JPH0884197A - 情報通信カードシステム - Google Patents
情報通信カードシステムInfo
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- JPH0884197A JPH0884197A JP6217091A JP21709194A JPH0884197A JP H0884197 A JPH0884197 A JP H0884197A JP 6217091 A JP6217091 A JP 6217091A JP 21709194 A JP21709194 A JP 21709194A JP H0884197 A JPH0884197 A JP H0884197A
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- Information Transfer Between Computers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】携帯性のある情報通信カードを用いることによ
り，利用者の必要とする最適な通信網を自動的に選択し
て通信できるようにし，多様化する情報通信網や通信サ
ービスを意識することなく効率的に利用できるようにす
る。 【構成】情報通信カード200 内に蓄積し管理している利
用者の個人情報と，情報処理装置100 または情報通信処
理装置300 から入力した通信要求の利用者要求サービス
特性情報と，情報通信処理装置300 から読み取った通信
サービス特性情報とから，最適な通信網／通信サービス
を自動的に選択し，その接続操作を行う情報通信処理装
置300 へ通知する。
り，利用者の必要とする最適な通信網を自動的に選択し
て通信できるようにし，多様化する情報通信網や通信サ
ービスを意識することなく効率的に利用できるようにす
る。 【構成】情報通信カード200 内に蓄積し管理している利
用者の個人情報と，情報処理装置100 または情報通信処
理装置300 から入力した通信要求の利用者要求サービス
特性情報と，情報通信処理装置300 から読み取った通信
サービス特性情報とから，最適な通信網／通信サービス
を自動的に選択し，その接続操作を行う情報通信処理装
置300 へ通知する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は情報通信システムの通信
方式に関し，特にカード（情報通信カード）により自動
的に最適な通信ルートを選択し通信を行う情報通信カー
ドシステムに関する。
方式に関し，特にカード（情報通信カード）により自動
的に最適な通信ルートを選択し通信を行う情報通信カー
ドシステムに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の通信方法では，サービス種別や通
信メディア等の違いにより利用者が判断しなければなら
ないパラメータ（通信網や通信料課金体系等）が多過ぎ
るため，通信サービスの最適な選択が複雑で困難であ
り，十分にサービスを利用できないことがあった。ま
た，通信するごとに利用者が自ら通信網に接続するため
のサービスコードをダイヤルして通信するケースがほと
んどであった。
信メディア等の違いにより利用者が判断しなければなら
ないパラメータ（通信網や通信料課金体系等）が多過ぎ
るため，通信サービスの最適な選択が複雑で困難であ
り，十分にサービスを利用できないことがあった。ま
た，通信するごとに利用者が自ら通信網に接続するため
のサービスコードをダイヤルして通信するケースがほと
んどであった。
【０００３】一方，利用できる通信網のうちで一番低料
金の通信網を自動的に選択し発呼する機能も利用されて
いるが，通信端末個々が持つ機能であるため通信端末に
より操作性が異なり，利用できる通信網も通信端末ごと
に契約した通信網に限られるなどの制限があった。
金の通信網を自動的に選択し発呼する機能も利用されて
いるが，通信端末個々が持つ機能であるため通信端末に
より操作性が異なり，利用できる通信網も通信端末ごと
に契約した通信網に限られるなどの制限があった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】近年，情報化社会の進
展に伴い，様々な情報通信網が整備されると共に，情報
通信サービスの多様化が進んでいる。このため，各情報
通信網および情報通信サービスの通信料課金体系も多様
化し複雑になっており，利用者は通信する手段に対して
どの通信サービスを利用すれば最も効率的か，またどの
通信網を利用すれば最も経済的かを簡単に判断できない
状況が発生している。
展に伴い，様々な情報通信網が整備されると共に，情報
通信サービスの多様化が進んでいる。このため，各情報
通信網および情報通信サービスの通信料課金体系も多様
化し複雑になっており，利用者は通信する手段に対して
どの通信サービスを利用すれば最も効率的か，またどの
通信網を利用すれば最も経済的かを簡単に判断できない
状況が発生している。
【０００５】また，通信する場合，どの通信網を選択す
るかは通信開始時のダイヤル操作で決まってしまうが，
多様化する通信網と複雑な通信サービス，通信メディア
の違いなどにより端末操作性が異なるため，ダイヤル操
作が複雑になり簡単に操作できず，通信サービスをうま
く利用できないことがあるという欠点があった。
るかは通信開始時のダイヤル操作で決まってしまうが，
多様化する通信網と複雑な通信サービス，通信メディア
の違いなどにより端末操作性が異なるため，ダイヤル操
作が複雑になり簡単に操作できず，通信サービスをうま
く利用できないことがあるという欠点があった。
【０００６】本発明の目的は，利用者の指示に最適な通
信網を自動的に選択し通信できる情報通信カードを用い
