JPH0891862A - 光ファイバ線引方法および線引炉 - Google Patents

光ファイバ線引方法および線引炉

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JPH0891862A
JPH0891862A JP23532994A JP23532994A JPH0891862A JP H0891862 A JPH0891862 A JP H0891862A JP 23532994 A JP23532994 A JP 23532994A JP 23532994 A JP23532994 A JP 23532994A JP H0891862 A JPH0891862 A JP H0891862A
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JP
Japan
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optical fiber
core tube
tube
taper
tapered
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Application number
JP23532994A
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English (en)
Inventor
Ichiro Tsuchiya
一郎 土屋
Hiroaki Ota
博昭 太田
Kazuya Kuwabara
一也 桑原
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Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Publication date
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    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B37/00Manufacture or treatment of flakes, fibres, or filaments from softened glass, minerals, or slags
    • C03B37/01Manufacture of glass fibres or filaments
    • C03B37/02Manufacture of glass fibres or filaments by drawing or extruding, e.g. direct drawing of molten glass from nozzles; Cooling fins therefor
    • C03B37/025Manufacture of glass fibres or filaments by drawing or extruding, e.g. direct drawing of molten glass from nozzles; Cooling fins therefor from reheated softened tubes, rods, fibres or filaments, e.g. drawing fibres from preforms
    • C03B37/029Furnaces therefor
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B2205/00Fibre drawing or extruding details
    • C03B2205/60Optical fibre draw furnaces
    • C03B2205/62Heating means for drawing
    • C03B2205/63Ohmic resistance heaters, e.g. carbon or graphite resistance heaters
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
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    • C03B2205/60Optical fibre draw furnaces
