JPH0897134A - 塗布装置 - Google Patents

塗布装置

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JPH0897134A
JPH0897134A JP25915494A JP25915494A JPH0897134A JP H0897134 A JPH0897134 A JP H0897134A JP 25915494 A JP25915494 A JP 25915494A JP 25915494 A JP25915494 A JP 25915494A JP H0897134 A JPH0897134 A JP H0897134A
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spin chuck
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resist
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昭浩 藤本
Yasuhiro Sakamoto
泰大 坂本
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Tokyo Electron Kyushu Ltd
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Tokyo Electron Ltd
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    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05CAPPARATUS FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05C11/00Component parts, details or accessories not specifically provided for in groups B05C1/00 - B05C9/00
    • B05C11/02Apparatus for spreading or distributing liquids or other fluent materials already applied to a surface ; Controlling means therefor; Control of the thickness of a coating by spreading or distributing liquids or other fluent materials already applied to the coated surface
    • B05C11/08Spreading liquid or other fluent material by manipulating the work, e.g. tilting
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05CAPPARATUS FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05C11/00Component parts, details or accessories not specifically provided for in groups B05C1/00 - B05C9/00
    • B05C11/10Storage, supply or control of liquid or other fluent material; Recovery of excess liquid or other fluent material
    • B05C11/1039Recovery of excess liquid or other fluent material; Controlling means therefor

Landscapes

  • Coating Apparatus (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
  • Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 [目的]被処理基板から飛散する処理液を回収するため
のカップ内で処理液の固化または詰まりをなくし、メン
テナンス性を改善する。 [構成]ユニット底の中央部に環状のカップCPが配設
され、その内側にスピンチャック52が配置されてい
る。カップCPの中は、外周壁面、内周壁面および底面
によって1つの室が形成されており、底面に1つまたは
複数のドレイン口56が設けられている。このドレイン
口56はドレイン管70を介してタンク72に接続され
ている。タンク72は密閉容器であり、その底面に排液
口72aが設けられ、上面に排気口72bが設けられて
おり、それぞれ配管74,76を介して排液処理部(図
示せず)および排気ポンプ(図示せず)に接続されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、塗布装置に係り、特に
被処理基板をスピンチャックに載せて基板表面に処理液
を塗布するスピンナ型の塗布装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の塗布装置として、たとえば半導
体製造工程において半導体ウエハのウエハ表面にレジス
ト液を塗布するレジスト塗布装置が挙げられる。
【0003】図13〜図16につき従来のレジスト塗布
装置を説明する。図13はこのレジスト塗布装置の構成
を模式的に示す略断面図、図14はこのレジスト塗布装
置においてレジスト塗布を行うときのスピンチャックの
回転速度の特性を示す図、図15はこのレジスト塗布装
置の構成を模式的に示す略平面図および図16はこのレ
ジスト塗布装置においてレジストノズルスキャンアーム
にレジストノズル保持体を着脱可能に装着するための構
造を示す略側面図である。
【0004】このレジスト塗布装置は、環状カップ20
0の内側中心部にスピンチャック202を配置し、この
スピンチャック202上に半導体ウエハWを載せ、上方
からレジストノズル204を介してレジスト液をウエハ
Wの表面上に適下し、スピンチャック202を回転させ
てそれと一体に半導体ウエハWを回転させ、レジスト液
を遠心力により拡散させてウエハ表面全体に均一に塗布
