JPH088742Y2 - フライヤー - Google Patents

フライヤー

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JPH088742Y2
JPH088742Y2 JP1990042649U JP4264990U JPH088742Y2 JP H088742 Y2 JPH088742 Y2 JP H088742Y2 JP 1990042649 U JP1990042649 U JP 1990042649U JP 4264990 U JP4264990 U JP 4264990U JP H088742 Y2 JPH088742 Y2 JP H088742Y2
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JP
Japan
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chamber
partition wall
casing
oil tank
exhaust
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JP1990042649U
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JPH043636U (ja
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利光 豊崎
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Osaka Gas Co Ltd
Rinnai Corp
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Osaka Gas Co Ltd
Rinnai Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 [利用分野及び考案の概要] 本考案は、フライヤー、特に、ケーシングに収容され
た油槽を、下方からバーナによって加熱する形式の業務
用のフライヤーに関するものであり、フライヤー使用中
にケーシング内に生じる燃焼排気によって該ケーシング
の表面が過熱されないようにするものである。
[従来技術及びその問題点] 従来の業務用フライヤーは、第3図に示すように、ケ
ーシング(1)内に収容した油槽(2)をバーナ(3)
で加熱して使用するものであり、その使用時において
は、ケーシング(1)内の空気は熱せられて上昇し、排
気筒(11)からケーシング(1)の外部へ排気される。
この燃焼排気は比較的高温であるため、該燃焼排気に
よって、ケーシング(1)が直接加熱され、その表面温
度が高くなるため火傷等する恐れがあり危険である。
[技術的課題] 本考案は、このような、「油槽(2)と、該油槽
(2)を加熱するバーナ(3)と、該油槽(2)及びバ
ーナ(3)を収容するケーシング(1)とからなり、該
油槽(2)の底面下方に形成される燃焼室(20)を、該
油槽(2)の胴部に形成される排気室(23)を介して、
前記ケーシング(1)の後方に形成されている排気筒
(11)に連通させたフライヤー」において、燃焼排気に
よってケーシング(1)が過熱されその表面温度が高く
なる危険性を防止するように、ケーシング(1)が該燃
焼排気の影響を直接受けないようにすることをその技術
的課題とする。
[技術的手段] 上記技術的課題を解決するために講じた本考案の技術
的手段は『燃焼室(20)及び排気室(23)の四方を排気
筒(11)へのみ開放する第一区画壁(21)で包囲すると
ともに、該第一区画壁(21)の正面及び両側面外方のみ
を第二区画壁(41)で包囲することにより前記第一区画
壁(21)と該第二区画壁(41)とで通気室(40)を構成
し、該通気室(40)の上下両端を外部に連通させるとと
もに、前記第二区画壁(41)とケーシング(1)の外壁
との間に空室(10)を設け、前記空室(10)の上部を上
記通気室(40)と連通させ、器具正面側の前記空室(1
0)内に電装部品を内蔵させた』ことである。
[作用] 本考案の上記技術的手段は次のように作用する。
バーナ(3)を点火することにより、燃焼室(20)内
の空気が燃焼排気となって排気室(23)内を上昇し、該
排気室(23)に連続する排気筒(11)内に流れ込み、ケ
