JPH089844A - スピニングリールの逆転防止装置 - Google Patents

スピニングリールの逆転防止装置

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JPH089844A
JPH089844A JP14464594A JP14464594A JPH089844A JP H089844 A JPH089844 A JP H089844A JP 14464594 A JP14464594 A JP 14464594A JP 14464594 A JP14464594 A JP 14464594A JP H089844 A JPH089844 A JP H089844A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 スピニングリールの逆転防止装置において、
簡単な構成で即座に逆転禁止状態に移行できるようにす
る。 【構成】 リール本体側に装着された外輪55と、ロー
タに連結され外輪55と相対回転可能な内輪56と、両
輪55,56の間に配置され作動位置と非作動位置とを
とり得る複数のローラ57と、両輪55,56の間で複
数のローラ57を保持するリテーナ58と、操作機構と
を備えている。操作機構は、リテーナ58を回転させて
複数のローラ57を作動位置と非作動位置との間で移動
させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、逆転防止装置、特に、
ロータがリール本体に回転自在に装着されたスピニング
リールに設けられ、ロータの糸繰り出し方向への逆転を
防止するためのスピニングリールの逆転防止装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般にスピニングリールは、リール本体
と、リール本体に回転自在に支持されたロータと、外周
に釣糸が巻かれるスプールとを有している。ロータは、
回転軸を挟むように対向して配置された第1アーム部及
び第2アーム部を有しており、両アーム部の先端には、
ベール支持部材を介してベールが揺動自在に設けられ、
さらに一方のベール支持部材の先端にはラインローラが
設けられている。釣糸を巻き取る際には、ベール及びラ
インローラにより釣糸がスプール外周部に案内される。
【0003】このようなスピニングリールでは、キャス
ティング時や糸巻取り時にロータが糸繰り出し方向に逆
転しないように、逆転防止装置が設けられている。この
逆転防止装置は、リール本体とロータとの間に設けられ
たワンウェイクラッチで構成されており、リール本体側
に設けられた係止部材をワンウェイクラッチ側の部材に
係止させたり、あるいはその係止を解除することによっ
て逆転の禁止、許容を切り換えるようにしている。
【0004】従来のスピニングリールに設けられた逆転
防止装置は、ラチェット爪部材を有するワンウェイクラ
ッチで構成されている。このような従来の装置では、ラ
チェット爪部材を用いているので遊びが多く、即座に逆
転を禁止することができない。そこで、特開平6−58
348号公報等に示されるように、ローラ型のワンウェ
イクラッチを用いた逆転防止装置も提供されている。こ
の公報に示された逆転防止装置は、ローラ型のワンウェ
イクラッチを設けるとともに、ローラを作動位置と非作
動位置とに変位させるための切り換え部材を設けてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記公報に示された逆
転防止装置では、ローラ型のワンウェイクラッチを用い
るとともに、ローラ自体を作動位置と非作動位置とで変
位させているので、逆転禁止状態へのすばやい移行が可
能である。しかし、ローラを変位させせるための切り換
え部材が必要であり、部品点数が多くなる。さらに、ロ
ーラが楔作用によって作動位置にくい込んでいる状態で
は、切り換え部材によってローラを非作動位置に移動さ
せるのは困難であり、切り換え部材が損傷したり、ある
いはローラを傷つける場合がある。
【0006】本発明の目的は、スピニングリールの逆転
防止装置において、簡単な構成で即座に逆転禁止状態に
移行できるようにすることにある。本発明の別の目的
は、逆転防止の解除を、ローラや他の部材を損傷するこ
となく容易に行えるようにすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】発明1に係る逆転防止装
