JPH0883293A - Cad図面の変更履歴管理装置 - Google Patents

Cad図面の変更履歴管理装置

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JPH0883293A
JPH0883293A JP6220560A JP22056094A JPH0883293A JP H0883293 A JPH0883293 A JP H0883293A JP 6220560 A JP6220560 A JP 6220560A JP 22056094 A JP22056094 A JP 22056094A JP H0883293 A JPH0883293 A JP H0883293A
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JP
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cad
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JP6220560A
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English (en)
Inventor
Yoichi Hamada
陽一 濱田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、小容量で詳細な変更履歴情報を得る
ことができ、また設計者の負担を強いることなく変更記
事を作成することを目的とする。 【構成】CAD図面に対して加えられる変更の履歴を管
理する変更履歴管理装置において、CAD図面の図面情
報を部品単位の回路要素情報に分解しておき、CAD操
作に伴いその変更対象となった元の回路部品に対する変
更命令と当該回路部品の回路要素情報とを対応させた図
面変更情報を作成する変更情報作成手段7と、CAD図
面の変更前の元図面情報に対応させて該CAD図面の図
面変更情報が格納される履歴情報格納部2と、変更情報
作成手段7で作成した図面変更情報を変更履歴情報とし
て履歴情報格納部2へ変更回数別に格納する履歴情報格
納手段9とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CAD装置を用いて展
開接続図を作成するときに展開接続図の変更履歴を管理
する変更履歴管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、CAD装置で作成した展開接続
図が完成するとその展開接続図データを外部記憶装置等
に保存している。その後に、展開接続図の一部に変更の
必要性が生じると外部記憶装置に凍結しておいた展開接
続図データをCAD装置に読込みCAD装置の編集機能
を使って変更仕様書に基づいた変更作業を実施すること
になる。また、展開接続図を変更した場合は、変更作業
終了後に設計者が当該作業内容の概要を示す変更記事を
作成して図面上に挿入している。
【0003】ところで、展開接続図の変更は一度だけと
は限らない。図面によっては変更回数が複数回に及ぶも
のがある。このように展開接続図が変更されている場
合、変更作業を行っていない他の設計者は変更記事を見
ることにより当該図面がどのような過程を経て現在の形
となったのか知ることができる。
【0004】しかし、変更記事の形で展開接続図上に残
せる変更履歴情報には限りがあるため、変更記事だけで
は設計変更の意図や変更前の図面内容を他の設計者に対
し正確に伝えることはできなかった。
【0005】なお、変更前の図面内容を完全な状態で保
存しておけば変更前の図面内容を正確に把握できるが、
それでは変更回数が多数回に及んだ場合に保存容量が増
大するという不都合が生じる。
【0006】また、変更記事は変更作業終了後に設計者
が当該作業内容を振り返りながら記憶に頼って作成した
ものであったので、記憶が正確でない場合には正確な変
更履歴を残すことができない。また、入力漏れ,入力ミ
ス等の可能がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のC
AD装置における変更履歴管理は、正確な変更記事が作
成されなかったり、正確で十分な情報量の変更履歴情報
を残すことができなかったために、設計効率及び図面品
質を向上させる上で妨げとなっていた。
【0008】本発明は、以上のような実情に鑑みてなさ
れたもので、設計者の記憶に頼ることなく、また変更履
歴情報の増大を伴うことなく、正確で詳細な変更履歴情
報を作成することができ、変更内容の確認を正確に行う
ことができると共に、設計効率及び図面品質の向上を図
ることのできるCAD図面の変更履歴管理装置を提供す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために以下のような手段を講じた。請求項1に対
応する本発明は、CAD装置で作成されたCAD図面に
対して加えられる変更の履歴を管理する変更履歴管理装
