JPH0887143A - 画像形成装置に用いられる濃度検出装置の調整方法 - Google Patents

画像形成装置に用いられる濃度検出装置の調整方法

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JPH0887143A
JPH0887143A JP6225179A JP22517994A JPH0887143A JP H0887143 A JPH0887143 A JP H0887143A JP 6225179 A JP6225179 A JP 6225179A JP 22517994 A JP22517994 A JP 22517994A JP H0887143 A JPH0887143 A JP H0887143A
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健二 勝原
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Mita Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】画像濃度を調整するため、擬似原稿を照明走査
して感光体ドラムに形成されるトナー像濃度に基づいて
画像形成条件を調整する場合、先ず、反射型フォトセン
サから出力される濃度データが取得される。この濃度デ
ータの取得において、予め設定されている複数段階の照
射光量のうち、先ず、最大光量および最小光量の光が静
止中のドラムに照射されて上記各照射光量に対する濃度
データD SMIN,DSMAXが取得される。そして、DSMIN
0 以上である最小の濃度データに対応する基準光量L
0 が選択される。そして、基準光量L0 の光が1回転し
ているドラムに照射されて濃度データが取得され、その
後この取得された濃度データに基づいて他の照射光量に
対する濃度データが補正される。 【効果】ドラムを回転させるのは1つの照射光量に対し
てのみなので、正確な濃度データを短時間で取得でき
る。そのため、ドラムの光疲労を軽減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば静電式複写機
のように、電子写真プロセスにより画像を形成する画像
形成装置に用いられ、上記形成される画像を高品質に保
つために、帯電量,露光量,現像バイアス等の画像形成
条件を調整する際に利用される濃度データを出力するた
めの濃度検出装置を調整する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】静電式複写機では、次のようにして複写
像が形成される。すなわち、原稿載置台に載置された実
原稿が照明走査される。実原稿の反射光は上記照明走査
に同期して回転させられている感光体ドラムに導かれ
る。その結果、感光体ドラムが露光される。露光前の感
光体ドラムの表面は帯電器によって一様に帯電されてお
り、露光による選択的な除電により、感光体ドラムの表
面に実原稿像に対応した静電潜像が形成される。
【0003】形成された静電潜像は、トナーホッパから
トナーが供給されている現像装置によりトナー像に現像
され、このトナー像が転写用コロナ放電器におけるコロ
ナ放電によって複写用紙に転写される。トナー像の転写
後の複写用紙は定着装置に導かれ、トナーが複写用紙上
に定着されることによって、複写が完了する。ところ
で、上記静電式複写機において高品質の画像を安定して
得ようとすると、感光体ドラムの露光量,帯電量,現像
バイアス,および現像装置に補給すべきトナー量などの
画像形成条件を適宜調整する必要がある。
【0004】この画像形成条件の調整は、実原稿の照明
走査領域以外の領域に設置された真っ白や真っ黒などの
画像が形成された擬似原稿(濃度基準原稿)を試験的に
照明走査したときに取得される露光量,表面電位および
現像後の感光体ドラム表面上のトナー像濃度などに基づ
いて行われる。具体的には、たとえば真っ白の擬似原稿
を照明走査した場合、取得された感光体ドラム表面上の
トナー像濃度に基づいていわゆるかぶりが検知される
と、露光量が増加される。また、真っ黒の擬似原稿を照
明走査した場合、取得された感光体ドラム表面上のトナ
ー像濃度に基づいていわゆるベタ黒でないことが検知さ
れると、トナーホッパから現像装置にトナーが自動的に
補給される。
【0005】上記感光体ドラム表面上のトナー像濃度の
検出には、一般に、感光体ドラムに対向させて配置した
発光素子と受光素子との対で構成された反射型フォトセ
ンサが適用される。すなわち、発光素子から予め設定さ
