JPH0897994A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JPH0897994A
JPH0897994A JP6231062A JP23106294A JPH0897994A JP H0897994 A JPH0897994 A JP H0897994A JP 6231062 A JP6231062 A JP 6231062A JP 23106294 A JP23106294 A JP 23106294A JP H0897994 A JPH0897994 A JP H0897994A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光ビームを周期的に走査させこれに同期をと
りながら記録を行う記録装置で、同期をとるための検出
器がある周期で光ビームの検出に失敗するような場合で
あっても、次回以降の周期で同期を確実にとれるように
する。 【構成】 水平同期処理部61は、SOSセンサ18か
ら所定の期間が経過しても同期信号19が出力されない
とき、補正モード設定信号62を補正部63に送出し、
これを補正モードに設定する。補正部63はこのモード
で補正用データ64の値を“0”から所定の正の値に切
り換え、水平同期処理部61に供給する。水平同期処理
部61は、補正用データ64の値に応じてSOSセンサ
18が検知するのに必要なタイミングでレーザビーム1
4を点灯状態にする。補正モードではその値の分だけ次
の点灯状態が補正されるので同期をとることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はレーザビーム等の光ビー
ムを使用して感光体上に画像を作成し記録を行うプリン
タ、複写機、ファクシミリ装置等の記録装置に係わり、
詳細には感光体に対する光ビームの走査の同期をとるた
めにSOSセンサ等の同期用センサを用いてこの同期用
センサの検出タイミングで光ビームを連続点灯させるよ
うにした記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光ビームを使用して画像の記録を行う記
録装置の代表的なものは、レーザプリンタである。レー
ザプリンタではレーザビームを光源から出力させ、感光
体ドラムあるいは感光体ベルト等の感光体上にこれを1
ラインずつ走査して、静電潜像の形成を行うようになっ
ている。静電潜像はトナー粒子を用いて現像され、これ
によって得られたトナー像は感光体上から用紙に転写さ
れる。用紙はこの後、定着装置で定着され、排出トレイ
に排出されることになる。
【0003】図4は、従来のこのような記録装置の一例
についてその要部の構成を表わしたものである。半導体
レーザ11から出力されるレーザビーム12は、ポリゴ
ンミラー(回転多面鏡)13に入射する。ポリゴンミラ
ー13は多角形を成し複数の面がそれぞれ反射面を構成
している。このポリゴンミラー13は図示しない駆動モ
ータによって高速で回転するようになっている。レーザ
ビーム12の入射する面が1つずつ切り替わるのに応じ
て、これらから反射されたレーザビーム14は所定の角
度範囲で周期的に進行方向を変更する。この結果、レン
ズ15を通過したレーザビーム14は、感光体ドラム1
6の表面をその軸方向に順次走査することになる。感光
体ドラム16は、図示しないドラムモータによって所定
の回転方向に定速回転している。
【0004】ところで、感光体ドラム16の走査開始点
側の端部の近傍には、SOS(走査開始)センサ18が
配置されている。このSOSセンサ18は、レーザビー
ム14の通過を検出し、その度に同期信号19を出力す
るようになっている。同期信号19は水平同期処理部2
1に入力され、レーザビーム12の水平同期に関する制
御が行われる。すなわち、水平同期処理部21は同期信
号19が到来してから所定の遅延時間の後に読み出しを
指示するための水平同期信号22を記録情報発生部23
に送り、そのたびに1ライン分の画像データ24をこれ
から出力させる。この画像データ24を基にして1ライ
ンずつ半導体レーザ11によるオン・オフ制御が行われ
る。ここで水平同期信号22の出力が同期信号19の発
生からある時間だけ遅延されるのは、画像データ24に
よる各ラインのレーザビームのオン・オフ制御の開始点
を感光体ドラム16の定位置から正確に開始させるため
である。
【0005】このために、水平同期処理部21ではSO
Sセンサ18が同期信号19を出力するたびに図示しな
いカウンタの計数を開始させている。そして、感光体ド
ラム16における各ラインの記録の開始点にレーザビー
ム14が到達する時刻を予測し、そのタイミングで、半
導体レーザ11による画像データ24の変調を開始する
ようにしている。
【0006】ところで、SOSセンサ18がレーザビー
ム14を検出するためには、このときレーザビーム14
が点灯している必要がある。そこで従来からSOSセン
サ18がレーザビーム14を検出する予定時刻よりもわ
ずか手前の時点でレーザビーム14の連続点灯を開始
し、これが検出された時点でこれを消灯することが行わ
れていた。SOSセンサ18がレーザビーム14を検出
