JPH089385A - 動画像符号化装置 - Google Patents

動画像符号化装置

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JPH089385A
JPH089385A JP13717894A JP13717894A JPH089385A JP H089385 A JPH089385 A JP H089385A JP 13717894 A JP13717894 A JP 13717894A JP 13717894 A JP13717894 A JP 13717894A JP H089385 A JPH089385 A JP H089385A
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陽一 山田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像メモリに対するデータ転送量を減じる。 【構成】 動画像符号化装置200中の2個の符号化処
理部200A,200Bは、該各符号化処理部200
A,200B中の制御部によって制御され、動きベクト
ル検出を行って互いに隣接するマクロブロックの列を並
列に符号化する。動きベクトル検出には現画像データと
参照画像データが必要であるが、参照画像データのうち
各符号化処理部200A,200B間で共通に必要とさ
れる画像データは、該各符号化処理部200A,200
B中アクセス手段の制御によって画像メモリ250から
同時に読出され、各符号化処理部200A,200B中
の画像データバッファに書込まれる。これにより、動画
像符号化装置200と画像メモリ250間のデータ転送
量が減じられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、動画像等の画像伝送に
用いられる動画像符号化装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、このような分野の技術としては、
例えば次のような文献に記載されるものがあった。 文献1;オプトロニクス(1992−5)オプトロニク
ス社、大久保“テレビ電話・会議における符号化”P.74
-79,86-98 文献2;IEEE 1993 CUSTOM CIRCUITS CONFERENCE(19
93)、Subroto Bose他著“A Single Chip Multistand
ard Video Codec ”P.11.4.1-11.4.4 動画像の符号化では文献2に記載されたように、符号化
しようとする1フレームの画像を例えば16×16画素
のマクロブロック(以下、MBという)と呼ばれる小ブ
ロック単位で、次の(1)〜(5)の処理を順に行い、
符号化を行う。 (1)動きベクトル検出 符号化しようとするフレームつまり符号化フレームの符
号化対象MBに対して相関の1番大きい領域を符号化参
照フレームから検出する。このときの符号化参照フレー
ムは、一般的に符号化フレームの前後のフレームが用い
られる。領域の検出において、符号化参照フレーム中で
符号化対象MBと同じ空間位置の近辺が探索領域とさ
れ、探索領域内で符号化対象MBに対して相関の1番大
きい領域が求められる。そして、相関の1番大きい領域
の参照フレーム中の空間位置と符号化対象MBの空間位
置との差分が動きベクトルとして検出される。 (2)離散コサイン変換(以下、DCTという) 一種の直交変換が符号化対象MBに施され、符号化対象
MBのデータは空間データから周波数スペクトルデータ
へ変換される。DCTの入力データとしては符号化フレ
ームの符号化対象MBデータがそのまま用いられるか、
または符号化対象MBと動きベクトルで参照される領域
の参照フレームのデータとの差分が用いられる。その判
定基準としては、その差分値が大きいときには符号化フ
レームのデータがそのまま用いられ、小さい時には差分
データが用いられる。
【0003】(3)量子化 DCTの出力データが、所定の代表値に変換される。 (4)可変長符号化 量子化の出力データのうち発生頻度の低い値に対して大
きい長さの符号が与えられ、発生頻度の高い値に対して
小さい長さの符号が割り当てられて符号化データとして
出力される。 (5)逆量子化,逆離散コサイン変換(以下、IDCT
という) 逆量子化は量子化の逆の処理、IDCTはDCTの逆の
処理をそれぞれ行う。これらの処理によって空間データ
として画像データが再生され、後に符号化されるフレー
ムに対する参照フレームデータとなる。ここで、量子化
は1:1の変換とならないので、量子化入力と逆量子化
出力とは同等ではない。そのため、原画像と再生画像と
は異なったものになる。(1)の動きベクトル検出は輝
度成分データに対して行われ、(2)〜(5)の処理は