ることにより，多様化する情報通信網や通信サービスを
意識することなく通信できる効率的な通信方式を提供す
ることにある。
信網を自動的に選択し通信できる情報通信カードを用い
ることにより，多様化する情報通信網や通信サービスを
意識することなく通信できる効率的な通信方式を提供す
ることにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】図１は本発明の原理説明
図である。図中，１００は情報処理装置，２００はＩＣ
カード等によって構成される情報通信カード，３００は
情報通信処理装置，４００は各種の通信網，５００は情
報通信サービスを提供する情報センタを表す。
図である。図中，１００は情報処理装置，２００はＩＣ
カード等によって構成される情報通信カード，３００は
情報通信処理装置，４００は各種の通信網，５００は情
報通信サービスを提供する情報センタを表す。
【０００８】情報通信カード２００は，カードを所有す
る利用者の利用可能な通信サービスの情報に関する利用
者通信サービス特性情報を蓄積し管理する利用者通信サ
ービス特性情報蓄積・管理手段２１０と，通信網４００
または情報センタ５００等が提供するサービスの特性情
報に関する通信サービス特性情報，および利用者が要求
する通信サービスの特性情報に関する利用者要求サービ
ス特性情報を入出力し，それらの情報と利用者通信サー
ビス特性情報蓄積・管理手段２１０が管理する利用者通
信サービス特性情報とをもとにして，利用者が必要とす
る通信網，通信サービスまたはその双方を選択し，情報
通信処理装置３００に通知する通信網／通信サービス選
択・通知手段２２０を持つ。
る利用者の利用可能な通信サービスの情報に関する利用
者通信サービス特性情報を蓄積し管理する利用者通信サ
ービス特性情報蓄積・管理手段２１０と，通信網４００
または情報センタ５００等が提供するサービスの特性情
報に関する通信サービス特性情報，および利用者が要求
する通信サービスの特性情報に関する利用者要求サービ
ス特性情報を入出力し，それらの情報と利用者通信サー
ビス特性情報蓄積・管理手段２１０が管理する利用者通
信サービス特性情報とをもとにして，利用者が必要とす
る通信網，通信サービスまたはその双方を選択し，情報
通信処理装置３００に通知する通信網／通信サービス選
択・通知手段２２０を持つ。
【０００９】情報処理装置１００は，利用者が必要とす
る利用者要求サービス特性情報を入力して情報通信カー
ド２００に対して通知する利用者要求サービス特性情報
通知手段１１０を持つ。
る利用者要求サービス特性情報を入力して情報通信カー
ド２００に対して通知する利用者要求サービス特性情報
通知手段１１０を持つ。
【００１０】情報通信処理装置３００は，通信サービス
特性情報を情報通信カード２００に対して通知する通信
サービス特性情報通知手段３１０と，情報通信カード２
００が選択した通信網／通信サービスに関する情報を入
力し，それらとの接続操作を実行して通信を行う通信制
御手段３２０を持つ。
特性情報を情報通信カード２００に対して通知する通信
サービス特性情報通知手段３１０と，情報通信カード２
００が選択した通信網／通信サービスに関する情報を入
力し，それらとの接続操作を実行して通信を行う通信制
御手段３２０を持つ。
【００１１】上記の情報処理装置１００が持つ利用者要
求サービス特性情報通知手段１１０の機能を，情報通信
処理装置３００内に利用者要求サービス特性情報通知手
段３３０として用意してもよい。
求サービス特性情報通知手段１１０の機能を，情報通信
処理装置３００内に利用者要求サービス特性情報通知手
段３３０として用意してもよい。
【００１２】
【作用】本発明では，携帯性のある情報通信カード２０
０を用いることにより，情報通信カード２００内の利用
者の個人情報である利用者通信サービス特性情報と，通
信要求入力情報である利用者要求サービス特性情報と，
情報通信処理装置３００から読み取った情報通信処理装
置３００により利用可能な通信網／通信サービスに関す
る通信サービス特性情報とから，利用者の指示に最適な
通信網／通信サービスを自動的に選択する。情報通信処
理装置（端末）２００の設置場所や移動可能な情報通信
端末においてはその利用場所によらず，情報通信カード
２００を情報通信処理装置３００に接続するだけで，多
様化する通信サービスや複雑な料金体系を意識すること
なく自動的に通信することができる。
０を用いることにより，情報通信カード２００内の利用
者の個人情報である利用者通信サービス特性情報と，通
信要求入力情報である利用者要求サービス特性情報と，
情報通信処理装置３００から読み取った情報通信処理装
置３００により利用可能な通信網／通信サービスに関す
る通信サービス特性情報とから，利用者の指示に最適な
通信網／通信サービスを自動的に選択する。情報通信処
理装置（端末）２００の設置場所や移動可能な情報通信
端末においてはその利用場所によらず，情報通信カード
２００を情報通信処理装置３００に接続するだけで，多
様化する通信サービスや複雑な料金体系を意識すること
なく自動的に通信することができる。
【００１３】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照して説明
する。 〔第１の実施例〕図２は本発明の第１の実施例のブロッ
ク構成図，図３は本発明の第１の実施例の信号シーケン
ス図である。
する。 〔第１の実施例〕図２は本発明の第１の実施例のブロッ
ク構成図，図３は本発明の第１の実施例の信号シーケン
ス図である。
【００１４】本実施例では，図１に示す情報処理装置１
００が図２の携帯情報端末１に対応し，利用者要求サー
ビス特性情報通知手段１１０は，携帯情報端末１の主に
