JPH08214479A - 永久磁石形回転電機及びその回転子鉄心製造方法 - Google Patents

永久磁石形回転電機及びその回転子鉄心製造方法

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JPH08214479A
JPH08214479A JP7015996A JP1599695A JPH08214479A JP H08214479 A JPH08214479 A JP H08214479A JP 7015996 A JP7015996 A JP 7015996A JP 1599695 A JP1599695 A JP 1599695A JP H08214479 A JPH08214479 A JP H08214479A
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JP
Japan
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rotor core
permanent magnet
divided
electric machine
circumferential direction
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Withdrawn
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JP7015996A
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English (en)
Inventor
Yoshikazu Mizutani
義和 水谷
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Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 四極PMモータなどの永久磁石形回転電機の
回転子鉄心を能率的に製造すること。 【構成】 四極PMモータを例にとれば、永久磁石装着
部を境に周方向に4分割した回転子鉄心単品の1つの分
割部分にのみ対応する部分型を用いて、第1工程41に
てフープ材を送りながら分割部分を1枚ずつ抜加工し、
第2工程42では、分割部分を順次積層し且つかしめる
ことにより、所定積厚L/n毎のブロックを形成し、第
3工程43ではブロックを4×n個、別工程40で形成
したステンレス鋼製の周方向に連続した補強板をn+1
枚用いて、周方向に分割した回転子鉄心を組み上げ、以
後、永久磁石の装着、ダイカスト成形、外径仕上を行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は能率的な製造が可能な永
久磁石形回転電機及びその回転子鉄心製造方法に関す
る。なお、本明細書では永久磁石形回転電機のうち、永
久磁石形同期電動機をPMモータと略称し、永久磁石形
同期発電機をPM発電機と略称し、これらの略称を適宜
用いて記載する。
【0002】
【従来の技術】図7〜図13を参照して従来の永久磁石
形回転電機の構造及びその回転子鉄心製造方法を説明す
る。なお、図7には標準的なPMモータの全体構造が示
され、図8には同PMモータの回転子の構造が示され、
図9には固定子鉄心単品の形状例が示され、図10には
回転子鉄心単品の形状例が示され、図11には固定子鉄
心単品の抜加工方法が示され、図12には回転子鉄心単
品の抜加工方法が示されている。図13には参考のた
め、一般のかご形誘導電動機の固定子鉄心と回転子鉄心
が示されている。
【0003】図7に示すように、標準的なPMモータで
は、フレーム1内に固定子鉄心2が固定され、この固定
子鉄心2の内側で回転軸3に回転子鉄心4が取り付けら
れている。なお、図7中の符号で、5は固定子巻線、6
はブラケット、7は軸受、8は波形ばね、9は回転子羽
根片、10は羽根車、11は外カバー、12は端子箱、
13はアイボルトをそれぞれ示す。
