JPH0889506A - マニピュレータシステム - Google Patents

マニピュレータシステム

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JPH0889506A
JPH0889506A JP6231509A JP23150994A JPH0889506A JP H0889506 A JPH0889506 A JP H0889506A JP 6231509 A JP6231509 A JP 6231509A JP 23150994 A JP23150994 A JP 23150994A JP H0889506 A JPH0889506 A JP H0889506A
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manipulators
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Kuniaki Kami
邦彰 上
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】各マニピュレータの位置を認識してマニピュレ
ータ間で干渉、接触等が発生するのを確実に防止する。 【構成】キー入力部5と、このキー入力部5により入力
された基準座標系原点Oからマニピュレータ3上の点
A、B、C、Dまでの距離の情報に基づいて、制御する
マニピュレータ3及びこのマニピュレータ3の周辺に位
置するマニピュレータの固有座標系間の位置関係を認識
するコントローラ部4と設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、スコープ又は処置具
等を制御する複数のマニピュレータユニットから構成さ
れたマニピュレータシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】腹壁等の体壁に穴を開け、この穴を通じ
て内視鏡や処置具を経皮的に体腔内に挿入することによ
り、その体腔内での様々な処置( 診察を含む )を行う経
皮的内視鏡下手術が、大きな切開が必要とないため、患
者に負担をかけずにできる手術として近年注目されてい
る。
【0003】この内視鏡下手術では、マニピュレータに
内視鏡( スコープ )や処置具を搭載し、内視鏡及び処理
具を使用した手術を術者に代わってマニピュレータによ
り間接的に行う手術用マニピュレータシステムが提案さ
れている。
【0004】図20は、この手術用マニピュレータシス
テムの概略を示す図である。61は、寝台62に載置さ
れ、腹腔鏡下手術を受ける被体である。この被体61の
腹部内側の腹腔は気腹針(図示せず)により炭酸(CO
2 )ガスが送り込まれて膨脹させられている。
【0005】この被体61の腹部には第1のトラカール
63及び第2のトラカール64が差込まれ、その孔には
それぞれスコープ65及び摘出等の処置を行う処置具6
6が挿入される。
【0006】前記スコープ65及び前記処置具66は、
第1のマニピュレータ67及び第2のマニピュレータ6
8により固定点T1及び固定点T2で固定支持されてい
る。また前記第1のマニピュレータ67及び前記第2の
マニピュレータ68は、それぞれ取付位置O1及び取付
位置O2に設置されている。
【0007】従って、このような手術用マニピュレータ
による間接的操作では、スコープによりモニタに映し出
された腹腔内の患部の状態を見ながら、操作者は、処置
具をマニピュレータにより操作することになる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】マニピュレータの台数
が多くなると、各マニピュレータ間の動作範囲が互いに
重なり合うことになり、マニピュレータの動作状態によ
っては、マニピュレータ間で干渉、接触等が発生する可
能性があるという問題があった。
【0009】そこでこの発明は、各マニピュレータの位
置を認識してマニピュレータ間で干渉、接触等が発生す
るのを確実に防止することができるマニピュレータシス
テムを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は、体腔内の観
察を行うスコープ又は体腔内で患部の処置を行う処置具
等を制御する複数のマニピュレータユニットから構成さ
れたマニピュレータシステムにおいて、各マニピュレー
タユニットは、スコープ又は処置具等を支持するマニピ
ュレータと、このマニピュレータの基準位置の情報及び
少なくともこのマニピュレータの周辺に位置する他の各
マニピュレータユニットに設けられたマニピュレータの
基準位置の情報を発生する発生手段と、この発生手段に
より発生した各マニピュレータの基準位置の情報に基づ
いてマニピュレータを制御する制御手段とを設けたもの
である。
【0011】
【作用】このような構成の本発明において、各マニピュ
レータユニット毎に、発生手段により、自己のマニピュ
レータの基準位置及び少なくともこのマニピュレータの
周辺に位置する他のマニピュレータの基準位置の情報が
発生し、これらの基準位置の情報に基づいて、制御手段
により、マニピュレータが制御される。
【0012】
【実施例】以下、この発明の第1実施例を図1乃至図3
を参照して説明する。なおこの第1実施例以降の各実施
例は、この発明を手術用マニピュレータシステムに適用
したものである。
【0013】図1( a )は、手術用マニピュレータシス
テムの概略の構成を示す図であり、図1( b )は、基準
座標系と固有座標系との間のねじれ角を説明するための
図である。
【0014】1は患者が載置されるベットである。この
ベット1の縁に沿ってマニピュレータを取付けるための
取付用ベース2が設けられ、このベース2に第1のマニ
ピュレータ3-1、第2のマニピュレータ3-2、第3のマ
ニピュレータ3-3、…、第nのマニピュレータ3-n( 以
下3と略する。図1では3個のマニピュレータ3-1〜3
-3のみを図示する。 )のn個のマニピュレータがそれぞ
れ固定配置されている。
【0015】これらの各マニピュレータ3には、それぞ
れコントローラ部4-1〜4-n( 以下4と略する。3個の
コントローラ部4-1〜4-3のみを図示する。 )が接続さ
れ、この各コントローラ部4-1〜4-nには、それぞれキ
ー入力部5-1〜5-n( 以下5と略す。3個のキー入力部
を図示する。 )が接続されている。
【0016】前記各コントローラ部4は、各マニピュレ
ータ3をそれぞれ固有の座標系( x1 ,y1 ,z1 ) 〜
( xn ,yn ,zn ) に基づいて制御する。前記ベース
2の所定箇所には、前記各マニピュレータ3の座標系(
x1 ,y1 ,z1 ) 〜( xn,yn ,zn ) の基準座標
としての座標系( x0 ,y0 ,z0 ) が設定されてい
る。なお、各座標系のZ軸は全て図1の紙面に対して垂
直上方向きに設定されている。
【0017】図2は、前記マニピュレータ3( 3-1〜3
-n )の概略の構成を示す図で、図2( a )はマニピュレ
ータ3の上面図、図2( b )はスコープ6を支持したマ
ニピュレータ3の側面図を示し、図2( c )はマニピュ
レータ3によって支持される処置具7の一例としての処
置具7を示す図である。前記スコープ6及び前記処置具
7は、前記ベット1に横臥した図示しない患者の腹腔内
にカテーテルを通して挿入される。
【0018】前記各マニピュレータ3の外側には、前述
した固有の座標系の基準となる点A( A1 ,…,An)、
B( B1 ,…,Bn ) 、C( C1 ,…,Cn ) 、D( D
1 ,…,Dn ) がそれぞれ形成されている。なお、各マ
ニピュレータ3の固有座標系( x,y,z )と点A、
B、C、Dとの関係は予め決められている。
【0019】前記マニピュレータ3は、縦方向及び横方
向に伸縮するアームと、スコープ6又は処置具7を支持
する方向を自由に変更できる先端部を有し、それらの各
アクチュエータ機構は図示しないがモータにより駆動さ
れ、このモータと、このモータの回転状態( 回転数、回
転角度 )を検出するエンコーダとが、前記マニピュレー
タ3内に設けられている。
【0020】前記コントローラ部4( 4-1〜4-n )は、
前記マニピュレータ3の動作量をモータの回転数に変換
し、モータを駆動して前記マニピュレータ3を制御す
る。このときモータに接続されているエンコーダからの
出力によりモータの回転状態を確認することで、前記マ