カード接続制御部１１，通信情報制御部１２，情報入力
部１４により実現される。また，図１に示す情報通信カ
ード２００が図２の情報通信カード２に対応し，利用者
通信サービス特性情報蓄積・管理手段２１０は利用者契
約サービス情報蓄積・管理部２５に相当する。通信網／
通信サービス選択・通知手段２２０は，主に携帯端末／
通信端末接続制御部２１とサービス利用情報作成部２３
と通信情報判断部２４によって実現される。図１に示す
情報通信処理装置３００が図２の情報通信端末３に対応
し，通信サービス特性情報通知手段３１０は主に通信サ
ービス特性情報蓄積・管理部３３，蓄積情報読み取り制
御部３６，カード接続制御部３５によって実現される。
また，通信制御手段３２０は通信指示部３２および回線
・通信制御部３１に対応している。
００が図２の携帯情報端末１に対応し，利用者要求サー
ビス特性情報通知手段１１０は，携帯情報端末１の主に
カード接続制御部１１，通信情報制御部１２，情報入力
部１４により実現される。また，図１に示す情報通信カ
ード２００が図２の情報通信カード２に対応し，利用者
通信サービス特性情報蓄積・管理手段２１０は利用者契
約サービス情報蓄積・管理部２５に相当する。通信網／
通信サービス選択・通知手段２２０は，主に携帯端末／
通信端末接続制御部２１とサービス利用情報作成部２３
と通信情報判断部２４によって実現される。図１に示す
情報通信処理装置３００が図２の情報通信端末３に対応
し，通信サービス特性情報通知手段３１０は主に通信サ
ービス特性情報蓄積・管理部３３，蓄積情報読み取り制
御部３６，カード接続制御部３５によって実現される。
また，通信制御手段３２０は通信指示部３２および回線
・通信制御部３１に対応している。
【００１５】情報通信システムのサービスを実現するた
め，あらかじめ情報通信端末３内の通信サービス特性情
報蓄積・管理部３３に，通信サービス特性情報として，
情報通信端末３が加入している通信網サービスおよび情
報センタサービスに対応した最新の通信料課金体系デー
タである最新通信料課金データ情報と，そのバージョン
情報と，情報通信端末３の設置エリアを示す情報通信端
末設置エリア市外局番情報と，情報通信端末３が接続可
能な通信網を示す接続可能通信網情報とを設定してお
く。
め，あらかじめ情報通信端末３内の通信サービス特性情
報蓄積・管理部３３に，通信サービス特性情報として，
情報通信端末３が加入している通信網サービスおよび情
報センタサービスに対応した最新の通信料課金体系デー
タである最新通信料課金データ情報と，そのバージョン
情報と，情報通信端末３の設置エリアを示す情報通信端
末設置エリア市外局番情報と，情報通信端末３が接続可
能な通信網を示す接続可能通信網情報とを設定してお
く。
【００１６】また，あらかじめ情報通信カード２内の利
用者契約サービス情報蓄積・管理部２５に，利用者通信
サービス特性情報として，利用者が契約している通信網
サービスおよび情報センタサービス等の利用者契約サー
ビス情報を設定し，通信料課金データ情報蓄積・管理部
２６に利用者が契約している通信網サービスおよび情報
センタサービスに対応した通信料課金体系データである
通信料課金データ情報を設定しておく。
用者契約サービス情報蓄積・管理部２５に，利用者通信
サービス特性情報として，利用者が契約している通信網
サービスおよび情報センタサービス等の利用者契約サー
ビス情報を設定し，通信料課金データ情報蓄積・管理部
２６に利用者が契約している通信網サービスおよび情報
センタサービスに対応した通信料課金体系データである
通信料課金データ情報を設定しておく。
【００１７】本サービスの利用者が携帯情報端末１に情
報通信カード２を挿入すると，情報通信カード２の携帯
端末／通信端末接続制御部２１と携帯情報端末１のカー
ド接続制御部１１間の接続処理が行われ，カード接続制
御部１１からカード情報読み取り制御部１３に接続完了
情報が転送される。この接続完了情報により，カード情
報読み取り制御部１３は，利用者契約サービス情報の要
求情報を作成してカード接続制御部１１に転送する。こ
の要求情報を受けたカード接続制御部１１は，携帯端末
／通信端末接続制御部２１との間で要求情報転送処理を
行い，携帯端末／通信端末接続制御部２１は，さらにそ
の要求情報を利用者契約サービス情報読み取り制御部２
２に転送する。
報通信カード２を挿入すると，情報通信カード２の携帯
端末／通信端末接続制御部２１と携帯情報端末１のカー
ド接続制御部１１間の接続処理が行われ，カード接続制
御部１１からカード情報読み取り制御部１３に接続完了
情報が転送される。この接続完了情報により，カード情
報読み取り制御部１３は，利用者契約サービス情報の要
求情報を作成してカード接続制御部１１に転送する。こ
の要求情報を受けたカード接続制御部１１は，携帯端末
／通信端末接続制御部２１との間で要求情報転送処理を
行い，携帯端末／通信端末接続制御部２１は，さらにそ
の要求情報を利用者契約サービス情報読み取り制御部２
２に転送する。
【００１８】要求情報を受けた利用者契約サービス情報
読み取り制御部２２は，利用者契約サービス情報蓄積・
管理部２５内に蓄積された利用者契約サービス情報を読
み取り，携帯端末／通信端末接続制御部２１へ転送す
る。携帯端末／通信端末接続制御部２１は，カード接続
制御部１１との間で利用者契約サービス情報転送処理を
行い，カード接続制御部１１は，さらにその利用者契約
サービス情報を通信情報制御部１２へ転送する。
読み取り制御部２２は，利用者契約サービス情報蓄積・
管理部２５内に蓄積された利用者契約サービス情報を読
み取り，携帯端末／通信端末接続制御部２１へ転送す
る。携帯端末／通信端末接続制御部２１は，カード接続
制御部１１との間で利用者契約サービス情報転送処理を
行い，カード接続制御部１１は，さらにその利用者契約
