JPH0881342A - 染色剤組成物、染毛剤並びに染毛用前処理液及び後処理液 - Google Patents

染色剤組成物、染毛剤並びに染毛用前処理液及び後処理液

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JPH0881342A
JPH0881342A JP21838794A JP21838794A JPH0881342A JP H0881342 A JPH0881342 A JP H0881342A JP 21838794 A JP21838794 A JP 21838794A JP 21838794 A JP21838794 A JP 21838794A JP H0881342 A JPH0881342 A JP H0881342A
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JP
Japan
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dye
hair
chain
dyeing
sugar
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Application number
JP21838794A
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English (en)
Inventor
Takafumi Kusumoto
隆文 楠本
Takayuki Kawase
孝行 河瀬
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Nippon Fine Chemical Co Ltd
Original Assignee
Nippon Fine Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 濃染性、均染性及び耐洗濯性が良好な染色剤
(染毛剤、獣毛用染色剤、皮革用染色剤及び繊維用染色
剤)を提供する。染色剤の濃染性、均染性及び耐洗濯性
を向上させるための染毛用前処理液及び染毛用後処理液
を提供する。 【構成】 一般式(1):A(−O−R)n 〔但し、式
中Aは糖からn個の水酸基を除いた残基、Rは炭素数4
〜16の直鎖又は分岐鎖の脂肪鎖、nは1以上を表
す。〕で表される糖誘導体とを含有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、染色剤組成物、詳しく
は糖誘導体を併用した染色剤組成物に関する。本発明は
染毛剤、染毛用前処理液及び染毛用後処理液に関する。
本発明は、獣毛用染色剤、皮革用染色剤及び繊維用染色
剤に関する。
【0002】
【従来の技術】染色剤組成物の代表的な用途として染毛
剤がある。染毛剤には、永久染毛剤とよばれるものと、
半永久ないし一時染毛剤とよばれるものとがある。
【0003】永久染毛剤(酸化染毛剤) 永久染毛剤としては、酸化染毛剤が最も広く使用されて
いる。酸化染毛剤は、染毛剤中の酸化染料が毛髪中に浸
透して酸化重合し、発色することにより毛髪を化学的に
染着する。酸化染毛剤は、染毛効果が持続することが特
徴である。酸化染毛剤の剤型としては、酸化染料を含む
第1剤と、酸化剤を含む第2剤とを用時混合して用いる
2剤型が多いが、粉末剤で用時水と混合して用いる1剤
型や、3剤以上の多剤型もある。
【0004】酸化染毛剤は酸化重合反応によって化学的
に毛髪を染色する。この酸化重合はかなり激しい反応で
あり、染毛剤を均一に塗布しなければ、染色むら等の問
題が生じることがあった。そこで、塗布性、操作性を向
上させるため近年増粘剤等が用いられているが、これら
の添加剤が染料の染着性を低下させるという問題があっ
た。これらの問題が解決でき、かつ、安全性の高い染色
助剤が求められていた。
【0005】一時染毛剤(酸性毛剤) 一時染毛剤としては、酸性染毛剤がある。酸性染毛剤
は、染毛剤中の酸性染料(一般には法定タール色素が用
いられる)を毛髪にイオン結合的に吸着させて染毛す
る。酸性染毛剤は、化学的に染毛を行う永久染毛剤に比
べシャンプー等により色が落ちやすい。しかし、永久染
毛剤が通常2剤型以上であるのに対し、酸性染毛剤は1
剤型で使用することができ、使用性が簡便であるという
利点を有する。
【0006】酸性染毛剤としては、酸性染料と有機溶剤
(多くはベンジルアルコールが使用される。)とpH調
整剤の酸(多くはクエン酸が使用される。)を主成分と
