JPH09108004A - 2部分から成るスキー靴 - Google Patents

2部分から成るスキー靴

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JPH09108004A
JPH09108004A JP8231893A JP23189396A JPH09108004A JP H09108004 A JPH09108004 A JP H09108004A JP 8231893 A JP8231893 A JP 8231893A JP 23189396 A JP23189396 A JP 23189396A JP H09108004 A JPH09108004 A JP H09108004A
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JP
Japan
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shell
foot
covering
shoe
alpine ski
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Application number
JP8231893A
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Inventor
Laurent Bonaventure
ボナヴァンチュール ローラン
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Salomon SAS
Original Assignee
Salomon SAS
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Publication date
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A43FOOTWEAR
    • A43BCHARACTERISTIC FEATURES OF FOOTWEAR; PARTS OF FOOTWEAR
    • A43B5/00Footwear for sporting purposes
    • A43B5/04Ski or like boots
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A43FOOTWEAR
    • A43BCHARACTERISTIC FEATURES OF FOOTWEAR; PARTS OF FOOTWEAR
    • A43B7/00Footwear with health or hygienic arrangements
    • A43B7/12Special watertight footwear

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  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Physical Education & Sports Medicine (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題と解決】 外底2を備え、かつ靴胴部4がその上
に乗るシェル低部3を有し、この靴胴部はスキーヤーの
足を通すことができるよう中央および/または前方開口
5を備え、かつ、横断方向フラップ10上に配設される
少なくとも1の引張部材7を介してスキーヤーの脚低部
を締め付けるためのカラー6をその上部分に形成するア
ルペンスキー靴を提供する。この靴は、一方では、長手
方向に開いた開口11をその上部分に有し、かつ比較的
硬質な材料でできたシェル低部3と、他方では、該シェ
ル低部3の長手方向開口11の周縁11aに取付・固定
される単一の被覆兼閉鎖部材12で構成される2の主要
部分から成る。この被覆兼閉鎖部材12自体は、靴胴部
4を形成するほぼ垂直の第一部分と、上記第一部分の延
長部として設けられ、かつスキーヤーの足保持用上部覆
いを形成するほぼ水平の第二部分13とを連続して有
し、このようにして形成される組立体は上記シェル低部
の構成材料より比較的硬度の低い材料で作られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、外底を備え、かつ靴胴部を載置
したシェル低部を有するアルペンスキー靴に関し、この
靴胴部は、スキーヤーの足を通すための中央および/ま
たは前方開口部を備えるとともに、その上部において、
靴胴部の開口部の両側に設けられる横断方向フラップ上
に配設される少なくとも1の引張部材を介してシェル低
部を緊締するためのカラーを形成し、かつ該引張部材の
作用で互いに覆うことによって閉鎖のために共働するよ
うになる。
【0002】この種のスキー靴において、一般に遭遇す
