JPH089571A - フレームレス回転電機 - Google Patents

フレームレス回転電機

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Publication number
JPH089571A
JPH089571A JP14132894A JP14132894A JPH089571A JP H089571 A JPH089571 A JP H089571A JP 14132894 A JP14132894 A JP 14132894A JP 14132894 A JP14132894 A JP 14132894A JP H089571 A JPH089571 A JP H089571A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
silicon steel
holes
electric machine
frameless
stator core
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14132894A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Sato
佐藤  寛
Kunio Sugiura
邦夫 杉浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Meidensha Corp, Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Meidensha Corp
Priority to JP14132894A priority Critical patent/JPH089571A/ja
Publication of JPH089571A publication Critical patent/JPH089571A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
  • Motor Or Generator Frames (AREA)
  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 固定子鉄心の固定が容易であり、またブラケ
ットのための専用の取付板が不要な固定子構造を有する
フレームレス回転電機を提供する。 【構成】 周方向に沿って形成された複数の穴4aと他
の複数の穴とを有する硅素鋼板14を積層して固定子鉄
心4を形成し、このとき各穴4aが連続してなる空洞4
a及び固定子鉄心4の両端面に設けた鋳型にダイキャス
ト(アルミダイキャスト)して固定部2及び座5,6を
形成し、固定部2によって硅素鋼板14を固定すると共
に印呂加工により座5,6にはめあい部5a,6aを形
成しこのはめあい部にはめ込むようにしてブラケット
7,8を取付けたものであり、また前記他の複数の穴に
鉄の棒を挿通し、位置決めをしつつ各硅素鋼板14を積
層すると共に固定子鉄心4を補強したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はフレームレス回転電機に
関し、特に固定子を組立てる場合に適用して有用なもの
である。
【0002】
【従来の技術】図1は従来技術に係るフレームレス電動
機の要部を示す縦断面図である。同図において、21は
フレームレス電動機、22,23はブラケット、24は
固定子鉄心、25はコイル、26は硅素鋼板、27,2
8は取付板である。
【0003】これらのうち固定子鉄心24は、多数の硅
素鋼板26を回転軸(図示省略)方向に積層して形成さ
れており、内周部にコイル25が巻回されている。また
固定子鉄心24の図中左右両端面には取付板27,28
が各々設けられている。これらの取付板27,28の周
縁部には印呂加工によって、はめあい部27a,28a
が各々形成されており、これらのはめあい部27a,2
8aにはめ込むようにしてブラケット22,23が各々
取付けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで従来、上記固
定子鉄心24、即ち積層した硅素鋼板26の固定手段と
しては、硅素鋼板26を積層した後にこれらの外周面を
溶接する手段と、各硅素鋼板26に予めカシメ溝を設け
ておきこれらによって固定する手段との2に大別され
る。
【0005】しかしながら前者の手段では、溶接用の溝
を硅素鋼板26に設けておく必要がある。また補強を兼
ねた板等と一緒に溶接する必要があり、非常に工数がか
かる。更には位置決めのための揃え溝も硅素鋼板26に
設けておく必要がある。一方後者の手段では、硅素鋼板
26の全周にカシメ溝を設けるわけにはいかないため硅
素鋼板26のハガレ等の不具合を生起しやすい。
【0006】また硅素鋼板26に印呂加工を施すことは
できないため、上述の如く印呂加工可能な鉄板である取
付板27、28を用いてブラケット22,23を取付け
なければならず、その分部点数も多くなり組立時間も長
くなくなる。
【0007】従って本発明は上記従来技術に鑑み、固定
子鉄心の固定が容易であり、またブラケットのための専
用の取付板が不要な固定子構造を有するフレームレス回
転電機を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の第1の構成は、周方向に沿って形成された複数の穴
を有する硅素鋼板を積層し、このときの前記複数の穴が
各々連続してなる空洞中にダイキャストして形成した固
定部により前記硅素鋼板を固定してなる固定子鉄心と、
この固定子鉄心の両端面に鋳型を設け、この鋳型中にダ
イキャストして前記固定部と一体的に形成したブラケッ
ト取付用の座とを有することを特徴とする。
【0009】また上記目的を達成する本発明の第2の構
成は、上記第1の構成において、各硅素鋼板に周方に沿
って他の複数の穴を形成すると共に、これらの穴が各々
連続してなる他の空洞中に充分な強度を有する棒を各々
挿通したことを特徴とする。
【0010】また上記目的を達成する本発明の第3の構
成は、上記第1又は第2の構成において、固定部及び座
がアルミダキャストによるものであることを特徴とす
る。
【0011】
【作用】上記構成の本発明によれば、ダイキャストして
形成した固定部によって積層した硅素鋼板を容易に固定
することができると共に、専用の取付板を用いることな
く、ダイキャストして形成した座を介して固定子鉄心の
両側にブラケットを容易に取付けることができる。また
他の空洞に棒を挿通することにより硅素鋼板を積層する
ときの位置決めが容易であると共に、固定子鉄心が補強
される。
【0012】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づき詳細に説
明する。
【0013】図1は本発明の実施例に係るフレームレス
電動機の要部を示す縦断面図、図2は硅素鋼板の正面図
である。両図において、1はフレームレス電動機、2は
固定部、3はコイル、4は固定子鉄心、5,6は座、
7,8はブラケット、14は硅素鋼板、15は棒であ
る。
【0014】これらのうち固定子鉄心4は、図1に示す
ように多数の硅素鋼板14が回転軸(図示省略)方向に
積層され空洞4a中の固定部2によって固定されたもの
であり、内周部にコイル3が巻回されている。また固定
子鉄心4の図1中左右両端面には座5,6が各々設けら
れており、ここにブラケット7,8が各々取付けられて
いる。
【0015】更に詳言すると、各硅素鋼板14は図2に
示すように、外周近傍に周方向に沿って複数の穴14a
と14bとが交互に形成されており、内周部にコイル3
(図示省略)を挿通して巻回するためのスロット14c
(一部図示省略)が周方向に沿って複数形成されてい
る。
【0016】かかる硅素鋼板14を用いて固定子鉄心4
を形成するには、まず硅素鋼板14の穴14bに鉄の棒
15を挿通し、これによって位置決めしつつ硅素鋼板1
4を積層する。こうして硅素鋼板14を積層した後、複
数の穴14aが各々連続してなる各空洞4a中にダイキ
ャスト(アルミダイキャスト)して固定部4aを各々形
成し、これらによって硅素鋼板14を固定する。かくし
て固定子鉄心4が形成される。
【0017】また予め固定子鉄心4の図1中左右両端面
に各々鋳型を設けておき、ここに前記ダイキャストによ
り固定部4aと一体的に座5,6を形成する。その後座
5,6の外周部に印呂加工によりはめあい部5a,6a
を各々形成し、これらのはめあい部5a,6aにはめ込
むようにしてブラケット7,8を取付ける。
【0018】以上にように本実施例によれば、アルミダ
イキャストにより容易に固定子鉄心4、即ち積層した硅
素鋼板14を固定することができ、従来のような溶接
溝、補強板或いはカシメ溝等が不要となる。また座5,
6に印呂加工を施してブラケット7,8を取り付けるこ
とができるため、従来のような専用の取付板27,28
が不要となる。従って部品点数が減少し、その分組立工
数等を削減することができる。
【0019】また棒15を硅素鋼板14の穴14bに挿
通することによって容易に各硅素鋼板14の位置決めを
行うことができるため、従来のような揃え溝が不要とな
り、組立てが容易になる。更には棒15によって固定子
鉄心4が補強される。
【0020】なお勿論、硅素鋼板に形成する穴14a,
14bの数は必要に応じて任意に設定することができ
る。
【0021】
【発明の効果】以上実施例と共に具体的に説明したよう
に本発明によれば、ダイキャストして形成した固定部及
び座によって、溶接溝等を要することなく容易に積層し
た硅素鋼板を固定することができると共に専用の取付板
を要することなくブラケットを取付けることができる。
従って部品点数が減少し、組立工数等を削減することが
できる。また硅素鋼板の他の複数の穴に棒を挿通するこ
とにより硅素鋼板を積層するときの位置決めが容易であ
ると共に固定子鉄心が補強される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るフレームレス電動機の要
部を示す縦断面図である。
【図2】硅素鋼板の正面図である。
【図3】従来技術に係るフレームレス電動機の要部を示
す縦断面図である。
【符号の説明】
1 フレームレス電動機 2 固定部 3 コイル 4 固定子鉄心 5,6 座 7,8 ブラケット 14 硅素鋼板 15 棒