ーシング(1)の外部へ排気される。
この燃焼排気によって、第一区画壁(21)が加熱さ
れ、隣接する流通室(40)内の空気も暖められることと
なる。この暖められた空気は上昇して、通気室(40)の
上端から外部に排出され、この通気室(40)内には、ケ
ーシング(1)の底部の通気孔から外部の空気が送り込
まれることとなる。つまり、該通気室(40)内には、空
気の対流が起こることとなる。このように、空気が常時
入れ換えられる通気室(40)内の温度は上昇することが
なく、第二区画壁(41)の温度上昇は低く抑えられる。
該第二区画壁(41)とケーシング(1)との間にはさ
らに空室(10)が設けられているから、該ケーシング
(1)の外表面は燃焼室(20)内の燃焼排気の影響を受
けることがない。
ケーシング(1)の外壁との間に設けた空室(10)内
の空気は、前記空室(10)の上部にて上記通気室(40)
と連通させている。またこの種器具では、前記空室(1
0)の下部には、いくばくかの間隙や開口等の空気吸引
部が存在することから、通気室(40)内のドラフト作用
によりこの空気吸引部からフレッシュエアーが吸引され
てこれが通気室(40)の上部との前記連通部を介して外
部に排出される。従って、この空室(10)内にも空冷作
用が生じる。
[効果] 本考案は上記構成であるから次の特有の効果を有す
る。
ケーシング(1)の表面は燃焼排気の影響を受けるこ
とがないから、その表面温度は高くなることはなく、フ
ライヤー使用中にケーシング(1)に触れても安全であ
る。
又、ケーシング(1)と第二区画壁(41)との間に空
室(10)を構成する為に、第一区画壁(21)の正面及び
両側面外方のみを第二区画壁(41)で包囲するものであ
るから、前記空室(10)による断熱効果を実行あらしめ
る為の第二区画壁(41)の配設域が最小限におさえられ
るから、器具全体が小型化できると共に、内部構造も簡
素化できる。
さらに、この空室(10)内にも空冷作用が生じるか
ら、この空室(10)内に配置された電装部品の過熱防止
効果も確実である。また、ケーシング(1)の正面部に
は、空冷用の開口部等が形成されないから、ケーシング
正面側の空室(10)内に設けられる電装部品等が汚れた
り、飛沫油等によって汚損される心配がない。
[実施例] 以下、本考案の実施例を図面に基いて説明する。
本考案実施例のものは、ケーシング(1)の上面に形
成した開口から把手(26)(26)付の油槽(2)を落し
込んで収容すると共に該油槽(2)の上方に油はね防止
枠(5)が取付けられている卓上式の業務用フライヤー
に実施したものであり、第1図に示すように、該ケーシ
ング(1)の後方から排気筒(11)を上方へ突出延長さ
せると共に該排気筒(11)の周域を排気筒カバー(51)
で包囲させ、ケーシング(1)内を複数の区画壁によっ
て縦割りすることにより、ケーシング(1)を複数層の
箱体に構成したものである。
まず、バーナ(3)の周囲に第三区画壁(31)を上方
開放状態に配設してバーナ室(30)を構成し、該第三区
画壁(31)の上端開放部から、油槽(2)の胴部を包囲
するように、第一区画壁(21)を連続して設ける。前記
バーナ室(30)の上方域で且油槽(2)の下方域が燃焼
室(20)となり、該油槽(2)の胴部周域が排気室(2
3)となる。
該バーナ室(30)の底面にはバーナの燃焼に必要な空
気を取入れる通気孔が形成されており、前記排気室(2
3)を包囲する第一区画壁(21)の後方壁には、排気筒
(11)の基端部断面に略一致する大きさ形状の開口(2
2)が形成されており、該開口(22)を介して該排気室
(23)と排気筒(11)とは連通状態としている。
前記第一区画壁(21)の上端部は、第1図に示すよう
に、内方へ所定幅屈曲せしめられており、該屈曲面が、
ケーシング(1)の上面の開口周縁の裏面にネジ止めさ
れる。
そして、前記第一区画壁(21)及び第三区画壁(31)
の正面及び両側面を、一定間隔おいて、第二区画壁(4
1)で包囲する。該第二区画壁(41)の上端部は、前記
ケーシング(1)の上面にネジ止めし、前記第一区画壁
(21)から第二区画壁(41)までの範囲のケーシング
(1)の上面には、第2図に示すように、一定間隔毎に
孔部(4)(4)としての長孔が形成されている。又、
該第二区画壁(41)の上端部近傍には開口(42)が形成
されている。
すなわち、前記第一区画壁(21)及びその下方に連続
する第三区画壁(31)と、前記第二区画壁(41)とで上