    • C03B2205/90Manipulating the gas flow through the furnace other than by use of upper or lower seals, e.g. by modification of the core tube shape or by using baffles
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    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
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    • C03B2205/60Optical fibre draw furnaces
    • C03B2205/90Manipulating the gas flow through the furnace other than by use of upper or lower seals, e.g. by modification of the core tube shape or by using baffles
    • C03B2205/92Manipulating the gas flow through the furnace other than by use of upper or lower seals, e.g. by modification of the core tube shape or by using baffles using means for gradually reducing the cross-section towards the outlet or around the preform draw end, e.g. tapered

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光ファイバの外径変動をより少なくすること
ができる光ファイバ線引方法およびこの線引方法を実現
し得る光ファイバ線引炉を提供する。 【構成】 上端開口23から光ファイバ用母材13が送
り込まれると共に下端から光ファイバ22が引き出され
る炉心管14と、この炉心管14の上端開口23から下
端部に向けて不活性ガスを流す不活性ガス供給手段と、
炉心管14を間に挟んで光ファイバ用母材13の下端部
を囲むと共にこれを加熱溶融させるヒータ15と、この
ヒータ15と炉心管14とを保持する炉体12とを具
え、炉心管14は、光ファイバ用母材13の加熱溶融部
分との対向位置よりも上方に位置し、かつ光ファイバ用
母材13の外径寸法と対応した一定の内径の円筒部24
と、この円筒部24の下側に位置して内径が下側ほど小
径となったテーパ筒部25, 26とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ファイバの外径変動
を少なくし得る光ファイバ線引方法およびこの線引方法
を実現し得る光ファイバ線引炉に関する。
【0002】
【従来の技術】情報伝送用の一般的な光ファイバは、こ
の光ファイバと断面が相似形をなす数センチメートル前
後の直径の光ファイバ用母材の下端部を加熱溶融し、こ
の溶融部分を連続的に下方に引き出すことによって得ら
れる。このような光ファイバ用母材の下端部を加熱する
光ファイバ線引炉としては、特公平3−24421号公
報や、特開昭59−88336号公報等に開示されたも
のが周知である。
【0003】例えば、特公平3−24421号公報に開
示された従来の光ファイバ線引炉の断面構造を表す図3
に示すように、断熱材101 が内部に組み込まれた炉体10
2 には、光ファイバ用母材103 が送り込まれる炉心管10
4 と、この炉心管104 の中央部を囲み、光ファイバ用母
材103 の下端部を加熱溶融させる環状のヒータ105 とが
組み付けられている。また、この炉体102 の上端中央に
上向きに突設された入口管部106 の上端部分には、当該
入口管部106 を介して炉心管101 内に下向きにヘリウム
や窒素等の不活性ガスを供給するための図示しない不活
性ガス供給装置が組み付けられている。さらに、炉体10
2 の下端中央には、円筒状をなす口金107 が下向きに突
設された状態となっており、この口金107 の下端開口10
8 から光ファイバ109 が引き出されるようになってい
る。
【0004】炉心管104 は、前記入口管部106 を介して
光ファイバ用母材103 が送り込まれる大円筒部110 と、
上端がこの大円筒部110 に接続し、かつ下側ほど内径が
小径となって光ファイバ用母材103 の下端部を囲むテー
パ筒部111 と、上端がこのテーパ筒部111 の下端に接続
すると共に下端が前記口金107 の上端に接続する小円筒
