JPH0887202A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0887202A
JPH0887202A JP6225313A JP22531394A JPH0887202A JP H0887202 A JPH0887202 A JP H0887202A JP 6225313 A JP6225313 A JP 6225313A JP 22531394 A JP22531394 A JP 22531394A JP H0887202 A JPH0887202 A JP H0887202A
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JP
Japan
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recording sheet
transport
rolls
unit
pressure fixing
Prior art date
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Pending
Application number
JP6225313A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuo Yamamoto
光雄 山本
Masaru Mitsumizo
賢 三溝
Kaoru Yoshida
薫 吉田
Yoshihiro Inaba
義弘 稲葉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】カプセルトナーの芯材から揮発した成分を迅速
に除去し、この成分の揮発を促進して、記録シート上に
形成された画像を速やかに定着することができると共
に、匂いの拡散を防止させることが可能な画像形成装置
を提供する。 【構成】 表面にカプセルトナー8が付着した記録シー
ト9を圧力定着ロール16,17の間に通過させること
により、カプセルトナー8が押し潰されて、その内部の
芯材に含まれる揮発成分が発散を開始する。圧力定着ロ
ール16,17を通過した記録シート9は、搬送ロール
19,20を通過させられて、排出トレー21に受け止
められるようになっている。この搬送経路の途中には、
吸着部材24が設けられており、搬送中の記録シート9
から発せられる揮発成分を吸着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、揮発性のある成分を
含む芯材を外殻に封入した構造のカプセルトナーを圧搾
して、記録シート上に画像を定着させる画像形成装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】複写機、ファクシミリ、プリンター等の
電子写真方式を利用した画像形成装置においては、記録
シート上に形成された未定着の画像を定着して永久画像
にする必要がある。このような定着方法としては、画質
と定着特性が良好であることから、熱融着現像剤を用い
る加熱定着法が最も一般的に使用されている。一方、定
着工程で加熱する必要がない圧力定着法も知られている
が、この方法には、現像剤の凝集力が弱いために定着強
度が劣ること、高圧を付加するために記録シートにしわ
や破断、光沢が生じやすいこと等の欠点があった。
【0003】これを解決するものとして、例えば特開昭
59−65854号公報に開示されているように、結着
剤、着色剤、離型剤、外添剤等を含んだ芯材を外殻に封
入したカプセルトナーが提案された。この中で結着剤は
着色剤を記録シートに凝集させて固着させるものであ
り、離型剤は外殻が後述する定着ロールに押し潰された
時に定着ロールに芯材が付着するのを防止するものであ
り、外添剤はカプセルトナーの帯電性、導電性、粉体流
動性、潤滑性を改善するために添加されるものである。
【0004】結着剤としては、比較的軟らかいポリマ
ー、すなわちポリエステル、ポリエステルをベースとし
たウレタン樹脂、エポキシ化フェノールホルムアルデヒ
ド樹脂等が使用されうる。しかし、これらのポリマーだ
けでは、加熱定着の場合と同等の定着強度を達成するこ
とは困難であるため、これらのポリマーを溶剤に溶解し
て液体にすると、記録シートに浸透し易くなって好まし
いとされている。
【0005】このようなカプセルトナーは記録シート上
に付着させられた後、記録シートが二つの接触している
定着ロールの間に通過させられることによって、外殻が
圧搾され、内部の芯材が記録シートに浸透することによ
り定着される。ただし、画像形成に必須であるのは、芯
材の中でも、結着剤であるポリマーおよび着色剤であっ
て、一旦ポリマーおよび着色剤が記録シート中に浸透し