置において、CAD図面の図面情報を部品単位の回路要
素情報に分解しておき、CAD操作に伴いCAD図面の
一部が変更されるとその変更対象となった回路部品に対
するCAD操作内容と当該回路部品の回路要素情報とを
対応させた図面変更情報を作成する変更情報作成手段
と、CAD図面の変更前の元図面情報及び前記図面変更
情報が保存され、前記図面変更情報を変更回数別に管理
する格納部と、前記変更情報作成手段で作成した前記図
面変更情報を変更履歴情報として前記格納部へ格納する
履歴情報格納手段とを具備する構成とした。
【0010】請求項2に対応する本発明は、CAD装置
で作成されたCAD図面に対して加えられる変更の履歴
を管理する変更履歴管理装置において、CAD図面の変
更があるとその変更に係るCAD図面の属性情報及び該
CAD図面に対するCAD操作内容から変更記事候補を
作成変更記事作成手段と、前記変更記事作成手段で作成
した変更記事候補を変更作業中のCAD図面上に変更記
事として書込む変更記事挿入手段と、変更作業の完了し
たCAD図面の図面情報および当該CAD図面上に書込
まれた変更記事が保存される格納部とを具備する構成と
した。
【0011】請求項3に対応する本発明は、上記構成の
変更履歴管理装置において、前記履歴情報格納手段が、
図面変更作業の変更仕様書又は作業指示書のイメージ情
報、図面変更作業を行う設計者の映像情報、図面変更作
業に対する補足説明の音声情報のうち少なくとも一つを
変更履歴情報の一つとして前記格納部へ格納するように
構成した。
【0012】請求項4に対応する本発明は、上記構成の
変更履歴管理装置において、前記格納部に保存されてい
る図面変更情報又は変更記事からなる変更履歴情報に基
づいて前記CAD図面の変更履歴を表示する変更履歴確
認手段をさらに具備する構成とした。
【0013】請求項5に対応する本発明は、上記構成の
変更履歴管理装置において、前記格納部に保存されてい
る図面変更情報に基づいて所定のCAD操作が行われた
部品及びその表示位置を判断し、CAD図面上における
前記判断した表示位置に前記部品を囲む形状のシンボル
画像を表示させる表示制御手段を備える構成とした。
【0014】
【作用】本発明は、以上のような手段を講じたことによ
り次のような作用を奏する。請求項1に対応する本発明
によれば、CAD操作が実行されると、変更情報作成手
段によりCAD操作の対象となった部品の回路要素情報
と操作内容とから図面変更情報が作成される。このよう
にして作成された図面変更情報が履歴情報格納手段によ
り変更履歴情報として格納部へ格納される。格納部には
CAD図面の変更前の元図面情報が前記図面変更情報と
共に保存されていて図面変更情報が変更回数別に管理さ
れている。格納部に保存されている元図面情報及び図面
変更情報とによれば各変更回数における変更内容を詳細
に知ることができる。
【0015】請求項2に対応する本発明によれば、CA
D操作が実行されると、作成変更記事作成手段によりC
AD図面の属性情報及びCAD操作内容から変更記事候
補が作成され、その変更記事候補が変更記事挿入手段に
より変更作業中のCAD図面上に変更記事として書込ま
れる。そして、変更作業の完了したCAD図面の図面情
報および当該CAD図面上に書込まれた変更記事が格納
部へ保存される。
【0016】請求項3に対応する本発明によれば、履歴
情報格納手段により図面変更作業の変更仕様書又は作業
指示書のイメージ情報、図面変更作業を行う設計者の映
像情報、図面変更作業に対する補足説明の音声情報のう
ち少なくとも一つが変更履歴情報の一つとして前記格納
部へ格納される。従って、格納部から変更仕様書等のイ
メージ情報、設計者の映像情報、補足説明の音声情報を
出力させることにより図面以外の変更履歴情報を知るこ
とができる。
【0017】請求項4に対応する本発明によれば、格納
部に保存されている図面変更情報又は変更記事からなる
変更履歴情報に基づいて変更履歴が表示される。ここ
で、変更作業が終了した完成図は、格納部に保存されて
いる元図面情報と図面変更情報とで表せるので、変更回
数の多い順番に各図面変更情報と逆のCAD操作を完成
図に加えることにより各変更回数ごとにCAD図面を個
別表示することが可能になる。また、図面変更情報から
各変更回数における変更対象部品を認識できるので、完
成図上に変更対象部品を表示すると共に変更回数毎に色
分け表示することができる。
【0018】請求項5に対応する本発明によれば、表示
制御手段が格納部に保存されている図面変更情報から削
除,追加,変更などの所定のCAD操作が行われた部品
及びその表示位置を判断する。そして、その判断した表
示位置に当該部品を囲む形状のシンボル画像を表示させ
る。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。図
1は、本発明の一実施例に係る変更履歴管理装置の機能
ブロック図である。本実施例の変更履歴管理装置は、接
続図変更情報及び変更記事の作成と変更情報の再生等を
行う変更履歴管理部1と、接続図変更情報等が格納され