れた照射光量の光が感光体ドラムに照射されるととも
に、その反射光量に対応する濃度データが受光素子から
出力される。上記反射光量は感光体ドラム表面上のトナ
ー像の濃度に対応しているので、上記濃度データに基づ
けば、感光体ドラム表面上のトナー像濃度を検出でき
る。
【0006】ところで、上記反射型フォトセンサには、
たとえばかぶりを検知するときに照射すべき光の照射光
量である低濃度設定光量、およびベタ黒を検知するとき
に照射すべき光の照射光量である高濃度設定光量の2種
類の照射光量が予め初期設定時に設定されている。この
ように、かぶりを検知するときとベタ黒であるか否かを
検知するときとで照射すべき光の照射光量を変えている
のは、次に示す理由による。
【0007】すなわち、かぶりを検知するときには、真
っ白の画像が形成された擬似原稿が照明走査されるの
で、感光体ドラムにはトナーはほとんど付着しない。し
たがって、受光素子での受光光量は相対的に高い。一
方、受光素子は受光光量が高くなると飽和するという性
質がある。そのため、かぶりを検知するときに照射すべ
き光の照射光量は、反射光量を抑えるため、相対的に低
くする必要がある。
【0008】また、ベタ黒であるか否かを検知するとき
には、真っ黒の画像が形成された擬似原稿が照明走査さ
れるので、感光体ドラムには多量のトナーが付着してい
る。したがって、発光素子から照射された光は上記トナ
ーによって吸収されるので、受光素子での受光光量は相
対的に低い。一方、受光素子は受光光量が少ないと微妙
な受光光量の変化を検出できない。そのため、ベタ黒で
あるか否かを検知するときに照射すべき光の照射光量
は、反射光量を増加させるため、相対的に高くする必要
がある。
【0009】上記かぶりを検知するときに照射すべき低
濃度設定光量は、露光量を最大にするとともにトナーを
感光体ドラム表面に付着させない未現像の状態を条件に
して、次のようにして求められる。すなわち、未現像の
感光体ドラムを1回転させ、その間に複数回にわたって
任意の照射光量の光を発光素子から上記感光体ドラムに
照射させる。そして、受光素子から出力される反射光量
に対応した濃度データの平均を求める。なお、感光体ド
ラムを1回転させるのは、感光体ドラム表面の周方向の
凹凸によるばらつきを抑制するためである。
【0010】上記濃度データの取得は、予め定められた
複数の段階(たとえば100 段階)のすべての照射光量に
対して行われる。そして、この取得された各段階の照射
光量に対する濃度データの中から所定の基準で選択され
た濃度データに対する照射光量が低濃度設定光量とされ
る。一方、ベタ黒を検知するときに照射すべき高濃度設
定光量は、上記得られた低濃度設定光量を所定の換算式
に代入することにより得られる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記先
行技術において、上記複数段階の照射光量に対する濃度
データは、すべて感光体ドラムを1回転させて取得され
るので、濃度データの取得には必然的に長時間を要する
ことになる。そのため、感光体ドラムに長時間にわたっ
て光が照射されるので、感光体ドラムの光疲労を早期に
招いてしまうという不具合がある。
【0012】また、反射型フォトセンサの発光素子から
照射すべき照射光量を増加させれば、感光体ドラム表面
上のトナー像濃度を高精度に検出できるが、照射光量を
増加させると、それだけ濃度データの取得に時間がかか
るので、照射光量の増加を容易に行うことができないと
いう不具合がある。そこで、本発明の目的は、上述の技
術的課題を解決し、濃度検出時に照射すべき光の照射光
量を設定するために必要な正確な濃度データを短時間で
取得できる画像形成装置に用いられる濃度検出装置の調
整方法を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の構成は、静電潜像が形成される感光体と、こ
の感光体に形成される静電潜像をトナー像に現像する現
像装置と、所定の照射光量の光を上記感光体に照射して
その反射光量に対応するデータを濃度データとして出力
する濃度検出装置とを含む画像形成装置において、上記
濃度検出装置を調整するために、擬似原稿に対応するト
ナー像濃度を上記感光体に形成し、この擬似原稿に対応
するトナー像が形成された感光体に光を照射し、その反
射光量に対応する濃度データに基づいて上記濃度検出装
置を調整するための方法であって、予め定められた複数
段階の照射光量の光を静止中の未現像の感光体に順次照
射することによって、上記各段階の照射光量に対する濃
度データを取得する第1工程と、この第1工程で取得さ
