JPH0894216A - A/cサイクル洗浄装置及び洗浄方法 - Google Patents

A/cサイクル洗浄装置及び洗浄方法

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JPH0894216A
JPH0894216A JP25454094A JP25454094A JPH0894216A JP H0894216 A JPH0894216 A JP H0894216A JP 25454094 A JP25454094 A JP 25454094A JP 25454094 A JP25454094 A JP 25454094A JP H0894216 A JPH0894216 A JP H0894216A
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JP
Japan
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refrigerant
cycle
oil
compressor
evaporator
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JP25454094A
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Inventor
Kunio Miyazaki
邦男 宮嵜
Tomoji Kawazoe
等士 川添
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Bosch Corp
Original Assignee
Zexel Corp
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2345/00Details for charging or discharging refrigerants; Service stations therefor
    • F25B2345/002Collecting refrigerant from a cycle

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  • Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 A/Cサイクル内の古い冷媒の回収と共に、
この古い冷媒に対応したオイルを回収するA/Cサイク
ル洗浄装置及び洗浄方法を提供する。 【構成】 A/Cサイクル洗浄装置は、冷媒回収装置、
オイル回収装置、及び真空引きポンプで構成され、洗浄
方法は、(1)A/Cサイクル内の冷媒を前記冷媒タン
ク内に収容する冷媒回収工程、(2)A/Cサイクル及
びオイルタンクの真空引きを行う真空引き工程、(3)
冷媒タンク内に収容された冷媒を前記A/Cサイクル及
び前記オイルタンク内に循環させるA/Cサイクル洗浄
工程、(4)前記A/Cサイクル洗浄工程時に、前記オ
イルタンクの濾過手段によって冷媒とオイルを分離し、
オイルタンク内に分離したオイルを収容するオイル回収
工程、及び(5)前記A/Cサイクル内の冷媒を前記冷
媒タンク内に再び収容する冷媒再回収工程からなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、空調装置の冷房サイ
クル(A/Cサイクル)に封入される冷媒及びオイル
を、オゾンを破壊する成分を有する冷媒(フロン)及び
この冷媒に対応したオイルからから新しい冷媒及びこの
新しい冷媒に対応したオイルに交換するにあたり、A/
Cサイクルの洗浄及び冷媒・オイルの回収を行うことの
できるA/Cサイクル洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の空調装置に使用されている冷媒は
通常CFC−12(R−12)と呼ばれるフロン(CC
2 2 )で、このフロンに含まれる塩素がオゾン層を
破壊するために他の冷媒に替える必要がある。この代替
冷媒としては、HFC−134a(CF3 CH2 F)が