るファイル格納部2と、変更履歴管理部1とファイル格
納部2との間での情報の授受を行う情報管理部3とを備
えている。また、図1には、変更履歴管理装置とCAD
装置とで共用する入力装置4、操作制御部5及び出力装
置6が示されている。
【0020】入力装置4は、キーボード,マウス,スキ
ャナ,ビデオカメラ,マイク等から構成されている。操
作制御部5は入力装置4から入力される情報を図面変更
のためのCAD操作情報(追加,削除,変更,その他の
編集命令)に変換してCAD装置側へ送出すると共に変
更履歴管理部1へ入力する。出力装置6は、CRT装置
及び音声出力装置からなり、操作制御部5により所定の
情報が出力される。
【0021】変更履歴管理部1は、変更情報作成部7、
変更記事作成部8、履歴情報格納制御部9、履歴情報確
認部11及び雲形図形表示制御部12を備えている。変
更情報作成部7は、CAD操作情報から図2に示す接続
図変更情報を作成する機能を有する。変更記事作成部8
は、CAD操作情報から図3に示す変更記事候補を作成
する機能を有する。履歴情報格納制御部9は、変更情報
作成部7及び変更記事作成部8の出力情報と操作制御部
5から入力する仕様書イメージ情報,音声情報等を情報
管理部3へ渡すように動作する。
【0022】ファイル格納部2は、図4に示すファイル
構造となっている。すなわち、図面情報ファイル21と
履歴情報ファイル22とを有する。図面情報ファイル2
1は、現在凍結している元図の図面内容を表す図面情報
(変更記事を含む)とその属性情報とが保存されてい
る。履歴情報ファイル22は、図2に示す変更情報から
なる接続図変更情報ファイル23と、変更仕様書又は作
業指示書のイメージ情報を保存したファイル24と、設
計者の映像情報を保存したファイル25と、補足説明の
音声情報を保存したファイル26とからなる。ファイル
24〜26は変更回数毎に区分けされている。
【0023】履歴情報確認部11は、ファイル格納部2
の情報に基づいて変更履歴を確認するための各種の情報
を作成する。雲形図形表示制御部12は、雲形図形の表
示位置及び雲形形状を履歴情報確認部11へ指示する機
能を備える。
【0024】次に、以上のように構成された本実施例の
動作について説明する。図6は、接続図に変更作業を行
った例を示す図である。初期図面M1に対してCAD操
作でシンボルS2を除去することにより、初期図面から
ネットL5,L7,L8が削除され、L2とL3並びに
L6とL9がそれぞれ1本化されて各々L2,L3にな
る。この図面が変更回数1の接続図M2である。次に、
1回目変更接続図M2に対してCAD操作でネットL1
3,L15を追加することにより、ネットL6とL12
が分割されネットL14,L16が発生する。この図面
が変更回数2の接続図M3である。次に、2回目変更接
続図M3に対してCAD操作でシンボルS4を追加する
ことによりネットL17が発生する。この図面が変更回
数3の接続図M4である。
【0025】以上の作業は、入力装置4からの指示入力
を受けた操作制御部5が、シンボル削除/追加、ネット
削除/追加等の編集命令に変換したCAD操作情報をC
AD装置の編集機能へ入力することによって実施され
る。
【0026】一方、操作制御部5から編集命令からなる
上記CAD操作情報が履歴情報管理部1の変更情報作成
部7及び変更記事作成部8へ入力される。ここで、変更
情報作成部7は、ファイル格納部2に凍結されている接
続図の部品情報が予め設定されている。接続図の部品情
報は、図2に示すように、凍結接続図上に配置されたシ
ンボルやネットをS1〜S3,L1〜L12のように一
つ一つ単純な部品に分解し、各部品の配置位置を特定す
る始点,終点,配置位置等の座標値の初期パラメータP
1からなる。
【0027】変更情報作成部7は、操作制御部5から編
集命令が入力すると、図2に示すように各編集命令と該
当する部品名からなる接続図変更情報(P2〜P4)を
作成する。編集命令は、追加が“ADD”変更が“MO
D”削除が“DEL”である。例えば、図6に示すよう
に、接続図M1から接続図M2,M3,M4の順で変更
作業を行った場合には、接続図変更情報がP2,P3,
P4の順に作成されていく。接続図変更情報は変更対象
となった部品名と編集命令とから構成されるため必要な
容量は極めて少ない。
【0028】変更情報作成部7による接続図変更情報の
作成と平行して変更記事作成部8により変更記事の作成
が実行される。変更記事作成部8は情報管理部3に対し
て変更対象となる接続図の図面名を与えファイル格納部
2から変更作業の対象となっている凍結図面の属性情報
を読み込む。属性情報は接続図面の名称,シート番号,
設計担当者名,設計日時等の情報から構成されている。
【0029】次に、変更記事作成部8は、操作制御部5
から編集命令の入力があると、今回の図面変更作業が
“どの様な図面変更内容であったか”を表す変更記事候
補を作成する。変更記事は属性情報とCAD操作の編集
命令とから作成される。例えば、図6における図面M1
から図面M2へ変更した場合は、図3に示すように属性