【0004】固定子鉄心2は一般のかご形誘導電動機の
固定子鉄心と同じ構造であり、図9に例示するような固
定子鉄心単品17を多数枚積み重ねたものである。固定
子鉄心2に固定子巻線5を装着したものが固定子とな
る。固定子鉄心単品17は図11に示すように、フープ
材18をロール19により総型のプレス20に供給して
連続的に抜加工することにより、製造される。図11
中、符号21は残材を示す。
【0005】一方、回転子鉄心4は図8に示すように、
永久磁石14A、磁極補助用永久磁石14B及びダンパ
ー15としての導体が装着された最終製品状態では、磁
極を境界にして周方向に分割されている。同図8の例で
は、極数が4なので、4個の各部16に分割されてい
る。
【0006】しかし、図10に示すように、最終製品と
なる前の回転子鉄心を構成する多数枚の回転子鉄心単品
22ではそれぞれを一体に保つため、言い換えれば極間
でばらばらになるのを阻止するため、その外径仕上寸法
φRを図9に示した固定子鉄心単品17の内径φSより
も例えば5mm大きくしている。即ち、大きくなった外
周部分23で全てが連続している。図10中の符号で、
24は回転軸装着用孔、25は永久磁石装着用孔、26
はダンパー装着用孔を示す。孔24は磁極補助用永久磁
石14Bの装着用に回転軸3の一部が断面略正方形にな
っているので、これに合わせて略正方形になっている。
【0007】外径が大きいため、回転子鉄心単品22の
製造に際しては、固定子鉄心単品製造時の残材21は利
用できず、図12に示すように固定子鉄心単品用とは別
のフープ材27を使用して、総型のプレス28で抜加工
している。プレス28から排出された状態では、回転子
鉄心単品22どうしはばらばらになっている。図12
中、符号29はフープ材供給用ロールを示す。
【0008】回転子鉄心単品22から最終製品状態の回
転子鉄心4を作製するには、次のような工程が採られて
いる。 (1)まず、プレス28から出たばらばら状態の回転子
鉄心単品22を揃えて積み上げ、所要積厚の鉄心として
仮に組み上げる。 (2)この組み上げた鉄心の各穴25に永久磁石14A
を挿入した後、全体をダイカストマシンによりアルミダ
イキャスト成形する。これにより、永久磁石14Aが鉄
心に一体化され、且つ、孔26にダンパー15としての
アルミニウム導体が形成され、鉄心全体も一体化する。 (3)次に、回転軸3をアルミダイカスト成形後の鉄心
の孔24に挿入すると共に回転軸3と同鉄心との間に磁
極補助用永久磁石14Bを挿入した後、鉄心外径を5m
m程度、連続した外周部分23が無くなるまで切削して
仕上加工する。これにより、図8に示した永久磁石14
A,14B、ダンパー15及び回転軸3が取り付いた状
態で、4分割された回転子鉄心4が完成する。
【0009】なお、図13に示すように、一般のかご形
誘導電動機の回転子鉄心30は、単品でも、外径挽き前
でも、加工後でも周方向に一体になっているので、鉄心
材料としては固定子鉄心31の内側部分を使用して回転
子鉄心単品を抜いている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述した如く従来は、
PMモータの回転子鉄心4が最終製品状態では周方向に
分割されたものであるにも拘らず、それに用いる回転子
鉄心単品22はそれ自身を一体に保つため固定子鉄心単
品17の内径φSよりも大きな外径φRとなるように総
型で抜加工したものであり、ばらばらの回転子鉄心単品
22を多数枚積み上げた後、永久磁石14A及びダンパ
ー15をダイカスト成形で実装し、外周部分23を切削
加工することにより、周方向の分割を行っている。その
ため、下記(1)〜(4)の点で非能率的であるという
問題が生じている。これらの問題点はPMモータに限ら
ずPM発電機でも全く同様である。
【0011】(1)ダイカスト成形後の仕上加工では、
例えば5mmという大きな仕上代で鉄心外径を切削する
が、仕上代が大きいほど、仕上加工に要する時間が長
い。 (2)プレス28から出た回転子鉄心単品22どうしは