ニピュレータ3の動作状態( 正常動作か、異常動作か )
を確認する。
【0021】図3は、前記キー入力部5( 5-1〜5-n )
を示す図である。このキー入力部5は、ディスプレイ
8、テンキー9及び各種ファンクションキー( Xキー,
Yキー,Zキー,r1 キー,r2 キー,r3 キー,…)
10から構成されている。前記テンキー9及び前記ファ
ンクションキー10からキー入力が行われると、前記デ
ィスプレイ8に、キー入力の内容が表示される。
【0022】このような構成の第1実施例においては、
基準座標系( x0 ,y0 ,z0 ) に対する例えばマニピ
ュレータ3-1の固有座標系( x1 ,y1 ,z1 ) のず
れ、例えば、原点のずれ( Δx,Δy,Δz )及びねじ
れ角( θx ,θy ,θz ) ( 図1( b )参照 )をキー入
力部5-1により入力する。
【0023】この座標系間のずれの入力方法の一例とし
ては、基準座標系( x0 ,y0 ,z0 ) の原点Oと第1
のマニピュレータ3-1上の点A1 、B1 、C1 、D1 と
の距離を測定して、キー入力部5-1により入力する。こ
のとき、第1のマニピュレータ3-1の固有座標系( x1
,y1 ,z1 ) と点A1 、B1 、C1 、D1 との関係
は予め決められているので、上述した距離のキー入力に
より、第1のマニピュレータ3-1を制御するコントロー
ラ部4-1は、基準座標系( x0 ,y0 ,z0 ) と第1の
マニピュレータ3-1の固有座標系( x1 ,y1 ,z1 )
とのずれを認識する。
【0024】さらに、基準座標系( x0 ,y0 ,z0 )
の原点Oと第1のマニピュレータ3-1の周辺の各マニピ
ュレータ3-2及び3-3上の点A2 、B2 、C2 、D2 及
び点A3 、B3 、C3 、D3 との距離を測定して、順次
キー入力部5-1により入力する。このとき、この周辺の
各マニピュレータ3-2及び3-3の固有座標系( x2 ,y
2 ,z2 ) 及び( x3 ,y3 ,z3 ) と点A2 、B2 、
C2 、D2 及び点A3、B3 、C3 、D3 との関係は予
め決められているので、上述したキー入力により、第1
のマニピュレータ3-1を制御するコントローラ部4-1
は、基準座標系(x0 ,y0 ,z0 ) と周辺の各マニピ
ュレータ3-2及び3-3の固有座標系( x2,y2 ,z2 )
及び( x3 ,y3 ,z3 ) とのずれを認識する。
【0025】以上のキー入力により、コントローラ部4
-1は、制御する第1のマニピュレータ3-1とこの第1の
マニピュレータ3-1の周辺の各マニピュレータ3-2及び
3-3との各固有座標系の位置関係を認識することができ
る。
【0026】コントローラ部4-2について、同様にして
基準座標系( x0 ,y0 ,z0 ) の原点Oと第2のマニ
ピュレータ3-2上の点A2 、B2 、C2 、D2 との距離
及びその原点Oと周辺の各マニピュレータ3-1及び3-3
上の点A1 、B1 、C1 、D1 及び点A3 、B3 、C3
、D3 との距離を、キー入力部5-2によりキー入力す
ることによって、コントローラ部4-2も、制御する第2
のマニピュレータ3-2と周辺の各マニピュレータ3-1及
び3-3との固有座標系の位置関係を認識することができ
る。
【0027】また、コントローラ部4-3についても、同
様にして基準座標系( x0 ,y0 ,z0 ) の原点Oと第
3のマニピュレータ3-3上の点A3 、B3 、C3 、D3
との距離及びその原点Oと周辺の各マニピュレータ3-1
及び3-2上の点A1 、B1 、C1 、D1 及び点A2 、B
2 、C2 、D2 との距離を、キー入力部5-3によりキー
入力することによって、コントローラ部4-3も、制御す
る第3のマニピュレータ3-3と周辺のマニピュレータ3
-1及び3-2との固有座標系の位置関係を認識することが
できる。
【0028】一方、マニピュレータ3の動作範囲は概知
であるので、各コントローラ部4-1はそれぞれ制御する
第1のマニピュレータ3-1が、周辺のマニピュレータ3
-2,3-3の動作範囲に入ったか否かを判断することがで
きる。
【0029】従って、各コントローラ部4-1は、制御す
る第1のマニピュレータ3-1が周辺のマニピュレータ3
-2,3-3の動作範囲に入ったときには、第1のマニピュ
レータ3-1の動作速度を低下させるか又は停止させて、
周辺のマニピュレータ3-2,3-3との接触を防止する。
また、音、光等のアラームで報知させても良いものであ
る。
【0030】なお、ここまでマニピュレータ3-1,3-
2,3-3、コントローラ部4-1,4-2,4-3及びキー入
力部5-1,5-2,5-3の3セットについて説明したが、
以上説明した技術は一般的なマニピュレータ3-1〜3-
n、コントローラ部4-1〜4-n及びキー入力部5-1〜5-
nのnセットについても適用できるものである。
【0031】このように第1実施例によれば、キー入力
部5と、このキー入力部5により入力された基準座標系
原点Oからマニピュレータ3上の点A、B、C、Dまで
の距離の情報に基づいて、制御するマニピュレータ3及
びこのマニピュレータ3の周辺に位置するマニピュレー
タの固有座標系間の位置関係を認識するコントローラ部
4と設けたことにより、各コントローラ部4は、周辺の
マニピュレータの動作範囲を認識しながら、それぞれが
制御するマニピュレータ3を動作させることが可能であ
り、このマニピュレータ3と周辺のマニピュレータとの
干渉、接触等を確実に防止することができる。
【0032】また、各コントローラ部は、通信によらな
いで、それぞれキー入力部により各マニピュレータの位
置の情報が入力されるようになっており、各コントロー
ラ部間が回線により接続されないため、マニピュレータ
システムが配線が少なく衛生的で簡単な構成となり、し
かも、通信のための処理を行う必要がないため、各コン
トローラ部での処理時間をより高速にすることができ
る。
【0033】この発明の第2実施例を図4及び図5を参
照して説明する。なおこの第2実施例及び以降の実施例
において、前述した実施例と同一部材には同一符号を付
してその説明は省略する。
【0034】図4は、手術用マニピュレータシステムの
概略の構成を示す図である。各マニピュレータ3-1〜3
-n( 以下3と略す。図4では3個のマニピュレータ3-1
〜3-3のみを図示する。 )には、それぞれコントローラ
部11-1〜11-n(以下11と略す。3個のコントロー
ラ部11-1〜11-3のみを図示する。 )が接続され、こ
の各コントローラ部11には、それぞれキー入力部5-1
〜5-n( 以下5と略す。3個のキー入力部5-1〜5-3の
みを図示する )が接続されている。
【0035】前記コントローラ11-1には接続ケーブル
と介して3次元位置センサ12が接続されている。この
3次元位置センサ12には、直交する方向の磁界を生成
するソース13と、磁界を検出する磁界検出センサ14
とが取付けられている。
【0036】図5は、前記マニピュレータ3の概略の構
成を示す図である。前記各マニピュレータ3-1〜3-n(
3 )上の所定位置( 固有の座標系の基準位置 )には、前
記磁界検出センサ14を固定するためのアダプタ( 取付
部材 )又はマーク15( 15-1〜15-n )及び16( 1
6-1〜16-n )が設けられている。
【0037】前記3次元位置センサ12は、前記ソース
13の座標系、基準座標系( x0 ,y0 ,z0 ) と前記
磁界検出センサ14の座標系とにおける原点間の距離及
び各軸のなす角を算出して、前記コントローラ部11-1
に出力する。
【0038】このような構成の第2実施例においては、
まず、磁界検出センサ14を第1のマニピュレータ3-1
上のアダプタに固定するか、又はマーク15,16上に
固定する。
【0039】すると、3次元位置センサ12は、磁界検
出センサ14からの信号により、基準座標系( x0 ,y
0 ,z0 ) に対する磁界検出センサ14の座標系、すな
わち第1のマニピュレータ3-1の固有座標系( x1 ,y
1 ,z1 ) における原点間の距離及び各軸のなす角を算
出し、その算出結果をコントローラ部11-1に出力す
る。
【0040】コントローラ部11-1は、この原点間の距
離及び各軸のなす角に基づいて、基準座標系( x0 ,y
0 ,z0 ) に対する第1のマニピュレータ3-1の固有座
標系( x1 ,y1 ,z1 ) における原点間のずれ( Δ
x,Δy,Δz )及び各軸のねじれ角( θx ,θy ,θ