サービス情報を通信情報制御部１２へ転送する。
【００１９】利用者契約サービス情報を受けた通信情報
制御部１２は，利用者契約サービスの通知情報を作成し
て情報表示部１５に転送し，ここで利用者契約サービス
情報の表示を行う。
制御部１２は，利用者契約サービスの通知情報を作成し
て情報表示部１５に転送し，ここで利用者契約サービス
情報の表示を行う。
【００２０】これに対し，本サービスの利用者が情報表
示部１５に表示された利用者契約サービス情報を参考に
しながら，情報入力部１４から通信メディアや通信相手
先番号（相手情報通信端末番号または情報センタ番号）
等の利用者要求サービス特性情報（以下，通信要求情報
という）を入力すると，その入力情報は通信情報制御部
１２に転送され，通信情報制御部１２は通信要求情報の
入力情報と利用者契約サービス情報との照合処理を行
う。この際，情報入力部１４から入力する情報について
は音声等の入力情報を含んでもよい。
示部１５に表示された利用者契約サービス情報を参考に
しながら，情報入力部１４から通信メディアや通信相手
先番号（相手情報通信端末番号または情報センタ番号）
等の利用者要求サービス特性情報（以下，通信要求情報
という）を入力すると，その入力情報は通信情報制御部
１２に転送され，通信情報制御部１２は通信要求情報の
入力情報と利用者契約サービス情報との照合処理を行
う。この際，情報入力部１４から入力する情報について
は音声等の入力情報を含んでもよい。
【００２１】照合処理を行った結果，通信要求情報の入
力情報が利用可能であれば，通信情報制御部１２は，そ
の入力情報をカード接続制御部１１に転送し，入力情報
を受けたカード接続制御部１１は，端末接続制御部２１
との間で入力情報転送処理を行い，端末接続制御部２１
は，さらにその入力情報を携帯端末入力情報蓄積・管理
部２７に転送する。
力情報が利用可能であれば，通信情報制御部１２は，そ
の入力情報をカード接続制御部１１に転送し，入力情報
を受けたカード接続制御部１１は，端末接続制御部２１
との間で入力情報転送処理を行い，端末接続制御部２１
は，さらにその入力情報を携帯端末入力情報蓄積・管理
部２７に転送する。
【００２２】携帯端末入力情報蓄積・管理部２７は，そ
の入力情報の蓄積管理処理を行うと同時に入力情報の入
力完了情報を作成して，携帯端末／通信端末接続制御部
２１に転送する。入力完了情報を受けた携帯端末／通信
端末接続制御部２１は，カード接続制御部１１との間で
入力完了情報転送処理を行い，カード接続制御部１１
は，さらにその入力完了情報を通信情報制御部１２に転
送する。
の入力情報の蓄積管理処理を行うと同時に入力情報の入
力完了情報を作成して，携帯端末／通信端末接続制御部
２１に転送する。入力完了情報を受けた携帯端末／通信
端末接続制御部２１は，カード接続制御部１１との間で
入力完了情報転送処理を行い，カード接続制御部１１
は，さらにその入力完了情報を通信情報制御部１２に転
送する。
【００２３】入力完了情報を受けた通信情報制御部１２
は，入力完了通知情報を作成して情報表示部１５に転送
し，ここで入力完了情報の表示を行う。一方，通信情報
制御部１２において，通信要求情報の入力情報と利用者
契約サービス情報の照合処理を行った結果，その入力情
報が利用不可であれば，入力情報利用不可通知情報を作
成して情報表示部１５に転送し，ここで入力情報利用不
可情報の表示を行う。この際，利用者は情報入力部１４
より，新たに通信メディアや通信相手先番号等の通信要
求情報を入力することにより，情報入力操作を継続する
ことができる。
は，入力完了通知情報を作成して情報表示部１５に転送
し，ここで入力完了情報の表示を行う。一方，通信情報
制御部１２において，通信要求情報の入力情報と利用者
契約サービス情報の照合処理を行った結果，その入力情
報が利用不可であれば，入力情報利用不可通知情報を作
成して情報表示部１５に転送し，ここで入力情報利用不
可情報の表示を行う。この際，利用者は情報入力部１４
より，新たに通信メディアや通信相手先番号等の通信要
求情報を入力することにより，情報入力操作を継続する
ことができる。
【００２４】次に，本サービスの利用者が携帯情報端末
１からの通信要求情報入力の済んだ情報通信カード２を
引き出し，街頭等に設置された公衆端末等の情報通信端
末３に挿入すると，情報通信端末３のカード接続制御部
３５と情報通信カード２の携帯端末／通信端末接続制御
部２１間の接続処理が行われ，携帯端末／通信端末接続
制御部２１から通信情報判断部２４へ接続完了情報が転
送される。通信情報判断部２４は，最新通信料課金デー
タバージョン情報の要求情報を作成して，携帯端末／通
信端末接続制御部２１へ転送する。最新バージョン要求
情報を受けた携帯端末／通信端末接続制御部２１は，カ
ード接続制御部３５との間で最新バージョン要求情報転
送処理を行い，カード接続制御部３５は，さらにその最
新バージョン要求情報を蓄積情報読み取り制御部３６に
転送する。
１からの通信要求情報入力の済んだ情報通信カード２を
引き出し，街頭等に設置された公衆端末等の情報通信端
末３に挿入すると，情報通信端末３のカード接続制御部
３５と情報通信カード２の携帯端末／通信端末接続制御
部２１間の接続処理が行われ，携帯端末／通信端末接続
制御部２１から通信情報判断部２４へ接続完了情報が転
送される。通信情報判断部２４は，最新通信料課金デー
タバージョン情報の要求情報を作成して，携帯端末／通
信端末接続制御部２１へ転送する。最新バージョン要求
情報を受けた携帯端末／通信端末接続制御部２１は，カ
ード接続制御部３５との間で最新バージョン要求情報転
送処理を行い，カード接続制御部３５は，さらにその最
新バージョン要求情報を蓄積情報読み取り制御部３６に
転送する。