部112 とで構成されている。
【0005】従って、炉体102 内は断熱材101 によって
保温され、炉心管104 内に送り込まれる光ファイバ用母
材103 の下端部は、この炉体102 内のヒータ105 によっ
て加熱溶融され、光ファイバ109 となって口金107 の下
端開口108 から引き出される。また、炉心管104 の上方
から供給される不活性ガスによって、炉心管104 内が不
活性ガス雰囲気に保持され、炉心管104 の酸化を防ぐと
共に炉心管104 の内部を清浄に保つようにしている。こ
の不活性ガスは、炉心管104 の内周面と光ファイバ用母
材103 および光ファイバ109 の外周面との間の隙間に沿
って下方に流れ、口金107 の下端開口108 から炉外に放
出される。
【0006】このように、炉心管104 を光ファイバ用母
材103 の輪郭形状に沿って成形することにより、加熱溶
融状態にある光ファイバ用母材103 の下端部に沿った不
活性ガスの流れが安定となり、引き出される光ファイバ
の外径変動や曲がりくせ、あるいは強度劣化等を抑制す
ることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】特公平3−24421
号公報や、特開昭59−88336号公報等に開示され
た光ファイバ線引炉では、不活性ガスを光ファイバ用母
材および光ファイバに沿って層流状態で流すことによ
り、その外径変動や、不均一な残留応力による曲がりく
せ、あるいは炉内に浮遊するダストの付着による光ファ
イバの強度劣化等を抑制するようにしている。
【0008】ところで、光コネクタを介して複数本の光
ファイバを相互に接続する場合、光コネクタのフェルー
ルには光ファイバを通すための孔や溝等を形成する必要
がある。この場合、これらの孔や溝の寸法は、光ファイ
バの外径寸法の変動を考慮して最大許容値の外径の光フ
ァイバに対応した寸法に設定される。このため、許容寸
法幅を広く設定した場合、最小許容値の外径の光ファイ
バをフェルールに装着すると、それに対応して心ずれの
量がそれだけ大きくなってしまい、接続損失の増大につ
ながる。
【0009】上述した特公平3−24421号公報や、
特開昭59−88336号公報等に開示された従来の光
ファイバ線引炉では、光ファイバの外径変動を基準外径
に対して±0. 5μm以内に抑えることは可能であった
が、例えば±0. 2μm以内に抑えることは困難であ
る。この原因としては、光ファイバ用母材および光ファ
イバに沿った不活性ガスの流れが上述した構造の光ファ
イバ線引炉をもってしてもまだ不安定であり、この不活
性ガスの不安定な流れが光ファイバの外径変動に影響し
ていることが考えられる。
【0010】
【発明の目的】本発明の目的は、光ファイバの外径変動
をより少なくすることができる光ファイバ線引方法およ
びこの線引方法を実現し得る光ファイバ線引炉を提供す
ることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明による第一の形態
は、光ファイバ用母材の下端部を加熱溶融させるステッ
プと、加熱溶融した光ファイバ用母材の下端から光ファ
イバを連続的に引き出すステップと、光ファイバ用母材
の下端部とこの光ファイバ用母材の下端から引き出され
た光ファイバとを下端側ほど内径が小さくなったテーパ
筒に通すステップと、このテーパ筒の上端部から下端部
に向けて不活性ガスを流すステップとを具えたことを特
徴とする光ファイバ線引方法にある。
【0012】ここで、前記テーパ筒内を流れる不活性ガ
スの流速は、このテーパ筒の前記下端側ほど速くなって
いることが望ましく、当該テーパ筒の前記上端と対向す
る部分の前記光ファイバの直径が3mm以上であることが
有効である。
【0013】一方、本発明による第二の形態は、上端か
ら光ファイバ用母材が送り込まれると共に下端から光フ
ァイバが引き出される炉心管と、この炉心管の前記上端
部から前記下端部に向けて不活性ガスを流す不活性ガス
供給手段と、前記炉心管を間に挟んで前記光ファイバ用
母材の下端部を囲むと共にこれを加熱溶融させるヒータ
と、このヒータと前記炉心管とを保持する炉体とを具
え、前記炉心管は、その下端が前記光ファイバ用母材の
加熱溶融部分と対向するか、あるいは前記光ファイバ用
母材の加熱溶融部分との対向位置よりも上方に位置し、
かつ前記光ファイバ用母材の外径寸法と対応した一定の
内径の円筒部と、この円筒部の下側に位置して内径が下
側ほど小径となったテーパ筒部とを有することを特徴と
する光ファイバ線引炉にある。
【0014】ここで、前記テーパ筒部の下端には、下側