して配合したものが市販されている。これらのものにつ
いても均一に塗布するために種々の添加剤が配合されて
いるが、塗布時の操作性や、染色時の均染性、染毛後の
均染性、染着性や耐洗浄性において、より一層の改善が
望まれていた。
【0007】近年、酸性染毛剤が1剤型であるという利
点を生かして、シャンプー後のリンスやトリートメント
時に染毛もできるリンス兼用染毛剤組成物が市販され、
手軽で便利な染毛剤として好まれている。リンス兼用タ
イプとするためには、石鹸洗浄後は手に染料が残ること
がない程度に酸性染料の量を少なくすることが必要であ
る。単に酸性染料の量を少なくしただけでは染着性が不
十分で所期の効果を発揮することができなかった。
【0008】獣毛用染色剤、皮革用染色剤及び繊維用染
色剤等の各種の染色剤においても上記染毛剤と同様な問
題があった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、均染
性、濃染性(染着性)、耐洗浄性等が良好な染色剤組成
物を提供することにある。本発明の目的は、伸展性、塗
布性等の使用特性が良好であり、染めむらがなく均染性
に優れ、また、濃染性、耐洗浄性が良好で、しかも、安
定性、安全性に優れた染毛剤を提供することにある。本
発明の目的は、染毛剤の均染性、濃染性を向上させるた
めの前処理液及び後処理液を提供することにある。本発
明の目的は、均染性、濃染性が良好な獣毛用染色剤、皮
革用染色剤及び繊維用染色剤を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者は前記目的を達
成するため鋭意検討を行った結果、各種の染色剤におい
て、ある種の糖誘導体を配合することにより前記課題が
解決することを見出した。
【0011】〔1〕本発明は、一般式(1):A(−O
−R)n 〔但し、式中Aは糖からn個の水酸基を除いた
残基、Rは炭素数4〜16の直鎖又は分岐鎖の脂肪鎖、
nは1以上を表す。〕で表される糖誘導体と、染料とを
含有することを特徴とする染色剤組成物にある。
【0012】〔2〕本発明は、前記一般式(1)で表さ
れる糖誘導体と、染料とを含有することを特徴とする染
毛剤にある。
【0013】〔3〕本発明は、前記〔2〕の染毛剤にお
いて、糖誘導体が一般式(2):A1 −O−R〔但し、
式中A1 は糖からヘミアセタール性水酸基を除いた残
基、Rは一般式(1)に同じである。〕で表される直鎖
又は分岐脂肪族グリコシドであることを特徴とする染毛
剤にある。
【0014】〔4〕本発明は、前記〔2〕の染毛剤組成
物において、糖誘導体が一般式(3):A2 (−O−
R)n 〔但し、式中A2 は糖からn個の非ヘミアセター
ル性水酸基を除いた残基、Rおよびnは一般式(1)に
同じである。〕で表される糖直鎖又は分岐脂肪族エーテ
ルであることを特徴とする染毛剤にある。
【0015】〔5〕本発明は、前記〔2〕〜〔3〕のい
ずれかの染毛剤において、染料が酸化染料であり、酸化
剤を含有することを特徴とする酸化染毛剤にある。
【0016】〔6〕本発明は、前記〔5〕の酸化染毛剤
において、糖誘導体と酸化染料とを含有する第1剤と、
酸化剤を含有する第2剤とを用時混合してなることを特
徴とする酸化染毛剤にある。
【0017】〔7〕本発明は、前記一般式(1)で表さ
れる糖誘導体を含有する染毛用前処理液及び後処理液に
ある。
【0018】〔8〕本発明は、前記一般式(1)で表さ
れる糖誘導体と、染料とを含有することを特徴とする獣
毛用染色剤、皮革用染色剤及び繊維用染色剤にある。
【0019】染色剤組成物 前記一般式(1)で表わされる糖誘導体を、染毛剤、獣
毛用染色剤、皮革用染色剤及び繊維用染色剤等の各種染
色剤に配合することにより、染色工程における均染性、
濃染性が著しく向上することにより、染色剤組成物に使
用する染料を減らすことが可能となった。さらにこれら
の糖誘導体には酵素の安定化効果、活性化効果がある
(特開平1−143889、特開平1−174382)
ことが知られており、このことから推察すれば、酵素を
含有した染毛剤に添加すれば、より一層の相乗効果を得
ることが可能となる。
【0020】(1)糖誘導体 本発明で用いられる糖誘導体は、糖の水酸基と直鎖又は
分岐脂肪族炭化水素基とのエーテル結合物であり、前記
一般式(1)で表される。糖誘導体は、糖のヘミアセタ
ール性水酸基と直鎖又は分岐脂肪族炭化水素基とのエー
テル結合物(いわゆるグリコシド結合を形成している)
である直鎖又は分岐脂肪族グリコシドと、それ以外の水
酸基(非ヘミアセタール性水酸基)と直鎖又は分岐脂肪