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周方向に沿って形成された複数の穴を有
    する硅素鋼板を積層し、このときの前記複数の穴が各々
    連続してなる空洞中にダイキャストして形成した固定部
    により前記硅素鋼板を固定してなる固定子鉄心と、 この固定子鉄心の両端面に鋳型を設け、この鋳型中にダ
    イキャストして前記固定部と一体的に形成したブラケッ
    ト取付用の座とを有することを特徴とするフレームレス
    回転電機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載するフレームレス回転電
    機において、 各硅素鋼板に周方に沿って他の複数の穴を形成すると共
    に、これらの穴が各々連続してなる他の空洞中に充分な
    強度を有する棒を各々挿通したことを特徴とするフレー
    ムレス回転電機。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載するフレームレス
    回転電機において、固定部及び座がアルミダイキャスト
    によるものであることを特徴とするフレームレス回転電
    機。
JP14132894A 1994-06-23 1994-06-23 フレームレス回転電機 Pending JPH089571A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14132894A JPH089571A (ja) 1994-06-23 1994-06-23 フレームレス回転電機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14132894A JPH089571A (ja) 1994-06-23 1994-06-23 フレームレス回転電機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH089571A true JPH089571A (ja) 1996-01-12

Family

ID=15289391

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14132894A Pending JPH089571A (ja) 1994-06-23 1994-06-23 フレームレス回転電機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH089571A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002044913A (ja) * 2000-07-24 2002-02-08 Mitsubishi Electric Corp 始動用電動機の固定子

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20030311