した時点でこれに対する同期をとることができるので、
感光体16における画像の書き込みが開始する時点で画
像データ24に応じてレーザビーム14のオン・オフ制
御を行えばよいからである。
【0007】ここで、予定時刻を過ぎてもSOSセンサ
18がレーザビーム14の検出を行わない場合の対処が
問題となる。記録装置内でのノイズの発生や、外力によ
る装置内部の振動によって、例えばレーザビーム14が
その検出されるべきタイミングで消灯したり、ビームが
SOSセンサ18をそれるような事態が発生すると、そ
の周期ではレーザビーム14がSOSセンサ18によっ
て検出されない。この場合には、2つの対処の方法があ
った。1つは、あくまでもSOSセンサ18がレーザビ
ーム14を検出するまでこのレーザビーム14を連続点
灯するとする手法である。これによれば、同期が一時的
にとれなくなるものの、その後にレーザビーム14がS
OSセンサ18によって検知された時点で走査の同期が
とれることになる。
【0008】ところが、この手法を記録装置に採用する
と、同期がとれるまでの間、レーザビーム14は連続点
灯状態で感光体16を走査することになる。したがっ
て、現像方式によってはレーザビーム14の点灯走査さ
れた軌跡が黒色(カラー画像の記録の場合には対応する
現像色)の線として現像されることになり、記録画の品
位を著しく低下させるといった問題があった。
【0009】そこで、もう1つの手法がこのような問題
を生じさせないものとして注目されている。この手法で
は、予定した時刻を過ぎてもSOSセンサ18がレーザ
ビーム14を検出しないとき、直ちにレーザビーム14
の出力を停止させるようにしている。例えば特開平3−
198474号公報では、この後者の手法を採用した記
録装置を開示している。
【0010】図5(a)は、この提案の手法を表わした
ものである。時刻t11に図4に示したSOSセンサ18
がレーザビーム14を検出したとすると、この時点から
その連続点灯が停止し(消灯)、図示しないカウンタが
これから1周期よりも第1の時間だけ短い時間に相当す
るNカウントをカウントする。そして、この時刻t12
次の周期のレーザビーム14がSOSセンサ18によっ
て検出されるようにレーザビーム14の連続点灯を開始
させる。そして、数値Nよりも大きな数値Mがカウンタ
によってカウントされる前にSOSセンサ18がレーザ
ビーム14を検出すると、この時刻t13にレーザビーム
14の連続点灯を停止させ、次のカウントを同様に開始
させる。ここで数値Mは、SOSセンサ18がレーザビ
ーム14を検出する予定時刻を越え、かつ感光体の画像
形成領域にレーザビーム14が到達しないような経過時
刻に対応する値として設定されている。
【0011】時刻t13以降も、これからNカウントが行
われた時刻t14にレーザビーム14が点灯し、Mカウン
トが行われる前の時刻t15にSOSセンサ18がレーザ
ビーム14を検出した場合には、この時刻t15から次の
Nカウントが開始される。そして、Nカウントが終了し
た時刻t16にレーザビーム14が連続点灯し、Mカウン
トが行われる前の時刻t17にこれがSOSセンサ18に
よって検出されればレーザビーム14の連続点灯が停止
される。以下同様である。
【0012】同図(b)は、この提案の手法を採用した
記録装置で、SOSセンサがレーザビームの検出に失敗
した場合を示したものである。同様に時刻t11にレーザ
ビーム14がSOSセンサ18によって検出されたもの
とし、この時点から前記したカウンタが数値NとMのカ
ウント動作を開始したものとする。カウンタが数値Nを
カウントした時刻t12にレーザビーム14が連続点灯
し、この時点からSOSセンサ18によるレーザビーム
14の検出動作が開始する。このときSOSセンサ18
によるレーザビーム14の検出が失敗するとする。する
と、数値MがカウントされてもSOSセンサ18はレー
ザビーム14を検出できない。そこで、時刻t13以降で
数値Mがカウントされた時刻t18にレーザビーム14の
連続点灯が強制的に停止される。これにより、前記した
ように感光体上に不要な黒い線が再現されてしまうとい
った不都合がなくなる。この提案の手法を採用した記録
装置では、この時刻t18からカウンタが数値NおよびM
のカウントを開始し、前記したと同様にしてレーザビー
ム14の検出による同期をとることになる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この提案の
記録装置によれば、SOSセンサによる同期検出が不可
能になる場合があった。これを先の図5を用いて説明す
る。この提案では、SOSセンサ18がレーザビーム1
4の検出に失敗すると、数値Mがカウントされた時刻か
ら次のカウントが開始される。1回目のレーザビーム1
4の検出が失敗して時刻t18からカウントが開始したと
すると、この時刻t18は正常な検出が行われた場合のカ
ウントの開始時刻t13よりも時間的に遅延している。し
たがって、例えば連続的にレーザビーム14の検出が失
敗したような場合には、レーザビーム14の点灯開始時
刻が順にずれてしまう。
【0014】この結果、図5の例でレーザビーム14の
