JPH0886907A - 視界制御板状体 - Google Patents

視界制御板状体

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JPH0886907A
JPH0886907A JP22375894A JP22375894A JPH0886907A JP H0886907 A JPH0886907 A JP H0886907A JP 22375894 A JP22375894 A JP 22375894A JP 22375894 A JP22375894 A JP 22375894A JP H0886907 A JPH0886907 A JP H0886907A
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JP
Japan
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angle range
film
control
light
predetermined angle
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Application number
JP22375894A
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English (en)
Inventor
Eisuke Saito
栄亮 斉藤
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AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】所定角度範囲内の入射光のみを選択的に散乱す
る特性の光制御フィルム3aと、異なった特性の光制御
フィルム3bとを積層した積層光制御フィルム23を接
着膜2を介して最外層をなす2枚の透明板状体1,1の
間に積層してなることを特徴とする視界制御板状体4。 【効果】広角度の視界制御角度範囲の制御が可能となっ
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、視界制御板状体、特
に、視界制御合わせガラスに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、建築物に使用される視界を制御す
る板ガラスとしては日本板硝子株式会社より発売されて
いる「アングル21(商品名)」、視界を制御するフィ
ルムとしては住友化学工業株式会社およびリンテック株
式会社より発売されている「ルミスティー(商品名)」
がある。しかし、これらの視界を制御する板ガラスやフ
ィルムは、板ガラスおよびフィルムの主表面の視界制御
基軸方向に対して、所定角度範囲内の入射光のみを選択
的に散乱し、その所定角度範囲外の入射光は透過する特
性は有するが、その所定角度範囲は極めて限定されたも
のであり、様々な用途に要求される充分な機能を持ち合
わせていない。
【0003】たとえば、かかる製品に関し、板ガラスに
垂直な方向から板ガラスの主表面の視界制御基軸方向に
向かって25度〜55度の範囲(視界遮蔽角度の範囲は
30度)を不透明領域として製造はできるが、板ガラス
に垂直な方向から板ガラスの主表面の視界制御基軸方向
に向かって10度〜90度の範囲(視界遮蔽角度の範囲
は80度)のような広角度範囲を不透明領域として製造
することは困難である。
【0004】このことを図で説明する。図5(a)はフ
ィルム3cの例を示し、3cを板ガラスとするとき、視
界制御基軸方向8は板ガラス3cの主表面上にあり、ま
た、板ガラス3cに垂直な方向9から視界制御基軸方向
8に向かって25度の方向が方向13であり、板ガラス
3cに垂直な方向9から視界制御基軸方向8に向かって
55度の方向が方向14となるので、不透明領域となる
25度〜55度の範囲は方向13と方向14に挟まれる
範囲である。
【0005】また、従来の視界制御ガラスは、板ガラス
に垂直な方向から板ガラスの主表面の視界制御基軸方向
に向かって25度〜55度の範囲(視界遮蔽角度の範囲
は30度)を不透明領域として製造はできるが、この視
界制御基軸方向に対して直角方向である、板ガラスに垂
