JPH091021A - 両面塗工装置 - Google Patents

両面塗工装置

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JPH091021A
JPH091021A JP7170519A JP17051995A JPH091021A JP H091021 A JPH091021 A JP H091021A JP 7170519 A JP7170519 A JP 7170519A JP 17051995 A JP17051995 A JP 17051995A JP H091021 A JPH091021 A JP H091021A
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JP
Japan
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coating
heating
double
roller
base material
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JP7170519A
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English (en)
Inventor
Shinichiro Murakami
慎一郎 村上
Hiroshi Yoshiba
洋 吉羽
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】塗工液のレベリング性が良く塗工ムラを生じる
ことのない両面塗工装置を提供する。 【構成】両面塗工ユニットと、加温ユニットと、から構
成される両面塗工装置。加温ユニットは1つ以上のサブ
加温ユニットよりなる。それらは、基材加温ユニット、
塗工液加温ユニット、塗工ヘッド加温ユニット、バック
アップローラー加温ユニット、塗膜加温ユニット、溝付
ローラー加温ユニット、である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は塗工液を加温して両面塗
工する両面塗工装置に関する。特に、プラスチックフィ
ルム、紙、圧延鋼板、布、不織布、複合材シート等の長
尺シートに、常温では高粘度である塗工液を両面塗工す
る方法に関し、塗工液を加温することによって低粘度と
しレベリング性に優れ塗工ムラを生じない両面塗工を行
う装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、両面塗工装置としては、基材を塗
工液の中にどぶ漬けした後に引き上げて塗工するディッ
プ塗工装置、基材上部より塗工液を掛け流す掛け流し塗
工装置、基材に片面塗工して塗膜を乾燥固化させた後に
その基材の反対面に同様に片面塗工して塗膜を乾燥固化
させる片面逐次塗工装置が知られている。また、塗工ム
ラを防止する方法としては、塗工液のレベリング性を良
くする方法と、塗工ムラの原因となる基材の振動を防止
する方法が知られている。塗工液のレベリング性を良く
する方法としては、溶剤希釈、レベリング材添加、
低分子量化、高温化等であり、基材の振動を防止す
る方法としては、押さえコロ、制動磁石、防振ロ
ール等である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ディッ
プ塗工装置では形成される塗膜の均一性を考慮すると塗
工条件の選択の幅が小さく、高速化するためには粘度を
下げる必要があるが希釈にも限界があるため高速化が困
難である。また、掛け流し塗工装置では重力による液垂
れのため基材の幅方向で大きな塗膜厚の差が生じ、高速
化も困難である。また、片面逐次塗工装置では乾燥装置
を一方の面は一回、他方の面は二回通過するため、両面
における塗膜の特性が一致せず、塗膜が感光材のような
場合には物性に明らかな差異が生じる。
【0004】一方、塗工ムラを防止する方法の内、溶剤
希釈では塗膜乾燥の効率が低下し乾燥装置の大規模化、
塗工速度の低下が避けられない。また、レベリング材添
加は効果の有無が塗工液によって異なり、また添加によ
る塗膜の物性への悪影響がある。また、低分子量化も塗
膜の物性への悪影響がある。高温化は、従来は塗工液容
器(ディップ槽)において加温が行われたが、塗工液が