【００２５】最新バージョン要求情報を受けた蓄積情報
読み取り制御部３６は，通信サービス特性情報蓄積・管
理部３３内に蓄積された最新通信料課金データのバージ
ョン情報を読み取り，カード接続制御部３５へ転送す
る。これに対し，カード接続制御部３５は，携帯端末／
通信端末接続制御部２１との間で最新バージョン情報転
送処理を行い，携帯端末／通信端末接続制御部２１は，
さらにその最新バージョン情報を通信情報判断部２４に
転送する。
読み取り制御部３６は，通信サービス特性情報蓄積・管
理部３３内に蓄積された最新通信料課金データのバージ
ョン情報を読み取り，カード接続制御部３５へ転送す
る。これに対し，カード接続制御部３５は，携帯端末／
通信端末接続制御部２１との間で最新バージョン情報転
送処理を行い，携帯端末／通信端末接続制御部２１は，
さらにその最新バージョン情報を通信情報判断部２４に
転送する。
【００２６】最新バージョン情報を受けた通信情報判断
部２４は，通信料課金データ情報蓄積・管理部２６内に
あらかじめ蓄積された通信料課金データのバージョン情
報を読み取り，受け取った最新バージョン情報との照合
処理を行う。
部２４は，通信料課金データ情報蓄積・管理部２６内に
あらかじめ蓄積された通信料課金データのバージョン情
報を読み取り，受け取った最新バージョン情報との照合
処理を行う。
【００２７】照合処理を行った結果，両バージョン情報
が同じ場合，通信情報判断部２４は，情報通信端末設置
エリア市外局番情報と接続可能通信網情報および時刻情
報を要求する要求情報を作成し，携帯端末／通信端末
接続制御部２１に転送する。また，照合処理を行った結
果，両バージョン情報が違う場合，通信情報判断部２４
は，要求情報に加え最新通信料課金データ情報も要求
する要求情報を作成し，携帯端末／通信端末接続制御
部２１に転送する。
が同じ場合，通信情報判断部２４は，情報通信端末設置
エリア市外局番情報と接続可能通信網情報および時刻情
報を要求する要求情報を作成し，携帯端末／通信端末
接続制御部２１に転送する。また，照合処理を行った結
果，両バージョン情報が違う場合，通信情報判断部２４
は，要求情報に加え最新通信料課金データ情報も要求
する要求情報を作成し，携帯端末／通信端末接続制御
部２１に転送する。
【００２８】要求情報またはを受けた携帯端末／通
信端末接続制御部２１は，カード接続制御部３５との間
で要求情報転送処理を行い，カード接続制御部３５は，
さらにその要求情報またはを蓄積情報読み取り制御
部３６に転送する。
信端末接続制御部２１は，カード接続制御部３５との間
で要求情報転送処理を行い，カード接続制御部３５は，
さらにその要求情報またはを蓄積情報読み取り制御
部３６に転送する。
【００２９】蓄積情報読み取り制御部３６は，要求情報
を受けた場合，通信サービス特性情報蓄積・管理部３
３内に蓄積された情報通信端末設置エリア市外局番情報
と接続可能通信網情報を読み取ると共に，時刻情報管理
部３７内に管理されている時刻情報を読み取り，これら
の読み取り情報をカード接続制御部３５に転送する。
また，要求情報を受けた場合には，読み取り情報に
加え，さらに通信サービス特性情報蓄積・管理部３３内
に蓄積された最新通信料課金データ情報も読み取り，こ
れらの読み取り情報をカード接続制御部３５に転送す
る。
を受けた場合，通信サービス特性情報蓄積・管理部３
３内に蓄積された情報通信端末設置エリア市外局番情報
と接続可能通信網情報を読み取ると共に，時刻情報管理
部３７内に管理されている時刻情報を読み取り，これら
の読み取り情報をカード接続制御部３５に転送する。
また，要求情報を受けた場合には，読み取り情報に
加え，さらに通信サービス特性情報蓄積・管理部３３内
に蓄積された最新通信料課金データ情報も読み取り，こ
れらの読み取り情報をカード接続制御部３５に転送す
る。
【００３０】上記の読み取り情報またはを受けたカ
ード接続制御部３５は，携帯端末／通信端末接続制御部
２１との間で読み取り情報転送処理を行い，携帯端末／
通信端末接続制御部２１は，さらにその読み取り情報
またはを通信情報判断部２４に転送する。
ード接続制御部３５は，携帯端末／通信端末接続制御部
２１との間で読み取り情報転送処理を行い，携帯端末／
通信端末接続制御部２１は，さらにその読み取り情報
またはを通信情報判断部２４に転送する。
【００３１】ここで通信情報判断部２４は，読み取り情
報を受けた場合には，携帯端末入力情報蓄積・管理部
２７内に蓄積された利用者入力情報と，通信料課金デー
タ情報蓄積・管理部２６内に蓄積された通信料課金デー
タ情報とを読み取り，また，読み取り情報を受けた場
合には，携帯端末入力情報蓄積・管理部２７内に蓄積さ
れた利用者入力情報を読み取った後，これらの情報（時
刻情報，情報通信端末設置エリア市外局番情報，接続可
能通信網情報，最新通信料課金データ情報，利用者入力
情報）を照合して最適な接続ルート（情報通信網）を判
断し，利用者の指示条件に該当する通信網サービス，情
報センタサービスを選択し，この選択情報を作成すると
共に，携帯情報端末入力情報に含まれる通信相手先番号
情報をサービス利用情報作成部２３へ転送する。なお，
上記の情報をもとに最適な通信網サービスや情報センタ
サービスを選択することは，例えばあらかじめ用意した
選択用のテーブルや所定の計算式を用いた評価により容
易に実施することができるので，ここでの詳しい説明は
省略する。
報を受けた場合には，携帯端末入力情報蓄積・管理部
２７内に蓄積された利用者入力情報と，通信料課金デー
タ情報蓄積・管理部２６内に蓄積された通信料課金デー
タ情報とを読み取り，また，読み取り情報を受けた場
合には，携帯端末入力情報蓄積・管理部２７内に蓄積さ
れた利用者入力情報を読み取った後，これらの情報（時
刻情報，情報通信端末設置エリア市外局番情報，接続可