検出が2回失敗した後の時刻t19からカウンタが数値N
をカウントした場合、レーザビーム14の点灯が開始さ
れる時刻t20は実際の検出が行われる時刻t17よりも時
間的に後になる。すなわち、レーザビーム14がSOS
センサ18を通過した時刻t17よりも後にビームが連続
点灯することになるので、装置になんらの障害が発生し
ていない場合であってもレーザビーム14の検出は不可
能になる。この場合には、数値Mがカウントされた時刻
21にレーザビーム14が消灯し、この時点から次のカ
ウントが開始される。しかしながら、この時刻t21から
カウントが開始しても、同期を検出するためのタイミン
グは更にずれているので、次の点灯時にも同期の検出が
不可能になってしまう。このように、この提案の記録装
置では複数回連続してSOSセンサ18がレーザビーム
14の検出に失敗すると、以後の同期検出が不可能にな
るといった問題があった。もちろん、数値NおよびMの
設定の仕方によっては、最悪の場合、ただ1回の同期検
出の失敗によって、以後の同期検出が不可能になる場合
も想定される。
【0015】以上の説明では、レーザビーム14を使用
した記録装置について説明したが、これ以外の光ビーム
を使用した記録装置についても同様の問題が発生した。
また、ポリゴンミラー以外の走査手段で周期的に光ビー
ムを走査するような記録装置でも同様の問題が発生する
ことになる。
【0016】そこで本発明の目的は、光ビームを周期的
に走査させこれに同期をとりながら記録を行う記録装置
で、同期をとるための検出器が光ビームの検出に失敗す
るような場合であっても、次回以降の周期で同期を確実
にとることができるようにした記録装置を提供すること
にある。
【0017】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、(イ)記録のための画像を作成するための感光体
と、(ロ)この感光体の一端から他端に向けて光ビーム
を周期的に走査するための走査手段と、(ハ)光ビーム
の走査経路上に配置され、走査のタイミングを1周期ご
とに検出するための同期用センサと、(ニ)この同期用
センサによって検出されたタイミングを起点として、こ
れから1周期経過するよりも第1の時間だけ手前の時点
から同期検出のために光ビームの連続点灯を開始させる
通常時光ビーム点灯開始制御手段と、(ホ)同期用セン
サによる光ビームの検出が行われたとき、あるいは行わ
れるはずの期間内にその検出が行われなかったことが判
別されたときその周期のそれ以降の同期検出用の光ビー
ムの連続点灯を終了させる光ビーム消灯手段と、(ヘ)
光ビームの検出が行われるはずの期間内にその検出が行
われることなくこの光ビーム消灯手段によって同期検出
用の光ビームの消灯が行われたとき、これから1周期経
過する時間よりも第1の時間より更に長い第2の時間だ
け手前の時点から同期検出のために光ビームを連続的に
点灯させる異常時光ビーム点灯開始制御手段とを記録装
置に具備させる。
【0018】すなわち請求項1記載の発明では、同期用
センサによって検出されたタイミングを起点として、通
常の場合にはこの1周期経過するよりも第1の時間だけ
手前の時点から同期検出のために光ビームの連続点灯を
開始させる。ここで第1の時間は、光ビームの検出タイ
ミングが時間的に前後に多少ずれることを考慮して、1
周期経過する時点よりも多少早めに光ビームの検出を開
始させるために設けられた時間である。同期用センサに
よる光ビームの検出が行われたとき、あるいは行われる
はずの期間内にその検出が行われなかったときには、光
ビーム消灯手段を用いて同期検出のための光ビームの連
続点灯を終了させる。光ビームの検出が行われるはずの
期間内にその検出が行われることなくこの光ビーム消灯
手段によって同期検出用の光ビームの消灯が行われた異
常時には、この判別が行われて1周期経過する時間より
も第1の時間より更に長い第2の時間だけ手前の時点か
ら同期検出のために光ビームを連続的に点灯させるよう
にしている。すなわち、異常時には通常時の検出時点よ
りも遅い時点で異常の判別が可能になるので、更に時間
的に手前の時点から光ビームの検出を開始させること
で、検出の開始時点が順次時間的に遅れていく事態を防
止することができ、同期を確実にとることができるよう
になる。
【0019】請求項2記載の発明では、(イ)記録のた
めの画像を作成するための感光体と、(ロ)この感光体
の一端から他端に向けてレーザビームを周期的に走査す
るためのポリゴンミラーと、(ハ)感光体の前記した一
端よりも更にレーザビームの走査開始側に配置され、レ
ーザビームの走査のタイミングを1周期ごとに検出する
ためのSOSセンサと、(ニ)このSOSセンサによっ
て検出されたタイミングを起点として、これから1周期
経過するよりも第1の時間だけ手前の時点から同期検出
のためにレーザビームの連続点灯を開始させる通常時レ
ーザビーム点灯開始制御手段と、(ホ)SOSセンサに
よるレーザビームの検出が行われたとき、あるいは行わ
れるはずの期間内にその検出が行われなかったことが判
別されたときその周期のそれ以降の同期検出用のレーザ
ビームの連続点灯を終了させるレーザビーム消灯手段