れた上記各段階の照射光量に対する濃度データのうち、
予め定められた基準で選択された濃度データに対応する
照射光量の光を1回転している上記未現像の感光体に複
数回にわたって照射することによって、上記照射光量に
対する濃度データを複数取得し、この取得された複数の
濃度データの平均の濃度データを求める第2工程と、こ
の第2工程で求められた平均の濃度データと上記第1工
程で取得された複数段階の照射光量の中の最大照射光量
に対する濃度データとの差と、上記第1工程で取得され
た上記第2工程で選択された照射光量に対する濃度デー
タと上記第1工程で取得された最大照射光量に対する濃
度データとの差との比に基づいて、上記第1工程で取得
された上記第2工程で選択された照射光量以外の照射光
量に対する濃度データを補正する第3工程と、この第3
工程で補正された各濃度データに基づいて、濃度検出時
に照射すべき光の照射光量を設定する第4工程とを含む
ことを特徴とする。
【0014】
【作用】上記構成では、第3工程において、1回転して
いる未現像の感光体に予め定められた基準で選択された
照射光量の光を照射することによって求められた濃度デ
ータと静止中の感光体に光を照射することによって取得
された濃度データとの差と、上記選択された照射光量に
対する濃度データであって、かつ静止中の感光体に光を
照射することによって取得された濃度データと、上記最
大照射光量に対する濃度データとの差との比に基づい
て、静止中の感光体に上記選択された照射光量以外の照
射光量の光を照射することによって取得された濃度デー
タが補正される。したがって、感光体の周方向のばらつ
きを考慮した濃度データをすべての照射光量に対して取
得できる。そして、第4工程において、この取得された
濃度データに基づいて、濃度検出時に照射すべき光の照
射光量が設定される。
【0015】このように、上記構成によれば、濃度検出
時に照射すべき光の照射光量を設定するために必要な濃
度データを取得する場合において、複数段階の照射光量
のうち1つの照射光量に対する濃度データを取得する場
合にのみ感光体を1回転させているので、すべての照射
光量に対する濃度データを取得する場合にそれぞれ感光
体を1回転させていた従来技術に比べて、正確な濃度デ
ータを短時間で取得できる。
【0016】
【実施例】以下では、本発明の実施例を、添付図面を参
照して詳細に説明する。図3は、本発明の調整方法が採
用された濃度検出装置が適用された一実施例の静電式複
写機の概略構成を示す概念図である。透明なガラスなど
で構成された実原稿1を載置すべき原稿載置台2の下方
には、動作時において、矢印3方向に向かって定速で搬
送されるとともに、上記原稿載置台2に載置された実原
稿1の表面を照明走査するハロゲンランプ等で構成され
た光源4が備えられている。
【0017】原稿からの反射光は、反射鏡5,6,7,
8およびズームレンズ9を介して感光体ドラム10の表
面の露光域11に導かれる。一方、露光域11に至る前
の感光体ドラム10の表面は、帯電用コロナ放電器12
によって一様に帯電されている。その結果、感光体ドラ
ム10の表面には、上記実原稿1に対応した静電潜像が
形成される。
【0018】なお、動作時において、反射鏡5は光源4
とともに搬送され、反射鏡6,7は光源4の搬送速度の
半分の速度で矢印3方向に搬送される。また、感光体ド
ラム10は光源4の移動と同期して、矢印21方向に回
転駆動される。感光体ドラム10の表面に形成された静
電潜像は、トナーホッパ13からトナーが補給されてい
る現像装置14でトナー像に現像される。現像されたト
ナー像は、転写用コロナ放電器15において複写用紙1
6の表面に転写される。トナー像が転写された複写用紙
16は、分離用放電器17によって感光体ドラム10か
ら分離させられた後、搬送ベルト18によって定着装置
19に導かれる。そして、定着装置19において上記ト
ナーが複写用紙16の表面に加熱定着させられて、複写
が完了する。
【0019】なお、トナー像の転写後の感光体ドラム1
0の表面に残留するトナーはクリーニング装置20で除
去され、次回の複写に備えられる。上記原稿載置台2の
両サイドであって、かつ複写機本体内部には、真っ白お
よび真っ黒の画像が形成された濃度基準原稿である擬似
原稿22a,22bがそれぞれ備えられている。この擬
似原稿22a,22bは、後述するように、複写用紙1
4に形成すべき画像の濃度を調整する際に用いられるも
のである。
【0020】また、分離用放電器17とクリーニング装
置20との間の感光体ドラム10の近傍位置には、上記
感光体ドラム10に対向するように、濃度検出装置23
の一部を構成する反射型フォトセンサ24が備えられて