ばらばらになっているので、ダイカスト成形前に回転子
鉄心単品22を揃えて積み上げる必要があり、この組上
工程に長い時間を要する。 (3)回転子鉄心単品22の抜加工に総型を用いるの
で、型製作費が高く、また抜荷重従ってプレス28の必
要容量が大きくなる分、抜加工工程に長い時間を要す
る。 (4)回転子鉄心単品22の鉄心材料には固定子鉄心単
品17を抜加工する際の内側部分を利用することができ
ないので、同内側部分は単なる残材21となり不経済で
ある。
【0012】本発明の課題は、上記従来技術の諸問題点
に鑑み、能率的な製造が可能な永久磁石形回転電機及び
その回転子鉄心製造方法を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明の永久磁石形回転電機は、回転子鉄心は永久磁石装着
部を境いに予め周方向に分割された回転子鉄心単品が積
層されたものであること、回転子鉄心の層間に例えばス
テンレス鋼などの非磁性材料製の補強板が配設されてい
ること、この補強板は前記周方向に分割された回転子鉄
心単品が周方向に連続すると仮定した場合の形状に実質
的に同形状に形成されていること、補強板で区分された
回転子鉄心単品どうしが、例えば「かしめ」と称される
部分的変形により、積層方向に連結されているブロック
になっていることを特徴とするものである。
【0014】また、上記課題を解決する本発明の永久磁
石形回転電機の回転子鉄心製造方法は、永久磁石の装着
及びダイカスト成形の工程よりも前に下記第1工程,第
2工程及び第3工程を有することを特徴とするものであ
り:第1工程では、例えば回転子鉄心単品の1つの分割
部分にのみ対応する部分型を用いて鉄心材料を順次送り
ながら分割部分を抜加工すること等により、周方向に分
割された回転子鉄心単品を鉄心材料から形成し;第2工
程では、第1工程で得られた回転子鉄心単品の分割部分
どうしを、例えば所定の積厚に、順次積層し且つ、例え
ば「かしめ」と称される部分的変形などにより、積層方
向に連結してブロックに形成し;第3工程では、回転子
鉄心単品が周方向に連続すると仮定した場合の形状と実
質的に同形状に別途形成された例えばステンレス鋼など
の非磁性材料製の補強板を層間に挾んで、例えば周方向
の分割数をm、回転子鉄心の積厚をL、ブロックの積厚
をL/n(但し、nは整数)とするときはm×n個のブ
ロックを用いて回転子鉄心の積厚Lと補強板の総厚との
和の厚さになるまで、第2工程で形成したブロックを重
ねて周方向に分割された回転子鉄心を作る。
【0015】
【作用】上記構成であるから、本発明の永久磁石形回転
電機では、回転子鉄心単品を永久磁石装着部を境に周方
向に分割した形状で予め形成し、また、この周方向に分
割された回転子鉄心単品を積層し且つ部分的変形などに
より積層方向に連結して予めブロック化しておくことに
より、このブロックを層間に補強板を挾んで重ねれば周
方向に分割された回転子鉄心が組み上がる。その後はこ
の組み上がった状態で、周方向に分割された回転子鉄心
に永久磁石を装着してダイカスト成形を行い、仕上加工
する。
【0016】このように、従来のような固定子鉄心の内
径よりも約5mmも大きな外径の回転子鉄心単品は不要
であるから、ダイカスト成形後の回転子鉄心の外径は従
来に比べて小さくなり、その分仕上代が削減して仕上加
工に要する時間が短縮する。
【0017】また、予めブロック化してから、ブロック
を重ねて周方向に分割された回転子鉄心を作ることがで
きるので、作業を能率的に行うことができる。
【0018】周方向に分割された回転子鉄心単品をブロ
ック化するのに、かしめと称される部分的変形により積
層方向に連結する場合は、ろう付け等の他の方法に比べ
て、作業が簡単化し時間が短縮する。
【0019】ブロックどうしの層間に挾まれる補強板は
ブロック間の位置ずれなどを防止するが、非磁性材料製
であるから永久磁石に対して閉磁路を形成することがな
い。特にステンレス鋼製の場合は、薄くても十分な強度
が得られる。
【0020】更に、本発明の永久磁石形回転電機の回転