と、(ヘ)レーザビームの検出が行われるはずの期間内
にその検出が行われることなくこのレーザビーム消灯手
段によって同期検出用のレーザビームの消灯が行われた
とき、これから1周期経過する時間よりも第1の時間よ
り更に長い第2の時間だけ手前の時点から同期検出のた
めにレーザビームを連続的に点灯させる異常時レーザビ
ーム点灯開始制御手段とを記録装置に具備させる。
【0020】すなわち請求項2記載の発明では、SOS
センサによって検出されたタイミングを起点として、通
常の場合にはこの1周期経過するよりも第1の時間だけ
手前の時点から同期検出のためにレーザビームの連続点
灯を開始させる。ここで第1の時間は、レーザビームの
検出タイミングが時間的に前後に多少ずれることを考慮
して、1周期経過する時点よりも多少早めにレーザビー
ムの検出を開始させるために設けられた時間である。S
OSセンサによるレーザビームの検出が行われたとき、
あるいは行われるはずの期間内にその検出が行われなか
ったときには、レーザビーム消灯手段を用いて同期検出
のためのレーザビームの連続点灯を終了させる。レーザ
ビームの検出が行われるはずの期間内にその検出が行わ
れることなくこのレーザビーム消灯手段によって同期検
出用のレーザビームの消灯が行われた異常時には、この
判別が行われて1周期経過する時間よりも第1の時間よ
り更に長い第2の時間だけ手前の時点から同期検出のた
めにレーザビームを連続的に点灯させるようにしてい
る。すなわち、異常時には通常時の検出時点よりも遅い
時点で異常の判別が可能になるので、更に時間的に手前
の時点からレーザビームの検出を開始させることで、検
出の開始時点が順次時間的に遅れていく事態を防止する
ことができ、同期を確実にとることができるようにな
る。
【0021】請求項3記載の発明では、(イ)記録のた
めの画像を作成するための感光体と、(ロ)この感光体
の一端から他端に向けてレーザビームを周期的に走査す
るためのポリゴンミラーと、(ハ)感光体の前記した一
端よりも更にレーザビームの走査開始側に配置され、レ
ーザビームの走査のタイミングを1周期ごとに検出する
ためのSOSセンサと、(ニ)このSOSセンサによっ
て検出されたタイミングを起点としてカウントを開始
し、これから1周期経過する時間よりも第1の時間だけ
手前の時点に相当するカウントを行った時点で同期検出
のためにレーザビームの連続点灯を開始させるレーザビ
ーム点灯開始制御手段と、(ホ)SOSセンサによるレ
ーザビームの検出が行われたとき、あるいは行われるは
ずの期間内にその検出が行われなかったことが判別され
たときその周期のそれ以降の同期検出用のレーザビーム
の連続点灯を終了させるレーザビーム消灯手段と、
(ヘ)レーザビームの検出が行われることなくこのレー
ザビーム消灯手段がレーザビームの連続点灯を終了させ
るとき予め設定されたデータを選択して読み出すセレク
タと、(ト)このセレクタで読み出したデータをレーザ
ビーム点灯開始制御手段に1回の同期検出だけ適用され
るプリセット値としてセットし、このプリセット値から
カウントを開始させて第1の時間より更に長い第2の時
間だけ手前の時点でレーザビーム点灯開始制御手段によ
る同期検出のためにレーザビームの連続点灯を開始させ
るプリセット手段とを記録装置に具備させる。
【0022】すなわち請求項3記載の発明では、レーザ
ビームの検出が行われることなくレーザビーム消灯手段
がレーザビームの連続点灯を終了させるとき予め設定さ
れたデータを選択して読み出すようにしたセレクタを設
けている。そして、レーザビーム点灯開始制御手段はカ
ウンタで構成しておき、レーザビームの検出が行われる
ことなくレーザビームの連続点灯が終了させられた異常
時にはこの読み出したデータをカウンタにプリセットす
るようにしている。これにより、レーザビーム点灯開始
制御手段は正常時にはSOSセンサによって検出された
タイミングを起点として通常のカウントを行うが、異常
時にはプリセットしたカウント値からカウントを開始す
ることになるので、レーザビームの点灯を開始するまで
の時間の測定の際に、1周期から第1の時間を差し引く
よりも、この第1の時間よりも時間的に長い第2の時間
を差し引いたと同様の結果を得ることができ、異常時の
判別が通常時のレーザビームの検出よりも遅れることに
よるレーザビームの点灯の開始時点が順次時間的に遅れ
ていく事態を防止することができ、同期を確実にとるこ
とができるようになる。
【0023】
【実施例】以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0024】図1は本発明の一実施例における記録装置
の要部についてその回路構成を表わしたものである。こ
の図で図4と同一部分には同一の符号を付しており、こ
れらの説明を適宜省略する。本実施例の記録装置では、
SOSセンサ18から出力される同期信号19は水平同
期処理部61に供給される。水平同期処理部61は、S
OSセンサ18から所定の期間が経過しても同期信号1
9が出力されないとき、補正モード設定信号62を補正
部63に送出し、これを補正モードに設定するようにな
っている。補正部63はこの補正モードに切り換えられ
