JPH087981B2 - 追加方式の追記型情報記録媒体及びその情報管理方法 - Google Patents
追加方式の追記型情報記録媒体及びその情報管理方法Info
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- JPH087981B2 JPH087981B2 JP1223472A JP22347289A JPH087981B2 JP H087981 B2 JPH087981 B2 JP H087981B2 JP 1223472 A JP1223472 A JP 1223472A JP 22347289 A JP22347289 A JP 22347289A JP H087981 B2 JPH087981 B2 JP H087981B2
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- G11B27/19—Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Measuring tape travel by using information detectable on the record carrier
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- G11B2220/20—Disc-shaped record carriers
- G11B2220/21—Disc-shaped record carriers characterised in that the disc is of read-only, rewritable, or recordable type
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- G11B2220/20—Disc-shaped record carriers
- G11B2220/25—Disc-shaped record carriers characterised in that the disc is based on a specific recording technology
- G11B2220/2537—Optical discs
- G11B2220/2545—CDs
Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は追加（アペンド）方式の追記型情報記録媒体
（光ディスク）及びその情報管理方法に係り、特に読み
出し専用光ディスク（例えば、CD−ROM）の再生機で再
生可能となるように、論理フォーマットを設定したもの
である。
（光ディスク）及びその情報管理方法に係り、特に読み
出し専用光ディスク（例えば、CD−ROM）の再生機で再
生可能となるように、論理フォーマットを設定したもの
である。
（技術的背景） デジタルオーディオディスクとして開発されたCD（コ
ンパクトディスク）は、直径12cmの光ディスクに約500
〜600Mbyteという大量の情報を記録できるため、近年、
磁気ディスク（例えば、フロッピーディスク・ハードデ
ィスク）とともに読出し専用の情報記録媒体として活用
され始めている。CDをこのような情報記録媒体としたも
のは、CD−ROMと呼ばれ、辞書，地図などの流通メディ
アとして商品化されている。
ンパクトディスク）は、直径12cmの光ディスクに約500
〜600Mbyteという大量の情報を記録できるため、近年、
磁気ディスク（例えば、フロッピーディスク・ハードデ
ィスク）とともに読出し専用の情報記録媒体として活用
され始めている。CDをこのような情報記録媒体としたも
のは、CD−ROMと呼ばれ、辞書，地図などの流通メディ
アとして商品化されている。
CD−ROMの物理的特性や物理的フォーマット（例え
ば、ディスク自体の物理的構造、光学的特性、信号処理
方式、エラー訂正方式、セクタ数、セクタ容量など）
は、CDプレーヤ（ドライブ）での再生を可能とするた
め、フィリップス社刊のCD規格書（レッドブック）,CD
−ROM規格書（イエローブック）で規格化され、これが
事実上の標準となっている。
ば、ディスク自体の物理的構造、光学的特性、信号処理
方式、エラー訂正方式、セクタ数、セクタ容量など）
は、CDプレーヤ（ドライブ）での再生を可能とするた
め、フィリップス社刊のCD規格書（レッドブック）,CD
−ROM規格書（イエローブック）で規格化され、これが
事実上の標準となっている。
さらに、最近では、物理的フォーマットやアプリケー
ション層との間に位置する論理フォーマット（例えば、
ディレクトリ・ファイル管理など）もISO 9660として規
格・標準化されている。この結果、各社のCD−ROMはい
わゆる互換性を有することとなり、今後、CD−ROMは情
報記録媒体として急速に普及することが予想される。