z ) を算出する。
【0041】この算出結果の原点間のずれ及び各軸のね
じれ角は、キー入力部5-1のディスプレイ8に表示され
る。操作者は、このディスプレイ8に表示された数値を
確認して、キー入力部5-1により入力( リターンキーの
押下のみ )する。
【0042】このキー入力により、第1のマニピュレー
タ3-1を制御するコントローラ部11-1は、基準座標系
( x0 ,y0 ,z0 ) と第1のマニピュレータ3-1の固
有座標系( x1 ,y1 ,z1 ) とのずれを認識する。
【0043】次に、磁界検出センサ14を第2のマニピ
ュレータ3-2上のアダプタに固定するか、又はマーク1
5,16上に固定する。すると、3次元位置センサ12
は、磁界検出センサ14により、基準座標系(x0 ,y0
,z0 ) に対する第2のマニピュレータ3-2の固有座
標系( x2 ,y2 ,z2 ) における原点間の距離及び各
軸のなす角を算出して、コントローラ部11-1に出力す
る。
【0044】コントローラ部11-1は、この原点間の距
離及び各軸のなす角に基づいて、基準座標系( x0 ,y
0 ,z0 ) に対する第2のマニピュレータ3-2の固有座
標系( x2 ,y2 ,z2 ) におけるずれを算出し、ディ
スプレイ8に表示する。操作者は、このディスプレイ8
に表示された数値を確認して、キー入力部5-1により入
力( リターンキーの押下のみ )する。
【0045】このキー入力により、コントローラ部11
-1は、基準座標系( x0 ,y0 ,z0 ) と第2のマニピ
ュレータ3-2の固有座標系( x2 ,y2 ,z2 ) とのず
れを認識する。
【0046】次に磁界検出センサ14を第3のマニピュ
レータ3-2上のアダプタに固定するか、又はマーク1
5,16上の固定すると、同様にして、キー入力部5-1
による入力( リターンキーの押下のみ )により、基準座
標系( x0 ,y0 ,z0 ) と第3のマニピュレータ3-3
の固有座標系( x3 ,y3 ,z3 ) とのずれを認識す
る。
【0047】以上により、コントローラ部11-1は、制
御する第1のマニピュレータ3-1の固有座標系( x1 ,
y1 ,z1 ) とこの第1のマニピュレータ3-1の周辺の
各マニピュレータ3-2及び3-3の各固有座標系( x2 ,
y2 ,z2 ) ( x3 ,y3 ,z3 ) との位置関係を認識
することができる。
【0048】さらに、コントローラ部11-2についても
同様にして、3次元位置センサ12からコントローラ1
1-1を介して得られた基準座標系( x0 ,y0 ,z0 )
に対する各マニピュレータ3-1,3-2,3-3の固有座標
系( x1 ,y1 ,z1 ) 、(x2 ,y2 ,z2 ) 、( x3
,y3 ,z3 ) とのずれがキー入力部5-1のディスプ
レイ8に順次表示され、このコントローラ部11-2に接
続されたキー入力部5-2による入力( ずれデータの入力
)により、基準座標系( x0 ,y0 ,z0 ) に対する各
マニピュレータ3-1,3-2,3-3の固有座標系( x1 ,
y1 ,z1 ) 、( x2 ,y2 ,z2 ) 、( x3 ,y3 ,
z3 ) とのずれを認識して、制御する第2のマニピュレ
ータ3-2の固有座標系( x2 ,y2 ,z2 ) とこの第2
のマニピュレータ3-2の周辺の各マニピュレータ3-1及
び3-3の固有座標系( x1 ,y1,z1 ) 、( x3 ,y3
,z3 ) との位置関係を認識することができる。
【0049】また、コントローラ部11-3についても同
様にして、キー入力部5-3の入力(ずれデータの入力 )
により、制御する第3のマニピュレータ3-3の固有座標
系(x3 ,y3 ,z3 ) とこの第3のマニピュレータ3-
3の周辺の各マニピュレータ3-1及び3-2の固有座標系
( x1 ,y1 ,z1 ) 、( x2 ,y2 ,z2 ) との位置
関係を認識することができる。
【0050】マニピュレータの固有座標系の認識の後の
処理は、第1実施例と同様であるのでここでは省略す
る。このように第2実施例によれば、上述した第1実施
例と同様な効果を得ることができる。
【0051】さらに、基準座標系となるソース13と固
有座標系となる磁界検出センサ14とを有する3次元位
置センサ12と、磁界検出センサ14をマニピュレータ
3上の所定の位置に設置したときに算出され出力される
座標系原点間の距離及び座標各軸のなす角に基づいて原
点間のずれ及び各軸のねじれ角を求めてディスプレイ8
に表示させるコントローラ部11とを設けたことによ
り、操作者が座標系の原点間のずれや各軸のねじれ角を
測定及び計算する必要がなく、単に各キー入力部のディ
スプレイ8に表示された位置情報を、キー入力部5から
入力するだけで良いので、操作性を向上させることがで
きる。
【0052】なおこの第2実施例では、3次元位置セン
サ12はコントローラ11-1と接続され、このコントロ
ーラ11-1のディスプレイ8に基準座標系とマニピュレ
ータ3-1〜3-3の固有座標系とのずれを表示して、各コ
ントローラ11-1〜11-3のそれぞれのキー入力部5-1
〜5-3から確認のための入力又は、ずれデータの入力を
行うことにより、それぞれの各コントローラ11-1〜1
1-3が各マニピュレータ3-1〜3-3の各固有座標系の位
置関係を認識するようになっていたが、この発明はこれ
に限定されるものではない。
【0053】例えば、3次元位置センサ12を各コント
ローラ11-1〜11-3と接続し、この3次元位置センサ
12により、基準座標系とそれぞれのマニピュレータ3
-1〜3-3の固有座標系とのずれまで算出し、この算出し
たずれを直接各コントローラ11-1〜11-3に入力設定
しても良いものである。
【0054】このようにすれば、この第2実施例によ
り、自己のマニピュレータの位置情報については自動的
に設定されるので、より操作性を向上させるという効果
を得ることができる。
【0055】またこの第2実施例では、ソース13と磁
界検出センサ14とを有する3次元位置センサ12を使
用したものについて説明したが、この発明はこれに限定
されるものではなく、例えば後述する第9実施例に説明
する加速度センサを有する3次元位置センサを使用した
ものでも良い。
【0056】この発明の第3実施例を図6及び図7を参
照して説明する。図6は、手術用マニピュレータシステ
ムの概略の構成を示す図である。なおこの第3実施例で
は図示していないが、前述した実施例と同様にベースに
は複数台のマニピュレータが取付可能である。
【0057】マニピュレータ3が取付けられるベース2
0上の各所定位置には、マーク21-1〜21-12 が形成
され、この各マーク21-1〜21-12 の上又は近傍にマ
ークを識別するための記号( 一例として「1」〜「1
2」という数字を図示する。 )を設けている。
【0058】図7は、前記マニピュレータ3の概略の構
成を示す図である。前記マニピュレータ3は、前記ベー
ス20に取付けるための取付用部材22が設けられてい
る。この取付用部材22は、上固定部22-1と、この上
固定部22-1に向かって上下にスライドする下可動部2
2-2と、この下可動部22-2をスライドさせるねじ調整
部22-3とからなり、このねじ調整部22-3を回転させ
ることで下可動部22-2を上下にスライドさせ、前記ベ
ース20を前記上固定部22-1と下可動部22-2で挟ん
で、前記ベース20にマニピュレータ3を取付ける。
【0059】なお、前記マーク21-1〜21-12 の位置
は、それぞれ予め所定の基準座標系からの距離が測定さ
れており、コントローラ部4のメモリ23に、その各測
定データは記号「1」〜「12」の数字に対応して記憶
されている。
【0060】このような構成の第3実施例においては、
ねじ調整部22-3を緩めることにより、マニピュレータ
3はベース20から取外されるか、又はベース20上を
移動可能になる。
【0061】ここで操作者は、マニピュレータ3を所望
の位置、すなわち、所望のマーク位置に移動させて、ね
じ調整部22-3を締めて取付ける。このとき操作者は、
その所望のマーク上又はマークの近傍に設けられた記号
( 数値データ )を、キー入力部5から入力する。コント
ローラ部4は、この入力された数値に対応する距離デー
タをメモリ23から読取り、制御するマニピュレータ3
の位置を確認する。
【0062】同様に、このマニピュレータ3の周辺に取
付られた他のマニピュレータについても、その取付位置
