JPH09102596A - 量子ドットの製造方法及び量子ドット装置 - Google Patents

量子ドットの製造方法及び量子ドット装置

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JPH09102596A
JPH09102596A JP25740995A JP25740995A JPH09102596A JP H09102596 A JPH09102596 A JP H09102596A JP 25740995 A JP25740995 A JP 25740995A JP 25740995 A JP25740995 A JP 25740995A JP H09102596 A JPH09102596 A JP H09102596A
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quantum dot
semiconductor
insulating film
quantum dots
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JP25740995A
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Yasuri Nakajima
安理 中島
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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    • B82NANOTECHNOLOGY
    • B82YSPECIFIC USES OR APPLICATIONS OF NANOSTRUCTURES; MEASUREMENT OR ANALYSIS OF NANOSTRUCTURES; MANUFACTURE OR TREATMENT OF NANOSTRUCTURES
    • B82Y10/00Nanotechnology for information processing, storage or transmission, e.g. quantum computing or single electron logic
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06NCOMPUTING ARRANGEMENTS BASED ON SPECIFIC COMPUTATIONAL MODELS
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 量子ドットの製造方法及び量子ドット装置に
関し、簡単な製造工程によって短時間に量子ドットを安
定に形成すると共に、多層構造の量子ドット装置を容易
に作製する。 【解決手段】 化学気相成長法を用いて多結晶IV族半
導体薄膜の堆積初期過程におけるIV族半導体核が形成
される時間だけ少なくとも堆積を行うことにより絶縁膜
1,5上にIV族半導体量子ドット2を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は量子ドットの製造方
法及び量子ドット装置に関するものであり、特に、減圧
化学気相成長法(LPCVD法)を用いた量子ドットの
製造方法、及び、その製造方法によって形成したホール
バーニングメモリ、発光素子、或いは、単電子メモリ素
子等のシリコン量子ドット装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体装置の高機能化等の観点か
ら、量子閉じ込め効果を用いた各種の半導体量子井戸装
置が研究されているが、これらの量子井戸装置は主にII
I-V族化合物半導体を用いたものであった。
【0003】しかし、最近、半導体装置における主流の
材料であるシリコン(IV族半導体)を用いて量子ドッ
トを形成する各種の方法が提案されており、これ等の各
種の方法は、4つの方法に大別することができる。
【0004】まず、第1の方法はスパッタ法を用いるも
のであり、例えば、基板温度を100℃程度の低温にし
て、反応性平板型マグネトロンスパッタ法を用いてナノ
メータサイズのシリコンドットを作製したものであり、
可視光の透過強度と発光測定から電子とホールの量子閉
じ込め効果を観測している(S.Furukawaan
d T.Miyasato,Phys.Rev.,vo
l.B38,1988,p.5726、及び、S.Fu
rukawa and T.Miyasato,Jp
n.J.Appl.Phys.,vol.27,198
8,p.L2207参照)。
【0005】第2の方法はプラズマCVD法を用いる方
法であり、例えば、Veprek等は1968年にプラ
ズマCVD法を用いて最初にナノメータサイズのシリコ
ンドットを作製している(S.Veprek and
V.Marecek,Solid−st.Electr
on.,vol.11,1968,p.683参照)。
【0006】次いで、1990年にはTakagi等
は、プラズマCVD法を用いてナノメータサイズのシリ
コンドットを作製し、発光測定を行うことによって電子
とホールの量子閉じ込め効果を観測している(H.Ta
kagi,H.Ogawa,Y.Yamazaki,
A.Ishizaki,and T.Nakagir
i,Appl.Phys.Lett.,vol.56,
1990,p.2379参照)。
【0007】第3の方法はガス蒸着法を用いる方法であ
り、例えば、1991年に、Morisaki等は、ル
ツボに入れたシリコンを溶融・気化して基板に蒸着する
ガス蒸着法によりナノメータサイズのシリコンドットを
作製し、発光測定を行うことによって電子とホールの量
子閉じ込め効果を観測している(H.Morisak
i,F.W.Ping,H.Ono,and K.Ya
zawa,J.Appl.Phys.,vol.70,
1991,p.1869、及び、H.Morisak
i,H.Hashimoto,F.W.Ping,H.