子鉄心製造方法では、第1工程において周方向に分割さ
れた回転子鉄心単品を鉄心材料から形成する方法は抜加
工以外でも形成可能である限り基本的には何でも良い。
また抜加工の場合でも、総型等を使用して一度に複数の
分割部分を加工しても良いが、1つの分割部分にのみ対
応する部分型を用いて鉄心材料を送りながら順次1つず
つ加工する方が、型製作費が安くなり、また抜荷重が減
少して抜加工に要する時間が短縮する。
【0021】更に、第2工程において回転子鉄心単品の
分割部分どうしを積層してブロックを形成するには適当
な枚数にブロック化しても良いが、1枚1枚が薄いこ
と、回転子鉄心は積厚(寸法)で規定されることが多い
ことを考慮すると、所定の積厚毎にブロック化する方が
製造の能率が向上する。
【0022】特に、第1工程において部分型を用い、鉄
心材料を送りながら順次分割部分を1枚ずつ抜加工し、
第2工程において分割部分どうしを所定の積厚に積層し
且ついわゆる「かしめ」により積層方向に連結してブロ
ック化する場合は、能率が極めて良くなる。
【0023】更に、第3工程において層間に補強板を挾
んでブロックどうしを積層する方法は基本的には何でも
良いが、周方向の分割数mと回転子鉄心の積厚Lとブロ
ックの積厚L/nを利用して、m×n個のブロックを用
い、回転子鉄心の積厚Lと補強板の総厚との和の厚さに
なるまでブロックと補強板を重ねることにより、間違い
なく能率的に周方向に分割された回転子鉄心を作ること
ができる。
【0024】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の永久磁石形回
転電機及びその回転子鉄心製造方法を、実施例とともに
説明する。図面中、図1には本発明の一実施例に係るP
Mモータの回転子鉄心製造方法の手順例が示され、図2
には周方向に4分割された回転子鉄心単品の例が示さ
れ、図3には補強板の形状例が示され、図4には抜加工
とブロック化の一例が示され、図5にはブロックと補強
板の積み重ねの例が形状の細部を省略して示され、図6
にはダイカスト成形後の回転軸が装着されている回転子
鉄心の上半分が示されている。
【0025】本実施例では、四極PMモータを永久磁石
形回転電機の例にとっており、図1に例示する手順によ
り、回転子鉄心の製造とそれを用いたPMモータの組み
立てを行うものとしている。
【0026】四極PMモータでは、図8を参照して既に
説明したように、最終製品状態の回転子鉄心4は磁極を
境にして周方向に分割数m=4で等分に分割されてい
る。そこで本発明の適用により、図2に示すように、回
転子鉄心単品50は永久磁石装着部51を境に分割数m
=4で周方向に等分に分割した形状に、予め形成してお
く。即ち、回転子鉄心単品50は4枚の同形状の分割部
分52を周方向に等間隔で配置したものとなり、この状
態での外径寸法φR1 は既に図9に示したような固定子
鉄心単品17の内径φSに略同じで良く、図10に既に
示した従来の回転子鉄心単品22の外径寸法φR(=φ
S+5mm)のように大きい必要は全くなく、ダイカス
ト成形後の仕上代を考慮しても例えばφR1 =φSと小
さくしてある。
【0027】図2中の符号で、53はダンパー装着部、
54は回転軸装着部、55と56は永久磁石装着部51
の内外周における各ギャップ部、57はダンパー装着部
53の外周におけるギャップ部である。但し、回転軸装
着部54は、前述の如く磁極補助用永久磁石を回転子鉄
心と回転軸との間に安定に装着するために回転軸の一部
が断面略正方形に形成されることから、これに対応した
略正方形としてある。
【0028】以下、図1の製造手順を説明する。
【0029】まず図1の工程41(第1工程)では、図
2に示した回転子鉄心単品50を構成する4個の同形状
の分割部分52のうちで、1つのみに対応する部分型
(図示省略)を用いて、図4に示すようにフープ材(鉄
心材料)59を送りながら分割部分52を1個ずつ順次
抜加工する。
【0030】次に図1の工程42(第2工程)では、第
1工程41で1個ずつ抜加工した分割部分52を、図4
