JPH09104837A - 平版インキ - Google Patents

平版インキ

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JPH09104837A
JPH09104837A JP8163617A JP16361796A JPH09104837A JP H09104837 A JPH09104837 A JP H09104837A JP 8163617 A JP8163617 A JP 8163617A JP 16361796 A JP16361796 A JP 16361796A JP H09104837 A JPH09104837 A JP H09104837A
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JP
Japan
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pigment
alcohol
lithographic printing
maleic anhydride
printing ink
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Pending
Application number
JP8163617A
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English (en)
Inventor
Robert H Boutier
ロバート・ハワード・バウティア
Bruce K Mceuen
ブルース・ケネス・マクユーエン
Michael F Heilman
マイケル・フレデリック・ハイルマン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Arkema Inc
Original Assignee
Elf Atochem North America Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Elf Atochem North America Inc filed Critical Elf Atochem North America Inc
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Pending legal-status Critical Current

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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09DCOATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
    • C09D11/00Inks
    • C09D11/02Printing inks
    • C09D11/03Printing inks characterised by features other than the chemical nature of the binder
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F8/00Chemical modification by after-treatment
    • C08F8/14Esterification
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F2810/00Chemical modification of a polymer
    • C08F2810/20Chemical modification of a polymer leading to a crosslinking, either explicitly or inherently
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F2810/00Chemical modification of a polymer