方に孔部(4)(4)が形成されている通気室(40)が
構成され、該第二区画壁(41)とケーシング(1)の外
壁とで空室(10)が構成されることとなる。言い換えれ
ば、ケーシング(1)の正面及び両側面の内方には、空
室(10)が設けられているが、後方壁内方には空室(1
0)は設けられていない。しかしながら、ケーシング
(1)の後方壁外方には、前記したように排気筒(11)
の排気筒カバー(51)が突設されているので、該ケーシ
ング(1)の後方壁は直接表面に露出しない。
尚、この空室(10)は前記開口(42)を介して前記通
気室(40)の上端部と連通状態となっており、該空室
(10)内の空気も該開口(42)から通気室(40)内を通
って孔部(4)(4)から外方へ排気されることとな
る。
この実施例のものでは、第1図及び第2図の如く、油
槽(2)の周縁上方を被覆し且、中央に開口が形成され
ている油はね防止カバー(5)がケーシング(1)の上
端部に設けられているので、ケーシング(1)の底面の
通気孔から通気室(40)内に送り込まれた空気は、燃焼
室(20)及び排気室(23)内の燃焼排気によって過熱せ
しめられた第一区画壁(21)によって暖められ、通気室
(40)内を上昇し、前記孔部(4)(4)を通過して該
油はね防止カバー(5)の前記開口から上方へ排気され
ることとなる。
一方、排気室(23)内の燃焼排気はすべて、前記開口
(22)を通過して排気筒(11)内を上昇し、その上端開
放部から外方へ排気されることとなり、通気室(40)内
や空室(10)内へ燃焼排気が流れ込むことはない。
さらに、この実施例では、第1図及び第2図に示すよ
うに、過熱防止スイッチ(S)が油槽(2)の正面中央
上端から突出させた舌片(25)に接するように設けられ
ており、油槽(2)の表面温度が一定温度以上に過熱せ
しめられると過熱防止スイッチ(S)がOFFとなり、バ
ーナのガス回路に挿入した電磁弁を閉にする。よって、
油槽(2)の空焚きを防止することができる。
尚、上記実施例のものは、卓上式のフライヤーに実施
したものであるが、油槽(2)に設けた排油パイプから
油を排出する形式のフライヤーにも実施できることは言
うまでもない。
又、この実施例では、第二区画壁(41)はバーナ室
(30)も包囲するように設けたが、燃焼排気は上昇する
ものでバーナ室(30)内に下降することはないから、排
気室(23)のみを包囲するように配設しても良い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の縦断面図,第2図はその一部切
欠平面図,第3図は従来例の説明図であり、図中, (1)……ケーシング、(10)……空室 (11)……排気筒、(2)……油槽 (20)……燃焼室、(3)……バーナ (21)……第一区画壁、(23)……排気室 (41)……第二区画壁、(40)……通気室

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】油槽(2)と、該油槽(2)を加熱するバ
    ーナ(3)と、該油槽(2)及びバーナ(3)を収容す
    るケーシング(1)とからなり、該油槽(2)の底面下
    方に形成される燃焼室(20)を、該油槽(2)の胴部に
    形成される排気室(23)を介して、前記ケーシング
    (1)の後方に形成されている排気筒(11)に連通させ
    たフライヤーにおいて、燃焼室(20)及び排気室(23)
    の四方を排気筒(11)へのみ開放する第一区画壁(21)
    で包囲するとともに、該第一区画壁(21)の正面及び両
    側面外方のみを第二区画壁(41)で包囲することにより
    前記第一区画壁(21)と該第二区画壁(41)とで通気室
    (40)を構成し、該通気室(40)の上下両端を外部に連
    通させるとともに、前記第二区画壁(41)とケーシング
    (1)の外壁との間に空室(10)を設け、前記空室(1
    0)の上部を上記通気室(40)と連通させ、器具正面側
    の前記空室(10)内に電装部品を内蔵させたフライヤ
    ー。
JP1990042649U 1990-04-20 1990-04-20 フライヤー Expired - Lifetime JPH088742Y2 (ja)

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