ほど内径が小径となった口金が突設され、この口金の内
径の変化率を前記テーパ筒部の内径の変化率と同じか、
あるいはそれ以上に設定することが好ましい。この場
合、口金は、それ自体が分割可能であると共にテーパ筒
部に対して着脱可能としても良い。
【0015】また、前記テーパ筒部が前記光ファイバ用
母材の加熱溶融部分を主として囲む第一のテーパ筒部
と、このテーパ筒部の下に続いて前記光ファイバを主と
して囲む第二のテーパ筒部とからなり、この第二のテー
パ筒部の内径の変化率よりも前記第一のテーパ筒部の内
径の変化率を大きくするようにしても良い。この場合、
第一のテーパ筒部と第二のテーパ筒部との接続部分と対
向する部分の光ファイバの直径が3mm以上であることが
有効である。
【0016】本発明による第三の形態は、上端から光フ
ァイバ用母材が送り込まれると共に下端が底板で塞がれ
た円筒状の炉心管と、この炉心管の前記底板の中央部を
貫通すると共に内径が下側ほど小径となり、かつ上端部
が前記光ファイバ用母材の下端部と対向すると共に下端
から光ファイバが引き出されるテーパ筒と、前記炉心管
の上端部から前記テーパ筒の下端部および前記炉心管の
下端部に形成したガス排出口に向けて不活性ガスを流す
不活性ガス供給手段と、前記炉心管および前記テーパ筒
のうち少なくとも前記炉心管を間に挟んで前記光ファイ
バ用母材の下端部を囲むと共にこれを加熱溶融させるヒ
ータと、このヒータと前記炉心管と前記テーパ筒とを保
持する炉体とを具えたことを特徴とする光ファイバ線引
炉にある。
【0017】ここで、前記テーパ筒の下端には、下側ほ
ど内径が小径となった口金が突設され、この口金の内径
の変化率を前記テーパ筒の内径の変化率と同じか、ある
いはそれ以上に設定することが望ましい。この場合、口
金はそれ自体が分割可能であると共に前記テーパ筒に対
して着脱可能としても良い。
【0018】ところで、半径rの炉心管内の任意の位置
における平均速度Uは、T/r2 に比例する。ここで、
Tはこの任意の位置における不活性ガスの絶対温度であ
る。実用的には炉心管内の2, 3箇所の半径rと絶対温
度Tとを求め、下側ほど平均速度Uが大きくなるよう
に、炉心管の内径2rを適当に設定する必要がある。こ
の場合、不活性ガスの絶対温度Tは炉心管の半径方向に
も分布があるが、通常は平均温度として中心からr/2
だけ離れた箇所の絶対温度を測定すれば足りる。この場
合、テーパ筒部やテーパ筒の上端側の内径を必要以上に
大きく設定するたとは、これよりも下方に位置する光フ
ァイバ用母材の加熱溶融部分での不活性ガスの流れが乱
れるのを防ぐことができなくなる虞があるため、避ける
ことが望ましい。
【0019】
【作用】不活性ガスの流れが炉心管の内周面から剥離す
ると、その外側に渦が発生して不活性ガスの流れが不安
定となる。特に、炉心管内での平均流速が低下するよう
な流れでは、剥離が起こりやすい。具体的には、円筒状
の炉心管内を流れる不活性ガスの平均流量は、炉心管の
長手方向に沿った何れの箇所でも変わらないものの、炉
心管の下側ほど不活性ガスの温度が低下して熱収縮を起
こすため、その平均流速は炉心管の下側ほど遅くなり、
この部分での剥離が発生しやすくなる。また、炉心管の
内周面に絞りの如き凸状の屈曲部分があると、この屈曲
部分よりも下流側に流れの不連続面が発生し、不活性ガ
スの剥離が起こりやすくなる。
【0020】本発明の第一の形態によると、光ファイバ
用母材の下端部とこの光ファイバ用母材の下端から引き
出された光ファイバとを下端側ほど内径が小さくなった
テーパ筒に通し、このテーパ筒の上端部から下端部に向
けて不活性ガスを流すことにより、テーパ筒内を流れる
不活性ガスの流速が、このテーパ筒の下端側ほど速くな
り、不活性ガスが炉心管の内周面に沿って剥離すること
なく流れる。
【0021】また、光ファイバ用母材の比較的太い直径
の加熱溶融部分に不活性ガスの流れの乱れが若干あって
も、それによる光ファイバ用母材の温度変化は、この部
分における光ファイバ用母材の熱容量が大きいために無
視することができる。実際に、不活性ガスの乱れによっ
て外径変動の影響を受けるのは、光ファイバ用母材の加
熱溶融部分のおよそ3〜5mmより細い部分である。
【0022】従って、テーパ筒の上端と対向する部分の
光ファイバの直径が3mm以上となるように、テーパ筒の
上端部と光ファイバ用母材の下端部との相対位置を設定
することにより、光ファイバ用母材の外径寸法は、不活
性ガスの乱れによる影響をほとんど受けない状態とな
る。
【0023】一方、本発明の第二の形態によると、炉心
管の円筒部の上端から光ファイバ用母材が送り込まれる
と共に不活性ガス供給手段によってこの炉心管の上端部