カゼイン水溶液やPVA水溶液の場合、熱かぶり、ゲル
化等の問題があり、長時間(たとえば30分以上)の加
温を行う場合には40℃までが限界であり、高温化によ
る塗工ムラの防止も効果的ではなかった。
【0005】そこで本発明の目的は、従来の両面塗工装
置の上記欠点を解決して、塗膜厚が各面内、両側面にお
いて均一であり、塗膜の表面に欠点が無く表面性に優
れ、高速度で生産性の良い塗工ができ、装置がコンパク
トで操作性の良く、しかも塗工液のレベリング性が良く
塗工ムラを生じることのない両面塗工装置を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は下記の本発明
によって達成される。即ち、本発明は、両面塗工ユニッ
トと、加温ユニットと、から構成される両面塗工装置、
である。また本発明は、前期加温ユニットは1つ以上の
サブ加温ユニットよりなり、そのサブ加温ユニットの少
なくとも1つは塗工液を直接的に加温する塗工液加温手
段である両面塗工装置、である。また本発明は、前期加
温ユニットは1つ以上のサブ加温ユニットよりなり、そ
のサブ加温ユニットの少なくとも1つは被塗工基材を加
温する基材加温手段である両面塗工装置、である。また
本発明は、前期加温ユニットは1つ以上のサブ加温ユニ
ットよりなり、そのサブ加温ユニットの少なくとも1つ
は塗膜を加温する塗膜加温手段である両面塗工装置、で
ある。また本発明は、前期加温ユニットは1つ以上のサ
ブ加温ユニットよりなり、そのサブ加温ユニットの少な
くとも1つは塗工ヘッドを加温する塗工ヘッド加温手段
である両面塗工装置。
【0007】また本発明は、前期両面塗工ユニットはロ
ーラーを有し、かつ前期加温ユニットは1つ以上のサブ
加温ユニットよりなり、そのサブ加温ユニットの少なく
とも1つは前記ローラーを加温するローラー加温手段で
ある両面塗工装置、である。また本発明は、前期両面塗
工ユニットは基材の第1の面を塗工する第1の塗工部
と、その基材の第1の面の反対面である第2の面を塗工
する第2の塗工部と、その第2の塗工部に対向して設置
され、前記基材を第1の面において接触支持するととも
に前記基材の走行方向と反対方向に回転する溝付きロー
ラーと、を有する両面塗工装置、である。また本発明
は、前期両面塗工ユニットは前記第1の塗工部の被塗工
基材を介して反対側にバックアップローラーを有し、か
つ前期加温ユニットは1つ以上のサブ加温ユニットより
なり、そのサブ加温ユニットの少なくとも1つは前記バ
ックアップローラーを加温する両面塗工装置、である。
また本発明は、前記塗工液は塗工される前後の3分間以
内において60℃まで加温される両面塗工装置、であ
る。
【0008】
【作用】本発明の両面塗工装置によれば、両面塗工ユニ
ットにより塗工液が基材の両面に塗工され、加温ユニッ
トにより塗工液が直接的または間接的に加温されレベリ
ング性が増加し塗工ムラが生じることがない。また本発
明の両面塗工装置によれば、基材加温手段により被塗工
基材が直接的に加温され、塗膜加温手段により塗膜が加
温され、塗工ヘッド加温手段により塗工ヘッドが加温さ
れ、ローラー加温手段により両面塗工ユニットのローラ
ーが加温される。
【0009】また本発明の両面塗工装置の両面塗工ユニ
ットによれば、第1の塗工部により基材の第1の面が塗
工され、第2の塗工部により基材の第1の面の反対面で
ある第2の面が塗工され、第2の塗工部に対向して設置
され基材の走行方向と反対方向に回転する溝付ローラー
により、基材が第1の面において接触支持される。また
本発明の両面塗工装置の両面塗工ユニットによれば、第
1の塗工部の被塗工基材を介して反対側の加温されたバ
ックアップローラーにより塗膜が加温される。また本発
明の両面塗工装置によれば、塗工液加温手段により塗工
液は塗工される前後の3分間以内において60℃まで加
温される。温度を60℃まで高めることにより多くの塗
工液は低粘度となりレベリング性が良くなる。また、3
分間以内であれば、その塗工液の熱かぶり、ゲル化等が
問題とならない。
【0010】
【実施例】以下好適な実施例に基づいて本発明を説明す
る。図1は本発明の両面塗工装置の一例を示す図であ
る。図において、1は基材、2は基材加温ユニット、3
はローラー加温ユニット、4はバックアップローラー、
5は第1の塗工液供給ポンプ、6は塗工液加温ユニッ
