JPH088867Y2 - ボールペン用レフィール - Google Patents

ボールペン用レフィール

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JPH088867Y2
JPH088867Y2 JP1990041255U JP4125590U JPH088867Y2 JP H088867 Y2 JPH088867 Y2 JP H088867Y2 JP 1990041255 U JP1990041255 U JP 1990041255U JP 4125590 U JP4125590 U JP 4125590U JP H088867 Y2 JPH088867 Y2 JP H088867Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ボールペン用レフィールに関するものであ
る。
〔従来の技術〕
従来、ボールペン用レフィールとしては、内部にイン
キ吸蔵体を備え、そのインキをインキ導出体を通じて毛
管作用により先端の筆記用ボールへ導き出すようにした
ものが広く知られている。
第5図は、この従来のボールペン用レフィールの一例
を示したものである。このボールペン用レフィールは、
インキ導出体90を内蔵する先端側小径管91と、インキ吸
蔵体92を内蔵する本体大径管93とを備え、両者が筒状の
中継部材94で連結されることにより、上記インキ吸蔵体
92とインキ導出体90とが接触し、上記インキ吸蔵体92の
インキがインキ導出体90を通じて先端のチップ95へ導入
されるようになっている。
上記中継部材94の先端側部分には、上記先端側小径管
91が嵌入される径をもつ嵌入穴が形成されるとともに、
この嵌入穴の終端には段部941が形成され、この段部941
によって、上記先端小径管91にかかる軸方向の圧縮荷重
(筆圧による荷重)が支持されるようになっている。従
って、この段部941の形成のために、該段部941よりも尾
端側(図では下側)の領域96では、中継部材94の内径が
上記嵌入穴よりも著しく小さくなっており、この中継部
材94の内面と上記インキ導出体90の外面とが相隣接しな
がら対向する状態となっている。
さらに、特公平1−60440号公報では、比較的単純な
形状をもつ先端側小径管および本体大径管を強度的に有
利なオーステナイト鋼で形成することにより、これらの
管を薄肉にしてインキ充填量の増大を図る一方、比較的
複雑な形状をもつ中継部材は、量産に適したプラスチッ
クで成形することにより、製品の低コスト化を図るよう
にしたものが開示されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記第5図に示される構造のボールペン用レフィール
では、各部材、すなわち先端側小径管91、本体大径管9
3、および中継部材94の寸法ばらつきが全てボールペン
用レフィール全長のばらつきに影響するので、このボー
ルペン用レフィールの全長を高精度で得ることは困難で
ある。また、上記公報に示されるように中継部材94をプ
ラスチックで形成した場合、この中継部材94は強度的に
不利となり、特にボールペン用レフィールの場合、全体
の径が小さいので剛性が非常に低くなる。また、その強
度を高めるために肉厚を大きくすると、中継部材94が著
しく大きくなって外観を損い易い。
これに対し、上記中継部材94をもステンレス鋼で形成
した場合には、中継部材94の強度向上および腐蝕防止を
図ることはできるが、このステンレス鋼は被削性が悪
く、しかも中継部材94は複雑な形状を有しているので、
中継部材94の寸法精度がさらに下がるとともに、生産性
が低下してコスト高となる欠点が生じる。また、この中
継部材94を被削性の良好な銅合金で形成した場合には、
この中継部材94の内面とインキ導出体90の外面とが隣接
状態で相対向する領域96において、インキ導出体90の含
むインキが中継部材94の内面に付着することにより、こ
の中継部材94から金属イオンがインキ内に溶け出してイ
ンキの特性に影響を及ぼし、カスレ等のインキ流出異常
が生じたり、先端の筆記用ボールが錆びて回転不良を招
くおそれがある。
本考案は、このような事情に鑑み、全長の寸法精度を