に示すように加工した順に積層し且つかしめ(部分的変
形)により積層方向に連結し、所定の積層L/nのブロ
ック60を順次形成する。但し、Lは回転子鉄心の積
層、nは1以上の整数であり、nはブロック60を重ね
る段数を意味する。
【0031】次に図1の工程43(第3工程)では、図
5に示すように補強板58と第2工程42で形成したブ
ロック60とを所定の積厚に積み重ね、これらの全体を
適宜な治具(図示省略)で崩れないように保持すること
により、予め周方向に分割した回転子鉄心を組み上げ
る。図5より判るように、各段では周方向の分割数mが
4であるから、4個のブロック60を周方向に等分に配
置する。また、補強板58は念のため、ブロック60の
段間だけでなく、積み重ねの両端にも配置する。そのた
め、m×n=4×n個のブロック60とn+1枚の補強
板58とを用いて、回転子鉄心積厚L(=(L/n)×
n)と補強板58の総厚との和の厚さに、ブロック60
と補強板58とを積み重ねる。
【0032】補強板58は、図1に示すように、別の工
程40で予め作製しておく。本実施例では、非磁性と強
度を考慮してステンレス鋼(SUS)を用い、図3に示
す形状に総型を用いて抜加工している。図2と比較すれ
ば判るように、本実施例の補強板58は回転子鉄心単品
50の内外周各ギャップ部55,56,57を全て周方
向に連続させた場合の形状をしており、外径寸法φR2
はもとより、永久磁石装着部51,ダンパー装着部53
及び回転軸装着部54の形状も回転子鉄心単品50と全
く同じである(φR2 =φR1 =φS)。
【0033】次に図1の工程44では、第3工程43で
組み上げた周方向に分割した回転子鉄心の各永久磁石装
着部51に、既に図8に示したように永久磁石14Aを
挿入する。
【0034】次に図1の工程45では、永久磁石14A
を挿入した回転子鉄心をダイカストマシンによりアルミ
ダイカスト成形する。これにより、各ブロック60,各
補強板58及び各永久磁石14Aを一体化し、且つ、既
に図8に示したダンパー15として各ダンパー装着部5
3にアルミニウム導体を形成すると同時にこれらアルミ
ニウム導体をそれぞれ両端で短絡する環状のアルミニウ
ム導体を回転子鉄心の両側端に形成することができる。
【0035】次に図1の工程46では、ダイカスト成形
後の永久磁石14Aとダンパー15とを有する回転子鉄
心の回転軸装着部54に、図8に示したように回転軸3
を挿入し、且つ回転軸3と同鉄心との間に、磁極補助用
永久磁石14Bを挿入する。
【0036】次に図1の工程47では、回転軸3と永久
磁石14Bとを装着した回転子鉄心の外径を例えば0.
5mm切削することにより、固定子鉄心の内径φSとの
間の適切なギャップを確保するように外径仕上を行う。
【0037】その結果、図6に示すような回転軸付回転
子鉄心61が仕上がる。上述した製造方法により、この
回転子鉄心61は永久磁石装着部51を境に予め周方向
に4分割された回転子鉄心単品50が積層されたもので
あり、同回転子鉄心61の層間にはステンレス鋼製の補
強板58が配設され、この補強板58は回転子鉄心単品
50が周方向に連続すると仮定した場合の形状と実質的
に同形状に形成されており、補強板58で区分された回
転子鉄心単品50の分割部分52どうしがダイカスト成
形とは別に「かしめ」により積層方向に連結されて積厚
L/nのブロック60になっている。
【0038】図6において、ダンパー15はダイカスト
成形により各ダンパー装着部51に形成されたアルミニ
ウム導体15Aと、同時にダイカスト成形によりこれら
各アルミニウム導体15Aをそれぞれ両端で短絡するよ
うに回転子鉄心61の両端に環状に形成されたアルミニ
ウム導体15Bからなる。なお、図6では、永久磁石1
4A,14Bの図示を省略してある。
【0039】次に図1の工程48では、工程47で外径
仕上をした図6の回転子鉄心61を用いて、図7に示し
たものと同構造の四極PMモータを組み立てる。この場
合、図7中の符号4を61と読み替えるだけで他は同じ
である。
【0040】即ち、図7において、フレーム1内に固定