族炭化水素基とのエーテル結合物である糖直鎖又は分岐
脂肪族エーテルとに分類される。一般式(1)中のnは
糖1分子に対して結合した直鎖又は分岐脂肪酸の平均結
合数を表わす。nは1以上であり、通常、1〜10であ
る。
【0021】本発明で用いられる直鎖又は分岐脂肪族グ
リコシドは前記一般式(2)で表される。一般式(2)
中、A1 は糖からヘミアセタール性水酸基を除いた残基
である。このような糖としては、例えば、グルコース、
ガラクトース、キシロース、フルクトース、アルトロー
ス、タロース、マンノース、アラビノース、イドース、
リキソース、リボース、アロース等の単糖類及びその混
合物、マルトース、イソマルトース、ラクトース、キシ
ロビオース、ケントオビオース、コージビオース、セロ
ビオース、ソホロース、ニゲロース、スクロース、メリ
ビオース、ラミナリビオース、ルチノース等の二糖類及
びその混合物、マルトトリオース等の三糖類及びその混
合物、又はそれ以上の多糖類や、単糖の重合物、これら
糖類の混合物が挙げられる。
【0022】本発明で用いられる糖直鎖又は分岐脂肪族
エーテルは前記一般式(3)で表される。一般式(3)
中、A2 は糖からn個の非ヘミアセタール性水酸基を除
いた残基である。このような糖としては、例えば、マル
チトール、ソルビトール、エリスリトール、マンニトー
ル、ガラクチトール、グルシトール、イノシトール、マ
ルトトリイトール、マルトテトライトール等の糖アルコ
ール及びその混合物が挙げられる。
【0023】一般式(1)〜(3)のいずれにおいて
も、Rは直鎖の脂肪鎖又は分岐鎖を有する脂肪鎖を表
し、その総炭素数は4〜16である。Rで表される脂肪
鎖の総炭素数が4より小さいと糖誘導体の増粘作用が十
分に発揮されない。Rで表される脂肪鎖の総炭素数が1
6より大きいと、糖誘導体の疎水性が高くなって水に対
する溶解度が低下し、水系での使用が困難になる傾向が
ある。
【0024】Rで表される脂肪鎖の、具体例としては、
メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル
基、n−ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基、
t−ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、
オクチル基、ノニル基、デシル基、ウンデシル基、ドデ
シル基、トリデシル基、テトラデシル基、ペンタデシル
基、ヘキサデシル基などの直鎖の又は分岐鎖を有する炭
素数1〜16のアルキル基が挙げられ、好ましくは炭素
数1〜12の直鎖の又は分岐鎖を有するアルキル基が挙
げられる。
【0025】分岐鎖を有する脂肪鎖における分岐鎖の具
体例としては、メチル基、エチル基、n−プロピル基、
イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、sec
−ブチル基、t−ブチル基、ペンチル基などが挙げられ
る。このような分岐鎖の位置ならびに数は特に限定され
ない。本発明において、好ましい糖誘導体としては、メ
チルグリコシド、エチルグリコシド、ブチルグリコシ
ド、オクチルグリコシド、イソオクチルグリコシドおよ
びドデシルグリコシド等が挙げられる。
【0026】本発明で用いられる糖誘導体は何れも既知
の物質であり、例えば特開平1−283294号公報に
記載の方法により製造することができる。一般式(2)
で表わされる直鎖又は分岐脂肪族グリコシドは、例え
ば、特開昭63−84637号公報に記載の糖変性用触
媒を用いて合成する方法の他、一般にグリコシル化に用
いられている反応(ケーニッヒ−クノール反応、ヘルフ
エライヒ法や、それ以外のエーテル交換法等)を用いて
も合成することができる。
【0027】一般式(3)で表わされる糖直鎖又は分岐
脂肪族エーテルは、例えば、ロバートらの方法(Tet
rahedron,35,2169−2172(197
9))により合成することができる。この方法において
は、糖をジメチルホルムアミドやジメチルスルホキシド
等の非水溶系溶媒に溶かし、これに一般式(4):R−
X〔但し、式中Xは水酸基あるいはハロゲン基もしくは
トリメチルアンモニウムブロミドなどのトリアルキルア
ンモニウム基のハロゲン塩であり、Rは前記一般式
(1)に同じである。〕で表わされる化合物を添加し
て、触媒存在下、50〜130℃で反応させることによ
り糖直鎖又は分岐脂肪族エーテルを得る。
【0028】本発明においては糖誘導体を2種以上用い
ることができる。例えば、糖直鎖又は分岐脂肪族エーテ
