JPH089289Y2 - 目地用バックアップ材 - Google Patents

目地用バックアップ材

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Publication number
JPH089289Y2
JPH089289Y2 JP1993015239U JP1523993U JPH089289Y2 JP H089289 Y2 JPH089289 Y2 JP H089289Y2 JP 1993015239 U JP1993015239 U JP 1993015239U JP 1523993 U JP1523993 U JP 1523993U JP H089289 Y2 JPH089289 Y2 JP H089289Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
joint
sealing material
backup material
wall
substantially flat
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1993015239U
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English (en)
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JPH0667611U (ja
Inventor
義博 丸目
誠 羽田
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Nishikawa Rubber Co Ltd
Original Assignee
Nishikawa Rubber Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、目地部に充填するシー
リング材が目地用バックアップ材と接着しないように
し、これによりシーリング材が外壁と剥離しないように
した目地用バックアップ材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図1及び図2に示す如く、桟木1
5の外側に張った外壁10,10の接続部に形成される
目地部20に、目地用バックアップ材30を挿入し、こ
の上に建物内部への浸水を防止するためのシーリング材
40を充填している。なお、現在、目地用バックアップ
材30はゴムもしくはゴム様弾性体よりなるものが使用
され、シーリング材40は主として変成シリコーン系又
はシリコーン系のものよりなるシーリング材が使用され
ている。
【0003】しかしながら、上記従来の目地用バックア
ップ材は、目地用バックアップ材30とシーリング材4
0とが接着するため月日が経過すると、図3に示す如
く、外壁10,10とシーリング材40とが剥離し、漏
水を引起こすと言う問題点がある。この現象は、特に変
成シリコーン系シーリング材を使用したものに顕著に見
られる。その原因は、シーリング材40は、充填後にそ
の一部が揮発し収縮すること、また、外壁10,10は
長期間に伸縮を繰返すことにある。すなわち、シーリン
グ材40と目地用バックアップ材30とが接着している
と、外壁10或いはシーリング材40の収縮時に、シー
リング材40が目地用バックアップ材30に引張られ
て、外壁10から剥離する。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、上記従来の目地用バックアップ材30は、シーリ
ング材40と目地用バックアップ材30とが接着してい
るため、外壁10或いはシーリング材40の収縮時に、
シーリング材40が外壁10から剥離することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】図4乃至図6を参考にし
て説明する。本考案は、建物の外側に張った外壁10,
10の接続部に形成される目地部20に目地用バックア
ップ材30を挿入し、さらに建物内部への浸水を防止す
るためにシーリング材40を充填した目地用バックアッ
プ材において目地用バックアップ材30をEPDMゴム
より構成すると共に、略平面部31と、中央脚部分32
と、その脚部分32の両側から外壁10,10の端面に
向って伸設された複数段のリップ33とを有し、略平面
部31にポリオレフィン系樹脂よりなる離型層50を熱
融着により一体に形成したものである。
【0006】
【実施例】実施例について説明すると、10,10は互
いに端面が相対するよう桟木15の外側に張った外壁、
20はその外壁10,10の接続部に形成された目地
部、40はその目地部20からの建物内部への浸水を防
止するシーリング材であって、主として、変成シリコー
ン系又はシリコーン系のシーリング材である。又、30
は、目地用バックアップ材であって略平面部31と中央
脚部分32と、その中央脚部分32の両側から外壁1
0,10の端面に向って伸設された複数段のリップ33
とを有し、略平面部31にポリオレフィン系樹脂よりな
る離型層50を熱融着により一体に形成してある。尚、
本体の目地用バックアップ材30は、EPDMゴムより
なり、離型層50のポリオレフィン系樹脂は、ポリエチ
レン(超高分子ポリエチレンを含む)、ポリプロピレン
等がある。
【0007】作用について説明すると、離型層50がポ
リオレフィン系樹脂で作られている。ポリオレフィン系
樹脂はEPDMゴムと容易に熱融着するので輸送・取付
時に離型層50と剥離することはない。しかし、ポリオ
レフィン系樹脂は変成シリコーン系又はシリコーン系の
シーリング材40に対しては接着性がなく、シーリング
材40が充填後その一部が揮発して収縮したり、或は外
壁10,10が長期間に伸縮を繰返したりしても、シー
リング材40は離型層50に接着することなく、従って
外壁10から剥離すると言うことが起こらない。
【0008】
【考案の効果】本考案は以上のように構成されるため、
シーリング材40が充填後その一部が揮発して収縮した
り、外壁10,10が長期間に伸縮を繰返したりして
も、シーリング材40は離型層50に接着することはな
く、外壁10から剥難することはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例を示す断面図である。
【図2】従来例の目地部への取付状態を示す断面図であ
る。
【図3】シーリング材が外壁から剥離した従来例の状態
を示す断面図である。
【図4】本考案の実施例を示す断面図である。
【図5】実施例の目地部への取付状態を示す断面図であ
る。
【図6】図5の外壁もしくはシーリング材が収縮した時
の実施例の状態を示す断面図である。
【符号の説明】
10 外壁 15 桟木 20 目地部 30 目地用バックアップ材 31 略平面部 32 中央脚部分 33 リップ 40 シーリング材 50 離型層

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物の外側に張った外壁(10,10)
    の接続部に形成される目地部(20)に目地用バックア
    ップ材(30)を挿入し、さらに建物内部への浸水を防
    止するためにシーリング材(40)を充填した目地用バ
    ックアップ材において、目地用バックアップ材(30)
    をEPDMゴムより構成すると共に、略平面部(31)
    と、中央脚部分(32)と、その脚部分(32)の両側
    から外壁(10,10)の端面に向って伸設された複数
    段のリップ(33)とを有し、略平面部(31)にポリ
    オレフィン系樹脂よりなる離型層(50)を熱融着によ
    り一体に形成してなる目地用バックアップ材。
JP1993015239U 1993-03-05 1993-03-05 目地用バックアップ材 Expired - Lifetime JPH089289Y2 (ja)

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JPH0667611U JPH0667611U (ja) 1994-09-22
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006233553A (ja) * 2005-02-24 2006-09-07 Nishikawa Rubber Co Ltd シーリングバックアップ材
JP4549883B2 (ja) * 2005-02-25 2010-09-22 西川ゴム工業株式会社 シーリングバックアップ材を配置した目地構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS57129939U (ja) * 1981-02-06 1982-08-13
JPS6360183A (ja) * 1986-08-29 1988-03-16 電気化学工業株式会社 気泡コンクリ−トの製造法

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JPH0667611U (ja) 1994-09-22

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