    • C08F2810/30Chemical modification of a polymer leading to the formation or introduction of aliphatic or alicyclic unsaturated groups

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 改良された顔料分散をもたらす添加剤を含有
する平版印刷インキを提供する。 【解決手段】 平版印刷インキはエステル改質されたカ
ルボキシル含有コポリマーを顔料分散剤として含有す
る。エステル改質されたカルボキシル含有コポリマー
は、長鎖アルコールとスチレン無水マレイン酸コポリマ
ーとの反応生成物であり、スチレン無水マレイン酸コポ
リマーのカルボキシル基の少なくとも35%がエステル
化されている。インキは、更に脂肪族炭化水素、芳香族
炭化水素、及びこれらの混合物からなる群より選ぶ溶
媒;調整用油;液体キャリヤー樹脂;及び顔料を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、改良された顔料分
散をもたらす添加剤を含有する平版印刷インキを指向す
るものであり、一層特にはカルボキシル含有コポリマー
と長鎖アルコールとのエステル化反応の生成物である添
加剤を含有する平版印刷インキ、及びそのインキの製造
方法を指向するものである。
【0002】
【従来の技術】印刷インキは、着色剤を液体ベヒクル又
はキャリヤーに分散或は溶解させた混合物であり、基材
上に印刷して乾燥させることができるゲル或はペースト
を形成するものである。印刷インキは、通常下記の4つ
のクラスに分割され得る:1)凸版;2)平版;3)フ
レキソ;及び4)グラビア。ワニスは、木材或は金属表
面上に塗布されて保護用の硬質の、光沢のある、通常透
明なコーティングになる樹脂状溶液である。
【0003】平版印刷インキは、板の像領域が、油脂性
インキを受け入れて水をはじき、板の非像領域が、水を
受け入れてインキをはじくように処理される、オフセッ
ト平版印刷のような多数の印刷プロセスにおいて用いら
れる。平版印刷インキは、有機溶媒に可溶性でありかつ
強い疎水性であるのが好ましい。
【0004】インキに用いられる着色剤は、顔料、トー
ナー、及び染料、或はこれらの組合せが典型的である。
着色剤は、インキが印刷される基材バックグラウドに対
するコントラストをもたらす。液体樹脂は、印刷作業の
間着色剤用ベヒクル又はキャリヤーとしてよく用いら
れ、ほとんどの場合に、着色剤を基材に接着させる働き
をする。液体樹脂キャリヤーの最も重要な機能の内の一
つは、顔料分散を助成することである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】平版インキ配合物の分
野における慣用の実施は、顔料分散を改良するために、
アマニ油とアルキド樹脂、或はフェノール系樹脂とを組
み合わせることであった。スルホン化ヒマシ油及びナフ
テン系ソープもまたこの目的に用いられてきたが、その
程度は小さいものであった。顔料分散を高めるために樹
脂を改質しよとする過去の努力は、良い結果を得なかっ
た。今日まで取られてきた樹脂を改質しよとする努力
は、改良された顔料分散を示すが、また疎水性の低下も
示す樹脂を生じてきた。よって、樹脂キャリヤーの疎水
性に悪影響を与えないで顔料分散を改良する平版印刷イ
ンキ用添加剤についての要求がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、顔料分散を改
良する添加剤を含有する平版印刷インキ及び改良された
平版印刷インキの製造方法を指向するものである。平版
印刷インキ組成物は、エステル改質されたカルボキシル
含有コポリマーを分散剤として含む。エステル改質され
たカルボキシル含有コポリマーは、長鎖アルコールとス
チレン無水マレイン酸コポリマーとの反応生成物であ
り、スチレン無水マレイン酸コポリマーのカルボキシル
基の少なくとも約35%がエステル化されて反応生成物
を形成する。インキは、更に脂肪族炭化水素、芳香族炭
化水素、及びこれらの混合物からなる群より選ぶ溶媒
を、動物油、植物油、及びこれらの混合物から誘導され
るもののような調整用油と共に含む。液体キャリヤー樹
脂及び顔料もまた印刷インキに供する。
【0007】改良された平版印刷インキを製造する好適