するようにしている。
【0005】このレジスト塗布工程の際に、半導体ウエ
ハWから四方へ飛散したレジスト液は、実線Rで示すよ
うにカップ200の上部内壁に当たってカップ200の
底に導かれ、排液口200aから配管206を通って廃
液タンク(図示せず)へ送られる。カップ200内には
中間垂れ壁201と中間直立壁203とで形成されたラ
ビリンス構造の排気路200bが設けられており、排気
ガスが点線Gで示すようにこの排気路200bを通って
カップ内周側の排気室200cへ導かれ、排気室200
bの排気口200dから配管208を通って排気ポンプ
(図示せず)へ送られる。
【0006】また、レジスト塗布時にレジスト液がウエ
ハ裏面へ回り込まないようにするため、半導体ウエハW
の裏面とカップ100との間に隙間215を設け、この
隙間215を点線Jで示すようにウエハ中心部からウエ
ハ周辺部へ向かって空気が流れるようにしている。
【0007】スピンチャック202は、真空吸着によっ
て半導体ウエハWを固定保持した状態で、駆動モータ2
10の回転駆動力によって回転する。通常は、半導体ウ
エハWの表面にレジスト液を滴下した後に、スピンチャ
ック202の回転速度を静止状態から直線的に立ち上
げ、所定の高速回転速度(たとえば4000rpm)で
レジスト液をウエハ表面上に行き渡らせ、所定時間経過
後にスピンチャック202の回転を止めるようにしてい
る。したがって、スピンチャック202の回転速度は、
図14に示すように、時間軸上で台形波の関数として変
化する。
【0008】なお、ウエハ表面にレジスト液を滴下する
前からスピンチャック202を所定の低速度(たとえば
1000rpm)で回転させておいて、滴下後に高速回
転(4000rpm)に切り替えることも行われてい
る。この場合でも、低速回転から高速回転まで直線的に
立ち上げるようにしているので、図14のものと実質的
に同じ台形波特性で回転速度が制御されている。
【0009】このようなスピンチャック202の回転速
度つまり駆動モータ210の回転速度の制御は、システ
ムコントローラ(図示せず)からの指令の下にスピンチ
ャック回転制御部212によって行われる。
【0010】レジストノズル204はレジスト供給管2
14を介してレジスト供給部(図示せず)に接続されて
いる。図15に示すように、レジストノズル204は、
レジストノズルスキャンアーム216によってスピンチ
ャック202の上方に設定された所定の(図13に示
す)レジスト液吐出位置とカップ200の外側に配設さ
れたレジストノズル待機部218との間で移送されるよ
うになっている。
【0011】レジストノズル待機部218では、レジス
トノズル204の吐出口が溶媒雰囲気室の口218aに
挿入され、中で溶媒の雰囲気に晒されることで、ノズル
先端のレジスト液が固化または劣化しないようになって
いる。通常は、複数本のレジストノズル204,20
4,…が設けられ、レジスト液の種類に応じてそれらの
ノズルが使い分けられる。したがって、レジストノズル
スキャンアーム216は各レジストノズル204をアー
ム先端部に着脱可能に取り付けて移送するようになって
いる。
【0012】図16に示すように、各レジストノズル2
04は板状のノズル保持体220に固定保持されてい
る。ノズル保持体220には、レジストノズル204と
接続するようにレジスト供給管214が取り付けられる
とともに、レジストノズルスキャンアーム216に着脱
可能に装着されるための連結部材222およびレジスト
ノズル待機部218の固定用保持穴218aに嵌合固定
されるための固定部材224が一体的に形成または取付
されている。連結部材222の相対抗する外壁面には一
対のざぐり穴222a,222bが穿設されている。
【0013】レジストノズルスキャンアーム216の先
端部216aに内蔵されている駆動機構(図示せず)が
一対の開閉可能なピンセット226,228の先端の爪
部226a,228aをそれらの穴222a,222b
に入れて係合させることで、レジストノズルスキャンア
ーム216にノズル保持体220が装着され、したがっ
てレジストノズル204が装着されるようになってい
る。
【0014】この種のレジスト塗布装置では、レジスト
液の塗布後に、レジストノズルとは別個のリンスノズル
を用いてウエハ周縁部にリンス液を当て、その部分のレ
ジストを溶解除去するようにしている(サイドリン
ス)。図15に示すように、従来の装置ではアーム先端
部にリンスノズル230を取り付けたリンスノズルスキ
ャンアーム230が矢印Hのように回動することで、カ
ップ200の側方に設定されたノズル待機位置と半導体
ウエハWの周縁部の上方に設定されたリンス液吐出位置
との間でリンスノズル230が移動するように構成され
ている。
【0015】なお、図13では、図解の便宜上、両ノズ
ル204,230にそれぞれ接続される配管を省略して
いる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】上記したような従来の
レジスト塗布装置には改善すべき点が多々あった。
【0017】第1に、従来の装置では、図13に示すよ
うに、カップ200内でレジスト液(廃液)と排気ガス
とを分離してそれぞれ別個の排出口200a,200d
から排出するようにしている。しかし、排気ガスと一緒
にレジスト液のミストも排気路200bに導かれて、そ
の壁面201,203に付着して乾燥固化し、排気路2
00bがレジストで詰まってしまうという不具合があっ
た。このため、排気路200bをシンナー等の溶媒で頻
繁に洗浄しなければならず、管理の点でも作業の点でも
煩わしかった。
【0018】第2に、従来の装置では、上記したように
レジスト液のウエハ裏面への回り込みを防止するため
に、半導体ウエハWの裏面周縁部とカップ200との間
の隙間215に気流を(内側から外側へ)流すようにし
ている。しかし、この気流の空気は、駆動モータ210
の側面に沿って上昇して来る際に、モータ210の熱で
温められる。このように温まった空気が半導体ウエハW
の裏面周縁部に当たるため、その部分が局所的に加熱さ
れ、レジスト膜厚の均一性が低下するという問題があっ
た。
【0019】第3に、従来の装置では、スピンチャック
202の回転速度を立ち上げまたは立ち下げる時、ある
いは切り替える時は、図14に示すように時間軸上で直
線的な関数になるような速度制御を行っている。このた
め、回転速度の変化点(a,b,c,d)では加速度が
非常に大きく、スピンチャック202と半導体ウエハW