ション層との間に位置する論理フォーマット（例えば、
ディレクトリ・ファイル管理など）もISO 9660として規
格・標準化されている。この結果、各社のCD−ROMはい
わゆる互換性を有することとなり、今後、CD−ROMは情
報記録媒体として急速に普及することが予想される。
一方、上述した再生専用のCD−ROMに対して記録可能
な光（磁気）ディスクの開発も盛んである。このような
光（磁気）ディスクとしては、一度だけ書き込みが可能
な追記型（write once）光ディスクと、消去して繰り返
し書き込みが可能な書き換え型光（磁気）ディスクとが
ある。
な光（磁気）ディスクの開発も盛んである。このような
光（磁気）ディスクとしては、一度だけ書き込みが可能
な追記型（write once）光ディスクと、消去して繰り返
し書き込みが可能な書き換え型光（磁気）ディスクとが
ある。
書き換え型光（磁気）ディスクは、光磁気や相変化を
利用しているため、上述したCDやCD−ROMとは物理的特
性が異なり、両者間で互換性をとることは現段階では困
難である。
利用しているため、上述したCDやCD−ROMとは物理的特
性が異なり、両者間で互換性をとることは現段階では困
難である。
これに対して、追記型光ディスクでは、消去・再書き
込みに対して考慮する必要がないため、媒体の材質を適
宜選択することにより、音楽用CD,CD−ROMと互換性のあ
る物理的特性をもたせることは必ずしも困難ではない。
したがって、物理的フォーマット，論理的フォーマット
を音楽用CD,CD−ROMと同一にすることで、CD−ROMプレ
ーヤ（CD−ROMプレーヤ）での再生が可能となる。
込みに対して考慮する必要がないため、媒体の材質を適
宜選択することにより、音楽用CD,CD−ROMと互換性のあ
る物理的特性をもたせることは必ずしも困難ではない。
したがって、物理的フォーマット，論理的フォーマット
を音楽用CD,CD−ROMと同一にすることで、CD−ROMプレ
ーヤ（CD−ROMプレーヤ）での再生が可能となる。
例えば、追記型ディスクを音楽用CDとして使用するも
のとして、店舗にストックしてある音楽データから顧客
の要望に応じて数曲選択し、この数曲分の音楽データの
管理に必要な管理情報（Table of Contents＝TOC）を生
成して、このTOCと音楽データとを同時に追記型光ディ
スクに記録してオリジナルな音楽用CDを作ることが行な
われつつある。
のとして、店舗にストックしてある音楽データから顧客
の要望に応じて数曲選択し、この数曲分の音楽データの
管理に必要な管理情報（Table of Contents＝TOC）を生
成して、このTOCと音楽データとを同時に追記型光ディ
スクに記録してオリジナルな音楽用CDを作ることが行な
われつつある。
一方、前述したように、CD−ROMは大容量の情報を記
録できるため、多数のファイルを効率的に管理する必要
があり、ファイルの階層構造、いわゆるディレクトリの
階層構造がとられ、さらに、数枚にわたるCD−ROMを統
一的に管理するためにボリューム構造をもとられてい
る。
録できるため、多数のファイルを効率的に管理する必要
があり、ファイルの階層構造、いわゆるディレクトリの
階層構造がとられ、さらに、数枚にわたるCD−ROMを統
一的に管理するためにボリューム構造をもとられてい
る。
そこで、追記型光ディスクをCD−ROMとして使用する
場合、一度に書き込む追記型光ディスク（本願発明の対
象で、後述する追加方式の追記型光ディスクに対して、
これを一括方式の追記型光ディスクと称する）として使
用するのであれば、両者の互換性は容易である。
場合、一度に書き込む追記型光ディスク（本願発明の対
象で、後述する追加方式の追記型光ディスクに対して、
これを一括方式の追記型光ディスクと称する）として使
用するのであれば、両者の互換性は容易である。
つまり、多数のオファイルの論理的位置や階層化され
たディレクトリ構造は、追記型光ディスクへの書き込み
に先きだって比較的大型の（ホスト）コンピュータで最
適となるように処理して、最終的なファイル，ディレク
トリ，ボリュームなどの管理情報を生成して、この最終
的な管理情報とともに情報データを一括して書き込めば
よい。このように、一括方式の追記型光ディスクでは、
理論フォーマットについてCD−ROMと高換性をとること
は容易である。
たディレクトリ構造は、追記型光ディスクへの書き込み
に先きだって比較的大型の（ホスト）コンピュータで最
適となるように処理して、最終的なファイル，ディレク
トリ，ボリュームなどの管理情報を生成して、この最終
的な管理情報とともに情報データを一括して書き込めば
よい。このように、一括方式の追記型光ディスクでは、
理論フォーマットについてCD−ROMと高換性をとること
は容易である。
（従来の技術） しかし、追記型ディスクは、その同一部分に一度しか