より高めることができ、しかも、インキの流出安定性や
筆記用ボールの良好な回転を損うことなく、各部材の強
度および生産性を良好に保つことができるボールペン用
レフィールを提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、先端に筆記用ボールを保持する筆記部が連
結されたインキ導出体を内蔵する先端側小径管と、イン
キ吸蔵体を内蔵する本体大径管と、上記インキ吸蔵体と
インキ導出体とが接触する状態で上記先端側小径管と本
体大径管とを連結する筒状の中継部材とを備えたボール
ペン用レフィールにおいて、上記先端側小径管と本体大
径管とをステンレス鋼で形成し、上記中継部材を銅合金
で形成するとともに、この中継部材において上記先端側
小径管が連結される部分を軸方向に内径が一定でこの内
径が中継部材の最小内径でかつ上記先端側小径管が圧入
可能な内径である内径最小部分とし、この内径最小部分
の軸方向全域に上記先端側小径管を圧入することにより
この先端側小径管と中継部材とを結合したものである
(請求項1)。
このレフィールでは、上記中継部材の内径最小部分に
対し、先端側小径管をその尾端が本体大径管内のインキ
吸蔵体に到達する位置まで圧入してもよい(請求項
2)。
また本発明は、先端に筆記用ボールを保持するが連結
されたインキ導出体を内蔵する先端側小径管と、インキ
吸蔵体を内蔵する本体大径管と、上記インキ吸蔵体とイ
ンキ導出体とが接触する状態で上記先端側小径管と本体
大径管とを連結する筒状の中継部材とを備えたボールペ
ン用レフィールにおいて、上記先端側小径管と本体大径
管とをステンレス鋼で形成し、上記中継部材を銅合金で
形成するとともに、この中継部材において上記先端側小
径管が連結される部分を軸方向に内径が一定でこの内径
が中継部材の最小内径でかつ上記先端側小径管が圧入可
能な内径である内径最小部分とし、この内径最小部分の
軸方向一部の領域に先端側小径管を圧入することによ
り、この先端側小径管と中継部材とを結合するととも
に、この先端側小径管が圧入されていない領域で上記イ
ンキ導出体の外面と上記中継部材の内径最小部分の内面
との間に上記先端側小径管の肉厚と略同等もしくはそれ
以上の寸法をもつ隙間が確保されるようにしたものであ
る(請求項3)。
〔作用〕
まず、請求項1記載の構成によれば、中継部材におい
て軸方向に内径が一定の内径最小部分に先端側小径管を
圧入することによって、先端側小径管と中継部材とを結
合しているので、各部材の寸法にばらつきがあっても、
先端側小径管の圧入量の調節によってボールペン用レフ
ィール全長のばらつきを吸収することができる。しか
も、中継部材はプラスチックと比べて充分なクリープ強
度をもつ銅合金で形成されているので、この中継部材が
先端側小径管を圧入状態で保持する力は長期間に亘り一
定に保たれる。また、内径最小部分の軸方向全域に先端
側小径管を圧入しているので、この内径最小部分では、
先端側小径管の介在によってインキ導出体と中継部材の
内周面との接触が阻止され、それ以外の部分では、陰気
導出体と中継部材の内周面との間に上記先端側小径管の
厚み寸法よりも大きいすき間が確保されてやはり接触が
阻止される。
さらに、請求項2記載の構成によれば、インキ導出体
は先端側小径管によって完全に覆われ、これによってイ
ンキ導出体の乾燥が防がれる。
また、請求項3記載のように中継部材の内径最小部分
の一部の領域に先端側小径管を圧入した構成において
も、この内径最小部分の内径は軸方向に一定でかつ最小
であるため、先端側小径管が圧入されていない領域で
は、先端側小径管の外面と内径最小部分の内面との間に
先端側小径管の肉厚と略同等もしくはそれ以上の寸法を
もつ隙間が確保され、インキ導出体と中継部材の内壁と
の接触が避けられる。
〔実施例〕
本考案の第1実施例を第1図に基づいて説明する。
ここに示すボールペン用レフィールは、先端側小径管
10と、この先端側小径管10よりも大径の本体大径管12と
を備え、両者が筒状の中継部材14を介して連結されてい
る。
上記先端側小径管10は、全体がステンレス鋼で形成さ
れ、その内部には棒状のインキ導出体16が収納されてお