との間にすべりが生じて、そこから屑(パーティクル)
が発生するおそれがあった。
【0020】第4に、従来の装置では、レジストノズル
スキャンアーム216のピンセット226,228がノ
ズル保持体220の連結部材222を掴みまたは離す際
に、ピンセット先端の爪部226a,228aが連結部
材222の穴222a,222bを擦り、そこで発生し
た屑(パーティクル)が半導体ウエハW上に落下するお
それがあった。
【0021】第5に、従来装置のように回動式のリンス
ノズルスキャンアーム230によってサイドリンス用の
リンスノズル232を移動させる構成においては、アー
ム駆動機構内のバックラッシュ等によりアーム230の
回動角度に僅かな誤差があっても、アーム先端部の円弧
移動距離には大きな誤差が現れる。このため、リンスノ
ズル232を所定のリンス液吐出位置に正確に位置決め
するのが難しかった。リンスノズル232がリンス液吐
出位置からずれると、サイドリンスの精度が下がり、半
導体ウエハWの周縁部にレジストが残ったりする。そう
すると、後で搬送アームが半導体ウエハWの周縁部を掴
んだ際にレジスト膜に触れてしまい、レジスト膜が剥が
れてパーティクルとなる不具合がある。
【0022】本発明は、かかる従来技術の問題点に鑑み
てなされたものである。すなわち、本発明の第1の目的
は、被処理基板から飛散する処理液を回収するためのカ
ップ内で処理液の固化または詰まりをなくして、メンテ
ナンス性を改善する塗布装置を提供することにある。
【0023】本発明の第2の目的は、被処理基板の裏面
に当てる気流の温度を一定に制御して塗布品質を向上さ
せるようにした塗布装置を提供することにある。
【0024】本発明の第3の目的は、被処理基板とスピ
ンチャックとの間ですべりが起こらないようにしてパー
ティクルの発生を防止するようにした塗布装置を提供す
ることにある。
【0025】本発明の第4の目的は、被処理基板に処理
液を供給するためのノズルとこのノズルを着脱可能に取
り付けて移送するためのノズル移送手段との間から周囲
へパーティクルを出さないようにした塗布装置を提供す
ることにある。
【0026】本発明の第5の目的は、被処理基板の周縁
部に処理液を当てるためのノズルを所定の処理液吐出位
置に高い精度で位置決めし、ひいては処理精度を向上さ
せるようにした塗布装置を提供することにある。
【0027】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、本発明の第1の塗布装置は、環状カップの内
側に被処理基板を保持しながら回転するスピンチャック
を設け、前記スピンチャック上の前記被処理基板の表面
に所定の処理液を供給し、前記スピンチャックにより前
記被処理基板を回転させて前記被処理基板の表面に前記
処理液を塗布するようにした塗布装置において、前記被
処理基板から飛散して前記カップの底部に集められた前
記処理液を廃液として前記カップから排気ガスと一緒に
排出する排出手段と、前記排出手段からの前記廃液およ
び排気ガスを一時的に貯留する貯留手段と、前記貯留手
段にて前記廃液および前記排気ガスを分離する気液分離
手段とを具備する構成とした。
【0028】上記第2の目的を達成するために、本発明
の第2の塗布装置は、環状カップの内側に被処理基板を
保持しながら駆動モータの回転駆動力で回転するスピン
チャックを設け、前記スピンチャック上の前記被処理基
板の表面に所定の処理液を供給し、前記スピンチャック
により前記被処理基板を回転させて前記被処理基板の表
面に前記処理液を塗布するようにした塗布装置におい
て、前記カップおよびその周囲に温調された清浄空気を
ダウンフローで流す清浄空気供給手段と、前記回転駆動
モータの外側面を少なくとも部分的に覆うように取り付
けられた冷却または断熱手段と、前記ダウンフローで供
給される清浄空気を前記カップの外側から下を通って内
側へ迂回させて前記スピンチャック上の前記被処理基板
の裏面に供給する清浄空気案内手段とを具備する構成と
した。
【0029】上記第3の目的を達成するために、本発明
の第3の塗布装置は、環状カップの内側に被処理基板を
保持しながら回転可能なスピンチャックを設け、前記ス
ピンチャック上の前記被処理基板の表面に所定の処理液
を供給し、前記スピンチャックにより前記被処理基板を
回転させて前記被処理基板の表面に前記処理液を塗布す
るようにした塗布装置において、前記スピンチャックの
回転速度を変えるときに前記回転速度を時間軸上で曲線
的に変化させるスピンチャック回転制御手段を具備する
構成とした。
【0030】上記第4の目的を達成するために、本発明
の第4の塗布装置は、被処理基板をスピンチャックに載
せ、前記スピンチャック上の前記被処理基板の表面にノ
ズルを介して所定の処理液を供給し、前記スピンチャッ
クにより前記被処理基板を回転させて前記被処理基板の
表面に前記処理液を塗布するようにした塗布装置におい
て、前記ノズルを保持するノズル保持体の上面に凹所を
形成して、前記凹所内に第1の連結部を設け、前記ノズ
ルを所定のノズル待機位置と前記スピンチャックの上方
に設定された所定の処理液吐出位置との間で移動させる
ためのノズル移送手段に、前記ノズル保持部の前記凹所
に垂直方向に出入り可能で、かつ前記凹所内の第1の連
結部と連結可能な第2の連結部を有するピンセット部材
を設ける構成とした。
【0031】上記第5の目的を達成するために、本発明
の第5の塗布装置は、被処理基板をスピンチャックに載
せ、前記スピンチャックにより前記被処理基板を回転さ
せながら前記被処理基板の周縁部にノズルより所定の処
理液を当てるようにした塗布装置において、前記ノズル
を支持する可動のアームと、前記ノズルを所定のノズル
待機位置と前記スピンチャック上の前記被処理基板の上
方に設定された所定の処理液吐出位置との間で移動させ
るために前記アームを並進移動させるアーム駆動手段と
を具備する構成とした。
【0032】
【作用】第1の塗布装置では、カップでは気液分離が行
われず、カップから共通の排出手段を介して廃液と排気
ガスが一緒に貯留手段へ送られ、貯留手段で気液分離手
段により廃液と排気ガスとの分離が行われる。これによ
り、カップ内で廃液が固化したり詰まったりすることが
なくなる。
【0033】第2の塗布装置では、ダウンフローで供給
された一定温度の清浄空気がカップの外側からカップの
下を通って内側へ迂回し、回転駆動モータの傍らを上昇
してから被処理基板の裏面に沿って基板内側から外側へ
向かって流れる。冷却または断熱手段の冷却または断熱
