JPH09109937A - 車両用アンダーカバー - Google Patents
車両用アンダーカバーInfo
- Publication number
- JPH09109937A JPH09109937A JP7272963A JP27296395A JPH09109937A JP H09109937 A JPH09109937 A JP H09109937A JP 7272963 A JP7272963 A JP 7272963A JP 27296395 A JP27296395 A JP 27296395A JP H09109937 A JPH09109937 A JP H09109937A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover
- vehicle
- cover portion
- tire
- frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/80—Technologies aiming to reduce greenhouse gasses emissions common to all road transportation technologies
- Y02T10/88—Optimized components or subsystems, e.g. lighting, actively controlled glasses
Landscapes
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 横風およびタイヤに当たる走行風をスムーズ
な流れに整流し、かつ整備性と視覚性を向上させた車両
用アンダーカバーを提供する。 【解決手段】 車両用アンダーカバー１に、車両の荷台
１１両側面から連続して下方に延設されるサイドカバー
部２と、このサイドカバー部２に接続して車両の荷台１
１下面を両側に向けて曲面形状に湾曲して覆うフレーム
カバー部３とを設け、前記フレームカバー部３のタイヤ
１３位置にトンネル状にタイヤカバー部４を形成し、こ
のタイヤカバー部の前後に空気整流部５を形成した。ま
た、前記サイドカバー部２またはフレームカバー部３
に、機能部品１４の整備のための切欠部７を形成した。
な流れに整流し、かつ整備性と視覚性を向上させた車両
用アンダーカバーを提供する。 【解決手段】 車両用アンダーカバー１に、車両の荷台
１１両側面から連続して下方に延設されるサイドカバー
部２と、このサイドカバー部２に接続して車両の荷台１
１下面を両側に向けて曲面形状に湾曲して覆うフレーム
カバー部３とを設け、前記フレームカバー部３のタイヤ
１３位置にトンネル状にタイヤカバー部４を形成し、こ
のタイヤカバー部の前後に空気整流部５を形成した。ま
た、前記サイドカバー部２またはフレームカバー部３
に、機能部品１４の整備のための切欠部７を形成した。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、トラック等の車両
の荷台下部を覆う車両用アンダーカバーの改良に関す
る。
の荷台下部を覆う車両用アンダーカバーの改良に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】通常、トラック等の車両の荷台両側下部
は広く隙間が空いているが、この荷台下部両側面をサイ
ドスカートにより覆うことがある。このサイドスカート
は、具体的には図４および図５に示すようなものであ
る。
は広く隙間が空いているが、この荷台下部両側面をサイ
ドスカートにより覆うことがある。このサイドスカート
は、具体的には図４および図５に示すようなものであ
る。
【０００３】図示されるとおり、サイドスカート２１は
平板状のものであり、荷台１１下部の両側面を覆うよう
に垂下されている。
平板状のものであり、荷台１１下部の両側面を覆うよう
に垂下されている。
【０００４】このサイドスカート２１により、広く隙間
の空きがちなトラック等の荷台１１下部の側面が覆われ
保護されるとともに、荷台１１下部の側面における空気
の流れが整流される。
の空きがちなトラック等の荷台１１下部の側面が覆われ
保護されるとともに、荷台１１下部の側面における空気
の流れが整流される。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなサイドスカート２１は横方向から当たる風に対して
は整流作用を有しておらず、横風による抵抗を受けやす
いため、走行中に横方向の強風が吹いたときなど、車体
の横揺れ等が生じる恐れがあった。
うなサイドスカート２１は横方向から当たる風に対して
は整流作用を有しておらず、横風による抵抗を受けやす
いため、走行中に横方向の強風が吹いたときなど、車体
の横揺れ等が生じる恐れがあった。
【０００６】また、このサイドスカート２１は荷台１１
下部の側面を覆うのみで、走行風がタイヤに当たるとき
の空気抵抗を緩和するような整流効果も期待し得ない。
下部の側面を覆うのみで、走行風がタイヤに当たるとき