る問題は、後方支承と側方支承とによってスキーを良好
に操作するため、良好なねじり強さを有するシェル低部
と、適合する能力を有するように(すなわち、各部分が
スキーヤーの足の形状の個人的様相に適合できるように
するために)十分な柔軟性を有する靴胴部との間に妥協
点を見つけることにある。
【0003】この種のスキー靴の構造は、フランス国特
許第2022109号明細書に教示されている。その構
造は、外方靴底を備える硬質シェル低部、引張用部材と
弾性的に伸張性を有する部分を介してシェル低部を締め
付けるための締め環を形成している、シェル低部の上に
固定してある靴胴部を有する。該諸部分はまた、スキー
靴の着脱における足の出入りを容易にするために、靴胴
部の前後に配設してある。前方上部閉鎖用覆いは、足の
上部に適合する部分になり、撓曲調整手段、例えば、ば
ねを具える弾性帯状部材が靴胴部に配設してある。
【0004】この種のスキー靴は、 − 多数の構成要素、現実には少なくとも4の構成要素
の助けを求めるので非常に複雑であり、 − 撓曲調整手段と引張用部材を予め解放しなければな
らないのでスキー靴の着脱が大して容易ではなく、 − 足の上部と脚下部および踵部の諸部分を被覆するた
めに伸張性手段を使用するので調整が大して正確ではな
く、該手段を部分的に被覆する引張用部材は局部的、し
たがって苦痛の基になる圧迫区域を常に生じ、 − 靴胴部がシェル低部に対して枢動できないので大し
て機能的ではなく、 − 足を被覆し、包む大きな部分が織物製付属品であ
り、多数の接合部を有するので大して密閉ではないこと
が明白である。
【0005】この最後の欠点は、本出願人が提出したフ
ランス国特許第2691884号で解決されようとして
いる。この特許によれば、スキー靴は、外方靴底を具
え、スキーヤーの足を通すための中央および前方開口部
を具える靴胴部が上に乗っているシェル低部を有し、該
靴胴部は、引張用部材の作用で相互被覆による閉鎖のた
めに共働する、靴胴部の開口部の両側に作製してある横
断方向フラップに配設してある少なくとも1の引張用部
材を介してシェル低部を緊締するための締め環になる。
横断方向フラップ、すなわち被覆部分の密閉性問題の解
決策は、スキー靴の閉鎖状態において相互に残存する間
隙を閉鎖することによりスキー靴の外方に密閉性かつ柔
軟性を有する被覆手段を付け加えることにある。
【0006】この種の構造は満足すべき結果をもたらす
が、フラップ上に密閉手段を付け加える必要があるので
複雑で費用がかかることは明らかであり、スキー靴の着
脱の際にフラップを引き離しやすくし、スキー靴を閉鎖
する時に足の上部と脚下部の周囲に適応しやすくするた
めに、フラップの箇所における壁面を薄くなければなら
ないシェル低部と靴胴部の設計を簡単にしない。
【0007】実際、広く、入り易く、保持および/また
は緊締すべき足に合わせやすい、足の挿入区域を有する
ことにより容易に装着できるスキー靴が常に望まれてき
た。
【0008】イタリア国特許出願第VI91A0000
18号は、足が出入りできる大きさがあり、硬質シェル
底部に備えてある前方開口部の両側に後から付け加えら
れる柔軟性フラップを設けることにより、この諸々の長
所を有するスキー靴を提供しようとしている。この種の
構造は、シェル底部に集めて、取付ける部品を多数必要
とするので製作が複雑であるのは明白であり、スキーヤ
ーの脚下部に対応する区域における靴胴部の構造を単純
にしない。
【0009】本発明は、構造が非常に単純化され、スキ
ーヤー靴の着脱が容易であり、スキーヤーの足と脚下部
に合わせやすく、密閉性を有する、「可変容積性」と呼
ばれる中央部および/または前部から足を挿入する形式
のスキー靴を提案することにより、このすべての欠点を
解決することを狙いとする。本発明はまた、スキー靴の
靴胴部に対するスキーヤーの支承を良く伝達するために
側方が硬質であり、該スキーヤーの前方および/または
後方支承の応力および/または移動の程度を弾性的に制
御するために靴胴部の長手方向に比較的撓曲性を有する
この種のスキー靴を提案することを目的とする。
【0010】そのために、本発明は、外方靴底を具え、
靴胴部の上部において、引張用部材の作用で相互被覆に
よる閉鎖のために共働する、靴胴部の開口部の両側に作
製してある横断方向フラップに配設される少なくとも1
の引張用部材を介してシェル底部を締め付けるための締
め環になる、スキーヤーの足を通すための中央および/
または前方開口部を具える靴胴部が上に乗っているシェ
ル低部を有するアルペンスキー靴の極めて簡単な作製法
に関するものである。スキー靴は、一方では比較的硬質
な材料で作製する、上部において長手方向に開口するシ
ェル低部、および他方では、該シェル低部の上部長手方
向開口部の周囲に取り付け、固定される被覆兼閉鎖用単
一要素からなる2の主要部分で構成され、該要素自体
も、締め環を介してシェル低部を締め付ける靴胴部にな
る、ほぼ垂直な第一の部分、およびそれと連続して足保