た状態で、補正用データ64の値を“0”から所定の値
に切り換え、水平同期処理部61に供給するようになっ
ている。水平同期処理部61は、周期信号19が入力し
た時は水平同期信号22を記録情報発生部23に送り、
そのたびに1ライン分の画像データ24をこれから出力
させる。この画像データ24と同期検出用の同期変調信
号とを合成したレーザ駆動信号66を用いて水平同期処
理部61は半導体レーザ11を駆動する。また、水平同
期処理部61は補正用データ64の値に応じてSOSセ
ンサ18が検知するのに必要なタイミングでレーザビー
ム14を点灯状態にするようになっている。
【0025】図2は、本実施例の水平同期処理部ならび
に補正部の回路構成を具体的に表わしたものである。水
平同期処理部61は、図1に示したSOSセンサ18か
ら出力される同期信号19を2入力オアゲート71を介
して第1のフリップフロップ回路72に入力するように
なっている。第1のフリップフロップ回路72のQ出力
73はこれによってH(ハイ)レベルとなるようになっ
ている。第1のカウンタ回路74はQ出力73を入力端
子ENTに入力するが、これがH(ハイ)レベルとなる
とクロック入力端子CLKに入力されるクロック信号7
5をカウントするようになっている。
【0026】第1のカウンタ回路74はSOSセンサ1
8の直前でレーザビーム14が点灯するようにその点灯
の制御を行うためのタイマ回路としての働きを持ってい
る。すなわち、第1のカウンタ回路74はクロック信号
75をこの点灯開始タイミングに相当する時間だけカウ
ント(=X−1カウント)すると、そのQ出力76をH
レベルに変化させる。このQ出力76は、第2のフリッ
プフロップ回路78に供給され、クロック信号75の立
ち上がりによってそのQ出力79がHレベルに変化す
る。Q出力79は第2のカウンタ回路81の入力端子E
NTに入力されると共に、これを同期変調信号として2
入力オアゲート82の一方の端子に入力される。2入力
オアゲート82の他方の入力端子には、図1で示した記
録情報発生部23から画像データ24が供給されるよう
になっており、両者の論理和をとったレーザ駆動信号6
6は図1の半導体レーザ11に供給され、そのオン・オ
フ制御が行われるようになっている。
【0027】一方、第2のカウンタ回路81は入力端子
ENTに入力されたQ出力79がHレベルの状態になる
と、クロック入力端子CLKに入力されるクロック信号
75をカウントするようになっている。すなわち第2の
カウンタ回路81は、SOSセンサ18のためのレーザ
ビーム14の点灯開始タイミングからクロック信号75
をカウントし、同期信号19が出力される予定の時間よ
りもわずかに長い時間だけカウント(=Yカウント)す
ると、そのQ出力としての消灯信号83をHレベルに変
化させる。すなわち、それまでの間に第2のカウンタ回
路81のクリア端子CLRに入力されているQ出力79
がL(ロー)レベルに変化してカウント値がクリアされ
ないかぎり、Hレベルの消灯信号83が発生する。
【0028】このようにある周期で同期信号19が出力
されずに消灯信号83が代って出力されるような場合に
は、この消灯信号83はオアゲート71の他方の入力端
子にも供給される。これにより、あたかも正規の同期信
号19が到来した場合のように第1のフリップフロップ
回路72以降の回路が動作して次のSOSセンサ18の
直前でレーザビーム14を点灯させたり、更にこの点灯
期間に同期信号19が出力されない場合のHレベルの消
灯信号83の出力を可能にする。オアゲート71の出力
は、第1のフリップフロップ回路72に供給されるだけ
でなくインバータ86にも供給され、その論理が反転さ
れて第2のフリップフロップ回路78のクリア端子CL
Rに供給され、これをリセットすると共に第2のカウン
タ回路81のカウント値をクリアしてこれらを初期状態
に設定する。
【0029】なお、第1のフリップフロップ回路72の
クリア端子CLRは他のインバータ87によって論理を
反転させたQ出力76を入力するようになっており、第
1のカウンタ回路74が点灯開始タイミングに相当する
時間だけカウントを行った段階で次の同期信号19また
は消灯信号83の入力を待機する状態となっている。
【0030】ところで、消灯信号83は同期信号19が
出力されないことを確認した上で出力されるので、その
出力タイミングは同期信号19の出力タイミングよりも
遅いことになる。そこで、これを単純に同期信号19の
代わりにオアゲート71に入力して処理を行うと、誤差
が発生あるいは順次累積してSOSセンサ18のレーザ
ビーム14の検出に支障がでる可能性がある。そこで本
実施例ではこの消灯信号83を更に他のインバータ88
によって論理を反転させて補正モード設定信号62とし
て補正部63のセレクタ89の選択入力端子SELに入
力するようにしている。セレクタ89によって選択され
る一方の入力端子Bにはデータラッチ回路91が接続さ
れており、ここには所定の値Dが格納されている。この
値Dは、第1および第2のカウンタ回路74、81のそ
れぞれのカウント値の合計に“1”を加算したものか
ら、同期信号19の周期を減算し、これにプリセット時
間を加算したものである。