のマークの記号をキー入力部5から入力する。このキー
入力によりコントローラ部4は、入力された数値に対応
する距離データをメモリ23から読取り、周辺の他のマ
ニピュレータの位置を認識する。
【0063】従って、コントローラ部4は、制御するマ
ニピュレータ3及びこのマニピュレータ3の周辺に位置
する他のマニピュレータの取付位置を確認する。以上の
操作を他のマニピュレータを制御するコントローラ部(
キー入力部 )で行えば、各コントローラ部はそれぞれ、
制御するマニピュレータ及びこのマニピュレータの周辺
に位置するマニピュレータの取付位置を確認する。
【0064】このように第3実施例によれば、上述した
第1実施例と同様な効果を得ることができる。さらに、
ベース20上のマニピュレータの各取付位置にマーク2
1を形成すると共にそのマーク21の上又は近傍にマー
ク21を識別するための記号と、この各記号に対応して
基準座標系からの距離の情報が記憶されたメモリ23と
を設け、キー入力部5から記号が入力されたときに、メ
モリ23からその記号に対応する距離の情報を読み取る
ことにより、操作者は、基準座標系とマニピュレータ3
の固有座標系との距離情報や各軸ねじれ角等を測定・算
出する必要がなく、キー入力部5でマニピュレータ3を
取付けたマーク21上又は近傍の記号を入力すれば良い
ので、操作性を向上させることができる。
【0065】この発明の第4実施例を図8及び図9を参
照して説明する。図8は、手術用マニピュレータシステ
ムの概略の構成を示す図である。なおこの第4実施例で
は図示していないが、前述した実施例と同様にベースに
は複数台のマニピュレータが取付可能である。
【0066】マニピュレータ3が取付けられるベース2
4上に、電気抵抗を有する位置検出部材としての電気抵
抗式スケール25が設けられている。この電気抵抗式ス
ケール25の一端がコントローラ部4に接続されてお
り、一方、図9に示すように、マニピュレータ3の取付
部材22の、上固定部22-1の内側の前記電気抵抗式ス
ケール25に接触する部分に電気接点26を設けてい
る。
【0067】従って、前記コントローラ部4は、このコ
ントローラ部4に接続された前記電気抵抗式スケール2
5の一端と、前記マニピュレータ3を介してその取付部
材22の電気接点26との間の抵抗値を検出することが
できる。
【0068】なお、前記電気抵抗式スケール25の全体
の抵抗値は概知である。このような構成の第4実施例に
おいては、マニピュレータ3が取付られると、コントロ
ーラ部4に接続された電気抵抗式スケール25の一端と
マニピュレータ3の取付部材22の電気接点26との間
の抵抗値が検出される。
【0069】この検出された抵抗値により、電気抵抗式
スケール25の一端を基準位置としたときの電気抵抗式
スケール25上の電気接点26の位置、すなわちマニピ
ュレータ3の取付位置が検出される。この検出された取
付位置は、キー入力部5のディスプレイ8に表示され、
操作者はこのディスプレイ8に表示されたマニピュレー
タ3の取付位置を確認して、キー入力部5により入力(
リターンキーの押下のみ )する。
【0070】このキー入力により、コントローラ部4
は、制御するマニピュレータ3の取付位置を認識する。
同様に、マニピュレータ3-mの周辺に位置する他のマニ
ピュレータについても、それらの各マニピュレータに接
続されたコントローラ部は、それぞれ電気抵抗式スケー
ル25上の各マニピュレータの取付部材の電気接点の位
置、すなわち各マニピュレータの取付位置が、それぞれ
のキー入力部のディスプレイに表示される。
【0071】従って、操作者は、各ディスプレイにそれ
ぞれ表示された各マニピュレータの取付位置を確認し
て、キー入力部5-mから入力( データ入力 )する。この
キー入力により、マニピュレータ3-mを制御するコント
ローラ部4-mは、周辺に位置するマニピュレータの取付
位置を認識する。
【0072】また、以上の操作を他のマニピュレータを
制御するコントローラ部( キー入力部 )について行っ
て、各コントローラ部はそれぞれ、制御するマニピュレ
ータ及びこのマニピュレータの周辺のマニピュレータの
取付位置を確認する。
【0073】このように第4実施例によれば、上述した
第1実施例と同様な効果を得ることができる。さらに、
電気抵抗式スケール25及び各マニピュレータ3に電気
抵抗式スケール25上の位置を検出するための電気接点
26を設けたことにより、ベース24上のどの位置にマ
ニピュレータ3が取付けられたのかを自動的に検出する
ことができるので、上述した第2実施例と同様な効果を
得ることができる。
【0074】この発明の第5の実施例を図10及び図1
1を参照して説明する。図10は、手術用マニピュレー
タシステムの概略の構成を示す図である。なおこの第5
実施例では図示していないが、前述した実施例と同様に
ベースには複数台のマニピュレータが取付可能である。
【0075】ベース27上のマニピュレータが取付けら
れる箇所に、所定の基準位置からの距離情報等が書込ま
れたバーコードが印刷された位置検出部材としてのバー
コード印刷部28が設けられている。
【0076】図11は、前記マニピュレータの概略の構
成を示す図である。前記マニピュレータ3の取付部材2
2の上固定部22-1の内側の前記バーコード印刷部28
と対向する部分に、光学反射式のバーコード読取部29
が設けられ、このバーコード読取部29は、前記バーコ
ード印刷部28のバーコードを読取る。
【0077】前記バーコード読取部29により読取った
バーコード情報( 基準位置からの距離情報 )等は、コン
トローラ部4へ供給される。このような構成の第5実施
例においては、マニピュレータ3が取付けられると、マ
ニピュレータ3の取付部材22のバーコード読取部29
により、マニピュレータ3が取付けられた箇所のバーコ
ードが読取られる。
【0078】この読取ったバーコード情報には基準位置
からの距離情報が含まれており、コントローラ部4は、
この距離情報等によりマニピュレータ3の取付位置を導
き、キー入力部5のディスプレイ8にこのマニピュレー
タ3の取付位置を表示し、操作者はこの表示を確認して
キー入力部5から入力( リターンキーの押下のみ )す
る。
【0079】このキー入力によりマニピュレータ3を制
御するコントローラ部4は、マニピュレータ3の取付位
置を認識する。同様に、マニピュレータ3-mの周辺に位
置する他のマニピュレータについても、それらの各マニ
ピュレータの取付部材のバーコード読取部により、ベー
ス27上のバーコード印刷部28の取付箇所のバーコー
ドが読取られ、この読取ったバーコード情報に基づいて
マニピュレータの取付位置が、それぞれのキー入力部の
ディスプレイに表示される。
【0080】従って、操作者が、各ディスプレイにそれ
ぞれ表示された各マニピュレータの取付位置を確認し
て、キー入力部5-mから入力( データ入力 )する。この
キー入力により、マニピュレータ3-mを制御するコント
ローラ部4-mは、周辺に位置するマニピュレータの取付
位置を認識する。
【0081】また、以上の操作を他のマニピュレータを
制御するコントローラ部( キー入力部 )について行っ
て、各コントローラ部はそれぞれ、制御するマニピュレ
ータ及びこのマニピュレータの周辺のマニピュレータの
取付位置を確認する。
【0082】このように第5実施例によれば、上述した
第1実施例と同様な効果を得ることができる。さらに、
ベース27上に位置情報が書き込まれたバーコードを印
刷したバーコード印刷部28及びこのバーコードを読取
るバーコード読取部29を設けたことにより、ベース2
7上のどの位置にマニピュレータが取付けられたのかを
自動的に検出することができるので、上述した第2実施
例と同様な効果を得ることができる。
【0083】この発明の第6実施例を図12及び図13
を参照して説明する。図12( a )は、手術用マニピュ
レータシステムのベット1及びベース30を示す図であ
る。なお、この第6実施例では図示していないが、前述
した実施例と同様に、前記ベース30に複数台のマニピ
ュレータが取付可能であり、各マニピュレータにはコン
トローラ部が接続され、コントローラ部にはキー入力部
が接続されている。
【0084】前記ベース30上のマニピュレータ3が取
付けられる取付用穴31-1〜31-21 が形成され、その
近傍には識別するための記号( 数字1〜21 )が設けら
れている。
【0085】前記取付用穴31-1〜31-21 は、図12
( b )に示すように、その口径形状が正多角形に形成さ