ル又は直鎖又は分岐脂肪族グリコシドの直鎖又は分岐脂
肪鎖や糖の種類、糖直鎖又は分岐脂肪族エーテルにおい
ては直鎖又は分岐脂肪鎖の結合数や結合位置等が異なる
糖誘導体の混合物を用いてもよい。糖直鎖又は分岐脂肪
族エーテルと直鎖又は分岐脂肪族グリコシドとの混合物
を用いてもよい。本発明で用いられる糖誘導体は常温で
油状又は固体であり、低温でも水に容易に溶解し、系を
増粘する。本発明における糖誘導体の配合量は、特に限
定されるものではないが、通常、0.01〜25重量
%、好ましくは0.5〜10重量%とするのがよい。
【0029】(2)染料 本発明で用いられる染料については、特に限定はなく、
染色剤組成物の用途に応じて、適宜選択することができ
る。例えば、下記の染毛剤において使用される酸化染料
及び酸性染料を使用することができる。その他の染料と
しては、ヘンナの葉(2−ヒドロキシ−1,4−ナフト
キノン)、カミツレの葉(4´,5,7−トリヒドロキ
シフラボン)等の植物性染料;鉛、鉄、銅、ビスマス、
ニッケル、コバルト等の酸化物等の金属酸化物が挙げら
れる。本発明における染料の配合量は、特に限定される
ものではないが、通常、0.01〜10重量%、好まし
くは0.5〜5.0重量%とするのがよい。
【0030】染毛剤 本発明の染毛剤は、上記染色剤組成物を有効成分として
含有する。本発明の染毛剤において、糖誘導体の配合量
は本発明の効果が得られる範囲であれば別段限定され
ず、配合量を適宜調整して用いることができるが、一般
的には、0.01〜60重量%程度、好ましくは0.5
〜60重量%、更に好ましくは1〜15重量%とするの
がよい。
【0031】染料としては、一般に染毛剤において使用
されているものであれば、特に限定なく使用することが
できる。染毛剤で用いられる染料としては酸化染料及び
酸性染料が挙げられる。本発明の染毛剤は、その染料の
種類により、永久染毛剤(例えば、酸化染毛剤)として
も、また、一時染毛剤(例えば、酸性染毛剤)としても
使用できる。本発明の染毛剤は、頭髪の染色のみなら
ず、脱色人毛などの染色にも好適である。
【0032】永久染毛剤とは、染料が共有結合等により
強固に毛髪に結合し、洗髪などにより色が落ちない組成
物を示す。永久染毛剤としては、例えば、酸化染毛剤、
鉱物性染毛剤、溶剤型染毛剤などが挙げられる。一時染
毛剤とは、染料が非共有結合的に毛髪に吸着し、洗髪な
どにより色落ちが起こり得る組成物を示す。一時染毛剤
とては、例えば、カラーリンス、カラーシャンプー、カ
ラートリートメント、ヘアカラースチック、カラークレ
ヨン、カラースプレーなどが挙げられる。
【0033】(1)酸化染料(酸化染毛剤) 酸化染料としては、例えば、フェニレンジアミン類、ア
ミノフェノール類、トルイレンジアミン類、アミノニト
ロフェノール類、ジフェニルアミン類、ジアミノフェニ
ルアミン類、N−フェニルフェニレンジアミン類、ジア
ミノピリジン類、レゾルシン、ピロカロール、カテコー
ル、アミノクレゾール類及びこれらの塩等が挙げられ
る。酸化染料の配合量は通常酸化染毛剤に用いられる範
囲であれば特に限定されない。本発明においては、一般
に主剤となる酸化染料と併用して色調を変化させる色調
調製剤も本発明の酸化染料として包含する。
【0034】本発明に係る酸化染毛剤は1剤型や2剤型
以上の多剤型の何れの剤型もとり得るが、糖誘導体と酸
化染料とを含有する第1剤と、酸化剤を含有する第2剤
とを用時混合して用いる2剤型が製品安定性の点で好ま
しい。第1剤と第2剤との混合比は、通常重量比で第1
剤:第2剤=1:1であることが多いが、垂れ落ちや使
用性、均染性等において不都合がない限り特に限定され
ない。酸化剤としては、例えば、過酸化水素、過硫酸
塩、過ホウ酸塩、臭素酸塩、過ヨウ素酸塩、過酸化尿素
等が挙げられる。酸化剤の配合量は、染色剤の0.1〜
50重量%程度とするのがよい。
【0035】染毛剤が液状の場合、各成分が均一に溶解
ないし乳濁する必要があるため、酸化染料および過酸化
物の含有量(酸化剤)はある程度制限される。染毛剤が
半固形状(例えばゲル状)の場合には、基剤を適宜選択
することにより各成分を容易に均一に混合することがで
きるので、より多くの量の酸化染料および過酸化物(酸
化剤)を用いることができる。
【0036】(2)酸性染料(酸性染毛剤) 酸性染料とは、水素結合、静電的相互作用、疎水性相互
作用などのメカニズムにより非共有結合的に吸着する染
料を示す。本発明においては、毛髪の染色用途ににおて
従来公知の酸性染料を広く使用することができる。酸性
染料としては、人体に対して有害な作用を示さない医薬