輝度成分及び色成分に対して行われる。1MB中の輝度
成分は16×16=256画素、色成分はその半分の1
28画素である。
【0004】図2は、従来の動画像符号化装置の1例を
示す構成ブロック図であり、この図を参照しつつ、ある
1つのMBデータに対する符号化処理の流れを説明す
る。この動画像符号化装置100は、符号化MBを符号
化するために必要な画像データを格納する画像データバ
ッファ101を備え、その画像データバッファ101の
出力側には動きベクトル検出部102とDCT部103
が接続されている。動きベクトル検出部102の出力側
には制御部104が接続されている。DCT103の出
力側にはIDCT部105と量子化部106が接続さ
れ、そのIDCT部105の出力データが画像データバ
ッファ101に出力される接続である。量子化部106
の出力側には逆量子化部107と可変長符号化部108
が接続されている。逆量子化部107の出力信号もID
CT部105に入力され、可変長符号化部108の出力
が符号化データDTout として出力される構成である。
制御部104は、この動画像符号化装置100の符号化
処理のシーケンスを制御するものであり、制御信号s1
04a,s104b,s104cを送出する機能を有し
ている。制御部104からの制御信号s104aはDC
T部103、IDCT部105、量子化部106、逆量
子化部107、及び可変長符号化部108へ入力され、
制御信号s104bは画像データバッファ101に入力
される構成である。また、制御信号s104cは外部の
図示しない画像メモリ150に供給される接続である。
動きベクトル検出部102は画像データバッファ101
から動きベクトル検出に必要なデータを入力し、動きベ
クトル検出結果の動きベクトルd102を制御部104
に出力する。DCT103は符号化対象フレームデータ
(現画像データ)と動きベクトルで示される位置の参照
フレームデータ(参照画像データ)とを画像データバッ
ファ101から入力し、DCT入力データとして現画像
データを使用するかまたは現画像データと参照画像デー
タを使用するか判定する。DCT103はその判定結果
をフレーム内/フレーム間予測の選択結果s103とし
てIDCT部105に出力すると共にDCTを行ってD
CT結果のデータd103を量子化部108に送出す
る。
【0005】量子化部106はDCT出力d103を入
力して量子化を行い、この量子化で代表値に変換された
データd106が可変長符号化部108に供給される。
可変長符号化部108は量子化部からのデータd106
に、発生頻度に対応した符号を割り当て符号化データD
out を生成して出力する。逆量子化部107は量子化
データd106に対して逆量子化を行い、逆量子化結果
のデータd107をIDCT部105に供給する。ID
CT部105ではデータd107に対してIDCTを施
し、DCT部103におけるフレーム内/フレーム間予
測の選択結果s103がフレーム内予測を選択している
場合、IDCT部105はIDCT結果をそのまま再生
画像データd105として画像データバッファ101に
出力する。また、DCT部103においてフレーム間予
測が選択されている場合、IDCT部105は画像デー
タバッファ101から参照画像データを入力してIDC
T結果に加算する。IDCT結果に参照画像データが加
算されたデータが再生画像データd105として画像デ
ータバッファ101へ出力される。画像データバッファ
は再生画像データを格納し、この格納された再生画像デ
ータが画像データが外部の画像メモリへ出力される。制
御部104は動きベクトル検出部102と、DCT部1
03と、IDCT部105と、量子化部部106と、逆
量子化部107と、可変長符号化部108とに、符号化
制御信号s104aを送出し、符号化処理のシーケンス
を制御する。符号化制御信号s104aの内容はアドレ
スとデータとから構成され、そのアドレスによって特定
された部が符号化処理の計算を実施する。符号化制御信
号s104aのうちのデータ部分は特定された部へ与え
るパラメータとなる。また、制御部104は画像データ
バッファ101に対する入出力を制御するバッファ制信
号s104bを画像データバッファ101へ送出し、外
部の画像メモリ150と画像データバッファ101間に
対するデータの入出力を制御する画像メモリ制信号s1
04cを外部の画像メモリ150に送出する。
【0006】図3は、図2中の画像データバッファのデ
ータ転送を説明する図である。次の(i)〜(iii)で、
1MBの符号化処理に必要な外部画像メモリ150と画
像データバッファ101間のデータ転送量を図3を参照
しつつ説明する。 (i)参照画像データ読出し 輝度成分について動きベクトル検出を行うために、参照
フレーム中の探索範囲として使用する領域の分だけ画像