Nozawa,and H.Ono,J.Appl.P
hys.,vol.74,1993,p.2977参
照)。
【0008】第4の方法は、陽極化成法を用いる方法で
あり、1990年にCanhamによって、陽極化成法
で作製した多孔質シリコンがナノメータサイズ構造を有
し、電子とホールの量子閉じ込め効果を持つことが指摘
されており(L.T.Canham,Appl.Phy
s.Lett.,vol.57,1990,p.104
6参照)、その後、本発明者等により、このナノメータ
サイズ構造がナノメータサイズのシリコンドット構造で
あることが確認されている(A.Nakajima,
Y.Ohshima,T.Itakura,and
Y.Goto,Appl.Phys.Lett.,vo
l.62,1993,p.2631参照)。
【0009】また、それ以外の方法として、最近、Si
2 膜中にSi原子をイオン注入することによりナノメ
ータサイズのシリコンドットを形成することが報告され
ている(T.Shimizu−Iwayama.S.N
akao,and K.Saitoh,Appl.Ph
ys.Lett.,vol.65,1994,p.18
14、及び、P.Mutti,G.Ghislott
i,S.Bertoni,L.Bonoldi,G.
F.Cerofolini,L.Meda,E.Gri
ll,and M.Guzzi,Appl.Phys.
Lett.,vol.66,1995,p.851参
照)。
【0010】また、ナノメータサイズのシリコンドット
構造をフォトリソグラフィー技術を用いて作製すること
も試みられており、例えば、1994年に、本発明者等
によって、電子ビーム露光とRIE(反応性イオンエッ
チング)の後に、ウェット・エッチングを施すことによ
って規則正しく配列した幅及び高さが約10nmのシリ
コンドットを作製することも提案されている(A.Na
kajima,H.Aoyama,and K.Kaw
amura,Jpn.J.Appl.Phys.,vo
l.33,1994,p.L1796参照)。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
方法ではナノメータサイズのシリコンドット構造を簡単
に、或いは、再現性良く形成するのが困難であったり、
シリコンドット構造を膜厚方向に一層づつ堆積すること
が困難であるという問題があった。
【0012】即ち、スパッタ法を用いる第1の方法、或
いは、ガス蒸着法を用いる第3の方法の場合には、堆積
レートが大きいために薄い膜を制御性良く堆積させるこ
とが非常に難しく、膜厚がある程度厚いシリコンドット
膜しか作製できず、したがって、シリコンドットの薄膜
構造を再現性良く形成できないという問題がある。
【0013】また、膜厚方向にシリコンドットを一層づ
つ堆積したい場合には、さらに困難性が増すことにな
り、例えば、フォトホールバーニングメモリの強度を高
めるためにシリコンドット構造を半導体及び金属薄膜な
らびに絶縁膜を介して多層化することが困難になる。
【0014】また、プラズマCVD法を用いる第2の方
法の場合には、やはり膜厚方向にシリコンドットを一層
づつ積層させた報告はなく、単に、基板上にアモルファ
スシリコン膜を堆積させたのちアニール処理することに
よって、アモルファスシリコン膜中に埋め込まれた結晶
性シリコンドットが得られること、及び、ドライ・エッ
チング法によってアモルファスシリコンを結晶性シリコ
ンに対して選択的に除去することができる旨が報告され
ているだけであり、依然として、多層化は困難であるも
のである。
【0015】また、陽極化成法を用いる第4の方法の場
合には、多層化の困難性に加えて、シリコンドットのサ
イズの均一性が低いという問題もあり、他の方法に比べ
て実用可能性がかなり劣るものである。
【0016】また、イオン注入法を用いる方法は、制御
性の点で問題があり、さらに、フォトリソグラフィー技
術を用いる方法の場合には、面内方向及び膜厚方向での
シリコンドットの数、位置、及び、サイズの制御性は非
常に良好であるものの、フォトリソグラフィーの分解能
に依存するために、シリコンドットの密度を大きくする
ことができず、且つ、作製に非常に時間がかかるという
欠点があった。
【0017】したがって、本発明は、簡単な製造工程に
よって短時間に量子ドットを安定に再現性良く形成する
と共に、多層構造の量子ドット装置を容易に作製するこ
