JPH09104423A - 変形可能なウェブ材料をコアに巻き取る方法および装置 - Google Patents

変形可能なウェブ材料をコアに巻き取る方法および装置

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JPH09104423A
JPH09104423A JP8238167A JP23816796A JPH09104423A JP H09104423 A JPH09104423 A JP H09104423A JP 8238167 A JP8238167 A JP 8238167A JP 23816796 A JP23816796 A JP 23816796A JP H09104423 A JPH09104423 A JP H09104423A
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JP
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impression cylinder
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core
sleeve
nip
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Application number
JP8238167A
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English (en)
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Daniel R May
アール.メイ ダニエル
Kevin A Cole
エー.コール ケビン
Sharon A Guzman
エー.ガズマン シャロン
Scott W Tang
ダヴリュー.タン スコット
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Eastman Kodak Co
Original Assignee
Eastman Kodak Co
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H18/00Winding webs
    • B65H18/08Web-winding mechanisms
    • B65H18/26Mechanisms for controlling contact pressure on winding-web package, e.g. for regulating the quantity of air between web layers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2404/00Parts for transporting or guiding the handled material
    • B65H2404/10Rollers
    • B65H2404/13Details of longitudinal profile
    • B65H2404/132Details of longitudinal profile arrangement of segments along axis
    • B65H2404/1321Segments juxtaposed along axis
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2404/00Parts for transporting or guiding the handled material
    • B65H2404/50Surface of the elements in contact with the forwarded or guided material
    • B65H2404/53Surface of the elements in contact with the forwarded or guided material with particular mechanical, physical properties
    • B65H2404/532Surface of the elements in contact with the forwarded or guided material with particular mechanical, physical properties with particular durometer

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  • Winding Of Webs (AREA)
  • Auxiliary Devices For And Details Of Packaging Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 取り込まれる空気量を低減したコアに変形可
能な材料から成るウェブを巻き取る装置および方法を提
供すること。 【解決手段】 変形可能材料から成るウェブを巻き取る
巻取装置の圧胴30が、第1と第2の端部分を有する剛
性の円筒形シャフト32と、2つの端部を有し、剛性シ
ャフトに支持され、円筒面を有する弾性の中央スリーブ
34と、剛性シャフト32の第1端部分に支持され、弾
性スリーブの一端と接し、円筒面と実質的に等しい直径
を有する第1の端部スリーブ36と、剛性シャフトの第
2端部分に支持され、弾性スリーブの他端と接し、円筒
面と実質的に等しい直径を有する第2の端部スリーブ3
8とを具備し、第1と第2の端部スリーブが弾性スリー
ブよりも低い硬度を有しいる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フィルムウェブを
コアに巻き付ける工程に関する。より詳細には、本発明
は、空気の取込みを排除しながらウェブ材料に欠陥を生
じさせることなくウェブ材料をロール状に巻き取る方法
および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ウェブ材料を製造、加工する上で巻取工
程はきわめて重大である。ウェブ材料が適切に巻き取ら
れなければスクラッチなどの欠陥が生じ、そのウェブ材
料は、特に写真フィルムや写真紙などの最終製品に適さ
なくなる。ウェブ材料は、欠陥なく貯蔵できるように、
適切に巻き取られなければならない。もしそうでなけれ