置は、釣糸をスプールに案内するためのロータがリール
本体に回転自在に装着されたスピニングリールに設けら
れ、ロータの糸繰り出し方向への逆転を防止するための
装置であり、外輪と内輪と複数のころがり部材と保持器
と操作機構とを備えている。外輪はリール本体側に装着
されている。内輪は、外輪に対して相対回転可能であ
り、ロータに連結されている。複数のころがり部材は、
外輪と内輪との間に配置され、両輪の間にくい込む作動
位置と両輪の間で遊転する非作動位置とをとり得る。保
持器は、両輪の間で複数のころがり部材を保持する。操
作機構は、保持器を回転方向に移動させて、複数のころ
がり部材を作動位置と非作動位置との間で移動させる。
【0008】発明2に係る逆転防止装置は、発明1に係
る装置において、前記操作機構は、その操作力を間接的
に保持器に作用させる緩衝機構をさらに有している。発
明3に係る逆転防止装置は、発明2に係る装置におい
て、前記緩衝機構は、ころがり部材が作動位置から非作
動位置に移動するように保持器が移動させられるときに
のみ作動する。
【0009】発明4に係る逆転防止装置は、発明2また
は3に係る装置において、前記操作機構は、リール本体
に回動自在に支持された操作レバーと、操作レバーによ
って回動する操作ロッドと、操作ロッドと保持器とを連
結するための連結部材とを含み、前記緩衝機構は、操作
ロッドと連結部材との間に配置された弾性部材である。
【0010】発明5に係る逆転防止装置は、発明4に係
る装置において、前記弾性部材はねじりコイルばねであ
る。発明6に係る逆転防止装置は、発明4または5に係
る装置において、前記連結部材は、係合用突起を有し操
作ロッドによって回動させられる回動部材と、係合用突
起が係合する第1係合部と保持器の一部が係合する第2
係合部とを有する操作板とを有している。
【0011】発明7に係る逆転防止装置は、釣糸をスプ
ールに案内するためのロータがリール本体に回転自在に
装着されたスピニングリールに設けられ、ロータの糸繰
り出し方向への逆転を防止するための装置であり、リー
ル本体側に装着された外輪と、外輪に対して相対回転可
能でありロータに連結された内輪と、外輪と内輪との間
に配置され両輪の間にくい込む作動位置と両輪の間で遊
転する非作動位置とをとり得る複数のころがり部材と、
両輪の間で複数のころがり部材を保持する保持器と、複
数のころがり部材を作動位置と非作動位置との間で移動
させる操作機構と、操作機構の操作力を間接的に保持器
に伝達する緩衝機構とを備えている。
【0012】発明8に係る逆転防止装置は、発明7に係
る装置において、前記緩衝機構は、ころがり部材が作動
位置から非作動位置に移動するように保持器が移動させ
られるときにのみ作動する。発明9に係る逆転防止装置
は、発明7または8に係る装置において、前記操作機構
は、リール本体に回動自在に支持された操作レバーと、
操作レバーによって回動する操作ロッドと、操作ロッド
と保持器とを連結するための連結部材とを含み、前記緩
衝機構は、操作ロッドと連結部材との間に配置された弾
性部材である。
【0013】発明10に係る逆転防止装置は、発明9に
係る装置において、前記弾性部材はねじりコイルばねで
ある。
【0014】
【作用】発明1に係るスピニングリールの逆転防止装置
では、操作機構によって保持器を回転させ、外輪と内輪
との間の作動位置にころがり部材を移動させると、ころ
がり部材が両輪に間にくい込み、両輪の一方向への相対
回転が禁止される。このとき、外輪はリール本体側(固
定側)に装着されているので、内輪すなわちロータの一
方向への回転が禁止され、ロータは逆転しない。一方、
保持器を回転させてころがり部材が非作動位置に移動さ
せられると、ころがり部材は外輪と内輪との間で遊転す
る。この状態では、ロータの逆転が許容される。
【0015】ここでは、保持器を回転させることによっ
てころがり部材を作動位置及び非作動位置に移動させ
る。このため、従来装置における切り換え部材が不要と
なり、構造が簡単になる。また、ころがり部材を作動位
置と非作動位置との間で移動させて切り換えを行うの
で、逆転禁止状態への移行をすばやく行える。発明2に
係る逆転防止装置では、緩衝機構によって、操作機構の
操作力が間接的に保持器に作用する。このため、たとえ
ばころがり部材が作動位置にくい込んで負荷が作用して