から当該炉心管の下端部に向けて不活性ガスが流され
る。ヒータによって加熱溶融する光ファイバ用母材の下
端は、光ファイバとなって炉心管のテーパ筒部の下端か
ら引き出される。光ファイバ用母材の加熱溶融部分と対
向する炉心管の部分は、内径が下側ほど小径のテーパ筒
部となっており、この内部を流れる不活性ガスの流速は
下端で最大となる。
【0024】また、本発明の第三の形態によると、炉心
管の上端から光ファイバ用母材が送り込まれると共に不
活性ガス供給手段によってこの炉心管の上端部からその
下端部に形成したガス排出口およびテーパ筒の下端部に
向けて不活性ガスが流される。ヒータによって加熱溶融
する光ファイバ用母材の下端は、光ファイバとなってテ
ーパ筒の下端から引き出される。光ファイバ用母材の下
端部およびこれに続く光ファイバは、内径が下側ほど小
径のテーパ筒で囲まれており、この内部を流れる不活性
ガスの流速は下端で最大となる。
【0025】
【実施例】本発明による光ファイバ線引炉の一実施例に
ついて、その断面構造を表す図1を参照しながら詳細に
説明する。
【0026】断熱材11が内部に組み込まれた炉体12
には、光ファイバ用母材13が送り込まれる炉心管14
と、この炉心管14の中央部を囲み、光ファイバ用母材
13の下端部を加熱溶融させる環状のヒータ15とが組
み付けられている。また、この炉体12の上端中央に
は、円筒状をなす入口管部16が上向きに突設されてお
り、この入口管部16の上端部分には、当該入口管部1
6を介して炉心管11内に下向きにヘリウムや窒素等の
不活性ガスを供給するための図示しない不活性ガス供給
装置が組み付けられている。さらに、炉体12の下端中
央には、下側ほど内径が小さいテーパ状をなす延長筒1
7と、この延長筒17の下端のフランジ部18にフラン
ジ部19が重ね合わされると共に下側ほど内径が小さい
テーパ状をなす口金20とが下向きに突設された状態と
なっており、この口金20の下端開口21から光ファイ
バ22が引き出されるようになっている。
【0027】本実施例における炉心管14は、前記入口
管部16を介して光ファイバ用母材13が送り込まれる
上端開口23が形成された円筒部24と、上端がこの円
筒部24に接続し、かつ下側ほど内径が小径となって光
ファイバ用母材13の下端部を囲む第一テーパ部25
と、上端がこの第一テーパ部25の下端に接続すると共
に下端が前記延長筒17の上端に接続する第二テーパ部
26とで構成されている。第二テーパ部26の内周面と
延長筒17の内周面とは、全体として一つのテーパ面を
形成するように、これらの連結部分の内径のずれの大き
さが例えば1mm以下に設定されている。従って、延長筒
17を第二テーパ部26と一体的に形成し、この延長筒
17を炉心管14の一部として構成することも当然可能
である。また、円筒部24の内周面に対する第二テーパ
部26の内周面の傾斜角は、第一テーパ部25の内周面
の傾斜角や、口金20の内周面の傾斜角よりも緩やかに
設定されている。口金20の下端開口21から流れ出る
不活性ガスの流量は、その流速によって炉外の大気が口
金20の下端開口21から炉心管14内に入り込まない
ように配慮されて決められている。
【0028】なお、第一テーパ部25や第二テーパ部2
6および延長筒17の内周面を光ファイバ用母材13の
下端部の加熱溶融部分の輪郭形状に対応させて複雑な曲
面に形成することも可能であるが、実用的にはそれぞれ
単純な円錐面で構成すれば足りる。
【0029】一方、本実施例における口金20は、その
軸線方向に沿って二つ割り構造となっている。そして、
光ファイバ用母材13を線引きする際に予め延長筒17
から口金20を取り外しておき、この光ファイバ用母材
13の下端から溶融状態となったガラスの固まり、つま
り落とし種を落として線引作業を開始した後、口金20
のフランジ部19を延長筒17のフランジ部18に連結
するようにしている。つまり、落し種を落下させる際
に、この落し種が口金20の下端開口21にぶつからな
いようにするため、口金20を二つ割り構造としてい
る。
【0030】従って、炉体12内は断熱材11によって
保温され、炉心管14内に送り込まれる光ファイバ用母
材13の下端部は、この炉体12内のヒータ15によっ
て加熱溶融され、光ファイバ22となって口金20の下
端開口21から引き出される。また、炉心管14の上方
から供給される不活性ガスによって、炉心管14内が不
活性ガス雰囲気に保持され、炉心管14の酸化を防ぐと
共に炉心管14の内部を清浄に保つようにしている。こ
の不活性ガスは、炉心管14の内周面と光ファイバ用母
材13および光ファイバ22の外周面との間の隙間に沿