ト、7は塗工ヘッド加温ユニット、8は第1の塗工ヘッ
ド(ダイヘッド)、9a,9b,9c,9d,9eは塗
膜加温ユニット、10はひねりローラー、11は溝付ロ
ーラー加温ユニット、12は溝付ローラー、13は第2
の塗工液供給ポンプ、14は第2の塗工ヘッドである。
【0011】この両面塗工装置において、塗工ユニット
に供給される基材1は基材加温ユニット2によって加温
され、バックアップローラーローラー加温ユニット3a
〜3cによって加温されたバックアップローラー4、ひ
ねりローラー10、溝付ローラー加温ユニット11a〜
11dによって加温された溝付ローラー12に案内さ
れ、その間のバックアップローラー4と溝付ローラー1
2の移送経路において塗膜加温ユニット9a〜9eによ
り塗膜が加温されて、塗工ユニットから次の乾燥機へと
導かれる。
【0012】本発明の両面塗工装置の特徴の一つは加温
ユニットを有する点である。まず、加温ユニットについ
て詳細を説明し、塗工ユニットについては後述する。加
温ユニットの一つは基材加温ユニット2である。基材加
温ユニット2は塗工ユニットに供給される基材1を塗工
の事前に加温する(プレヒート)。これにより後述する
加温された塗工液を塗工して得られる塗膜の温度が、基
材1に熱を奪われて低下することを防止する。基材加温
ユニット2としては、輻射熱を利用する赤外線ヒータ
ー、遠赤外線ヒーター、熱伝導を利用する温風ヒータ
ー、接触熱伝導の加熱ローラー、誘導加熱装置、誘電加
熱装置等を使用することができる。
【0013】また、周囲の気温や基材1の走行速度等に
よって加熱条件が変動するような場合においても基材1
が一定の温度となるように、放射温度計等の温度測定装
置(図示せず)によって基材の1の温度を測定し、加熱
制御装置(図示せず)にフィードバックして温度制御を
行うことができ、そうすると好適である。温度制御につ
いては公知であるから詳細な説明は省略する。以下に説
明するその他の加温ユニットについても同様であり、必
要に応じてそれぞれに適した温度制御システムを付加す
ることができる。
【0014】加温ユニットの一つであるバックアップロ
ーラー加温ユニット3a〜3cはバックアップローラー
4を加温する。これにより塗膜の温度が、基材1の温度
がバックアップローラー4に熱を奪われて低下すること
を防止する。バックアップローラー加温ユニット3a〜
3cとしては、特に限定されないが外部から加熱する場
合には輻射熱を利用する赤外線ヒーター、遠赤外線ヒー
ター、熱伝導を利用する温風ヒーター、接触熱伝導の加
熱ローラー、誘導加熱装置、等を使用することができ
る。また図示しないが、バックアップローラー4の内部
から加熱する方法がある。たとえば、内部に温水や、蒸
気を流す構造や誘導加熱装置を内部に組み込んだ構造を
有するローラーをバックアップローラー4として使用す
る。
【0015】加温ユニットの一つである塗工液加温ユニ
ット6は第1の塗工液供給ポンプ5から供給される塗工
液を加温する。これは塗工液の粘度を加温によって低下
させ流動性を良くし、塗工条件を整えるとともに塗工後
における塗膜のレベリングを良くし、その結果として塗
工ムラの発生を防止する。塗工液加温ユニット6として
は熱交換器を使用する。すなわち、塗工液と加熱媒体が
熱交換器の内部を流れる間に効率良く加熱媒体から熱を
塗工液に伝え、高速に(たとえば数秒〜数十秒で目標温
度に達する)塗工液を昇温するようにする。塗工液を加
温するこの方法によれば、塗工の直前において、塗工に
適した温度まで瞬間的に温度を上昇させることができ
る。したがって、塗工液加温ユニット6を通過する以前
の塗工液は、常温(室温、たとえば30℃以下)もしく
は必要によっては冷却を含む温度調節を行って、供給を
考慮した流動性と保存性とに適した温度で長時間保存す
ることができる。
【0016】加温ユニットの一つである塗膜加温ユニッ
ト9a〜9eは塗工後の塗膜を加温する。これは乾燥前
の塗膜の粘度を加温によって低下させ流動性を良くし、
塗膜がレベリングすることによって塗工ムラの発生を防
止する。塗膜加温ユニット9a〜9eとしては、特に限
定されないが外部から加熱する場合には輻射熱を利用す
る赤外線ヒーター、遠赤外線ヒーター、熱伝導を利用す
る温風ヒーター、接触熱伝導の加熱ローラー、誘導加熱