品、医薬部外品及び化粧品の着色に使用することが許可
されている「医薬品等に使用する事のできるタール色素
を定める省令」に掲示されている法定色素が極めて有効
であり、その他、カーボンブラックを使用することがで
きる。酸性染料の配合量は、通常、0.1〜2.0重量
%が好ましく、また、本発明の染毛剤をリンス兼用染毛
剤として使用する場合には、0.01〜0.1重量%が
好ましい。
【0037】酸性染料としては、例えば、赤色3号(エ
リスロシン)、赤色102号(ニューコクシン)、赤色
106号(アシッドレッド)、赤色201号(リソール
ルビンB)、赤色227号(ファストアッドマゲン
タ)、赤色230号の(1)(エリスロシンYS)、赤
色203号の(2)(エリスロシンYSK)、赤色23
1号(フロキシンBK)、赤色232号(ローズベンガ
ルK)、赤色401号(ビオラミンR)、赤色502号
(ボンソー3R)、赤色503号(ボンソーR)、赤色
504号(ボンソーSX)、赤色506号(ファストレ
ッドS)、だいだい色202号(ウラニンK)、黄色
(タートラジン)、黄色402号(ポーラエロー5
G)、黄色403号の(1)(ナフトールエローS)、
黄色406号(メタニールエロー)、緑色3号(ファー
ストグリーンFCF)、緑色201号(アリザリンシア
ニングリーンF)、緑色204号(ピラニンコンク)、
緑色205号(ライトグリーンSF黄)、黄色401号
(ナフトールグリーンB)、緑色402号(ギネアグリ
ーンB)、青色1号(ブリリアントブルーFCF)、青
色2号(インドゴカルミン)、青色202号(パテント
プルーNA)、青色205号(アズファズリンFG)、
褐色201号(レゾルシンブラウン)、紫色401号
(アリズロールパープル)、黒色401号(ナフトール
ブルーブラック)等が挙げられる。
【0038】酸化染毛剤の場合と同様の理由により、酸
性染毛剤においても、染毛剤がスプレー原料を含めて液
状ないし乳濁する場合、酸性染料の量はやや少なめにす
る必要があり、染毛剤が半固形状の場合には、より多く
の量の酸性染料を用いることができる。本発明の酸性染
毛剤は、ヘアケア製品、例えばカラーリンス、ヘアダ
イ、カラーシャンプー、カラートリートメント、ヘアカ
ラースチック、カラークレヨン、カラースプレーなどの
中に混合して用いることもでき、公知のヘアケア製品と
は別々に製造し、使用時に該製品と混合して用いること
もできる。
【0039】その他 本発明の染毛剤は本発明の効果が損なわれない範囲で通
常染毛剤に用いられる他の成分を配合することができ
る。例えば、染毛剤を液状とする場合には、溶剤とし
て、水;エタノール、プロパノール、セチルアルコール
等のアルコール類;エチレングリコールなどのグリコー
ル類を配合することができ、その他、ポリビニルアルコ
ール、カルボキシメチルセルロースなどの水と混和性の
有機物質などを配合することができる。染毛剤を半固形
状とする場合にも、公知の添加剤を広く用いることがて
きる。
【0040】本発明の染毛剤に配合することができる他
の成分を以下に例示する。多剤型の酸化染毛剤の場合、
これらの成分は通常第1剤に配合される。乳化剤、高級
アルコール類、pH調整剤、金属イオン封鎖剤及び防腐
剤、香料、薬剤、着色剤、水等については、必要に応じ
て適宜第2剤等に配合することもできる。
【0041】(1)保湿剤 グリセリン、プロピレングリコール、ジプロピレングリ
コール、ポリエチレングリコール、コンドロイチン硫酸
塩、ヒアルロン酸塩、ジグリセリン、1,3−ブチレン
グリコール、ピロリドンカルボン酸塩、ソルビトール、
マルチトール、ラクトース、オリゴ糖等の保湿剤を配合
することができる。
【0042】(2)油分 ラノリン、スクワラン、流動パラフィン、ワセリン、高
級脂肪酸、トリグリセライド、エステル油等の油分を配
合することができる。
【0043】(3)シリコーン類 メチルフェニルポリシロキサン、ジメチルシロキサン・
メチル(ポリオキシエチレン)シロキサン共重合体、ゴ
ム状ジメチルポリシロキサン、アミノ変性ポリシロキサ
ン等のシリコーン類を配合することができる。
【0044】(4)増粘剤 本発明においては糖誘導体が増粘剤として作用する。本
発明においては、糖誘導体の効果が損なわれない範囲で
他の増粘剤を併用することができる。他の増粘剤として
は、ラウリン酸ジエタノールアミド、カルボキシメチル
セルロース、カルボキシビニルポリマー、ヒドロキシエ
チルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、メチ
