JPH0876026A - 内視鏡 - Google Patents

内視鏡

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JPH0876026A
JPH0876026A JP6234192A JP23419294A JPH0876026A JP H0876026 A JPH0876026 A JP H0876026A JP 6234192 A JP6234192 A JP 6234192A JP 23419294 A JP23419294 A JP 23419294A JP H0876026 A JPH0876026 A JP H0876026A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
angle
spiral tube
spiral
tube
tip
Prior art date
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Pending
Application number
JP6234192A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuo Kondo
光夫 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujinon Corp
Original Assignee
Fuji Photo Optical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Optical Co Ltd filed Critical Fuji Photo Optical Co Ltd
Priority to JP6234192A priority Critical patent/JPH0876026A/ja
Publication of JPH0876026A publication Critical patent/JPH0876026A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 軟性部からアングル部又は先端部までのケー
ス構造体の組立てが容易となり、低コストで内視鏡を製
作できるようにする。 【構成】 軟性部1のケース構造体として、可動空間を
有する凸部17に係合突起18を係合させて結合した螺
旋管16Aが配設されている内視鏡で、この螺旋管16
Aを延長させた螺旋管16Bによりアングル部2を構成
し、この螺旋管16Bは上記突起突起18の凸部17へ
の係合を解除して配置する。この係合解除により、アン
グル部2の所定角度の曲げ動作が可能となる。なお、ア
ングル部2の螺旋ピッチは変化させてもよい。また、こ
のアングル部の螺旋管16Bを更に延長させた螺旋管
(16C)により先端部3を構成することもでき、この
場合は螺旋管の係合突起18は凸部17へ係合させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は内視鏡、特に可撓性を持
たせるための螺旋管が軟性部に配設された内視鏡のアン
グル部又は先端部の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】内視鏡(又は電子内視鏡)は、照射窓、
観察窓、鉗子口等が配置された先端部、この先端部を2
方向或いは4方向に曲げ操作するためのアングル部、こ
のアングル部に接続される軟性部(挿入部でもある)、
この軟性部の後方に配置された操作部等から構成され
る。
【0003】図4には、電子内視鏡の先端側の構成が示
されており、軟性部1にアングル部2が接続され、この
アングル部2に先端部3が接続される。この先端部3
は、スリーブ4内に各種部材が配設され、例えばCCD
(Charge Coupled Device)5は観察窓6に光学的に接
続されて、図示のように配置される。上記アングル部2
は、多数のアングルリング7が正面から見て上下、左右
に配置されたカシメピン8により連結されており、この
上下と左右のカシメピン8を交互に取り付けることによ
り、アングル部2が上下方向と左右方向に曲がるように
なる。このアングルリング7の外周には、アングルネッ
トを介してアングルゴム9が取り付けられる。そして、
アングル部2内にはワイヤ10が4本配設されており、
このワイヤ10を不図示の操作部のアングルツマミによ
り引っ張ることにより、アングル部2の曲げ操作を行う
ことができる。
【0004】上記アングル部2の後方の軟性部1は、螺
旋管11の外周にネットを介して樹脂材料の外被12が
形成された構成とされており、この螺旋管11により可
撓性が与えられている。即ち、この螺旋管11は、螺旋
状に形成された帯状体の一端(幅方向)に、可動空間を
有する凸部(係合部)13、他端に係合突起14を備え
ており、この係合突起14を凸部13内に係合して螺旋
管11が組み立てられる。従って、上記係合突起14が
凸部13の可動空間(長さtの範囲)内を動くことによ
り、螺旋管11が撓むことになる。そうして、上記軟性
部1、アングル部2内には、先端部3まで供給される信
号ケーブル、処置具挿通チャンネル、送気/送水管など
が配設されており、従って螺旋管11、アングルリング
7、スリーブ4は、ケースとしての役目をすることにな
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
内視鏡では、上述のように軟性部1、アングル部2、先
端部3のケースとしての構造がそれぞれ異なることか
ら、上記スリーブ4、アングルリング7、螺旋管11を
連結するための構成が複雑となり、これらの外装(ネッ
ト及びアングルゴム9、外被12等)も別個に形成する
ことから、組立て工数がかかり、しかもコスト高となる