ば、ウェブ材料は市販品として不適当となるであろう。
巻き取られたロールの全てを失う場合には非常なコスト
アップにつながる。
【0003】巻取りに際して空気が取り込まれると巻き
取られたロールに欠陥を生じる。ウェブ材料とともに移
動する空気層がロールに巻き込まれるとき、空気が取り
込まれる。ウェブ材料の速度をどのように変えても空気
の取込みは生じ得るが、高速、例えば、毎分30.48
m(100ft)以上で巻き取る場合に特に問題とな
る。一般的に、ロールの半径と、空気の粘性、ウェブ材
料の速度が増加するとともに空気の取込みも増加し、ウ
ェブ材料の張力が増加するとともに減少する。取り込ま
れた空気量に影響を与える因子としては、ウェブ材料の
温度や、表面粗さ、平坦度、厚さの変化が挙げられる。
【0004】取り込まれた空気量が相当の量に達する場
合には、巻き取られた各層は互いに接しておらず、特に
ロールの直径が大きくなると、新たに巻き取られた部分
が、先に巻き取られた部分に対して横方向(コアの中心
軸線に対して平行な方向)にシフトまたは移動する(こ
れは、一般的に表面滑りとして知られている)。空気が
取り込まれるとロールが不安定となり、コアに対するロ
ールのシフトまたは移動が非常に大きくなる。塗布され
たウェブ材料、例えば、乳剤が塗布された写真ウェブの
場合、上記のシフトにより塗布材にスクラッチが生じ、
不適当な製品または欠陥品となる。更に、上記のシフト
が生じるとウェブ材料の縁部が巻取装置に接触してロー
ルが著しく損傷して次工程で使用できなくなる可能性が
ある。
【0005】空気の取込みにより所謂シンチングの問題
を生じる。シンチングは、巻き取られたウェブ材料の各
層間の周方向の相対動作である。巻取圧力、すなわち、
摩擦力が取り込まれた空気のために低下するとシンチン
グが生じる。ウェブ材料をロール状に巻き取るときに用
いられるトルクが、ロール状に巻かれたウェブ材料の二
層間の摩擦力よりも大きくなると相対動作が起こる。ウ
ェブ材料またはフィルム乳剤若しくは両者にスクラッチ
が生じ得る。
【0006】貯蔵されている間に、ロールに取り込まれ
た空気は最終的にロールから抜け出る。コアを鉛直方に
向けてロールを貯蔵した場合には、ロールが緩んで重力
により下方にシフトする。ウェブ材料の下端部が変形し
て縁部の皺 (edge cockle)と称される欠陥を生じる。コ
アを水平に向けてロールを貯蔵した場合には、空気はや
はり抜け出て、ロールは重力により中心部で垂れ下が
り、永久的な延伸変形が生じる。どちらの場合でも、ロ
ールは次工程で使用するには適していない。
【0007】空気の取込みを低減する1つの方法は、全
ての巻取工程を真空室において行うことである。然しな
がら、この方法は非常にコストがかかり実際的ではな
い。空気の取込みを低減する他の方法は、巻取張力を高
くすることである。然しながら巻取機械は、一般的に駆
動装置による所定の最大張力の制限を受ける。そして、
この最大張力は、高い品質での高速巻取りでは空気の取
込みを低減するには不十分である。
【0008】取り込まれる空気量を低減する他の方法
は、巻取り工程のあいだロールと接触する接触ローラま
たは圧胴を使用して、ウェブ材料がロール状に巻き取ら
れるとき空気を押し出す方法である。この方法では、圧
胴は、ロールの中央部分と接して空気を押し出しなが
ら、厚さの変動などのウェブ材料の特徴に適応しなけれ
ばならない。更に、圧胴は、ウェブ材料の幅に概ね等し
い長さを有していることが好ましい。図9に示すよう
に、接触ローラまたは圧胴10が、巻き取られたウェブ
材料から成るロール11に接触している。圧胴10と巻
取り中のロール11との間にニップ12が形成され、ウ
ェブ材料13がコア14に巻き取られる際、ニップ12
において空気を押し出すために十分な力が付与される。
圧胴10を使用することにより、張力が付与された状態
でウェブ材料がロール状に巻き取られ、巻取工程での空
気の取込みを低減することが可能となる。一般的に、圧
胴10はステンレス鋼やアルミニウムなどの硬質合金の
表面、または、50から70のショアA硬度を有してい
る。
【0009】圧胴19は、種々の形態で応用される。例
えば、圧胴補助式中央巻取では、圧胴は、力Fが付与さ
れながら旋回台機構またはスライド機構上で空転し、コ
アが移動しない回転軸を中心として駆動される。圧胴
は、ウェブと圧胴との間の摩擦力により移動するウェブ
の速度にて回転する。同様に、表面巻取では、移動しな
い回転軸を中心としてコアが空転し、圧胴が旋回台機構
またはスライド機構上で駆動される。更に、リール式巻
取と称される形態がある。このリール式巻取では、コア
が移動できる回転軸を中心として空転し、力Fが付与さ
れた圧胴が移動できない回転軸を中心として駆動され
る。二重駆動式巻取形態では、コアと圧胴の両方が概ね
等しい表面速度または圧胴がコアよりも低速にて駆動さ
れる。二重ドラム巻取形態では、駆動される2つの圧胴
の間でロールが揺動し、コアが空転する。
【0010】ウェブ13の幅方向の厚さの変化がロール
状に巻き取るとき影響する。特に、セルローストリアセ
テート、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナ
フタレートなどのウェブ材料では、概して厚さが幅方向
に幾分変動する。図10に示すように、こうした厚さの
変化がウェブ材料の長手方向に連続する場合には、ゲー
ジ帯16が形成される。ウェブ材料がコアに巻き取られ
ると、ゲージ帯16は次々に重なり合っていく。れによ
り、固く厚い帯または局所圧力の著しく高いたて皺が形
成される。このストリークは典型的にハードストリーク
(hard streak)と称される。
【0011】図11を参照すると、本明細書と一体のも
のとして引用する米国特許第4934622号には、ウ
ェブ材料の縁の部分のローレット部18により形成され
る上記ゲージ帯の問題、すなわち、ローレットにより形
成される突出部が通常の製造において生じ易いゲージ帯
よりも高い問題を解決する方法が開示されている。ロー
レットを施されたウェブがコアに巻き取られるとき、ロ
ーレットが施された縁部が重ね合わされ、重ね合わされ
た各層間で高い圧力を受ける領域ができる。ローレット
された縁部のために厚さが積み重ねられ、図11に示す
ような、タイヤ状に膨らんだ膨出部20が形成される。
塗布されていないウェブ材料の膨出部20は、典型例と
して、ロール本体から3.175mm(0.125i
n)ほどの高さとなる。また、塗布されたウェブ材料の
膨出部20は、ロール本体から1.5875mm(0.