いる。図4は、上記濃度検出装置23の電気的構成を示
すブロック図である。この濃度検出装置23は、複写動
作時において複写用紙14に形成すべき画像の濃度を調
整するために、後述する画像形成条件調整処理時におい
て、上記擬似原稿22a,22bのいずれかを試験的に
照明走査することによって感光体ドラム10に形成され
たトナー像の濃度を検出して、露光量や現像装置14に
補給すべきトナー量等の画像形成条件を調整するための
もので、上述のように、反射型フォトセンサ24を備え
ている。反射型フォトセンサ24は、感光体ドラム10
に対して所定光量の光を照射する発光ダイオード(LE
D)等で構成された発光素子24aと、その反射光を受
光するダーリントン型フォトトランジスタ等で構成され
た受光素子24bとを含むもので、駆動回路25によっ
て駆動される。
【0021】駆動回路25には、図外の設定部にて設定
された発光素子24aに供給すべき電圧に対応する2進
符号で表されたコードが与えられる。駆動回路25で
は、上記コードが与えられると、この与えられたコード
に対応する電圧が発光素子24aに供給される。したが
って、発光素子24aでは、上記電圧に対応する照射光
量の光が感光体ドラム10に照射される。
【0022】感光体ドラム10に照射された光は、感光
体ドラム10に形成されたトナー像の濃度に対応する光
として反射される。具体的には、トナー像濃度が相対的
に低い場合には相対的に高い光量の光が反射され、トナ
ー像濃度が相対的に高い場合には相対的に低い光量の光
が反射される。上記反射光は受光素子24bにて受光さ
れる。受光素子24bでは、上記反射光量に反比例した
濃度データが生成されて制御回路26に与えられる。す
なわち、制御回路26には、上記トナー像濃度に対応し
た濃度データが与えられる。
【0023】なお、上記制御回路26に与えられる未現
像の感光体ドラム10における反射型フォトセンサ24
から照射すべき光の照射光量と濃度データとの関係を示
すグラフを図5に実線で示す。図4に戻って、上記制御
回路26は、たとえばCPU,RAM,ROMを含むマ
イクロコンピュータで構成されたもので、上記受光素子
24bの出力データに基づいて、後述する初期設定処理
および画像形成条件処理を行う機能を有している。
【0024】図6は、初期設定処理を説明するためのフ
ローチャートである。この初期設定処理では、先ず、後
で詳述するが、濃度データを取得するための濃度データ
取得処理が行われる(ステップS1)。すなわち、未現
像の感光体ドラム10における発光素子24aから照射
される複数の照射光量の光に対する受光素子24bの出
力データが取得される。次いで、この濃度データ取得処
理にて取得された濃度データに基づいて、第1低濃度設
定光量LN1 および第1高濃度設定光量LX1を取得す
るための設定光量取得処理が行われる(ステップS
2)。
【0025】上記第1低濃度設定光量LN1 および第1
高濃度設定光量LX1 は、通常、かぶり検知およびベタ
黒検知にそれぞれ用いられる。図7は、上記第1低濃度
設定光量LN1 が設定された場合におけるトナー像濃度
と上記反射型フォトセンサ24から出力される濃度デー
タとの関係を示す図である。この図7を参照すると、反
射型フォトセンサ24から出力される濃度データは、低
濃度領域E1では比較的リニアに変化するのに対して、
高濃度領域E2ではほとんど変化しない。すなわち、上
記反射型フォトセンサ24では、第1低濃度設定光量L
1 が設定された場合には、低濃度領域E1での濃度変
化を高精度に検出できる。そのため、かぶりを高精度に
検知できる。
【0026】図8は、上記第1高濃度設定光量LX1
設定された場合におけるトナー像濃度と上記反射型フォ
トセンサ24から出力される濃度データとの関係を示す
図である。この図8を参照すると、反射型フォトセンサ
24から出力される濃度データは、低濃度領域E1では
ほとんど変化しないのに対して、高濃度領域E2では比
較的リニアに変化する。すなわち、上記反射型フォトセ
ンサ24では、第1高濃度設定光量LX1 が設定された
場合には、高濃度領域E2での濃度変化を高精度に検出
できる。そのため、ベタ黒であるか否かを高精度に検知
できる。
【0027】ところで、画像形成条件を調整するために
用いられるトナー像濃度は、上述のように、擬似原稿2
2a,22bのいずれかを照明走査することにより検出
される。一方、擬似原稿22a,22bを照明走査した
ときと実原稿1を照明走査したときとでは、その設置位
置の違いなどの各静電式複写機の構造的要因によって、
その反射光量(露光量)が互いに異なる。たとえば、擬