作用により、清浄空気は回転駆動モータの傍らを通る際
にモータの熱で温められることはなく、ほぼ一定温度の
ままで被処理基板の裏面に供給される。これにより、被
処理基板が基板裏面に当たる気流で加熱されることはな
く、良好な塗布品質が得られる。
【0034】第3の塗布装置では、スピンチャックの回
転速度を変えるとき、たとえば立ち上げ時に、その回転
速度を時間軸上で曲線的に、たとえばS字状に変化させ
るので、スピンチャックと被処理基板との間の応力また
はすべりをなくし、パーティクルの発生を防止すること
ができる。
【0035】第4の塗布装置では、ノズル移送手段のピ
ンセット部材の第2の連結部とノズル保持体の凹所の第
1の連結部とが連結したり外れたりする際に、両者間の
擦れ等によって屑が生じても、それらの屑(パーティク
ル)は凹所の中に閉じ込められ、周囲に飛散することが
ない。
【0036】第5の塗布装置では、アームが並進移動し
てノズルを移送するため、駆動機構内のバックラッシュ
等によりアームの移動距離に誤差があっても、それ以上
の誤差がノズルの位置に生じることはなく、実用上十分
な精度でノズルが処理液吐出位置に位置決めされる。こ
れにより、被処理基板の周縁部に正確な幅で処理液を当
てることが可能となる。
【0037】
【実施例】以下、図1〜図12を参照して本発明の実施
例を説明する。
【0038】先ず、図1〜図5につき本発明の一実施例
によるレジスト塗布装置を含む塗布現像処理システムを
説明する。図1〜図3はこの塗布現像処理システムの全
体構成を示す図であって、図1は平面図、図2は正面図
および図3は背面図である。
【0039】この処理システムは、被処理基板として半
導体ウエハWをウエハカセットCRで複数枚たとえば2
5枚単位で外部からシステムに搬入しまたはシステムか
ら搬出したり、ウエハカセットCRに対して半導体ウエ
ハWを搬入・搬出したりするためのカセットステーショ
ン10と、塗布現像工程の中で1枚ずつ半導体ウエハW
に所定の処理を施す枚葉式の各種処理ユニットを所定位
置に多段配置してなる処理ステーション12と、この処
理ステーション12と隣接して設けられる露光装置(図
示せず)との間で半導体ウエハWを受け渡しするための
インタフェース部14とを一体に接続した構成を有して
いる。
【0040】カセットステーション10では、図1に示
すように、カセット載置台20上の突起20aの位置に
複数個たとえば4個までのウエハカセットCRがそれぞ
れのウエハ出入口を処理ステーション12側に向けてX
方向一列に載置され、カセット配列方向(X方向)およ
びウエハカセットCR内に収納されたウエハのウエハ配
列方向(Z垂直方向)に移動可能なウエハ搬送体22が
各ウエハカセットCRに選択的にアクセスするようにな
っている。さらに、このウエハ搬送体22は、θ方向に
回転可能に構成されており、後述するように処理ステー
ション12側の第3の組G3 の多段ユニット部に属する
アライメントユニット(ALIM)およびイクステンシ
ョンユニット(EXT)にもアクセスできるようになっ
ている。
【0041】処理ステーション12では、図1に示すよ
うに、中心部に垂直搬送型の主ウエハ搬送機構24が設
けられ、その周りに全ての処理ユニットが1組または複
数の組に亙って多段に配置されている。この例では、5
組G1,G2,G3,G4,G5 の多段配置構成であり、第1お
よび第2の組G1,G2 の多段ユニットはシステム正面
(図1において手前)側に並置され、第3の組G3 の多
段ユニットはカセットステーション10に隣接して配置
され、第4の組G4 の多段ユニットはインタフェース部
14に隣接して配置され、第5の組G5 の多段ユニット
は背部側に配置されている。
【0042】図2に示すように、第1の組G1 では、カ
ップCP内で半導体ウエハWをスピンチャックに載せて
所定の処理を行うスピンナ型処理ユニットとして本実施
例によるレジスト塗布ユニット(COT)および現像ユ
ニット(DEV)が下から順に2段に重ねられている。
第2の組G2 でも、本実施例によるレジスト塗布ユニッ
ト(COT)および現像ユニット(DEV)が下から順
に2段に重ねられている。レジスト塗布ユニット(CO
T)ではレジスト液の排液が機構的にもメンテナンスの
上でも面倒であることから、このように下段に配置する
のが好ましい。しかし、必要に応じて上段に配置するこ
とも可能である。
【0043】図3に示すように、第3の組G3 では、半
導体ウエハWを載置台SPに載せて所定の処理を行うオ
ーブン型の処理ユニットたとえばクーリングユニット
(COL)、アドヒージョンユニット(AD)、アライ
メントユニット(ALIM)、イクステンションユニッ
ト(EXT)、プリベーキングユニット(PREBAK
E)およびポストベーキングユニット(POBAKE)
が下から順に8段に重ねられている。第4の組G4 で
も、オーブン型の処理ユニット、たとえばクーリングユ
ニット(COL)、イクステンション・クーリングユニ
ット(EXTCOL)、イクステンションユニット(E
XT)、クーリングユニット(COL)、プリベーキン
グユニット(PREBAKE)およびポストベーキング
ユニット(POBAKE)が下から順にたとえば8段に
重ねられている。
【0044】このように処理温度の低いクーリングユニ
ット(COL)、(EXTCOL)を下段に配置し、処
理温度の高いベーキングユニット(PREBAKE)、
ポストベーキングユニット(POBAKE)およびアド
ヒージョンユニット(AD)を上段に配置することで、
ユニット間の熱的な相互干渉を少なくすることができ
る。しかし、ランダムな多段配置とすることも可能であ
る。
【0045】インタフェース部14は、奥行方向では処
理ステーション12と同じ寸法を有するが、幅方向では
小さなサイズにつくられている。インタフェース部14
の正面部には可搬性のピックアップカセットCRと定置
型のバッファカセットBRが2段に配置され、背面部に
は周辺露光装置28が配設され、中央部にはウエハ搬送
体26が設けられている。このウエハ搬送体26は、
X,Z方向に移動して両カセットCR,BRおよび周辺
露光装置28にアクセスするようになっている。さら
に、ウエハ搬送体26は、θ方向に回転可能に構成さ
れ、処理ステーション12側の第4の組G4 の多段ユニ
ットに属するイクステンションユニット(EXT)に
も、および隣接する露光装置側のウエハ受渡し台(図示
せず)にもアクセスできるようになっている。
【0046】この処理システムは、クリーンルームに設
置されるが、さらにシステム内でも効率的な垂直層流方
