JPH0890966A - 非接触型icカードの構造 - Google Patents

非接触型icカードの構造

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JPH0890966A
JPH0890966A JP6227703A JP22770394A JPH0890966A JP H0890966 A JPH0890966 A JP H0890966A JP 6227703 A JP6227703 A JP 6227703A JP 22770394 A JP22770394 A JP 22770394A JP H0890966 A JPH0890966 A JP H0890966A
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JP
Japan
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card
card body
antenna coil
integrated circuit
circuit chip
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JP6227703A
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English (en)
Inventor
Masahiko Tsumori
昌彦 津守
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Rohm Co Ltd
Original Assignee
Rohm Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 非接触型ICカード2に、曲げ応力が加わっ
た場合において、集積回路チップ23やモジュール基板
22が破損することを防ぐ。 【構成】 非接触型ICカード2において、集積回路チ
ップ23を上面に実装したモジュール基板22を平面視
におけるアンテナコイル24のループの外側に配置す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電車、バス等の回数券
用カードや各種IDカード等として利用される非接触型
ICカードの構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来における、この種の非接触型ICカ
ード3を、図7〜図9に示す。この非接触型ICカード
3において、種々の目的を達成するために必要な回路、
例えばマイクロプロセッサやメモリ等が内蔵された集積
回路チップ33をモジュール基板32の上面に実装し、
当該モジュール基板32を偏平矩形状のカード体31a
の上面に搭載する。更に、電波によって外部とのデータ
の授受を行うために使用されるループ状のアンテナコイ
ル34が、平面視における前記カード体31aの上面の
略外周に沿ってプリントされている。また、前記モジュ
ール基板32は、平面視における前記カード体31aの
アンテナコイル34のループの内側の、例えばカード体
31aの略中央部に位置するように配置されている。そ
して、前記モジュール基板32と前記アンテナコイル3
4を結線したのちに、図7のように、予め集積回路チッ
プ33やモジュール基板32の位置に対応する箇所に凹
み成形した偏平矩形状のカバー体31bを、前記カード
体31aに貼り合わせるというようにして、この非接触
型ICカード3は構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記非接触型
ICカード3を、例えばズボンのポケット等に収めた状
態で、そのズボンをはいた人間が姿勢を変える等するだ
けで、前記非接触型ICカード3には曲げ応力がかかる
ものである。そして、前記非接触型ICカード3を構成
するカード体31aは、プラスチック等の柔軟な素材で
形成されることが多いため、ある程度の大きい曲げ応力
がかかると、図10のように曲がることがある。この場
合において、このカード体31aは中心部に近づくにつ
れて、その曲がりが大きくなるものだから、このカード
体31aの略中心部に位置する集積回路チップ33やモ
ジュール基板32には多大な曲げ応力が加わり、これら
が破損する可能性が高いという問題があった。
【0004】本発明は、非接触型ICカードに、曲げ応
力が加わった場合であっても、集積回路チップやモジュ
ール基板が破損するということが減少するようにした構
造を提供することを技術的課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この技術的課題を達成す
る為に、請求項1記載の発明は、平面視における偏平矩
形状のカード体の略外周に沿ってループ状のアンテナコ
イルを搭載して、更に、電子部品を前記カード体に搭載
して成る非接触型ICカードにおいて、前記電子部品を
前記カード体の平面視におけるアンテナコイルのループ
の外側に配置するという構成にした。
【0006】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の非接触型ICカードにおいて、電子部品における矩
形の長辺とカード体における矩形の短辺とが平行になる
ようにするという構成にした。
【0007】
【発明の作用・効果】一般に、非接触型ICカードに曲
げ応力が加わり、該非接触型ICカードを構成するカー
ド体が、図10のように曲がった場合において、その曲
がりが大きくなるのは、カード体の中心部である。しか
しながら、カード体の両端部、すなわち、図10のA、
Bの部分は略直線状になっているものだから、請求項1
記載の発明のように、集積回路チップ等の電子部品を平
面視におけるアンテナコイルのループの外側に配置すれ
ば、曲げ応力の影響を受けやすいカード体の中心部を避
けるような箇所に前記集積回路チップを位置させること
ができるので、この集積回路チップには、曲げ応力が殆
ど加わらず、集積回路チップが破損するということが減
少する。また、この集積回路チップがモジュール基板の
上面に実装されている場合においては、該モジュール基
板が破損するということも減少するのである。
【0008】更に、非接触型ICカードに、曲げ応力が
加わった場合、集積回路チップにおける矩形の短辺より
も長辺の方が曲がりやすく、また、非接触型ICカード
を構成するカード体においても、該カード体における矩
形の短辺よりも長辺の方が曲がりやすいものだから、請
求項2記載の発明のように、前記集積回路チップにおけ
る矩形の長辺とカード体における矩形の短辺とが平行に
なるようにすることによって、集積回路チップにおける
矩形の長辺とカード体における矩形の長辺が平行になる
ということ、換言すると、曲がりやすい辺同士が平行に
なるということがなくなるから、カード体及び集積回路
チップは曲がりにくくなり、上記請求項1記載の発明に
おける効果に加えて、集積回路チップが破損するという
ことも更に減少するのである。また、集積回路チップが
モジュール基板の上面に実装されている場合において
は、モジュール基板における矩形の長辺とカード体にお
ける矩形の短辺とが平行になるようにすることで同様の