り、この先端側小径管10の先端部(図では上端部)に
は、筆記用ボール17を保持するチップ(筆記部)18が嵌
着されている。このチップ18は、上記インキ導出体16の
先端に連結されており、このインキ導出体16の含むイン
キがチップ18に伝達されるようになっている。また、イ
ンキ導出体16の尾端部(図では下端部)は、先端側小径
管10の尾端からさらに突出している。
本体大径管12は、上記先端側小径管10と同様にステン
レス鋼で形成され、その内部にはインキ吸蔵体20が収納
されている。このインキ吸蔵体20の尾端側は尾栓22によ
って塞がれている。
中継部材14は、その最小内径を軸方向全域にもつ小径
筒部(内径最小部分)141と、この小径筒部141の内径よ
りも大きな内径をもつ大径筒部142とからなり、全体が
黄銅や洋白等の銅合金で形成されている。上記小径筒部
141の内径、すなわちこの小径筒部141の有する貫通穴14
3の穴径は、上記先端側小径管10の外径よりも僅かに小
さく設定され、上記大径筒部142の外径は、上記本体大
径管12の内径よりも僅かに大きく設定されている。ま
た、上記小径筒部141には、軸方向に延びる空気孔144が
設けられている。
そして、上記大径筒部142が本体大径管12の先端部内
に嵌着固定されるとともに、上記小径筒部141の貫通穴1
43内に先端側小径管10が圧入され、これによってレフィ
ール全体が組立てられている。ここで、上記先端側小径
管10の圧入量は、この先端側小径管10が貫通穴143を完
全に貫通し、かつインキ導出体16がインキ吸蔵体20に到
達し、しかも、レフィール全長Lが所望の寸法となるよ
うに調節されている。
すなわち、このレフィールでは、先端側小径管10を小
径筒部141の貫通穴143へ圧入することによって、先端側
小径管10と中継部材14とを結合しているので、先端側小
径管10、本体大径管12、中継部材14等の各部材の寸法に
ばらつきがあっても、上記先端側小径管10の圧入量の調
節、換言すれば先端側小径管10の突出部分の寸法1の調
節によって上記ばらつきを吸収することができ、これに
よってレフィール全長Lの寸法精度を高めることができ
る。
次頁の第1表は、本考案のボールペン用レフィールお
よび従来のボールペン用レフィールにおける各部材の寸
法のばらつきと全長のばらつきとの関係を示したもので
ある。この表から明らかなように、本考案のボールペン
用レフィールでは、各部材の寸法ばらつきが大きくて
も、全長の寸法ばらつきは微小に抑えることができる。
しかも、中継部材14は銅合金で形成されているので、
充分な強度および優れた生産性を維持することができ
る。また、この中継部材14をプラスチックで形成した場
合には、このプラスチック製中継部材14にクリープが発
生することにより、上記貫通穴143の内径が経時的に広
がり、中継部材14が先端側小径管10を圧入状態で保持す
る力が徐々に低下するため、長期間使用後では、先端側
小径管10に作用する軸方向の荷重(筆圧による荷重)を
中継部材14が十分に支持できず、筆記時に先端側小径管
10が中継部材14に没入するおそれがあるのに対し、クリ
ープのほとんど生じない銅合金で中継部材14を形成する
ことにより、上記先端側小径管10の保持力を長期間に亘
り略一定に保つことができる。
具体的には、上記中継部材14を黄銅または洋白で形成
した場合、先端側小径管10の外径と貫通穴143の内径と
の直径寸法差を0.02〜0.06mmに設定し、先端側小径管10
を10kg〜50kg程度の力で貫通穴143に圧入することによ
り、良好な結果が得られることが確認されている。ここ
で、「10kg」は筆圧に耐え得る最小限の保持力であり、
「50kg」は先端側小径管10を変形させずに圧入できる最
大限の圧入荷重である。
しかも、上記レフィールでは、先端側小径管10が、中
継部材14の小径筒部である小径筒部141の貫通穴143を完
全に貫通するまで圧入されているので、前記第5図のレ
フィールと比較参照しても明らかなように、インキ導出
体16の外面が中継部材14の内面と隣接状態で直接相対向
することが上記先端側小径管10によって阻まれ、これに
よって、インキ導出体16の含むインキが中継部材14の内