似原稿22a,22bの方が実原稿1よりも光源4に近
い静電式複写機の場合には、実原稿1を照明走査したと
きの方が露光量は少なくなる。したがって、たとえば実
原稿1の真っ白な領域に対応するトナー像濃度と真っ白
な画像が形成された擬似原稿22aに対応するトナー像
濃度とは差がある。そのため、擬似原稿22aに対応す
るトナー像濃度に基づいてかぶりを除去するような画像
濃度調整が行われても、実際に実原稿1を照明走査した
ときにかぶりが発生するおそれがある。
【0028】そこで、本実施例の初期設定処理では、図
6に示すように、同一光量で露光した結果感光体ドラム
10に形成される実原稿1に対応するトナー像濃度と擬
似原稿22a,22bに対応するトナー像濃度との濃度
差が求められ(ステップS3)、この求められた濃度差
が予め定められたしきい値以上であるか否かに基づい
て、上記ステップS2で取得された第1低濃度設定光量
LN1 または第1高濃度設定光量LX1 のいずれをかぶ
り検知用の照射光量とするかが選択される(ステップS
4)。
【0029】また、後述する画像形成条件調整処理時に
おいて擬似原稿22a,22bに対応するトナー像濃度
を検出する場合、この初期設定処理にて取得された第1
低濃度設定光量LN1 を設定したときには反射型フォト
センサ24の出力データは常に安定しているが、この初
期設定処理にて取得された第1高濃度設定光量LX1
設定したときには、反射型フォトセンサ24に付着する
おそれがある浮遊トナーや紙ふんなどによって、反射型
フォトセンサ24から出力される濃度データはばらつく
おそれがある。
【0030】そこで、本実施例の初期設定処理では、画
像形成条件調整処理時に第1高濃度設定光量LX1 を設
定したときの反射型フォトセンサ24から出力される濃
度データを補正するための補正用基準データDSTが求め
られる(ステップS5)。より具体的に説明すると、先
ず、反射型フォトセンサ24に第1低濃度設定光量LN
1 が設定される。そして、露光量を可変しながら擬似原
稿22aを照明走査し、その結果取得された複数の反射
型フォトセンサ24から出力される濃度データのうち、
予め定められた濃度データと一致する濃度データに対応
するトナー像濃度が第1基準濃度として取得される。次
いで、上記反射型フォトセンサ24に第1高濃度設定光
量LX1 が設定される。そして、露光量を可変しながら
擬似原稿22aを照明走査し、その結果取得された複数
の反射型フォトセンサ24から出力される濃度データの
うち、上記取得された第1基準濃度に対する濃度データ
が補正用基準データDSTとされる。
【0031】これにより初期設定処理が達成される。図
9は、画像形成条件調整処理を説明するためのフローチ
ャートである。この画像形成条件調整処理は、たとえば
メンテナンス時のように、予め定められた期間ごとに行
われる。この画像形成条件調整処理では、先ず、上記図
8で説明した濃度データ取得処理および設定光量取得処
理と同一の処理が行われて、第1低濃度設定光量LN1
および第1高濃度設定光量LX1 が取得される(ステッ
プP1,P2)。次いで、第2基準濃度が取得される
(ステップP3)。この第2基準濃度の取得方法は上記
第1基準濃度の取得方法とほぼ同一なので省略する。第
2基準濃度が取得されると、第1高濃度設定光量LX1
が反射型フォトセンサ24に設定された場合における反
射型フォトセンサ24から出力される濃度データの補正
が行われる(ステップP4)。
【0032】より具体的に説明すると、先ず、反射型フ
ォトセンサ24に第1高濃度設定光量LX1 が設定され
るとともに、この第2基準濃度に対応する露光量で擬似
原稿22aが照明走査される。その結果、取得された反
射型フォトセンサ24から出力される濃度データDS DA
T のうち、上記ステップP3で取得された第2基準濃度
に対する濃度データDS DAT が第2基準データDSFとさ
れる。そして、この求められた第2基準データDSFと上
記初期設定処理時に求められた補正用基準データDST
に基づいて、 K=DST/DSF ‥‥(1) により、補正係数Kが求められる。
【0033】そして、上記求められた濃度データDS DA
T が上記補正係数Kに基づいて補正される。すなわち、
補正後の反射型フォトセンサ24から出力される濃度デ
ータをDS DAT ′とすると、 DS DAT ′=K×DS DAT ‥‥(2) が取得される。
【0034】その後、上記反射型フォトセンサ24によ
るトナー像濃度検出が行われ、この検出されたトナー像
濃度に基づいて、かぶりが発生しているか否かが検知さ