って下方に流れ、口金20の下端開口21から炉外に放
出される。
【0031】ここで、本発明の効果を調べるため、図1
に示す実施例において、円筒部24および第一テーパ部
25の上端の内径を90mm、直径が4. 5mmとなった光
ファイバ用母材13の加熱溶融部分と、第一テーパ部2
5の下端である第二テーパ部26の上端とが対向するよ
うに、第一テーパ部25の長さ(図1中、上下方向の高
さ)を50mm、第二テーパ部26の上端から延長筒17
の下端までの長さを600mm、口金20の長さを50mm
に設定し、不活性ガスとしてヘリウムガスを使用し、こ
れを0℃, 1気圧の標準状態で換算した場合に毎分10
リットルとなるような割合で供給すると共に直径が72
mmの光ファイバ用母材13から直径が125μmの光フ
ァイバ22を毎分600mの割合で線引きした。そし
て、第一テーパ部25の下端すなわち第二テーパ部26
の上端から100mm下方のA点、およびこのA点から4
80mm下方で、かつ延長筒17の下端である口金20の
上端から20mm上方に位置するB点における不活性ガス
の温度を測定したところ、それぞれ1550℃, 810
℃であった。この結果に基づき、第一テーパ部25の下
端すなわち第二テーパ部26の上端の内径を46mm、延
長筒17の下端および口金20の上端の内径を30mm、
口金20の下端開口21の内径を10mmに設定した。そ
して、ふたたび同じ条件で光ファイバ22を線引きした
ところ、その外径が125±0. 10〜0. 15μmと
きわめて少ない変動幅に収めることができた。
【0032】なお、この場合のA点での第二テーパ部2
6の内径は43. 4mm、B点での第二テーパ部26の内
径は30. 6mmであり、B点における不活性ガスの流速
と等速となるA点側の第二テーパ部26の内径は、A〜
B間の不活性ガスの絶対温度の分布が一定の割合で変化
していると考えた場合には、39. 8mmとなることか
ら、A点よりもB点における不活性ガスの流速の方が多
少大きくなっていることが理論的にも明らかである。
【0033】また、本発明の請求項8の効果を確認する
ため、円筒部24の長さを40mm延長して第一テーパ部
25と第二テーパ部26との接続部分を図1の状態から
40mm下げて光ファイバ22を線引きした結果、その外
径は125±0. 2〜0. 3μmとなって変動幅が増大
することが判った。なお、この時の第一テーパ部25と
第二テーパ部26との接続部分と対向する光ファイバ用
母材13の部分の直径は、2. 5mmであった。
【0034】さらに、比較のために図3に示した従来の
光ファイバ線引炉を使用し、図1に示した実施例とほぼ
同じ条件にて光ファイバ109 を線引きした。ただし、口
金107 および小円筒部112 の内径を20mmに設定し、口
金107 の下端開口108 の内径を10mmに設定した。この
結果、得られる光ファイバ109 の外径は、125±0.
3〜0. 4μmの範囲で変動することが判った。
【0035】図1に示した実施例では、炉心管の下部を
先細りのテーパ状に形成したが、炉心管と別体のテーパ
管を用いても同様な効果を得ることができる。
【0036】このような本発明による光ファイバ線引炉
の他の実施例の断面構造を表す図2に示すように、断熱
材31が内部に組み込まれた炉体32には、光ファイバ
用母材33が送り込まれる円筒状の炉心管34と、この
炉心管34の中央部を囲み、光ファイバ用母材33の下
端部を加熱溶融させる環状のヒータ35とが組み付けら
れている。また、この炉体32の上端中央には、円筒状
をなす入口管部36が上向きに突設されており、この入
口管部36の上端部分には、当該入口管部36を介して
炉心管34内に下向きにヘリウムや窒素等の不活性ガス
を供給するための図示しない不活性ガス供給装置が組み
付けられている。さらに、炉体32の下端中央には、ガ
ス排出口37を形成したテーパ管受け38が突設された
状態となっている。このテーパ管受け38の底板39に
は、上端が光ファイバ用母材33の下端と対向し、かつ
下側ほど内径が漸次減少するテーパ管40と、このテー
パ管40に連続するテーパ状をなすように底板39から
下向きに突出するテーパ接続管41とが取り付けられて
いる。このテーパ接続管41の下端に形成されたフラン
ジ部42には、下側ほど内径が小さいテーパ状をなす口
金43の上端に形成したフランジ部44が連結され、こ
の口金43の下端開口45から光ファイバ46が引き出
されるようになっている。
【0037】本実施例におけるテーパ管40の内周面の
傾斜角と、テーパ接続管41の内周面の傾斜角とは等し
く設定され、これらが全体として一つのテーパ面を形成