いる場合に操作機構が操作された場合、その操作力は緩
衝機構に一旦蓄えられる。そして、ころがり部材への負
荷が解除されると、緩衝機構に蓄えられた操作力がころ
がり部材に伝達され、ころがり部材が非作動位置に移動
させられる。
【0016】ここでは、操作機構やころがり部材に無理
な力が作用しないので、これらの損傷を抑えられる。発
明3に係る逆転防止装置では、前記緩衝機構は、ころが
り部材が作動位置から非作動位置に移動するように保持
器が移動させられるときにのみ作動する。このため、非
作動位置から作動位置へは素早く切り換えることがで
き、作動の遅れによる不具合を解消できる。
【0017】発明4に係る逆転防止装置では、リール本
体に支持された操作レバーを操作すると、この操作力に
よって操作ロッドが回動する。操作ロッドの回動は、緩
衝機構としての弾性部材を介して連結部材に伝達され、
さらに保持器に伝達される。ここでは、簡単な構成で操
作機構及び緩衝機構を実現できる。発明5に係る逆転防
止装置では、緩衝機構としての弾性部材をねじりコイル
ばねで構成しているので、構成が簡単であり、安価とな
る。
【0018】発明6に係る逆転防止装置では、回動部材
の回動力は、操作板を介して保持器に伝達される。この
ため、保持器にはトルクのみが伝達され、保持器の傾き
を抑えることができる。発明7に係る逆転防止装置で
は、操作機構によってころがり部材が作動位置と非作動
位置とに移動させられる。作動位置では、ころがり部材
は外輪と内輪との間にくい込み、ロータの逆転を防止す
る。また非作動位置では、ころがり部材は両輪の間で遊
転し、ロータの逆転を許容する。
【0019】このとき、操作機構の操作力は、緩衝機構
を介してころがり部材に伝達される。したがって、発明
2に係る装置同様に、操作機構やころがり部材の損傷を
少なくできる。発明8に係る逆転防止装置では、発明3
に係る装置と同様に、前記緩衝機構は、ころがり部材が
作動位置から非作動位置に移動するように保持器が移動
させられるときにのみ作動する。このため、非作動位置
から作動位置へは素早く切り換えることができ、作動の
遅れによる不具合を解消できる。
【0020】発明9に係る逆転防止装置では、発明4に
係る装置と同様に、操作レバーを操作すると操作ロッド
が回動する。操作ロッドの回動は、緩衝機構としての弾
性部材を介して連結部材に伝達され、さらに保持器に伝
達される。ここでは、簡単な構成で操作機構及び緩衝機
構を実現できる。発明10に係る逆転防止装置では、緩
衝機構としての弾性部材をねじりコイルばねで構成して
いるので、構成が簡単であり、安価となる。
【0021】
【実施例】 〔全体構成及びリール本体の構成〕図1〜図3に示す本
発明の一実施例によるスピニングリールは、ハンドル1
を備えたリール本体2と、リール本体2の前部に回転自
在に支持されたロータ3と、ロータ3の前部に配置され
釣糸を巻き取るスプール4とを備えている。
【0022】リール本体2はボディ2aを有しており、
その上部にはスピニングリールを釣竿に取りつけるため
の取付け部2bが形成されている。ボディ2aの内部に
は、ロータ3を回転させるためのロータ駆動機構5と、
スプール4を回転軸芯Xに沿って前後方向に移動させて
スプール4に釣糸を均一に巻き取るためのレベルワイン
ド機構6とが設けられている。
【0023】ロータ駆動機構5は、ハンドル1が固定さ
れた軸10とともに回転するフェースギア11と、この
フェースギア11に噛み合うピニオンギア12とを有し
ている。ピニオンギア12は筒状に形成されており、そ
の前部12aはロータ3の中心部を貫通してスプール4
側に延びている。そして、その先端にはねじ部が形成さ
れている。ピニオンギア12は、その軸方向の中間部と
後端部とが、それぞれ軸受13,14を介してリール本
体2に回転自在に支持されている。
【0024】レベルワインド機構6は、スプール4の中
心部に固定されたスプール軸20を前後方向に移動させ
てスプール4を同方向に移動させるための機構である。
レベルワインド機構6は、スプール軸20の下方に配置
された螺軸21と、螺軸21に沿って前後方向に移動す
るスライダー22と、螺軸21の先端に固定された中間
ギア23とを有している。螺軸21は、スプール軸20
と平行に配置されており、ボディ2aに回転自在に支持
されている。また、螺軸21の外周部には螺旋状の溝2
1aが形成されている。スライダー22にはスプール軸