た後は、ポリマーを溶解する溶剤は直ちに揮発するのが
望ましい。
【0006】したがって、このような溶剤としては、例
えばフタル酸エステル類、リン酸エステル類、クエン酸
エステル類、安息香酸エステル類、脂肪酸エステル類、
アミド類、トリオクチルトリメリテート、塩素化パラフ
ィン、高沸点脂肪属飽和炭化水素系溶剤といった比較的
高沸点の有機溶剤が使用されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな有機溶剤を使用しても、記録シートの搬送速度が大
きい画像形成装置では、有機溶剤がまだ完全に揮発して
おらず、画像が充分な定着強度になる前に、記録シート
が排出されてしまう。この場合、記録シートは、画像形
成装置の排出トレー等に受け止められるが、記録シート
を連続して多数枚排出すると、これらが排出トレー等の
上に積層されてしまい、ますます有機溶剤が揮発せず、
画像がにじんだり他の記録シートに付着したりするおそ
れがあるという問題がある。しかも、このような有機溶
剤が揮発する際には、匂いが発生して拡散するという問
題がある。
【0008】ところで、前述した加熱定着法を使用した
装置において、加熱定着時に現像剤から発生する揮発成
分を吸収する手段としては、特開平4−221968号
公報に開示された技術がある。ここでは、トナーを加熱
して定着させる定着ロールの近傍に、活性炭、活性アル
ミナ、シリカゲル、多孔質ガラスなどの吸着剤を配置す
ることによって、現像剤、特にこの中に含まれているシ
リコーンオイル等の離型剤を加熱することによって生じ
る蒸発成分をこれらの吸着剤に吸収させている。
【0009】しかし、ここに開示された技術は、吸着剤
が定着ロールの近傍にのみ配置されているから、そのま
まカプセルトナーに使用されている高沸点の揮発成分を
吸収するために応用しようとしても、有機溶剤が揮発す
る位置である記録シートが搬送されて直ぐに定着ロール
から離れるから、ほとんど用をなさないと考えられる。
【0010】また、特開平3−249664号公報に
は、湿式電子写真装置の感光シートの表面に残留した有
機溶剤により、感光シートを搬送する搬送ロールを保護
するために搬送ロールが劣化しないように、記録シート
を搬送する搬送ロールを耐薬品性、吸着性、耐熱性のあ
るフェルトで形成することが提案されている。しかし、
フェルトでは、揮発した有機溶剤を吸着することができ
ないから、結局カプセルトナーを用いた圧力定着方法に
応用することは不可能である。
【0011】この発明は、前記の課題を解決するために
なされたものであり、カプセルトナーの芯材から揮発し
た成分を迅速に除去し、この成分の揮発を促進して、記
録シート上に形成された画像に速やかに定着させること
ができると共に、匂いの拡散を低減させることが可能な
画像形成装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、この発明にあっては、揮発性のある成分を含む芯材
を外殻に封入した構造のカプセルトナーを圧搾して、記
録シート上に画像を定着させる画像形成装置において、
カプセルトナーを圧搾する圧力定着部と、この圧力定着
部から前記記録シートを搬送する搬送手段と、この搬送
手段によって搬送された前記記録シートを受け止める受
止部と、前記圧力定着部と前記受止部との間に設けられ
て、圧搾された前記カプセルトナーの芯材から揮発した
成分を吸着する吸着手段とを具備することを特徴として
いる。
【0013】
【作用】この発明では、圧力定着部においてカプセルト
ナーを圧搾して、記録シート上に画像を定着させる。こ
の時、芯材中の揮発性のある成分が揮発し始める。記録
シートは、搬送手段によって圧力定着部から搬送されて
受止部に達しここで停止する。この間、吸着手段が記録
シート上から揮発し続ける成分を吸着する。これによっ
て、揮発成分が迅速に除去され、揮発成分の揮発が促進
されることによって、記録シート上に形成された画像を
速やかに定着すると共に、匂いの拡散を低減することが
可能である。
【0014】
【実施例】
(1) 第1実施例A.実施例の構成 以下、この発明の実施例について説明する。なお、以下
の説明の実施例は複写機に関するものである。まず、図
1ないし図4を参照してこの発明の第1の実施例につい
て説明する。図1において、符号1は、感光体ドラムを
示す。この感光体ドラム1の周囲には、図中時計回り
に、帯電装置2、露光装置3、現像装置4、転写装置
5、クリーニング装置6、除電装置7が配設されてい
る。感光体ドラム1の表面は帯電装置2でまず帯電さ
れ、帯電された感光体ドラム1の表面上に露光装置3に
よって静電潜像が形成される。現像装置4からはカプセ
ルトナー8が供給され、このカプセルトナー8が静電潜
像上に付着することによって、顕像(トナー像)が得ら