熱力学的性質及びコンポーネントの変更が少なくてすむ
という理由で採用される。この代替冷媒の採用により、
古い冷媒から新しい冷媒への交換と共に、古い冷媒に対
応したオイルを新しい代替冷媒に対応したオイルに交換
する必要がある。
【0003】また、フロン回収装置としては、特開平1
−123964号公報に示されるものがある。このフロ
ン回収装置は、コンプレッサによって冷房サイクル(A
/Cサイクル)から吸引された冷媒を、熱交換器ユニッ
トに導き、ここで冷媒を凝縮液化して冷媒タンクに収容
するようにしたものである。また、吸引された冷媒は、
前記熱交換器ユニットの連設された油分離ユニットに導
かれて、油分が分離され、オイルドレーンから排出する
ようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
フロン回収装置においては、回収した冷媒から油分を分
離して冷媒を再生するものであり、基本的にオイルの全
面的な回収を目的としたものではないために、A/Cサ
イクル内のオイルを完全に除去することができない。
【0005】このために、この発明は、A/Cサイクル
内の古い冷媒を回収すると共に、この古い冷媒に対応し
たオイルを回収することのできるA/Cサイクル洗浄装
置及びA/Cサイクル洗浄方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】したがって、請求項1記
載の発明は、A/Cサイクル洗浄装置が、少なくともエ
アコン用コンプレッサ、コンデンサ、膨張手段、及びエ
バポレータを直列に配管結合して構成され、冷媒及びオ
イルの回収のために前記エアコン用コンプレッサと前記
エバポレータとの間が遮断されたA/Cサイクルに対し
て、前記コンプレッサの吸入側に挿着され、少なくとも
冷媒吸引用コンプレッサ及びこの冷媒吸引用コンプレッ
サで吸引した冷媒を収容する冷媒タンクを有する冷媒回
収装置と、前記エバポレータの後流側と前記冷媒回収装
置の間に挿着されるオイル回収装置と、前記エバポレー
タの後流側及び前記コンプレッサの吸入側に接続され、
A/Cサイクル内の真空引きを行うために真空引き用ポ
ンプとによって構成されることにある。
【0007】また、請求項2記載の発明は、前記A/C
サイクル洗浄装置を使用するA/Cサイクル洗浄方法で
あって、(1)前記冷媒吸引用コンプレッサを稼働させ
て、前記A/Cサイクル内の冷媒を前記冷媒タンク内に
収容する冷媒回収工程、(2)前記真空引き用ポンプを
稼働させて、前記A/Cサイクル内及びこのA/Cサイ
クルに接続されたオイル回収装置の真空引きを行う真空
引き工程、(3)前記冷媒吸引用コンプレッサを稼働さ
せて前記冷媒回収工程で回収された冷媒を、前記A/C
サイクル及びオイル回収装置に循環させてA/Cサイク
ル内の洗浄を行う洗浄工程、(4)前記A/Cサイクル
内の洗浄に使用された冷媒からA/Cサイクル内のオイ
ルを分離させ、前記オイル回収装置に収容するオイル回
収工程、及び(5)前記冷媒吸引用コンプレッサを稼働
させて、前記A/Cサイクル内の冷媒を再度回収する冷
媒再回収工程からなることにある。
【0008】さらに、具体的には、前記オイル回収装置
を、オイルを収容するオイルタンクと、前記A/Cサイ
クルのエバポレータの後流側に接続される冷媒入口と、
前記冷媒回収装置の吸入側と接続される冷媒出口と、前
記冷媒入口と前記冷媒出口を連通し、第1の開閉手段に
よって開閉されるバイパス通路と、前記オイルタンク内
の下部近傍と前記冷媒入口とを連通し、第2の開閉手段
によって開閉される吸入側通路と、前記オイルタンク内
の上部近傍と前記冷媒出口とを連通すると共に、第3の
開閉手段によって開閉され、前記オイルタンク内上部近
傍の一端に濾過手段を有する吐出側通路とによって構成
する。
【0009】また、前記冷媒タンクの下流側と前記エア
コン用コンプレッサの吸入側との間に第4の開閉手段を
設け、さらに前記オイル回収装置と前記冷媒回収装置の
間に第5の開閉手段を設けて、請求項2記載の工程を、
(1)前記第1の開閉手段を開、第2及び第3及び第4