な方法では、スチレン無水マレイン酸コポリマーに長鎖
アルコールを反応させて反応生成物を生成する。スチレ
ン無水マレイン酸コポリマーのカルボキシル基の少なく
とも約35%、一層好ましくは少なくとも約40%をエ
ステル化して反応生成物を形成する。最も好適な方法で
は、スチレン無水マレイン酸コポリマーのカルボキシル
基のおよそ50%をエステル化して反応生成物を形成す
る。反応生成物に、次いで、溶剤及び/又は調整用油を
組み合わせて比較的濃厚な溶液を形成する。次いで、液
体樹脂キャリヤー及び顔料を濃厚な溶液に導入する。生
成した溶液を磨砕し、次いで更に溶剤及び/又は調整用
油で希釈して改質された顔料分散を有する平版印刷イン
キを生成する。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明は、平版印刷インキが、疎
水性を失わないで、改良された顔料分散を示す添加剤を
有する平版印刷インキである。改良された平版印刷イン
キは、エステル改質されたカルボキシル含有コポリマー
分散剤、炭化水素溶媒及び調整用油溶媒、液体樹脂キャ
リヤー、並びに種々の着色剤又は顔料を、要求により示
される通りに含有する。分散剤を平版印刷インキに加入
することから生じる一つの利点は、着色剤を粉砕しかつ
分散させるのに要する時間が相当に短縮されることであ
る。加えて、生成する平版印刷インキに加入しなければ
ならない顔料の量もまた、着色剤のトーン、鮮明性、或
は深みを失わないで、低減される。本発明において用い
る通りの分散剤は、インキの粘度を増大させないで、ト
ーン、深み、及び鮮明性の増大をもたらすので、重要な
利点である。
【0009】分散剤を調製するために本発明において用
いるカルボキシル含有コポリマーは、無水マレイン酸及
びスチレンモノマーを所定の割合で重合させてスチレン
無水マレイン酸コポリマーを製造することによって調製
するのが好ましい。スチレンモノマー対無水マレイン酸
のモル比は、約3:1〜約1:1が好ましい。モル比
は、およそ3:1を用いるのが一層好ましい。これらの
実質的に非晶質のコポリマーは一般に入手可能であり或
は良く知られている重合技術によって調製される。
【0010】本発明を実施するために意図する好適なス
チレン無水マレイン酸コポリマーは、数平均分子量が2
000より小さいく、溶融温度が比較的高く、熱安定性
が高く、かつ溶融粘度が高いことを特徴とする。好適な
スチレン無水マレイン酸コポリマーの例は、好ましい順
に挙げると、SMA3000、SMA2000、及びS
MA1000であり、これらはペンシルバニア、フィラ
デルフィア在ElfAtochem North Am
erica,Inc.から市販されている。
【0011】SMA1000は、スチレンモノマーと無
水マレイン酸との混合物で、スチレンモノマーおよそ
1.3モル対無水マレイン酸およそ1モルのモル比を有
するものから造られるコポリマーである。SMA100
0は、溶融範囲およそ150°〜およそ170℃、ガラ
ス転移温度およそ154℃、酸価およそ465〜49
5、及び粘度およそ28センチポイズ(30℃の20%
アンモニア性溶液)を有する。
【0012】SMA2000は、スチレンモノマーと無
水マレイン酸との混合物で、無水マレイン酸1モルに付
きスチレンおよそ2モルのモル比を有するものから造ら
れるコポリマーである。SMA2000は、溶融範囲お
よそ140°〜およそ160℃、ガラス転移温度およそ
124℃、酸価およそ335〜375、及び粘度およそ
136センチポイズ(30℃の20%アンモニア性溶
液)を有する。
【0013】SMA3000は、スチレンモノマーと無
水マレイン酸との混合物で、無水マレイン酸1モルに付
きスチレンモノマーおよそ3モルのモル比を有するもの
から造られるコポリマーである。SMA3000は、溶
融範囲およそ115°〜およそ130℃、ガラス転移温
度およそ125℃、酸価およそ265〜305を有す
る。SMA3000は、そのエステル化生成物が、平版
印刷インキを配合する際に通常用いられる炭化水素及び
油溶媒への最も高いレベルの溶解度を示すことから、最
も好適なコポリマーである。
【0014】スチレン無水マレイン酸コポリマーのよう
なカルボキシル含有コポリマーは、実質的に非晶質の固
体であり、脂肪族炭化水素や油に比較的に不溶性であ