とを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理的構
成の説明図であり、この図1を参照して本発明における
課題を解決するための手段を説明する。 図1参照 (1)本発明は、量子ドットの製造方法において、化学
気相成長法(CVD法)を用いて多結晶IV族半導体薄
膜の堆積初期過程におけるIV族半導体核が形成される
時間だけ少なくとも堆積を行うことによりIV族半導体
量子ドット2を形成したことを特徴とする。
【0019】この様に、IV族半導体量子ドット2を形
成する際に、CVD法を用いて多結晶IV族半導体薄膜
の堆積初期過程におけるIV族半導体核が形成される時
間という、従来の通常の堆積時間よりも非常に短い時間
(例えば、60秒)だけ堆積を行うことにより孤立した
IV族半導体量子ドット2を均一に、且つ再現性良く形
成することができると共に、IV族半導体量子ドット2
の面密度を大きくすることができる。
【0020】(2)また、本発明は、上記(1)におい
て、IV族半導体量子ドット2の平均粒径及び粒径分布
を、堆積時間によって制御することを特徴とする。
【0021】この様に、IV族半導体量子ドット2を形
成する際に、堆積時間を変化させることによって、IV
族半導体量子ドット2の平均粒径及び粒径分布を制御性
良く制御することができる。
【0022】(3)また、本発明は、上記(1)におい
て、IV族半導体量子ドット2の平均粒径及び粒径分布
を、成長ガスの成分比、ガス圧、及び、堆積温度の内の
少なくとも一つを変化させることによって制御すること
を特徴とする。
【0023】この様に、IV族半導体量子ドット2を形
成する際に、成長ガスの成分比、ガス圧、及び、堆積温
度の内の少なくとも一つを変化させることによっても、
IV族半導体量子ドット2の平均粒径及び粒径分布を制
御性良く制御することができる。
【0024】(4)また、本発明は、上記(1)乃至
(3)のいずれかにおいて、IV族半導体量子ドット2
を絶縁膜1,5上に堆積させることによって、完全に孤
立したIV族半導体量子ドット2を形成することを特徴
とする。
【0025】この様に、IV族半導体量子ドット2を絶
縁膜1,5上に堆積させることによって、完全に孤立し
たIV族半導体量子ドット2を再現性良く形成すること
ができる。
【0026】(5)また、本発明は、上記(4)におい
て、IV族半導体量子ドット2上に絶縁膜3を堆積させ
ることを特徴とする。
【0027】この様に、IV族半導体量子ドット2上に
絶縁膜3を堆積させることによって、その上に、新たな
IV族半導体量子ドット、IV族半導体薄膜、或いは、
電極を形成して、各種の積層構造を形成することができ
るので、各種のデバイスを簡単に形成することが可能に
なる。
【0028】(6)また、本発明は、上記(5)におい
て、IV族半導体量子ドット2を絶縁膜1,5上に堆積
させる工程、及び、次いで、IV族半導体量子ドット2
上に絶縁膜3を堆積させる工程を複数回繰り返して多層
構造を形成することを特徴とする。
【0029】この様に、IV族半導体量子ドット2を絶
縁膜1,5上に堆積させる工程、及び、次いで、IV族
半導体量子ドット2上に絶縁膜3を堆積させる工程を複
数回繰り返して多層構造を形成することによって、各種
デバイスの出力を大きくすることができる。
【0030】(7)また、本発明は、上記(1)乃至
(6)において、IV族半導体が、Si、Ge、及び、
Si1-x Gex (但し、0<x<1)の内のいずれかで
あることを特徴とする。
【0031】この様に、IV族半導体として、Si、G
e、及び、Si1-x Gex (但し、0<x<1)の内の
いずれかを用いることによって、安価で実用に耐え得る
デバイスを構成することができ、さらに、シリコン半導
体集積回路装置との一体化が容易になる。
【0032】(8)また、本発明は、量子ドット装置に
おいて、絶縁基板1上に請求項1記載の製造方法を用い
てIV族半導体量子ドット2を設けると共に、IV族半
導体量子ドット2上に絶縁膜3を介してIV族半導体薄
膜4を設けてフォトホールバーニングメモリを構成した
ことを特徴とする。
【0033】この様に、絶縁基板1上に請求項1記載の
製造方法を用いてIV族半導体量子ドット2を設けると
共に、IV族半導体量子ドット2上に絶縁膜3を介して
IV族半導体薄膜4を設けることによって、完全に孤立
し、且つ、均一なIV族半導体量子ドットを用いた検出
精度の優れたフォトホールバーニングメモリを構成する