効果を奏する。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面に基づいて説
明する。図1〜図3は第1の実施例を示す。図におい
て、符号1は非接触型ICカードである。当該非接触型
ICカード1において、先ず、種々の目的を達成するた
めに必要な回路、例えばマイクロプロセッサやメモリ等
が内蔵された集積回路チップ13等の電子部品をモジュ
ール基板12の上面に実装する。なお本発明における電
子部品とは、集積回路チップ等以外に、集積回路チップ
支持体としてのモジュール基板等の機構部品も含む概念
である。次いで、当該モジュール基板12をプラスチッ
ク製等の偏平矩形状のカード体11aの上面に搭載し
て、更に、電波によって外部とのデータの授受を行うた
めに使用されるループ状のアンテナコイル14が、平面
視における前記カード体11aの上面の略外周に沿って
プリントされている。また、前記モジュール基板12
は、平面視における前記カード体11aのアンテナコイ
ル14のループの外側の、カード体11aにおける矩形
の短辺に近い端部に位置するように配置されている。そ
して、前記モジュール基板12と前記アンテナコイル1
4を結線したのちに、図1のように、予め集積回路チッ
プ13やモジュール基板12の位置に対応する箇所に凹
み成形した偏平矩形状のカバー体11bを、前記カード
体11aに貼り合わせるのである。
【0010】このように、モジュール基板12を平面視
におけるアンテナコイル14のループの外側に配置する
ことによって、非接触型ICカード1に、曲げ応力が加
わり、該非接触型ICカード1を構成するカード体11
aが、図10のように曲がった場合でも、曲げ応力の影
響を受けやすいカード体11aにおける中心部を避ける
ような箇所に、モジュール基板12及び集積回路チップ
13を位置させることができるから、モジュール基板1
2及び集積回路チップ13には、曲げ応力が殆ど加わら
ず、これらモジュール基板12及び集積回路チップ13
が破損するということも減少するのである。
【0011】また、集積回路チップがモジュール基板を
介さずにカード体に直接搭載されている場合において
も、この集積回路チップを平面視におけるカード体のア
ンテナコイルのループの外側の、前記カード体における
矩形の短辺に近い端部に位置するように配置することに
よって、前記第1の実施例と同様の効果を奏する。更
に、図4〜図6に示す第2の実施例のように、モジュー
ル基板22における矩形の長辺と、非接触型ICカード
2を構成するカード体21aにおける矩形の短辺とが平
行になるようにすることによって、モジュール基板22
における矩形の長辺とカード体21aにおける矩形の長
辺が平行になるということ、換言すると、曲がりやすい
辺同士が平行になるということがなくなるから、カード
体21a及びモジュール基板22は曲がりにくくなり、
上記の第1の実施例の効果に加えて、このモジュール基
板22及びに、その上面に実装されている集積回路チッ
プ23が破損するということも更に減少するのである。
【0012】また、集積回路チップがモジュール基板を
介さずにカード体に直接搭載されている場合、或いは、
モジュール基板がフィルム状の柔軟性を有する素材より
成る場合(つまり、剛性を有する素材より成るモジュー
ル基板と比較して、矩形の長辺、短辺どちらにおいても
遙かに曲がりやすい場合)は、集積回路チップにおける
矩形の長辺とカード体における矩形の短辺とが平行にな
るようにすることで、前記第2の実施例の場合と同様の
効果があることはいうまでもない。
【0013】なお、上記の実施例では、集積回路チップ
等を搭載したカード体に、カバー体を貼り合わせるとい
う構成の非接触型ICカードについて説明したが、それ
以外にも、集積回路チップ等を搭載したカード体を所定
の型に入れて樹脂注入して一体成形して成る非接触型I
Cカード等においても、上記の実施例と同様の効果を奏
するのは勿論のことである。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例においてカード体とカバー体を張
り合わす状態の正面図である。
【図2】第1の実施例を示す斜視図である。
【図3】図1のIII−III矢視図である。
【図4】第2の実施例においてカード体とカバー体を張
り合わす状態の正面図である。
【図5】第2の実施例を示す斜視図である。
【図6】図4のVI−VI矢視図である。
【図7】従来の非接触型ICカードにおいてカード体と
カバー体を張り合わす状態の正面図である。
【図8】従来の非接触型ICカードを示す斜視図であ
る。
【図9】図7のIX−IX矢視図である。
【図10】非接触型ICカードを曲げた状態を示す説明
図である。
【符号の説明】
2 非接触型ICカード 21a カード体 21b カバー体 22 モジュール基板 23 集積回路チップ 24 アンテナコイル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】平面視における偏平矩形状のカード体の略
    外周に沿ってループ状のアンテナコイルを搭載して、更
    に、電子部品を前記カード体に搭載して成る非接触型I
    Cカードにおいて、前記電子部品を前記カード体の平面
    視におけるアンテナコイルのループの外側に配置したこ
    とを特徴とする非接触型ICカードの構造。
  2. 【請求項2】請求項1記載の非接触型ICカードにおい
    て、電子部品における矩形の長辺とカード体における矩
    形の短辺とが平行になるようにしたことを特徴とする非
    接触型ICカードの構造。
JP6227703A 1994-09-22 1994-09-22 非接触型icカードの構造 Pending JPH0890966A (ja)

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JP6227703A JPH0890966A (ja) 1994-09-22 1994-09-22 非接触型icカードの構造
EP95932207A EP0786357A4 (en) 1994-09-22 1995-09-21 CONTACTLESS CHIP CARD AND METHOD FOR PRODUCING THE SAME
CN95194296A CN1054573C (zh) 1994-09-22 1995-09-21 非接触型ic卡及其制造方法
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US08/750,291 US5852289A (en) 1994-09-22 1995-09-21 Non-contact type IC card and method of producing the same
PCT/JP1995/001910 WO1996009175A1 (fr) 1994-09-22 1995-09-21 Carte de ci du type sans contact et procede de fabrication de cette carte
TW084110025A TW274616B (ja) 1994-09-22 1995-09-26

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