れる(ステップP5)。すなわち、真っ白な画像が形成
された擬似原稿22aが照明走査されるとともに、反射
型フォトセンサ24から照射すべき光の照射光量は上記
第1低濃度設定光量LN1 または第1高濃度設定光量L
1 のうち、上記初期設定処理でかぶり検知用照射光量
として選択された照射光量Lである。そして、反射型フ
ォトセンサ24から出力される濃度データに基づいて、
かぶりが発生しているか否かが検知される。
【0035】その結果、かぶりが発生していると検知さ
れると、上記光源4が制御される。具体的には、光源4
から照明すべき光の照明光量が増加される(ステップP
6)。次いで、上記検出されたトナー像濃度に基づい
て、ベタ黒であるか否かが検知される(ステップP
7)。すなわち、真っ黒な画像が形成された擬似原稿2
2bが照明走査されるととともに、反射型フォトセンサ
24から照射すべき光の照射光量は第2高濃度設定光量
LX2 である。そして、反射型フォトセンサ24の補正
後の濃度データDS DAT ′に基づいて、ベタ黒であるか
否かが検知される。
【0036】その結果、ベタ黒でないと検知されると、
上記トナーホッパ13が制御される。具体的には、トナ
ーホッパ13から現像装置14に補給すべきトナー量が
増加される(ステップP8)。これにより画像形成条件
の調整が達成される。そのため、高品質な画像を安定し
て取得できる。
【0037】図1は、上記濃度データ取得処理を説明す
るためのフローチャートである。なお、以下の説明は、
上記図5も参照して行う。この濃度データ取得処理は、
光源4の照明光量を最大にするとともにトナーを感光体
ドラム10に付着させない未現像の状態で行われる。未
現像の感光体ドラム10を静止させた状態において、予
め設定されている複数段階の照射光量のうち最大照射光
量LMAX の光が発光素子24aから上記感光体ドラム1
0に照射される。そして、その反射光に対応する受光素
子24bの出力データである濃度データDs が取得され
ると、この取得された濃度データDsが最小濃度データ
SMINとして制御回路26内のRAMに記憶される(ス
テップN1)。次いで、上記発光素子24aから照射す
べき光の照射光量が最大照射光量LMAX から最小照射光
量LMIN に更新される(ステップN2)。そして、この
最小照射光量LMIN の光が発光素子24aから上記感光
体ドラム10に照射され、その反射光に対応する濃度デ
ータDS が取得されると、その取得された濃度データD
S が最大濃度データDSMAXとしてRAMに記憶される
(ステップN3)。
【0038】このように、先ず、濃度データの最大値D
SMAXおよび最小値DSMINが取得される。その後、取得さ
れた濃度データDS が DS <DSMIN+V0 ‥‥(3) (たとえばV0 =0.2(v))を満足するか否かが判別され
る(ステップN4)。ただし、最初は、上記濃度データ
S は最大濃度データDSMAXなので、 DSMAX<DSMIN+V0 ‥‥(4) が満足されたか否かが判別される。その結果、通常、上
記(4) 式は満足されないので、次にステップN5に移行
する。ステップN5では、上記反射型フォトセンサ24
から照射すべき光の照射光量Lが1段階上げられる。そ
して、上記ステップN3と同様に、1段階上げられた照
射光量Lの光が発光素子24aから上記感光体ドラム1
0に照射され、その反射光に対応する濃度データDS
RAMに記憶される。
【0039】上記ステップN3〜N5までの動作は、上
記ステップN4にて上記(3) 式が満足されたと判別され
るまで繰り返し行われる。そして、上記ステップN4に
て上記(3) 式が満足されたと判別されると、この判別さ
れたときに取得された濃度データDS の直前に取得され
た濃度データDS 1 に対応する照射光量が基準光量L 0
としてRAMに記憶される(ステップN6)。
【0040】上記ステップN6にて基準光量L0 が求め
られると、先ず、発光素子24aから照射すべき照射光
量Lが上記基準光量L0 に設定される(ステップN
7)。次いで、感光体ドラム10を回転させるととも
に、上記基準光量L0 の光を発光素子24aから感光体
ドラム10に所定期間(たとえば16(msec),49回)ごと
に照射させる。その結果、上記基準光量L0 に対する濃
度データDS 1 が複数取得される(ステップN8)。そ
して、この取得された複数の濃度データDS が加算平均
されて、上記基準光量L0 に対する濃度データDSAV
求められる(ステップN9)。
【0041】上記濃度データDSAV は、上述のように、
1回転している感光体ドラム10に光を照射することに