式によって各部の清浄度を高めている。図4および図5
に、システム内における清浄空気の流れを示す。
【0047】図4および図5において、カセットステー
ション10,処理ステーション12およびインタフェー
ス部14の上方にはエア供給室12a,14a,16a
が設けられており、各エア供給室12a,14a,16
aの下面に防塵機能付きフィルタたとえばULPAフィ
ルタ30,32,34が取り付けられている。
【0048】図5に示すように、本処理システムの外部
または背後に空調器36が設置されており、この空調器
36より配管38を通って空気が各エア供給室12a,
14a,16aに導入され、各エア供給室のULPAフ
ィルタ30,32,34より清浄な空気がダウンフロー
で各部10,12,14に供給されるようになってい
る。
【0049】このダウンフローの空気は、システム下部
の適当な箇所に多数設けられている通風孔40を通って
底部の排気口42に集められ、この排気口42から配管
44を通って空調器36に回収され循環するようになっ
ている。なお、循環させずに排気口42から外部に放出
するように構成することもできる。
【0050】図4に示すように、カセットステーション
10において、カセット載置台20の上方空間とウエハ
搬送アーム22の移動空間とは垂れ壁式の仕切り板11
によって互いに仕切られており、ダウンフローの空気は
両空間で別個に流れるようになっている。
【0051】図4および図5に示すように、処理ステー
ション12では、第1および第2の組G1,G2 の多段ユ
ニットの中で下段に配置されているレジスト塗布ユニッ
ト(COT),(COT)の天井面にULPAフィルタ
46が設けられており、空調器36からの空気は配管3
8より分岐した配管48を通ってフィルタ46まで送ら
れるようになっている。この配管48の途中に温度・湿
度調整器(図示せず)が設けられ、レジスト塗布工程に
適した所定の温度および湿度の清浄空気がレジスト塗布
ユニット(COT),(COT)に供給されるようにな
っている。そして、フィルタ46の吹き出し側付近に温
度・湿度センサ50が設けられており、そのセンサ出力
が該温度・湿度調整器の制御部に与えられ、フィードバ
ック方式で清浄空気の温度および湿度が正確に制御され
るようになっている。
【0052】図4において、各スピンナ型処理ユニット
(COT),(DEV)の主ウエハ搬送機構24に面す
る側壁には、ウエハおよび搬送アームが出入りするため
の開口部DRが設けられている。各開口部DRには、各
ユニットからパーティクルまたはコンタミネーションが
主ウエハ搬送機構24側に入り込まないようにするた
め、シャッタ(図示せず)が取り付けられている。
【0053】上記構成の塗布現像処理システムにおいて
は、たとえば次のように順に半導体ウエハWを搬送して
各処理を行う。
【0054】先ず、ウエハカセットCRから処理前の半
導体ウエハWを1枚ずつウエハ搬送体22によって搬出
しアライメントユニット(ALIM)搬入する。ここで
位置決めされた半導体ウエハWを主ウエハ搬送機構24
により搬出してアドヒージョンユニット(AD)に搬入
してアドヒージョン処理を施す。このアドヒージョン処
理の終了後、半導体ウエハWを主ウエハ搬送機構24に
より搬出してクーリングユニット(COL)に搬送し
て、ここで冷却する。以下、半導体ウエハWをレジスト
塗布ユニット(COT)、プリベーキングユニット(P
REBAKE)、イクステンション・クーリングユニッ
ト(EXTCOL)、インタフェース部14を介して露
光装置に搬送し、次に第4の組G4 のイクステンション
ユニット(EXT)、現像ユニット(DEV)、ポスト
ベーキングユニット(POBAKE)、第3の組G3 の
イクステンションユニット(EXT)等に搬送して各処
理を行い、処理済みの半導体ウエハWをウエハカセット
CRに収納する。
【0055】次に、図6〜図12につき本実施例におけ
るレジスト塗布ユニット(COT)を説明する。図6お
よび図7は、レジスト塗布ユニット(COT)の全体構
成を示す略断面図および略平面図である。
【0056】このレジスト塗布ユニット(COT)で
は、ユニット底の中央部に環状のカップCPが配設さ
れ、その内側にスピンチャック52が配置されている。
スピンチャック52は真空吸着によって半導体ウエハW
を固定保持した状態で、駆動モータ54の回転駆動力で
回転するように構成されている。駆動モータ54は、ユ
ニット底板50に設けられた開口50aに昇降移動可能
に配置され、たとえばアルミニウムからなるキャップ状
のフランジ部材58を介してたとえばエアシリンダから
なる昇降駆動手段60および昇降ガイド手段62に結合
されている。駆動モータ54の側面にはたとえばSUS
からなる筒状の冷却ジャケット64が取り付けられ、フ
ランジ部材58はこの冷却ジャケット64の上半部を覆
うように取り付けられている。
【0057】レジスト塗布時には、図6に示すように、
フランジ部材58の下端58aが開口50aの外周付近
でユニット底板50に密着し、ユニット内部が密閉され
るようになっている。スピンチャック52と主ウエハ搬
送機構24のピンセット24aとの間で半導体ウエハW
の受け渡しが行われる時は、昇降駆動手段54が駆動モ
ータ54ないしスピンチャック52を上方へ持ち上げる
ため、フランジ部材58の下端がユニット底板50から
浮くようになっている。
【0058】冷却ジャケット64の内部には冷却水を流
すための水路が設けられており、図示しない冷却水供給
部より一定の温度に温調された冷却水cwがジャケット
内に循環供給されるようになっている。
【0059】カップCPの下面とユニット底板50との
間には隙間66が設けられている。ユニット内には、上
記したように天井のULPAフィルタ46より温度およ
び湿度を一定に制御された清浄空気がダウンフローで供
給される。カップCPの周囲でユニット底板50に当た
った清浄空気は、カップCPの下の隙間66を通ってカ
ップCPの内側に回る。レジスト塗布時は、上記したよ
うにフランジ部材58の下端58aが開口50aの外周
付近でユニット底板50に密着してユニット内を密閉し
ているため、隙間66を通ってカップCPの内側に回っ
て来た清浄空気は点線Aで示すようにフランジ部材58
の側面に沿って上昇し、ウエハWの周縁部とカップCP
との隙間68を通ってカップCPの中へ入る。このよう
に隙間68を気流が内側から外側へ抜けることで、レジ
スト液のウエハ裏面への回り込みが防止される。
【0060】駆動モータ54より発せられる熱は冷却ジ