る。その溶解度を増大させるために、カルボキシル含有
コポリマーに長鎖アルコールを、エステル化反応で反応
させる。エステル改質されたカルボキシル含有コポリマ
ー添加剤は、エステル形態で、C6 又はそれより高級な
脂肪族アルコール、好ましくはC10-22 アルコール又は
これらの混合物、一層好ましくはC12-18 アルコール又
はこれらの混合物を溶解度向上量で含有しなければなら
ない。炭素原子が約6より少ないアルコールのエステル
化生成物は、本発明のための脂肪族炭化水素又は油への
十分な溶解度を示さない。下記に記載するエステル化反
応のコポリマー生成物は、所望の改良された顔料分散を
もたらすために溶解したままでなければならないので、
炭素原子が約6より少ないアルコールは、エステル化反
応における好適な反応体ではない。
【0015】カルボキシル含有コポリマーに反応させて
エステル機能を形成することができるアルコール化合物
は、C6 又はそれより高級な第一級、第二級及び第三級
アルコールを含み、ヘキサノール、イソヘキサノール、
2−エチルヘキサノール、t−オクタノール、イソオク
タノール、デカノール、オクタデカノール(ラウリルア
ルコール)、テトラデシルアルコール、オレイルアルコ
ール、ステアリルアルコールを含む。最も好適なアルコ
ールはオレイルアルコール及びステアリルアルコールで
ある。これらのアルコールは良く知られており、通常
「オキソ」アルコールプロセス或はヒドロホルミル化を
含む種々のプロセスによって造られる。
【0016】本発明において用いるためのエステル改質
されたカルボキシル含有コポリマー添加剤を製造する好
適な方法は、高い温度の反応容器において、長鎖アルコ
ール、最も好ましくはC12-18 アルコールを、スチレン
無水マレイン酸コポリマーのようなカルボキシル含有コ
ポリマーと反応させることによる。平版印刷インキの製
造においては、エステル改質されたカルボキシル含有コ
ポリマー添加剤を、次いで溶媒及び/又は調整用油に溶
解する。次いで、着色剤及び液体キャリヤー樹脂を混合
物と組み合わせる。生成した混合物を、次いで粉砕して
顔料分散を生成する。次いで、顔料分散を更に溶媒及び
/又は調整用油で希釈して平版印刷インキを生成する。
【0017】エステル化反応では、長鎖アルコールを、
外部熱源によって40°〜70℃のわずかに高い温度に
保つ反応容器に導入する。長鎖アルコールが室温で非晶
質ならば、それを溶融させた後に、更なる成分を反応容
器に導入する。アルコール成分を高い温度に保ち、その
間にカルボキシル含有コポリマー、好ましくはスチレン
無水マレイン酸をゆっくり反応容器に導入する。長鎖ア
ルコール成分に、カルボキシル含有コポリマーを1.3
〜0.9モル当量接触させるのが好ましく、カルボキシ
ル含有コポリマーを1.1〜0.95モル当量接触させ
るのが一層好ましい。エステル化反応の終りにあたっ
て、カルボキシル含有コポリマー上のカルボキシル基の
少なくともおよそ35%をエステル化して反応生成物を
形成するのが好ましく、カルボキシル基のおよそ50%
をエステル化して反応生成物を形成するのが一層好まし
い。
【0018】カルボキシル含有コポリマーを反応容器中
に導入している時に、反応容器を外部熱源によって連続
して加熱して140°〜180℃、一層好ましくはおよ
そ170℃の高い温度にする。長鎖アルコールとカルボ
キシル含有コポリマーとの間のエステル化反応は、高い
温度で進行する。エステル化反応は、純度、濃度、温度
及びその他の反応条件に応じて、30分〜12時間、一
層好ましくは1〜3時間かかり得る。エステル化反応を
助成するのに、随意に一般のエステル化触媒を使用して
よい。一般のエステル化触媒の例は、硫酸、スルホン
酸、及び酢酸リチウムを含む。上記のエステル化条件
は、当業者に良く知られている。エステル化反応の終り
にあたって、エステル化反応の生成物から、揮発性物質
或は過剰のアルコールをストリップさせることができ
る。
【0019】平版印刷インキにおいて用いるための適し
た溶媒は、当業者に良く知られている。平版印刷インキ
において用いることができる溶媒の例は、典型的には炭
素原子を10より多く含有する高沸点脂肪族炭化水素、
芳香族炭化水素、及びこれらの混合物である。好適な溶
媒は、炭素14及びそれ以上を含有しかつ分子量約20
0〜250を有する高沸点の工業銘柄ホワイト油のよう