書き込みができないものであるが、前記した一括方式の
ように、全書き込み領域に対して一度に一括して書き込
みをしなければならないものではない。複数回にわけて
追加しながら書き込むことも可能であり（以後、これを
追加方式の追記型光ディスクと称する）、このような追
記型光ディスクの方がきわめて実用的である。
書き込みができないものであるが、前記した一括方式の
ように、全書き込み領域に対して一度に一括して書き込
みをしなければならないものではない。複数回にわけて
追加しながら書き込むことも可能であり（以後、これを
追加方式の追記型光ディスクと称する）、このような追
記型光ディスクの方がきわめて実用的である。
ところが、このような追加方式の追加型光ディスク
は、新たに追加されたファイルやディレクトリをその都
度管理する必要があり、効率的な情報管理をするために
は、ディレクトリ構造の変化に応じた管理情報を生成し
て書き換える必要がある。しかし、追記型光ディスクは
同一の領域（部分）には一度しか追記できないので、常
に更新される管理情報は、別の書き換え可能な情報記録
媒体、例えばフロッピーディスクに記録し、記録情報用
追記型光ディスクと情報管理用のフロッピーディスクを
一対として使用するのが常であった。
は、新たに追加されたファイルやディレクトリをその都
度管理する必要があり、効率的な情報管理をするために
は、ディレクトリ構造の変化に応じた管理情報を生成し
て書き換える必要がある。しかし、追記型光ディスクは
同一の領域（部分）には一度しか追記できないので、常
に更新される管理情報は、別の書き換え可能な情報記録
媒体、例えばフロッピーディスクに記録し、記録情報用
追記型光ディスクと情報管理用のフロッピーディスクを
一対として使用するのが常であった。
（発明が解決しようとする課題） このような追加方式の追記型光ディスクとCD−ROMと
の間で互換性をとること、すなわち、追加方式の追記型
光ディスクをCD−ROMプレーヤで再生できるようにする
ことはきわめて困難である。
の間で互換性をとること、すなわち、追加方式の追記型
光ディスクをCD−ROMプレーヤで再生できるようにする
ことはきわめて困難である。
前述したように、CD−ROMや一括方式の追記型光ディ
スクでは、全ファイル情報や全ディレクトリ情報を把握
し、最適な管理情報をあらかじめ大型の（ホスト）コン
ピュータで生成し、CD−ROMと互換性のある論理フォー
マットで書き込むことができる。
スクでは、全ファイル情報や全ディレクトリ情報を把握
し、最適な管理情報をあらかじめ大型の（ホスト）コン
ピュータで生成し、CD−ROMと互換性のある論理フォー
マットで書き込むことができる。
これに対して、追加方式の追記型光ディスクでは、フ
ァイル・ディレクトリの追加による情報管理の変更に対
しては、管理情報を新たに追記する領域を別に持つより
ほかないので、CD−ROMの論理フォーマットとの間に互
換性を持たせようとすると、追記型光ディスク記録再生
装置におけるファイルやディレクトリ処理の効率が低下
してしまう。このように、追加方式の追記型光ディスク
をCD−ROM再生機で再生できるようにする必要が生じた
時、論理フォーマット（ファイル・ディレクトリ・ボリ
ュームなどの管理情報）上の互換性を維持することはき
わめて困難であった。
ァイル・ディレクトリの追加による情報管理の変更に対
しては、管理情報を新たに追記する領域を別に持つより
ほかないので、CD−ROMの論理フォーマットとの間に互
換性を持たせようとすると、追記型光ディスク記録再生
装置におけるファイルやディレクトリ処理の効率が低下
してしまう。このように、追加方式の追記型光ディスク
をCD−ROM再生機で再生できるようにする必要が生じた
時、論理フォーマット（ファイル・ディレクトリ・ボリ
ュームなどの管理情報）上の互換性を維持することはき
わめて困難であった。
（課題を解決するための手段） 本発明は上記課題を解決するために、 第４図（Ｂ）、第５図（Ｂ）及び第６図に示すよう
に、管理情報領域とこの管理情報領域に連続した記録情
報領域とが設定された追加方式の追記型情報記録媒体で
あって、前記記録情報領域には、記録情報と、この記録
情報に関する下層管理情報と、追記により変更された基
底管理情報とが記録され、前記管理情報領域には、前記
記録情報領域の前記基底管理情報を指標する指標管理情
報と、終了管理情報と、空白部への埋め書き情報とが記
録された追加方式の追記型情報記録媒体を提供すると共
に、 第１図〜第３図に示すように、管理情報領域とこの管
理情報領域に連続した記録情報領域とが設定される追記
型情報記録媒体に対する追加方式の情報管理方法であっ
て、前記記録情報領域に記録情報を追記する過程と、前
記追記された記録情報に関する下層管理情報を前記記録
情報領域に追記する過程と、追記により変更された基底