するように、これらの連結部分の内径のずれの大きさ
が、例えば1mm以下に設定されている。同様に、テーパ
接続管41と口金43との連結部分のそれぞれ内径のず
れの大きさも、例えば1mm以下に設定されている。そし
て、先の実施例と同様に、口金43の内周面の傾斜角
は、これらテーパ管40やテーパ接続管41の内周面の
傾斜角よりも大きく設定されている。
【0038】なお、本実施例ではテーパ管40とテーパ
接続管41とを別部品で構成したが、これらを一つの部
品に形成して底板39を貫通させるようにしても良い。
また、テーパ管40の内周面を光ファイバ用母材33の
下端部の加熱溶融部分の輪郭形状に対応させて複雑な曲
面に形成することも可能であるが、実用的には単純な円
錐面で構成すれば足りる。
【0039】従って、炉体32内は断熱材31によって
保温され、炉心管34内に送り込まれる光ファイバ用母
材33の下端部は、この炉体32内のヒータ35によっ
て加熱溶融され、光ファイバ46となって口金43の下
端開口45から引き出される。また、炉心管34の上方
から供給される不活性ガスによって、炉心管34内が不
活性ガス雰囲気に保持され、炉心管34の酸化を防ぐと
共に炉心管34の内部を清浄に保つようにしている。こ
の不活性ガスの一部は、テーパ管受け38のガス排出口
37から炉外に排出され、不活性ガスの残りはテーパ管
40およびテーパ接続管41の内周面と光ファイバ用母
材33および光ファイバ46の外周面との間の隙間に沿
って下方に流れ、口金43の下端開口45から炉外に放
出される。
【0040】ここで、本発明の効果を調べるため、図2
に示す実施例においてテーパ管40とテーパ接続管41
とを組み立てた状態における内周面の寸法形状を、先の
実施例における第二テーパ部26と延長筒17とを組み
立てた状態における内周面の寸法形状と等しく設定する
と共に、口金43を先の実施例における口金20と等し
い寸法形状に設定し、さらに炉心管34の内径を90mm
に設定し、直径が4.5mmとなった光ファイバ用母材33
の加熱溶融部分と、テーパ管40の上端とが対向するよ
うに、炉体32に対するテーパ管40の上下位置を設定
し、不活性ガスとしてヘリウムガスを使用し、これを0
℃, 1気圧の標準状態で換算した場合に毎分20リット
ルとなるような割合で供給すると共に直径が72mmの光
ファイバ用母材13から直径が125μmの光ファイバ
46を毎分600mの割合で線引きした。
【0041】この場合、不活性ガスの約50%がテーパ
管40内を通って口金43の下端開口45から炉外に流
出するように、ガス排出口37に組み付けた図示しない
流量調整弁によって調整した。そして、テーパ管40の
上端から100mm下方のC点、およびこのC点から48
0mm下方で、かつテーパ接続管41の下端である口金4
3の上端から20mm上方に位置するD点における不活性
ガスの温度を測定したところ、それぞれ1630℃, 8
30℃であった。また、線引きされた光ファイバ46の
外径は、125±0. 1μmときわめて少ない変動幅に
収めることができた。
【0042】なお、本発明の請求項3の効果を確認する
ため、図2に示したテーパ管40の上から40mm切断し
たものを使用して光ファイバ46を線引きしたところ、
その外径は125±0. 2〜0. 3μmに変動幅が増大
することが判った。また、この場合のテーパ管40の上
端と対向する光ファイバ用母材33の加熱溶融部の直径
は2mmである。
【0043】
【発明の効果】本発明によると、光ファイバ用母材の加
熱溶融部分およびその下方の光ファイバを囲むテーパ管
を下側ほど内径の小さく設定し、この加熱溶融部分とテ
ーパ管の内周面との間の不活性ガスの流れを安定させる
ようにしたので、線引きされる光ファイバの外径変動を
従来のものよりも抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による光ファイバ線引炉の一実施例の概
略構造を表す断面図である。
【図2】本発明による光ファイバ線引炉の他の実施例の
概略構造を表す断面図である。
【図3】従来の光ファイバ線引炉の一例の概略構造を表
す断面図である。
【符号の説明】
11 断熱材 12 炉体 13 光ファイバ用母材 14 炉心管 15 ヒータ 16 入口管部 17 延長筒 18, 19 フランジ部 20 口金 21 下端開口 22 光ファイバ 23 上端開口 24 円筒部 25 第一テーパ部 26 第二テーパ部 31 断熱材 32 炉体 33 光ファイバ用母材 34 炉心管 35 ヒータ 36 入口管部 37 ガス排出口 38 テーパ管受け 39 底板 40 テーパ管 41 テーパ接続管 42 フランジ部 43 口金 44 フランジ部 45 下端開口 46 光ファイバ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ファイバ用母材の下端部を加熱溶融さ