ことができる。
【0034】(9)また、本発明は、量子ドット装置に
おいて、一導電型IV族半導体基板上に絶縁膜を介して
請求項1記載の製造方法を用いてIV族半導体量子ドッ
トを設けると共に、IV族半導体量子ドット上に絶縁膜
を介して電極を設けて発光素子を構成することを特徴と
する。
【0035】この様に、一導電型IV族半導体基板上に
絶縁膜を介して請求項1記載の製造方法を用いてIV族
半導体量子ドットを設けると共に、IV族半導体量子ド
ット上に絶縁膜を介して電極を設けることによって、完
全に孤立し、且つ、均一なIV族半導体量子ドットを用
いた発光素子を安価に提供することができる。
【0036】(10)また、本発明は、量子ドット装置
において、絶縁膜上に設けたIV族半導体狭チャネル領
域上に、ゲート絶縁膜を介して請求項1記載の製造方法
を用いてIV族半導体量子ドットを設け、このIV族半
導体量子ドットをフローティング量子ドットとして単電
子メモリ素子を構成したことを特徴とする。
【0037】この様に、絶縁膜上に設けたIV族半導体
狭チャネル領域上に、ゲート絶縁膜を介して請求項1記
載の製造方法を用いてIV族半導体量子ドットを設ける
ことによって、完全に孤立し、且つ、均一なIV族半導
体量子ドットをフローティング量子ドットとするので、
単電子メモリ動作を確実に行うことができる。
【0038】
【発明の実施の形態】図2乃至図4を参照して本発明の
製造方法に関する実施の形態を説明する。減圧化学気相
成長装置(LPCVD装置)を用いて、反応室内にSi
4 を50〜400sccm、好適には100scc
m、及び、Heを100〜800sccm、好適には4
00sccm流して、反応室内の気圧を0.1〜0.5
Torr、好適には0.23Torrとし、堆積温度を
550〜850℃、好適には620℃とした状態で、3
0〜150秒、好適には60秒、75秒、90秒間堆積
を行うことによって、1〜20nmのナノサイズのシリ
コン量子ドットを石英ガラス基板上に形成する。
【0039】この場合の堆積時間は、通常の堆積時間に
比べて非常に短い時間であり、通常のシリコン薄膜の堆
積工程における堆積初期過程のシリコン核が形成される
時間であり、それ以上長い時間堆積させるとこのシリコ
ン核を成長核として多結晶シリコン薄膜が成長すること
になり量子ドットが形成されない。
【0040】図2参照 図2は、この様にして60秒間堆積させた場合のシリコ
ン量子ドットの透過顕微鏡写真を模写したものであり、
石英ガラス基板11上に幅が数nm〜20nm程度で高
さが2〜10nm程度、即ち、ナノメータサイズのシリ
コン量子ドット12がある程度の距離をおいて孤立して
形成されているのが確認される。
【0041】この場合、図には示していないものの、透
過顕微鏡写真の分解能を高めていくと、明確な格子像が
観測されるので、このナノメータサイズのシリコン量子
ドット12が結晶状態になっているのが確認でき、さら
に、一つのシリコン量子ドット12の中の格子像は結晶
方位が完全に一致している。
【0042】図3参照 また、図3は、75秒間堆積させた場合の低角X線回折
強度を示す図であり、回折強度における2θが略18
°、30°、及び、35°の位置のピークが夫々△で示
すバルクSiの(111)、(220)、及び、(31
1)に対応するものであるので、この低角X線回折強度
からも石英ガラス基板上に結晶状態のSiがナノメータ
サイズのシリコン量子ドットとして形成されているのが
わかる。なお、この場合の入射X線の波長は、1.00
01Åである。
【0043】図4参照 さらに、図4は、60秒間、75秒間、90秒間、及
び、120秒間堆積させた場合の、100nm〜800
nmの波長帯の可視光及び紫外光の透過強度、即ち、吸
収強度の測定結果を示すもので、120秒間堆積させた
場合には300nm(4.13eV)に強いバンド間吸
収が見られる。
【0044】また、90秒間堆積させた場合には280
nm(4.42eV)に強いバンド間吸収が見られ、吸
収ピークが0.29eVだけ短波長側に移動(ブルーシ
フト)しており、この0.29eVのブルーシフトは電
子の3次元閉じ込めによって説明でき、電子の有効質量
を0.19とすると粒径5.2nmの量子箱に閉じ込め
られたことに相当する。
【0045】即ち、120秒間堆積させた場合には、シ
リコンは15nm程度の薄膜として堆積して1次元量子
構造である平面状の量子井戸を形成していると考えられ