データを画像メモリ150から読出す必要がある。例え
ば、符号化対象MBに対して水平方向±16画素、垂直
方向±16画素を探索範囲とすると48×48画素の画
像データを読出す必要がある。しかし、通常、空間位置
の順序にしたがって符号化が行われるので、符号化対象
MBと直前に処理したMBとで探索範囲に重複する部分
が存在することになる。この重複する部分の画像データ
はすでに画像データバッファ101に格納されているの
で、符号化対象MBに対する動きベクトル検出で新たに
用いるデータのみを読出すとすると、図3のように16
×48画素が、外部の画像メモリから読出される。一
方、色成分については動きベクトル検出結果に応じて読
出されるので、16×8画素である。
【0007】(ii)現画像データ 輝度成分について16×16画素、及び色成分16×8
画素読出される。 (iii)再生画像データ 輝度成分16×16画素、色成分16×8画素である。
以上の(i)〜(iii)を合計すると、 (16×48+16×8)+(16×16+16×8) +(16×16+16×8)=1664画素 となる。図4は、図2の動画像符号化装置と画像メモリ
を示すブロック図である。図4には図2の動画像符号化
装置100に接続された画像メモリ150が示されてい
る。画像メモリ150の入力データDTinは時系列に入
力される動画像データがアナログ/デジタル変換された
データであり、画像メモリ150にはこの入力データD
inが書込まれる。動画像符号化装置100中の制御部
104から画像メモリ制御信号S104cが出力され、
その画像メモリ制御信号s104cに基き、画像データ
d150が動画像符号化装置100と画像メモリ150
との間で転送される。画像データd150の内容は参照
画像データと現画像データと再生画像データから構成さ
れる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
動画像符号化装置では、次のような課題があった。処理
画像の大きさが大きくなると、動画像符号化装置100
の処理能力と動画像符号化装置100と画像メモリ15
0間のデータ転送速度に限界が来るとい問題点があっ
た。例えば、標準ビデオ規格では1フレームの大きさが
720×480画素であり、フレーム周波数は30Hz
である。1フレーム内のMB数は、 720×480/(16×16)=1350MB となり、1MBに対する処理許容時間は最大、 1/30sec/1350=24.6μs と非常に短い時間である。そのため、処理量が膨大とな
って1つの動画像符号化装置では性能を満たさない場合
も発生する。また、動画像符号化装置100と画像メモ
リ150間のデータ転送における1画素当たりの周期
は、 24.6μs/1664画素=14.78ns となる。1画素当たりの転送能力を上げるために4画素
同時に転送したとしても、59.1ns周期で転送する
必要がある。転送オーバヘッドを25%程度と考慮する
と47.3nsの周期つまり21.1MHzでデータを
入出力する必要がある。動画像符号化装置において符号
化処理性能または画像転送性能のいずれかを満足出来な
い場合に、画像データを分割して処理することによって
符号化計算量及び画像データ転送量を適量としたシステ
ムが、文献2に記載されている。
【0009】図5は、画像データを分割処理する動画像
符号化装置を示すブロック図である。この画像符号化装
置は、例えば図2に示された動画像符号化装置と同様の
構成の2つの符号化処理部100A,100bを備えて
いる。各符号化処理部100A,100Bには、画像メ
モリ150A,150Bがそれぞれ接続されている。2
個の画像メモリ150A,150Bには、720×24
0画素の画像データDTinがそれぞれ書込まれる。各符
号化処理手段100A,100Bと画像メモリ150
A,150B間でデータd150A,d150Bの転送
がそれぞれ行われ、各符号化処理部100A,100B
はそれぞれ符号化処理を行う。図6は、フレーム中のM
Bを示す図である。図6には1フレームの一部である複
数のMBのA0〜G4が示されている。例えば、MBの
A0〜D4に対応する画像データDTinが画像メモリ1
50Aに書込まれ、符号化処理部100AがMBのA0
〜D4、つまりフレームの上側のMBに対応した符号化
を実施する。同様に、MBのE0〜G4に対応する画像
データDTinが画像メモリ150Bに書込まれ、符号化
処理手段100BがMBのE0〜G4、つまりフレーム
の上側のMBに対応した符号化を実施する。このような
符号化処理によれば、動画像符号化装置における負荷が
分割されるので処理量の集中を回避することができる。
しかし、フレームの上と下の境界部にあたるMBにおい
て、動きベクトル検出範囲が十分確保できなくなり、動
きベクトルの検出性能が劣化して符号化効率を低下させ