0625in)ほどの高さとなる。ロールの直径が大き
くなれば、膨出部の高さも大きくなる。
【0012】図12に、塗布されたウェブ材料(すなわ
ち、1または複数の塗布層22を備えたウェブ材料)を
図示する。このウェブ材料はローレット部18と、塗布
された縁部24とを有しており、縁部24は、この塗布
されたウェブ材料の他の部分よりも厚くなっている。こ
れをエッジビード26を称し、複数層を塗布したり、ロ
ーレットを施した縁部が塗布されると大きくなる。図1
2に示す塗布22の縁部24は、塗布の中央部分よりも
厚くなっている。厚く塗布された縁部がコアに巻き取ら
れると、タイヤ状となったエッジビードを形成するハー
ドストリークが生じる。これは、前記ローレットによる
膨出部と同様であるが、塗布されたエッジビードの幅
は、ローレット部の幅よりも非常に狭い。塗布されたウ
ェブ材料のこの部分の厚さがローレット部の厚さと同じ
であれば、ウェブ材料はエッジビードの上に巻き重ねら
れ高い局所圧力が生じる。タイヤ状のエッジビードが狭
ければ、それは圧力により軸方向に変形し、シンチング
や軸方向のシフト若しくはその組合せを生じる。
【0013】従って、空気の取込みを低減しながらウェ
ブ材料をロール状に巻取るとともに、圧胴がハードスト
リークや、ローレットによる膨出部およびエッジビード
に適合することが望ましい。すなわち、圧胴は、中央部
においてロールと接して取り込まれる空気を低減すると
ともに、ハードストリーク、ローレットによる膨出部お
よびエッジビードに接する必要がある。更に、圧胴は、
ウェブ材料の幅と概ね等しい長さを有していることが好
ましい。
【0014】米国特許第5039023号には、巻取り
の間に空気層を押し出すためのコンタクトロールと、2
つの空気押出ローラとを開示している。コンタクトロー
ルと、空気押出ローラの一方は、中心線平均表面粗さが
0.4μm以下で、かつ、ブリネルかたさが10HB
2.5/62.5より高い滑らかで硬い表面層を有して
いる。このローラは製造費用がかかり、タイヤ状の膨出
部や、エッジビード、ハードストリークを有するロール
の表面の全体とは接触しない。更に、硬い表面にてハー
ドストリークと接触すると、特に高速で、より高い局所
圧力を生じウェブ材料が損傷する。
【0015】米国特許第3622059号は、ガラス球
を充填された弾性ローラを備えた移送ローラを開示す
る。上記弾性ローラはニップを横断して均一で軽度の圧
力を維持する。このローラは、例えば毎分304.8m
(1000ft)を越える高速への適用には不向きであ
る。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】従って、取り込まれる
空気量を低減し、かつ、ハードストリークや、ローレッ
ト部やエッジビードを有するウェブ材料に適合した圧胴
が必要となる。本発明は、種々の硬度部分を備えた圧胴
により上記問題を解決する。本発明の目的は、取り込ま
れる空気量を低減したコアに変形可能な材料から成るウ
ェブを巻き取る装置および方法を提供することを目的と
している。
【0017】本発明の他の目的は、ハードストリーク
や、ローレット部やエッジビードを有するウェブ材料に
適合した装置および方法を提供することである。更に、
本発明の他の目的は、ハードストリークや、ローレット
部やエッジビードを有しロール状に巻き取られるウェブ
材料に接触する圧胴を提供することである。更に、本発
明の他の目的は、横シフトやシンチングを低減して品質
と安定性が高いロールを形成する圧胴を提供することで
ある。
【0018】これらの目的および他の目的および本発明
の利点は以下の記載から明らかとなる。本発明は特許請
求の範囲により定義される。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明の1つの特徴によ
れば、変形可能なウェブ材料、すなわち、第1の厚さを
有する第1と第2の縁部と、該記第1と第2の縁部の間
に配設され前記第1の厚さよりも薄い第2の厚さを有す
る中央領域とを有するウェブ材料をコアに巻き取る方法
が提供される。この方法は、圧胴とコアとの間にニップ
を形成することを含んでいる。圧胴は、剛性の円筒シャ
フトと、該シャフトに支持された第1と第2の部分と中
央部分とを有し、前記中央部分が前記第1と第2の部分
の間に配設されており、前記第1と第2の部分が前記中
央部分よりも柔軟な材料から形成されている。前記圧胴