壁に付着することが防がれている。従って、上記中継部
材14を銅合金で形成しても、この中継部材14からインキ
内に金属イオンが溶け出すおそれはなく、カスレをはじ
めとするインキの流出異常の発生が未然に防止される。
次に、第2実施例を第2図に基づいて説明する。
ここでは、前記第1実施例における先端側小径管10を
さらに伸ばし、この先端側小径管10の尾端が本体大径管
12内のインキ吸蔵体20に到達するまで先端側小径管10を
圧入している。
このような構造によれば、インキ導出体16は先端側小
径管10によって完全に覆われ、これによって外気との接
触が阻まれるので、インキ導出体16の乾燥を効果的に防
ぐことができる。また、インキ吸蔵体20は、通常、ポリ
エステル繊維束等の柔軟な材料で形成されており、この
インキ吸蔵体20に先端側小径管10の尾端が押込まれて
も、これに応じてインキ吸蔵体20が自在に変形するの
で、前記第1実施例のボールペン用レフィールと同様
に、先端側小径管10の圧入量を不都合なく自在に調節す
ることができる。
第3実施例を第3図に示す。ここでは、先端側小径管
10を小径筒部141の貫通穴143に対して完全には貫通させ
ず、その一部の領域にのみ圧入するようにしている。
このような構造でも、小径筒部141において先端側小
径管10を圧入させていない領域では、この小径筒部141
の内面とインキ導出体16の外面との間に、上記先端側小
径管10の肉厚と略同等の寸法をもつ隙間24が確保される
ので、インキ導出体16の含むインキが小径筒部141側に
付着することが防がれる。
すなわち、前記第5図に示される従来のボールペン用
レフィールと比較した場合、このボールペン用レフィー
ルでは、筆圧荷重を受けるために中継部材94に段部941
を設けており、この段部94が形成された部分よりも尾端
側の領域96でインキ導出体90のインキが中継部材94側に
付着する可能性があるが、本実施例のボールペン用レフ
ィールでは、先端側小径管10を、小径筒部である小径筒
部141の貫通穴143へ圧入することにより固定しているの
で、上記隙間24が確保され、中継部材14側へのインキの
付着が防がれることとなる。従って、この中継部材14を
銅合金で形成しても何ら支障は生じない。
さらに、インキ導出体16の外径が先端側小径管10の内
径よりも小さい場合には、その分だけ上記隙間24の寸法
も大きく確保されることになる。
また、この小径筒部141は小径筒部であるので、他の
部分、すなわち大径筒部142にインキ導出体16のインキ
が付着しないことは明らかである。
また、第4実施例として第4図に示すように、先端側
小径管10を貫通穴143の丁度全域に圧入した時点で固定
したものでも、前記と同様の効果が得られることは言う
までもない。
下記の第2表は、本考案のボールペン用レフィール
と、従来構造において中継部材に銅合金を用いたボール
ペン用レフィールとのインキ流出安定性の比較結果を示
したものである。同表の項目〜については、前記第
1実施例〜第4実施例に示された全てのボールペン用レ
フィールについて行われ、項目については、前記第2
実施例に示されたボールペン用レフィールのみについて
行われている。この表から明らかなように、本考案のボ
ールペン用レフィールは、常温保存時、高温保存時、キ
ャップオフ時(先端のキャップを外した状態で放置)の
いずれにおいても、長期間に亘ってインキ流出安定性を
良好に保つことができる。
なお、本考案は以上のような実施例に限定されるもの
ではなく、例として次のような態様をとることも可能で
ある。
(1)本考案における先端側小径管および本体大径管の
材料となるステンレス鋼は、その種類を問わず、オース
テナイト系のもの、マルテンサイト系のもの、フェライ
ト系のもの等、種々のステンレス鋼が適用可能である。
(2)本考案における中継部材の材料となる銅合金につ
いても、黄銅、洋白、その他種々のものが適用可能であ
り、特に、被削性の優れたものを選出することによっ
て、生産性の向上をより高めることができる。
〔考案の効果〕
以上のように本考案は、中継部材の内径最小部分に先
端側小径管を圧入することにより、先端側小径管と中継
部材とを結合するようにしたものであるので、上記先端