ャケット64に速やかに吸収されるうえ、フランジ部材
58が冷却ジャケット64の回りを覆っているため、隙
間66を通ってカップCPの内側に回って来た清浄空気
は駆動モータ54付近を通る際に温められるようなこと
がない。このように、天井のULPAフィルタ46から
の清浄空気が温度および湿度をほぼ一定に維持したまま
カップCPの下を迂回して隙間68に供給されるため、
半導体ウエハWの周縁部が裏面側の気流で温められるよ
うなことはなく、レジスト膜の均一性が保証されてい
る。
【0061】カップCPの中は、外周壁面、内周壁面お
よび底面によって1つの室が形成されており、底面に1
つまたは複数のドレイン口56が設けられている。この
ドレイン口56はドレイン管70を介してタンク72に
接続されている。タンク72は密閉容器であり、その底
面に排液口72aが設けられ、上面に排気口72bが設
けられており、それぞれ配管74,76を介して排液処
理部(図示せず)および排気ポンプ(図示せず)に接続
されている。タンク72の外にはタンク内の液面を検出
するための液面センサ78,80がそれぞれ所定の高さ
位置に設けられている。
【0062】レジスト塗布時、半導体ウエハWから四方
へ飛散したレジスト液は、実線Bで示すようにカップC
Pの中に回収され、廃液としてカップCPの底のドレイ
ン口56からドレイン管70を通ってタンク72へ送ら
れる。この際、カップCP内のガスも排気ガスとして、
廃液と一緒にドレイン口56から排出される。
【0063】タンク72にはシンナー等の溶媒が図示し
ない配管を介して供給されており、レジストは固化する
ことなく液状のままタンク内に一時的に貯留される。タ
ンク72内の液面が上限位置まで上昇すると液面センサ
78からの出力信号SH に応動して制御回路(図示せ
ず)が配管74の開閉弁82を開け、タンク72内の液
面が下限位置まで下降すると液面センサ80からの出力
信号SL に応動して該制御回路が開閉弁82を閉めるよ
うになっている。このようにして、カップCPからの廃
液は、タンク72に一時的に貯留された後、配管74を
通って廃液処理部へ送られる。一方、タンク72に送ら
れて来た排気ガスは、排気口72bから配管76を通っ
て排気ポンプ側へ排出される。
【0064】このように、本実施例のレジスト塗布ユニ
ットでは、カップCP内では気液分離を行わずにカップ
CPから共通の排出口56およびドレイン管70を介し
て廃液と排気ガスを一緒にタンク72へ送り、タンク7
2で廃液と排気ガスの分離(気液分離)を行うようにし
ている。カップCPからのレジスト液はタンク72側の
負圧で吸引されて来て勢いよくタンク72内の溶媒に落
ちて衝突し捕えられるため、タンク72内ではレジスト
のミストの浮遊が少なく、排気口72bないし配管76
がレジストで詰まるおそれはほとんどない。たとえ詰ま
ったとしても、排気口72bおよび配管76の洗浄は非
常に簡単である。
【0065】スピンチャック52の回転速度つまり駆動
モータ54の回転速度は、システムコントローラ(図示
せず)の下にスピンチャック回転制御部84によって制
御される。このスピンチャック回転制御部84は、サー
ボコントローラからなり、例えば図8に示すように、ス
ピンチャック52の回転を立ち上げまたは立ち下げる時
は、時間軸上で曲線の関数となるように、たとえばS字
状の曲線を描くように駆動モータ54を速度制御する。
これにより、回転速度の変化点でスピンチャック52お
よび半導体ウエハWに加わる加速度は小さく、両者の間
ですべりが起こり難く、パーティクルの発生が防止され
る。
【0066】半導体ウエハWのウエハ表面にレジスト液
を供給するためのレジストノズル86は、レジスト供給
管88を介してレジスト供給部(図示せず)に接続され
ている。レジストノズル86は、カップ100の外側に
配設されたレジストノズル待機部90でレジストノズル
スキャンアーム92の先端部に着脱可能に取り付けら
れ、スピンチャック52の上方に設定された所定のレジ
スト液吐出位置まで移送されるようになっている。レジ
ストノズルスキャンアーム92は、ユニット底板50の
上に一方向(Y方向)に敷設されたガイドレール94上
で水平移動可能な垂直支持部材96の上端部に取り付け
られており、図示しないY方向駆動機構によって垂直支
持部材96と一体にY方向で移動するようになってい
る。
【0067】また、レジストノズルスキャンアーム92
は、レジストノズル待機部90でレジストノズル86を
選択的に取り付けるためにY方向と直角なX方向にも移
動可能であり、図示しないX方向駆動機構によってX方
向にも移動するようになっている。
【0068】本実施例のレジスト塗布ユニット(CO
T)においては、レジストノズル待機部90でレジスト
ノズル86の吐出口が溶媒雰囲気室の口90aに挿入さ
れ、中で溶媒の雰囲気に晒されることで、ノズル先端の
レジスト液が固化または劣化しないようになっている。
また、複数本のレジストノズル86,86,…が設けら
れ、レジスト液の種類に応じてそれらのノズルが使い分
けられるようになっている。
【0069】レジストノズル待機部90では、設計上は
複数のレジストノズル86,86,…が一定の間隔Pを
置いて配置され、レジストノズルスキャンアーム92は
間隔Pに対応したピッチP’の移動で各レジストノズル
を取りに行くようになっている。しかし、製作ないし取
付段階で各レジストノズル86,86,…間の間隔Pに
誤差が出ることがある。本実施例では、このようなレジ
ストノズル間隔Pの誤差に応じてレジストノズルスキャ
ンアーム92の移動ピッチP’を微調整するようにして
いる。たとえば、X方向駆動機構の駆動モータにパルス
モータを用いた場合には、モータに与えるパルス数をソ
フトウェア的に調整することによって移動ピッチP’の
微調整を行うことができる。
【0070】図9〜図12につき、本実施例においてレ
ジストノズルスキャンアーム92にレジストノズル86
を着脱可能に取り付けるための構造を説明する。図9お
よび図10は、レジストノズル86を保持するノズル保
持体100の構成を示す斜視図および断面図である。図
11は、レジストノズルスキャンアーム92のアーム先
端部にレジストノズル86が取り付けられている様子を
示す側面図である。図12は、レジストノズルスキャン
アーム92とノズル保持体100との間の連結機構の構
造を示す部分断面図である。
【0071】図9および図10に示すように、ノズル保
持体100は厚い板体で、その上面および下面に筒状の
配管取付部102およびノズル取付部104がそれぞれ