持用上部覆いになる、第一の部分の延長からなるほぼ水
平な第二の部分を有し、このようにして形成される集合
体がシェル低部の材料ほど硬質でない材料からなること
を特徴としている。
【0011】本発明はまた、以下の記載中で明らかにな
るとともに個別に、あるいは可能なあらゆる技術的組み
合わせにしたがって考慮に入れるべき諸特徴に関する。
【0012】非限定的な例として示すこの記載は、添付
の図面を参照して、本発明がどのようにして実現できる
かをより良く理解させてくれるだろう。
【0013】図1にその全体を包括的に指し示すスキー
靴1は外底部2とシェル低部3を有し、このシェル低部
上には、スキーヤーの足を出し入れ可能にするために、
その上部分に中央および/または前方開口部5を備える
靴胴部4が乗っている。靴胴部4は、この上部分におい
て、後程詳述する横断方向フラップ10(すなわち、1
0c、10dおよび10e)上に配設される、少なくと
も1の引張部材7を介して脚下部を締め付けるためのカ
ラー6を形成する。
【0014】本実施例によれば、靴胴部4の開口部はス
キー靴1の前側で行われるが、本発明はもちろんそれに
限定されない。
【0015】したがって、これらフラップ10は靴胴部
4の正面開口部の両側に設けられて、引張部材7の作用
で互いに開口部を覆うことにより閉鎖のために共働する
ものである。
【0016】実際、本発明によれば、スキー靴1は、一
方では、比較的硬質な材料製で上部が長手方向に開口1
1するシェル低部3から成り、また他方では、該シェル
低部3の上部長手方向開口部の周縁部11aに取付・固
定される被覆兼閉鎖用の単一部材12から成る2の主要
部分でできており、該要素12は、それ自体で、かつひ
と続きのものとして、カラー6を介して脚下部を締め付
ける靴胴部4と成るほぼ垂直な第一の部分と、第一部分
の延長として得られるとともに足保持用上部覆いを形成
するほぼ水平な第二部分13を有し、このようにして形
成される組立体はシェル低部3の材料ほど硬質でない材
料で作られる。
【0017】他方、足保持用上部覆いを形成する被覆兼
閉鎖部材12の部分13は、少なくとも2の隣接する横
断方向フラップ10(すなわち折り返し部10a、10
b)を形成することにより、シェル低部3の長手方向軸
の両側に配設され、かつ横断方向に上記フラップ10と
向かい合って位置するとともに、これに作用する複数の
引張部材7を備えるシェル低部3の対応する長手方向開
口11を覆う。
【0018】シェル低部3の長手方向開口11は、足を
挿入するための大きな開口を決定する或る一定の幅に沿
って、かつシェル低部の先端14に近接する前部区域か
ら、シェル低部3のほぼ全長に亙って延在するのが好ま
しい。
【0019】このことは、スキーヤーの足首の箇所で大
きく開くことによりスキー靴の着脱を容易にするという
利点をもたらす。
【0020】より正確に言えば、被覆兼閉鎖部材12の
横断方向フラップ10(すなわち、10aと10b)
は、互いに覆い重なるようになり、かつスキー靴の着脱
に際して足を通すために該フラップ10aとbを引き離
す場合を含めて、スキー靴1の恒久的な密閉性を確保す
るために「ふいご」のように互いに襞15を形成して、
少なくとも足保持用上部覆いの区域13において互いに
連続して延在する。
【0021】これに対して、強制的ではないが、締め環
6の横断方向フラップ10c、10d、10eは明確な
切り込みによって形成され、かつ、少なくとも靴胴部4
の上部区域内で開口5の長手方向軸へ向けられたその自
由縁部の箇所において互いに覆い重なる。
【0022】図2で特定的に示すように、フラップ10
cと10dは締め環6の同一側に配設され、その反対側
に位置する単一のフラップ10eと共働するためのもの
である。
【0023】本発明の他の一特徴によれば、靴胴部4と
足保持用上部覆い13を同時に形成する被覆兼閉鎖部材
12は、重なり合って配設される2の連結用周縁区域A
とBを互いに接続することができ、かつ被覆兼閉鎖部材
12の下方周縁部とシェル低部3の上方周縁部をそれぞ
れ構成する固定点16を介して、シェル低部3の上部長
手方向開口11の周縁部11aに取付・固定される。
【0024】既に上述したように、これら連結用区域A
とBは、他方では厳密に言ってそれら自体が異なる硬さ
の被覆兼閉鎖部材12とシェル低部3の厚みよりも比較
的薄い厚みを有するという特徴に留意する必要がある。
【0025】シェル低部3に対する被覆兼閉鎖部材12
の固定点16は、足保持用上部覆い13に対する靴胴部
4の弾性撓曲効果により、互いにその相対的な枢動を可
能にするよう、スキーヤーの足の踝部の箇所に位置する
2のヒンジ連結軸17を起点として、足保持用上部覆い
13を形成する該被覆兼閉鎖部材12の水平部分の前方
周縁部に配設されるのが好ましく、該靴胴部4の後部区
域はヒンジ連結軸17の後方に延在し、かつシェル低部
3に対する固定点16がない。
【0026】この例によれば、固定点16はリベットか