装置、等を使用することができる。
【0017】加温ユニットの一つである溝付ローラー加
温ユニット11a〜11dは溝付ローラ12を加温す
る。これにより塗膜の温度が、溝付ローラー12に熱を
奪われて低下することを防止する。すなわち、溝付ロー
ラーの出口のメニスカス部において粘度が低く保たれ、
レベリングされるため塗工ムラが発生せず、塗膜面の良
好な塗工を行うことができる。溝付ローラー加温ユニッ
ト11a〜11dとしては前述のバックアップローラー
加温ユニットの場合と同様の加熱装置を使用することが
できる。
【0018】以上で加温ユニットの説明を終え、次に本
発明の両面塗工装置のもう一つの構成要素である塗工ユ
ニットについて説明する。図1に示す両面塗工装置にお
いて、塗工ユニットに供給される基材1は基材加温ユニ
ット2によって加温され、バックアップローラーローラ
ー加温ユニット3a〜3cによって加温されたバックア
ップローラー4に達する。バックアップローラー4は基
材1を走行自在に支持し、第1の塗工ヘッド8に対向し
て設置されており、第1の塗工ヘッド8と基材1の間隙
を一定に保つ役目を果たす。また、溝付ローラー12も
基材1を走行自在に支持し、第2の塗工ヘッド14に対
向して設置されており、第1の塗工ヘッド8と基材1の
隙間を一定に保つ役目を果たす。なお図1における第1
と第2の塗工ヘッドはダイヘッドであり、以降図1にお
いては、塗工ヘッドをダイヘッドと呼ぶ。
【0019】それらの隙間の調節は通常第1及び第2の
ダイヘッドの各左右の位置にある図示しない位置調節機
構によって、1.0μm単位で微細な調整が可能となっ
ている。その調整幅は1mm程度である。また、ダイヘ
ッドには、塗工停止した場合等において、基材1を塗工
装置のフィーダーからワインダーまで通すためや、ダイ
ヘッド、ローラー等を清掃するために、図示しない移動
機構によって、待機位置へ移動可能となっている。更
に、その移動機構からダイヘッドを取り外すことがで
き、コーティング条件によって適正なダイヘッドの種類
を選択し付け替え可能なようになっている。
【0020】塗工液は、塗工液の貯蔵タンクから塗工液
供給ポンプ5、12によってダイヘッドに供給される。
その塗工液の貯蔵タンクには、塗工液を攪拌して常に均
一化する、供給する前に最終的な濾過を行う、等の付属
装置がついている。また、塗工液供給ポンプには外部か
ら塗工液の供給圧力を調節可能な圧力調節弁、塗工液の
供給停止を行う弁、循環系統パイプライン、流量制御装
置等の付属装置がついている。前述のように塗工液供給
ポンプ5と第1のダイヘッド間の塗工液の経路には塗工
液加温ユニット6が設けられており、塗工液が高速に加
温される。また、第1のダイヘッドは塗工ヘッド加温ユ
ニット7を具備する。
【0021】この貯蔵タンク及び塗工液供給ポンプ等か
らなる塗工液供給システムの特徴の一つは全体が密閉シ
ステムとなっており、外部からの塵埃等の異物の混入、
あるいは塗工液の揮発分の外部への飛散等から完全に保
護されている点である。従って、ダイヘッドによって基
材1への塗工が行われるまでは、塗工液は所望の組成を
純粋に保つことができる。このことは良質の塗工膜を得
る上で極めて重要なことである。
【0022】塗工液供給ポンプによってパイプライン、
熱交換器等を経由してダイヘッドに供給された塗工液
は、ダイヘッド内の塗工液室を満たし、ダイヘッドに設
けられた基材1の幅を満たす幅のスリットから塗工液の
圧力によって滲み出すように基材1へ流出して塗工が行
われる。ダイヘッドには、図示しない塗工液の流出量を
調節する流出量調節機構が付属してもよい。通常その流
出量調節機構は、スリットの隙間を調節して行う方式で
あって、基材1の幅方向において複数箇所で各々独立に
調節することが可能なように構成されている。従って、
基材の両端部には塗工液を供給せず、それ以外の部分で
均一に塗膜厚を形成するように調節することができる。
ダイヘッドには塗工幅調節機構が付属している。通常そ
の調節機構はマニホールドとスリット間隙にブロック状
のポケット栓を挿入しそれをスライドさせることで任意
の幅で調節できる。
【0023】塗工量の調節は、通常運転中は、上記ダイ
ヘッドのスリットの調節と塗工液の圧力によって行い、
塗工液の温度、粘性等、物性や組成は変化させない。基
材1の走行速度が変化した場合は、所定の範囲の塗工量