な脂肪族炭化水素油である。そのような入手し得る溶媒
の一種は、Magie Brothersから入手し得
るMagic 470 Oilである。調整用油の例
は、植物油、動物油、及びこれらの混合物である。好適
な調整用油はアマニ油である。液体キャリヤー樹脂は、
当業者に良く知られている。適した液体樹脂キャリヤー
の例は、アルキド樹脂或はフェノール系樹脂である。
【0020】インキを置く基材に対するコントラストを
もたらすために、顔料を平版インキに加入する。平版印
刷インキにおいて供することができる顔料の例は、二酸
化チタン、カーボンブラック、酸化亜鉛、チタン酸鉛、
チタン酸カリウム、酸化アンチモン、リトポン、フタロ
シアニンブルー、キナクリドン、第二鉄水和物、等であ
る。色コントラストのトーン、深み、及び鮮明度は、平
版インキに加入する顔料の量を増大させるにつれて増大
する。同様に、平版印刷インキの粘度は、顔料の量を増
大させるにつれて増大する。所定の点において、平版印
刷インキの粘度は、高くなりすぎて商業上実施し得ない
ものになり得、これが平版印刷インキにおいて供するこ
とができる顔料の量を有効に制限する。
【0021】改良された顔料分散を有する平版印刷イン
キを製造するために、所定量のエステル改質されたコポ
リマー分散剤に所定量の炭化水素溶媒及び調整用油を組
み合わせる。エステル改質されたコポリマー分散剤に、
初めに調整用油を組み合わせて、エステル改質されたコ
ポリマー分散剤の重量フラクションがおよそ10〜およ
そ50%、一層好ましくはおよそ30%である溶液を形
成する。エステル改質されたコポリマー分散剤をおよそ
50重量%より多く有する溶液は、完全に溶解させるの
が困難である。エステル改質されたコポリマー分散剤及
び調整用油溶液に、次いで更なる調整用油、溶媒、着色
剤及び液体樹脂キャリヤーを組み合わせる。生成した混
合物を粉砕して顔料分散を生成し、次いで更なる溶媒及
び/又は調整用油で希釈して改良された顔料分散を有す
る平版印刷インキを生成する。
【0022】顔料分散における調整用油対顔料の重量比
は、およそ2:1〜0.5:1の範囲が好ましく、およ
そ1:1が一層好ましい。顔料分散における顔料対添加
剤の重量比は、およそ300:1〜50:1の範囲が好
ましく、200:1〜75:1の範囲が一層好ましく、
およそ100:1が最も好ましい。顔料分散は、最終使
用者により、所望の粘度を有する平版印刷インキを生成
するために、液体樹脂、溶媒及び/又は調整用油で希釈
或は調節されるのが普通である。特定の平版印刷インキ
の所望の粘度は、印刷装置及び印刷基材の特徴に依存す
る。
【0023】インキ配合物にける顔料分散の均一性及び
粉末度を求めるための十分に確率された実施は、Sta
ndard Test for Fineness o
fDispersion of Pigment−Ve
hicle Systemsなる表題を付けたASTM
D−1210−79である。この試験方法は、顔料−
ベヒクル系における顔料の分散度を測定するものであ
る。微細粒子の均一な分散を有するインキは、Hegm
anスケールでの読みおよそ6.5〜7.5を有するの
が典型的である。分散の悪い粒子の混合物を有するイン
キは、Hegmanスケールでの読み1又は2付近を有
するのが典型的である。ほとんどの商用平版インキは、
6.5を越えるHegmanスケールでの読みを有すべ
きである。
【0024】調製例1及び2は、本発明において分散剤
として作用する、エステル改質されたカルボキシル含有
コポリマーを製造するための好適な手順を例示するもの
である。例3〜10は本発明を製造するための好適な手
順を例示するものであり、例3〜10では、分散剤を、
調製例1及び2に記載する手順と同様であるが、必ずし
も同一である必要はない様式で造った。
【0025】例3〜6は、顔料をカーボンブラックにし
た種々の好適な分散剤を有する顔料分散の配合物を例示
する。例7〜10は、顔料を二酸化チタンにした種々の
好適な分散剤を有する顔料分散の配合物を例示する。比
較例1及び2は、それぞれ顔料をカーボンブラック及び
二酸化チタンにする、分散剤を中に供させなかった顔料
分散の配合物を例示する。
【0026】ASTM−D−1210−79に概略され
る手順に従い、下記に記載する顔料分散配合物をスクレ
