JPH0888993A - Dcブラシレスモータの保護方法 - Google Patents

Dcブラシレスモータの保護方法

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JPH0888993A
JPH0888993A JP6218645A JP21864594A JPH0888993A JP H0888993 A JPH0888993 A JP H0888993A JP 6218645 A JP6218645 A JP 6218645A JP 21864594 A JP21864594 A JP 21864594A JP H0888993 A JPH0888993 A JP H0888993A
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JP
Japan
Prior art keywords
brushless motor
speed
pulse signal
hall element
protecting
Prior art date
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Pending
Application number
JP6218645A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshikatsu Hamazaki
俊勝 濱嵜
Satoru Miyanishi
哲 宮西
Tamiyoshi Yasunaga
民好 安永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP6218645A priority Critical patent/JPH0888993A/ja
Publication of JPH0888993A publication Critical patent/JPH0888993A/ja
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  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、従来回転位置を検出するために用
いられていたホール素子を利用して、シンプルな構成で
過負荷等の異常運転からDCブラシレスモータの保護を
行うことができ、DCブラシレスモータの状態を監視す
ることが容易なDCブラシレスモータの保護方法を提供
することを目的とする。 【構成】 ホール素子2の検出したパルス信号4から単
位時間当りのパルス数をカウントしてパルス信号周波数
を求め、パルス信号周波数から換算速度を換算し、換算
速度と設定速度を比較して、起動後の一定時間を除いて
換算速度と設定速度が不一致であればDCブラシレスモ
ータ1を停止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ホール素子によって得
た位置情報を換算して回転の検知を行い、DCブラシレ
スモータを保護するDCブラシレスモータの保護方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、長寿命の電動ポンプに対する要求
が高まり、そのため電動ポンプの駆動モータとしてDC
ブラシレスモータが使用されることが増えている。殊
に、DCブラシレスモータを電動ポンプの駆動手段に使
用する際には、水に含まれる汚れが付着してつまりを生
じたり、異物が噛み込んだりしてDCブラシレスモータ
に過負荷が及んだり、また水なしで空運転が行われたり
というように、DCブラシレスモータの運転状態が異常
となることが多い。従って、電動ポンプの寿命を長くす
るために、過負荷がDCブラシレスモータに及んでいな
いかどうか、監視する必要がある。しかも、電動ポンプ
の起動時には、DCブラシレスモータの駆動コイルに大
電流が流れるので、起動時に適正な電流が流れるように
制御する必要がある。
【0003】DCブラシレスモータはホール素子を用
い、このホール素子で検出したパルス信号によって回転
磁界を形成して回転子を回転させているが、従来過負荷
等の防止のためには専用の制御装置を外付けする必要が
あった。図5は従来のDCブラシレスモータの制御回路
図である。
【0004】図5中、1はDCブラシレスモータ、2は
DCブラシレスモータ1の回転位置を検知するホール素
子、7は全体を制御するコンピュータ5の速度指令信号
8に応じてDCブラシレスモータ1をドライブするDC
ブラシレスモータ駆動回路である。そして、DCブラシ
レスモータ1に過負荷が及んでいるかどうかは、DCブ
ラシレスモータ1のステータに誘導結合されたカレント
トランスTから電流信号を取り出し、コンピュータ5に
出力する専用回路Cを用いて監視される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成では、カレントトランス、専用回路といった特
別の要素を必要とし、構成が大がかりになるという問題