ていた。例えば、上側のMBであるD2に対する動きベ
クトル検出では、下側のE0〜E4のMBに対応するデ
ータを参照することができなかった。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するために、画像データを記憶する画像メモリを共有
し、前記画像メモリに記憶された現画像における所定の
大きさのブロックの画像データと参照画像のブロックの
画像データとを用いて動きベクトル検出を行い該現画像
をブロック単位で符号化を行う複数の符号化処理部を備
え、動画像に対する符号化を実施する動画像符号化装置
において、次のような構成を講じている。即ち、互いに
隣接する前記現画像中のブロック列を前記各符号化処理
部にそれぞれ対応させ該各符号化処理部による前記符号
化を並列に行わせる制御手段と、前記動きベクトル検出
で使用する前記参照画像のブロックの画像データのうち
前記各符号化処理部間で共通して使用する画像データ
を、該画像データを共通して使用する全ての符号化処理
部に前記画像メモリから同時に読出すアクセス手段と
を、設けている。
【0011】
【作用】本発明によれば、以上のように動画像符号化装
置を構成したので、各符号化処理部は、各制御手段の制
御により、互いに隣接する前記現画像中のブロック列を
並列に符号化する。このとき、各符号化処理部間で共通
に使用される参照画像のブロックの画像データが、アク
セス手段によって、それを使用する全ての符号化処理部
へ同時に画像メモリから読出される。各符号化処理部
は、さらに参照画像のブロックの画像データのうち各符
号化処理部で共通使用しないブロックの画像データと現
画像のブロックの画像データとを画像メモリから読出し
て動きベクトルを検出してブロック単位で符号化を行
う。従って、前記課題を解決できるのである。
【0012】
【実施例】図1は、本発明の実施例を示す動画像符号化
装置のブロック図である。この動画像符号化装置200
は、CPU(中央処理装置)等を用いて構成された2個
の符号化処理部200A,200Bを備え、これら符号
化処理部200A,200Bには時系列に入力される画
像データDTinを記憶する画像メモリ250が接続され
ている。各符号化処理部200A,200Bは現画像の
ブロック単位に動きベクトル検出を行って符号化をそれ
ぞれ行うものであり、各符号化処理部200A,200
Bと画像メモリ250間でデータ転送が行われ、符号化
処理部200A,200Bの出力側から符号化されたデ
ータDTout が出力される構成である。また、各符号化
処理部200A,200Bは画像メモリ250を共有
し、各符号化処理部200A,200Bの画像メモリ2
50に対するアクセスは、同期信号s200で制御され
る構成である。図7は、図1中の符号化処理部の内部を
示す構成ブロック図である。符号化処理部200A,2
00Bは同様の構成であり、それぞれ画像データバッフ
ァ201を備えている。画像データバッファ201は画
像メモリ250に接続されており、各符号化処理部20
0A,200Bにおける符号化に必要な画像データを格
納する機能を有している。画像データバッファ201の
出力側には動きベクトル検出部202とDCT部203
が接続されている。動きベクトル検出部202の出力側
には制御手段である制御部204が接続されている。D
CT203の出力側にはIDCT部205と量子化部2
06が接続され、そのIDCT部205の出力データが
画像データバッファ201に出力される接続である。量
子化部206の出力側には、逆量子化部207と可変長
符号化部208が接続されている。逆量子化部207の
出力データもIDCT部205に入力され、可変長符号
化部208の出力が符号化データDTout として出力さ
れる構成である。制御部204は、この符号化処理部の
符号化処理のシーケンスを制御するものであり、制御信
号s204a,s204b,s204cを送出する機能
を有している。制御部104からの制御信号s204a
は、DCT部203、IDCT部205、量子化部20
6、逆量子化部207、及び可変長符号化部208へ入
力され、制御信号s204bは画像データバッファ20
1に入力される構成である。制御信号s104cは画像
メモリ250に供給される接続である。各符号化処理部
200A,200Bには同期制御部300がそれぞれ設
けられ、その同期制御部300が制御部204に接続さ
れている。同期制御部220はアクセス手段を構成し、
同期制御部220の送出する同期制御信号s200によ
って各符号化処理部200A,200Bの画像メモリ2
50に対するアクセスが制御される構成である。
【0013】次に、図1の動画像符号化装置の動作を図
を用いて説明する。符号化処理部200A,200B
は、画像メモリ250を共有し、時分割でアクセス行っ