の開閉手段を閉、第5の開閉手段を開とし、前記冷媒吸
引用コンプレッサを稼働させて、前記A/Cサイクル内
の冷媒を前記冷媒タンク内に収容する冷媒回収工程、
(2)前記第1の開閉手段を閉、第2及び第3の開閉手
段を開、第4の開閉手段を閉、第5の開閉手段を閉と
し、前記真空引き用ポンプを稼働させて前記A/Cサイ
クル及び前記オイルタンクの真空引きを行う真空引き工
程、(3)前記第1の開閉手段を閉、第2、第3、第4
及び第5の開閉手段を開とし、前記冷媒吸引用コンプレ
ッサを稼働させて、前記冷媒タンク内に収容された冷媒
を前記A/Cサイクル及び前記オイルタンク内に循環さ
せるA/Cサイクル洗浄工程、(4)前記A/Cサイク
ル洗浄工程時に、前記オイルタンクの濾過手段によって
冷媒とオイルを分離し、オイルタンク内に分離したオイ
ルを収容するオイル回収工程、及び(5)前記第1の開
閉手段を開、第2及び第3及び第4の開閉手段を閉、第
5の開閉手段を開とし、前記冷媒吸引用コンプレッサを
稼働させて、前記A/Cサイクル内の冷媒を前記冷媒タ
ンク内に再度収容する冷媒再回収工程としてもよいもの
である。
【0010】
【作用】したがって、請求項1記載の発明においては、
A/Cサイクル洗浄装置を、冷媒回収装置、オイル回収
装置、及び真空引きポンプで構成したことによって、冷
媒の回収と同時オイル分離を行うことができるため、上
記課題を達成できる。
【0011】また、請求項2記載の発明においては、前
記A/Cサイクル洗浄装置を使用して、(1)前記冷媒
吸引用コンプレッサを稼働させて、前記A/Cサイクル
内の冷媒を前記冷媒タンク内に収容する冷媒回収工程、
(2)前記真空引き用ポンプを稼働させて前記A/Cサ
イクル及び前記オイルタンクの真空引きを行う真空引き
工程、(3)前記冷媒吸引用コンプレッサを稼働させ
て、前記冷媒タンク内に収容された冷媒を前記A/Cサ
イクル及び前記オイルタンク内に循環させるA/Cサイ
クル洗浄工程、(4)前記A/Cサイクル洗浄工程時
に、前記オイルタンクの濾過手段によって冷媒とオイル
を分離し、オイルタンク内に分離したオイルを収容する
オイル回収工程、及び(5)前記冷媒吸引用コンプレッ
サを稼働させて、前記A/Cサイクル内の冷媒を前記冷
媒タンク内に再度収容する冷媒再回収工程を順次行うこ
とによって、A/Cサイクル内の古い冷媒を回収し、こ
の古い冷媒を使用してA/Cサイクル内を洗浄すると共
に、この冷媒によってA/Cサイクル内に残留するオイ
ルをオイル回収工程で回収でき、上記課題を達成でき
る。
【0012】
【実施例】以下、この発明の実施例ついて図面により説
明する。
【0013】図1において100は車両に搭載される空
調装置(特に、前席用エバポレータ15aと後席用エバ
ポレータ15bを有する)の冷房サイクル(A/Cサイ
クル)を示す。このA/Cサイクル100は、エアコン
用コンプレッサ10、コンデンサ12、レシーバタンク
(L/T)13、膨張手段としての膨張弁14(14
a,14b)、及びエバポレータ15(15a,15
b)が直列に配管結合されて構成されるものである。
尚、膨張弁14aとエバポレータ15a、膨張弁14a
とエバポレータ15aは直列に結合され、それぞれの組
はさらに並列に接続されて前席用及び後席用の空調装置
の冷却手段を構成するものである。
【0014】このA/Cサイクル100は、図1中に破
線θで示されるように、エバポレータ15a,15bの
後流側とエアコン用コンプレッサ10の吸入側が連結さ
れてA/Cサイクルの閉回路が形成されているものであ
る。このA/Cサイクル100において、エアコン用コ
ンプレッサ10で圧縮された高圧の気体冷媒は、コンデ
ンサ12において通過する空気に放熱して凝縮され、低
温高圧の液体冷媒となる。この高圧の液体冷媒は、レシ
ーバタンク13を経て膨張弁14(14a,14b)に
至り、ここで断熱膨張をして低圧の液体冷媒となる。こ
の低圧の液体冷媒は、エバポレータ15(15a,15
b)を流れる間に、このエバポレータ15(15a,1
5b)を通過する空気の熱を吸収して蒸発し、低圧の気
体冷媒として前記エアコン用コンプレッサ10に回帰す