ルセルロース、キサンタンガム、カラギーナン、アルギ
ン酸塩、ペクチン、フェーセラン、アラビアガム、ガツ
チガム、カラヤガム、トラガカントガム、カンテン末、
ベントナイト、架橋性ポリアクリル酸塩等が挙げられ
る。
【0045】(5)乳化剤 乳化剤として、界面活性剤や、その他の両親媒性物質を
配合することができる。界面活性剤としては、ポリオキ
シエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン脂肪
酸エステル、ポリオキシエチレン多価アルコール脂肪酸
部分エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油誘導体
等のポリオキシエチレン系界面活性剤、オクチルポリグ
リコシド等のアルキルポリグリコシド類、ポリグリセリ
ン脂肪酸エステル、ポリグリセリンアルキルエーテル等
のポリグリセリン系界面活性剤、マルチトールヒドロキ
シアルキルエーテル、ソルビトールアルキルエーテル等
の糖アルコールエーテル類、脂肪酸ジエタノールアミ
ド、アシルメチルタウリン類等の非イオン性界面活性
剤;高級脂肪酸塩類、アルキルベンゼンスルホン酸塩
類、リン酸エステル類、アルキル硫酸塩類、アルキル硫
酸エステル塩類、ポリオキシエチレンアルキル硫酸エス
テル塩類等のアニオン性界面活性剤;アミノ酸類、アル
キルトリメチルアンモニウム塩、アルキルジメチルアミ
ンオキサイド等のカチオン性界面活性剤が挙げられる。
【0046】その他の両親媒性物質としては、例えば、
エタノール、ブタノール、プロパノール、イソプロパノ
ール等の低級アルコール類、2−エチルヘキシルアルコ
ール、2−ヘキシメデシルアルコール、2−デシルテト
ラデシルアルコール、イソステアリルアルコール、セト
ステアリルアルコール、ラウリルアルコール、ステアリ
ルアルコール、セチルアルコール等の高級アルコール類
やベンジルアルコール等の芳香族アルコールが挙げられ
る。
【0047】(6)アルコール類 上記両親媒性物質として配合することができるアルコー
ル類とは別にその他のアルコール類を配合することがで
きる。その他のアルコール類としては、n−ブチルアル
コール、sec−ブチルアルコール、シクロヘキサノー
ル、ブチルセルソルブ、ベンジルアルコール、2−フェ
ノキシエタノール、フェニルエタノールのような水に難
溶性の脂肪族アルコール;多価アルコール等のアルコー
ル類などが挙げられる。これらアルコール類の好ましい
配合量は3〜10重量%である。
【0048】(7)有機溶媒 上記アルコール類とは別にその他の有機溶媒を配合する
ことができる。その他の有機溶媒としては、テトラヒド
ロフルフリルアルコール、N−メチルピロリドン、エチ
レンカーボネイト等の環状ケトン類やエーテル類、メチ
ルセルソルブ、エチルセルソルブ、メチルカルビトー
ル、エチルカルビトール、1,3−ブチレングリコー
ル、ジプロピレングリコール等の多価アルコール類など
が挙げられる。これら有機溶媒の好ましい配合量は5〜
50重量%である。
【0049】(8)高分子 ポリ(ジメチルアクリルアンモニウムハライド)型カチ
オン性高分子、ポリエチレングリコール、エピクロルヒ
ドリン、プロピレンアミン及び牛脂脂肪酸より得られる
タロイルアミンの縮合生成物型であるカチオン性高分
子、ポリエチレングリコール、エピクロルヒドリン、プ
ロピレンアミン及びヤシ油脂肪酸より得られるココイル
アミンの縮合生成物型であるカチオン性高分子、ビニル
ピロリドン、ジメチルアミノメタアクリレート共重合体
型カチオン性高分子、第4級窒素含有セルロースエーテ
ル型カチオン性高分子類等の高分子を配合することがで
きる。
【0050】(9)蛋白質加水分解物 コラーゲン加水分解物、ケラチン加水分解物、シルクプ
ロテイン加水分解物、エラスチン加水分解物、大豆蛋白
加水分解物等の蛋白質加水分解物及びこれらの四級化物
を配合することができる。
【0051】(10)pH調整剤 クエン酸、リンゴ酸、酢酸、乳酸、シュウ酸、酒石酸、
ぎ酸、レブリン酸等の有機酸;リン酸、塩酸等の無機酸
等のpH調整剤を配合することができる。酸性染毛剤組
成物の場合、そのpHが約1.5〜4.5になるように
pH調整剤を配合する。
【0052】(11)金属イオン封鎖剤及び防腐剤 ヒドロキシエタンホスホン酸塩類、フェナセチン、ED
TA及びその塩、パラベン類、スズ酸塩類等の金属イオ
ン封鎖剤及び防腐剤を配合することができる。
【0053】(12)酸化防止剤及び安定剤 チオグリコール酸塩、L−アスコルビン酸塩、亜硫酸水
素塩、ハイドロサルファイト塩、硫酸水素塩等の酸化防