れ、さらに、その各辺には取付方向の情報として記号(
アルファベットa〜h )が設けられている。
【0086】図13( a )は、前記マニピュレータ3の
概略の構成を示す図である。前記マニピュレータ3の取
付部材32には、前記ベース30の各取付用穴31-1〜
31-21 を嵌合させて( 又は貫通させてナット等により
)固定される取付用ボルト33が設けられている。この
取付用ボルト33の形状も、図13( b )に示すよう
に、前記各取付用穴に31-1〜31-21 に嵌合するよう
に、各取付用穴31-1〜31-21 の口径形状に対応した
正多角形となっている。
【0087】このような構成の第6実施例においては、
マニピュレータ3は、その取付用ボルト33をベース3
0の取付用穴31-1〜31-21 の中から選択した1つの
取付用穴31に嵌合して取付ける。このとき、取付用穴
31及び取付用ボルト33は正多角形形状であるので、
前記取付用穴31と前記取付用ボルト33との嵌合する
向きを選択することにより、マニピュレータ3の取付角
度が選択できる。
【0088】このとき、操作者は図示しないキー入力部
により、取付用ボルト33を取付けた取付用穴31の近
傍の記号( 数値データ )及び取付方向を示す記号( アル
ファベットデータ )を入力する。
【0089】図示しないコントローラ部は、この入力さ
れた数値及びアルファベットに対応する所定の基準座標
からの距離及びマニピュレータの固有座標のデータ( 取
付方向の情報を含む )をコントローラ部内のメモリから
読取り、制御するマニピュレータ3の位置を確認する。
【0090】同様に、このマニピュレータ3の周辺に位
置する他のマニピュレータについても、マニピュレータ
3に接続されたコントローラ部に接続されたキー入力部
から、そのマニピュレータの取付ボルトを取付けた取付
用穴の近傍の記号及び取付方向を示す記号を入力する。
このキー入力により、マニピュレータ3に接続されたコ
ントローラ部は、入力された数値及びアルファベットに
対応する所定の基準座標からの距離及び固有座標のデー
タをメモリから読取り、周辺に位置する他のマニピュレ
ータの位置を確認する。
【0091】従って、マニピュレータ3に接続されたコ
ントローラ部は、制御するマニピュレータ3及びこのマ
ニピュレータ3の周辺に位置する他のマニピュレータの
取付位置を確認する。
【0092】以上の操作を他のマニピュレータを制御す
るコントローラ部( キー入力部 )で行えば、各コントロ
ーラ部はそれぞれ、制御するマニピュレータ及びこのマ
ニピュレータの周辺に位置するマニピュレータの取付位
置を確認する。
【0093】このように第6実施例によれば、上述した
第1実施例と同様な効果を得ることができる。さらに、
ベース30上のマニピュレータの各取付位置に取付用穴
31を形成すると共にその取付用穴31の近傍に取付用
穴31を識別するための記号とを設けたことにより、上
述した第3実施例と同様な効果を得ることができる。
【0094】また、取付用穴31及びマニピュレータ3
に設けられた取付用ボルト33をお互いに正多角形に形
成し嵌合させることにより、マニピュレータの取付角度
を所望の角度に固定して取付けるという効果を得ること
ができる。
【0095】この発明の第7実施例を図14を参照して
説明する。図14は、手術用マニピュレータシステムの
概略の構成を示す図である。各マニピュレータ3-1〜3
-n( 以下3と略す。図14では3個のマニピュレータ3
-1〜3-3のみを図示する。 )には、それぞれコントロー
ラ部34-1〜34-n( 以下34と略す。3個のコントロ
ーラ部34-1〜34-3のみを図示する。 )が接続されて
いる。
【0096】これらの各コントローラ部34は、RS−
232Cインターフェイス( 図示せず )を備え、互いに
( 少なくとも周辺に位置するマニピュレータを制御する
コントローラ部に対しては )RS−232C回線35-1
〜35-k( 以下35と略す。k≦J=n( n−1 )/
2、3本のRS−232回線35-1〜35-3のみを図示
する。 )を介して接続されている。
【0097】なお図示しないが、これらの各コントロー
ラ部34にキー入力部を接続してマニピュレータ3の位
置に関するデータを入力しても良いし、また3次元位置
センサを接続して位置に関する検出データをコントロー
ラ部34に出力するようにしても良いものである。
【0098】このような構成の第7実施例においては、
各コントローラ部34には、それぞれが制御するマニピ
ュレータ3の基準座標に対する位置の情報が入力され、
この入力された情報に基づいて、制御するマニピュレー
タ3の取付位置を認識する。
【0099】一方、この各コントローラ部34が得たそ
れぞれ制御するマニピュレータ3の位置の情報は、RS
−232C回線35を介して少なくとも周辺に位置する
マニピュレータを制御する各コントローラ部に出力され
る。
【0100】従って、各コントローラ部34には、制御
するマニピュレータ3の位置の情報が直接入力されると
共に、RS−232C回線35を介してそのマニピュレ
ータ3の周辺に位置するマニピュレータの位置の情報が
入力される。その結果、各コントローラ部34は、制御
するマニピュレータ3及びこのマニピュレータ3の周辺
に位置するマニピュレータの位置を認識する。
【0101】また、常にRS−232C回線35を介し
て各コントローラ部34からそれぞれが制御するマニピ
ュレータ3の位置の情報を出力するので、リアルタイム
で周辺に位置するマニピュレータの位置( 取付位置 )の
移動を認識する。
【0102】このように第7実施例によれば、各コント
ローラ部34を互いにRS−232C回線35により接
続したことにより、上述した第1実施例から第6実施例
までのいずれかの方法により各コントローラ部34がそ
れぞれ制御するマニピュレータ3の位置の情報を入力す
ると、各マニピュレータ3の位置の情報がRS−232
C回線を介して各コントローラ部34に供給されるの
で、各コントローラ部34はそれぞれ制御するマニピュ
レータ3とこのマニピュレータ3の周辺に位置するマニ
ピュレータとの位置関係を認識することができ、各コン
トローラ部34は、周辺のマニピュレータの動作範囲を
認識しながら、それぞれが制御するマニピュレータ3を
動作させることが可能であり、このマニピュレータ3と
その周辺のマニピュレータとの干渉、接触等を確実に防
止することができる。
【0103】また、各コントローラ部は、それぞれが制
御するマニピュレータの位置の情報が入力されるだけで
良く、周辺のマニピュレータの位置の情報は、周辺の各
マニピュレータを制御する各コントローラ部からRS−
232C回線35を介して得られるので、各コントロー
ラ部毎に周辺のマニピュレータの位置の情報を、例えば
キー入力部等により入力する必要がないので、操作性が
向上できる。
【0104】また、RS−232C回線35を介して送
受信する情報は、マニピュレータを取り付ける位置の情
報に限らず、各マニピュレータの動作量( モータの回転
数、回転角等 )でも良い。この場合、RS−232C回
線35を介して、各コントローラ部は周辺のマニピュレ
ータの動作中の姿勢をリアルタイムで認識することがで
きるので、制御するマニピュレータ3とその周辺のマニ
ピュレータとの干渉、接触等をさらにより確実に防止で
きるという効果を得ることができる。
【0105】この発明の第8実施例を図15を参照して
説明する。図15は、手術用マニピュレータシステムの
概略の構成を示す図である。各マニピュレータ3-1〜3
-n( 以下3と略す。図15では3個のマニピュレータ3
-1〜3-3のみを図示する。 )には、それぞれコントロー
ラ部36-1〜36-n( 以下36と略す。3個のコントロ
ーラ部36-1〜36-3のみを図示する。 )が接続されて
いる。
【0106】これらの各コントローラ部36は、それぞ
れLAN( local area network、図示せず )インターフ
ェイスを備え、それぞれLAN37を介して接続されて
いる。 なお図示しないが、これらの各コントローラ部
36にキー入力部を接続してマニピュレータの位置に関
するデータを入力しても良いし、また3次元位置センサ
を接続して位置に関する検出データをコントローラ部3
6に出力するようにしても良いものである。
【0107】このような構成の第8実施例においては、
各コントローラ部36には、それぞれが制御するマニピ
ュレータ3の基準座標に対する位置の情報が入力され、