【0031】補正部63が補正モードに設定されてセレ
クタ89がこの値Dを選択すると、これが補正用データ
64として第1のカウンタ回路74のデータ入力端子D
ATAに供給される。アンドゲート94の出力95はこ
の補正用データ64を第1のカウンタ回路74へロード
するロード端子LDに接続されている。したがって、消
灯信号83が出力された場合にはデータラッチ回路91
に格納されたプリセット値を起算点としてカウントが行
われ、比較的短い時間が経過した時点で第1のカウンタ
回路74はHレベルのQ出力76を出力することにな
る。これに対して、セレクタ89はこれ以外のとき他方
の入力端子Aを選択する。この場合には、値“0”を補
正用データ64として選択するので、データの嵩上げは
行われない。
【0032】このように本実施例では補正モードの状態
でセレクタ89が値Dを選択することによって、たとえ
同期信号19が連続して出力されないような場合が出現
しても、これらの同期信号19が出力される予定の時刻
よりもわずかに遅い時刻に正確に消灯信号83が出力さ
れることになり、補正部63での補正動作の開始時期を
著しく遅らせることはない。すなわち、本実施例では図
5で説明したように同期用センサ(本実施例のSOSセ
ンサ18)がレーザビーム14を検出しないときには、
Mカウントした時点でその連続出力を停止(消灯)させ
るようにしている点で従来と同様であるが、この光ビー
ム消灯手段によって同期検出用の光ビームの消灯が行わ
れたとき、これから1周期経過するよりも第1の時間よ
り更に長い第2の時間だけ手前の時点から同期検出のた
めに光ビームを連続的に点灯させる異常時光ビーム点灯
開始制御手段を備えている。この第1の時間と第2の時
間の差が値Dによって設定されていることになる。これ
については、後に更に詳しく説明する。
【0033】本実施例の水平同期処理部61で使用され
るクロック信号75の周波数は、レーザビームの1走査
に要する時間の逆の整数倍となっており、本実施例では
この倍率は1000倍に設定されている。また、本実施
例の水平同期処理部61を構成する水平同期信号生成部
93は、同期信号19を入力して水平同期信号22を作
成し、これを図1に示した記録情報発生部23に供給す
るようになっている。
【0034】図3は、本実施例の水平同期処理部の各部
の波形の一例を示したものである。これを基にして記録
装置の動作の一例を時間的な推移と共に説明する。同図
(a)はクロック信号75を表わしている。同図(b)
に示す同期信号19が時刻t 1 にHレベルとなってレー
ザビーム14(図1)の検出を行うと、この時点で同図
(c)に示す第2のフリップフロップ回路78のクリア
端子CLRにL(ロー)レベルの信号が供給される。こ
れにより、このQ出力79がLレベルに変化する。ま
た、水平同期信号生成部93は、同期信号19を入力す
るとこれを所定時間遅延させて感光体ドラム16(図
1)上で画像データの書き込みを行う区間を示すための
水平同期信号22(図3(e))を作成し、図1に示し
た記録情報発生部23に供給する。
【0035】ところで、同期信号19がHレベルとなっ
て第1のフリップフロップ回路72がセットされそのQ
出力73がHレベルとなると、クロック信号75の次の
立ち上がり時点から第1のカウンタ回路74はこのカウ
ントを開始する。そして、X−1カウントを行うとクロ
ック信号75の次の立ち上がり時点t2 に第2のフリッ
プフロップ回路78のQ出力79がHレベルに変化す
る。
【0036】この立ち上がり時点t2 に、アンドゲート
94の出力95(図3(d))がLレベルに変化してい
るので、第1のカウンタ回路74はこの時点に補正用デ
ータ64を取り込む。この状態では図2に示す消灯信号
83が出力されていないので、補正モード設定信号62
(図3(f))はHレベルであり、セレクタ89は入力
端子Aを選択している。したがって、第1のカウンタ回
路74は値“0”を補正用データ64として取り込むこ
とになる。この状態で、第1のフリップフロップ回路7
2がリセットされるので、第1のカウンタ回路74はそ
のカウントを停止させる。
【0037】時刻t2 以後、第2のカウンタ回路81が
同期信号19の発生しない事態の出現に備えてカウント
を開始する。しかしながら、この例ではすぐ後の時刻t
3 に同期信号19(図3(b))が出力する。これによ
ってインバータ86の出力で第2のフリップフロップ回
路78がリセットされてQ出力79(図3(c))がL
レベルとなり、第2のカウンタ回路81がカウントを停
止すると共にその内容をクリアする。また、同期信号1
9が発生したのでこの時刻t3 に第1のフリップフロッ
プ回路72がセットされ、そのQ出力73がHレベルと
なって、すでに説明したと同様にクロック信号75の次
の立ち上がりから第1のカウンタ回路74がX−1カウ
ントを開始し、クロック信号75のその次の立ち上がり
時点に第2のフリップフロップ回路78のQ出力79が
Hレベルに変化する。
【0038】このようにして、Xカウントが行われた後
の時刻t4 から第2のカウンタ回路81によるYカウン
トが開始される。ところが、この例の場合にはノイズの
発生あるいは機械の振動といった原因によって、同期信