子巻線5が施された固定子鉄心2を固定し、この固定子
鉄心2の内側に回転軸3付きの回転子鉄心61を挿入
し、回転軸3の両端をそれぞれブラケット6に取り付け
た軸受7により回転可能に支持してある。固定子鉄心2
は図9に示した固定子鉄心単品17を図11の方法で抜
加工して積層したものである。なお、ブラケット6はフ
レーム1の両端にそれぞれ取り付けられており、回転子
鉄心61の両側端にはそれぞれ冷却用に回転子羽根片9
が取り付けられ、回転軸3の反直結側でブラケット6よ
りも外側の端部に冷却用に羽根車10が取り付けられ、
この羽根車10を覆う外カバー11がフレーム1に取り
付けられている。更に、フレーム1の外面に固定子巻線
5に接続した端子箱12と、吊り上げ用のアイボルト1
3が設けられている。回転軸3の反直結側における軸受
7とブラケット6との間には、がたつきをなくすため
に、波形ばね8が挿着されている。
【0041】上述した本発明の一実施例に係る四極PM
モータとその回転子鉄心製造方法には、次のような利点
がある。 (1)回転子鉄心単品50の4分の1の形状のみに対応
する部分型を用いて抜加工を行うので、型の寸法及び抜
荷重が総型を用いる場合に比べて1/4に減小する。従
って、小量生産でも高能率化が実現する。具体的には、
型の製作費が約1/4に節約でき、抜工程の時間が約1
/5に短縮する。 (2)また、フープ材59を送りながら部分型で分割部
分52を1枚ずつ抜加工し、順次積層し且つかしめてブ
ロック60を次々に形成し、このブロック60と補強板
58とを重ねて周方向に4分割した回転子鉄心を組み上
げるので、抜加工後からダイカスト成形前までの作業時
間が、従来の1枚1枚ばらばらの回転子鉄心単品22を
揃えて積層する作業に比べ約1/2に短縮する。 (3)更に、回転子鉄心61の外径仕上代が従来の約5
mmから約0.5mmに減小したので、仕上工程の時間
が約1/3に短縮する。
【0042】次に、上記実施例に対する変形例を説明す
る。
【0043】上記実施例は四極PMモータについてのも
のであるが、本発明は極数に限定されることなく、また
PM発電機にも適用することができる。
【0044】補強板58はステンレス鋼製に限らず、強
度を確保することができる限り、任意の非磁性材料を用
いることができる。また、補強板58は2枚以上を重ね
てブロック60間、あるいは鉄心両側端に配置しても良
い。更に、補強板58を鉄心両側端に全く配置しない
か、一方の側端にのみ配置しても良い。また更に、補強
板58の形状は、外周のみが連続するもの、内周のみが
連続するもの、外周の一部と内周の一部がそれぞれ連続
して結果的に周方向に全て連続するものなど、要は、周
方向に分割された回転子鉄心単品50が周方向に連続す
ると仮定した場合の形状と実質的に同じ形状であれば良
く、また外径寸法φR2 も回転子鉄心単品50の外径寸
法φR1 に必ずしも一致しなくても良く、多少の増減は
仕上加工などに殆ど影響しない。
【0045】分割部分52を積層してブロック60を形
成する際に、かしめ(部分的変形)に限らず、ろう付け
など他の手段により分割部分52どうしを積層方向に連
結することも可能である。また、ブロック60と補強板
58を重ねる際に、かしめ等により両者を連結しても良
い。更に、ブロック60は分割部分52を所定枚数ずつ
積層してこれを形成することも可能である。
【0046】分割部分52を1つずつ抜加工する他、複
数ずつ抜加工することも可能である。また固定子鉄心単
品17を抜加工する場合の残材21(内側部分)を利用
して分割部分52を抜加工しても良い。例えば固定子鉄
心単品17を形成するための型の内側部分に、分割部分
52を1個から極数分(回転子鉄心単品52全体)形成
するための型を備えて両者を一度に抜加工することも可
能である。更に、分割部分52は抜加工に限らず、他の
手段により形成しても良い。
【0047】ダイカスト成形はアルミニウムに限らず、
他の導電材料を用いることが可能である。
【0048】
【発明の効果】本発明によれば、次のような効果があ