20の後端が固定されている。また、中間ギア23はピ
ニオンギア12に噛み合っている。
【0025】〔スライダーの構造〕スライダー22は、
図4及び図5に示すように、スライダー本体25と、ス
ライダー本体25内に収納された係合部材26を有して
いる。スライダー本体25は、スプール軸20と平行に
配置された2本のガイド軸28,29に摺動自在に装着
されている。スライダー本体25は、2本のガイド軸2
8,29によって案内されるので、摺動時の傾きが防止
される。このため、スライダー本体25を、従来のスラ
イダー本体のように螺軸全周を覆うような形状とする必
要がない。このため本実施例のスライダー本体25は、
螺軸21の一側面側にのみ対向するような形状となって
おり、他側面側への張り出しが少なくなっている。この
ため、リール本体を小さくすることが可能である。
【0026】また、スライダー本体25には螺軸21と
直交するように横方向の孔25aが形成されており、こ
の孔25aに係合部材26が摺動自在に挿入されてい
る。係合部材26の先端には、螺軸21の溝21aに噛
み合う係合部26aが形成されている。スライダー本体
25の孔25aの一端には、蓋部材24が固定されてい
る。
【0027】〔ロータの構成〕ロータ3は、円筒部30
と、円筒部30の側方に互いに対向して設けられた第1
アーム部31及び第2アーム部32とを有している。円
筒部30と両アーム部31,32とは一体成形されてい
る。円筒部30の前部には前壁33が形成されており、
前壁33の中央部にはボス33aが形成されている。ボ
ス33aの中心部には貫通孔が形成されており、この貫
通孔をピニオンギア12の前部12a及びスプール軸2
0が貫通している。前壁33の前方側にはナット34が
配置されており、このナット34がピニオンギア12の
先端ねじ部に螺合している。ナット34の内周部には、
スプール軸20を回転自在に支持する軸受35が配置さ
れている。
【0028】第1アーム部31の先端の内周側には、第
1ベール支持部材40が揺動自在に取り付けられてい
る。第1ベール支持部材40の先端には、釣糸をスプー
ル4に案内するためのラインローラ41が装着されてい
る。また、第2アーム部32の先端の外周側には、第2
ベール支持部材42が揺動自在に装着されている。この
第2ベール支持部材42は、たとえば他の部分より比重
の大きい材質で構成し、第1ベール支持部材40及びラ
インローラ41に起因する回転時のアンバランスを解消
するためのバランサとして機能させることも可能であ
る。第1ベール支持部材40先端のラインローラ41と
第2ベール支持部材42との間には、ベール43が設け
られている。このように、第1ベール支持部材40を第
1アーム部31の内周側に装着することにより、第1ベ
ール支持部材40の回転半径が小さくなり、釣竿を持つ
手に当たりにくくなる。したがって、スプールと釣竿と
を近づけることができ、全体として小型化が可能とな
る。さらに、同様の理由により、回転半径が小さくな
り、回転時のアンバランスを抑えやすくなる。
【0029】また、各アーム部31,32の外周側に
は、カバー44,45が取り付けられている。このカバ
ー44,45の表面は、前後方向にかつ円周方向に滑ら
かに連続する形状となっており、このため、釣糸の引っ
掛かりを防止できる。ここで、両ベール支持部材40,
42は、一本の揺動軸Mを中心に揺動自在である。そし
て、揺動軸Mと第1アーム部31の第1ベール支持部材
取り付け面とが交差する点を揺動中心C1とし、揺動軸
Mと第2アーム部32の第2ベール支持部材取り付け面
とが交差する点を揺動中心C2とした場合、揺動中心C
2は揺動中心C1に比較して前方側に位置している。す
なわち、揺動軸Mは回転軸芯Xに対して傾いている。ま
た、各ベール支持部材40,42は、それらの揺動面が
揺動軸Mに対して直交するように配置されている。
【0030】また、図6及び図7に示すように、第1ア
ーム部31は、リール本体側の後部が回転軸芯Xよりも
糸巻取り姿勢のベール側に偏位している。そして、軸方
向中央部から前方側にかけては、逆側(糸解放姿勢のベ
ール側)に傾斜している。このように、後部が糸巻取り
姿勢のベール側に偏位していることによって、図6の一
点鎖線で示すように、ベール43を糸解放姿勢側に倒し
た際に、ベール43と第1アーム部31との干渉が少な