この入力された情報に基づいて、制御するマニピュレー
タ3の取付位置を認識する。
【0108】一方、この各コントローラ部36が得たそ
れぞれ制御するマニピュレータ3の位置の情報は、LA
N37を介して少なくとも周辺に位置するマニピュレー
タ3;を制御する各コントローラ部に出力される。
【0109】従って、各コントローラ部36には、制御
するマニピュレータ3の位置の情報が直接入力されると
共に、LAN37を介してそのマニピュレータ3の周辺
に位置するマニピュレータの位置の情報が入力される。
その結果、各コントローラ部36は、制御するマニピュ
レータ3及びこのマニピュレータ3の周辺に位置するマ
ニピュレータの位置を認識する。
【0110】また、常にLAN37を介して各コントロ
ーラ部36からそれぞれが制御するマニピュレータ3の
位置の情報を出力するので、リアルタイムで周辺のマニ
ピュレータの位置( 取付位置 )の移動を認識する。ま
た、位置情報は、各マニピュレータの動作量( モータの
回転数、回転角等 )でも良い。
【0111】このように第8実施例によれば、各コント
ローラ部36をLAN37を介して接続したことによ
り、上述した第7実施例と同様な効果を得ることができ
る。この発明の第9実施例を図16を参照して説明す
る。
【0112】図16は、手術用マニピュレータシステム
の概略の構成を示す図である。各マニピュレータ3-1〜
3-n( 以下3と略する。図16では3個のマニピュレー
タ3-1〜3-3のみを図示する。 )のアーム38-1〜38
-n( 以下38と略す。図16では3個のみを図示する
。 )の先端部のスコープ又は処置具を固定する部分の
近傍には、それぞれ加速度センサからなる3次元位置セ
ンサ39-1〜39-n( 以下39と略す。3個の3次元位
置センサ39-1〜39-3のみを示す。 )が設けられてい
る。
【0113】前記各マニピュレータ3には、それぞれコ
ントローラ部40-1〜40-n( 以下40と略す。3個の
コントローラ部40-1〜40-3のみを図示する。 )が接
続されている。
【0114】これらの各コントローラ40は、RS−2
32Cインターフェイス( 図示せず)を備え、互いにR
S−232C回線35-1〜35-k( 以下35と略す、3
本のRS−232回線35-1〜35-3のみを図示する。
)を介して接続されている。
【0115】前記各コントローラ40は、それぞれ前記
各3次元位置センサ39により得られた3次元的な加速
度データを入力し、この入力した3次元的な加速度デー
タを処理して、制御するマニピュレータ3の取付位置を
認識する。
【0116】また、このような構成の第9実施例におい
ては、各コントローラ40によりマニピュレータ3を動
作させ、マニピュレータ3のアーム38が移動すると、
3次元位置センサ39により、その移動量が3次元的な
加速度データとして得られる。
【0117】この得られた3次元的な加速度データに基
づいて、各コントローラ部40は、それぞれが制御する
マニピュレータ3の動作量を算出し、このマニピュレー
タ3の位置を認識する。
【0118】各コントローラ部40の制御するマニピュ
レータ3の位置の情報は、RS−232C回線35を介
して、少なくとも周辺に位置するマニピュレータを制御
するコントローラ部へ出力される。
【0119】従って、各コントローラ部40は、それぞ
れが制御するマニピュレータ3の位置の情報が3次元位
置センサ39からの3次元的な加速度データにより直接
入力されると共に、RS−232C回線35を介して、
少なくともそのマニピュレータ3の周辺に位置するマニ
ピュレータの位置の情報が入力される。その結果、各コ
ントローラ部40は、それぞれが制御するマニピュレー
タ3及びこのマニピュレータの周辺に位置するマニピュ
レータの位置を認識する。
【0120】このように第9実施例によれば、上述した
第7実施例と同様な効果を得ることができる。また、加
速度センサを有する3次元位置センサ39を使用して、
各コントローラ部40のそれぞれが制御するマニピュレ
ータ3の位置の情報を入力しているので、操作者がマニ
ピュレータ3の位置に関する測定及び計算する必要がな
く、単に各キー入力部5のディスプレイ8に表示された
位置情報を、キー入力部5から入力するだけで良いの
で、操作性を向上させることができる。さらに、このキ
ー入力部5のキー入力を省略して、直接3次元位置セン
サ39からのマニピュレータの位置の情報をコントロー
ラ部40に入力すれば、操作者は、全くマニピュレータ
3の位置をコントローラ部に入力する操作を行わずに済
むので、操作性を一層向上させることができる。
【0121】なお、この第9実施例では3次元位置セン
サとして加速度センサを使用したものについて説明した
が、この発明はこれに限定されるものではなく、例えば
第2実施例で説明した磁界検出センサを使用しても良い
ものである。
【0122】この発明の第10実施例を図17及び図1
8を参照して説明する。図17は、手術用マニピュレー
タシステムの概略の構成を示す図である。各マニピュレ
ータ3-1〜3-n( 以下3と略する。図16では3個のマ
ニピュレータ3-1〜3-3のみを図示する。 )は、直接中
央コントローラ部41に接続されている。
【0123】この中央コントローラ部41には位置情報
共有メモリ42が設けられ、前記中央コントローラ部4
1は、この位置情報共有メモリ42に記憶された位置情
報に基づいて各マニピュレータ3を制御する。
【0124】図18は、前記中央コントローラ部41が
行う処理の構成を示す機能ブロック図である。前記各マ
ニピュレータ3-1〜3-nをそれぞれ制御する第1マニピ
ュレータ制御ルーチン43-1〜第nマニピュレータ制御
ルーチン43-nと、システム全体を管理し、前記各マニ
ピュレータ制御ルーチン43-1〜43-nにより制御され
る各マニピュレータ3-1〜3-n間の位置関係をチェック
して干渉、接触等を防止するシステム制御ルーチン44
とから、前記中央コントローラ部41のルーチンは構成
される。なお、各ルーチン43-1〜43-n,44は、そ
れぞれ位置情報共有メモリ42に各マニピュレータ3-1
〜3-nの位置情報を書込むと共に、書込まれた位置情報
に基づいて制御を行うようになっている。
【0125】このような構成の第10実施例において、
中央コントローラ部41は、システム制御ルーチン44
及び各マニピュレータ制御ルーチン43-1〜43-nとに
より各マニピュレータ3-1〜3-nが制御される。各マニ
ピュレータ3の位置情報は、上述した第1実施例〜第6
実施例に示すいずれかの方法により入力されるようにな
っており、入力された位置情報は位置情報共有メモリ4
2に記憶される。
【0126】さらにシステム制御ルーチン44は、位置
情報共有メモリ42に記憶されている情報に基づいて、
各マニピュレータ3の位置を認識して、各マニピュレー
タ間の位置関係をチェックし、マニピュレータ間で干
渉、接触等が予想される場合には、その干渉等を回避す
る指示を該当する各マニピュレータ制御ルーチンへ出
す。
【0127】各マニピュレータ制御ルーチンは、このシ
ステム制御ルーチン44から出された干渉等を回避する
指示にしたがって、各マニピュレータ3の制御を変更す
る。例えば、マニピュレータ3の動作速度を低速にした
り、またマニピュレータ3の動作を停止する等の変更が
行われる。
【0128】このように第10実施例によれば、各マニ
ピュレータ3を制御する中央コントローラ41と、各マ
ニピュレータ3毎にそれぞれの位置の情報を記憶する位
置情報を記憶する位置情報共有メモリ42とを設け、上
述した第1実施例から第6実施例までのいずれかの方法
により各マニピュレータ3の位置の情報を入力すると、
その位置の情報を位置情報共有メモリ42に記憶し、こ
の位置情報共有メモリ42に記憶された各マニピュレー
タ3の位置の情報に基づいて中央コントローラ41が各
マニピュレータ3を制御することにより、各マニピュレ
ータ3とこのマニピュレータ3の周辺に位置するマニピ
ュレータとの位置関係を認識することができ、周辺のマ
ニピュレータの動作範囲を認識しながら、マニピュレー
タ3を動作させることが可能であり、このマニピュレー
タ3とその周辺のマニピュレータとの干渉、接触等を確
実に防止することができる。
【0129】また、各マニピュレータ3の位置の情報
は、位置情報共有メモリ42を使用して中央コントロー
ラ部41が集中管理すると共に、マニピュレータ3の制
御も中央コントローラ部41が集中管理しているので、