管理情報を前記記録情報領域に追記する過程と、前記追
記された記録情報領域の前記基底管理情報を指標する指
標管理情報を前記管理情報領域に追記する過程と、追加
による全追記終了時には、終了管理情報を前記管理情報
領域に追記し、前記管理情報領域上の空白部を埋め書き
する過程とからなる追加方式の追記型情報記録媒体の情
報管理方法を提供するものである。
に、管理情報領域とこの管理情報領域に連続した記録情
報領域とが設定された追加方式の追記型情報記録媒体で
あって、前記記録情報領域には、記録情報と、この記録
情報に関する下層管理情報と、追記により変更された基
底管理情報とが記録され、前記管理情報領域には、前記
記録情報領域の前記基底管理情報を指標する指標管理情
報と、終了管理情報と、空白部への埋め書き情報とが記
録された追加方式の追記型情報記録媒体を提供すると共
に、 第１図〜第３図に示すように、管理情報領域とこの管
理情報領域に連続した記録情報領域とが設定される追記
型情報記録媒体に対する追加方式の情報管理方法であっ
て、前記記録情報領域に記録情報を追記する過程と、前
記追記された記録情報に関する下層管理情報を前記記録
情報領域に追記する過程と、追記により変更された基底
管理情報を前記記録情報領域に追記する過程と、前記追
記された記録情報領域の前記基底管理情報を指標する指
標管理情報を前記管理情報領域に追記する過程と、追加
による全追記終了時には、終了管理情報を前記管理情報
領域に追記し、前記管理情報領域上の空白部を埋め書き
する過程とからなる追加方式の追記型情報記録媒体の情
報管理方法を提供するものである。
（作用） 追記型光ディスク記録再生装置では、最後に追記され
た指標管理情報により指標された最新の基底管理情報を
基に、下層管理情報を遡って記録情報が把握されて再生
される。
た指標管理情報により指標された最新の基底管理情報を
基に、下層管理情報を遡って記録情報が把握されて再生
される。
CD−ROMプレーヤのような読出し専用装置では、終了
管理情報の直前の指標管理情報により指標された最新の
基底管理情報を基に、下層管理情報を遡って記録情報が
把握されて再生される。
管理情報の直前の指標管理情報により指標された最新の
基底管理情報を基に、下層管理情報を遡って記録情報が
把握されて再生される。
（実施例） 本発明になる追加方式の追記型情報記録媒体及びその
情報管理方法の一実施例について詳細に説明する。第１
図は本発明になる情報記録媒体の情報管理方法を示すフ
ローチャート、第２図は情報管理方法を実行する装置の
構成図、第３図，第４図（Ｂ），第５図（Ｂ）及び第６
図は本発明になる追加方式の追記型情報記録媒体の論理
フォーマットを説明する図、第４図（Ａ），第５図
（Ａ）は対応する階層構造の例を示す図である。
情報管理方法の一実施例について詳細に説明する。第１
図は本発明になる情報記録媒体の情報管理方法を示すフ
ローチャート、第２図は情報管理方法を実行する装置の
構成図、第３図，第４図（Ｂ），第５図（Ｂ）及び第６
図は本発明になる追加方式の追記型情報記録媒体の論理
フォーマットを説明する図、第４図（Ａ），第５図
（Ａ）は対応する階層構造の例を示す図である。
第２図において、１は円盤状の追記型情報記録媒体
（以下、光ディスクを例とする）であり、この光ディス
ク１は周知のCD,CD−ROMの物理的特性を充足するもので
ある。そして、この光ディスク１上には、タイムコード
により変調されたスパイラル状の案内溝（Pre−groov
e）があらかじめ形成してある。２は光ディスク１が装
着されるディスクドライブであり、３はディスクドライ
ブ２をコントロールするディスクコントローラである。
ディスクドライブ２に装着された光ディスク１は、ディ
スクコントローラ３によりCD,CD−ROMの物理的フォーマ
ットを充足するように書き込みされるように構成されて
いる。
（以下、光ディスクを例とする）であり、この光ディス
ク１は周知のCD,CD−ROMの物理的特性を充足するもので
ある。そして、この光ディスク１上には、タイムコード
により変調されたスパイラル状の案内溝（Pre−groov
e）があらかじめ形成してある。２は光ディスク１が装
着されるディスクドライブであり、３はディスクドライ
ブ２をコントロールするディスクコントローラである。
ディスクドライブ２に装着された光ディスク１は、ディ
スクコントローラ３によりCD,CD−ROMの物理的フォーマ
ットを充足するように書き込みされるように構成されて
いる。
４は前記ディスクコントローラ３を管理下におく（ホ
スト）コンピュータであり、後に詳述するフローチャー
トに従ってディスクコントローラを制御して、第４図
（Ｂ）、第５図（Ｂ）及び第６図に示すような論理フォ
ーマットで情報が光ディスク１上に記録される。
スト）コンピュータであり、後に詳述するフローチャー
トに従ってディスクコントローラを制御して、第４図