に収まるようにこれらの条件を調節する。
【0024】第1のダイヘッド8によって、基材1の第
1の面に塗工が行われ、第2のダイヘッド11によっ
て、基材1の第1の面と反対側の面である第2の面に塗
工が行われる。基材1の第2の面に塗工された塗工液
は、そのまま空気以外に接触するものはなく乾燥機に入
って乾燥が行われる。一方、基材1の第1の面に塗工さ
れた、塗工液は、溝付きローラー12と接触することと
なる。
【0025】溝付きローラー12の役割の一つについて
は既に説明したように、第2のダイヘッド11に対抗し
て設置され、基材1を走行自在に支持して、第2のダイ
ヘッド11と基材の隙間を所定の値に保つことである。
溝付きローラー12のもう一つの役割は、上記役割を果
たしながら、同時に基材1の第1の面の塗膜を良好に成
らしめることである。
【0026】ローラーによって基材1を走行自在に支持
しようとする場合、通常はローラーは走行する基材に連
れ回る(順方向回転)方法が行われる。本発明の両面塗
工装置においても、第1のダイヘッド8においてこの方
法が行われる。しかし、その方法を第2のダイヘッド1
1に適用すると、基材1の第1の面の塗膜は表面性が著
しく劣化して、厚さムラ、梨地、ガサツキ、剥離等の欠
陥が生じることとなる。本発明の両面塗工装置の特徴の
一つは、溝付きローラー12を基材1の走行方向に対し
て逆方向回転させることによって、基材1の第1の面の
塗膜を良好に成らしめることにある。
【0027】溝付きローラー12によって、基材1の第
1の面の塗膜を良好に成らしめることができる理由の詳
細は不明である。しかし、その理由は次のようであると
推察される。まず、基材1の第1の面を塗工することな
く、乾燥状態で溝の無いローラーを基材1の走行方向に
対して逆方向回転させた場合、基材とローラー間の接触
による摩擦で、基材及びローラーに異常な振動が発生
し、第2の面の塗工膜の表面性が悪くなるだけでなく、
摩擦による基材やローラーの損傷が起こる。
【0028】また、基材1の第1の面を塗工して塗工液
で濡れた状態で溝の無いローラーを基材1の走行方向に
対して逆方向回転させた場合、前記の乾燥状態よりは軽
減されるがやはり基材及びローラーに異常な振動が発生
する。また形成される塗膜は表面性が悪く、欠陥がみら
れる。一方、基材1の第1の面を塗工して塗工液で濡れ
た状態で溝付きローラーを基材1の走行方向に対して逆
方向回転させた場合は、塗工液が溝の間に入って、潤滑
剤の役割を充分果たすことができるとともに、溝の間隔
や隙間が均一であるため、また逆方向回転ということも
あって、塗工膜の塗工面全体における均一性も得られる
ためと思われる。
【0029】次にひねりローラーについてであるが、ひ
ねりローラー10は基材に極端な片弛みがあるような場
合において、ひねりローラー10を適性に基材に接触さ
せることで矯正することができる働きがある。また、ひ
ねりローラー10は、基材の厚み材質によって溝付きロ
ーラーへの基材の巻付け角度を変化させ、最適な塗工条
件が得られるよう調節する働きも合わせ持っている。
【0030】本発明の両面塗工装置について、別例を図
2に示す。図2において(A)は塗工部にブレードを使
用した例を示す図である。図2はトレーリングブレード
コータ(trailing blade coater )を変形した本発明の
塗工ユニットであるが、その他のブレードコータ、例え
ば、フレキシブルブレードコータ(flexble blade coat
er)、フラッデッドニップコータ(flooded blade coat
er)等の変形によって本発明の塗工ユニットを構成する
ことができる。加温ユニットについては、図1において
図示し説明したことと基本的に同じである。
【0031】図2において(B)は塗工部にロールを使
用した例を示す図である。このようなロールは基材の走
行方向とロールの回転周面の方向が一致する順塗工、ま
たは方向が反対の逆塗工いずれであってもよい。また、
ロールの数、ロールの種類(メタルロール、ゴムロー
ル、グラビアロール等)、ロール配置も必要に応じて適
正な形態で使用することができる。加温ユニットについ
ては、図1において図示し説明したことと基本的に同じ
である。以上のように、従来の片面塗工方式の塗工方法
を変形して本発明の両面塗工装置を達成することができ