くなる。また、第1ベール支持部材40及びラインロー
ラ等に起因する回転時のアンバランスを抑えることがで
きる。一方、第2アーム部32は、図7に示すように、
全体がほぼ直線状に延びている。さらに、第1及び第2
ベール支持部材40,42の揺動中心は、回転軸芯Xか
ら糸解放姿勢のベール側にDだけ偏位している。これに
より、ベール43に起因する回転時のアンバランスを抑
えられる。
【0031】〔逆転防止機構の構成〕ロータ3の円筒部
30の内部には、スプール4の逆転防止機構50が配置
されている。逆転防止機構50は、図8及び図9に示す
ように、リール本体2に固定された枠体51と、枠体5
1内に収納されたローラ型のワンウェイクラッチ52
と、ワンウェイクラッチ52を作動状態及び非作動状態
に切り換える操作機構53とを有している。
【0032】ワンウェイクラッチ52は、枠体51に相
対回転不能に装着された外輪55と、ピニオンギア12
の前方筒部外周に固定された内輪56と、複数のローラ
57と、複数のローラ57を保持するリテーナ58とを
有している。複数のローラ57は外輪55と内輪56と
の間に配置され、両輪の間にくい込む作動位置と両輪の
間で遊転する非作動位置とをとり得る。リテーナ58
は、ほぼ円筒状の部材であり、枠体51内に収納され、
所定の角度範囲で回転することが可能である。また、リ
テーナ58には円周方向に等角度間隔で複数の収納用切
欠き58aが形成されており、この切欠き58aのそれ
ぞれに、ローラ57が所定の角度範囲で円周方向に移動
自在に、すなわち前述の作動位置と非作動位置との間で
移動自在に収納されている。なお、ローラ57が作動位
置にあるクラッチオン状態では、外輪55と内輪56と
は一方向にのみ相対回転が不能であり、ローラ57が非
作動位置にあるクラッチオフ状態では、外輪55と内輪
56とは相対回転自在である。また、各切欠き58a内
には、ローラ57を作動位置側に付勢する波板状の板ば
ね59が配置されている。
【0033】操作機構53は、枠体51内に配置された
ほぼ円板状の操作板60と、回動部材61と、回動部材
61を回動させるための操作ロッド62と、回動部材6
1と操作ロッド62との間に配置された緩衝機構として
のねじりコイルばね63と、操作ロッド62の後端に連
結された操作レバー64(図1参照)とを有している。
【0034】操作板60の一部には係止孔60aが形成
されており、この係止孔60aに、回動部材61の側面
に形成された係止用突起61aが係止している。また、
操作板60には複数の孔60bが円周方向に等角度間隔
で形成されており、これらの孔60bにリテーナ58の
後端面に形成された突起58bが挿入されている。この
ため、回動部材61が回動すると、操作板60を介して
リテーナ58が回動し、ローラ57を作動位置と非作動
位置との間で移動させることが可能である。回動部材6
1の後端面に形成された係合部61bと、操作ロッド6
2の前端面に形成された係合部62aとは係合可能であ
るが、所定の角度範囲では互いに相対回転が可能であ
る。ねじりコイルばね63の一端は回動部材に固定さ
れ、他端は操作ロッド62の前端面に固定されている。
したがって、操作ロッド62の操作力は、その回転モー
メントがねじりコイルばね63を介して回動部材61に
伝達される。
【0035】〔スプールの構成〕スプール4は、ロータ
3の第1アーム部31と第2アーム部32との間に配置
されており、スプール軸20の先端にドラグ機構70を
介して装着されている。スプール4は、外周の釣糸が巻
かれる糸巻胴部4aと、糸巻胴部4aの後部に一体で形
成されたスカート部4bと、糸巻胴部4aの前端に固定
されたフランジ板4cとを有している。フランジ板4c
は、ステンレス製の板材で形成されており、ねじによっ
て糸巻胴部4aに装着されている。このとき、フランジ
板4cは若干湾曲しており、その湾曲によるばね性を利
用して、糸巻胴部4aの前端とフランジ板4cとの間に
隙間が形成されないように取り付けられている。このた
め、釣糸がこれらの間に侵入することはない。
【0036】ドラグ機構70は、スプール4の内部前端
面に押し付けられる押し付け部材71と、ドラグ力を調
整するための調整つまみ72と、押し付け部材71と調
整つまみ72との間に配置された押圧ばね73,74
と、押し付け部材71とスプール4との間に配置された
複数のクラッチ板75とを有している。このような構成