能通信網情報，最新通信料課金データ情報，利用者入力
情報）を照合して最適な接続ルート（情報通信網）を判
断し，利用者の指示条件に該当する通信網サービス，情
報センタサービスを選択し，この選択情報を作成すると
共に，携帯情報端末入力情報に含まれる通信相手先番号
情報をサービス利用情報作成部２３へ転送する。なお，
上記の情報をもとに最適な通信網サービスや情報センタ
サービスを選択することは，例えばあらかじめ用意した
選択用のテーブルや所定の計算式を用いた評価により容
易に実施することができるので，ここでの詳しい説明は
省略する。
【００３２】この際，通信情報判断部２４は先に述べた
読み取り情報を受けた時のみ，最新通信料課金データ
情報と先に受けた最新通信料課金データのバージョン情
報とを通信料課金データ情報蓄積・管理部２６へ転送す
る。この情報を受けた通信料課金データ情報蓄積・管理
部２６は，あらかじめ保持していた情報に，受け取った
最新通信料課金データ情報とそのバージョン情報を上書
きし，それらを蓄積管理処理する。
読み取り情報を受けた時のみ，最新通信料課金データ
情報と先に受けた最新通信料課金データのバージョン情
報とを通信料課金データ情報蓄積・管理部２６へ転送す
る。この情報を受けた通信料課金データ情報蓄積・管理
部２６は，あらかじめ保持していた情報に，受け取った
最新通信料課金データ情報とそのバージョン情報を上書
きし，それらを蓄積管理処理する。
【００３３】またここで，情報通信カード２内の通信情
報判断部２４において自動的に判断している最適な接続
ルート（情報通信網）等の情報に対し，幾つかの選択候
補情報を作成して情報通信端末３内の情報表示部３８に
表示し，その選択候補情報を情報入力部３４で選択入力
できるようにすることで，利用者が自ら接続ルート等を
選択できるように容易に拡張可能である。
報判断部２４において自動的に判断している最適な接続
ルート（情報通信網）等の情報に対し，幾つかの選択候
補情報を作成して情報通信端末３内の情報表示部３８に
表示し，その選択候補情報を情報入力部３４で選択入力
できるようにすることで，利用者が自ら接続ルート等を
選択できるように容易に拡張可能である。
【００３４】次に，選択情報と通信相手先番号情報を受
けたサービス利用情報作成部２３は，情報通信網サービ
スおよび相手情報通信端末５（情報センタを含む）の提
供するサービスを受けるのに必要なサービスコード等を
含むサービス利用情報を作成し，携帯端末／通信端末接
続制御部２１に転送する。サービス利用情報を受けた携
帯端末／通信端末接続制御部２１は，カード接続制御部
３５との間でサービス利用情報転送処理を行い，カード
接続制御部３５は，さらにそのサービス利用情報を通信
指示部３２に転送する。
けたサービス利用情報作成部２３は，情報通信網サービ
スおよび相手情報通信端末５（情報センタを含む）の提
供するサービスを受けるのに必要なサービスコード等を
含むサービス利用情報を作成し，携帯端末／通信端末接
続制御部２１に転送する。サービス利用情報を受けた携
帯端末／通信端末接続制御部２１は，カード接続制御部
３５との間でサービス利用情報転送処理を行い，カード
接続制御部３５は，さらにそのサービス利用情報を通信
指示部３２に転送する。
【００３５】サービス利用情報を受けた通信指示部３２
は，そのサービス利用情報をもとにダイヤル発信情報を
作成すると共に，作成したダイヤル発信情報を回線・通
信制御部３１に転送する。ダイヤル発信情報を受けた回
線・通信制御部３１は，回線・通信制御手順処理を行っ
た後，選択した最適な通信網４を介して相手情報通信端
末５に発信する。
は，そのサービス利用情報をもとにダイヤル発信情報を
作成すると共に，作成したダイヤル発信情報を回線・通
信制御部３１に転送する。ダイヤル発信情報を受けた回
線・通信制御部３１は，回線・通信制御手順処理を行っ
た後，選択した最適な通信網４を介して相手情報通信端
末５に発信する。
【００３６】情報通信端末３は，相手情報通信端末５か
ら接続応答情報が送られてくると，その接続応答情報を
回線・通信制御部３１で受信し，回線・通信制御手順処
理を行った後，通信指示部３２に接続応答情報を転送す
る。その後，通信指示部３２は，先に述べたサービス利
用情報をもとに通信サービス手順に従って情報の取得等
を行い，相手情報通信端末５から送られてくる情報につ
いては回線・通信制御部３１で受信し，回線・通信制御
手順処理を行った後，その受信情報を情報表示部３８に
転送し，ここで受信情報の表示を行う。
ら接続応答情報が送られてくると，その接続応答情報を
回線・通信制御部３１で受信し，回線・通信制御手順処
理を行った後，通信指示部３２に接続応答情報を転送す
る。その後，通信指示部３２は，先に述べたサービス利
用情報をもとに通信サービス手順に従って情報の取得等
を行い，相手情報通信端末５から送られてくる情報につ
いては回線・通信制御部３１で受信し，回線・通信制御
手順処理を行った後，その受信情報を情報表示部３８に
転送し，ここで受信情報の表示を行う。
【００３７】ここでもし，相手情報通信端末５が通信中
またはその他の原因で通信不可の場合には，通信網また
は相手情報通信端末５から送られてくる通信不可情報を
回線・通信制御部３１で受信し，回線・通信制御手順処
理を行った後，通信不可情報を情報表示部３８に転送
し，ここで通信不可情報の表示を行う。この際，利用者
は必要に応じて情報入力部３４より通信補助情報を入力
することによって，通信サービスを継続することができ
る。
またはその他の原因で通信不可の場合には，通信網また
は相手情報通信端末５から送られてくる通信不可情報を
回線・通信制御部３１で受信し，回線・通信制御手順処
理を行った後，通信不可情報を情報表示部３８に転送
