本発明をその特定の具体化例を参照して以
上に説明したが、多くの変更、修正がここに述べた発明
概念から離れずに実行できることは明白である。したが
って、このような修正および変更はすべて添付の請求項
の精神と広範な目的中に入るものと意図されている。こ
こに引用した特許出願、特許およびその他の刊行物はす
べて参照により組入れられる。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08F 220/30 MMK C08F 220/30 MMK 220/44 MMY 7824−4J 220/44 MMY 230/08 MNU 230/08 MNU C09D 129/10 PFP C09D 129/10 PFP 129/14 PFQ 129/14 PFQ 133/06 PFY 133/06 PFY 143/04 PGL 143/04 PGL G03F 7/039 501 G03F 7/039 501 7/075 511 7/075 511 (72)発明者 エーリク・テインゲリ スイス国1700フリブール.ルトドウベルテ イニ41 (72)発明者 マンフレート・ホーフマン スイス国1723マルリ.ルトベル−エール38 (72)発明者 パスクアーレ・アルフレツド・フアルチー ニヨ スイス国4052バール.フアルンスブルガー シユトラーセ7 (72)発明者 カール−ローレンツ・メルテスドルフ ドイツ連邦共和国79189バートクローツイ ンゲン.フアルケンシユタイナーシユトラ ーセ17

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式(I)の繰返し構造単位の20〜70
    モル%と、式(II)および式(III)の繰返し構造単位
    の3〜40モル%とを含有するターポリマー。 【化1】 ここでAは直接の単結合手またはつぎの式の基を示し: 【化2】 1は水素原子またはメチル基を示し、 R2は2−フラニルオキシ基または2−ピラニルオキシ
    基またはつぎの式の基を示し: 【化3】 3はつぎの式の基を示し:−COOH または −C
    N R4はつぎの式の基から選ばれる基を示し: 【化4】 5、R6およびR7は各々C1〜C6のアルキル基または
    フェニル基を示し:Yは水素原子または塩素原子または
    メチル基を示し:Zは式−OSi(CH3)3の基を示し:
    mは1、2または3を示し:nは3−mの数を示し:そ
    してpは0、1、2または3を示し:そしてここで式
    (III)の多数の構造単位はターポリマー中のシリコン
    含有量が、7〜20重量%の量となる程度に含まれる。
  2. 【請求項2】 R3が式−COOHの基である、請求項
    1に記載のターポリマー。
  3. 【請求項3】 R1がメチル基である、請求項1に記載
    のターポリマー。
  4. 【請求項4】 pが1、2または3である、請求項1に
    記載のターポリマー。
  5. 【請求項5】 pが3である請求項4に記載のターポリ
    マー。
  6. 【請求項6】 R2がつぎの各式の基に相当する、請求
    項1に記載のターポリマー。 【化5】
  7. 【請求項7】 R2がつぎの式の基に相当し、 【化6】 3が式−COOHの基に相当し、そしてR4が式−(C
    3)3−Si〔OSi(CH3)33の基に相当する、請求
    項1に記載のターポリマー。
  8. 【請求項8】 式(II)の繰返し構造単位を3〜35モ
    ル%含む、請求項1に記載のターポリマー。
  9. 【請求項9】 式(II)の繰返し構造単位を3〜31モ
    ル%、式(III)の繰返し構造単位を10〜30モル%
    含み、式(I)の繰返し構造単位が100モル%の残部
    を構成する、請求項7に記載のターポリマー。
  10. 【請求項10】 請求項1記載のターポリマーおよび3
    00nm以下の波長をもつ活性放射線の作用の下に酸を発
    生する物質とを含有する感光性組成物。
  11. 【請求項11】 基板のリソグラフ的処理をするための
    方法であって、基板に a1) 皮膜形成性有機材料の第1の被膜を施し、 b1) この第1の被膜上に、請求項1記載のターポリ
    マーと260nm以下の波長の活性放射線の作用下に酸を
    発生する光開始剤とを含有する第2の被膜を適用し、 c1) このような塗被基板に、光開始剤が感受性であ
    るとくに248〜254nm、または193nmの波長をも
    つ放射線を画像するように照射し、 d1) 熱処理を施し、 e1) 水性のアルカリ現像剤を用いて、第2の被膜の
    照射領域が除去されるまで処理し、そして f1) ついで酸素を含むプラズマにより、第2の被膜
    により被覆されていないところの第1の被膜が完全に除
    去されるまで処理する、 ことよりなる方法。
  12. 【請求項12】 請求項11記載の方法からなる、物
    品、とくにエレクトロニクスコンポーネントの製作方
    法。
  13. 【請求項13】 基板のリソグラフ的処理のための方法
    であって、 a2) 基板上に、請求項1記載のターポリマーと、2
    60nm以下の波長の活性放射線の作用下に酸を発生する
    光開始剤とを含有する被膜を適用し、 b2) このような塗被基板に、光開始剤が感受性であ
    るとくに248〜254nm、または193nmの波長をも
    つ放射線を画像形成するように照射し、 c2) 熱処理を施し、そして d2) 水性のアルカリ現像剤を用いて、被膜の照射領
    域が除去されるまで処理する、 ことよりなる方法。
  14. 【請求項14】 請求項13記載の方法からなる、物
    品、とくにエレクトロニクスコンポーネントの製作方
    法。
JP8208028A 1995-08-08 1996-08-07 オルガノシリコンの側鎖を含むターポリマーおよびレリーフ構造を作成するためのその使用 Pending JPH09110938A (ja)

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