てそれぞれ符号化を実施する。同期制御信号s200で
どちらの符号化処理部が画像メモリ250とデータ入出
力するかが決定される。動きベクトル検出部202は画
像データバッファ201から動きベクトル検出に必要な
データを入力し、動きベクトル検出結果の動きベクトル
のデータd202を制御部204に出力する。DCT2
03は現画像データと動きベクトルで示される位置の参
照画像データとを画像データバッファ201から入力
し、DCT入力データとして現画像データを使用するか
または現画像データ及び参照画像データを使用するか判
定する。DCT203はその判定結果をフレーム内/フ
レーム間予測の選択結果s203としてIDCT部20
5に出力すると共にDCTを行ってDCT結果のデータ
d203を量子化部206に送出する。量子化部206
はDCT出力d203を入力して量子化を行い、この量
子化で代表値に変換されたデータd206が可変長符号
化部208に供給される。可変長符号化部208は量子
化部からのデータd206の発生頻度に対応した符号を
割り当て符号化データDTout を生成して出力する。逆
量子化部207は量子化データd206に対して逆量子
化を行い、逆量子化結果のデータd207をIDCT部
205に供給する。IDCT部205ではデータd20
7に対してIDCTを施し、DCT部203におけるフ
レーム内/フレーム間予測の選択結果s203がフレー
ム内予測を選択している場合、IDCT部205はID
CT結果をそのまま再生画像データd205として画像
データバッファ201に出力する。また、DCT部20
3においてフレーム間予測が選択されている場合、ID
CT部205は画像データバッファ201から参照画像
データを入力してIDCT結果に加算する。IDCT結
果に参照画像データが加算されたデータが再生画像デー
タd205として画像データバッファ201へ出力され
る。画像データバッファは再生画像データを格納し、こ
の格納された再生画像データが画像データd250とし
て画像メモリ250へ出力される。
【0014】制御部204は動きベクトル検出部202
と、DCT部203と、IDCT部205と、量子化部
部206と、逆量子化部207と、可変長符号化部20
8とに、符号化制御信号s204aを送出し、符号化処
理のシーケンスを制御する。符号化制御信号s204a
の内容はアドレスとデータとから構成され、そのアドレ
スによって特定された部が符号化処理の計算を実施す
る。符号化制御信号s204aのうちのデータは特定さ
れた部へ与えるパラメータとなる。また、制御部204
は画像データバッファ201に対する入出力を制御する
バッファ制信号s104bを画像データバッファ201
へ送出し、外部の画像メモリ250と画像データバッフ
ァ201間に対するデータの入出力を制御する画像メモ
リ制信号s204cを外部の画像メモリ250に送出す
る。この画像メモリ制信号s204cによって各符号化
処理部200A,200Bは、処理するブロックを選定
する。本実施例の各符号化処理部200A,200B
は、現画像中の互いに隣接するブロック列をそれぞれ並
列で符号化する。例えば、符号化処理部200Aは図6
におけるA0〜A4とC0〜C4とE0〜E4のMBに
対する符号化を行い、符号化処理部200Bは、B0〜
B4とD0〜D4とF0〜F4のMBに対する符号化を
行う。MBの各A0〜A4と各B0〜B4、各C0〜C
4と各D0〜D4、及び各E0〜E4と各F0〜F4の
処理は少しタイミングがずらされた状態で、同時進行で
符号化される。
【0015】図8は、図1の符号化処理部のデータ転送
を説明する図である。この図はMBであるC1及びD1
の符号化のシーケンスを示している。各符号化処理部2
00A,200Bのおける処理時間のうち、動きベクト
ル検出は約1/3を使用し、DCT及び量子化等では約
2/3が使用される。C1についての輝度成分の参照デ
ータを水平、垂直方向とも±16画素とすると、必要と
する参照画像のMBは図6のB0,B1,B2,C0,
C1,C2,D0,D1,D2であるが、先立って行わ
れたC0の符号化処理でB0,B1,C0,C1,D
0,D1は使用されているので、既に画像データバッフ
ァ201に格納されている。そのため、新たに必要なM
Bの画像データは、B2,C2,D2の画像データであ
る。同様に、D1について新たに必要な画像データは、
C2,D2,E2のMBの画像データである。ここで、
C2,D2の画像データは各符号化処理部200A,2
00B双方の動きベクトル検出に必要があるので、符号
化処理部200A,200Bの双方の画像データバッフ
ァ201に同時に、画像メモリ250から読出されて書
込まれる。
【0016】参照画像の輝度データの読出しは図8中の
時刻tから開始され、引き続き、現画像データの読出