るので、他の条件にもよるが、堆積時間が長すぎると量
子ドットが形成されないことになる。
【0046】また、堆積時間をさらに短くすると、吸収
ピークはさらに短波長側にシフトし、例えば、60秒間
堆積した場合には、吸収ピークは190nm程度とな
り、粒径2nm以下の量子箱に閉じ込められたことに相
当する。即ち、堆積時間により、シリコン量子ドット1
2の平均粒径及び粒径分布を制御することができる。
【0047】以上の結果から、本発明の製造方法によっ
て、ナノメータサイズのシリコン量子ドットが形成され
ていることが確認された。
【0048】また、上記の製造条件における、SiH4
とHeの成分比、即ち、成長ガスの成分比を制御するこ
とによってもシリコン量子ドット12の平均粒径及び粒
径分布を制御することができ、SiH4 /He比を大き
くするに連れてシリコン量子ドット12の平均粒径は小
さくなり、また、粒径分布も大きくなる。
【0049】また、成長室のガス圧を制御することによ
ってもシリコン量子ドット12の平均粒径及び粒径分布
を制御することができ、ガス圧を低くするに連れてシリ
コン量子ドット12の平均粒径は大きくなり、また、粒
径分布も小さくなる。
【0050】また、堆積温度を制御することによっても
シリコン量子ドット12の平均粒径及び粒径分布を制御
することができ、堆積温度を高くするに連れてシリコン
量子ドット12の平均粒径は大きくなり、また、粒径分
布も大きくなる。
【0051】さらに、量子ドットを構成する半導体は、
シリコンに限られるものではなく、例えば、GeやSi
1-x Gex (但し、0<x<1)等の他のIV族半導体
でも良いものであり、例えば、Geを用いる場合には、
SiH4 の代わりにGeH4を用いれば良く、その他の
基本的条件は同様である。
【0052】次に、図5乃至図7を参照して、この製造
方法を用いて製造した量子ドット装置に関する第1乃至
第3の実施の形態を説明する。まず、図5を参照して、
本発明の量子ドット装置に関する第1の実施の形態であ
るフォトホールバーニングメモリを説明する。
【0053】図5参照 まず、LPCVD装置を用いて、反応室内にSiH4
50〜400sccm、好適には100sccm、及
び、Heを100〜800sccm、好適には400s
ccm流して、反応室内の気圧を0.1〜0.5Tor
r、好適には0.23Torrとし、堆積温度を550
〜850℃、好適には620℃とした状態で、30〜1
50秒間、好適は60秒間堆積を行うことによってシリ
コン量子ドット12を石英ガラス基板11上に形成す
る。この場合、各シリコン量子ドット12は少しずつ粒
径が異なって、所定の粒径の範囲内で分布することにな
る。
【0054】次いで、同じLPCVD装置内にSiH4
及びO2 を流すことによって、シリコン量子ドット12
を覆うように厚さ2〜40nm、好適には5nmのSi
2膜13を堆積させたのち、再び、同じLPCVD装
置内にSiH4 とHeを流すことによって、厚さ5〜3
0nm、好適には10nmの多結晶シリコン薄膜14を
堆積させる。
【0055】次いで、同じLPCVD装置内に再びSi
4 及びO2 を流すことによって、厚さ2〜40nm、
好適には5nmの下地SiO2 膜15を堆積させたの
ち、上記の工程を繰り返すことによって多層構造(図に
おいては3層構造)のフォトホールバーニングメモリが
完成する。
【0056】この場合、このフォトホールバーニングメ
モリに所定波長の光が照射されると、粒径に応じてその
波長に対応する吸収ピークを有するシリコン量子ドット
12において、光が吸収されて電子−正孔対が生成さ
れ、生成された電子はSiO2膜13をトンネルして多
結晶シリコン薄膜14に移行し、シリコン量子ドット1
2に正孔が消滅しないで保持されることによって所定波
長の光が照射されたという情報が記憶される。
【0057】この所定の情報が記憶されたフォトホール
バーニングメモリに連続波長の光を照射した場合には、
以前に照射した所定の波長と同じ波長の光は最早吸収さ
れることがないので、吸収スペクトル中にピークが形成
され、以前に所定の波長の光が入射したという情報が検
出される。
【0058】この様に、本発明の方法を用いてシリコン
量子ドット12を形成した場合には、孤立した量子ドッ
トを簡単に形成することができ、且つ、多層積層させる
ことも容易になる。
【0059】次に、図6を参照して、本発明の量子ドッ
ト装置に関する第2の実施の形態である発光素子を説明