し，ここで通信不可情報の表示を行う。この際，利用者
は必要に応じて情報入力部３４より通信補助情報を入力
することによって，通信サービスを継続することができ
る。
【００３８】以上の実施例における信号シーケンスは，
図３に示すとおりである。利用者通信要求情報入力フェ
ーズでは，情報通信カード２は携帯情報端末１へ利用者
契約サービス情報を送り，利用者入力情報である利用者
要求サービス特性情報を受け取る。次に，最適通信ルー
ト選択フェーズでは，情報通信カード２は，情報通信端
末３から最新通信料課金データバージョン情報を受け取
ると共に，通信サービス特性情報，時刻情報を受け取
り，最適な通信網／通信サービスを選択してサービス利
用情報として通知する。
図３に示すとおりである。利用者通信要求情報入力フェ
ーズでは，情報通信カード２は携帯情報端末１へ利用者
契約サービス情報を送り，利用者入力情報である利用者
要求サービス特性情報を受け取る。次に，最適通信ルー
ト選択フェーズでは，情報通信カード２は，情報通信端
末３から最新通信料課金データバージョン情報を受け取
ると共に，通信サービス特性情報，時刻情報を受け取
り，最適な通信網／通信サービスを選択してサービス利
用情報として通知する。
【００３９】情報通信フェーズでは，情報通信端末３
は，受け取ったサービス利用情報により相手情報通信端
末５に対し自動発呼を行い，接続応答を受けて，通信サ
ービス手順に応じた通信を行う。
は，受け取ったサービス利用情報により相手情報通信端
末５に対し自動発呼を行い，接続応答を受けて，通信サ
ービス手順に応じた通信を行う。
【００４０】〔第２の実施例〕図４は本発明の第２の実
施例のブロック構成図である。第２の実施例は，第１の
実施例で示した情報通信カードシステムにおける携帯情
報端末１の機能を，情報通信端末３に持たせることによ
り実現する情報通信システムサービスの例である。
施例のブロック構成図である。第２の実施例は，第１の
実施例で示した情報通信カードシステムにおける携帯情
報端末１の機能を，情報通信端末３に持たせることによ
り実現する情報通信システムサービスの例である。
【００４１】第２の実施例では，第１の実施例で説明し
た携帯情報端末１の各部の機能について，カード接続制
御部１１は図４の情報通信端末３のカード接続制御部３
５に，通信情報制御部１２は図４の通信情報制御部３９
に，カード情報読み取り制御部１３は図４の蓄積情報読
み取り制御部３６に，情報入力部１４は図４の情報入力
部３４に，情報表示部１５は図４の情報表示部３８に，
それぞれ対応して実現されるようになっている。
た携帯情報端末１の各部の機能について，カード接続制
御部１１は図４の情報通信端末３のカード接続制御部３
５に，通信情報制御部１２は図４の通信情報制御部３９
に，カード情報読み取り制御部１３は図４の蓄積情報読
み取り制御部３６に，情報入力部１４は図４の情報入力
部３４に，情報表示部１５は図４の情報表示部３８に，
それぞれ対応して実現されるようになっている。
【００４２】本サービスの利用者は，情報通信カード２
を図４に示す情報通信端末３に挿入することにより，第
１の実施例で説明した情報通信カードシステムと同様の
サービスを利用することができる。
を図４に示す情報通信端末３に挿入することにより，第
１の実施例で説明した情報通信カードシステムと同様の
サービスを利用することができる。
【００４３】図３に示す信号シーケンス図において，利
用者通信要求情報入力フェーズの携帯情報端末１と情報
通信カード２との信号シーケンスは，第２の実施例にお
いては携帯情報端末１が情報通信端末３に置き換わる。
用者通信要求情報入力フェーズの携帯情報端末１と情報
通信カード２との信号シーケンスは，第２の実施例にお
いては携帯情報端末１が情報通信端末３に置き換わる。
【００４４】以上，実施例で説明したように，この情報
通信カードシステムは，情報通信カード２内の利用者の
個人情報である利用者通信サービス特性情報と，通信要
求入力情報である利用者要求サービス特性情報と，情報
通信端末３から読み取った情報通信端末の通信サービス
特性情報とから，携帯性のある情報通信カード２内の通
信情報判断部２４が利用者の指示に最適な通信網を自動
的に選択し通信できることを特徴とする。
通信カードシステムは，情報通信カード２内の利用者の
個人情報である利用者通信サービス特性情報と，通信要
求入力情報である利用者要求サービス特性情報と，情報
通信端末３から読み取った情報通信端末の通信サービス
特性情報とから，携帯性のある情報通信カード２内の通
信情報判断部２４が利用者の指示に最適な通信網を自動
的に選択し通信できることを特徴とする。
【００４５】
【発明の効果】以上説明したように，本発明によれば，
利用者は通信メディアや通信相手先番号等の情報を情報
通信カードに入力するだけで，情報通信カードが接続し
た情報通信端末から必要な情報を読み取り自動的に最適
な通信網を選択し，自動発呼することができるため，多
様化する情報通信網や通信サービス，複雑な通信料課金
体系を意識することなく通信することができ，通信サー
ビス利用の効率化および経済化を図ることができる。
利用者は通信メディアや通信相手先番号等の情報を情報
通信カードに入力するだけで，情報通信カードが接続し
た情報通信端末から必要な情報を読み取り自動的に最適
な通信網を選択し，自動発呼することができるため，多
様化する情報通信網や通信サービス，複雑な通信料課金
体系を意識することなく通信することができ，通信サー
ビス利用の効率化および経済化を図ることができる。
【図１】本発明の原理説明図である。
【図２】本発明の第１の実施例のブロック構成図であ
る。
る。
【図３】本発明の第１の実施例の信号シーケンス図であ
る。
る。
【図４】本発明の第２の実施例のブロック構成図であ
る。
る。