ーパーによってキャリブレートしたテーパー付き路に沿
って塗布した。1から8までの番号を付けたHegma
nスケールをテーパー付き路の長さに沿って設置した。
印刷インキ配合物をテーパー付き路に沿って塗布する
と、インキ中の粒子は認識できるパターンを形成した。
次いで、粒子が認識できるパターンを形成した点におい
て、Hegmanスケールからの直接の読みを行った。
観察の結果を、下記のカーボンブラック着色剤なる表題
の表I、及び二酸化チタン着色剤なる表題の表IIに示
す。
【0027】
【実施例】
調製例1 液体オレイルアルコール(8トルにおける融点−7.5
℃、沸点195℃)1044グラムを秤量して5リット
ル反応容器に入れた。反応容器を外部熱源を使用して加
熱しておよそ170℃にし、その間容器に収容されるア
ルコールを連続して攪拌した。反応容器を170℃に保
ちながら、SMA1000 956グラムを、粉末漏斗
を使用してゆっくり反応容器に導入した。反応容器を2
時間の間連続して170℃に保ち、外部熱源を取り去っ
た。反応装置容器を分解し、断熱グローブを使用して、
溶融混合物をアルミニウムホイル被覆されたトレーに注
いで冷却してエステル改質されたコポリマー生成物を形
成した。
【0028】調製例2 固体の結晶ステアリルアルコール(15トルにおける融
点59℃、沸点210℃)1048グラムを秤量して5
リットル反応容器に入れた。反応容器を外部熱源を使用
してゆっくり加熱して60℃にして反応容器中でステア
リルアルコールを融解した。次いで、反応容器を60℃
に保ちながら、SMA1000 952グラムを、粉末
漏斗を使用してゆっくり反応容器に導入した。次いで、
反応容器を加熱しておよそ170℃にしかつおよそ17
0℃において2時間保った。外部熱源を取り去った後
に、反応装置容器を分解し、断熱グローブを使用して、
溶融混合物をアルミニウムホイル被覆されたトレーに注
いで冷却してエステル改質されたコポリマー生成物を形
成した。
【0029】例3 SMA1000とオレイルアルコールとのエステル化生
成物の煮アマニ油中の30重量%溶液1.17グラム
を、煮アマニ油50グラムと一緒にした。次いで、アマ
ニアルキド樹脂50グラム、Raven1200 35
グラム,カーボンブラック着色剤、及びセラミックビー
ズ100グラムを混合物中に導入して顔料分散を形成し
た。この顔料分散を、本明細書以降178−2と表示す
る。顔料分散178−2を知られたやり方で粉砕しかつ
定期的にASTM D−1210−79に従ってHeg
man Grind分析にかけた。
【0030】例4 SMA3000とオレイルアルコールとのエステル化生
成物の煮アマニ油中の30重量%溶液1.17グラム
を、煮アマニ油50グラムと一緒にした。次いで、アマ
ニアルキド樹脂50グラム、Raven1200 35
グラム,カーボンブラック着色剤、及びセラミックビー
ズ100グラムを混合物中に導入して顔料分散を形成し
た。この顔料分散を、本明細書以降178−3と表示す
る。顔料分散178−3を知られたやり方で粉砕しかつ
定期的にASTM D−1210−79に従ってHeg
man Grind分析にかけた。
【0031】例5 SMA1000とステアリルアルコールとのエステル化
生成物の30重量%溶液1.17グラムを、煮アマニ油
50グラムと一緒にした。次いで、アマニアルキド樹脂
50グラム、Raven1200 35グラム,カーボ
ンブラック着色剤、及びセラミックビーズ100グラム
を混合物中に導入して顔料分散を形成した。この顔料分
散を、本明細書以降178−4と表示する。顔料分散1
78−4を知られたやり方で粉砕しかつ定期的にAST
M D−1210−79に従ってHegman Gri
nd分析にかけた。
【0032】例6 SMA3000とステアリルアルコールとのエステル化
生成物の30重量%溶液1.17グラムを、煮アマニ油
50グラムと一緒にした。次いで、アマニアルキド樹脂
50グラム、Raven1200 35グラム,カーボ
ンブラック着色剤、及びセラミックビーズ100グラム
を混合物中に導入して顔料分散を形成した。この顔料分
散を、本明細書以降178−5と表示する。顔料分散1
78−5を知られたやり方で粉砕しかつ定期的にAST
M D−1210−79に従ってHegman Gri
nd分析にかけた。