直な方向から板ガラスの主表面の視界制御基軸方向に向
かって25度〜55度の範囲(視界遮蔽角度の範囲は3
0度)を同時に不透明領域として製造はできなかった。
分かりやすくいうと、板ガラスの上下または左右の視界
の制御は可能であったが、上下と左右を同時に制御する
ことは不可能であった。
【0006】すなわち、従来の視界制御ガラスは視界遮
蔽角度の範囲は狭く、様々な用途に充分耐え得るもので
はなかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、従来
技術が有していた前述の問題点を解消しようとするもの
で、様々な用途に充分耐え得る、視界制御角度の範囲が
広い視界制御板状体、特に視界制御合わせガラスを提供
しようとする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、従来技術の上
記課題に鑑みてなされたものであり、フィルムの主表面
の視界制御基軸方向に対して、所定角度範囲内の入射光
のみを選択的に散乱し、その所定角度範囲外の入射光は
透過する特性を有する光制御フィルムと、フィルムの主
表面の視界制御基軸方向に対して、前記の所定角度範囲
外の角度範囲を含む、所定角度範囲内の入射光のみを選
択的に散乱し、その所定角度範囲外の入射光は透過する
特性を有する1枚以上の光制御フィルムとを、視界制御
基軸方向を一致させて積層してなる積層光制御フィルム
を、少なくとも1枚の透明板状体に積層してなることを
特徴とする視界制御板状体を提供する。
【0009】不透明積層光制御フィルムの保護および視
界制御板状体の強度向上を目的として、かかる積層光制
御フィルムを、最外層をなす2枚の透明板状体の間に積
層してなることを特徴とする視界制御板状体をも提供す
る。
【0010】また、フィルムの主表面の視界制御基軸方
向に対して、所定角度範囲内の入射光のみを選択的に散
乱し、その所定角度範囲外の入射光は透過する特性を有
する光制御フィルムと、前記光制御フィルムと同じ特性
を有する1枚以上の光制御フィルムとを、視界制御基軸
方向を変えて積層してなる積層光制御フィルムを、少な
くとも1枚の透明板状体に積層してなることを特徴とす
る視界制御板状体を提供する。
【0011】積層光制御フィルムの保護および視界制御
板状体の強度向上を目的として、かかる積層光制御フィ
ルムを、最外層をなす2枚の透明板状体の間に積層して
なることを特徴とする視界制御板状体をも提供する。
【0012】なお、フィルムの主表面の視界制御基軸方
向の向きを変えるに際しては、この向きを互いに直角方
向になるようにするのが最も効率がよい。
【0013】また、フィルムの主表面の視界制御基軸方
向に対して、所定角度範囲内の入射光のみを選択的に散
乱し、その所定角度範囲外の入射光は透過する特性を有
する光制御フィルムと、フィルムの主表面の視界制御基
軸方向に対して、前記の所定角度範囲外の角度範囲を含
む、所定角度範囲内の入射光のみを選択的に散乱し、そ
の所定角度範囲外の入射光は透過する特性を有する1枚
以上の光制御フィルムとを、視界制御基軸方向を一致さ
せて積層し、さらに、特性が異なる前記の種々の光制御
フィルムについて、同じ特性を有する各々1枚以上の光
制御フィルムを、視界制御基軸方向を変えて積層してな
る積層光制御フィルムを、少なくとも1枚の透明板状体
に積層してなることを特徴とする視界制御板状体を提供
する。
【0014】積層光制御フィルムの保護および視界制御
板状体の強度向上を目的として、かかる積層光制御フィ
ルムを、最外層をなす2枚の透明板状体の間に積層して
なることを特徴とする視界制御板状体をも提供する。
【0015】なお、フィルムの主表面の視界制御基軸方
向の向きを変えるに際しては、この向きを互いに直角方
向になるようにするのが最も効率がよい。
【0016】なお、上記説明における、フィルムの主表
面の視界制御基軸方向に対して、所定角度範囲内の入射
光のみを選択的に散乱し、その所定角度範囲外の入射光
は透過する特性を有する光制御フィルムとは、好ましく
は、フィルムの主表面の視界制御基軸方向に対して、光
制御フィルムに対し垂直な方向から所定角度範囲内の入
射光のみを選択的にほぼ100%散乱し、その所定角度