る。
【0032】ここで、本発明の両面塗工装置の塗工ユニ
ットと加温ユニットについての説明を終え、次に溝付き
ローラーについて更に詳細を説明する。図3は本発明で
用いることのできる溝付きローラーを示す図である。図
3に示すように、溝付きローラー21において、溝はロ
ーラーの周方向にほぼ平行に付けられている。溝は一本
一本独立した、ローラーの周面を一周して元に戻る溝で
あってもよく、またスパイラル状であっても良い。
【0033】更に、溝はローラーの周面を切削加工等に
より削りとった形状のものでもよく、その場合の断面形
状は半円形、三角形、台形等を問わない。1また、ロー
ラーの周面に、ステンレススチール等のワイヤーを巻き
付けたものであってもよい。ただし、対面でダイ塗工す
るため高精度であることが必要であり、中でも高精度ロ
ーラーに溝を切削加工したものが好ましい。また、精度
を保つため土手の部分を極力残した方が好ましい。
【0034】溝の断面積、ピッチ、及び逆回転速度につ
いても特に限定されない。ただし、塗工液の粘性特性、
塗工液の乾燥特性、基材の物性(濡れやすさ、浸透性
等)、基材の走行速度、等によって、種々選択すること
により、良好な塗工膜を得ることができる。
【0035】種々ある選択の中で、汎用に使用でき良好
な塗工膜を得ることができる溝付ローラー21の溝形状
に関する特に好ましい条件としては、溝ピッチA、溝深
さB、土手長さCの3つのパラメータを適性に選択する
ことである。好ましくは溝ピッチAは、0.3mm≦A
≦1.0mmがよい。1.0mm≦Aの場合、基材に傷
が入り易くなり、溝付ロール通過後の塗工面に溝ピッチ
に対応したスジが現れる。またA≦0.3mmの場合、
加工精度の問題で溝深さが不均一になる可能性があり、
土手長さも長くとれないため、裏面塗工精度が悪化す
る。
【0036】好ましくは溝深さBは、B≦200μmが
よい。200μm≦Bの場合は溝内部の塗工液が入れ替
わり難くなり洗浄時間もかかる。溝深さBの下減は加工
精度上問題ない範囲まで可能である。また土手長さC
は、裏面塗工の精度を考慮すると、できるだけ長い方が
好ましいが、溝付ローラー21と基材間の液潤及び摩擦
による傷を考慮するとあまり長くない方がよい。溝ピッ
チAと土手長さCとの比は、2≦A/C≦5が好まし
い。
【0037】例えば、塗工膜厚100μm(ウエット状
態において)を得るためには、溝付ローラー21につい
て、以下の条件が適合する。 溝形状:V字型、ピッチ0.5mm、深さ140μm、
土手長さ0.1mm 逆回転速度:ライン速度とほぼ同等 基材抱角:30°
【0038】次に、本発明の両面塗工装置について全体
構成の説明を行う。図4は本発明の両面塗工装置の全体
構成の一例を示す図である。図4において、22は基材
のフィーダー、23はフィードロール、24はダンサー
ロール、25は塗工ユニットと加温ユニット(すなわち
塗工部)、26は前乾燥器、27はターンローラー、2
8は後乾燥器、29はドライブローラー、30はワイン
ダーである。
【0039】以上の構成において、フィーダー22は、
ターンアーム型のフィーダーであって基材の巻取りが二
つ保持されている。一方の基材の巻取りが終了近くなる
と、もう一方の巻取りに切り換えることができる。フィ
ーダー22の下流には、基材の貯蔵装置があって、新巻
取りの基材と旧巻取りの基材を接続する時間だけ、塗工
は続けながらフィーダー22側を一時停止させることが
できる。
【0040】フィードローラー23は基材を塗工ユニッ
トと加温ユニット25に送り出すとともに、ドライブロ
ーラー29との間にある基材に適当なテンションを与
え、かつ基材の弛みを防ぐ。ダンサーローラー24は基
材のテンション及び基材の弛みを検出する。塗工ユニッ
トと加温ユニット25により塗工された基材は前乾燥器
26でローラーに塗工液が付着しないようになるまで乾
燥される。ターンローラー27で折り返した基材は後乾
燥器28で必要とされる乾燥程度にまで乾燥される。乾
燥を終えた基材はドライブローラー29を経てワインダ
ーに巻き取られる。
【0041】次に、本発明の塗工装置で塗工を行うこと
のできる基材及び塗工液について説明する。基材として
は特に限定されず、例えばポリエステル、ポリプロピレ
ン、セロハン、ポリカーボネート、酢酸セルロース、ポ