と、長手の軸線を中心として回転自在に設けられたコア
との間にニップ、すなわち、前記コアと前記第1の部分
とにより形成された第1のニップ領域と、前記コアと前
記第2の部分とにより形成された第2のニップ領域とを
含むニップが形成される。ウェブ材料が前記ニップを通
過するとき、前記ウェブ材料の第1の縁部が前記第1の
ニップ領域に位置決めされ、かつ第2の縁部が前記第2
のニップ領域に位置決めされる。前記ウェブ材料は前記
ニップを通過して前記コアに巻き取られる。このとき、
前記圧胴の前記第1と第2の部分が前記ウェブ材料の第
1と第2の縁部に適合するように変形して、巻き取られ
たロールに取り込まれる空気量を低減するために、前記
ウェブ材料の中央領域と前記圧胴の中央部分との間の接
触が維持される。
【0020】本発明の他の特徴によれば、変形可能材料
から成るウェブを巻き取る巻取装置が提供される。前記
圧胴は、第1と第2の端部分を有する剛性の円筒形シャ
フトと、2つの端部を有し、前記剛性シャフトに支持さ
れ、円筒面を有する弾性の中央スリーブと、前記剛性シ
ャフトの前記第1端部分に支持され、前記弾性スリーブ
の一端と接し、前記円筒面と実質的に等しい直径を有す
る第1の端部スリーブと、前記剛性シャフトの前記第2
端部分に支持され、前記弾性スリーブの他端と接し、前
記円筒面と実質的に等しい直径を有する第2の端部スリ
ーブとを具備し、前記第1と第2の端部スリーブが前記
弾性スリーブよりも低い硬度を有して成る。コアが、前
記圧胴とともに前記ウェブが巻き取られる際に通過する
ニップを形成するように配設される。好ましい実施形態
において本発明の装置は、前記第1と第2の端部スリー
ブおよび前記中央スリーブを覆う外カバーを具備する。
【0021】本発明は、また、取り込まれる空気量を低
減し、かつ、ハードストリークや、ローレット部やエッ
ジビードを有しロール状に巻き取られるウェブ材料に適
合した複硬度型圧胴を提供する。この圧胴は、横シフト
およびシンチングを低減し、品質と安定性の高いロール
を高速で提供する。
【0022】
【発明の実施の形態】医科添付図面を参照して本発明の
実施形態を説明する。添付図面において、同様の構成要
素は同じ参照番号を付して指示されている。図1に本発
明の複硬度型圧胴30の第1の実施形態を図示する。剛
性のシャフト部材32が、変形することなく高圧に耐え
る金属その他の剛性材料から形成されている。本実施形
態では、シャフト部材32の外側の表面は円筒形状に形
成されている。中央弾性スリーブ34が、その全長に渡
って部材32により支持されている。中央弾性スリーブ
34は、周知の方法、例えば鋳造法により部材32に取
り付けられている。代替的に、加圧空気などを利用して
部材32をスリーブ34に挿入させてもよい。その後
に、例えば接着剤により両者を固着させることもでき
る。好ましくは中央スリーブ34は、ポリウレタン、エ
チレンポリウレタンジエンモノマー (以下、EPDMと記載
する) またはゴム材料などの中程度の硬度、好ましくは
50〜70ショアA硬度相当の硬度を有する弾性材料ま
たはエラストマー材料から形成される。中央スリーブ3
4の長さは、(ウェブ材料の縁にローレット部が形成さ
れる場合には)ローレット部の間の既知の距離、また
は、(ウェブが塗布される場合には)エッジビード間の
既知の距離、若しくは両者のうち短いほうよりも短くな
っている。
【0023】端部スリーブ36、38が、中央スリーブ
34に接している。端部スリーブ26、38は部材32
に支持されており、円筒形状の中央スリーブ34の直径
と概ね等しい直径を有する円筒表面を形成する。3つの
スリーブ34、36、38は、巻き取られるウェブ材料
幅よりも長い長さを有する連続したスリーブ組立体を形
成している。端部スリーブ36、38の長さは(ウェブ
材料の縁にローレット部が形成される場合には)ウェブ
材料の縁のローレット部が端部スリーブに重なり、或い
は、(ウェブが塗布される場合には)エッジビードが端
部スリーブに重なり、好ましい場合には、中央スリーブ
34には重ならないような長さとする。端部スリーブ3
6、38の硬度は中央スリーブ34よりも低く、好まし
くはショアA硬度で20と30の間の範囲または同等の
硬度を有している。スリーブ36、38に適した材料に
は、ポリウレタン、ウレタン、EPDM、ゴムなどが含ま
れ、スリーブ組立体34、36、38は少なくとも6.