号19が検出されないままYカウントが完了してしま
う。この完了時刻t6 に、消灯信号83が出力される。
これによって、図3(f)に示した補正モード設定信号
62がLレベルに変化し、セレクタ89は入力端子Bを
選択する。この結果、次のクロック信号75の立ち上が
り時刻t7 にデータラッチ回路91に格納された値Dが
補正用データ64として第1のカウンタ回路74にプリ
セットされる。そして、次のクロック信号75の立ち上
がり時刻t8 から第1のカウンタ回路74がこの値Dを
嵩上げした形でX−1カウントのカウント動作を開始す
る。このことは、時刻t8 からクロック信号75のカウ
ントを開始しているものの、実質的にはこれから値Dだ
け逆上った時刻t5 からX−1カウントすることと等し
い。これによって、仮に同期信号19が連続して検出さ
れず消灯信号83が連続して出力されるような場合であ
っても、正常に復帰した後はSOSセンサ18による同
期信号19の検出が可能であり、レーザビーム14に対
する同期を正確にとることができるようになる。
【0039】なお、以上説明した実施例では光ビームと
してレーザビームを使用したが、これ以外の波長の光ビ
ームを使用して画像の走査をしてもよいことは当然であ
る。また、実施例では各走査ラインの検出にSOSセン
サを使用したが、これ以外のセンサを光ビームの走査線
上に配置することは可能である。例えば感光体の走査の
終了を確認するためのEOSセンサを使用することもで
きる。また、実施例では感光体として感光体ドラムを使
用したが、感光体ベルト等の他の感光体を使用すること
も可能である。この他、本発明について各種の変形を行
うことは可能である。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、同期用センサによる光ビームの検出が行われ
るはずの期間内にその検出が行われなかったときには、
光ビーム消灯手段を用いて同期検出のための光ビームの
連続点灯を終了させるようにした。このため、同期がと
れない場合であっても感光体に不要な走査線が記録され
ず、画像を高品位に保つことができる。また、光ビーム
の検出が行われない異常時を判別し、この場合には次の
光ビームの連続点灯の開始時間を早めることにしたの
で、同期用センサが同期を確実にとることができる。
【0041】また、請求項2記載の発明によれば、同期
用センサとしてのSOSセンサによるレーザビームの検
出が行われるはずの期間内にその検出が行われなかった
ときには、レーザビーム消灯手段を用いて同期検出のた
めのレーザビームの連続点灯を終了させるようにした。
このため、同期がとれない場合であっても感光体に不要
な走査線が記録されず、画像を高品位に保つことができ
る。また、レーザビームの検出が行われない異常時を判
別し、この場合には次のレーザビームの連続点灯の開始
時間を早めることにしたので、SOSセンサが同期を確
実にとることができる。更に、同期の検出結果を用いて
ポリゴンミラーの面を特定し面補正を行うような記録装
置では、異常時の検出結果を追加的に用いることで異常
時においても面の特定が可能であり、一度異常が発生す
ると面の特定が不可能になるといった不都合を解消する
ことができる。
【0042】更に請求項3記載の発明によれば、レーザ
ビームの検出が行われることなくレーザビーム消灯手段
がレーザビームの連続点灯を終了させるとき予め設定さ
れたデータを選択して読み出すようにしたセレクタを設
け、レーザビーム点灯開始制御手段を構成するカウンタ
に対してこの読み出したデータをプリセットするように
した。したがって、異常時と正常時とでレーザビーム点
灯開始制御手段の計時動作の切り換えが容易であり、ま
たクロックを計数できるので計時動作が安定かつ正確で
あるという利点がある。また、プリセットする値をメモ
リやディップスイッチによって設定するようにすること
ができ、この場合にはこれらの値を調整することが容易
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例における記録装置の要部に
ついてその回路構成を表わした概略構成図である。
【図2】 本実施例の水平同期処理部ならびに補正部の
回路構成を具体的に表わした回路図である。
【図3】 本実施例の水平同期処理部の各部の波形の一
例を示した各種波形図である。
【図4】 従来の記録装置の一例についてその要部の構
成を表わした概略構成図である。
【図5】 従来提案された記録装置によるカウント制御
の様子とその問題点を示した説明図である。
【符号の説明】
11…半導体レーザ、13…ポリゴンミラー、14…レ
ーザビーム、16…感光体ドラム(感光体)、61…水
平同期処理部、62…擬似同期信号発生部、63…補正
部、64…補正用データ、74…第1のカウンタ回路、
81…第2のカウンタ回路、83…消灯信号、84…カ
ウンタ、89…セレクタ、91…データラッチ回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/113

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録のための画像を作成するための感光