る。この循環を連続的に繰り返すことによって、前記エ
バポレータ15(15a,15b)で吸収した熱を前記
コンデンサ12で放熱するという熱交換が実行され、エ
バポレータ15(15a,15b)を通過する空気を冷
却することができるものである。
【0015】このA/Cサイクル100に使用される冷
媒として、従来はCFC−12(R−12)と呼ばれる
フロン(化学式:CCl2 2 )が使用されていたが、
このフロンに含まれる塩素がオゾン層を破壊するという
問題生じたために、新しい冷媒を使用することが研究さ
れ、現在の段階では熱力学的性質及びコンポーネントの
変更が少なくてすむという理由でHFC−134a(R
−134a)という冷媒(化学式:CF3 CH2 F)が
使用されている。
【0016】このために、空調装置の冷媒が不足し冷房
能力が低下してきた場合、冷媒の補充が必要であるが、
古い冷媒(CFC−12)を使用している場合には、新
しい冷媒(現状ではHFC−134aであるが特に限定
しない)に入れ換える必要がある。また、冷媒の交換に
伴い、新しい冷媒の対応するオイルの交換も必要とな
る。
【0017】この冷媒及びオイルを交換するために、前
記A/Cサイクル100のエバポレータ15の下流側及
びエアコンコンプレッサ10の吸入側を遮断して、この
エバポレータ15の下流側とびエアコン用コンプレッサ
10の吸入側との間にA/Cサイクル洗浄装置140が
挿着される。このA/Cサイクル洗浄装置は、前記エバ
ポレータ15の後流側に挿着されるオイル回収装置12
0と、このオイル回収装置120と前記エアコン用コン
プレッサ10の吸入側の間に挿着される冷媒回収装置1
10と、前記エバポレータ15の後流側及び前記エアコ
ン用コンプレッサ10の吸入側に接続される真空引きポ
ンプ130と、前記エアコン用コンプレッサ10と前記
冷媒回収装置110の間の連通を開閉する弁(第1の
弁)150と、前記オイル回収装置120と前記冷媒回
収装置110の間の連通を開閉する弁(第2の弁)16
0とによって構成されるものである。尚、第1の弁15
0は、課題を解決するための手段の欄に記載された第4
の開閉手段に相当し、第2の弁160は課題を解決する
ための手段の欄に記載された第5の開閉手段に相当す
る。
【0018】前記冷媒回収装置110は、例えば特開平
1−123964号公報に開示されるタイプのもので、
基本的に、冷媒を吸引するための吸引用コンプレッサ2
0、吸引した冷媒を冷却して液化するための熱交換ユニ
ット21、冷媒を収容するための冷媒タンク22(本実
施例においては容量が7リットル)を有するもので、前
記第2の弁160から流入する冷媒は熱交換ユニット2
1を通過して冷媒吸引用コンプレッサ20に至り、この
冷媒吸引用コンプレッサ20の吐出側は再び熱交換ユニ
ット21に戻って液化され、前記冷媒タンク22に収容
されるものである。この冷媒タンク22の吐出側は前記
第1の弁150を介して前記エアコン用コンプレッサ1
0の吸入側と接続される。
【0019】前記オイル回収装置120は、図2に示す
ように、本体30内にオイルタンク31を有し、さらに
本体30には前記A/Cサイクル100のエバポレータ
15の後流側と連結される冷媒入口32及び前記第2の
弁160と接続される冷媒出口33とが設けられてい
る。また、この冷媒入口32と前記オイルタンク31の
下方部分とを連通する吸入側通路34が設けられ、この
吸入側通路34は第3の弁35によって開閉されるもの
である。さらに、オイルタンク31の上部近傍と前記冷
媒出口33とを連通して吐出側通路36が設けられ、こ
の吐出側通路36は第4の弁37によって開閉される。
さらにまた、前記冷媒入口32と冷媒出口33とを連通
してバイパス通路38が設けられ、このバイパス通路3
8は第5の弁39によって開閉される。尚、前記第3の
弁は課題を解決するための手段の欄に記載された第2の
開閉手段に相当し、前記第4の弁は課題を解決するため
の手段の欄に記載された第3の開閉手段に相当し、前記
第5の弁は課題を解決するための手段の欄に記載された
第1の開閉手段に相当する。尚、図2において第3及び