れるようになっている。このトナー像は、転写装置5で
記録シート9に転写され、トナー像が転写された記録シ
ート9は、搬送されて圧力定着部10に到達する。
【0015】一方、記録シート9に転写されずに感光体
ドラム1に残留したカプセルトナー8は、クリーニング
装置6に設けられたクリーニングブレード11で除去さ
れて、クリーニング装置6の蓄積室12の内部に蓄積さ
れる。クリーニング装置6を通過した感光体ドラム1の
表面は、除電装置7に到達し、ここで感光体ドラム1の
表面上の残留電荷が除去されるようになっている。
【0016】圧力定着部10は、上下のケーシング1
3,14と、ケーシング13,14の間に配置された一
対の圧力定着ロール16,17を備えている。これらの
圧力定着ロール16,17は互いに接触して回転可能に
なされており、この間に記録シート9が到達すると、記
録シート9を前進させると共に、記録シート9上に付着
したカプセルトナー8を押し潰して、内部の芯材を定着
させる。符号18は、ここで定着させられたトナー像を
示す。
【0017】圧力定着部10の近傍には、トナー像18
が形成された記録シート9をさらに搬送させるための一
対の搬送ロール(搬送手段)19,20が配設されてい
る。これらの搬送ロール19,20は、従来のロールと
同様に金属製の軸芯に樹脂材料を被覆したものである。
圧力定着ロール16,17間を通過した記録シート9
は、搬送ロール19,20の間に通過させられて排出ト
レー(受止部)21に受け止められるようになってい
る。圧力定着部10の上方のケーシング13には、接続
部材22が取り付けられ、この接続部材22には剥離爪
23が固定されている。記録シート9のカプセルトナー
8が付着した面は、定着時に圧力定着ロール16に付着
するおそれがある。これを回避するために、前記のよう
にカプセルトナー8の芯材には離型剤が含まれている
が、それでも記録シート9が圧力定着ロール16に付着
した場合には、剥離爪23が記録シート9を圧力定着ロ
ール16から強制的に剥離させて、記録シート9を搬送
ロール19,20に向けて進行させることができるよう
になっている。
【0018】さて、カプセルトナー8の芯材に含まれて
いる有機溶剤を吸着するため、この実施例においては、
剥離爪23の真上に吸着部材(吸着手段)24が配置さ
れている。具体的には、吸着部材24は、有機溶剤を吸
着しうる吸着剤を、図2ないし図4に示すような、通気
性のある素材で形成した容器25に収納することによっ
て構成されている。吸着剤は、カプセルトナー8の芯材
に含まれている有機溶剤の種類に応じて、粉末状の活性
炭、繊維状の活性炭、モレキュラーシーブス、モレキュ
ラーシービングカーボン、ゼオライト、活性アルミナ、
シリカアルミナ、粘土鉱物、シリカゲル等から選択され
る。例えば、パラフィン系の有機溶剤に対しては、粉末
状活性炭、繊維状活性炭、モレキュラーシーブス、モレ
キュラーシービングカーボンを使用すると好ましい。な
お容器25の記録シート9の搬送方向に垂直な方向の長
さは、記録シート9の幅と同一になされている。
【0019】図2ないし図4は、吸着部材24に用いら
れる容器25の例を示す。図2の例では、容器25はプ
ラスチック等に多数の孔を形成した板によって直方体に
なされており、この容器25が枠状に形成された接続部
材22の中に収納されている。この場合、容器25に設
けられた孔のサイズを小さくすることによって、吸着剤
を容器25に直接収納することもできるし、孔のサイズ
を吸着剤よりも大きくし、吸着剤を通気性のある布や紙
で形成された袋に入れて、この袋を容器25に収納する
ことも可能である。また、図3の例では、容器25を通
気性のある布や紙で形成された袋とし、この容器25を
L字形の接続部材22で支持するようにしている。
【0020】さらに、図4に示す例では、接続部材22
を金網で直方体状に形成し、これを容器25として兼用
している。この場合、容器25は剥離爪23を支持でき
るような充分な剛性を有するようになされている。ここ
でも、容器25に設けられた孔のサイズを小さくするこ
とによって、吸着剤を容器25に直接収納することもで
きるし、孔のサイズを吸着剤よりも大きくし、吸着剤を
通気性のある布や紙で形成された袋に入れて、この袋を
容器25に収納することも可能である。
【0021】B.実施例の動作 この実施例においては、感光体ドラム1の表面上のカプ
セルトナー8が、転写装置5によって記録シート9に転
写され、記録シート9が圧力定着部10において圧力定
着ロール16,17の間に通過させられることにより、
カプセルトナー8の外殻が押し潰されて、内部の芯材が
記録シート9に定着する。芯材に含まれている揮発性の
ある有機溶剤は、カプセルトナー8が押し潰されること