リエチレン、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ナイロ
ン、ポリイミド、ポリ塩化ビニリデン、ポリビニルアル
コール、フッ素樹脂、塩化ゴム、アイオノマー等のプラ
スチックフィルム、コンデンサー紙、パラフィン紙等の
紙類、不織布、布が挙げられる。
【0042】また、圧延鋼板、アルミ箔、銅箔等の金属
シートも好適であり、非金属、金属を問わず、各種材料
を複合した基材であってもよい。鉄板等のように板ぐせ
の強い基材であっても、ひねりローラー、バックアップ
ローラー、溝付きローラー等により矯正され、溝付きロ
ーラーへの巻付け角を材料の特性に応じて適正に設定可
能であるため、広範な基材に対して本発明の塗工装置を
適用することができる。
【0043】塗工液としては特に限定されず、例えば、
着色材料、磁性材料、導電性材料等の顔料、各種ポリマ
ー材料からなるビヒクル、有機溶剤等の溶解液を主成分
とする塗工液は勿論、ワックス、熱可塑性樹脂等の無溶
剤の塗工液、架橋剤等を含む反応型の塗工液であっても
良い。
【0044】また、接着剤、エマルジョン、フォトレジ
スト等の塗工液に対しても好適に適用できる。例えば、
フォトレジストとしては、カゼイン、ゼラチン、アラビ
アゴム、フィッシュグリュー、シェラック、卵白、PV
Aなどの有機質の親水性コロイド水溶液に重クロム酸イ
オン等を添加した水溶性コロイド系フォトレジスト等の
塗工液である。環状ゴム系(芳香族ビアジド系)フォト
レジスト、ノボラック系(キノン・ジアジド系)フォト
レジスト等の塗工液も、本発明の塗工装置で良好な塗工
を行うことができる。
【0045】次に、本発明の両面塗工装置を用いて行っ
た感光性材料の塗工実施例と、他の方法による塗工比較
例を示す。なお評価は図5に示されており、図5は塗工
位置と塗膜の膜厚の測定値をグラフとして示した図であ
る。 (塗工実施例) 〔条件〕 塗工液組成・・・・・・カゼイン水溶液(固形分12%) 重クロム酸アンモニウム添加 塗工液粘度・・・・・・35cps(40℃) 12cps(60℃) 塗工液温度・・・・・・塗工液加温ユニットと溝付ローラー12の間の塗工液 が60℃を維持するように設定した。 〔結果〕図5(B)に示すように塗膜の膜厚の精度が極
めて高い。
【0046】(塗工比較例1) 〔条件〕(塗工液温度以外の条件は前述の塗工実施例と全く同一) 塗工液組成・・・・・・カゼイン水溶液(固形分12%) 重クロム酸アンモニウム添加 塗工液粘度・・・・・・35cps(40℃) 12cps(60℃) 塗工液温度・・・・・・塗工液槽において塗工液を40℃に加温した。 〔結果〕図5(A)に示すように塗膜の膜厚の精度が本
発明の図5(B)と比較して著しく悪い。
【0047】(塗工比較例2) 〔条件〕(塗工液温度以外の条件は前述の塗工実施例と全く同一) 塗工液組成・・・・・・カゼイン水溶液(固形分12%) 重クロム酸アンモニウム添加 塗工液粘度・・・・・・35cps(40℃) 12cps(60℃) 塗工液温度・・・・・・塗工液槽において塗工液を60℃に加温した。 〔結果〕約20分で塗工液の変質とゲル化が認められ、
さらに反応が進行し約30分で塗工不可能となった。
【0048】以上、本発明について実施例を挙げて説明
したが、本発明はこの実施例にのみ限定されるのではな
く、本発明の主旨、技術思想を適用した各種の実施形態
により本発明を実施することが可能であり、それらも本
発明に含まれることはいうまでもない。たとえば、実施
例においては加温ユニット(サブ加温ユニット)の全て
を説明したが、実際には加温ユニットは状況に応じて選
択し使用されるべきであり、全てを使用する必要はな
い。またたとえば、実施例において、基材の巻取りの交
換を停止状態で行える構成を示したが、基材の走行状態
で自動的に継ぐ構成としてもよく、後乾燥器は基材にガ
イドローラーが接触する構成でもよい。塗工乾燥後、塗
工済の基材を巻き取らず、後工程とインライン接続する
こともできる。
【0049】
【発明の効果】以上のとおりであるから、本発明の加温
ユニットを有する塗工装置によれば、塗工液のレベリン
グ性が良く塗工ムラを生じることがない。さらに、溝付
ローラーを有する塗工ユニットによれば、塗膜厚が各面
内、両側面において均一であり、塗膜の表面に欠点が無
く表面性に優れ、高速度で生産性の良い塗工ができ、装