の空気抵抗を緩和するような整流効果も期待し得ない。
【０００７】また、このサイドスカート２１は地面近く
にまで垂下しており、燃料タンク等の機能部品を完全に
隠してしまっているので、整備時には妨げとなる。
にまで垂下しており、燃料タンク等の機能部品を完全に
隠してしまっているので、整備時には妨げとなる。
【０００８】さらに、図４に人間の視線を破線で示した
ように、このサイドスカート２１により目に見える側面
面積が増大し、車体が地面近くまで垂れ下がったように
見えてしまうので、視覚的にも重量感を与えてしまう。
ように、このサイドスカート２１により目に見える側面
面積が増大し、車体が地面近くまで垂れ下がったように
見えてしまうので、視覚的にも重量感を与えてしまう。
【０００９】本発明は、このような問題点に着目して、
横風およびタイヤに当たる走行風をスムーズな流れに整
流し、かつ整備性と視覚性を向上させた車両用アンダー
カバーを提供することを目的とする。
横風およびタイヤに当たる走行風をスムーズな流れに整
流し、かつ整備性と視覚性を向上させた車両用アンダー
カバーを提供することを目的とする。
【００１０】
【課題を解決するための手段】第１の発明では、車両用
アンダーカバーにおいて、車両の荷台両側面から連続し
て下方に延設されるサイドカバー部と、このサイドカバ
ー部に接続して車両の荷台下面を両側に向けて曲面形状
に湾曲して覆うフレームカバー部とを備えた。
アンダーカバーにおいて、車両の荷台両側面から連続し
て下方に延設されるサイドカバー部と、このサイドカバ
ー部に接続して車両の荷台下面を両側に向けて曲面形状
に湾曲して覆うフレームカバー部とを備えた。
【００１１】第２の発明では、前記フレームカバー部の
タイヤ位置にトンネル状にタイヤカバー部を形成し、こ
のタイヤカバー部の前後に空気整流部を形成した。
タイヤ位置にトンネル状にタイヤカバー部を形成し、こ
のタイヤカバー部の前後に空気整流部を形成した。
【００１２】第３の発明では、前記サイドカバー部また
はフレームカバー部に、機能部品の整備のための切欠部
を形成した。
はフレームカバー部に、機能部品の整備のための切欠部
を形成した。
【００１３】
【作用】第１の発明では、サイドカバー部が荷台側面に
おける空気の流れを整流し、また、曲面形状に湾曲した
荷台下面のフレームカバー部が車体に対する横風を下方
に逃がし整流する。
おける空気の流れを整流し、また、曲面形状に湾曲した
荷台下面のフレームカバー部が車体に対する横風を下方
に逃がし整流する。
【００１４】第２の発明では、空気整流部が、タイヤに
当たる走行風を下方に逃がし整流する。
当たる走行風を下方に逃がし整流する。
【００１５】第３の発明では、切欠部から機能部品の整
備に必要な部分が露出し、車両の整備に資する。
備に必要な部分が露出し、車両の整備に資する。
【００１６】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて、本発
明の実施の形態について説明する。
明の実施の形態について説明する。
【００１７】図１に示すように、アンダーカバー１は車
体の荷台１１の下部の側面から底面を覆うように取り付
けられる。
体の荷台１１の下部の側面から底面を覆うように取り付
けられる。
【００１８】アンダーカバー１はサイドカバー部２とフ
レームカバー部３から構成され、サイドカバー部２は荷
台１１側面から連続して下方に延設され、さらに、これ
ら左右側面のサイドカバー部２から連続して、図３に示
すように荷台１１下面のフレーム１２を覆うフレームカ
バー部３が形成される。このフレームカバー部３は、横
風に対する整流作用を持たせるため、船底のように両側
に向けて曲面状に湾曲して車体下部を覆っている。
レームカバー部３から構成され、サイドカバー部２は荷
台１１側面から連続して下方に延設され、さらに、これ
ら左右側面のサイドカバー部２から連続して、図３に示
すように荷台１１下面のフレーム１２を覆うフレームカ
バー部３が形成される。このフレームカバー部３は、横
風に対する整流作用を持たせるため、船底のように両側
に向けて曲面状に湾曲して車体下部を覆っている。
【００１９】また、アンダーカバー１のタイヤ１３の位
置には、タイヤ１３を覆うようにタイヤカバー部４が形
成される。このタイヤカバー部４の前後には、タイヤ１
３に当たる走行風を整流するために、曲面状に湾曲した
空気整流部５が形成されている。
置には、タイヤ１３を覆うようにタイヤカバー部４が形
成される。このタイヤカバー部４の前後には、タイヤ１
３に当たる走行風を整流するために、曲面状に湾曲した
空気整流部５が形成されている。
【００２０】ここで、タイヤカバー部３はタイヤ幅Ｗの
みをトンネル状に覆うようになっており、その中間部分
には開口部６が形成され、図示されないサスペンション
部品やデファレンシャルギアボックス等がフレームカバ
ー部３と干渉しないようになっている。
みをトンネル状に覆うようになっており、その中間部分
には開口部６が形成され、図示されないサスペンション