によって、揮発し始め、記録シート9に定着されたトナ
ー像18から放出されるようになる。記録シート9は、
圧力定着ロール16,17がさらに回転することに伴っ
て、搬送ロール19,20に向けて搬送される。
【0022】このようにして記録シート9が圧力定着ロ
ール16,17から搬送ロール19,20に向けて進行
させられる間、剥離爪23の上方に配置された吸着部材
24に内蔵された吸着剤によって、継続的に吸着され
る。有機溶剤が揮発する位置は、記録シート9の搬送に
伴って移動してゆくが、このように記録シート9が搬送
される経路の途中に吸着部材24を設けたことにより、
有機溶剤を速やかに吸着部材24に吸着させることが可
能である。したがって、有機溶剤の揮発が促進され、記
録シート9の搬送速度に合わせて、吸着部材24の吸着
速度をあらかじめ設定しておくことにより、記録シート
9が排出トレー21に到達する前に、有機溶剤を記録シ
ート9から除去することができる。このようにして、記
録シート9上に形成された画像を速やかに定着すると共
に、有機溶剤による匂いの拡散を低減することが可能で
ある。
【0023】この実施例について、定着強度を調べる試
験を行った。ここで圧力定着ロール16,17は、一般
構造用炭素鋼(SC45)から形成し、その表面を焼入
れして硬質クロムメッキ処理を施した。圧力定着ロール
16,17の大きさは同一で、その有効長さおよび外径
は、それぞれ270mmおよび35mmであった。軸線
方向内での圧力分布を均一にするために、圧力定着ロー
ル16,17を互いの軸線が交差するように配置し、圧
力定着ロール16,17間には4000Nの荷重を与え
た。
【0024】カプセルトナー8は、結着剤としてラウリ
ルメタクリレート/スチレン共重合体を25重量%、こ
れを溶解する有機溶剤としてイソパラフィンを15重量
%、外殻としてポリウレアを15重量%、着色剤として
磁性粉を43重量%、離型剤としてシリコーンオイルを
1重量%、帯電ポリマー制御剤を0.9重量%、外添剤
としてカーボンブラックを0.1重量%からなる平均粒
径15μmの正帯電トナーを使用した。このカプセルト
ナー8は、界面重合法により製作した。具体的には、こ
れらの材料を混合した後、ポリウレアが界面重合して固
化して外殻が完成するようにした。
【0025】吸着部材24としては、有機溶剤のイソパ
ラフィンに対応してモレキュラーシーブスを吸着剤とし
て選択し、図3に示すような通気性のある布で形成され
た袋状の容器25に、モレキュラーシーブスを収納して
使用した。容器25の長さは圧力定着ロール16,17
の長さに合わせて270mmとした。そして、記録シー
ト9が排出トレー21に搬送されて来た直後の、トナー
像の定着強度を測定した。ここでは、粘着テープ(Scot
ch Mending Tape 810-3-18)を定着トナー像の上に添付
した後剥離し、テープ剥離前後の画像濃度を測定してそ
の値の比を定着強度とした(以下の試験においても同様
である)。図9は、この試験の結果を示すグラフであ
り、横軸の第一実施例に対応する点がこの実施例での定
着強度である。また、前記のような吸着部材24を使用
しない複写機についても、吸着部材24の使用の有無以
外の点では全く同様の条件でトナー像の定着強度を測定
した。その結果を図9に従来例として示す。 図9より
明らかなように、記録シート9の排出直後において、第
1実施例では従来例の数倍の定着強度を得ることができ
た。したがって、前記のような効果を確認することがで
きた。
【0026】(2) 第2実施例A.実施例の構成 次に、この発明の第2実施例について説明する。第2実
施例の基本的な構成は、図1に示す第1実施例と同様で
あるので、この説明でも図1を参照し、同一の構成要素
についてはその説明を省略する。この実施例では、前記
の搬送ロール19,20のうち、上方の搬送ロール19
で有機溶剤を吸着するようにしている。図5に示すよう
に、第2実施例の搬送ロール19は、金属製の軸芯19
aに吸着剤からなる表面被覆層(吸着手段)19bが接
着されてなる。軸芯19aの材料としては、例えば鋳鉄
が使用され、表面被覆層19bの材料は前記の通り、カ
プセルトナー8の芯材に含まれている有機溶剤の種類に
応じて選択され、例えばモレキュラーシーブスが使用さ
れる。
【0027】B.実施例の動作 この実施例においても、圧力定着ロール16,17によ
ってカプセルトナー8が定着されて進行させられて来た
記録シート9が、搬送ロール19,20に中継されて、
排出トレー21まで搬送される(図1参照)。このよう
に記録シート9が圧力定着ロール16,17から搬送ロ
ール19,20に進行させられる間、カプセルトナー8
の内部にあった有機溶剤が揮発して搬送ロール19上の
表面被覆層19bによって吸着される。さらに、記録シ