固着され、両取付部102,104は貫通孔106で連
通している。ノズル取付部104にレジストノズル86
が螺着されるとともに、配管取付部102にレジスト供
給管88が嵌着される。さらに、ノズル保持体100の
下面にはレジストノズル待機部90の固定用保持穴90
bに嵌合固定されるためのロッド状の固定部材108が
突設され、この固定部材108と反対側の上面にはレジ
ストノズルスキャンアーム92のピンセット92a,9
2bを受け入れるための凹所110が設けられている。
この凹所110の底部の内壁面には、図12に示すよよ
うに、相対向する一対の溝部110a,110bが形成
されている。
【0072】図11に示すように、レジストノズルスキ
ャンアーム92の先端部92aに内蔵されたピンセット
開閉駆動機構(図示せず)に一対の開閉可能なピンセッ
ト112,114が取り付けられている。図12(A)
に示すように、これらのピンセット112,114は、
閉じた状態でノズル保持体100の凹所110に出入り
できるようになっている。そして、両ピンセット11
2,114の先端に爪部112a,114aが形成され
ており、図12(B)に示すように、凹所110の中で
両ピンセット112,114が開くとそれぞれの爪部1
12a,114aが凹所110の溝部110a,110
bに嵌入または係合し、これでレジストノズルスキャン
アーム92にノズル保持体110が装着または連結さ
れ、レジストノズル86が取り付けられる。レジストノ
ズル86を取り外すときは、図12(A)に示すように
両ピンセット112,114を閉じて引き上げればよ
い。
【0073】なお、図11において、116はアーム先
端部92a内のピンセット開閉駆動機構に駆動電流を供
給するためのケーブルであり、118はアーム内部の塵
芥を吸引して排出するための配管である。
【0074】このように、本実施例においては、レジス
トノズル86を保持するノズル保持体100の上面に形
成された凹所110の中で凹所110内の溝部(第1の
連結部)110a,110bとレジストノズルスキャン
アーム92のピンセット112,114の先端爪部(第
2の連結部)112a,114aが嵌合することで、レ
ジストノズルスキャンアーム92にレジストノズル86
が着脱可能に取り付けられるようにしている。レジスト
ノズル86の取付けまたは取外しの際、両連結部(11
0a,110b),(112a,114a)が擦れ、そ
こから屑(パーティクル)が発生しても、それらの屑は
凹所110の底に閉じ込められるため、周囲へ散らばる
おそれはない。
【0075】なお、ピンセット112,114の周囲に
吸引口(図示せず)を設けて、発生したパーティクルを
その吸引口で吸引し、配管118を通して排出するよう
に構成することもできる。
【0076】再び図7において、ガイドレール94上に
は、上記したレジストノズルスキャンアーム92を支持
する垂直支持部材96だけでなく、リンスノズルスキャ
ンアーム120を支持しY方向に移動可能な垂直支持部
材122も設けられている。リンスノズルスキャンアー
ム120の先端部にはサイドリンス用のリンスノズル1
24が取り付けられている。Y方向駆動機構(図示せ
ず)によってリンスノズルスキャンアーム120および
リンスノズル124は、カップCPの側方に設定された
ノズル待機位置(実線の位置)とスピンチャック52に
載置されている半導体ウエハWの周縁部の真上に設定さ
れたリンス液吐出位置(点線の位置)との間で並進また
は直線移動するようになっている。
【0077】このリンスノズルスキャンアーム120用
のY方向駆動機構にもサーボ式の位置決め手段が設けら
れてよい。並進移動における位置決めであるから、バッ
クラッシュ等によってリンスノズルスキャンアーム12
0の移動距離に誤差が生じても、それ以上の誤差がリン
スノズル122の位置に生じることはなく、リンスノズ
ル122は実用上十分な精度で位置決めされる。これに
より、半導体ウエハWの周縁部に常の一定の幅でサイド
リンスを施すことができる。
【0078】なお、図7では、図解を容易にするため、
レジストノズル86およびリンスノズル122にそれぞ
れ接続する配管(レジスト供給管88、リンス供給管)
を図から省いている。また、図6および図7でも、ウエ
ハ搬送用ピンセット24aがユニットに出入りするため
の開口部DRに取り付けられているシャッタを図から省
いている。
【0079】上記した実施例における各部の構造、形状
および回路構成等は一例であって、種々の変形が可能で
ある。たとえば、上記実施例では、レジストノズルスキ
ャンアーム92とノズル保持体100との間の連結機構
において、アーム92のピンセット112,114側に
爪部112a,114aを設けるとともにノズル保持体
100の凹所110側に溝部110a,110bを設け
て、両者を連結させる構成としたが、反対に、ピンセッ
ト112,114側に溝部を設け、凹所100側に爪部
または突起を設け、両者を連結させる構成としてもよ
い。
【0080】また、上記した実施例は半導体ウエハにレ
ジスト液を塗布する装置に係るものであったが、本発明
は他の被処理基板に他の処理液を塗布する装置にも適用
可能である。
【0081】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の第1の塗
布装置によれば、被処理基板から飛散する処理液を回収
するためのカップから廃液と排気ガスを一緒に排出し、
カップの外で気液分離を行うようにしたので、カップを
洗浄する煩わしさがなくなり、メンテナンス性が改善さ
れる。
【0082】本発明の第2の塗布装置によれば、ダウン
フローで供給される温調された清浄空気をカップの下を
迂回させ、駆動モータからの熱を受けずに、被処理基板
の裏面へ供給するようにしたので、塗布品質を向上させ
ることができる。
【0083】本発明の第3の塗布装置によれば、スピン
チャックの回転速度を時間軸上で曲線的に変化させるこ
とにより、被処理基板とスピンチャックとの間でのすべ
りをなくし、パーティクルの発生を防止することができ
る。
【0084】本発明の第4の塗布装置によれば、ノズル
移送手段にノズルが取り付けられる際に連結部から発生
するパーティクルをノズル保持体の上面に形成された凹
所の中に閉じ込めるようにしたので、パーティクルの周
囲への飛散を防止することができる。
【0085】本発明の第5の塗布装置によれば、被処理
基板の周縁部に処理液を当てるためのノズルを並進移動
型のアームに支持させて移送するようにしたので、該ノ