ら成るが、同じヒンジ連結軸17を起点として、同じく
シェル低部3の開口11の周縁部と被覆兼閉鎖部材12
の周縁部の前部分におけるA区域とB区域に、それぞ
れ、公知の連結手段(例えば接着)をその代わりに使用
できることが明らかである。
【0027】本発明の別の一特徴によれば、シェル低部
3は、スキーヤーの踝の側方区域を少なくとも部分的に
覆うことによって、スキー靴1の全高Hのほぼ3分の2
に相当する高さhに亙り、スキーヤーのふくらはぎの基
部へ向けて踝部の上方に延在する比較的硬質の垂直延長
部18を介して、踵部に対応するシェル低部3の後端部
3aまで伸び出ている。
【0028】したがって、スキー靴1は、全体として、
3分の2が硬質部分(シェル低部3)から成り、また3
分の1が柔軟部分(締め環6)から成ると言うことがで
きる。
【0029】このようにして、ヒンジ連結軸17の箇所
で硬質延長部18に固定された靴胴部4が踵部上方で該
延長部の後端部までこの部分にまたがっているので、最
適の側方剛性が得られる。
【0030】シェル低部3の垂直後端部18は、このス
キー靴1の長手方向軸に位置し、かつシェル低部3に対
して枢動可能に取り付けられる被覆兼閉鎖部材12の靴
胴部4を形成する部分の対応する部分と共働することが
できる後方支承部材19を含むのが有利である。したが
って、靴胴部4は後方が封鎖され、かつスキーヤーに前
後の均衡を取るためのしっかりとした支承を提供する。
この支承の質を増強するために、シェル低部3の垂直後
方延長部18は、枢動軸17の後方に延在し、かつ靴胴
部4の対応する部分と共働することができる2の側方支
承用縁部20を含むのが好ましい。
【0031】図3に示すように、スキー靴1はまた、シ
ェル低部3および足保持用上部覆い13に対して、靴胴
部4が枢動できる幅制限手段21を備えることも可能で
ある。該手段21は、靴胴部4の遊間を制御可能にし、
したがってスキーヤーの脚部の前後屈曲の可能性を制御
可能にする。
【0032】もちろん、後方支承を繰り返したり、屈曲
を制御したりする公知の他の手段を使用することもで
き、またシェル低部3に対する靴胴部4の後方支承の初
期位置および/または許容される遊びの大きさを修正す
ることができる調節部材を備えることもできる。
【0033】なお、靴胴部の屈曲に抵抗する応力の強度
を要求に応じて変えるために、例えば弾性変形可能な装
置あるいは部材を靴胴部およびシェル低部3に連結した
り、組み付けたりすることができよう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるスキー靴の側面図である。
【図2】下方シェル低部(図示せず)の被覆兼閉鎖部材
を構成するスキー靴の部分の斜視図である。
【図3】本発明によるシェル低部の側面図である。
【図4】図3によるスキー靴の背面図である。
【図5】図3によるスキー靴の正面図である。
【符号の説明】
1 スキー靴 2 外底 3 シェル低部 3a 後端部 4 靴胴部 5 開口 6 締め環(カラー) 7 引張部材 10(10a、10b、10c、10d、10e) 横
断方向フラップ 11 長手方向開口 11a 周縁部 12 被覆兼閉鎖部材 13 ほぼ水平な部分 14 先端部 15 襞部 16 固定点 17 ヒンジ連結軸 18 垂直延長部 19 後方支承部材 20 縁部 21 枢動幅制限手段

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外底(2)備え、かつ靴胴部(4)が乗
    るシェル底部を有するアルペンスキー靴であって、前記
    靴胴部にはスキーヤーの足を通すことができるよう中央
    開口および/または前方開口(5)を設け、かつ、横断
    方向フラップ(10)上に配設される少なくとも1の引
    張部材(7)を介してスキーヤーの脚低部を締め付ける
    ためのカラー(6)が上部分に形成され、前記横断方向
    フラップは前記靴胴部(4)の開口(5)の両側に設け
    られるとともに、前記引張部材(7)の作用により互い
    に覆い重なることによって閉鎖のため共働するものにお
    いて、 前記靴は、一方では、長手方向に開いており(11)、
    かつ比較的硬質な材料でできたシェル低部(3)と、他
    方では、前記シェル低部(3)の上部長手方向開口(1
    1)の周縁(11a)上に取付・固定される単一の被覆
    兼閉鎖部材(12)で構成した2の主要部分から成り、 前記被覆兼閉鎖部材(12)自体は、カラー(6)を介
    してスキーヤーの脚低部を締め付ける胴部(4)を形成
    するほぼ垂直の第一部分と、前記第一部分の延長部とし
    て設けられ、かつスキーヤーの足保持用上部覆いを形成
    するほぼ水平の第二部分(13)とを連続して有し、こ
    のようにして形成される組立体は前記シェル低部の構成
    材料より比較的硬度の低い材料で作られることを特徴と
    するアルペンスキー靴。