ート9が搬送ロール19,20の間を通過する間にも、
表面被覆層19bにより有機溶剤が吸着されるようにな
る。したがって、有機溶剤の揮発がさらに促進され、記
録シート9からの有機溶剤の除去が一層確実になり、画
像の定着が早くなると共に、匂いの拡散も一層低減する
ことが可能である。なお、ここでは搬送ロール19を吸
着部材として使用するから、第1実施例のような吸着部
材24を使用しなくてもよいが、吸着部材24を併用す
れば、前記の効果をさらに高めることが可能である。
【0028】この実施例についても第1実施例と同様の
定着強度の測定試験を行った。ここでは搬送ロール19
の軸芯19aとして、長さ270mm、外径20mmの
鋳鉄製円筒を使用し、表面被覆層19bは、有機溶剤の
イソパラフィンに合わせてモレキュラーシーブスで形成
した。第1実施例のような吸着部材24は使用しなかっ
た。この試験の結果を図9に示す。ここでは、第1実施
例よりもさらに定着強度を向上させることができた。こ
れは、第1実施例では吸着部材24が記録シート9から
離れているのに対して、第2実施例では搬送ロール19
の表面被覆層19bに記録シート9が直接接触するの
で、その距離の差の分、吸着効率が上昇したためと考え
られる。
【0029】(3) 第3実施例A.実施例の構成 次いで、図6を参照して、この発明の第3実施例につい
て説明する。この実施例についても、第1実施例と同様
の構成要素についてはその説明を省略する。この実施例
では、図6(a)に示すように、圧力定着ロール16,
17と、排出トレー21の間には、二対の搬送ロール2
9,30が設けられている。搬送ロール29,30のう
ち、下方の搬送ロール30は、従来と同様に金属製の軸
芯30aに、樹脂製の表面被覆層30bが被覆されてな
る。その一方、上方の各搬送ロール29(吸着部材)
は、図6(b)に示すように、軸芯29aの周囲に樹脂
製の表面被覆層(搬送部)29cと、メッシュ部(吸着
部)29dとを交互に配置することによって形成されて
いる。
【0030】表面被覆層29cは、軸芯29aに直接被
覆されており、メッシュ部29dは軸芯29aに巻き付
けられており、メッシュ部29dと軸芯29aとの間に
吸着剤が介在している。表面被覆層29cとメッシュ部
29dは、それぞれ搬送ロール29の軸線方向に沿って
同じ長さを有している。そして、一方の搬送ロール29
の表面被覆層29cと他方のメッシュ部29dとが、記
録シート9の搬送方向に沿って並ぶように配置されてい
る。また、メッシュ部29dの長さaは、表面被覆層2
9cの長さbよりも大きくなされている。さらに、メッ
シュ部29dの外径は、表面被覆層29cの外径よりも
小さくなされており、記録シート9は表面被覆層29c
に接触するが、メッシュ部29dには接触せず、記録シ
ート9の表面にメッシュの跡が残らないないようになさ
れている。なお、吸着剤は前記の実施例と同様に、カプ
セルトナー8中の有機溶剤に合わせて選択される。
【0031】B.実施例の動作 この実施例においても、圧力定着ロール16,17から
搬送ロール29、30に記録シート9が中継されて、排
出トレー21まで搬送されるようになっている。ここで
は、搬送ロール29が表面被覆層29cとメッシュ部2
9dとを備えており、外径の大きい表面被覆層29cで
記録シート9を搬送させるようにしている。したがっ
て、記録シート9の表面にメッシュ部29dのメッシュ
の跡が残らないようになっている。またメッシュ部29
dのみを搬送ロール29に設けた場合には、記録シート
9との摩擦力が低下して搬送性能が低下することが考え
られるが、樹脂製の表面被覆層29cにより記録シート
9の搬送性能を確保するできる。また、これと同時にメ
ッシュ部29dに内蔵された吸着剤により、揮発した有
機溶剤を吸着することができる。
【0032】また、二本の搬送ロール29において、表
面被覆層29cとメッシュ部29dとが記録シート9の
搬送方向に沿って並んでいるので、記録シート9のトナ
ー像18が形成された面(上面)中、一方の搬送ロール
29で表面被覆層29cに接触した部分が、他方の搬送
ロール29のメッシュ部29dに対向するようになる。
さらに、メッシュ部29dの長さaが、表面被覆層29
cの長さbよりも大きくなされているから、記録シート
9の上面は必ずいずれかの時点で、いずれかのメッシュ
部29dと対向することになる。したがって、記録シー
ト9の上面全体から、有機溶剤を除去することが可能で
ある。なお、この実施例でも、第1実施例のような吸着
部材24を使用する必要はないが、吸着部材24を併用
すれば、前記の効果をさらに高めることが可能である。
【0033】この実施例についても前記と同様の定着強
度の測定試験を行った。ここでは搬送ロール29の軸芯