部品やデファレンシャルギアボックス等がフレームカバ
ー部３と干渉しないようになっている。
【００２１】さらに、アンダーカバー１のサイドカバー
部２またはフレームカバー部３には、バッテリーや燃料
タンク等の機能部品１４を整備のために部分的に露出さ
せる切欠部７が形成されている。
部２またはフレームカバー部３には、バッテリーや燃料
タンク等の機能部品１４を整備のために部分的に露出さ
せる切欠部７が形成されている。
【００２２】つぎに作用を説明する。
【００２３】まず、図３に示すように、フレームカバー
部３はその湾曲した曲面形状により、図中矢印で示す横
風を、この曲面に沿って下方へとスムーズに整流する。
これにより、横風による抵抗は緩和され、走行中の横揺
れ等が防止される。
部３はその湾曲した曲面形状により、図中矢印で示す横
風を、この曲面に沿って下方へとスムーズに整流する。
これにより、横風による抵抗は緩和され、走行中の横揺
れ等が防止される。
【００２４】一方、タイヤに正面から当たる走行風は、
図２において矢印で示すように、空気整流部５によって
整流され、走行中の空気抵抗は著しく減少させられる。
また、このときタイヤカバー部４の中間には切欠部７が
設けられているものの、前後の空気整流部５により走行
風は下方に逃がされるため、切欠部７から露出するサス
ペンション部品等が走行に抵抗を与えることはない。
図２において矢印で示すように、空気整流部５によって
整流され、走行中の空気抵抗は著しく減少させられる。
また、このときタイヤカバー部４の中間には切欠部７が
設けられているものの、前後の空気整流部５により走行
風は下方に逃がされるため、切欠部７から露出するサス
ペンション部品等が走行に抵抗を与えることはない。
【００２５】また、このアンダーカバー１により荷台下
部に装備される機能部品１４群はその主要部分が完全に
覆われるので美観が向上し、また機能部品１４の汚れは
防止される一方、切欠部７の存在により機能部品１４群
の整備等に必要な部分は露出するようになっているの
で、整備時に問題が生じることはない。
部に装備される機能部品１４群はその主要部分が完全に
覆われるので美観が向上し、また機能部品１４の汚れは
防止される一方、切欠部７の存在により機能部品１４群
の整備等に必要な部分は露出するようになっているの
で、整備時に問題が生じることはない。
【００２６】また、フレームカバー部３は湾曲した形状
をしているので、図３中に人間の視線を破線で示すよう
に、側面から見たときにアンダーカバー１が地面近くま
で垂れ下がっているようには見えないので、視覚的に重
量感を与えてしまうこともない。
をしているので、図３中に人間の視線を破線で示すよう
に、側面から見たときにアンダーカバー１が地面近くま
で垂れ下がっているようには見えないので、視覚的に重
量感を与えてしまうこともない。
【００２７】
【発明の効果】第１の発明によれば、曲面形状に湾曲し
たフレームカバー部が車体に対する横風を下方に逃がし
整流するので、アンダーカバーに当たる横風による抵抗
が緩和され、走行中の横揺れ等が防止できる。また、フ
レームカバー部の湾曲により、アンダーカバーが地面近
くまで垂れ下がっているようには見えなくなるので、視
覚的な重量感が緩和される。さらに、荷台下部の機能部
品群はフレームカバー部に覆われているので、汚れが防
止され、また全体的な美観も向上する。
たフレームカバー部が車体に対する横風を下方に逃がし
整流するので、アンダーカバーに当たる横風による抵抗
が緩和され、走行中の横揺れ等が防止できる。また、フ
レームカバー部の湾曲により、アンダーカバーが地面近
くまで垂れ下がっているようには見えなくなるので、視
覚的な重量感が緩和される。さらに、荷台下部の機能部
品群はフレームカバー部に覆われているので、汚れが防
止され、また全体的な美観も向上する。
【００２８】第２の発明では、空気整流部がタイヤに当
たる走行風を下方に逃がし整流するので、タイヤに当た
る走行風が走行の妨げとなることがない。
たる走行風を下方に逃がし整流するので、タイヤに当た
る走行風が走行の妨げとなることがない。
【００２９】第３の発明では、機能部品群の主要部分が
フレームカバー部により覆われている一方で、切欠部か
ら機能部品の整備に必要な部分が露出しているので、こ
の露出部分において車両の整備が容易に行い得る。
フレームカバー部により覆われている一方で、切欠部か
ら機能部品の整備に必要な部分が露出しているので、こ
の露出部分において車両の整備が容易に行い得る。
【図１】本発明の実施の形態を示す斜視図である。
【図２】同じく側面図である。
【図３】同じく図２のＡ−Ａ断面図である。
【図４】同じく従来例を示す側面図である。
【図５】同じく図４のＡ−Ａ断面図である。
１ アンダーカバー ２ サイドカバー部 ３ フレームカバー部 ４ タイヤカバー部 ５ 空気整流部 ７ 切欠部 １１ 荷台 １３ タイヤ １４ 機能部品
Claims (3)
- 【請求項１】車両の荷台両側面から連続して下方に延設