では、調整つまみ72の締め付け量を調整することによ
り、押し付け部材71のスプール4に対する押圧力を調
整でき、ドラグ力を調整可能である。
【0037】〔リールの操作及び動作〕キャスティング
時には、ベール43を糸開放姿勢側に倒す。これによ
り、第1及び第2ベール支持部材40,42は揺動軸M
を中心として同方向に回転する。このとき、第1ベール
支持部材40は第1アーム部31の内周側に配置され、
かつ揺動軸Mが回転軸芯Xに対して図1に示すように傾
いているので、第1ベール支持部材40及びその先端の
ラインローラ41は糸巻取り姿勢時の位置よりもさらに
内周側に移動する。このため、キャスティング時に繰り
出された釣糸が第1ベール支持部材40やラインローラ
41に絡みにくくなる。また、揺動軸Mは回転軸芯Xに
対して傾いているが、両ベール支持部材40,42は1
本の揺動軸Mを中心に回転し、かつそれぞれの回転面は
揺動軸Mに対して垂直である。このため、回転時にはこ
じることなくスムーズに回転させることができる。
【0038】釣糸巻取り時には、ベール43を糸巻取り
姿勢側に倒す。この状態でハンドル1を回転させると、
この回転力はハンドル軸及びフェイスギア11を介して
ピニオンギア12に伝達される。このピニオンギア12
に伝達された回転力は、ピニオンギア前部12aを介し
てロータ3に伝達される。一方、ピニオンギア12に噛
み合うギア23によって螺軸21が回転し、この螺軸2
1の溝21aに噛み合うスライダ22がガイド軸28,
29に案内されて前後方向に移動する。このため、スプ
ール軸20及びスプール4が回転軸芯Xに沿って前後方
向に往復動し、ベール45及びラインローラ41によっ
てスプール4に案内された釣糸は、スプール4の外周に
前後方向に均一に巻き取られる。
【0039】また、スライダ22は2本のガイド軸2
8,29に案内されて往復動するので、回転したりある
いは傾いたりすることなくスムーズに往復動する。この
ため、スライダ本体25は螺軸21の全周を覆う必要が
なく、係合部材26と逆側のスペースを小さくできる。
このため、リール本体2の後方部分については、横方向
に突出を少なくできる。
【0040】〔ロータ回転時のアンバランスについて〕
ロータ3の回転時には、ベール43等の部材に起因して
回転時のアンバランスが生じやすい。このため本実施例
では、ベール支持部材40,42、ラインローラ41及
びベール43によるアンバランスを解消するために、両
アーム部31,32の後端部を糸巻取り姿勢のベール側
に偏位させて配置し、さらに各ベール支持部材40,4
2を、その揺動軸が回転軸芯Xに対して糸開放姿勢のベ
ール側に偏位するように配置している。さらに、ライン
ローラ41に起因するアンバランスは、第2ベール支持
部材42を第1ベール支持部材40よりも前方側に配置
することにより抑えられる。また、この第2ベール支持
部材を他の部材に比較して比重の高い重量物で構成する
ことにより、バランサとして機能させることが可能であ
る。
【0041】〔逆転防止機構の操作及び動作〕キャステ
ィング時等においては、ロータ3が逆転しないように、
操作レバー64によりローラ57を作動位置に移動させ
る。すなわち、図10(a)に示すように、操作レバー
64を一方に回動することにより、操作ロッド62を同
方向に回動させる。この力は、操作ロッド62の係合部
62aを介して回動部材61に直接伝達され、さらに操
作板60を介してリテーナ58に伝達される。これによ
り、リテーナ58が回動し、リテーナ58に保持された
ローラ57が、作動位置に移動可能な状態となる。この
ような状態でロータ3が正方向(釣糸巻取り方向)に回
転すると、ローラ57は外輪55と内輪56との間で遊
転する。このため、ロータ3の正方向の回転が妨げられ
ることはない。一方、ロータ3が逆方向(釣糸繰り出し
方向)に回転すると、ローラ57は外輪55と内輪56
との間にくい込み、両者は相対回転不能な状態となる。
ここで、外輪55は、枠体51を介してリール本体2に
固定されているので、内輪56の回転、すなわちロータ
3の一方向(釣糸が繰り出される方向)への回転が禁止
される。
【0042】操作レバー64を前記とは逆方向に回動す
ると(図10(b)に示す状態)、前記と同様の動作に
よってローラ57が非作動位置に移動させられる。この
状態では、ローラ57は、外輪55と内輪56との間に
くい込むことはできない。したがって、外輪55に対し