29aとして、長さ270mm、外径20mmの鋳鉄製
円筒を使用し、表面被覆層29cはゴムによって形成
し、メッシュ部29d中に収納される吸着剤には有機溶
剤のイソパラフィンに合わせてモレキュラーシーブスを
使用した。第1実施例のような吸着部材24は使用しな
かった。図9にはこの試験の結果が示されており、第2
実施例とほぼ同等の定着強度を得られることが分った。
【0034】(4) 第4実施例A.実施例の構成 図7は、この発明の第4実施例を示す。この実施例で
は、上方、すなわち記録シート9のトナー像18が形成
された面側の搬送ロール19の上方に梁31を配設し、
この梁31の下面に吸着剤(吸着手段)32を接着して
いる。また、さらに梁31の下面はメッシュ33で覆わ
れており、これによって吸着剤32の記録シート9や搬
送ロール19,20への落下が防止されている。
【0035】また、この実施例の複写機には、ソーター
34が設けられており、搬送ロール19,20を通過し
た記録シート9を受け止めるようになっている。ソータ
ー34の可動部35には、多段にわたって排出トレー2
1が設けられており、可動部35が上下動する間に、各
排出トレー21に記録シート9が送り込まれるようにな
っている。各排出トレー21の下面には梁31と同様に
吸着剤32が接着されている。また、排出トレー21の
下面もメッシュ33で覆われており、これによって吸着
剤32が排出トレー21の上面およびここに受け止めら
れる記録シート9の上面に落下するのが防止されてい
る。
【0036】B.実施例の動作 この実施例においては、圧力定着ロール16,17を通
過した記録シート9が、搬送ロール19,20の間を通
過させられる間に、記録シート9上のトナー像18から
揮発する有機溶剤が梁31に接着された吸着剤32に吸
着される。さらにまた、記録シート9がソーター34の
各排出トレー21に送り込まれた後においても、記録シ
ート9の上方、すなわち有機溶剤が揮発する上面に対向
して吸着剤32が設けられているから、ここでも有機溶
剤が吸着剤32に吸着される。したがって、この実施例
でも有機溶剤の揮発が促進されるので、画像が速やかに
定着するようになり、特に排出トレー21において記録
シート9が積層されても、ある記録シート9上のトナー
像18が真上の記録シート9の裏面に付着するような不
都合を完全に避けることが可能になる。
【0037】この実施例についても定着強度の測定試験
を行った。ここでは、吸着剤32として、有機溶剤のイ
ソパラフィンを吸着することができる活性炭を繊維状に
して使用した。図9にはこの試験の結果が示されてお
り、第1実施例よりも高く、第2実施例とほぼ同等の定
着強度を得られることが分った。この実施例では、吸着
剤32が記録シート9から離れているが、吸着剤32を
記録シート9の搬送方向にかなり長く配置し、しかも活
性炭を吸着剤として使用したことにより、定着強度を第
1実施例よりも高くすることができたものと考えられ
る。
【0038】C.変更例 なお、ここで、搬送ロール19,20は通常の樹脂製の
表面被覆層を備えたものであるが、上方の搬送ロール1
9を第2実施例や第3実施例のように構成することも可
能である。また、第1実施例のように剥離爪23の上方
に配置した吸着部材25を使用することもできる。
【0039】(5) 第5実施例A.実施例の構成 図8は、この発明に係る第5実施例を示す。この実施例
では、図1と異なり、転写装置5に、圧力定着ロール3
6を配置し、感光体ドラム1から記録シート9にカプセ
ルトナー8を転写する際に同時に、圧力定着ロール36
でカプセルトナー8の外殻を押し潰し、記録シート9上
にトナー像18を形成するようになっている。すなわ
ち、感光体ドラム1と圧力定着ロール36は、カプセル
トナー8の圧力定着部を構成している。このように圧力
定着ロール36が押し当てられるために、感光体ドラム
1は硬度の大きいアモルファスシリコンから成形されて
いる。また、カプセルトナー8内の芯材により、記録シ
ート9が感光体ドラム1に付着した場合に、記録シート
9を感光体ドラム1を強制的に剥離するため、剥離爪2
4が感光体ドラム1に隣接して配置されている。
【0040】感光体ドラム1と圧力定着ロール36より
も、記録シート9の搬送方向において下流側には、搬送
ロール19,20が配置されている。このうち、搬送ロ
ール19は、図5に示した第2実施例と同様に、金属製
の軸芯19aに吸着剤からなる表面被覆層19bが接着
されて形成されている。
【0041】B.実施例の動作 感光体ドラム1と圧力定着ロール36との間を通過した
記録シート9は、搬送ロール19,20の間に向けて進
行させられる。ここで、カプセルトナー8の内部の芯材
中の有機溶剤の揮発は、記録シート9が感光体ドラム1