よって取得されたものであるので、感光体ドラム10の
周方向のばつきを考慮した濃度データに相当する。濃度
データDSAV が取得されると、この取得された濃度デー
タDSAV に基づいて、上記ステップN3で取得された静
止中の感光体ドラム10に光を照射することによって取
得された基準光量L0 以外の複数の照射光量Lに対する
複数の濃度データDS が補正される(ステップN1
0)。
【0042】より具体的に説明すると、補正後の濃度デ
ータをDS ′とすると、 DSMAX−DS ′:DSMAX−DS =DSMAX−DSAV :DSMAX−DS 1 ‥‥(5) すなわち、 (DSMAX−DS ′)/(DSMAX−DS ) =(DSMAX−DSAV )/(DSMAX−DS 1 ) ‥‥(6) であるから、補正後の濃度データDS ′は、 DS ′=DS (DSMAX−DSAV )/(DSMAX−DS 1 ) +DSMAX(DSAV −DS 1 )/(DSMAX−DS 1 ) ‥‥(7) となる。このようにして上記濃度データDS が補正され
る。すなわち、静止中の感光体ドラム10において取得
された基準光量L0 以外の照射光量Lに対する濃度デー
タDS があたかも1回転させた回転ドラム10において
取得したように補正される。そのため、すべての照射光
量Lに対する濃度データDS を感光体ドラム10の周方
向のばらつきを考慮した正確なデータとすることができ
る。
【0043】これにより濃度データ取得処理が達成され
る。図2は、設定光量取得処理を説明するためのフロー
チャートである。この設定光量取得処理では、先ず、第
2低濃度設定光量LN2 が取得される。すなわち、上記
濃度データ群取得処理にて取得された補正後の濃度デー
タDS ′群のうち、 DS ′> DSMIN+V0 ′ ‥‥(8) (たとえばV0 ′=0.4(v))を満たす濃度データDS
に対応する光量Lの中で最大の光量Lが第2低濃度設定
光量LN2 とされる(ステップT1)。
【0044】第2低濃度設定光量LN2 が求められる
と、次に第2高濃度設定光量LX2 が求められる(ステ
ップT2)。第2高濃度設定光量LX2 は上記第2低濃
度設定光量LN2 を所定の換算式に代入することにより
求められる。ただし、上記換算式は、第2低濃度設定光
量LN2 の大きさによって3通りに分けられている。す
なわち、第2低濃度設定光量LN2 が上記反射型フォト
センサ24に予め設定されている複数段階の照射光量の
うち最小照射光量LMIN から15段階上の照射光量L
MIN+15までの場合には、求めるべき第2高濃度設定光量
LX2 は、 LX2 =2LN2 +2 ‥‥(9) から求められる。
【0045】また、上記第2低濃度設定光量LN2 が1
6段階目の照射光量LMIN+16から8段階上の23段階目
の照射光量LMIN+23までの場合には、第2高濃度設定光
量LX2 は、 LX2 =0.108 LN2 2−0.28LN2 +11 ‥‥(10) から求められる。
【0046】なお、上記第2低濃度設定光量LN2 が2
4段階目の照射光量LMIN+24よりも大きい場合には、第
2高濃度設定光量LX2 が上記予め定められた複数段階
の中に収まらないので、無効とする。これにより設定光
量取得処理が達成される。なお、下記表1に第2低濃度
設定光量LN2 と第2高濃度設定光量LX2 との対応関
係を示す。
【0047】
【表1】
【0048】以上のように本実施例の静電式複写機によ
れば、反射型フォトセンサ24に設定すべき第1低濃度
設定光量LN1 および第1高濃度設定光量LX1 を求め
る際に必要な濃度データを求める場合、複数段階の照射
光量Lのうち1つの照射光量Lに対してのみ感光体ドラ
ム10を回転させて他の照射光量Lは感光体ドラム10
を静止させているので、すべての照射光量Lに対してす
べて感光体ドラム10を回転させていた従来技術に比べ
て、正確な濃度データを短時間で取得できる。そのた
め、感光体ドラム10に光を照射する総時間も従来技術
に比べて短くなるので、感光体ドラム10の光疲労も軽
減できる。
【0049】また、濃度データの取得を短時間で行うこ
とができるので、反射型フォトセンサ24から照射すべ
きの光の照射光量Lを容易に増加することができる。そ
のため、トナー像濃度をより高精度に検出できる。本発
明の実施例の説明は以上のとおりであるが、本発明は上
述の実施例に限定されるものではない。たとえば上記実
施例では、静電式複写機を例にとって説明しているが、
本発明はたとえばレーザプリンタやファクシミリ装置な
どのように電子写真プロセスにより画像が形成される任
意の画像形成装置に対しても適用することができる。