35mm(0.25in)を有している。圧胴30を回
転させるために、回転手段40、42が部材32の両端
部に取り付けられている。
【0024】本発明の第2の実施形態による圧胴44を
図2に示す。圧胴44はシャフト部材32と、中央スリ
ーブ32と、端部スリーブ36、38と回転手段40、
42とを含んでいる。圧胴44は、更に、スリーブ3
4、36、38の外面に配設された円筒形の外カバー4
6を具備している。外カバー46は、スリーブ34、3
6、38の材料よりも硬く強固な材料、好ましくはショ
アA硬度80〜90以上の材料から形成される。外カバ
ー46の材料として適当な材料にはポリウレタン、ウレ
タン、EPDMなどが含まれる。外カバー46の適当な厚さ
は約3.18mm(0.125in)よりも薄く、好ま
しくは約1.59mm(0.0625in)よりも薄
い。上記外カバーは、端部スリーブの変形に影響を与え
ることなく耐磨耗性を与える。容易に製造するために、
全体を実質的に同一の硬度を有している。然しながら、
損耗の大きな部分では硬度のより高い材料にて好ましく
形成した複硬度カバーとしてもよい。圧胴30、44
は、既述の巻取方法に適しているが、ニップを必要とす
る他の巻取方法も本発明の範囲に含まれる。
【0025】図3、4に示す圧胴48、49もまた本発
明に含まれ、縁部のローレット部やエッジビード、縁部
はもとより中央部にハードストリークを有するウェブ材
料に適合している。図3に示すように、圧胴48は前記
端部スリーブ36、38と同様の材料から成り、中央ス
リーブ34よりも低い硬度を有する中間スリーブ50を
有している。圧胴49は、図4に示すように、更に、ス
リーブに重ねられ該スリーブよりも硬く強固な材料から
成る外カバー46を有している。
【0026】全体に渡って硬度が一定の圧胴は、巻き取
られたロールと長手方向に渡って完全には接触しない。
特に中央部分において接触しないことがある。例えば、
外表面に全体に一定の高い硬度を有する圧胴は、図11
に示す、タイヤ状の膨出部20と接触し、そして変形ま
たは湾曲できず、巻き取られたウェブ材料の中央部と接
触しない。複硬度型の圧胴30、44、48、49は、
硬度の低い端部スリーブ36、38において、膨出部2
0と柔軟に接触して変形し、幅方向全体に渡ってロール
と接触する。図5に示すように、ウェブ材料13が移送
装置100に準備され、コア14と圧胴30、44、4
8、49により形成されるニップ102を通過する。ウ
ェブ材料13の縁部は、ニップ103を通過する際、端
部スリーブ36、38に対して一直線上に位置決めされ
る。上記圧胴およびコアを回転させるために回転手段5
2、54が配設されている。例えば膨出部、ハードスト
リーク、エッジビードなどの特徴を有するウェブ材料1
3がコア14に巻き取られるとき、ウェブ材料13は圧
胴30、44、48、49と接触する。端部36、38
が、ウェブ材料13の特徴に従って変形、湾曲し、弾性
材料34がロール11のウェブ材料13と接触しつづけ
る。圧胴またはコア全体に渡って圧力を付与することが
可能となる。スライド台や旋回台を利用して圧胴を支持
し、ニップにおいて一定の圧力を付与する。代替的にス
ライド台や旋回台を利用してコアを支持し、ニップにお
いて一定の圧力を付与してもよい。好ましい実施形態に
おいて、ウェブ材料13がニップ12を通過する前に、
ウェブ材料13をコア14の周囲に300°まで巻き付
けてもよい。
【0027】圧胴の適当な形態は最終用途に依存してい
るので、それに従って最適化をすることができる。例え
ば、タイヤ状の膨出部が大きく、特に、ローレットを施
された縁部と比較してウェブの中央部が薄い場合があ
る。この場合には、圧胴は大きく変形してウェブとの接
触を維持しなければならない。これに対して、塗布され
たウェブ材料では、タイヤ状の膨出部が低く、タイヤ状
の膨出部と概ね等しい厚さに塗布されている場合には、
エッジビードの存在が非常に重要な要因となる。以下、
複硬度型圧胴のウェブ材料の巻取りへの応用を説明す
る。
【0028】例1 ある分析モデルにより、ローレット部を有するウェブ材
料用の異なる3つの圧胴を比較する。約2.27m(5
0in)の幅のウェブ材料に、222N(50ポンド)
の接触力を与える。巻取り機において1.524mm
(0.06in)の高さを見込む。各圧胴は、外径13
3.35mm(5.25in)、内径120.65mm
(4.75in)の中空のアルミニウム芯を有してい
る。表1を参照すると、ケース1では、上記芯がショア
A硬度50、厚さ12.7mm(0.5in)の単一エ
ラストマー材料にて覆われ、外カバーは備えていない。
ケース2は、ショアA硬度50のエラストマー材料から
成る厚さ12.7mm(0.5in)の中央部分と、シ
ョアA硬度25のエラストマー材料から成る厚さ12.