ズルを所定の処理液吐出口に高い精度で位置決めするこ
とが可能であり、これによって処理精度を向上させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるレジスト塗布ユニット
(装置)を含む塗布現像処理システムの全体構成を示す
平面図である。
【図2】図1の塗布現像処理システムの構成を示す正面
図である。
【図3】図1の塗布現像処理システムの構成を示す背面
図である。
【図4】図1の塗布現像処理システムにおける清浄空気
の流れを示す略正面図である。
【図5】図1の塗布現像処理システムにおける清浄空気
の流れを示す略側面図である。
【図6】実施例におけるレジスト塗布ユニットの全体構
成を示す略断面図である。
【図7】実施例におけるレジスト塗布ユニットの全体構
成を示す略平面図である。
【図8】実施例のレジスト塗布ユニットにおけるスピン
チャックの速度制御の一例を示す図である。
【図9】実施例のレジスト塗布ユニットにおけるレジス
ト保持体の構成を示す斜視図である。
【図10】実施例のレジスト塗布ユニットにおけるレジ
スト保持体の構成を示す断面図である。
【図11】実施例のレジスト塗布ユニットにおいてリン
スノズルスキャンアームにレジストノズルが取り付けら
れている状態を示す断面図である。
【図12】実施例のレジスト塗布ユニットにおけるレジ
ストノズルスキャンアームとノズル保持体との間の連結
機構の構成を示す部分断面図である。
【図13】従来のレジスト塗布装置の全体構成を示す略
断面図である。
【図14】図13の従来のレジスト塗布装置におけるス
ピンチャックの速度制御を示す図である。
【図15】図13の従来のレジスト塗布装置の構成を示
す略平面図である。
【図16】図13の従来のレジスト塗布装置におけるレ
ジストノズルスキャンアームとノズル保持体との間の連
結機構の構成を示す側面面図である。
【符号の説明】
CP カップ W 半導体ウエハ 52 スピンチャック 54 駆動モータ 50 ユニット底板 56 ドレイン口 58 フランジ部材 64 冷却ジャケット 70 ドレイン管 72 タンク 74 排液管 76 排気管 84 スピンチャック回転制御部 86 レジストノズル 90 レジストノズル待機部 92 レジストノズルスキャンアーム 100 ノズル保持体 110 凹所 110a,110b 溝部 112,114 ピンセット 120 リンスノズルスキャンアーム 122 リンスノズル

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 環状カップの内側に被処理基板を保持し
    ながら回転するスピンチャックを設け、前記スピンチャ
    ック上の前記被処理基板の表面に所定の処理液を供給
    し、前記スピンチャックにより前記被処理基板を回転さ
    せて前記被処理基板の表面に前記処理液を塗布するよう
    にした塗布装置において、 前記被処理基板から飛散して前記カップの底部に集めら
    れた前記処理液を廃液として前記カップから排気ガスと
    一緒に排出する排出手段と、 前記排出手段からの前記廃液および排気ガスを一時的に
    貯留する貯留手段と、 前記貯留手段にて前記廃液および前記排気ガスを分離す
    る気液分離手段と、を具備することを特徴とする塗布装
    置。
  2. 【請求項2】 環状カップの内側に被処理基板を保持し
    ながら駆動モータの回転駆動力で回転するスピンチャッ
    クを設け、前記スピンチャック上の前記被処理基板の表
    面に所定の処理液を供給し、前記スピンチャックにより
    前記被処理基板を回転させて前記被処理基板の表面に前
    記処理液を塗布するようにした塗布装置において、 前記カップおよびその周囲に温調された清浄空気をダウ
    ンフローで流す清浄空気供給手段と、 前記回転駆動モータの外側面を少なくとも部分的に覆う
    ように取り付けられた冷却または断熱手段と、 前記ダウンフローで供給される清浄空気を前記カップの
    外側から下を通って内側へ迂回させて前記スピンチャッ
    ク上の前記被処理基板の裏面に供給する清浄空気案内手
    段と、を具備することを特徴とする塗布装置。
  3. 【請求項3】 環状カップの内側に被処理基板を保持し
    ながら回転可能なスピンチャックを設け、前記スピンチ
    ャック上の前記被処理基板の表面に所定の処理液を供給
    し、前記スピンチャックにより前記被処理基板を回転さ
    せて前記被処理基板の表面に前記処理液を塗布するよう
    にした塗布装置において、 前記スピンチャックの回転速度を変えるときに前記回転
    速度を時間軸上で曲線的に変化させるスピンチャック回
    転制御手段を具備することを特徴とする塗布装置。
  4. 【請求項4】 被処理基板をスピンチャックに載せ、前
    記スピンチャック上の前記被処理基板の表面にノズルを
    介して所定の処理液を供給し、前記スピンチャックによ
    り前記被処理基板を回転させて前記被処理基板の表面に
    前記処理液を塗布するようにした塗布装置において、 前記ノズルを保持するノズル保持体の上面に凹所を形成
    して、前記凹所内に第1の連結部を設け、 前記ノズルを所定のノズル待機位置と前記スピンチャッ
    クの上方に設定された所定の処理液吐出位置との間で移
    動させるためのノズル移送手段に、前記ノズル保持部の
    前記凹所に垂直方向に出入り可能で、かつ前記凹所内の
    第1の連結部と連結可能な第2の連結部を有するピンセ
    ット部材を設けたことを特徴とする塗布装置。
  5. 【請求項5】 被処理基板をスピンチャックに載せ、前
    記スピンチャックにより前記被処理基板を回転させなが
    ら前記被処理基板の周縁部にノズルより所定の処理液を
    当てるようにした塗布装置において、 前記ノズルを支持する可動のアームと、 前記ノズルを所定のノズル待機位置と前記スピンチャッ
    ク上の前記被処理基板の上方に設定された所定の処理液
    吐出位置との間で移動させるために前記アームを並進移
    動させるアーム駆動手段と、を具備することを特徴とす
    る塗布装置。
JP25915494A 1994-09-29 1994-09-29 塗布装置 Expired - Lifetime JP3122868B2 (ja)

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