と圧力定着ロール36との間を通過した時点で開始す
る。この後、記録シート9は搬送ロール19,20の間
に通過させられて、排出トレー21まで搬送される。こ
の際、カプセルトナー8中の揮発成分は、搬送ロール1
9の表面被覆層19bに吸着される。
【0042】この実施例についても定着強度の測定試験
を行った。ここでは、第2実施例の試験と全く同様の搬
送ロール19,20を使用した。図9に示すように、こ
の実施例でも、第2実施例とほぼ同等の定着強度を得ら
れることが分った。
【0043】(6) 第6実施例A.実施例の構成 図10は第6実施例の構成を示す。この実施例は、図1
に示す第1実施例の構成に加えて、吸着剤38をクリー
ニング装置6の蓄積室12の内部、圧力定着部10の上
下のケーシング13,14に配置したものである。ここ
で、上方のケーシング13には、上方の圧力定着ロール
16にオフセットしたカプセルトナー8の芯材等を除去
するためのスクレーパー39が配設されており、吸着剤
39はこのスクレーパー39上に配置されている。
【0044】B.実施例の動作 このように圧力定着部10に、吸着剤38を配置したこ
とにより、さらに前記の吸着効果を高めることができ
る。また、クリーニング装置6にも吸着剤38を配置し
たことにより、記録シート9に転写されずに感光体ドラ
ム1に残留したカプセルトナー8をクリーニングブレー
ド11で除去する際に、カプセルトナー8が潰れた場合
に揮発する有機溶剤を吸着することが可能である。
【0045】この実施例の効果を調べる試験を行った。
なお、この試験では、吸着剤38のみを使用し、吸着部
材24を使用しなかった。吸着剤38としては粉末状の
活性炭を用いた。この構成において、B4の記録シート
9を10枚/分の速度で連続複写し、室内に拡散する揮
発成分の測定をした。この測定は28m3の換気を行わ
ない室内で行い、複写機から0.3m離れた位置で空気
を採取し、この採取した空気をガスクロマトグラフに導
入し、昇温分析によりカプセルトナー8中の揮発成分で
あるイソパラフィンの濃度を測定した。その結果、イソ
パラフィンの拡散速度が5ないし15mg/分であるこ
とが分った。吸着剤38を使用しなかった場合のイソパ
ラフィンの拡散速度は10ないし30mg/分であり、
吸着剤38を使用したことにより、拡散速度を半減でき
ることが確認された。
【0046】(7) 第7実施例A.実施例の構成および動作 図11は、第7実施例の構成を示す。この実施例は、図
8に示す第5実施例の構成に加えて、吸着剤38をクリ
ーニング装置6の蓄積室12の内部、圧力定着ロール3
6の下方のケーシング39に配置したものである。この
ように圧力定着ロール36の周囲に、吸着剤38を配置
したことにより、さらに前記の吸着効果を高めることが
できる。また、クリーニング装置6にも吸着剤38を配
置したことにより、記録シート9に転写されずに感光体
ドラム1に残留したカプセルトナー8をクリーニングブ
レード11で除去する際に、カプセルトナー8が潰れた
場合に揮発する有機溶剤を吸着することが可能である。
【0047】なお、前記の実施例は、複写機に関するも
のとして説明したが、この発明はこれに限られることな
く、プリンターやファクシミリ等の電子写真方式を用い
る画像形成装置に適用することが可能である。また、さ
らに前記の第6実施例や第7実施例のように吸着剤38
を配設することに加えて、吸着剤を画像形成装置の側板
に設けられた冷却用のファンの周囲や底板等、他の部分
に配設することも可能である。この場合、さらにトナー
像の定着速度を大きくすることができると同時に、有機
溶剤の匂いの拡散を低減させることが可能である。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係る画
像形成装置によれば、吸着手段を記録シートの搬送経路
に設けたことにより、搬送中の記録シートから揮発し続
けるカプセルトナーの芯材中の揮発成分を吸着すること
ができるので、揮発成分の揮発を加速し、これにより画
像の定着を速やかにすることが可能である。したがっ
て、記録シートが受止部で受け止められて多数枚積層し
たとしても、芯材がにじんだり、他の記録シートに付着
することを防止でき、高画質の画像形成に寄与すること
が可能となる。さらに、揮発成分が空気中に拡散するの
を低減させることも可能である。
【0049】また、搬送手段を搬送ロールとして、この
搬送ロールに吸着手段を設けると、記録シートと吸着手
段とが近接するから、記録シートから発散される揮発成
分をさらに速やかに吸着することが可能である。またさ
らに、搬送ロールを複数設け、これらの搬送ロールの長
手方向に沿って吸着手段と、記録シートを搬送しうる搬
送部とを交互に設け、記録シートの搬送方向において、