点があった。
【0006】そこで本発明は、従来回転位置を検出する
ために用いられていたホール素子を利用して、シンプル
な構成で過負荷等の異常運転からDCブラシレスモータ
の保護を行うことができ、DCブラシレスモータの状態
を監視することが容易なDCブラシレスモータの保護方
法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のDCブラシレス
モータの保護方法は、ホール素子の検出したパルス信号
から単位時間当りのパルス数をカウントしてパルス信号
周波数を求め、パルス信号周波数から換算速度を換算
し、換算速度と設定速度を比較して、起動後の一定時間
を除いて換算速度と設定速度が不一致であればDCブラ
シレスモータを停止することを特徴とする。
【0008】
【作用】上記構成により、DCブラシレスモータの状態
は、回転位置を検知するために既に設けられているホー
ル素子から得て監視されるので、カレントトランスやカ
レントトランスの出力を処理する専用回路などの要素を
省略することができ、シンプルな構成でDCブラシレス
モータを保護することができる。
【0009】
【実施例】次に図面を参照しながら、本発明の実施例を
説明する。ここで、従来の技術を示す図5の構成要素と
同様の構成要素については同一符号を付すことにより、
説明を省略する。
【0010】図1は、本発明の第1の実施例におけるD
Cブラシレスモータの制御回路図である。図1中、3は
ホール素子2の出力端子に接続され、ホール素子2が出
力するパルス信号4を入力するバッファアンプである。
そして、バッファアンプ3からコンピュータ5の入力端
子ににパルス信号6が出力される。
【0011】次に図2(本発明の第1の実施例における
DCブラシレスモータの保護方法を示すフローチャー
ト)を参照しながら、本発明の第1の実施例におけるD
Cブラシレスモータ1の保護方法について説明する。ま
ず、制御手段であるコンピュータ5からDCブラシレス
モータ駆動回路7に与えられる速度指令信号8が、予め
設定された設定速度となるまで増加され(ステップ
1)、速度指令信号8がDCブラシレスモータ駆動回路
7に出力される(ステップ2)。これにより、DCブラ
シレスモータ1は起動される。
【0012】次に、ホール素子2がDCブラシレスモー
タ1の回転子の位置をパルス信号4として検知し、パル
ス信号4がバッファアンプ3を介しパルス信号6として
コンピュータ5に入力される。そこで、入力されたパル
ス信号6はステップ3の周波数測定ルーチン(ステップ
3)により単位時間当りのパルス数をカウントすること
で、周波数として求められる。次にこの周波数は、ステ
ップ4のパルス信号周波数換算ルーチンによりホール素
子2の数等を考慮して、DCブラシレスモータの換算速
度に換算される。そして、この換算速度が設定速度と比
較される(ステップ5)。
【0013】ここで、換算速度と設定速度がほぼ一致し
ているときは、正常な運転が行われているものとして、
ステップ1に戻り、運転が継続される。
【0014】また換算速度が設定速度よりも大きいとき
は、DCブラシレスモータ1の速度が過剰であるため、
コンピュータ5の速度指令信号8が示す設定速度を0に
して、DCブラシレスモータ1を停止させる(ステップ
9)。
【0015】また、ステップ5にて、換算速度が設定速
度よりも低いという比較結果が得られた場合、ステップ
6にて起動中かどうかチェックされる。起動中でなけれ
ば、異常と判定して、ステップ9の停止動作を行う。一
方起動中であるときは、ステップ7にて起動から定常状
態に移るために必要な時間だけのタイマーカウントを開
始して、一旦ステップ1へ戻る。そしてカウントアップ
した際にも、依然として、換算速度が設定速度よりも低
い場合、ステップ9の停止処理を行う。
【0016】ここで、DCブラシレスモータ1が駆動す
る電動ポンプなどに詰まりを生じている場合には、起動
後一定時間経過しても、換算速度が設定速度よりも低い
ままになるので、ステップ8からステップ9へのルート
でDCブラシレスモータ1を停止させる。次に、電動ポ
ンプが定常運転に入っているときに、異物が電動ポンプ
に噛み込んだような場合には、ステップ5、ステップ
6、ステップ9のルートでDCブラシレスモータ1が停
止する。
【0017】以上の2つの場合には、作業者が電動ポン
プから詰まりあるいは異物を除去する作業を行ってから
再起動することになる。
【0018】さらに、電動ポンプに水が導入されず、電
動ポンプが空運転している場合には、DCブラシレスモ
ータ1はほとんど無負荷運転の状態となり、DCブラシ
レスモータ1の回転が異常に高速となるので、ステップ
5、ステップ9のルートでDCブラシレスモータ1が停
止するようになっている。
【0019】勿論、DCブラシレスモータ1に異常がな
ければ、定常回転を継続する(ステップ5、ステップ
1)。
【0020】なお、本実施例では、ホール素子2とバッ
ファアンプ3とを独立別体のものとして構成したが、こ
れらを一体にした電子部品を用いてもよいし、図1のバ