て内輪56が正逆両方向に回転可能となり、ロータ3の
釣糸繰り出し方向への回転が可能となる。
【0043】ここで、ローラ57が両輪55,56の間
にくい込んだ状態では、ローラ57を両輪55,56の
間から引き出して非作動位置に移動させるためには大き
な力が必要になる。この状態で操作ロッド62等によっ
て直接ローラ57を移動させようとすると、操作ロッド
62等が損傷するおそれがある。そこで、この実施例で
は、操作ロッド62と回動部材61との間に緩衝機構と
してのねじりコイルばね63を設けている。この場合に
は、ローラ57が作動位置にくい込み、負荷が作用した
状態で操作レバー64が操作されると、操作レバー64
の回動力は一旦ねじりコイルばね63に蓄えられる(こ
の状態を図10(c)に示している)。そして、作動位
置のローラ57に作用していた負荷が解除されると、ね
じりコイルばね63に蓄えられていた回動力が回動部材
61等を介してローラ57に伝達される。
【0044】このように、操作機構53に、緩衝機構と
してのねじりコイルばね63を設けることによって、操
作レバー64、操作ロッド62等の損傷が避けられる。
また、回動部材61から操作板60を介してリテーナ5
8を回動させているので、回動部材61でリテーナ58
を直接回動させる場合に比較して、リテーナ58の傾き
を抑えることができる。
【0045】〔他の実施例〕 (a)前記実施例では、第2ベール支持部材42を第2
アーム部32の外周側に配置したが、この第2ベール支
持部材42を第1ベール支持部材40と同様にアーム部
の内周側に配置してもよい。 (b)操作ロッド62と回動部材61との間にねじりコ
イルばね63を配置したが、他の弾性部材等を配置して
緩衝するようにしてもよい。
【0046】(c)回動部材61とリテーナ58との間
の操作板60は省略してもよい。 (d)前記実施例では、操作ロッド62と回動部材61
との間に緩衝機構としてのねじりコイルばね63を設け
たが、緩衝機構を設けずに、操作ロッド62と回動部材
61との間で回動力を直接伝達するようにしてもよい。
また、前記実施例では、逆転防止機構を解除するとき、
すなわちオン状態からオフ状態への移行するときにのみ
緩衝機構が機能するようにしたが、逆転防止機構をオン
状態からオフ状態に移行するとき、及び逆にオフ状態か
らオン状態に移行するときの両方で機能するようにして
もよい。
【0047】
【発明の効果】以上のように発明1に係るスピニングリ
ールの逆転防止装置では、保持器を回転させることによ
ってころがり部材を作動位置及び非作動位置に移動さ
せ、ロータの逆転を禁止したり許容したりするので、逆
転禁止状態への移行をすばやく行えるとともに、ころが
り部材の位置を切り換えるための特別な部材が不要とな
り、構造が簡単になる。
【0048】発明2及び7に係る装置では、緩衝機構に
よって、操作機構の操作力が間接的に保持器に作用する
ので、操作機構やころがり部材に無理な力が作用せず、
これらの損傷が少なくなる。発明3及び8に係る装置で
は、緩衝機構を、ころがり部材が作動位置から非作動位
置に移動するときにのみ作動させるようにしたので、操
作機構やころがり部材の損傷を防止しながら作動位置へ
の切り換えを素早く行える。
【0049】発明4及び9に係る装置では、操作機構
を、操作レバー、操作ロッド及び連結部材によって構成
し、操作ロッドと連結部材との間に緩衝機構としての弾
性部材を配置しているので、簡単な構成で操作機構及び
緩衝機構を実現できる。発明5及び10に係る装置で
は、緩衝機構としての弾性部材をねじりコイルばねで構
成しているので、構成が簡単であり、安価となる。
【0050】発明6に係る装置では、回動部材と保持器
との間に操作板を設けたので、操作時の保持器の傾きを
防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるスピニングリールの断
面正面図。
【図2】前記スピニングリールの釣竿取り付け部を示す
図。
【図3】前記スピニングリールの断面平面図。
【図4】前記スピニングリールの断面背面図。
【図5】スライダの一部断面構成図。
【図6】ロータの一側面図。
【図7】ロータの他側面図。
【図8】逆転防止機構の断面構成図。
【図9】逆転防止機構の分解斜視図。
【図10】逆転防止機構の動作説明図。
【符号の説明】