１００ 情報処理装置 １１０ 利用者要求サービス特性情報通知手段 ２００ 情報通信カード ２１０ 利用者通信サービス特性情報蓄積・管理手段 ２２０ 通信網／通信サービス選択・通知手段 ３００ 情報通信処理装置 ３１０ 通信サービス特性情報通知手段 ３２０ 通信制御手段 ３３０ 利用者要求サービス特性情報通知手段 ４００ 通信網 ５００ 情報センタ
フロントページの続き (72)発明者 高野 陸男 東京都千代田区内幸町１丁目１番６号 日 本電信電話株式会社内
Claims (2)
- 【請求項１】 情報通信カードと，該情報通信カードと
の入出力を行う情報処理装置と，該情報通信カードとの
入出力を行い，該情報通信カードから指示された通信
網，通信サービスまたはその双方への接続操作を実行し
て通信を行う情報通信処理装置とからなるシステムであ
って，前記情報通信カードは，利用者の利用可能な通信
サービスの情報に関する利用者通信サービス特性情報を
蓄積し管理する手段と，通信網または前記情報通信処理
装置を介して提供される通信サービスの特性情報に関す
る通信サービス特性情報，および利用者が要求する通信
サービスの特性情報に関する利用者要求サービス特性情
報を入出力する手段と，前記利用者通信サービス特性情
報，前記通信サービス特性情報および前記利用者要求サ
ービス特性情報をもとにして，利用者が必要とする通信
網，通信サービスまたはその双方を選択し，前記情報通
信処理装置に通知する手段とを備え，前記情報処理装置
は，前記利用者要求サービス特性情報を入力して前記情
報通信カードに対して通知する手段を備え，前記情報通
信処理装置は，前記通信サービス特性情報を前記情報通
信カードに対して通知する手段と，前記情報通信カード
が選択した通信網，通信サービスまたはその双方に関す
る情報を入力する手段とを備えたことを特徴とする情報
通信カードシステム。 - 【請求項２】 情報通信カードと，該情報通信カードと
の入出力を行い，該情報通信カードから指示された通信
網，通信サービスまたはその双方への接続操作を実行し
て通信を行う情報通信処理装置とからなるシステムであ
って，前記情報通信カードは，利用者の利用可能な通信
サービスの情報に関する利用者通信サービス特性情報を
蓄積し管理する手段と，通信網または前記情報通信処理
装置を介して提供される通信サービスの特性情報に関す
る通信サービス特性情報，および利用者が要求する通信
サービスの特性情報に関する利用者要求サービス特性情
報を入出力する手段と，前記利用者通信サービス特性情
報，前記通信サービス特性情報および前記利用者要求サ
ービス特性情報をもとにして，利用者が必要とする通信
網，通信サービスまたはその双方を選択し，前記情報通
信処理装置に通知する手段とを備え，前記情報通信処理
装置は，前記利用者要求サービス特性情報を入力して前
記情報通信カードに対して通知する手段と，前記通信サ
ービス特性情報を前記情報通信カードに対して通知する
手段と，前記情報通信カードが選択した通信網，通信サ
ービスまたはその双方に関する情報を入力する手段とを
備えたことを特徴とする情報通信カードシステム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21709194A JP3299393B2 (ja) | 1994-09-12 | 1994-09-12 | 情報通信カードシステム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21709194A JP3299393B2 (ja) | 1994-09-12 | 1994-09-12 | 情報通信カードシステム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0884197A true JPH0884197A (ja) | 1996-03-26 |
| JP3299393B2 JP3299393B2 (ja) | 2002-07-08 |
Family
ID=16698702
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21709194A Expired - Lifetime JP3299393B2 (ja) | 1994-09-12 | 1994-09-12 | 情報通信カードシステム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3299393B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10222446A (ja) * | 1996-12-06 | 1998-08-21 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 情報記憶型カードを用いたインターネットアクセス装置およびシステムおよびその方法 |
-
1994
- 1994-09-12 JP JP21709194A patent/JP3299393B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10222446A (ja) * | 1996-12-06 | 1998-08-21 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 情報記憶型カードを用いたインターネットアクセス装置およびシステムおよびその方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3299393B2 (ja) | 2002-07-08 |
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