ッファアンプ3にかえてトランジスタスイッチを用いて
もよい。また、本実施例では、換算速度と設定速度とを
直接比較したが、これらに従属する関数値を比較して比
較結果を評価してもよい。
【0021】上述のように、本実施例では、もともとD
Cブラシレスモータ1の回転位置を検知するために、D
Cブラシレスモータ1に付属しているホール素子2を用
いてDCブラシレスモータ1の負荷状態を監視してお
り、バッファアンプ3など付加する要素は、2〜3個の
部品でシンプルな構成にすることができる。
【0022】次に図3(本発明の第2の実施例における
DCブラシレスモータの制御回路図)、図4(本発明の
第2の実施例におけるDCブラシレスモータの保護方法
を示すフローチャート)を参照しながら、本発明の第2
の実施例を説明する。
【0023】第2の実施例では、図3に示すように、コ
ンピュータ5に表示装置9を接続している。そして図4
に示すように、第2の実施例では、第1の実施例に対し
て、ステップ5からステップ9に至る途中で、異常高回
転の表示(ステップ10)を、ステップ6からステップ
9に至る途中で、定常時における異常低回転の表示(ス
テップ11)を、ステップ8からステップ9に至る途中
で、起動時における異常低回転の表示を(ステップ1
2)、それぞれ行うようにしている点が相違する。その
他は、第1の実施例と同様である。
【0024】このように、表示装置9により、異常の内
容を作業者に知らせることにより、作業者の保守作業を
容易にすることができる。勿論、表示装置9による表示
でなく、音声で報知するようにしてもよいことは言うま
でもない。
【0025】上記のような監視を行うことにより、DC
ブラシレスモータ1の異常をいち早く、しかもDCブラ
シレスモータ1の規模を大きくせずに察知して、DCブ
ラシレスモータ1を保護することにより、DCブラシレ
スモータ1の寿命を延ばすことができる。
【0026】
【発明の効果】本発明のDCブラシレスモータの保護方
法は、ホール素子の検出したパルス信号からパルス信号
周波数を求め、換算速度に換算し、この換算速度と設定
速度を比較してDCブラシレスモータを保護するので、
カレントトランスや専用回路などの特別な要素を用いる
ことなく、DCブラシレスモータを保護することができ
る。また異常の表示を行うから保守作業が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるDCブラシレス
モータの制御回路図
【図2】本発明の第1の実施例におけるDCブラシレス
モータの保護方法を示すフローチャート
【図3】本発明の第2の実施例におけるDCブラシレス
モータの制御回路図
【図4】本発明の第2の実施例におけるDCブラシレス
モータの保護方法を示すフローチャート
【図5】従来のDCブラシレスモータの制御回路図
【符号の説明】 1 DCブラシレスモータ 2 ホール素子 4 パルス信号 5 コンピュータ 7 DCブラシレスモータ駆動回路 8 速度指令信号

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】DCブラシレスモータと、前記DCブラシ
    レスモータをドライブするDCブラシレスモータ駆動回
    路と、前記DCブラシレスモータ駆動回路に速度指令信
    号を与える制御手段とを有し、ホール素子により回転子
    の位置がパルス信号として検知されるDCブラシレスモ
    ータの保護方法であって、 前記ホール素子の検出したパルス信号から単位時間当り
    のパルス数をカウントしてパルス信号周波数を求め、前
    記パルス信号周波数から換算速度を換算し、前記換算速
    度と設定速度を比較して、起動後の一定時間を除いて前
    記換算速度と前記設定速度が不一致であればDCブラシ
    レスモータを停止することを特徴とするDCブラシレス
    モータの保護方法。
  2. 【請求項2】前記換算速度と前記設定速度が不一致のと
    き異常の表示をすることを特徴とする請求項1記載のD
    Cブラシレスモータの保護方法。
JP6218645A 1994-09-13 1994-09-13 Dcブラシレスモータの保護方法 Pending JPH0888993A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004155233A (ja) * 2002-11-05 2004-06-03 Koito Mfg Co Ltd 車両用前照灯装置
KR100707420B1 (ko) * 2004-03-24 2007-04-13 엘지전자 주식회사 세탁기 모터의 구속 판단 방법
EP3139176A3 (en) * 2015-08-12 2017-06-07 Hyundai Motor Company Motor control method and system

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