されるサイドカバー部と、 このサイドカバー部に接続して車両の荷台下面を両側に
向けて曲面形状に湾曲して覆うフレームカバー部とを備
えたことを特徴とする車両用アンダーカバー。 - 【請求項２】前記フレームカバー部のタイヤ位置にトン
ネル状にタイヤカバー部を形成し、このタイヤカバー部
の前後に空気整流部を形成したことを特徴とする請求項
１に記載の車両用アンダーカバー。 - 【請求項３】前記サイドカバー部またはフレームカバー
部に、機能部品の整備のための切欠部を形成したことを
特徴とする請求項１または請求項２に記載の車両用アン
ダーカバー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7272963A JPH09109937A (ja) | 1995-10-20 | 1995-10-20 | 車両用アンダーカバー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7272963A JPH09109937A (ja) | 1995-10-20 | 1995-10-20 | 車両用アンダーカバー |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09109937A true JPH09109937A (ja) | 1997-04-28 |
Family
ID=17521234
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7272963A Pending JPH09109937A (ja) | 1995-10-20 | 1995-10-20 | 車両用アンダーカバー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09109937A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0888956A1 (de) * | 1997-07-04 | 1999-01-07 | Volkswagen Aktiengesellschaft | Hinterachsennaher Bodenbereich eines Kraftfahrzeugs |
| EP1870322A1 (en) * | 2006-06-20 | 2007-12-26 | Iveco S.p.A. | System for optimizing the aerodynamics of the underside of a semi-trailer of an articulated industrial or commercial vehicle |
| CN104114437A (zh) * | 2012-02-14 | 2014-10-22 | 三菱自动车工业株式会社 | 车辆的车体下部结构 |
| JP2015047928A (ja) * | 2013-08-30 | 2015-03-16 | いすゞ自動車株式会社 | 車両の床下気流整流装置 |
-
1995
- 1995-10-20 JP JP7272963A patent/JPH09109937A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0888956A1 (de) * | 1997-07-04 | 1999-01-07 | Volkswagen Aktiengesellschaft | Hinterachsennaher Bodenbereich eines Kraftfahrzeugs |
| EP1870322A1 (en) * | 2006-06-20 | 2007-12-26 | Iveco S.p.A. | System for optimizing the aerodynamics of the underside of a semi-trailer of an articulated industrial or commercial vehicle |
| CN104114437A (zh) * | 2012-02-14 | 2014-10-22 | 三菱自动车工业株式会社 | 车辆的车体下部结构 |
| EP2815952A4 (en) * | 2012-02-14 | 2015-09-16 | Mitsubishi Motors Corp | STRUCTURE FOR LOWER BODY PART OF VEHICLE VEHICLE |
| US9452795B2 (en) | 2012-02-14 | 2016-09-27 | Mitsubishi Jidosha Kogyo Kabushiki Kaisha | Vehicle body substructure of vehicle |
| JP2015047928A (ja) * | 2013-08-30 | 2015-03-16 | いすゞ自動車株式会社 | 車両の床下気流整流装置 |
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