置がコンパクトで操作性が良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の両面塗工装置の一例を示す図である。
【図2】本発明の両面塗工装置の別例を示す図である。
【図3】本発明で用いることのできる溝付きローラーを
示す図である。
【図4】本発明の両面塗工装置の全体構成の一例を示す
図である。
【図5】塗工位置と塗膜の膜厚の測定値をグラフとして
示した図である。
【符号の説明】
1,1a,1b 基材 2,2a,2b 基材加温ユニット 3a,3b,3c,3aa,3ab,3ac,3ba,
3bb,3bc バックアップローラー加温ユニット 4,4a,4b バックアップローラー 5,5a 第1の塗工液供給ポンプ 6,6a 塗工液加温ユニット 7,7a 塗工ヘッド加温ユニット 8,8a,8b 第1の塗工ヘッド 9,9a,9b 塗膜加温ユニット 10,10a,10b ひねりローラー 11a,11b,11c,11d,11aa,11a
b,11ac,11ad,11ba,11bb,11b
c,11bd 溝付ローラー加温ユニット 12,12a,12b,21 溝付ローラー 13,13a,13b 第2の塗工液供給ポンプ 14,14a,14b 第2の塗工ヘッド 22 フィーダー 23 フィードローラー 24 ダンサーローラー 25 塗工ユニット 26 前乾燥器 27 ターンローラー 28 後乾燥器 29 ドライブローラー 30 ワインダー

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】両面塗工ユニットと、加温ユニットと、か
    ら構成されることを特徴とする両面塗工装置。
  2. 【請求項2】前期加温ユニットは1つ以上のサブ加温ユ
    ニットよりなり、そのサブ加温ユニットの少なくとも1
    つは塗工液を加温する塗工液加温手段であることを特徴
    とする請求項1記載の両面塗工装置。
  3. 【請求項3】前期加温ユニットは1つ以上のサブ加温ユ
    ニットよりなり、そのサブ加温ユニットの少なくとも1
    つは被塗工基材を加温する基材加温手段であることを特
    徴とする請求項1〜2のいずれか記載の両面塗工装置。
  4. 【請求項4】前期加温ユニットは1つ以上のサブ加温ユ
    ニットよりなり、そのサブ加温ユニットの少なくとも1
    つは塗膜を加温する塗膜加温手段であることを特徴とす
    る請求項1〜3のいずれか記載の両面塗工装置。
  5. 【請求項5】前期加温ユニットは1つ以上のサブ加温ユ
    ニットよりなり、そのサブ加温ユニットの少なくとも1
    つは塗工ヘッドを加温する塗工ヘッド加温手段であるこ
    とを特徴とする請求項1〜4のいずれか記載の両面塗工
    装置。
  6. 【請求項6】前期両面塗工ユニットはローラーを有し、
    かつ前期加温ユニットは1つ以上のサブ加温ユニットよ
    りなり、そのサブ加温ユニットの少なくとも1つは前記
    ローラーを加温するローラー加温手段であることを特徴
    とする請求項1〜5のいずれか記載の記載の両面塗工装
    置。
  7. 【請求項7】前期両面塗工ユニットは基材の第1の面を
    塗工する第1の塗工部と、その基材の第1の面の反対面
    である第2の面を塗工する第2の塗工部と、その第2の
    塗工部に対向して設置され、前記基材を第1の面におい
    て接触支持するとともに前記基材の走行方向と反対方向
    に回転する溝付きローラーと、を有することを特徴とす
    る請求項1〜6のいずれか記載の両面塗工装置。
  8. 【請求項8】前期両面塗工ユニットは前記第1の塗工部
    の被塗工基材を介して反対側にバックアップローラーを
    有し、かつ前期加温ユニットは1つ以上のサブ加温ユニ
    ットよりなり、そのサブ加温ユニットの少なくとも1つ
    は前記バックアップローラーを加温することを特徴とす
    る請求項6または7記載の両面塗工装置。
  9. 【請求項9】前記塗工液は塗工される前後の3分間以内
    において60℃まで加温されることを特徴とする請求項
    1〜8記載の両面塗工装置。
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