（Ｂ）、第５図（Ｂ）及び第６図に示すような論理フォ
ーマットで情報が光ディスク１上に記録される。
次に、論理フォーマットについて説明する。第３図は
円盤状の光ディスクに形成されるスパイラル状の情報領
域をその径方向の位置を横軸にとって展開して示したも
のである。下側の指標は径方向の位置を［mm］単位で示
し、上側の指標は起点を径方向の位置を50.0［mm］とし
た時のタイムコード及び論理セクタ番号を示している。
円盤状の光ディスクに形成されるスパイラル状の情報領
域をその径方向の位置を横軸にとって展開して示したも
のである。下側の指標は径方向の位置を［mm］単位で示
し、上側の指標は起点を径方向の位置を50.0［mm］とし
た時のタイムコード及び論理セクタ番号を示している。
（ホスト）コンピュータ４は、光ディスク１に対して
以下の設定下で書き込みをする。物理アドレス（タイム
コード）の00:02:00のセクタを先頭する論理セクタ番号
LSN（Logical Sector Number）を設定する。LSN0〜LSN1
5はシステム予約エリアとして空き領域とする。LSN16〜
LSN（Ｘ−１）までをボリューム・ディスクリプタ（識
別子）群領域、すなわち、管理情報領域BEとして確保す
る。LSN（Ｘ）の位置は、光ディスク１への追加による
追記の回数に応じて適宜設定される。LSN（Ｘ）以降は
記録情報領域DEとされる。
以下の設定下で書き込みをする。物理アドレス（タイム
コード）の00:02:00のセクタを先頭する論理セクタ番号
LSN（Logical Sector Number）を設定する。LSN0〜LSN1
5はシステム予約エリアとして空き領域とする。LSN16〜
LSN（Ｘ−１）までをボリューム・ディスクリプタ（識
別子）群領域、すなわち、管理情報領域BEとして確保す
る。LSN（Ｘ）の位置は、光ディスク１への追加による
追記の回数に応じて適宜設定される。LSN（Ｘ）以降は
記録情報領域DEとされる。
この第３図のように、管理情報領域BEとこの管理情報
領域BEと連続した記録情報領域DEとが設定された後に、
第４図（Ｂ）、第５図（Ｂ）及び第６図に示すような論
理フォーマットで書き込み操作が行なわれる。
領域BEと連続した記録情報領域DEとが設定された後に、
第４図（Ｂ）、第５図（Ｂ）及び第６図に示すような論
理フォーマットで書き込み操作が行なわれる。
前記記録情報領域DEには、ファイルＦ（記録情報），
オーディオ・データAD（記録情報），ディレクトリdir
（下層管理情報），ルートディレクトリRdir（基底管理
情報），パステーブルPT（基底管理情報）などが書き込
まれる。
オーディオ・データAD（記録情報），ディレクトリdir
（下層管理情報），ルートディレクトリRdir（基底管理
情報），パステーブルPT（基底管理情報）などが書き込
まれる。
ファイルＦはファイル内のデータ自体であり、オーデ
ィオ・データADはオーディオ・データ自体である。ディ
レクトリdir（ディレクトリ・エントリ）は、そのディ
レクトリ下の子ディレクトリの名称・長さ・位置または
そのディレクトリ下のファイルの名称・長さ・位置など
を示す。ルートディレクトリRdirは、ルートディレクト
リ下の子ディレクトリの名称・長さ・位置またはルート
ディレクトリ下のファイルの名称・長さ・位置などを示
す。パステーブルPTは、ディレクトリの先頭を指す一覧
表、具体的には、すべてのディレクトリをナンバリング
してその位置（論理セクタ番号）を整理した物である。
ィオ・データADはオーディオ・データ自体である。ディ
レクトリdir（ディレクトリ・エントリ）は、そのディ
レクトリ下の子ディレクトリの名称・長さ・位置または
そのディレクトリ下のファイルの名称・長さ・位置など
を示す。ルートディレクトリRdirは、ルートディレクト
リ下の子ディレクトリの名称・長さ・位置またはルート
ディレクトリ下のファイルの名称・長さ・位置などを示
す。パステーブルPTは、ディレクトリの先頭を指す一覧
表、具体的には、すべてのディレクトリをナンバリング
してその位置（論理セクタ番号）を整理した物である。
前記管理情報領域BEには、ボリューム識別子（指標管
理情報）SVD［Suplment Volume Descriptor］，パーテ
ィション（分割）識別子VPD［Volume Partition Descri
ptor］，ターミネータ（終了）識別子（終了管理情報）
VDT［Volume Descriptor Terminator］などが書き込ま
れる。
理情報）SVD［Suplment Volume Descriptor］，パーテ
ィション（分割）識別子VPD［Volume Partition Descri
ptor］，ターミネータ（終了）識別子（終了管理情報）
VDT［Volume Descriptor Terminator］などが書き込ま