情報34と編集命令35とから変更記事候補36が作成
される。同様に、編集命令37が入力された場合には変
更記事候補38が作成され、編集命令39が入力したと
きは変更記事候補40を作成する。
【0030】変更記事作成部8において作成された変更
記事候補は、変更作業中に操作制御部5を介して出力装
置6のCRT装置に表示出力される。CRT装置上に表
示された変更記事候補が入力装置4からの入力によって
選択されると、その候補が確定した変更記事となり、操
作制御部5からCAD装置の編集機能へ送られて接続図
面中に書き込まれる。なお、設計者は変更記事候補に任
意の記事を追記することができる。
【0031】履歴情報格納制御部9は、変更情報作成部
7において作成された接続図変更情報を情報管理部3へ
渡してファイル格納部2の接続図変更情報ファイル23
へ格納する。接続図変更情報ファイル23では変更回数
別に接続図変更情報が保存される。また、履歴情報格納
制御部9は、操作制御部5から接続図変更の仕様が記載
されている変更仕様書をスキャナから読み込んだイメー
ジ情報、設計者の変更作業をビデオカメラで撮影した映
像情報、変更作業時に設計者が気が付いた事柄をマイク
から入力した音声情報がそれぞれ入力される。これらの
情報も情報管理部3を介してファイル格納部2の対応す
るファイルに変更回数別に記憶する。さらに、変更作業
の終了した接続図面の図面情報が確定した変更記事と共
に履歴情報格納制御部9に入力される。これら図面情報
及び変更記事は情報管理部3を介してファイル格納部2
の図面情報ファイル21へ格納される。
【0032】次に、接続図面に対して新たに変更の必要
性が生じた場合など、当該接続図面の変更履歴を確認す
るときは履歴情報確認部11を起動する。履歴情報確認
部11は、情報管理部3に指示を与えてファイル格納部
2の図面情報ファイル21から接続図情報を読み込む。
その接続情報を操作制御部5へ渡して出力装置6のCR
T装置に表示出力させる。CRT装置上に表示された接
続図の変更記事を見ることによりある程度の変更内容を
知ることができる。
【0033】履歴情報確認部11は、図6における変更
回数1の図面M2,又は変更回数2の図面M3の再現要
求が、入力装置4から操作制御部5を介して入力すれば
再現要求のあった変更回数の図面を再現する。ファイル
格納部2における接続図変更情報ファイル23から各変
更回数の接続図変更情報を取出す。今、CRT上には図
6における接続図M4が表示されているとすれば、最後
の変更作業となった変更回数3の接続図変更情報33に
記載された編集命令と逆の変更操作を行うことにより接
続図M4の1回変更前の接続図M3が再現される。同様
に、変更回数2の接続図変更情報32に記載された編集
命令と逆の変更操作を接続図M3に加えることにより接
続図M3の1回変更前の接続図M2が再現される。以
下、同様にして各変更回数における接続図を個別表示さ
せることができる。
【0034】また、接続図M4上に各接続図変更情報3
1〜33に記載された変更対象部品を重ねて表示し、そ
れら変更対象部品をそれぞれ変更回数別に色を変えてカ
ラー表示する。
【0035】入力装置4から履歴情報確認部11と共に
雲形図形表示制御部12が起動されると、履歴情報確認
部11によってCRT装置上に表示された変更対象部品
の回りに雲形図形を表示させる。図5は雲形図形の表示
例を示している。仕掛かり図面41において変更対象と
なった部品を囲むように雲形図形42を表示し、その雲
形図形42の近傍に変更回数を示す数字43を表示させ
ている。雲形図形表示制御部12は、図2に示す接続図
変更情報の中から削除された部品情報(編集命令“DE
L”)を検索し、検索した削除部品の座標値情報から雲
形図形の表示位置を特定する。雲形図形の表示位置情報
を履歴情報確認部11へ渡しCRT上に重ねて表示させ
ている。次に、図面を完成させた場合には、雲形図形の
表示を止めて完成図44のみを表示させる。
【0036】以上のような、変更回数別による接続図の
個別表示、変更回数別による変更対象部品のカラー表
示、又は変更対象部品の雲形図形表示のいずれか或いは
組み合わせにより、図面の変更経緯を知ることができ
る。
【0037】この様に本実施例によれば、CAD操作情
報の編集命令と変更対象部品とを対応させた接続図変更
情報を変更回数単位に作成して記憶するようにしたの
で、凍結されていた元図の図面情報に接続図変更情報を
付加した情報量でそれぞれの変更回数における完全な接
続図を再現することができ、変更前後に亙る完全な接続
図情報を重複して保存しておく必要がないため、情報量
を大幅に削減でき、図面情報を間違える可能性も低減さ
れる。
【0038】本実施例によれば、CAD操作情報の編集
命令と変更対象となって接続図の属性情報とから変更作
業中に自動的に変更記事候補を作成し、選択指示があっ
た場合には変更記事候補を変更記事として接続図上に書
き込むようにしたので、設計者の記憶に頼ることなく正
確な変更記事を接続図上に書き込むことができ、設計者
の記事入力作業を削減することができる。