一方の搬送ロールの吸着手段と、他方の搬送ロールの搬
送部とが重なるようにすることにより、記録シートの表
面に吸着手段の跡が残らないようにすることができる。
また二本の搬送ロールにおいて、搬送部と吸着手段とが
記録シートの搬送方向に沿って並ぶので、記録シートの
トナー像が形成された面が必ずいずれかの時点で、いず
れかの吸着手段と対向することになる。したがって、記
録シートの前記の面全体から、有機溶剤を除去すること
が可能である。
【0050】また、吸着手段を受止部の近傍に設ける
と、受止部の近傍で揮発成分を吸着することができるの
で、受止部で記録シートが停止させられて積層する前に
揮発成分を吸着することができるので、芯材がにじんだ
り、他の記録シートに付着することを防止でき、高画質
の画像形成に寄与することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の第1実施例に係る画像形成装置の
構成を示す正面図である。
【図2】 第1実施例で使用される吸着手段の一例を示
す斜視図である。
【図3】 第1実施例で使用される吸着手段の他の例を
示す斜視図である。
【図4】 第1実施例で使用される吸着手段のさらに他
の例を示す斜視図である。
【図5】 この発明の第2実施例に係る画像形成装置で
使用される吸着手段が設けられた搬送ロールを示す斜視
図である。
【図6】 (A)はこの発明の第3実施例に係る画像形
成装置の構成を示す正面図、(B)この画像形成装置で
使用される吸着手段が設けられた搬送ロールを示す斜視
図である。
【図7】 この発明の第4実施例に係る画像形成装置の
構成を示す正面図である。
【図8】 この発明の第5実施例に係る画像形成装置の
構成を示す正面図である。
【図9】 この発明の第1ないし第5実施例と、従来例
の効果を比較する試験結果を示すグラフである。
【図10】 この発明の第6実施例に係る画像形成装置
の構成を示す正面図である。
【図11】 この発明の第7実施例に係る画像形成装置
の構成を示す正面図である。
【符号の説明】
1 感光体ドラム 8 カプセルトナー、9 記録シー
ト、10 圧力定着部、16,17 圧力定着ロール、
19,20 搬送ロール(搬送手段) 19b 表面被
覆層(吸着手段)、21 排出トレー(受止部)、24
吸着部材(吸着手段)、29,30 搬送ロール(搬
送手段)、29c 表面被覆層(搬送部)、29d メ
ッシュ部(吸着手段)、32 吸着剤(吸着手段)、3
6 圧力定着ロール。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 21/00 538 (72)発明者 稲葉 義弘 神奈川県南足柄市竹松1600番地 富士ゼロ ックス株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 揮発性のある成分を含む芯材を外殻に封
    入した構造のカプセルトナーを圧搾して、記録シート上
    に画像を定着させる画像形成装置において、カプセルト
    ナーを圧搾する圧力定着部と、この圧力定着部から前記
    記録シートを搬送する搬送手段と、この搬送手段によっ
    て搬送された前記記録シートを受け止める受止部と、前
    記圧力定着部と前記受止部との間に設けられて、圧搾さ
    れた前記カプセルトナーの芯材から揮発した成分を吸着
    する吸着手段とを具備することを特徴とする画像形成装
    置。
  2. 【請求項2】 前記搬送手段は搬送ロールであり、この
    搬送ロールに前記吸着手段を設けたことを特徴とする請
    求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記搬送ロールが複数設けられ、これら
    の搬送ロールの長手方向に沿って前記吸着手段と、前記
    記録シートを搬送しうる搬送部とを交互に設け、前記記
    録シートの搬送方向において、一方の搬送ロールの前記
    吸着手段と、他方の搬送ロールの前記搬送部とが重なる
    ようになされたことを特徴とする請求項2に記載の画像
    形成装置。
  4. 【請求項4】 前記吸着手段を前記受止部の近傍に設け
    たことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8682206B2 (en) 2010-12-02 2014-03-25 Canon Kabushiki Kaisha Suspended particle collecting member and image forming apparatus including the same

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