れる。
ボリューム識別子SVDは、記録情報領域内のルートデ
ィレクトリRdirの長さ・位置や同内のパステーブルPTの
長さ・位置を示す。このボリューム識別子SVDは、より
後のタイムコードを持つもの、すなわち、最後に書き込
まれたものが有効となる（ISO−9660/Hi−Sierraフォマ
ット準拠）。
ィレクトリRdirの長さ・位置や同内のパステーブルPTの
長さ・位置を示す。このボリューム識別子SVDは、より
後のタイムコードを持つもの、すなわち、最後に書き込
まれたものが有効となる（ISO−9660/Hi−Sierraフォマ
ット準拠）。
パーティション識別子VPDは記録情報領域内の分割領
域（ディレクトリ構造下にない領域、例えば、オーディ
オ・データ）の長さ・位置を示す。このパーティション
識別子VPDは書き込まれたものがすべて有効である。
域（ディレクトリ構造下にない領域、例えば、オーディ
オ・データ）の長さ・位置を示す。このパーティション
識別子VPDは書き込まれたものがすべて有効である。
ターミネータ識別子VDTは管理情報領域内のボリュー
ム識別子群の並びの終りを示す。このターミネータ識別
子VDTにより該当ボリュームが完結して以後の書き込み
が不可能となる（ISO−9660/Hi−Sierraフォマット準
拠）。
ム識別子群の並びの終りを示す。このターミネータ識別
子VDTにより該当ボリュームが完結して以後の書き込み
が不可能となる（ISO−9660/Hi−Sierraフォマット準
拠）。
以下、第１図，第３図，第４図（Ａ）〜第６図を参照
して、本発明の情報管理方法及び論理フォーマットにつ
いて説明する。
して、本発明の情報管理方法及び論理フォーマットにつ
いて説明する。
第３図のように、管理情報領域BEとこの管理情報領域
BEと連続した記録情報領域DEとが設定される（ステップ
100）。
BEと連続した記録情報領域DEとが設定される（ステップ
100）。
例えば、第４図（Ａ）に示すディレクトリ構造のファ
イルFa及びファイルFbと、このディレクトリ構造下にな
い分割領域のオーディオ・データADとが書き込まれる。
そして、ディレクトリＡの下層管理情報がディレクトリ
dirAとして、ルートディレクトリroot下の基底管理情報
がルートディレクトリＲ−dirとして、さらに、パステ
ーブルPTが生成されて、第４図（Ｂ）に示すようにいず
れも記録情報領域DE内に書き込まれる（ステップ10
1）。
イルFa及びファイルFbと、このディレクトリ構造下にな
い分割領域のオーディオ・データADとが書き込まれる。
そして、ディレクトリＡの下層管理情報がディレクトリ
dirAとして、ルートディレクトリroot下の基底管理情報
がルートディレクトリＲ−dirとして、さらに、パステ
ーブルPTが生成されて、第４図（Ｂ）に示すようにいず
れも記録情報領域DE内に書き込まれる（ステップ10
1）。
そして、ルートディレクトリＲ−dir,パステーブルPT
の指標管理情報であるボリューム識別子SVD（Ｉ）と、
分割領域のオーディオ・データADの管理情報であるパー
ティション識別子VPDとが管理情報領域BE内に書き込ま
れる（ステップ102）。図中の矢印は（ホスト）コンピ
ュータ４による検索（順序）過程を示す。
の指標管理情報であるボリューム識別子SVD（Ｉ）と、
分割領域のオーディオ・データADの管理情報であるパー
ティション識別子VPDとが管理情報領域BE内に書き込ま
れる（ステップ102）。図中の矢印は（ホスト）コンピ
ュータ４による検索（順序）過程を示す。
さらに、第２回目の書き込み操作により、例えば、第
５図（Ａ）に示すディレクトリ構造のディレクトリ,Cフ
ァイルc,ファイルｄが書き込まれる。すると、新たに追
加されたディレクトリＣ下の管理情報であるdirCと、追
加により変化したルートディレクトリ下の管理情報が新
たなルートディレクトリＤ−dir,パステーブルPTとして
生成されて、いずれも記録情報領域DEに追記される（ス
テップ101）。そして新たなルートディレクトリＲ−di
r,パステーブルPTを示す基底管理情報としてボリューム
識別子SVD（II）が管理情報領域BE内に書き込まれる
（ステップ102）。
５図（Ａ）に示すディレクトリ構造のディレクトリ,Cフ
ァイルc,ファイルｄが書き込まれる。すると、新たに追
加されたディレクトリＣ下の管理情報であるdirCと、追
加により変化したルートディレクトリ下の管理情報が新
たなルートディレクトリＤ−dir,パステーブルPTとして
生成されて、いずれも記録情報領域DEに追記される（ス
テップ101）。そして新たなルートディレクトリＲ−di
r,パステーブルPTを示す基底管理情報としてボリューム
識別子SVD（II）が管理情報領域BE内に書き込まれる
（ステップ102）。
本発明では、光ディスク１に対する書き込みごとにボ