    せるステップと、 加熱溶融した光ファイバ用母材の下端から光ファイバを
    連続的に引き出すステップと、 光ファイバ用母材の下端部とこの光ファイバ用母材の下
    端から引き出された光ファイバとを下端側ほど内径が小
    さくなったテーパ筒に通すステップと、 このテーパ筒の上端部から下端部に向けて不活性ガスを
    流すステップとを具えたことを特徴とする光ファイバ線
    引方法。
  2. 【請求項2】 テーパ筒内を流れる不活性ガスの流速
    は、このテーパ筒の下端側ほど速くなっていることを特
    徴とする請求項1に記載した光ファイバ線引方法。
  3. 【請求項3】 テーパ筒の上端と対向する部分の光ファ
    イバの直径が3mm以上であることを特徴とする請求項1
    または請求項2に記載した光ファイバ線引方法。
  4. 【請求項4】 上端から光ファイバ用母材が送り込まれ
    ると共に下端から光ファイバが引き出される炉心管と、
    この炉心管の前記上端部から前記下端部に向けて不活性
    ガスを流す不活性ガス供給手段と、前記炉心管を間に挟
    んで前記光ファイバ用母材の下端部を囲むと共にこれを
    加熱溶融させるヒータと、このヒータと前記炉心管とを
    保持する炉体とを具え、 前記炉心管は、その下端が前記光ファイバ用母材の加熱
    溶融部分と対向するか、あるいは前記光ファイバ用母材
    の加熱溶融部分との対向位置よりも上方に位置し、かつ
    前記光ファイバ用母材の外径寸法と対応した一定の内径
    の円筒部と、 この円筒部の下側に位置して内径が下側ほど小径となっ
    たテーパ筒部とを有することを特徴とする光ファイバ線
    引炉。
  5. 【請求項5】 テーパ筒部の下端には、下側ほど内径が
    小径となった口金が突設され、この口金の内径の変化率
    は前記テーパ筒部の内径の変化率と同じか、あるいはそ
    れ以上に設定されていることを特徴とする請求項4に記
    載した光ファイバ線引炉。
  6. 【請求項6】 口金はそれ自体が分割可能であると共に
    テーパ筒部に対して着脱可能であることを特徴とする請
    求項5に記載した光ファイバ線引炉。
  7. 【請求項7】 テーパ筒部が光ファイバ用母材の加熱溶
    融部分を主として囲む第一のテーパ筒部と、このテーパ
    筒部の下に続いて光ファイバを主として囲む第二のテー
    パ筒部とからなり、この第二のテーパ筒部の内径の変化
    率よりも前記第一のテーパ筒部の内径の変化率が大きく
    なっていることを特徴とする請求項4に記載した光ファ
    イバ線引炉。
  8. 【請求項8】 第一のテーパ筒部と第二のテーパ筒部と
    の接続部分と対向する部分の光ファイバの直径が3mm以
    上であることを特徴とする請求項7に記載した光ファイ
    バ線引炉。
  9. 【請求項9】 上端から光ファイバ用母材が送り込まれ
    ると共に下端が底板で塞がれた円筒状の炉心管と、 この炉心管の前記底板の中央部を貫通すると共に内径が
    下側ほど小径となり、かつ上端部が前記光ファイバ用母
    材の下端部と対向すると共に下端から光ファイバが引き
    出されるテーパ筒と、 前記炉心管の上端部から前記テーパ筒の下端部および前
    記炉心管の下端部に形成したガス排出口に向けて不活性
    ガスを流す不活性ガス供給手段と、 前記炉心管および前記テーパ筒のうち少なくとも前記炉
    心管を間に挟んで前記光ファイバ用母材の下端部を囲む
    と共にこれを加熱溶融させるヒータと、 このヒータと前記炉心管と前記テーパ筒とを保持する炉
    体とを具えたことを特徴とする光ファイバ線引炉。
  10. 【請求項10】 テーパ筒の下端には、下側ほど内径が
    小径となった口金が突設され、この口金の内径の変化率
    は前記テーパ筒の内径の変化率と同じか、あるいはそれ
    以上に設定されていることを特徴とする請求項9に記載
    した光ファイバ線引炉。
  11. 【請求項11】 口金はそれ自体が分割可能であると共
    にテーパ筒に対して着脱可能であることを特徴とする請
    求項10に記載した光ファイバ線引炉。
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