する。 図6参照 まず、LPCVD装置を用いて、反応室内にSiH4
50〜400sccm、好適には100sccm、及
び、Heを100〜800sccm、好適には400s
ccm流して、反応室内の気圧を0.1〜0.5Tor
r、好適には0.23Torrとし、堆積温度を550
〜850℃、好適には620℃とした状態で、30〜1
50秒間、好適は60秒間堆積を行うことによってp+
型シリコン基板16上に設けた厚さ2〜40nm、好適
には5nmの熱酸化膜17上にシリコン量子ドット12
を堆積させる。
【0060】次いで、同じLPCVD装置内にSiH4
及びO2 を流すことによって、シリコン量子ドット12
を覆うように厚さ2〜40nm、好適には5nmのSi
2膜18を堆積させたのち、SiO2 膜18上にAl
電極19を設けると共に、p + 型シリコン基板16の裏
面にオーミック電極20を形成して発光素子が完成す
る。
【0061】この発光素子に順バイアスを印加すること
によって、熱酸化膜17を介してシリコン量子ドット1
2中に正孔が注入されてシリコン量子ドット12中に形
成された量子準位を介して再結合発光することになる。
【0062】この場合、量子準位を介して再結合発光が
生ずるので、バルクのシリコンにおける発光よりも短波
長の発光が得られ、また、この発光波長はシリコン量子
ドット12の大きさに依存するので、堆積時間、成長ガ
スの成分比、ガス圧、或いは、堆積温度を制御すること
によって中心発光波長を制御することができる。なお、
この場合も、シリコン量子ドット12の大きさは所定範
囲内で分布するので、広がった波長範囲での発光が得ら
れる。
【0063】次に、図7を参照して、本発明の量子ドッ
ト装置に関する第3の実施の形態である単電子メモリ素
子を説明する。 図7(a)及び(b)参照 まず、下地SiO2 膜21上に堆積させた多結晶シリコ
ン層をパターニングしてソース領域23、ドレイン領域
24、及び、チャネル領域25を形成し、次いで、少な
くともチャネル領域25の表面にゲート酸化膜27を形
成する。
【0064】次いで、LPCVD装置を用いて、反応室
内にSiH4 を50〜400sccm、好適には100
sccm、及び、Heを100〜800sccm、好適
には400sccm流して、反応室内の気圧を0.1〜
0.5Torr、好適には0.23Torrとし、堆積
温度を550〜850℃、好適には620℃とした状態
で、30〜150秒間、好適は60秒間堆積を行うこと
によってゲート酸化膜27を含む領域上にシリコン量子
ドット22を堆積させる。
【0065】次いで、同じLPCVD装置内にSiH4
及びO2 を流すことによって、シリコン量子ドット22
を覆うように厚さ10〜300nm、好適には100n
mの第2ゲート絶縁膜29を堆積させたのち、この第2
ゲート絶縁膜29上にゲート電極26を設けることによ
り、シリコン量子ドット22をフローティング量子ドッ
ト28とする単電子メモリ素子が完成する。
【0066】このフローティング量子ドット28には、
ゲート酸化膜27を介したトンネル注入によって一個の
電子のみが注入することが許されることになり、この一
個の電子の有無によって単電子メモリ素子のしきい値
(Vth)が変化することになり、メモリとして機能する
ことになる。
【0067】なお、これらの第1乃至第3の実施の形態
においても、使用する半導体はSiに限られるものでは
なく、GeやSiGe等の他のIV族半導体を用いても
良く、これらの材料を用いた場合には、禁制帯幅の差に
より、光デバイスとして用いた場合には、吸収波長、発
光波長等がSiを用いた場合に比べて長波長側にシフト
することになり、また、単電子メモリ素子等の電子デバ
イスとして用いた場合には、移動度の差によりSiを用
いた場合に比べて動作速度が高速化する。
【0068】
【発明の効果】本発明によれば、CVD法を用いて多結
晶IV族半導体薄膜の堆積初期過程におけるIV族半導
体核が形成される時間だけ少なくとも堆積を行うことに
よりIV族半導体量子ドットを形成するので、孤立した
均一なIV族半導体量子ドットを再現性良く形成するこ
とができ、また、多層化も容易になるので、フォトホー
ルバーニングメモリ、発光素子、或いは、単電子メモリ
素子等の特性の優れた量子ドット装置を簡単に製造する
ことができ、次世代の新機能素子、或いは、高集積化半
導体装置の基本構造として寄与するところが大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理的構成の説明図である。