第4の弁35,37は手動弁、第5の弁39は電磁弁と
して記載されているが、これらの弁の開閉手段は特に限
定するものではない。なぜなら、弁の制御を自動化する
場合には電磁弁を用いて電気的に制御することが好まし
く、コストを抑えると共にいろいろな局面に対応したい
場合には手動弁を用いて人為的に開閉することが好まし
いからである。
【0020】また、オイルタンク31の下端にはオイル
排出通路40が設けられ、第6の弁41によって開閉さ
れ、オイルタンク31に収容されたオイルを外部に排出
することができる。このオイルタンク31の上端にはさ
らにリリーフバルブ42が設けられ、オイルタンク31
の内部にはレベルセンサ43が配されている。
【0021】前記吐出側通路36のオイルタンク31内
の端部には、濾過手段50が取付けられ、この濾過種手
段50を通過する冷媒からオイルを分離するものであ
る。この分離された冷媒は前記オイルタンク31内に収
容される。前記濾過手段50は、前記吐出側通路36の
オイルタンク側の端部に挿着される円筒状のケース51
と、このケース51内に固装されるフィルター部52
と、前記円筒状のケース51と前記吐出側通路36とを
固定する蓋部53によって構成される。
【0022】以上説明したA/Cサイクル洗浄装置14
0は、A/Cサイクル100のエバポレータ15の後流
側とコンプレッサ10の吸入側の間に装着され、図3に
示す工程に従ってA/Cサイクル内の古いタイプの冷媒
(R−12)及びこの冷媒に対応したオイルを回収する
ものである。
【0023】先ずステップ200で示す冷媒回収工程に
おいて、第1の弁150を閉、第2の弁160を開、第
3及び第4の弁を閉、第5の弁39を開とし、エアコン
用コンプレッサ10、コンデンサ12、レシーバタンク
13、膨張弁14、エバポレータ15、バイパス通路3
8、熱交換ユニット21、冷媒吸引用コンプレッサ2
0、再び熱交換ユニット21、冷媒タンク22に至る回
収ルートが形成され、前記冷媒吸引用コンデンサ20の
稼働によってA/Cサイクル100内の冷媒が吸引さ
れ、熱交換ユニット21で液化されて冷媒タンク22に
収容される。
【0024】次にステップ210に示す真空引き工程を
実行する。この真空引き工程において、第1、第2の弁
150,160を閉、第3及び第4の弁35,37を
開、第5の閉とし、真空引き用ポンプ130を稼働させ
てA/Cサイクル100内及びオイルタンク31内の真
空引きを行い内部に滞留する水分等を排出すると共に、
A/Cサイクル100内及びオイルタンク31内を負圧
にして次ぎなる工程、洗浄工程(ステップ220)の第
1段階である冷媒のチャージを容易に行えるようにす
る。ただし、このチャージを行う前に冷媒タンク22内
の回収冷媒が所定値(中レベル以上もしくは満液)ある
ことを確認する必要がる。
【0025】前記真空引き工程の後、第1の弁150を
開放すると、A/Cサイクル100内が負圧となってい
ることから、冷媒タンク内の冷媒がA/Cサイクル10
0内1チャージされる。この段階で第2の弁160を開
放し、冷媒吸引用コンデンサ20を稼働させて、冷媒タ
ンク22内に回収された冷媒をA/Cサイクル100内
を循環させて各部の洗浄を行う。これと同時にステップ
230で示すオイル回収工程が実行される。このオイル
回収工程において、前記A/Cサイクル内を循環する冷
媒が前記オイルタンク31を通過する時に、前記濾過手
段50によって冷媒とオイルを分離し、オイルをオイル
タンク31内に収容するものである。
【0026】この洗浄工程及びオイル回収工程を所定時
間(約30分)継続した後、前記第1の弁150を閉じ
て冷媒吸引用コンプレッサ20を継続して稼働させて低
圧カットスイッチ(図示しない)が作動するまで冷媒の
回収を行い、さらに第3の弁35及び第4の弁37を閉
じて第5の弁39を開いて再度回収運転を実行して残留
ガスを回収する。これによって、一連のA/Cサイクル
の洗浄及び冷媒・オイルの回収が完了するものである。
【0027】さらに、これらの工程の完了後、例えば膨
張弁、レシーバタンクを新しい冷媒(例えばHFC−1