通信を行わずにしかもマニピュレータ3の位置の情報の
入力が1度で済むので、処理速度及び操作性を向上させ
ることができる。
【0130】なお、位置情報は、取付位置に限らず、各
マニピュレータ3の動作中の位置情報( 各モータの回転
数、回転角等 )でも良い。この場合でも、動作中の位置
情報を基にマニピュレータ3とその周辺のマニピュレー
タの干渉、接触等を確実に防止することができる。
【0131】この発明の第11実施例を図19を参照し
て説明する。図19は、手術用マニピュレータシステム
の概略の構成を示す図である。各マニピュレータ3-1〜
3-n( 以下3と略す。図15では3個のマニピュレータ
3-1〜3-3のみを図示する。 )には、それぞれコントロ
ーラ部45-1〜45-n( 以下45と略す。3個のコント
ローラ部45-1〜45-3のみを図示する。 )が接続され
ている。
【0132】これらの各コントローラ部45は、メイン
コントローラ部46と接続され、このメインコントロー
ラ部46には、位置情報共有メモリ42が設けられてい
る。前記各コントローラ部45は、メインコントローラ
部46を介して供給される位置情報に基づいてそれぞれ
制御するマニピュレータ3を制御する。
【0133】なお、この第11実施例は前述の第10実
施例の変形例であり、前記各コントローラ部45は、第
10実施例の各マニピュレータ制御ルーチンを行うため
の専用コントローラであり、前記メインコントローラ部
46は、システム制御ルーチンを行うための専用コント
ローラである。
【0134】このような構成の第11実施例において、
各コントローラ部45は、それぞれメインコントローラ
部46から出力される指令及び位置情報共有メモリ42
からの位置情報に基づいて、それぞれ各マニピュレータ
3を制御する。
【0135】各マニピュレータの位置情報は、上述した
第1実施例〜第6実施例に示す方法のいずれかにより各
コントローラ部45に入力されたものが、メインコント
ローラ部46に出力され、メインコントローラ部46
は、入力した位置情報を位置情報共有メモリ42に書込
むと共に、この位置情報共有メモリから各マニピュレー
タの位置情報を読取る。
【0136】メインコントローラ部46は、この読取っ
た位置情報に基づいて、各マニピュレータ3の位置を認
識して各マニピュレータ間の位置関係をチェックし、マ
ニピュレータ間で干渉、接触等が予想される場合には、
その干渉等を回避する指示を該当する各コントローラ部
45に出力する。
【0137】従って、各コントローラ部46は、メイン
コントローラ部46から出力された干渉、接触等を回避
する指示にしたがって、各マニピュレータ3の制御を変
更する。
【0138】なお、位置情報は、前述した第10実施例
と同様にマニピュレータの動作中の位置情報でも良い。
このように第11実施例によれば、上述した第10実施
例の中央コントローラ部41の機能の一部、すなわち各
マニピュレータ制御ルーチン43をコントローラ部45
として独立させ、各マニピュレータ3の位置の情報を集
中管理して、各コントローラ部45にマニピュレータの
制御の指令を出力するメインコントローラ部46を設け
たことにより、上述した第10実施例と同様な効果を得
ることができる。
【0139】さらに、各マニピュレータ制御ルーチン4
3をコントローラ部として独立させているので、マニピ
ュレータ制御ルーチン43を並列に処理でき、しかもメ
インコントローラ部41は、システム制御ルーチン44
のみを処理すれば良いので、処理速度のより高速化を図
ることができる。
【0140】( 追記 ) ( 1 )体腔内の観察を行うスコープや体腔内で患部の処
置を行う処置具等を制御する複数のマニピュレータユニ
ットから構成されたマニピュレータシステムにおいて、
前記各マニピュレータユニットは、スコープ又は処置具
等を支持するマニピュレータと、このマニピュレータの
基準位置の情報及び少なくともこのマニピュレータの周
辺に位置する他の各マニピュレータユニットに設けられ
たマニピュレータの基準位置の情報を入力するためのキ
ー部と、このキー部から入力された各マニピュレータの
基準位置の情報に基づいて前記マニピュレータを制御す
る制御手段とを設けたことを特徴とするマニピュレータ
システム。
【0141】( 2 )体腔内の観察を行うスコープや体腔
内で患部の処置を行う処置具等を制御する複数のマニピ
ュレータユニットから構成されたマニピュレータシステ
ムにおいて、マニピュレータの基準位置を判定するため
の検出対象部を設け、前記各マニピュレータユニット
は、スコープ又は処置具等を支持するマニピュレータ
と、前記マニピュレータの基準位置の情報及び少なくと
もこのマニピュレータの周辺に位置する他の各マニピュ
レータユニットに設けられたマニピュレータの基準位置
の情報を発生する発生手段と、この発生手段により発生
した各マニピュレータの基準位置の情報に基づいて前記
マニピュレータを制御する制御手段とを設けたことを特
徴とするマニピュレータシステム。
【0142】( 3 )体腔内の観察を行うスコープや体腔
内で患部の処置を行う処置具等を制御する複数のマニピ
ュレータユニットから構成されたマニピュレータシステ
ムにおいて、軌道と、前記軌道上に設けられこの軌道上
の各位置を示す位置検出マークとを設け、前記各マニピ
ュレータユニットは、スコープ又は処置具等を支持する
と共に前記軌道上を移動するマニピュレータと、前記マ
ニピュレータの基準位置の情報及び少なくともこのマニ
ピュレータの周辺に位置する他の各マニピュレータユニ
ットに設けられたマニピュレータの基準位置の情報を発
生する発生手段と、この発生手段により発生した各マニ
ピュレータの基準位置の情報に基づいて前記マニピュレ
ータを制御する制御手段とを設けたことを特徴とするマ
ニピュレータシステム。
【0143】( 4 )前記検出対象部は、位置を示すマー
クと、このマークを識別するための記号とを設けたこと
を特徴とする前記2に記載されるマニピュレータシステ
ム。 ( 5 )前記記号は数字であることを特徴とする前記4に
記載されるマニピュレータシステム。
【0144】( 6 )前記記号はアルファベットであるこ
とを特徴とする前記4に記載されるマニピュレータシス
テム。 ( 7 )体腔内の観察を行うスコープや体腔内で患部の処
置を行う処置具等を制御する複数のマニピュレータユニ
ットから構成されたマニピュレータシステムにおいて、
前記各マニピュレータユニットは、スコープ又は処置具
等を支持するマニピュレータと、このマニピュレータの
基準位置の情報及び少なくともこのマニピュレータの周
辺に位置する他の各マニピュレータユニットに設けられ
たマニピュレータの基準位置を検出する3次元位置セン
サと、この3次元位置センサにより検出された各マニピ
ュレータの基準位置の情報に基づいて前記マニピュレー
タを制御する制御手段とを設けたことを特徴とするマニ
ピュレータシステム。
【0145】( 8 )前記3次元位置センサは磁気センサ
であることを特徴とする前記7に記載されるマニピュレ
ータシステム。 ( 9 )体腔内の観察を行うスコープや体腔内で患部の処
置を行う処置具等を制御する複数のマニピュレータユニ
ットから構成されたマニピュレータシステムにおいて、
軌道と、前記軌道上に設けられた電気抵抗部材とを設
け、前記各マニピュレータユニットは、スコープ又は処
置具等を支持すると共に前記軌道上を移動するマニピュ
レータと、前記電気抵抗部材の抵抗値の変化から前記マ
ニピュレータの基準位置の情報及び少なくともこのマニ
ピュレータの周辺に位置する他の各マニピュレータユニ
ットに設けられたマニピュレータの基準位置の判定する
判定手段と、この判定手段により判定した各マニピュレ
ータの基準位置に基づいて前記マニピュレータを制御す
る制御手段とを設けたことを特徴とするマニピュレータ
システム。 ( 11 )前記位置検出マークはバーコードであることを
特徴とする前記3に記載されるマニピュレータシステ
ム。 ( 12 )体腔内の観察を行うスコープや体腔内で患部の
処置を行う処置具等を制御する複数のマニピュレータユ
ニットから構成されたマニピュレータシステムにおい
て、軌道と、前記軌道上に設けられこの軌道上の各位置
を示すバーコードとを設け、前記各マニピュレータユニ
ットは、スコープ又は処置具等を支持すると共に前記軌
道上を移動するマニピュレータと、軌道上に設けられた
前記バーコードを読取るバーコード読取手段と、このバ
ーコード読取手段により読取ったバーコード情報に基づ