る。
【0049】本発明の永久磁石形回転電機及びその回転
子鉄心製造方法では、回転子鉄心単品を永久磁石装着部
を境に周方向に分割した形状で予め形成し、また、この
周方向に分割された回転子鉄心単品を積層し且つ部分的
変形などにより積層方向に連結して予めブロック化し、
このブロックを層間に補強板を挾んで重ねることによ
り、周方向に分割された回転子鉄心が組み上がる。その
後はこの組み上がった状態で、周方向に分割された回転
子鉄心に永久磁石を装着してダイカスト成形を行い、仕
上加工することができる。そのため、従来のような固定
子鉄心の内径よりも約5mmも大きな外径の回転子鉄心
単品は不要であるから、ダイカスト成形後の回転子鉄心
の外径は従来に比べて小さくなり、その分仕上代が削減
して仕上加工に要する時間が短縮する。また、予めブロ
ック化してから、ブロックを重ねて周方向に分割された
回転子鉄心を作ることができるので、作業を能率的に行
うことができる。更に、周方向に分割された回転子鉄心
単品をブロック化するのに、かしめと称される部分的変
形により積層方向に連結する場合は、ろう付け等の他の
方法に比べて、作業が簡単化し時間が短縮する。また更
に、ブロックどうしの層間に挾まれる補強板はブロック
間の位置ずれなどを防止するが、非磁性材料製であるか
ら永久磁石に対して閉磁路を形成することがない。特に
ステンレス鋼製の場合は、薄くても十分な強度が得られ
る。
【0050】本発明の永久磁石形回転電機の回転子鉄心
製造方法では、第1工程において1つの分割部分にのみ
対応する部分型を用いて鉄心材料を送りながら順次1つ
ずつ加工する場合は、型製作費が安くなり、また抜荷重
が減少して抜加工に要する時間が短縮する。また、第2
工程において回転子鉄心単品の分割部分どうしを積層し
て所定の積厚毎にブロック化する場合は、1枚1枚が薄
いこと、回転子鉄心は積厚(寸法)で規定されることが
多いことを考慮すると、製造の能率が向上する。
【0051】特に、第1工程において部分型を用い、鉄
心材料を送りながら順次分割部分を1枚ずつ抜加工し、
第2工程において分割部分どうしを所定の積厚に積層し
且ついわゆる「かしめ」により積層方向に連結してブロ
ック化する場合は、能率が極めて良くなり、少ない台数
でも高能率な製造が可能でる。更に、第3工程において
周方向の分割数mと回転子鉄心の積厚Lとブロックの積
厚L/nを利用して、m×n個のブロックを用い、回転
子鉄心の積厚Lと補強板の総厚との和の厚さになるまで
ブロックと補強板を重ねることにより、間違いなく能率
的に周方向に分割された回転子鉄心を作ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るPMモータの回転子鉄
心製造方法の手順例を示す図。
【図2】周方向に4分割された回転子鉄心単品の形状例
を示す図。
【図3】補強板の形状列を示す図。
【図4】抜加工とブロック化の一例を示す図。
【図5】ブロックと補強板の積み重ねの例を示す図。
【図6】ダイカスト成形後に回転軸が装着されている回
転子鉄心の上半分を示す断面図。
【図7】標準的なPMモータの全体構造を一部破断して
示す図。
【図8】図7のPMモータ中の回転子の構造を示す断面
図。
【図9】固定子鉄心単品の形状例を示す図。
【図10】従来の回転子鉄心単品の形状例を示す図。
【図11】固定子鉄心単品の抜加工方法を示す図。
【図12】従来の回転子鉄心単品の抜加工方法を示す
図。
【図13】一般のかご形誘導電動機の固定子鉄心と回転
子鉄心とを示す図。
【符号の説明】
1 フレーム 2 固定子鉄心 3 回転軸 5 固定子巻線 6 ブラケット 7 軸受 8 波形ばね 9 回転子羽根片 10 羽根車 11 外カバー 12 端子箱 13 アイボルト 14A 永久磁石 14B 磁極補助用永久磁石 15 ダンパー 17 固定子鉄心単品(PMモータ) 18 フープ材 19 ロール 20 総型のプレス 21 残材 50 回転子鉄心単品 51 永久磁石装着部 52 分割部分 53 ダンパー装着部 54 回転軸装着部 55,56,57 ギャップ部 58 補強板 59 フープ材 60 ブロック 61 回転軸付回転子鉄心