  2. 【請求項2】 前記足保持用上部覆いを形成する被覆兼
    閉鎖部材(12)の部分(13)が、少なくとも2の隣
    接する横断方向フラップ(10)を形成することにより
    前記シェル低部(3)の対応する長手方向開口(11)
    を覆い、前記フラップはシェル低部(3)の長手方向軸
    の両側に配設され、かつ、横断方向に、前記フラップ
    (10)に向かい合って位置するとともに、これらに作
    用する複数の引張部材(7)を備えることを特徴とする
    請求項1によるアルペンスキー靴。
  3. 【請求項3】 前記シェル低部(3)の長手方向開口
    (11)が、該シェル低部の先端部(14)に近接する
    前方区域を起点として、かつ足を挿入するための大きな
    開口を決定するため或る一定の幅に沿って、該シェル低
    部のほぼ全長に亙って延在することを特徴とする請求項
    1または2によるアルペンスキー靴。
  4. 【請求項4】 前記被覆兼閉鎖部材(12)の横断方向
    フラップ(10、すなわち10a、10b)が互いに覆
    い重なるようになり、かつ、靴の着脱時に足を通過させ
    るよう該フラップ(10a、10b)を引き離す場合を
    も含めて、少なくとも足保持用上部覆い(13)の区域
    内で、靴の恒久的な密閉性を確保するために「ふいご」
    のような襞(15)を互いの間に形成し、互いに連続し
    て延在することを特徴とする請求項2によるアルペンス
    キー靴。
  5. 【請求項5】 前記横断方向フラップ(10、すなわち
    10c、10d、10e)が、明確な切り込みによって
    形成され、かつ、少なくとも前記靴胴部(4)のカラー
    (6)の上部区域内で前記開口(5)の長手方向軸へ向
    けられたそれらフラップの自由縁部の箇所で互いに覆い
    重なるようになることを特徴とする請求項2によるアル
    ペンスキー靴。
  6. 【請求項6】 前記靴胴部(4)と足保持用上部覆い
    (13)とを同時に形成する前記被覆兼閉鎖部材(1
    2)が、重ね合わさって配設される2の連結用周辺区域
    (A、B)を互いに接続することができるとともに、前
    記被覆兼閉鎖部材(12)の下部周縁と前記シェル低部
    (3)の上部周縁とをそれぞれ構成する固定点(16)
    を介して、前記シェル低部(3)の上部長手方向開口
    (11)の周縁(11a)上に取付・固定されることを
    特徴とする請求項1ないし5のいずれか1によるアルペ
    ンスキー靴。
  7. 【請求項7】 前記シェル低部(3)に対する前記被覆
    兼閉鎖部材(12)の固定点(16)が、足保持用上部
    覆い(13)に対する前記靴胴部(4)の弾性屈曲効果
    により、該靴胴部(4)と該シェル低部(3)の相互の
    相対的な枢動を可能にするため、スキーヤーの足の踝の
    箇所に位置する2のヒンジ連結軸を起点として、足保持
    用上部覆い(13)を形成する前記被覆兼閉鎖部材の水
    平部分の前部周縁上に配設されることを特徴とする請求
    項6によるアルペンスキー靴。
  8. 【請求項8】 前記シェル低部(3)が、踵部に対応す
    る後端部(3a)において、スキーヤーの踝部の側方区
    域を少なくとも部分的に覆うことにより、靴(1)の全
    高(H)のほぼ3分の2に相当する高さに亙って、ふく
    らはぎの基部へ向けてスキーヤーの踝の上方に延在す
    る、比較的硬質の垂直延長部(18)を介して踵部に対
    応するシェル低部の後端(3a)まで伸び出ることを特
    徴とする請求項1ないし7のいずれか1によるアルペン
    スキー靴。
  9. 【請求項9】 前記シェル低部(3)の後部垂直延長部
    (18)が、靴(1)の長手方向軸内に位置するととも
    に該シェル低部(3)上に枢動可能に取り付けられる前
    記被覆兼閉鎖部材(12)の胴部(4)を形成する部分
    の対応部分と共働することができる後部支承部材(1
    9)を含むことを特徴とする請求項8によるアルペンス
    キー靴。
  10. 【請求項10】 前記シェル低部(3)の後部垂直延長
    部(18)が、枢動軸(17)の後方に延在するととも
    に、該シェル低部(3)上に枢動可能に取り付けられる
    前記胴部(4)の対応部分と共働することができる2の
    側方支承用縁部(20)を含むことを特徴とする請求項
    8によるアルペンスキー靴。
  11. 【請求項11】 足保持用上部覆い(13)に対して、
    靴胴部(4)の遊間の幅を制限する手段(21)を備え
    ることを特徴とする請求項1ないし10のいずれか1に
    よるアルペンスキー靴。
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