いて、前記マニピュレータの基準位置の情報及び少なく
ともこのマニピュレータの周辺に位置する他の各マニピ
ュレータユニットに設けられたマニピュレータの基準位
置を判定する判定手段と、この判定手段により判定した
各マニピュレータの基準位置に基づいて前記マニピュレ
ータを制御する制御手段とを設けたことを特徴とするマ
ニピュレータシステム。 ( 13 )前記検出対象部は、マニピュレータの取付位置
を示す穴と、この穴を識別するための記号とを設けたこ
とを特徴とする前記2に記載されるマニピュレータシス
テム。 ( 14 )前記穴の断面は多角形であることを特徴とする
前記13に記載されるマニピュレータシステム。 ( 15 )前記記号は数字であることを特徴とする前記1
3に記載されるマニピュレータシステム。 ( 16 )前記記号はアルファベットであることを特徴と
する前記13に記載されるマニピュレータシステム。 ( 17 )体腔内の観察を行うスコープや体腔内で患部の
処置を行う処置具等を制御する複数のマニピュレータユ
ニットから構成されたマニピュレータシステムにおい
て、前記各マニピュレータユニットは、スコープ又は処
置具等を支持するマニピュレータと、このマニピュレー
タの基準位置及び姿勢を検出する自己検出手段と、他の
マニピュレータユニットに対して前記自己検出手段によ
り検出された前記マニピュレータの基準位置及び姿勢を
情報として出力すると共に、他のマニピュレータからの
基準位置及び姿勢の情報を入力する情報入出力手段と、
前記自己検出手段及び前記情報入出力手段からの各マニ
ピュレータの基準位置及び姿勢の情報に基づいて前記マ
ニピュレータを制御する制御手段とを設けたことを特徴
とするマニピュレータシステム。 ( 18 )前記情報入出力手段は通信回線を介して基準位
置及び姿勢の情報の交換を行うことを特徴とする前記1
7に記載されるマニピュレータシステム。 ( 19 )前記情報入出力手段はRS−232C回線を介
して基準位置及び姿勢の情報の交換を行うことを特徴と
する前記17に記載されるマニピュレータシステム。 ( 20 )前記情報入出力手段はローカルエリアネットワ
ークを介して基準位置及び姿勢の情報の交換を行うこと
を特徴とする前記17に記載されるマニピュレータシス
テム。 ( 21 )体腔内の観察を行うスコープや体腔内で患部の
処置を行う処置具等を制御する複数のマニピュレータユ
ニットから構成されたマニピュレータシステムにおい
て、前記各マニピュレータユニットは、スコープ又は処
置具等を支持するマニピュレータと、このマニピュレー
タの位置を移動させるためのモータと、このモータの回
転状態を検出するエンコーダと、このエンコーダからの
モータの回転状態から前記マニピュレータの基準位置及
び姿勢を判定する自己判定手段と、他のマニピュレータ
ユニットに対して前記自己判定手段により判定された前
記マニピュレータの基準位置及び姿勢を情報として出力
すると共に、他のマニピュレータからの基準位置の情報
及び姿勢情報を入力する情報入出力手段と、前記自己判
定手段及び前記情報入出力手段からの各マニピュレータ
の基準位置及び姿勢の情報に基づいて前記マニピュレー
タを制御する制御手段とを設けたことを特徴とするマニ
ピュレータシステム。 ( 22 )体腔内の観察を行うスコープや体腔内で患部の
処置を行う処置具等を制御する複数のマニピュレータユ
ニットから構成されたマニピュレータシステムにおい
て、前記各マニピュレータユニットは、スコープ又は処
置具等を支持するマニピュレータと、このマニピュレー
タの基準位置及び姿勢を検出する3次元位置センサと、
他のマニピュレータユニットに対して前記3次元位置セ
ンサにより検出された前記マニピュレータの基準位置及
び姿勢を情報として出力すると共に、他のマニピュレー
タからの基準位置の情報及び姿勢情報を入力する情報入
出力手段と、前記3次元位置センサ及び前記情報入出力
手段からの各マニピュレータの基準位置及び姿勢の情報
に基づいて前記マニピュレータを制御する制御手段とを
設けたことを特徴とするマニピュレータシステム。 ( 23 )前記3次元位置センサは加速度センサであるこ
とを特徴とする前記22に記載されるマニピュレータシ
ステム。 ( 24 )前記3次元位置センサは磁気センサであること
を特徴とする前記22に記載されるマニピュレータシス
テム。 ( 25 )前記情報入出力手段はメモリを介して基準位置
及び姿勢の情報の交換を行うことを特徴とする前記17
に記載されるマニピュレータシステム。
【0146】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
各マニピュレータの位置を認識してマニピュレータ間で
干渉、接触等が発生するのを確実に防止することができ
るマニピュレータシステムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例の手術用マニピュレータ
システムの概略の構成を示す図及び基準座標系と固有座
標系との間の捩じれ各説明するための図。
【図2】同実施例の手術用マニピュレータシステムのマ
ニピュレータの基本的な構成を示す図。
【図3】同実施例の手術用マニピュレータシステムのキ
ー入力部を示す図。
【図4】この発明の第2実施例の手術用マニピュレータ
システムの概略の構成を示す図。
【図5】同実施例の手術用マニピュレータシステムのマ
ニピュレータの概略の構成を示す図。
【図6】この発明の第3実施例の手術用マニピュレータ
システムの概略の構成を示す図。
【図7】同実施例の手術用マニピュレータシステムのマ
ニピュレータの概略の構成を示す図。
【図8】この発明の第4実施例の手術用マニピュレータ
システムの概略の構成を示す図。
【図9】同実施例の手術用マニピュレータシステムのマ
ニピュレータの概略の構成を示す図。
【図10】この発明の第5実施例の手術用マニピュレー
タシステムの概略の構成を示す図。
【図11】同実施例の手術用マニピュレータシステムの
マニピュレータの概略の構成を示す図。
【図12】この発明の第6実施例の手術用マニピュレー
タシステムのベット及びベースを示す図。
【図13】同実施例の手術用マニピュレータシステムの
マニピュレータの概略の構成を示す図。
【図14】この発明の第7実施例の手術用マニピュレー
タシステムの概略の構成を示す図。
【図15】この発明の第8実施例の手術用マニピュレー
タシステムの概略の構成を示す図。
【図16】この発明の第9実施例の手術用マニピュレー
タシステムの概略の構成を示す図。
【図17】この発明の第10実施例の手術用マニピュレ
ータシステムの概略の構成を示す図。
【図18】同実施例の手術用マニピュレータシステムの
中央コントローラ部が行う処理の構成を示す機能ブロッ
ク図。
【図19】この発明の第11実施例の手術用マニピュレ
ータシステムの概略の構成を示す図。
【図20】一般的なマニピュレータシステムの構成を示
す図。
【符号の説明】
3…マニピュレータ、 4,11,34,36,40,45…コントローラ部、 5…キー入力部、 6…スコープ( 内視鏡 )、 7…処置具、 8…ディスプレイ、 12…3次元位置センサ、 13…ソース、 14…磁界検出センサ、 15,16,21…マーク、 23…メモリ、 25…電気抵抗スケール、 28…バーコード印刷部、 29…バー読取部、 31…取付穴、 33…取付用ボルト 35…RS−232C回線、 37…LAN、 39…加速度センサ、 42…位置情報共有メモリ、 41…中央コントローラ部、 46…メインコントローラ部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 体腔内の観察を行うスコープ又は体腔内
    で患部の処置を行う処置具等を制御する複数のマニピュ
    レータユニットから構成されたマニピュレータシステム
    において、前記各マニピュレータユニットは、 スコープ又は処置具等を支持するマニピュレータと、 このマニピュレータの基準位置の情報及び少なくともこ
    のマニピュレータの周辺に位置する他の各マニピュレー
    タユニットに設けられたマニピュレータの基準位置の情
    報を発生する発生手段と、 この発生手段により発生した各マニピュレータの基準位
    置の情報に基づいてマニピュレータを制御する制御手段
    とを設けたことを特徴とするマニピュレータシステム。
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