7mm(0.5in)の両端部分とを有する第1の実施
形態を表している。ケース3は、厚さ11.11mm
(0.437in)ケース2の圧胴に、ショアA硬度9
0のエラストマー材料から成る厚さ1.59mm(0.
0625in)の外カバーを有する第2の実施形態を表
している。
【0029】表1に各ケースの結果を示す。「偏差」
は、圧胴の中心線とコアの中心線の間の偏差量を示して
いる。「歪」は、ローレット部と接するエラストマー材
料の周方向の平均歪を示している。「最大偏差」は、ロ
ールの中央部との接触するように圧胴を適合させられる
膨出部、ハードストリーク、エッジビード等の最大偏差
量を示している。ケース1では、圧胴の中心線とロール
の中心線との間に0.178mm(0.007in)の
間隙を検知し、圧胴とロールの中央部との間で接触して
いないことを示している。ケース2では、ロールの表面
前端に渡って接触している。然しながら、膨出部では歪
が22%高く、損耗が大きいことを示している。ケース
2の圧胴は表1の最大偏差の欄に示す高さ2.54mm
(0.10in)の膨出部がある場合に中央部で接触を
得るのに適している。然しながら、本発明の第2の実施
形態による複硬度型圧胴では、高い損耗はなく、ロール
の中央部での表面接触している。表1を参照すると、ケ
ース3での膨出部における歪は、ケース1の単一硬度型
の圧胴の場合の歪よりも70%低減されており、ケース
2の二重硬度型の圧胴の場合の歪よりも76%低減され
ている。端部における予測された最大偏差は、1.77
mm(0.0698in)であり、これはケース2の場
合よりも30%低く、この適用例に適している。 表1 ─────────────────────────────────── ケース 偏差 ローレット部での歪 最大偏差 ─────────────────────────────────── 1 単一硬度型 1.34mm 0.0633 − 硬度 50 0.053in ─────────────────────────────────── 2 二重硬度型 1.69mm 0.0775 2.54mm 硬度 中央で50 0.066in 0.1000in 端部で25 ─────────────────────────────────── 3 三重硬度型 1.60mm 0.0188 1.77mm 硬度 中央で50 0.063in 0.0698in 端部で25 外カバーで90 ───────────────────────────────────
【0030】例2 ある分析モデルにより、ローレット部を有するウェブ材
料用の異なる3つの圧胴を比較する。約2.27m(5
0in)の幅のウェブ材料に、222N(50ポンド)
の接触力を与える。巻取り機において3.05mm
(0.120in)の高さを見込む。各圧胴は、外径1
33.35mm(5.25in)、内径120.65m
m(4.75in)の中空のアルミニウム芯を有してい
る。ケース1では、上記芯がショアA硬度50、厚さ1
2.7mm(0.5in)の単一エラストマー材料にて
覆われ、外カバーは備えていない。ケース2は、ショア
A硬度50のエラストマー材料から成る厚さ12.7m
m(0.5in)の中央部分と、ショアA硬度25のエ
ラストマー材料から成る厚さ12.7mm(0.5i
n)の両端部分とを有する圧胴である。ケース3は、厚
さ19.05mm(0.75in)ケース2の圧胴に、
ショアA硬度90のエラストマー材料から成る厚さ1.