止剤及び安定剤を配合することができる。
【0054】(13)アルカリ剤 アンモニア水、アルカノールアミン、炭酸アンモニウ
ム、炭酸水素ナトリウム、水酸化カリウム等のアルカリ
剤を配合することができる。
【0055】(14)その他、保存剤、香料、薬剤、着
色剤、水等の従来から用いられている添加剤も適当量配
合することができる。
【0056】染毛用前処理液及び後処理液 本発明の染毛用前処理液及び後処理液は、上記一般式
(1)の糖誘導体を含有する液である。溶媒としては、
染毛剤のために使用される水、アルコール等の有機溶媒
等を適宜選択して使用することができる。糖誘導体の濃
度については、特に限定はなく、溶媒の種類にもよる
が、通常0.5〜60重量%程度とするのがよい。
【0057】染毛用前処理液は、毛髪を染色する前に、
毛髪に塗布等されるものであり、糖誘導体の作用によ
り、染毛剤の均染性を向上させる。また、染毛用後処理
液は、毛髪を染色した後に、染毛剤の上から塗布等され
るものであり、糖誘導体の作用により、染料の色落ちを
防止し且つ染毛剤の染色性及び均染性を向上させる。
【0058】獣毛用染色剤、皮革用染色剤及び繊維用染
色剤 本発明の染色剤組成物は、染毛剤の有効成分としてだけ
ではなく、その他の染色工程、例えば、羊毛、毛皮等の
獣毛の染色〔獣毛用染色剤〕、皮革の染色〔皮革用染色
剤〕、繊維の染色(浸染、捺染)〔繊維用染色剤〕等の
様々な染色工程において使用する染色剤の有効成分とし
て有用である。
【0059】
【発明の効果】本発明の染色剤組成物を染毛剤(ヘアケ
ア製品)として使用すれば、該製品の染料の均染性、濃
染性及び耐洗浄性(染色堅牢性)を向上させることがで
きる。本発明の酸化染毛剤は、その使用において、より
緩和な染色条件を用いることができ、酸化染料及び酸化
剤の染色剤の使用も少なくて済むことになり、人毛組織
を傷めることはなく、頭髪の染色に用いた場合にも皮膚
のかぶれなどを抑えることができる。また、本発明の染
毛剤は、生体に対して安全性が高い。本発明において使
用する糖誘導体は、アルカリ性条件下で安定であるの
で、使いやすい。
【0060】本発明の酸性染毛剤は、均染性、濃染性、
染料堅牢性が良好であり、これにより同等な染色効果を
得るための酸性染料の使用量を少なくすることができ、
酸性染料による皮膚に対する刺激を低く抑えることがで
きる。本発明の、染毛用前処理液及び後処理液によれ
ば、染毛の濃染性、均染性等を向上させることができ
る。本発明の獣毛用染色剤、皮革用染色剤及び繊維用染
色剤は、染色後の濃染性、均染性等が良好である。
【0061】
【実施例】実施例1及び比較例1 あらかじめブリーチ処理を行った毛髪束を、水洗・乾燥
して被験試料とした。カラーリンス用の染色剤組成物A
〜G(実施例)及びH〜I(比較例)を各々表1に記載
の成分及び重量割合で混合し、水を加えて全重量を10
0にして染毛剤とした。得られた染毛剤を各試料に塗布
し、5分間放置後水洗・乾燥させた。一連の操作を1プ
ロセスとして、このプロセスを5回繰り返した。得られ
た染色試料の均染性及び濃染性を、10人のパネラーに
より相対評価した。結果を表1に示す。なお、データと
しては示さないが、本発明において、一般式(1)の糖
誘導体が染料の耐洗濯性を高める効果があることも確認
されている。
【0062】表1、表2及び表3中、AG4はブチルグ
ルコシドを示し、AG8はオクチルグルコシドを示し、
AG8´はデシルグルコシドを示す。染料としては、赤
色227号、橙205号、黒色401号及び紫色401
号の混合物を用いた。表1及び表2中、◎は均染性及び
濃染性が非常に良好であることを、○は良好であること
を、△は普通であること0、×は劣っていることを示
す。また、表中の数値は重量部を示す。
【0063】
【表1】
【0064】実施例2及び比較例2 実施例1で用いた毛髪束に対し、表2に記載の酸化染毛
用の第1剤J〜Qと6%過酸化水素水(第2剤)の等量
混合物(酸化染毛剤)を染毛剤として用いた他は、実施
例1と同様にして染毛を行った。結果を表2に示す。
【0065】
【表2】
【0066】実施例3及び比較例3 表3に記載の組成の染色剤を40℃で作成し、被染物
(羊毛製繊維織物)を浸漬して10分間処理した後、1
℃/minで96℃まで昇温し、同温度で40分間保持
して染色を行った。染色後、目視により、色合いから均
染性及び濃染性を評価した。結果を表3に示す。表3
中、○は、均染性及び濃染性が良好であることを、△
は、普通であることを、×は、不良であることを示す。
【0067】
【表3】