【0033】比較例1 煮アマニ油50グラム、アマニアルキド樹脂50グラ
ム、Raven120035グラム,カーボンブラック
着色剤、及びセラミックビーズ100グラムを容器中で
一緒にして顔料分散を形成した。この顔料分散を、本明
細書以降対照−1と表示する。顔料分散対照−1を知ら
れたやり方で粉砕しかつ定期的にASTM D−121
0−79に従ってHegman Grind分析にかけ
た。
【0034】例7 SMA1000とオレイルアルコールとのエステル化生
成物の30重量%溶液1.67グラムを、煮アマニ油2
5グラムと一緒にした。次いで、Soyaアルキド樹脂
157A 25グラム、TiPure R960−48
HG 50グラム,二酸化チタン着色剤を混合物中に導
入して顔料分散を形成した。この顔料分散を、本明細書
以降170−2と表示する。顔料分散170−2を知ら
れたやり方で粉砕しかつ定期的にASTM D−121
0−79に従ってHegmanGrind分析にかけ
た。
【0035】例8 SMA3000とオレイルアルコールとのエステル化生
成物の30重量%溶液1.67グラムを、煮アマニ油2
5グラムと一緒にした。次いで、Soyaアルキド樹脂
157A 25グラム、TiPure R960−48
HG 50グラム,二酸化チタン着色剤を混合物中に導
入して顔料分散を形成した。この顔料分散を、本明細書
以降170−3と表示する。顔料分散170−3を知ら
れたやり方で粉砕しかつ定期的にASTM D−121
0−79に従ってHegmanGrind分析にかけ
た。
【0036】例9 SMA1000とステアリルアルコールとのエステル化
生成物の30重量%溶液1.67グラムを、煮アマニ油
25グラムと一緒にした。次いで、Soyaアルキド樹
脂157A 25グラム、TiPure R960−4
8HG 50グラム,二酸化チタン着色剤を混合物中に
導入して顔料分散を形成した。この顔料分散を、本明細
書以降170−4と表示する。顔料分散170−4を知
られたやり方で粉砕しかつ定期的にASTM D−12
10−79に従ってHegmanGrind分析にかけ
た。
【0037】例10 SMA3000とステアリルアルコールとのエステル化
生成物の30重量%溶液1.67グラムを、煮アマニ油
25グラムと一緒にした。次いで、Soyaアルキド樹
脂157A 25グラム、TiPure R960−4
8HG 50グラム,二酸化チタン着色剤を混合物中に
導入して顔料分散を形成した。この顔料分散を、本明細
書以降170−5と表示する。顔料分散170−5を知
られたやり方で粉砕しかつ定期的にASTM D−12
10−79に従ってHegmanGrind分析にかけ
た。
【0038】比較例2 煮アマニ油25グラム、Soyaアルキド樹脂157A
25グラム、TiPure R960−48HG 5
0グラム,二酸化チタン着色剤を容器中で一緒にして顔
料分散を形成した。この顔料分散を、本明細書以降対照
−2と表示する。顔料分散対照−2を知られたやり方で
粉砕しかつ定期的にASTM D−1210−79に従
ってHegman Grind分析にかけた。
【0039】
【表1】
【0040】
【表2】
【0041】本発明は、その他の特定の形態で発明の精
神或は本質的な属性から逸脱しないで具体化することが
でき、よって、前述した発明の詳細な説明よりもむし
ろ、発明の範囲を示す通りの特許請求の範囲を参照すべ
きである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ブルース・ケネス・マクユーエン アメリカ合衆国ペンシルベニア州モールバ ーン、ビーチウッド・アベニュー15 (72)発明者 マイケル・フレデリック・ハイルマン アメリカ合衆国ミシガン州クライマック ス、イースト・エム・アベニュー15237

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記: a)分散剤として、長鎖アルコールとスチレン無水マレ
    イン酸コポリマーとの反応生成物であり、スチレン無水
    マレイン酸コポリマーのカルボキシル基の少なくとも3
    5%がエステル化されて反応生成物を形成する少なくと
    も一種のエステル改質されたカルボキシル含有コポリマ
    ー; b)脂肪族炭化水素、芳香族炭化水素、及びこれらの混