範囲外の入射光は透過する特性を有する光制御フィルム
である。
【0017】しかも、このフィルムに対する入射光の射
影が視界制御基軸方向と異なる場合で、かつ、視界制御
基軸方向とフィルムに垂直な方向がつくる面に対する入
射光の射影が、入射光を選択的に散乱する所定角度範囲
内にある場合において、フィルムに対する入射光の射影
が視界制御基軸方向となす角度をΘとすると、かかる入
射光の不透明度はCOSΘとなる特性を有する光制御フ
ィルムでもある。
【0018】また、フィルムの主表面の視界制御基軸方
向に対して、前記の所定角度範囲外の角度範囲を含む、
所定角度範囲内の入射光のみを選択的に散乱し、その所
定角度範囲外の入射光は透過することは、たとえば、
「所定角度範囲」を30〜60度とするときに、「所定
角度範囲外の角度範囲を含む、所定角度範囲」とは、0
〜30度、60〜90度、あるいは−30〜−60度な
どを好ましい範囲とするものであるが、0〜35度の範
囲などをも含むものである。
【0019】しかし、所定角度範囲を30〜60度とす
るときに、たとえば、45〜55度のように30〜60
度の範囲に完全に包含される範囲はなんら効果がないの
で、本発明の「所定角度範囲外の角度範囲を含む、所定
角度範囲」に含まれない。
【0020】なお、透明板状体としては、板ガラス、ポ
リカーボネート板、アクリル樹脂板、塩化ビニル樹脂板
などが使用できる。板ガラスは硬度が高く、耐熱性にも
優れ好適である。板ガラスを用いて合わせガラスとして
使用する場合には、接着剤または接着シートにより、光
制御フィルムと他の光制御フィルム、および光制御フィ
ルムと板ガラスを接着して合わせガラス化できる。かく
して、視界制御合わせガラスを提供できる。
【0021】フィルムの主表面の視界制御基軸方向に対
して、所定角度範囲内の入射光のみを選択的に散乱し、
その所定角度範囲外の入射光は透過する特性を有する光
制御フィルムとしては、住友化学工業株式会社およびリ
ンテック株式会社より発売されている「ルミスティー
(商品名)」などを使用できる。また、光制御フィルム
と光制御フィルムとを接着する接着シート、および、光
制御フィルムと透明板ガラスとを接着する接着シートと
しては、ポリ・ビニール・ブチラール製の接着シートや
エチレン・酢酸ビニール共重合体の接着シートなどを使
用できる。
【0022】なお、透明板状体を板ガラスとし、かつ接
着膜を用いる場合における本発明の視界制御合わせガラ
スの好ましい態様では、フィルムの主表面の視界制御基
軸方向に対して、所定角度範囲内の入射光のみを選択的
に散乱し、その所定角度範囲外の入射光は透過する特性
を有する光制御フィルムと、フィルムの主表面の視界制
御基軸方向に対して、前記の所定角度範囲とは異なる所
定角度範囲内の入射光のみを選択的に散乱しその所定角
度範囲外の入射光は透過する、異なった特性を有する、
1枚以上の光制御フィルムとを、フィルムの主表面の視
界制御基軸方向の向きを一致させて、接着剤または接着
膜により接着して積層し、さらに、これらの光制御フィ
ルムの外側に透明板ガラスが接着剤または接着膜により
接着してある。
【0023】あるいは、フィルムの主表面の視界制御基
軸方向に対して、所定角度範囲内の入射光のみを選択的
に散乱し、その所定角度範囲外の入射光は透過する特性
を有する光制御フィルムと、前記光制御フィルムと特性
が同じ他の1枚以上の光制御フィルムとを、フィルムの
主表面の視界制御基軸方向の向きを変えて、接着剤また
は接着膜により接着して積層し、さらに、これらの光制
御フィルムの外側に透明板ガラスが接着剤または接着膜
により接着してある。
【0024】あるいは、フィルムの主表面の視界制御基
軸方向に対して、所定角度範囲内の入射光のみを選択的
に散乱し、その所定角度範囲外の入射光は透過する特性
を有する光制御フィルムと、フィルムの主表面の視界制
御基軸方向に対して、前記の所定角度範囲とは異なる所
定角度範囲内の入射光のみを選択的に散乱しその所定角
度範囲外の入射光は透過する、異なった特性を有する、
1枚以上の光制御フィルムとを、フィルムの主表面の視
界制御基軸方向を一致させて、接着剤または接着膜によ
り接着して積層し、さらに、特性が異なる前記の種々の
光制御フィルムについて、各々特性が同じ他の1枚以上