2 リール本体 3 ロータ 4 スプール 52 ワンウェイクラッチ 53 操作機構 55 外輪 56 内輪 57 ローラ 58 リテーナ 60 操作板 61 回動部材 62 操作ロッド 63 ねじりコイルばね 64 操作レバー

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】釣糸をスプールに案内するためのロータが
    リール本体に回転自在に装着されたスピニングリールに
    設けられ、前記ロータの糸繰り出し方向への逆転を防止
    するためのスピニングリールの逆転防止装置であって、 前記リール本体側に装着された外輪と、 前記外輪に対して相対回転可能であり、前記ロータに連
    結された内輪と、 前記外輪と内輪との間に配置され、前記両輪の間にくい
    込む作動位置と前記両輪の間で遊転する非作動位置とを
    とり得る複数のころがり部材と、 前記両輪の間で前記複数のころがり部材を保持する保持
    器と、 前記保持器を回転方向に移動させて前記複数のころがり
    部材を前記作動位置と非作動位置との間で移動させる操
    作機構と、を備えたスピニングリールの逆転防止装置。
  2. 【請求項2】前記操作機構は、その操作力を間接的に前
    記保持器に作用させるための緩衝機構をさらに有してい
    る、請求項1に記載のスピニングリールの逆転防止装
    置。
  3. 【請求項3】前記緩衝機構は、前記ころがり部材が作動
    位置から非作動位置に移動するように前記保持器が移動
    させられるときにのみ作動する、請求項2に記載のスピ
    ニングリールの逆転防止装置。
  4. 【請求項4】前記操作機構は、リール本体に回動自在に
    支持された操作レバーと、前記操作レバーによって回動
    する操作ロッドと、前記操作ロッドと保持器とを連結す
    るための連結部材とを含み、 前記緩衝機構は、前記操作ロッドと連結部材との間に配
    置された弾性部材である、請求項2または3に記載のス
    ピニングリールの逆転防止装置。
  5. 【請求項5】前記弾性部材はねじりコイルばねである、
    請求項4に記載のスピニングリールの逆転防止装置。
  6. 【請求項6】前記連結部材は、係合用突起を有し前記操
    作ロッドによって回動させられる回動部材と、前記係合
    用突起が係合する第1係合部と前記保持器の一部が係合
    する第2係合部とを有する操作板とを有している、請求
    項4または5に記載のスピニングリールの逆転防止装
    置。
  7. 【請求項7】釣糸をスプールに案内するためのロータが
    リール本体に回転自在に装着されたスピニングリールに
    設けられ、前記ロータの糸繰り出し方向への逆転を防止
    するためのスピニングリールの逆転防止装置であって、 前記リール本体側に装着された外輪と、 前記外輪に対して相対回転可能であり、前記ロータに連
    結された内輪と、 前記外輪と内輪との間に配置され、前記両輪の間にくい
    込む作動位置と前記両輪の間で遊転する非作動位置とを
    とり得る複数のころがり部材と、 前記両輪の間で前記複数のころがり部材を保持する保持
    器と、 前記複数のころがり部材を前記作動位置と非作動位置と
    の間で移動させる操作機構と、 前記操作機構の操作力を間接的に前記保持器に伝達する
    緩衝機構と、を備えたスピニングリールの逆転防止装
    置。
  8. 【請求項8】前記緩衝機構は、前記ころがり部材が作動
    位置から非作動位置に移動するように前記保持器が移動
    させられるときにのみ作動する、請求項7に記載のスピ
    ニングリールの逆転防止装置。
  9. 【請求項9】前記操作機構は、リール本体に回動自在に
    支持された操作レバーと、前記操作レバーによって回動
    する操作ロッドと、前記操作ロッドと保持器とを連結す
    るための連結部材とを含み、 前記緩衝機構は、前記操作ロッドと連結部材との間に配
    置された弾性部材である、請求項7または8に記載のス
    ピニングリールの逆転防止装置。
  10. 【請求項10】前記弾性部材はねじりコイルばねであ
    る、請求項9に記載のスピニングリールの逆転防止装
    置。
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