【0050】その他特許請求の範囲に記載された範囲で
種々の設計変更を施すことは可能である。
【0051】
【発明の効果】以上のように本発明の濃度検出装置の調
整方法によれば、複数段階の照射光量のうち1つの光量
に対する濃度データを取得する場合にのみ感光体を回転
させている。また、この感光体を回転させることにより
取得された濃度データに基づいて、他の照射光量に対す
る濃度データが補正される。したがって、感光体を回転
させながらすべての照射光量に対する濃度データを取得
していた従来技術に比べて、正確な濃度データを短時間
で取得できる。そのため、感光体に光を照射する時間を
従来に比べて短くできるので、感光体の光疲労を軽減で
きる。
【0052】また、正確なデータを短時間で取得できる
ので、反射型フォトセンサに設定すべき照射光量の種類
を増加させることができる。そのため、トナー像濃度を
より高精度に検出できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の調整方法が採用された濃度検出装置が
適用された一実施例の静電式複写機における濃度データ
取得処理を説明するためのフローチャートである。
【図2】上記静電式複写機における設定光量取得処理を
説明するためのフローチャートである。
【図3】上記静電式複写機の概略構成を示す概念図であ
る。
【図4】上記濃度検出装置の電気的構成を示すブロック
図である。
【図5】上記濃度検出装置の一部を構成する反射型フォ
トセンサの未現像の感光体ドラムにおける発光量と濃度
データとの関係を示すグラフである。
【図6】上記濃度検出装置の一部を構成する制御回路に
て行われる初期設定処理を説明するためのフローチャー
トである。
【図7】上記反射型フォトセンサに低濃度設定光量を設
定した場合におけるトナー像濃度とセンサ出力との関係
を示すグラフである。
【図8】上記濃度検出装置の一部を構成する反射型フォ
トセンサに高濃度設定光量を設定した場合におけるトナ
ー像濃度とセンサ出力との関係を示すグラフである。
【図9】上記制御回路にて行われる画像形成条件調整処
理を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
10 感光体ドラム 13 トナーホッパ 14 現像装置 23 濃度検出装置 24 反射型フォトセンサ 24a 発光素子 24b 受光素子 26 制御回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】静電潜像が形成される感光体と、この感光
    体に形成される静電潜像をトナー像に現像する現像装置
    と、所定の照射光量の光を上記感光体に照射してその反
    射光量に対応するデータを濃度データとして出力する濃
    度検出装置とを含む画像形成装置において、上記濃度検
    出装置を調整するために、擬似原稿に対応するトナー像
    濃度を上記感光体に形成し、この擬似原稿に対応するト
    ナー像が形成された感光体に光を照射し、その反射光量
    に対応する濃度データに基づいて上記濃度検出装置を調
    整するための方法であって、 予め定められた複数段階の照射光量の光を静止中の未現
    像の感光体に順次照射することによって、上記各段階の
    照射光量に対する濃度データを取得する第1工程と、 この第1工程で取得された上記各段階の照射光量に対す
    る濃度データのうち、予め定められた基準で選択された
    濃度データに対応する照射光量の光を1回転している上
    記未現像の感光体に複数回にわたって照射することによ
    って、上記照射光量に対する濃度データを複数取得し、
    この取得された複数の濃度データの平均の濃度データを
    求める第2工程と、 この第2工程で求められた平均の濃度データと上記第1
    工程で取得された複数段階の照射光量の中の最大照射光
    量に対する濃度データとの差と、上記第1工程で取得さ
    れた上記第2工程で選択された照射光量に対する濃度デ
    ータと上記第1工程で取得された最大照射光量に対する
    濃度データとの差との比に基づいて、上記第1工程で取
    得された上記第2工程で選択された照射光量以外の照射
    光量に対する濃度データを補正する第3工程と、 この第3工程で補正された各濃度データに基づいて、濃
    度検出時に照射すべき光の照射光量を設定する第4工程
    とを含むことを特徴とする濃度検出装置の調整方法。
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