59mm(0.0625in)の外カバーを有する第2
の実施形態を表している。
【0031】表2に各ケースの結果を示す。ケース1の
単一硬度型圧胴は、圧胴の中央部と巻取ローラの中央部
との間に1.19mm(0.047in)の間隙ができ
た。ケース2では、3.378mm(0.133in)
までの高さの膨出部が存在していても、圧胴は中央部で
の接触を維持することができる。然し、膨出部での歪は
ケース1の歪よりも79%高く、損耗が大きいことを示
している。ケース3の複硬度型圧胴、すなわち、本発明
の第2の実施形態による圧胴は、接触を維持すると共に
歪を低減することが可能である。ケース3について、膨
出部での歪は、ケース1の単一硬度型圧胴と比較して3
6%低減され、ケース2の複硬度型圧胴と比較して64
%低減されている。ケース3の圧胴は、最大3.12m
m(0.123in)までの膨出部に適合した。 表2 ─────────────────────────────────── ケース 偏差 ローレット部での歪 最大偏 差 ─────────────────────────────────── 1 単一硬度 1.85mm 0.0553 − 硬度 50 0.073in ─────────────────────────────────── 2 二重硬度 3.12mm 0.0992 3.38mm 硬度 中央で50 0.123in 0.133in 端部で20 ─────────────────────────────────── 3 三重硬度 3.07mm 0.0353 3.12mm 硬度 中央で50 0.121in 0.123in 端部で20 外カバーで90 ───────────────────────────────────
【0032】ローレット部が形成されていない場合であ
っても、縁部に形成された穿孔やスリットが巻取操作に
影響を与える。例えば、スリットや穿孔が鋭い機器で形
成されていない場合には、スリットや穿孔が形成された
部分は、他の部分と比較して僅かに厚くなり、ローレッ
トにより形成されたタイヤ状に膨出した部分が形成され
る。
【0033】例3 図6から8に本発明の圧胴を使用して得られたロールの
横(軸方向)シフトと、シンチグについての実験データ
を示す。異なる3つの圧胴を種々の張力と接触力のもと
で比較した。ローレット部とローレット部の間の距離よ
りも短い単一硬度型圧胴をアンダーカットと呼称する。
アンダーカット圧胴は、約70ショアA硬度を有してい
る。アンダーカット圧胴を、約45ショアA硬度の標準
的な単一硬度型圧胴(単一デュロメータと呼称する)お
よび約50ショアA硬度の中央部分と約30ショアA硬
度の端部分とを有する二重硬度型圧胴(二重デュロメー
タと呼称する)比較した。
【0034】図6に張力に対するコアの軸方向の横シフ
ト量を示す。1828.8m(6000ft)の塗布さ
れローレットが形成されたウェブ材料が、3つの圧胴の
各々により種々の巻取条件の下でロール状に巻き取られ
た。図6から理解されるように、一般的に二重硬度型
(二重デュロメータ)の圧胴の場合、横シフト量が小さ
くなっている。「張力」は、開始時の張力(図6では単
に「開始」と記載されている)と、終了時の張力(図6
では単に「終了」と記載されている)と、圧胴の接触力
(図6では単に「圧胴」と記載されている)、つまり圧
胴によりニップに付与された総力を示している。単位は
ポンドである。
【0035】巻取り後、各圧胴は、シンチングが生じる
まで張力を増加させた。図7は、上記3つの圧胴におけ
る「張力」に対するシンチングが生じる張力を示してい
る。図7から理解されるように、二重硬度型(二重デュ
ロメータ)の圧胴では、より高い張力でシンチングが生
じ、シンチングを生じさせるためには大きなトルクが必
要なり、ウェブ材料を巻き取るためには好ましい特徴と
なっている。
【0036】3048m(10000ft)の塗布され
たウェブ材料であって、一方の面に模擬された高いエッ
ジビードを有し反対の面にはエッジビードの無いウェブ
材料(不均衡なエッジビードを有するウェブ材料)にて
実験を行った。実験結果を「張力」に対する横シフト量
にて図8に示す。二重硬度型(二重デュロメータ)の圧
胴では横シフト量が小さい。
【0037】
【発明の効果】複硬度型圧胴によれば、ローレット部や
エッジビードを有する変形可能な材料を巻き取ることが
可能となる。上記圧胴では、巻き取られる圧胴の幅方向
に渡って圧力が適用される。品質と安定性がより高いロ
ールが形成され、かつ、本発明の圧胴により巻き取られ
たロールでは横シフトとシンチングが生じにくい。更
に、ウェブ材料の表裏でローレット部またはエッジビー
ドが不均一に形成されている場合でも、品質と安定性の
より高いロールが得られる。上記圧胴は、種々の製造条
件に対して最適化することが可能である。更に、高速で
ロールを巻くことができる。本発明は、また、巻取りロ
ールの端部のフランジ(コアの横シフトを防止するフラ
ンジ)を削減または除去し、従って端部にニックが生じ
る可能性を低減する。本発明によれば、取り込まれる空
気量を除去しながら変形可能なウェブ材料をコアに巻き
取る装置および方法が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による圧胴の第1の実施形態の断面図で
ある。
【図2】本発明による圧胴の第2の実施形態の断面図で
ある。
【図3】本発明による圧胴の第3の実施形態の断面図で
ある。
【図4】本発明による圧胴の第4の実施形態の断面図で
ある。
【図5】本発明によりウェブ材料をコアに巻き取る方法
を説明するための図である。
【図6】異なる圧胴を使用した場合の張力に対する横シ