【図2】本発明の量子ドットの堆積状態の説明図であ
る。
【図3】本発明の量子ドットの低角X線回折強度の説明
図である。
【図4】量子ドットのサイズの堆積時間依存性の説明図
である。
【図5】本発明の第1の実施の形態のフォトホールバー
ニングメモリの説明図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態の発光素子の説明図
である。
【図7】本発明の第3の実施の形態の単電子メモリ素子
の説明図である。
【符号の説明】
1 絶縁基板 2 IV族半導体量子ドット 3 絶縁膜 4 IV族半導体薄膜 5 下地絶縁膜 11 石英ガラス基板 12 シリコン量子ドット 13 SiO2 膜 14 多結晶シリコン薄膜 15 下地SiO2 膜 16 p+ 型シリコン基板 17 熱酸化膜 18 SiO2 膜 19 Al電極 20 オーミック電極 21 下地SiO2 膜 22 シリコン量子ドット 23 ソース領域 24 ドレイン領域 25 チャネル領域 26 ゲート電極 27 ゲート酸化膜 28 フローティング量子ドット 29 第2ゲート絶縁膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 29/66 H01L 29/66 21/8247 33/00 A 29/788 29/78 371 29/792 33/00

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 化学気相成長法を用いて多結晶IV族半
    導体薄膜の堆積初期過程におけるIV族半導体核が形成
    される時間だけ少なくとも堆積を行うことによりIV族
    半導体量子ドットを形成したことを特徴とする量子ドッ
    トの製造方法。
  2. 【請求項2】 上記IV族半導体量子ドットの平均粒径
    及び粒径分布を、堆積時間によって制御することを特徴
    とする請求項1記載の量子ドットの製造方法。
  3. 【請求項3】 上記IV族半導体量子ドットの平均粒径
    及び粒径分布を、成長ガスの成分比、ガス圧、及び、堆
    積温度の内の少なくとも一つを変化させることによって
    制御することを特徴とする請求項1記載の量子ドットの
    製造方法。
  4. 【請求項4】 上記IV族半導体量子ドットを絶縁膜上
    に堆積させることによって、完全に孤立したIV族半導
    体量子ドットを形成することを特徴とする請求項1乃至
    3のいずれか1項に記載の量子ドットの製造方法。
  5. 【請求項5】 上記IV族半導体量子ドット上に絶縁膜
    を堆積させることを特徴とする請求項4記載の量子ドッ
    トの製造方法。
  6. 【請求項6】 上記IV族半導体量子ドットを絶縁膜上
    に堆積させる工程、及び、次いで、上記IV族半導体量
    子ドット上に絶縁膜を堆積させる工程を複数回繰り返し
    て多層構造を形成することを特徴とする請求項5記載の
    量子ドットの製造方法。
  7. 【請求項7】 上記IV族半導体が、Si、Ge、及
    び、SiGeの内のいずれかであることを特徴とする請
    求項1乃至6のいずれか1項に記載の量子ドットの製造
    方法。
  8. 【請求項8】 絶縁基板上に請求項1記載の製造方法を
    用いてIV族半導体量子ドットを設けると共に、前記I
    V族半導体量子ドット上に絶縁膜を介してIV族半導体
    薄膜を設けてフォトホールバーニングメモリを構成した
    ことを特徴とする量子ドット装置。
  9. 【請求項9】 一導電型IV族半導体基板上に絶縁膜を
    介して請求項1記載の製造方法を用いてIV族半導体量
    子ドットを設けると共に、前記IV族半導体量子ドット
    上に絶縁膜を介して電極を設けて発光素子を構成するこ
    とを特徴とする量子ドット装置。
  10. 【請求項10】 絶縁体上に設けたIV族半導体チャネ
    ル領域上に、ゲート絶縁膜を介して請求項1記載の製造
    方法を用いてIV族半導体量子ドットを設け、前記IV
    族半導体量子ドットをフローティング量子ドットとして
    単電子メモリ素子を構成したことを特徴とする量子ドッ
    ト装置。
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