の光制御フィルムを、フィルムの主表面の視界制御基軸
方向を変えて、接着剤または接着膜により接着して積層
し、さらに、これらの光制御フィルムの外側に透明板ガ
ラスが接着剤または接着膜により接着してある。
【0025】
【実施例】
実施例1 図1に断面図が記載してある視界制御板状体4を作製す
る。なお、この視界制御板状体は、2枚の光制御フィル
ム3a、3bが接着膜2で互いに接着されてなる積層光
制御フィルム23が接着膜2により被着する状態で2枚
の透明板ガラス1、1の間に積層された構造となってい
る。
【0026】ここで使用される光制御フィルム3aは、
図4(a)に図示してあるように、光制御フィルムに垂
直な方向9(板ガラスに垂直な方向)から光制御フィル
ムの主表面の視界制御基軸方向8に向かって0度(方向
9)〜55度(方向10)の角度範囲内の入射光11の
みを選択的に散乱し(不透明の意を×印で記載)、その
所定角度範囲外の入射光は透過する特性(視界遮蔽角度
範囲:0〜55度)を有する。
【0027】また、光制御フィルム3bは、図4(b)
に図示してあるように、光制御フィルムに垂直な方向9
(板ガラスに垂直な方向)から光制御フィルムの主表面
の視界制御基軸方向8に向かって55度〜90度の角度
範囲内の入射光12のみを選択的に散乱し、その所定角
度範囲外の入射光は透過する特性(視界遮蔽角度範囲:
55〜90度)を有する。また、フィルム3a、3bは
視界制御基軸方向が互いに同じになるようにして接着し
てある。
【0028】この結果、本実施例の視界制御合わせガラ
スは、光制御フィルムに垂直な方向(板ガラスに垂直な
方向)から光制御フィルムの主表面の視界制御基軸方向
に向かって0度〜90度の角度範囲内の入射光のみを選
択的に散乱し、その所定角度範囲外の入射光は透過する
特性(視界遮蔽角度範囲:0〜90度)を有する。
【0029】したがって、光制御フィルムの主表面の視
界制御基軸方向を上向きになるようにして、視界制御合
わせガラスを設置すると、図2に図解してあるように、
板ガラスに垂直な方向を0度の方向6pとするとき、0
度から上向きに90度の範囲は視界が遮蔽され不透明
(図2中では×印で記載)になり、0度から下向きに9
0度の範囲は視界が遮蔽されずに透明(図2中ではo印
で記載)である。詳しく述べれば、図2には視界の角度
の一例が記載されており、6p(正面):不透明、6q
(上向き25度):不透明、6r(上向き50度):不
透明、6s(上向き70度):不透明、6t(下向き4
5度):透明である。
【0030】実施例2 実施例1と同様に、2枚の光制御フィルム3c、3dが
接着膜2で互いに接着されてなる積層光制御フィルム2
3を接着膜2により被着する状態で2枚の透明板ガラス
1、1の間に積層して、視界制御合わせガラスを作製す
る。
【0031】なお、実施例1と異なり、ここで使用され
る光制御フィルム3cは、図5(a)に図示してあるよ
うに、光制御フィルムに垂直な方向9(板ガラスに垂直
な方向)から光制御フィルムの主表面の視界制御基軸方
向8に向かって25度(方向13)から55度(方向1
4)の角度範囲内の入射光15のみを選択的に散乱し、
その所定角度範囲外の入射光は透過する特性(視界遮蔽
角度範囲:25〜55度)を有する。
【0032】また、光制御フィルム3dは、図5(b)
に図示してあるように、光制御フィルムに垂直な方向9
(板ガラスに垂直な方向)から光制御フィルムの主表面
の視界制御基軸方向8に向かって25度(方向17)〜
55度(方向18)の角度範囲内の入射光19および−
25度(方向20)〜−55度(方向21)の角度範囲
内の入射光22のみを選択的に散乱し、その所定角度範
囲外の入射光は透過する特性(視界遮蔽角度範囲:25
〜55度、および−25〜−55度)を有する。
【0033】また、フィルム3c、3dは視界制御基軸
方向が互いに直交するように接着してあり、かつフィル
ム3cおよび3dは視界制御基軸方向が上向きおよび左
向きになるようにして、視界制御合わせガラスが設置し
てある。
【0034】この結果、本実施例の視界制御合わせガラ
スは、板ガラスに垂直な方向(光制御フィルムに垂直な
方向)を0度の方向とするとき、上向きに25度〜55
度の範囲、左向きに25度〜55度の範囲、および右向