リューム識別子SVDを更改追記し、パーティションの識
別子VPDを追記する。そしてこれらのボリューム識別子
（群）が基底管理情報を指標して、指標された基底管理
情報（ルートディレクトリ，パステーブル）を基に下位
に階層（ディレクトリ，ファイル）を管理する。
リューム識別子SVDを更改追記し、パーティションの識
別子VPDを追記する。そしてこれらのボリューム識別子
（群）が基底管理情報を指標して、指標された基底管理
情報（ルートディレクトリ，パステーブル）を基に下位
に階層（ディレクトリ，ファイル）を管理する。
そして、追加によるファイルやディレクトリの追記及
びそれにともなうボリューム識別やパーティション識別
子の追記が終了すると（ステップ103）、情報管理領域
にターミネータ識別子VDTが書き込まれる（ステップ10
4）。そして、情報管理領域の空白部、すなわちターミ
ネータ識別子VDTから記録情報領域の始まりの間に、例
えばデータ０（CD−ROMにおけるMode0）などのダミーセ
クタが書き込まれて、書き込み領域が連続したものとな
る（ステップ105）。さらに、物理アドレス（タイムコ
ード）の00:00:00より前にLead−in部が、記録情報領域
の後にLead−out部が書き込まれ、Lead−in部内のTOCに
は、記録情報領域DEの各情報の境界位置と、Lead−out
部の位置とを書き込む（ステップ106）。これらの書き
込みは、フィリップス社刊のCD−ROM規格書（イエロー
ブック）に準拠して行われ、本光ディスク１は読み出し
専用のCD−ROMと互換性がとられ、CD−ROMプレーヤでの
再生が可能となる。
びそれにともなうボリューム識別やパーティション識別
子の追記が終了すると（ステップ103）、情報管理領域
にターミネータ識別子VDTが書き込まれる（ステップ10
4）。そして、情報管理領域の空白部、すなわちターミ
ネータ識別子VDTから記録情報領域の始まりの間に、例
えばデータ０（CD−ROMにおけるMode0）などのダミーセ
クタが書き込まれて、書き込み領域が連続したものとな
る（ステップ105）。さらに、物理アドレス（タイムコ
ード）の00:00:00より前にLead−in部が、記録情報領域
の後にLead−out部が書き込まれ、Lead−in部内のTOCに
は、記録情報領域DEの各情報の境界位置と、Lead−out
部の位置とを書き込む（ステップ106）。これらの書き
込みは、フィリップス社刊のCD−ROM規格書（イエロー
ブック）に準拠して行われ、本光ディスク１は読み出し
専用のCD−ROMと互換性がとられ、CD−ROMプレーヤでの
再生が可能となる。
（発明の効果） 以上詳述したように、本発明によれば、CD−ROMプレ
ーヤのような読出し専用装置で再生可能な追加方式の追
記型情報記録媒体が提供される。
ーヤのような読出し専用装置で再生可能な追加方式の追
記型情報記録媒体が提供される。
また、光ディスク記録再生装置における記録再生時
は、最後に追記された指標管理情報により指標された最
新の基底管理情報を基に、下層管理情報を遡って記録情
報が把握されるので、ファイルやディレクトリの管理効
率が落ちることもない。
は、最後に追記された指標管理情報により指標された最
新の基底管理情報を基に、下層管理情報を遡って記録情
報が把握されるので、ファイルやディレクトリの管理効
率が落ちることもない。
さらに、管理情報を遡ることにより追記型情報記録媒
体への書き込みの履歴を知ることができるので、管理上
消去された記録情報を容易に復活させることができる。
体への書き込みの履歴を知ることができるので、管理上
消去された記録情報を容易に復活させることができる。
第１図は本発明になる情報記録媒体の情報管理方法の一
実施例を示すフローチャート、第２図は情報管理方法を
実行する装置の構成図、第３図，第４図（Ｂ），第５図
（Ｂ）及び第６図は本発明になる追加方式の追記型情報
記録媒体の論理フォーマットを説明する図、第４図
（Ａ），第５図（Ａ）は階層構造の一例を示す図であ
る。 １……情報記録媒体（光ディスク）、 ４……ホストコンピュータ、 BE……管理情報領域、 DE……記録情報領域、 Ｆ……ファイル（記録情報）、 AD……オーディオ・データ（記録情報）、 dir……ディレクトリ（下層管理情報）、 Rdir……ルートディレクトリ（基底管理情報）、 PT……パステーブル（基底管理情報）、 SVD……ボリューム識別子（指標管理情報）、 VPD……パーティション（分割）識別子、 VDT……ターミネータ識別子（終了管理情報）。
実施例を示すフローチャート、第２図は情報管理方法を
実行する装置の構成図、第３図，第４図（Ｂ），第５図
（Ｂ）及び第６図は本発明になる追加方式の追記型情報
記録媒体の論理フォーマットを説明する図、第４図
（Ａ），第５図（Ａ）は階層構造の一例を示す図であ