フトの変化を比較するための図である。
【図7】異なる圧胴を使用した場合の張力に対するシン
チング張力の変化を比較するための図である。
【図8】塗布されたウェブ材料の表裏の一方にエッジビ
ードが形成されている場合の、異なる圧胴を使用した場
合の張力に対する横シフトの変化を比較するための図で
ある。
【図9】変改可能な材料から成るウェブをコアに巻き取
るためのニップを形成するコアおよび圧胴の側面図であ
る。
【図10】ロールに巻き取られたハードストリークを有
するウェブの斜視図である。
【図11】タイヤ状の膨出部を形成するローレット部を
縁部に有するウェブの斜視図である。
【図12】縁部にローレット部を有するウェブと、エッ
ジビードを有する塗布の断面図である。
【符号の説明】
30…圧胴 32…部材 34…中央スリーブ 36…端部スリーブ 38…端部スリーブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 シャロン エー.ガズマン アメリカ合衆国,ニューヨーク 14477, ケント,トランジット ロード 2411 (72)発明者 スコット ダヴリュー.タン アメリカ合衆国,ニューヨーク 14626, ロチェスター,ノース グレン ドライブ 420

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 変形可能なウェブ材料、すなわち、第1
    の厚さを有する第1と第2の縁部と、該記第1と第2の
    縁部の間に配設され前記第1の厚さよりも薄い第2の厚
    さを有する中央領域とを有するウェブ材料をコアに巻き
    取る方法において、 圧胴、すなわち、剛性の円筒シャフトと、該シャフトに
    支持された第1と第2の部分と中央部分とを有し、前記
    中央部分が前記第1と第2の部分の間に配設されてお
    り、前記第1と第2の部分が前記中央部分よりも柔軟な
    材料から成る圧胴を長手方向の軸線を中心として回転自
    在に設け、 前記圧胴と、長手の軸線を中心として回転自在に設けら
    れたコアとの間にニップ、すなわち、前記コアと前記第
    1の部分とにより形成された第1のニップ領域と、前記
    コアと前記第2の部分とにより形成された第2のニップ
    領域とを含むニップを形成し、 前記ウェブ材料の第1の縁部を前記第1のニップ領域に
    位置決めし、 前記ウェブ材料の第2の縁部を前記第2のニップ領域に
    位置決めし、 前記ウェブ材料を前記ニップを通過させて前記コアに巻
    取り、 前記圧胴の前記第1と第2の部分を前記ウェブ材料の第
    1と第2の縁部に適合するように変形させるとともに、
    巻き取られたロールに取り込まれる空気量を低減するた
    めに、前記ウェブ材料の中央領域と前記圧胴の中央部分
    との間の接触を維持することを含む方法。
  2. 【請求項2】 圧胴とともにニップを形成するコアを具
    備する変形可能材料から成るウェブを巻き取る装置であ
    って、前記ウェブが前記コアに巻き取られるとき前記ニ
    ップを通過するように構成された巻取装置において、 前記圧胴が、 第1と第2の端部分を有する剛性の円筒形シャフトと、 2つの端部を有し、前記剛性シャフトに支持され、円筒
    面を有する弾性の中央スリーブと、 前記剛性シャフトの前記第1端部分に支持され、前記弾
    性スリーブの一端と接し、前記円筒面と実質的に等しい
    直径を有する第1の端部スリーブと、 前記剛性シャフトの前記第2端部分に支持され、前記弾
    性スリーブの他端と接し、前記円筒面と実質的に等しい
    直径を有する第2の端部スリーブとを具備し、 前記第1と第2の端部スリーブが前記弾性スリーブより
    も低い硬度を有して成る巻取装置。
  3. 【請求項3】 前記中央弾性スリーブが50〜55ショ
    アA硬度を有し、前記第1と第2の端部スリーブが20
    〜30ショアA硬度を有している請求項1に記載の巻取
    装置。
  4. 【請求項4】 圧胴とともにニップを形成するコアを具
    備する変形可能材料から成るウェブを巻き取る装置であ
    って、前記ウェブが前記コアに巻き取られるとき前記ニ
    ップを通過するように構成された巻取装置において、 前記圧胴が、 第1と第2の端部分を有する剛性の円筒形シャフトと、 2つの端部を有し、前記剛性シャフトにおいて中央部に
    支持され、円筒面を有する弾性の中央スリーブと、 前記剛性シャフトの前記第1端部分に支持され、前記弾
    性スリーブの一端と接し、前記円筒面と実質的に等しい
    直径を有する第1の端部スリーブと、 前記剛性シャフトの前記第2端部分に支持され、前記弾
    性スリーブの他端と接し、前記円筒面と実質的に等しい
    直径を有する第2の端部スリーブとを具備し、 前記第1と第2の端部スリーブが前記弾性スリーブより
    も低い硬度を有しており、 前記圧胴が、更に、前記弾性スリーブと前記第1と第2
    の端部スリーブを覆う外カバーであって、前記弾性スリ
    ーブと前記第1と第2の端部スリーブよりも高い硬度を
    有する外カバーを具備して成る巻取装置。
JP8238167A 1995-09-07 1996-09-09 変形可能なウェブ材料をコアに巻き取る方法および装置 Pending JPH09104423A (ja)

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US60/003346 1996-03-08

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