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 永久磁石が装着され且つダイカスト成形
    され且つ磁極を境に周方向に分割されている回転子鉄心
    を具備する永久磁石形回転電機において、 前記回転子鉄心は永久磁石装着部を境に予め周方向に分
    割された回転子鉄心単品が積層されたものであること、
    回転子鉄心の層間に非磁性材料製の補強板が配設されて
    いること、この補強板は前記周方向に分割された回転子
    鉄心単品が周方向に連続すると仮定した場合の形状と実
    質的に同形状に形成されていること、補強板で区分され
    た回転子鉄心単品どうしがダイカスト成形とは別に積層
    方向に連結されてブロックになっていることを特徴とす
    る永久磁石形回転電機。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記回転子鉄心単品
    どうしが部分的変形により積層方向に連結されているこ
    とを特徴とする永久磁石形回転電機。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、非磁性材料
    がステンレス鋼であることを特徴とする永久磁石形回転
    電機。
  4. 【請求項4】 永久磁石が装着され且つダイカスト成形
    され且つ磁極を境に周方向に分割されている回転子鉄心
    を具備する永久磁石形回転電機の回転子鉄心製造方法に
    おいて、 永久磁石装着部を境に周方向に分割した回転子鉄心単品
    を鉄心材料から形成する第1工程と、第1工程で得られ
    た回転子鉄心単品の分割部分どうしを積層し且つ積層方
    向に連結してブロックに形成する第2工程と、前記回転
    子鉄心単品が周方向に連続すると仮定した場合の形状と
    実質的に同形状に別途形成された非磁性体製の補強板を
    層間に挾んで、第2工程で形成したブロックを重ね、周
    方向に分割された回転子鉄心を作る第3工程とを、永久
    磁石の装着及びダイカスト成形の工程よりも前に有する
    ことを特徴とする永久磁石形回転電機の回転子鉄心製造
    方法。
  5. 【請求項5】 請求項4において、第1工程では回転子
    鉄心単品の1つの分割部分にのみ対応する部分型を用い
    て、鉄心材料を送りながら順次分割部分を1つずつ抜加
    工することを特徴とする永久磁石形回転電機の回転子鉄
    心製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項4または5において、第2工程で
    は第1工程で得られた回転子鉄心単品の分割部分どうし
    を所定の積厚に積層し且つ部分的変形により連結してブ
    ロックを形成することを特徴とする永久磁石形回転電機
    の回転子鉄心製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項6において、周方向の分割数を
    m、回転子鉄心の積厚をL、ブロックの積厚をL/n
    (但し、nは整数)とするとき、第3工程ではm×n個
    のブロックを用いて回転子鉄心の積厚Lと補強板の総厚
    との和の厚さにブロック及び補強板を重ねることを特徴
    とする永久磁石形回転電機の回転子鉄心製造方法。
  8. 【請求項8】 請求項4または5または6または7にお
    いて、補強板がステンレス鋼製であることを特徴とする
    永久磁石形回転電機の回転子鉄心製造方法。
JP7015996A 1995-02-02 1995-02-02 永久磁石形回転電機及びその回転子鉄心製造方法 Withdrawn JPH08214479A (ja)

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