しが行われる。現画像データの読出しではC1の現画像
データが先に読出され、D1の現画像データが後に読出
される。C1の現画像データの読出し終了後、符号化処
理部200AはC1に対する動きベクトル検出を開始す
る。D1の現画像データの読出し終了後、符号化処理部
200BはD1に対する動きベクトル検出を開始する。
また、D1の現画像データの読出し終了後、既に計算さ
れて各画像データバッファ201に格納されているC
0,D0の再生画像データを順番に画像メモリ250に
書込む。D0の再生画像データの書込み終了時には、C
1に対する動きベクトル検出は終了しているので、検出
された動きベクトルで示される色成分の参照領域のデー
タC1c が、符号化処理部200Aの画像データバッフ
ァ201に書込まれる。引き続き、D1に対する色成分
参照領域のデータD1c が読出されて符号化処理部20
0Bの画像データバッファ201に書込まれる。2個の
MBのC1,D1に対する符号化処理で、画像メモリ2
50と各画像データバッファ201間のデータ転送量
は、図8中に示された時刻t1〜時刻t2の間で281
6画素のデータとなり、1MB当たりに換算すると14
08画素のデータとなる。この値は、従来例のデータ転
送量1664画素に対して、11/13に削減されてお
り、処理時間を短縮できることになる。
【0017】図9は、図1中の符号化処理部間のアクセ
ス権の変動を示す図であり、この図を用いて、図8中の
時刻t1〜時刻t2における各符号化処理部200A,
200Bの画像メモリ250に対するアクセスを説明す
る。符号化処理部200A,200Bのうち1つがマス
タ、他方がスレーブとなる。符号化処理部が3個以上の
場合には、1つの符号化処理部がマスタとなり、他の符
号化処理部が全てスレーブとなる。ここでは、符号化処
理部200Aをマスタ、符号化処理部200Bをスレー
ブとする。符号化処理部200A,200の両方で共通
に必要となるデータを画像メモリ250から読出す際、
画像メモリ制御信号s204cはマスタ側である符号化
処理部200Aから出力され、スレーブ側からは出力さ
れない。どちらの符号化処理部がマスタであるかスレー
ブであるかは制御部204から同期制御インタフェース
信号sIを同期制御220に与えて設定する。時刻t1
において、符号化処理部200Aは画像メモリ250に
対するアクセス権を放棄する。符号化処理部200A中
の制御部204から同期制御インタフェース信号sIが
符号化処理部200Aの同期制御部220に供給され、
この同期制御部220から符号化処理部200B中の同
期制御部220へ同期制御信号s200が送出される。
符号化処理部200B中の同期制御部220から同期制
御インターフェース信号sIが符号化処理部200B中
の制御部204へ入力され、その制御部204が画像メ
モリ250に対するアクセス権を得たことを認識する。
制御部204はMBであるD1の現画像データ読出しを
行うための画像メモリ制御信号S204cを画像メモリ
250に出力し、画像メモリ250から対応するデータ
が読出される。D1の現画像データの読出し終了後、符
号処理部200Bの制御部204は画像メモリ250に
対するアクセス権を放棄する。即ち、符号処理部200
Bの制御部204は同期制御インタフェース信号sIを
符号処理部200Bの同期制御部220へ供給する。符
号処理部200Bの同期制御部220から符号化処理部
200Aの同期制御部220に同期制御信号s200を
送出する。
【0018】以下同様な手順で、符号化処理部200A
によるC0の再生画像データの書込み、符号化処理部2
00BによるD0の再生画像データの書込み、符号化処
理部200AによるC1の色成分C1c 参照画像データ
読出し、符号化処理部200BによるD1の色成分D1
c 参照画像データ読出し、及び符号化処理部200Aに
よるC3の輝度成分の参照画像データ読出しが行われ
る。MBのC3の参照画像データである輝度成分は画像
メモリ250から読出され、同時に各符号化処理部20
0A,200Bの画像データバッファ201にそれぞれ
書込まれる。ここで、C3の参照画像データの書込み手
順を説明する。マスタである符号化処理部200Aの制
御部204は、共通データアクセスリクエスト信号を同
期制御インタフェースsIとして符号化処理部200A
の同期制御部220に出力する。この同期制御部220
から符号化処理部200Bの同期制御部220に対して
同期制御信号s200が送出される。同期制御信号s2
00の出力から所定のサイクル遅れて、画像メモリ25
0からの読出しが開始されるようにしておく。所定のサ
イクルのサイクル数は、両符号化処理部200A,20
0B間で予め設定しておく。符号処理部200Bの制御
部204は同期制御部220経由で共通データアクセス
信号を入力する。前記所定サイクル経過と同時に、画像