側小径管の圧入量を調節することによって、各部材の寸
法のばらつきを吸収することができ、これによってボー
ルペン用レフィールの全長を高精度で得ることができ
る。しかも、上記中継部材を銅合金で形成することによ
って、その生産性および強度を良好に保ち、かつ、圧入
された先端側小径管の保持力を長期間に亘って略一定に
保つことを可能にするとともに、この先端側小径管の圧
入によって、上記中継部材の内径最小部分の内面とイン
キ導出体の外面との間に先端側小径管を介在させ、ある
いは同先端側小径管の肉厚と略同等もしくはそれ以上の
寸法をもつ隙間を確保することにより、上記中継部材に
インキ導出体のインキが付着するのを先端側小径管で阻
止し、これによって、上記中継部材に含まれる金属イオ
ンに起因してインキの流出安定性が損われたり、先端の
筆記用ボールが錆びて回転不良を起こしたりするのを未
然に防ぐことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例におけるボールペン用レフ
ィールの一部断面正面図、第2図は第2実施例における
ボールペン用レフィールの一部断面正面図、第3図は第
3実施例におけるボールペン用レフィールの一部断面正
面図、第4図は第4実施例におけるボールペン用レフィ
ールの一部断面正面図、第5図は従来のボールペン用レ
フィールの一部断面正面図である。 10…先端側小径管、12…本体大径管、14…中継部材、14
1…小径筒部(内径最小部分)、143…貫通穴、16…イン
キ導出体、18…チップ(筆記用ボール)、20…インキ吸
蔵体。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】先端に筆記用ボールを保持する筆記部が連
    結されたインキ導出体を内蔵する先端側小径管と、イン
    キ吸蔵体を内蔵する本体大径管と、上記インキ吸蔵体と
    インキ導出体とが接触する状態で上記先端側小径管と本
    体大径管とを連結する筒状の中継部材とを備えたボール
    ペン用レフィールにおいて、上記先端側小径管と本体大
    径管とをステンレス鋼で形成し、上記中継部材を銅合金
    で形成するとともに、この中継部材において上記先端側
    小径管が連結される部分を軸方向に内径が一定でこの内
    径が中継部材の最小内径でかつ上記先端側小径管が圧入
    可能な内径である内径最小部分とし、この内径最小部分
    の軸方向全域に上記先端側小径管を圧入することにより
    この先端側小径管と中継部材とを結合したことを特徴と
    するボールペン用レフィール。
  2. 【請求項2】上記中継部材の内径最小部分に対し、先端
    側小径管をその尾端が本体大径管内のインキ吸蔵体に到
    達する位置まで圧入したことを特徴とする請求項1記載
    のボールペン用レフィール。
  3. 【請求項3】先端に筆記用ボールを保持するが連結され
    たインキ導出体を内蔵する先端側小径管と、インキ吸蔵
    体を内蔵する本体大径管と、上記インキ吸蔵体とインキ
    導出体とが接触する状態で上記先端側小径管と本体大径
    管とを連結する筒状の中継部材とを備えたボールペン用
    レフィールにおいて、上記先端側小径管と本体大径管と
    をステンレス鋼で形成し、上記中継部材を銅合金で形成
    するとともに、この中継部材において上記先端側小径管
    が連結される部分を軸方向に内径が一定でこの内径が中
    継部材の最小内径でかつ上記先端側小径管が圧入可能な
    内径である内径最小部分とし、この内径最小部分の軸方
    向一部の領域に先端側小径管を圧入することにより、こ
    の先端側小径管と中継部材とを結合するとともに、この
    先端側小径管が圧入されていない領域で上記インキ導出
    体の外面と上記中継部材の内径最小部分の内面との間に
    上記先端側小径管の肉厚と略同等もしくはそれ以上の寸
    法をもつ隙間が確保されるようにしたことを特徴とする
    ボールペン用レフィール。
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