【0039】本実施例によれば、変更図面の個別表示、
変更対象部品の変更回数別のカラー表示、或いは変更対
象部品の雲形表示により、図面内容を変更順に遡って確
認することができ、変更履歴を容易かつ正確に把握でき
る。本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本
発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々変形実施可能であ
る。
【0040】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、設
計者の記憶に頼ることなく、また変更履歴情報の増大を
伴うことなく、正確で詳細な変更履歴情報を作成するこ
とができ、変更内容の確認を正確に行うことができると
共に、設計効率及び図面品質の向上を図ることのできる
CAD図面の変更履歴管理装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る変更履歴管理装置の機
能ブロック図である。
【図2】接続図変更情報のデータ内容を示す図である。
【図3】変更記事作成動作を示す図である。
【図4】ファイル格納部のファイル構造を示す図であ
る。
【図5】雲形図形表示例及び完成図とを対比して示す図
である。
【図6】接続図の変更過程を示す図である。
【符号の説明】
1…変更履歴管理部、2…ファイル格納部、3…情報管
理部、4…入力装置、5…操作制御部、6…出力装置、
7…変更情報作成部、8…変更記事作成部、9…履歴情
報格納制御部、11…履歴情報確認部、12…雲形図形
表示制御部。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CAD装置で作成されたCAD図面に対
    して加えられる変更の履歴を管理する変更履歴管理装置
    において、 CAD図面の図面情報を部品単位の回路要素情報に分解
    しておき、CAD操作に伴いCAD図面の一部が変更さ
    れるとその変更対象となった回路部品に対するCAD操
    作内容と当該回路部品の回路要素情報とを対応させた図
    面変更情報を作成する変更情報作成手段と、 CAD図面の変更前の元図面情報及び前記図面変更情報
    が保存され、前記図面変更情報を変更回数別に管理する
    格納部と、 前記変更情報作成手段で作成した前記図面変更情報を変
    更履歴情報として前記格納部へ格納する履歴情報格納手
    段とを具備したことを特徴とする変更履歴管理装置。
  2. 【請求項2】 CAD装置で作成されたCAD図面に対
    して加えられる変更の履歴を管理する変更履歴管理装置
    において、 CAD図面の変更があるとその変更に係るCAD図面の
    属性情報及び該CAD図面に対するCAD操作内容から
    変更記事候補を作成変更記事作成手段と、 前記変更記事作成手段で作成した変更記事候補を変更作
    業中のCAD図面上に変更記事として書込む変更記事挿
    入手段と、 変更作業の完了したCAD図面の図面情報および当該C
    AD図面上に書込まれた変更記事が保存される格納部と
    を具備したことを特徴とする変更履歴管理装置。
  3. 【請求項3】 前記履歴情報格納手段は、図面変更作業
    の変更仕様書又は作業指示書のイメージ情報、図面変更
    作業を行う設計者の映像情報、図面変更作業に対する補
    足説明の音声情報のうち少なくとも一つを変更履歴情報
    の一つとして前記格納部へ格納することを特徴とする請
    求項1記載の変更履歴管理装置。
  4. 【請求項4】 前記格納部に保存されている図面変更情
    報又は変更記事からなる変更履歴情報に基づいて前記C
    AD図面の変更履歴を表示する変更履歴確認手段を具備
    したことを特徴とする請求項1記載の変更履歴管理装
    置。
  5. 【請求項5】 前記格納部に保存されている図面変更情
    報に基づいて所定のCAD操作が行われた部品及びその
    表示位置を判断し、CAD図面上における前記判断した
    表示位置に前記部品を囲む形状のシンボル画像を表示さ
    せる表示制御手段を具備したことを特徴とする請求項1
    記載の変更履歴管理装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20200027646A (ko) * 2018-09-05 2020-03-13 삼성중공업 주식회사 음성 작업지시 기능을 가지는 도면 편집 장치 및 도면 편집 방법

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20200027646A (ko) * 2018-09-05 2020-03-13 삼성중공업 주식회사 음성 작업지시 기능을 가지는 도면 편집 장치 및 도면 편집 방법

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