データバッファ201に対するデータ転送が開始され
る。マスタである符号化処理部200Aの制御部204
は、画像メモリ制御信号s204cを画像メモリ250
に供給すると共に、バッファ制御信号s204bを画像
データバッファ201へ供給する。一方、符号化処理部
200Bの制御部204はバッファ制御信号s204b
を画像データバッファ201へ供給する処理のみを行
う。MBのC3の参照画像データである輝度成分の読出
し終了後、同様の手順でD3の輝度成分が参照画像デー
タとして読出される。引き続き、符号化処理部200B
によるMBのE3の参照画像データ、符号化処理部20
0AによるMBのC2の現画像データの各読出しが行わ
れる。
【0019】以上のように、本実施例では、画像メモリ
250を共有する2つの符号化処理部200A,200
Bで動画像符号化装置を構成しているので、処理量の集
中が無く、符号化処理部の負担が低減される。また、各
符号化処理部200A,200Bは現画像中で互いに隣
接するMBの列をそれぞれ並列に符号化する。そのた
め、参照画像の領域が制限される事がなく且つ共通の参
照画像のデータを用いることが可能となり、画質の低下
を防止したうえで画像メモリ250と動画像符号化装置
200間のデータ転送量を少なくする事ができる。な
お、本発明は、上記実施例に限定されず種々の変形が可
能である。例えば、符号化処理部200A,200Bの
数は2個でなくてもよく、3個以上で構成してもよく、
その場合、さらに各符号化処理部における負担が軽減さ
れる。また、MBのサイズは画像処理の目的に応じて変
更可能であり、どのようなサイズのMBであっても、上
記実施例と同様の効果が発揮される。
【0020】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、画像メモリを共有する複数の符号化処理部を動画
像符号化装置と制御手段とを備え、制御手段の制御によ
り、各符号化処理部が、互いに隣接するブロック列を並
列に符号化する構成としている。また、動画像符号化装
置にはアクセス手段が設けられ、アクセス手段によって
各符号化処理部間で共通に使用される参照画像のデータ
をそれを使用する各符号化処理部に同時に画像メモリか
ら読出される。そのため、参照画像の領域が制限される
事なく、共通の参照画像のデータを用いることが可能と
なり、画像メモリと動画像符号化装置間のデータ転送量
を少なくする事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す動画像符号化装置のブロ
ック図である。
【図2】従来の動画像符号化装置の1例を示す構成ブロ
ック図である。
【図3】図2中の画像データバッファのデータ転送を説
明する図である。
【図4】図2の動画像符号化装置と画像メモリを示すブ
ロック図である。
【図5】画像データを分割処理する動画像符号化装置を
示すブロック図である。
【図6】フレーム中のMBを示す図である。
【図7】図1中の符号化処理部の内部を示す構成ブロッ
ク図である。
【図8】図1の符号化処理部のデータ転送を説明する図
である。
【図9】図1中の符号化処理部間のアクセス権の変動を
示す図である。
【符号の説明】
200 動画像符号化装置 200A,200B 符号化処理部 250 画像メモリ s200 同期制御信号 s204c 画像メモリ制御信号 s250 転送データ DTout 符号化データ 201 画像データバッファ 202 動きベクトル検出部 203 DCT部 204 制御部 220 同期制御部 s204b バッファ制御信号 sI 同期制御インタフェース信号

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データを記憶する画像メモリを共有
    し、前記画像メモリに記憶された現画像における所定の
    大きさのブロックの画像データと参照画像のブロックの
    画像データとを用いて動きベクトル検出を行い該現画像
    をブロック単位で符号化を行う複数の符号化処理部を備
    え、動画像に対する符号化を実施する動画像符号化装置
    において、 互いに隣接する前記現画像中のブロック列を前記各符号
    化処理部にそれぞれ対応させ該各符号化処理部による前
    記符号化を並列に行わせる制御手段と、前記動きベクト
    ル検出で使用する前記参照画像のブロックの画像データ
    のうち前記各符号化処理部間で共通して使用する画像デ
    ータを、該画像データを共通して使用する全ての符号化
    処理部に前記画像メモリから同時に読出すアクセス手段
    とを、設けたことを特徴とする動画像符号化処理装置。
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