    合物からなる群より選ぶ溶媒; c)調整用油; d)少なくとも一種の液体キャリヤー樹脂;及び e)少なくとも一種の顔料を含む平版印刷インキ組成
    物。
  2. 【請求項2】 長鎖アルコールが直鎖或は枝分れC
    10-22 一価アルコールである請求項1の平版印刷イン
    キ。
  3. 【請求項3】 長鎖アルコールが直鎖或は枝分れC
    12-18 一価アルコールである請求項1の平版印刷イン
    キ。
  4. 【請求項4】 長鎖アルコールをオレイルアルコール、
    ステアリルアルコール、及びこれらの混合物からなる群
    より選ぶ請求項1の平版印刷インキ。
  5. 【請求項5】 液体キャリヤー樹脂をアルキド樹脂、フ
    ェノール系樹脂、及びこれらの混合物からなる群より選
    ぶ請求項1の平版印刷インキ。
  6. 【請求項6】 調整用油がアマニ油である請求項4の平
    版印刷インキ。
  7. 【請求項7】 スチレン無水マレイン酸のカルボキシル
    基の少なくとも40%がエステル化されて反応生成物を
    形成する請求項7の平版印刷インキ。
  8. 【請求項8】 顔料対添加剤の重量比が300:1〜5
    0:1である請求項1の平版印刷インキ。
  9. 【請求項9】 顔料対添加剤の重量比が200:1〜7
    5:1である請求項1の平版印刷インキ。
  10. 【請求項10】 顔料対添加剤の重量比が100:1で
    ある請求項10の平版印刷インキ。
  11. 【請求項11】 C10-22 一価アルコールと数平均分子
    量が2000より小さいカルボキシル含有スチレン無水
    マレイン酸コポリマーとの反応生成物を含み、スチレン
    無水マレイン酸のカルボキシル基の少なくとも35%が
    エステル化されて反応生成物を形成する平版印刷インキ
    用顔料分散剤。
  12. 【請求項12】 スチレン無水マレイン酸のカルボキシ
    ル基の少なくとも40%がエステル化されて反応生成物
    を形成する請求項11の顔料分散剤。
  13. 【請求項13】 スチレン無水マレイン酸のカルボキシ
    ル基の少なくとも50%がエステル化されて反応生成物
    を形成する請求項12の顔料分散剤。
  14. 【請求項14】 下記: a)スチレン無水マレイン酸コポリマーと長鎖アルコー
    ルとを反応させて反応生成物を生成するに、スチレン無
    水マレイン酸コポリマーのカルボキシル基の少なくとも
    35%をエステル化して反応生成物を形成し; b)反応生成物に脂肪族炭化水素、芳香族炭化水素、及
    びこれらの混合物からなる群より選ぶ溶媒を調整用油と
    共に組み合わせて溶液を形成し; c)工程b)からの溶液に少なくとも一種の液体キャリ
    ヤー及び少なくとも一種の顔料を組み合わせることを含
    む改良された平版印刷インキの製造方法。
  15. 【請求項15】 液体キャリヤー樹脂をアルキド樹脂、
    フェノール系樹脂、及びこれらの混合物からなる群より
    選ぶ請求項14の方法。
  16. 【請求項16】 長鎖アルコールが直鎖或は枝分れC
    10-22 一価アルコールである請求項14の方法。
  17. 【請求項17】 長鎖アルコールが直鎖或は枝分れC
    12-18 一価アルコールである請求項16の方法。
  18. 【請求項18】 長鎖アルコールをオレイルアルコー
    ル、ステアリルアルコール、及びこれらの混合物からな
    る群より選ぶ請求項14の方法。
  19. 【請求項19】 調整用油がアマニ油である請求項18
    の方法。
  20. 【請求項20】 スチレン無水マレイン酸コポリマーの
    カルボキシル基の少なくとも50%をエステル化して反
    応生成物を形成する請求項19の方法。
  21. 【請求項21】 顔料対添加剤の重量比が300:1〜
    50:1である請求項14の方法。
  22. 【請求項22】 顔料対添加剤の重量比が200:1〜
    75:1である請求項21の方法。
  23. 【請求項23】 顔料対添加剤の重量比が100:1で
    ある請求項20の方法。
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