34a)に対応したものと交換し、この部品交換後、先
ず真空引きしながら、新しい冷媒に対応したオイルを規
定量注入し、さらに新しい冷媒をサービス缶によって適
正量充填して、新しい冷媒に対応したA/Cサイクルを
構成するものである。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、古いタイプの冷媒を回収し、この冷媒でA/Cサイ
クルを洗浄すると共に、古い冷媒に対応したオイルを回
収するようにしたことによって、新しい冷媒とこの冷媒
に対応するオイルを充填した時に、古い冷媒及びオイル
が完全に除去されているために、新しい冷媒及びオイル
に対応するA/Cサイクルの信頼性を向上させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るA/Cサイクル及びA/
Cサイクル洗浄装置の構成図である。
【図2】本発明の実施例に係るオイル回収装置の構成図
である。
【図3】本発明の実施例に係るオイル洗浄装置の各工程
を示したフローチャート図である。
【符号の説明】
10 コンプレッサ 12 コンデンサ 13 レシーバタンク 14(14a,14b) 膨張弁 15(15a,15b) エバポレータ 20 冷媒吸入用コンプレッサ 21 熱交換ユニット 22 冷媒タンク 31 オイルタンク 34 吸入側通路 35 第3の弁(第2の開閉手段) 36 吐出側通路 37 第4の弁(第3の開閉手段) 38 バイパス通路 39 第5の弁(第1の開閉手段) 50 濾過手段 100 A/Cサイクル 110 冷媒回収装置 120 オイル回収装置 130 真空引き用ポンプ 140 A/Cサイクル洗浄装置 150 第1の弁(第4の開閉手段) 160 第2の弁(第5の開閉手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくともエアコン用コンプレッサ、コ
    ンデンサ、膨張手段、及びエバポレータを直列に配管結
    合して構成され、冷媒及びオイルの回収のために前記エ
    アコン用コンプレッサと前記エバポレータとの間が遮断
    されたA/Cサイクルに対して、前記コンプレッサの吸
    入側に挿着され、少なくとも冷媒吸引用コンプレッサ及
    びこの冷媒吸引用コンプレッサで吸引した冷媒を収容す
    る冷媒タンクを有する冷媒回収装置と、前記エバポレー
    タの後流側と前記冷媒回収装置の間に挿着されるオイル
    回収装置と、前記エバポレータの後流側及び前記コンプ
    レッサの吸入側に接続され、A/Cサイクル内の真空引
    きを行うために真空引き用ポンプとによって構成される
    ことを特徴とするA/Cサイクル洗浄装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のA/Cサイクル洗浄装置
    を使用する、(1) 前記冷媒吸引用コンプレッサを稼
    働させて前記A/Cサイクル内の冷媒を前記冷媒タンク
    内に収容する冷媒回収工程、(2) 前記真空引き用ポ
    ンプを稼働させて、前記A/Cサイクル内及びこのA/
    Cサイクルに接続されたオイル回収装置の真空引きを行
    う真空引き工程、(3) 前記冷媒吸引用コンプレッサ
    を稼働させて前記冷媒回収工程で回収された冷媒を、前
    記A/Cサイクル及びオイル回収装置に循環させてA/
    Cサイクル内の洗浄を行う洗浄工程、(4) 前記A/
    Cサイクル内の洗浄に使用された冷媒からA/Cサイク
    ル内のオイルを分離させ、前記オイル回収装置に収容す
    るオイル回収工程、及び(5) 前記冷媒吸引用コンプ
    レッサを稼働させて、前記A/Cサイクル内の冷媒を再
    度回収する冷媒再回収工程からなることを特徴とするA
    /Cサイクル洗浄方法。
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Cited By (8)

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