きに25度〜55度の範囲は視界が遮蔽され不透明にな
り、上向きに0度〜25度の範囲、上向きに55度〜9
0度の範囲、左向きに0度〜25度の範囲、左向きに5
5度〜90度の範囲、および右向きに0度〜25度の範
囲、右向きに55度〜90度の範囲、および下向きに0
度〜90度の範囲は視界が遮蔽されずに透明である。
【0035】詳しく述べれば、図3には視界の角度の一
例が記載されており、7p(正面):透明、7q(上向
き30度):不透明、7r(左向き30度):不透明、
7s(右向き30度):不透明、7t(下向き30
度):透明である。
【0036】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成されて
いるので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0037】本発明の上記の作用により、本発明の視界
制御合わせガラスは、今まで制御できなかった広角度の
視界制御角度範囲を制御することが可能となった。ま
た、板ガラスに向かって左右方向と上下方向の視界を同
時に制御することが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の視界制御板状体の要部断面図
【図2】本発明の視界制御板状体の視界範囲の説明図
【図3】本発明の視界制御板状体の視界範囲の説明図
【図4】実施例1に用いられている光制御フィルムの視
界範囲の説明図
【図5】実施例2に用いられている光制御フィルムの視
界範囲の説明図
【符号の説明】
1:板ガラス 2:接着膜 3a、3b:光制御フィルム 4:視界制御板状体 5:眼(視点) 8:視界制御基軸方向 9:光制御フィルムに垂直な方向 23:積層光制御フィルム

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フィルムの主表面の視界制御基軸方向に対
    して、所定角度範囲内の入射光のみを選択的に散乱し、
    その所定角度範囲外の入射光は透過する特性を有する光
    制御フィルムと、フィルムの主表面の視界制御基軸方向
    に対して、前記の所定角度範囲外の角度範囲を含む、所
    定角度範囲内の入射光のみを選択的に散乱し、その所定
    角度範囲外の入射光は透過する特性を有する1枚以上の
    光制御フィルムとを、視界制御基軸方向を一致させて積
    層してなる積層光制御フィルムを、少なくとも1枚の透
    明板状体に積層してなることを特徴とする視界制御板状
    体。
  2. 【請求項2】フィルムの主表面の視界制御基軸方向に対
    して、所定角度範囲内の入射光のみを選択的に散乱し、
    その所定角度範囲外の入射光は透過する特性を有する光
    制御フィルムと、前記光制御フィルムと同じ特性を有す
    る1枚以上の光制御フィルムとを、視界制御基軸方向を
    変えて積層してなる積層光制御フィルムを、少なくとも
    1枚の透明板状体に積層してなることを特徴とする視界
    制御板状体。
  3. 【請求項3】フィルムの主表面の視界制御基軸方向に対
    して、所定角度範囲内の入射光のみを選択的に散乱し、
    その所定角度範囲外の入射光は透過する特性を有する光
    制御フィルムと、フィルムの主表面の視界制御基軸方向
    に対して、前記の所定角度範囲外の角度範囲を含む、所
    定角度範囲内の入射光のみを選択的に散乱し、その所定
    角度範囲外の入射光は透過する特性を有する1枚以上の
    光制御フィルムとを、視界制御基軸方向を一致させて積
    層し、さらに、特性が異なる前記の種々の光制御フィル
    ムについて、同じ特性を有する各々1枚以上の光制御フ
    ィルムを、視界制御基軸方向を変えて積層してなる積層
    光制御フィルムを、少なくとも1枚の透明板状体に積層
    してなることを特徴とする視界制御板状体。
JP22375894A 1994-09-19 1994-09-19 視界制御板状体 Pending JPH0886907A (ja)

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