    体と、 この感光体の一端から他端に向けて光ビームを周期的に
    走査するための走査手段と、 光ビームの走査経路上に配置され、走査のタイミングを
    1周期ごとに検出するための同期用センサと、 この同期用センサによって検出されたタイミングを起点
    として、これから1周期経過するよりも第1の時間だけ
    手前の時点から同期検出のために光ビームの連続点灯を
    開始させる通常時光ビーム点灯開始制御手段と、 前記同期用センサによる光ビームの検出が行われたと
    き、あるいは行われるはずの期間内にその検出が行われ
    なかったことが判別されたときその周期のそれ以降の同
    期検出用の光ビームの連続点灯を終了させる光ビーム消
    灯手段と、 光ビームの検出が行われるはずの期間内にその検出が行
    われることなくこの光ビーム消灯手段によって同期検出
    用の光ビームの消灯が行われたとき、これから1周期経
    過する時間よりも第1の時間より更に長い第2の時間だ
    け手前の時点から同期検出のために光ビームを連続的に
    点灯させる異常時光ビーム点灯開始制御手段とを具備す
    ることを特徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】 記録のための画像を作成するための感光
    体と、 この感光体の一端から他端に向けてレーザビームを周期
    的に走査するためのポリゴンミラーと、 感光体の前記一端よりも更にレーザビームの走査開始側
    に配置され、レーザビームの走査のタイミングを1周期
    ごとに検出するためのSOSセンサと、 このSOSセンサによって検出されたタイミングを起点
    として、これから1周期経過するよりも第1の時間だけ
    手前の時点から同期検出のためにレーザビームの連続点
    灯を開始させる通常時レーザビーム点灯開始制御手段
    と、 前記SOSセンサによるレーザビームの検出が行われた
    とき、あるいは行われるはずの期間内にその検出が行わ
    れなかったことが判別されたときその周期のそれ以降の
    同期検出用のレーザビームの連続点灯を終了させるレー
    ザビーム消灯手段と、 レーザビームの検出が行われるはずの期間内にその検出
    が行われることなくこのレーザビーム消灯手段によって
    同期検出用のレーザビームの消灯が行われたとき、これ
    から1周期経過する時間よりも第1の時間より更に長い
    第2の時間だけ手前の時点から同期検出のためにレーザ
    ビームを連続的に点灯させる異常時レーザビーム点灯開
    始制御手段とを具備することを特徴とする記録装置。
  3. 【請求項3】 記録のための画像を作成するための感光
    体と、 この感光体の一端から他端に向けてレーザビームを周期
    的に走査するためのポリゴンミラーと、 感光体の前記一端よりも更にレーザビームの走査開始側
    に配置され、レーザビームの走査のタイミングを1周期
    ごとに検出するためのSOSセンサと、 このSOSセンサによって検出されたタイミングを起点
    としてカウントを開始し、これから1周期経過する時間
    よりも第1の時間だけ手前の時点に相当するカウントを
    行った時点で同期検出のためにレーザビームの連続点灯
    を開始させるレーザビーム点灯開始制御手段と、 前記SOSセンサによるレーザビームの検出が行われた
    とき、あるいは行われるはずの期間内にその検出が行わ
    れなかったことが判別されたときその周期のそれ以降の
    同期検出用のレーザビームの連続点灯を終了させるレー
    ザビーム消灯手段と、 レーザビームの検出が行われることなくこのレーザビー
    ム消灯手段がレーザビームの連続点灯を終了させるとき
    予め設定されたデータを選択して読み出すセレクタと、 このセレクタで読み出したデータを前記レーザビーム点
    灯開始制御手段に1回の同期検出だけ適用されるプリセ
    ット値としてセットし、このプリセット値からカウント
    を開始させて前記第1の時間より更に長い第2の時間だ
    け手前の時点でレーザビーム点灯開始制御手段による同
    期検出のためにレーザビームの連続点灯を開始させるプ
    リセット手段とを具備することを特徴とする記録装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005193611A (ja) * 2004-01-09 2005-07-21 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2017126056A (ja) * 2016-01-07 2017-07-20 シャープ株式会社 光走査装置、画像形成装置、及び光走査制御方法
JP2019111749A (ja) * 2017-12-25 2019-07-11 株式会社リコー 画像形成装置

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