る。 １……情報記録媒体（光ディスク）、 ４……ホストコンピュータ、 BE……管理情報領域、 DE……記録情報領域、 Ｆ……ファイル（記録情報）、 AD……オーディオ・データ（記録情報）、 dir……ディレクトリ（下層管理情報）、 Rdir……ルートディレクトリ（基底管理情報）、 PT……パステーブル（基底管理情報）、 SVD……ボリューム識別子（指標管理情報）、 VPD……パーティション（分割）識別子、 VDT……ターミネータ識別子（終了管理情報）。
Claims (2)
- 【請求項１】管理情報領域とこの管理情報領域に連続し
た記録情報領域とが設定された追加方式の追記型情報記
録媒体であって、 前記記録情報領域には、記録情報と、この記録情報に関
する下層管理情報と、追記により変更された基底管理情
報とが記録され、 前記管理情報領域には、前記記録情報領域の前記基底管
理情報を指標する指標管理情報と、終了管理情報と、空
白部への埋め書き情報とが記録されたことを特徴とする
追加方式の追記型情報記録媒体。 - 【請求項２】管理情報領域とこの管理情報領域に連続し
た記録情報領域とが設定される追記型情報記録媒体に対
する追加方式の情報管理方法であって、 前記記録情報領域に記録情報を追記する過程と、前記追
記された記録情報に関する下層管理情報を前記記録情報
領域に追記する過程と、追記により変更された基底管理
情報を前記記録情報領域に追記する過程と、 前記追記された記録情報領域の前記基底管理情報を指標
する指標管理情報を前記管理情報領域に追記する過程
と、 追加による全追記終了時には、終了管理情報を前記管理
情報領域に追記し、前記管理情報領域上の空白部を埋め
書きする過程とからなることを特徴とする追加方式の追
記型情報記録媒体の情報管理方法。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1223472A JPH087981B2 (ja) | 1989-08-30 | 1989-08-30 | 追加方式の追記型情報記録媒体及びその情報管理方法 |
| US07/574,154 US5210734A (en) | 1989-08-30 | 1990-08-29 | Information management method for appendage type additional information recording medium |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1223472A JPH087981B2 (ja) | 1989-08-30 | 1989-08-30 | 追加方式の追記型情報記録媒体及びその情報管理方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0386975A JPH0386975A (ja) | 1991-04-11 |
| JPH087981B2 true JPH087981B2 (ja) | 1996-01-29 |
Family
ID=16798675
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1223472A Expired - Lifetime JPH087981B2 (ja) | 1989-08-30 | 1989-08-30 | 追加方式の追記型情報記録媒体及びその情報管理方法 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5210734A (ja) |
| JP (1) | JPH087981B2 (ja) |
Families Citing this family (89)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03222046A (ja) * | 1990-01-29 | 1991-10-01 | Nec Corp | ログファイルのオーバフロー防止方式 |
| JPH04141867A (ja) * | 1990-10-03 | 1992-05-15 | Canon Inc | ファイル管理方法 |
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| US5684786A (en) * | 1991-04-02 | 1997-11-04 | U.S. Philips Corporation | Record carrier having an information volume including audio information and an information volume including additional non-audio information |
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