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(1):A(−O−R)n 〔但
    し、式中Aは糖からn個の水酸基を除いた残基、Rは炭
    素数4〜16の直鎖又は分岐鎖の脂肪鎖、nは1以上を
    表す。〕で表される糖誘導体と、染料とを含有すること
    を特徴とする染色剤組成物。
  2. 【請求項2】 一般式(1):A(−O−R)n 〔但
    し、式中Aは糖からn個の水酸基を除いた残基、Rは炭
    素数4〜16の直鎖又は分岐鎖の脂肪鎖、nは1以上を
    表す。〕で表される糖誘導体と、染料とを含有すること
    を特徴とする染毛剤。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の染毛剤において、糖誘
    導体が一般式(2):A1 −O−R〔但し、式中A1
    糖からヘミアセタール性水酸基を除いた残基、Rは一般
    式(1)に同じである。〕で表される直鎖又は分岐脂肪
    族グリコシドであることを特徴とする染毛剤。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の染毛剤において、糖誘
    導体が一般式(3):A2 (−O−R)n 〔但し、式中
    2 は糖からn個の非ヘミアセタール性水酸基を除いた
    残基、Rおよびnは一般式(1)に同じである。〕で表
    される糖直鎖又は分岐脂肪族エーテルであることを特徴
    とする染毛剤。
  5. 【請求項5】 請求項2〜4のいずれかに記載の染毛剤
    において、染料が酸化染料であり、酸化剤を含有するこ
    とを特徴とする酸化染毛剤。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の酸化染毛剤において、
    糖誘導体と酸化染料とを含有する第1剤と、酸化剤を含
    有する第2剤とを用時混合してなることを特徴とする酸
    化染毛剤。
  7. 【請求項7】 一般式(1):A(−O−R)n 〔但
    し、式中Aは糖からn個の水酸基を除いた残基、Rは炭
    素数4〜16の直鎖又は分岐鎖の脂肪鎖、nは1以上を
    表す。〕で表される糖誘導体を含む染毛用前処理液。
  8. 【請求項8】 一般式(1):A(−O−R)n 〔但
    し、式中Aは糖からn個の水酸基を除いた残基、Rは炭
    素数4〜16の直鎖又は分岐鎖の脂肪鎖、nは1以上を
    表す。〕で表される糖誘導体を含む染毛用後処理液。
  9. 【請求項9】 一般式(1):A(−O−R)n 〔但
    し、式中Aは糖からn個の水酸基を除いた残基、Rは炭
    素数4〜16の直鎖又は分岐鎖の脂肪鎖、nは1以上を
    表す。〕で表される糖誘導体と、染料とを含有すること
    を特徴とする獣毛用染色剤。
  10. 【請求項10】 一般式(1):A(−O−R)n 〔但
    し、式中Aは糖からn個の水酸基を除いた残基、Rは炭
    素数4〜16の直鎖又は分岐鎖の脂肪鎖、nは1以上を
    表す。〕で表される糖誘導体と、染料とを含有すること
    を特徴とする皮革用染色剤。
  11. 【請求項11】 一般式(1):A(−O−R)n 〔但
    し、式中Aは糖からn個の水酸基を除いた残基、Rは炭
    素数4〜16の直鎖又は分岐鎖の脂肪鎖、nは1以上を
    表す。〕で表される糖誘導体と、染料とを含有すること
    を特徴とする繊維用染色剤。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000012108A1 (de) * 1998-08-26 2000-03-09 Kloss, Gerhard Trockenextrakt aus der hennapflanze, verfahren zu dessen herstellung und dessen verwendung
JP2000226319A (ja) * 1999-02-04 2000-08-15 Pola Chem Ind Inc 染毛料
JP2001501191A (ja) * 1996-09-18 2001-01-30 ウエラ アクチェンゲゼルシャフト 染毛用の処理剤
JP2008273882A (ja) * 2007-04-27 2008-11-13 Kao Corp 酸化染毛剤又は脱色剤組成物

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