という問題があった。また、上記アングル部2は、特殊
な形状のアングルリング7を用い、個々のアングルリン
グ7をカシメピン8で連結することから、極めて高価で
あり、これによってコスト高となっていた。
【0006】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、軟性部からアングル部又は先端部
までのケース構造体の組立てが容易となり、低コストで
製作することができる内視鏡を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1請求項記載の発明は、可動空間を有する係合部
に突起を係合させて結合した螺旋管が軟性部に設けられ
た内視鏡において、上記軟性部の螺旋管を延長させた螺
旋管によりアングル部を構成し、この螺旋管の上記突起
の係合を解除した状態で配置することにより、アングル
部の曲げ動作が実行可能となるようにしたことを特徴と
する。第2請求項記載の発明は、上記アングル部の螺旋
管を更に延長させた螺旋管により先端部を構成し、この
先端部では螺旋管の上記突起を上記係合部に係合させた
状態で配置したことを特徴とする。第3請求項記載の発
明は、上記アングル部の螺旋管において、その螺旋ピッ
チを変化させるようにしたことを特徴とする。
【0008】
【作用】上記の構成によれば、軟性部から延長された螺
旋管ではその径を小さくすることにより、突起を係合部
から外すことができ、この螺旋管がアングルリングの代
りにアングル部のケース構造体として用いられる。ま
た、このアングル部から延長した螺旋管において、突起
を係合部に係合させれば、スリーブの代りに先端部のケ
ース構造体として用いることができる。これによれば、
軟性部とアングル部又はアングル部と先端部のそれぞれ
の間での構造体の接続が極めて簡単となる。更に、上記
アングル部の螺旋管の螺旋ピッチを変化させることがで
き、この場合はアングル部の曲げ角度が場所によって変
えられることになる。
【0009】
【実施例】図1には、第1実施例に係る電子内視鏡が示
されており、従来と同様に、軟性部(挿入部)1、アン
グル部2、先端部3が設けられている。この軟性部1に
は、螺旋管16Aが操作部から配設されており、第1実
施例ではこの螺旋管16Aから延長させた同一の螺旋管
16Bがアングル部2まで配置される。この螺旋管16
A,16Bは、図2にも示されるように、内部に可動空
間を有する凸部(係合部)17が帯状体の幅方向の一端
に、係合突起18が帯状体の他端に形成され、この帯状
体を螺旋状に巻回することにより形成される。そして、
軟性部1の螺旋管16Aは、係合突起18を凸部17内
に係合した状態とされ、この螺旋管16Aの周囲にはネ
ットを介して樹脂材料からなる外被20が成形される。
従って、軟性部1では上記凸部17内の可動空間におい
て、係合突起18が長さtを移動できることになり、こ
れによって可撓性が付与される。
【0010】一方、アングル部2の螺旋管16Bでは、
螺旋管16Bの径を一旦小さくし上記係合突起18の凸
部17内への係合を解除した状態で配置される。この螺
旋管16Bの外周には、アングルゴム22が設けられ
(ネットは設けても設けなくてもよい)、このアングル
ゴム22は軟性部1との間では糸巻23と接着剤によっ
て接続される。また、この螺旋管16Bは接続リング2
4によって先端部3側へ連結されており、この接続リン
グ24にはワイヤ25の先端が固定されている。しか
も、このワイヤ25は、螺旋管16Bの内側にカシメピ
ン26により、移動可能な状態で取り付けられる。な
お、このワイヤ25は、2方向に曲げ操作する場合は例
えば上下に2本、4方向に曲げ操作する場合は上下、左
右に4本配置することになる。
【0011】そして、先端部3には従来と同様に、スリ
ーブ27が設けられ、このスリーブ27の外周には上記
アングルゴム22が接着配置される。もちろん、このア
ングルゴム22の代りに、樹脂材料の外被を形成しても
よい。この先端部3には、キャップ28が取り付けら
れ、観察窓29及び光学系部材30を介してCCD31
が配置され、このCCD31には信号ケーブル32が接
続される。また、鉗子等を導出する処置具挿通チャンネ
ル33が配設され、その他には、ライトガイド、送気/
送水管等が設けられ、上記信号ケーブル32を含むこれ
らの部材はアングル部2、軟性部1内を通って操作部、
光源装置、外部プロセッサ装置等のそれぞれの所定場所
まで分配される。
【0012】このような第1実施例の構成によれば、ワ
イヤ25の引っ張り操作により螺旋管16Bは所定方向
に曲がることになり、従来のアングルリングの場合と同
様に、アングル部2を任意に曲げ操作することが可能と
なる。そして、アングル部2のケース構造体が軟性部1
に用いられている螺旋管16Aを延長した螺旋管16B
で製作されるので、軟性部1とアングル部2の接続構造
が極めて簡単となり、また高価なアングルリングを用い
ることもない。
【0013】図3には、第2実施例の構成が示されてお
り、第2実施例は軟性部から先端部まで螺旋管を配設し
たものである。即ち、アングル部2については、第1実
施例と同様に係合突起18を凸部17から外すが、先端
部3の螺旋管16Cにおいては、軟性部1と同様に係合
突起18を凸部17の可動空間内に係合させた状態とす
る。そして、第2実施例では、軟性部1から先端部3ま
で、ネットを介して樹脂材料の外被(成形層)35を成
形し(アングル部2にのみアングルゴムを取り付けても
よい)、先端部3の先端側には、螺旋管16Cの外周の
凸部のピッチと同一ピッチの螺旋溝を有するキャップ3
6を螺合するようにして被せている。更に、ワイヤ37
の先端は図示されるように、できるだけ先端側の螺旋管
16Cの内側にカシメピン26などにより取り付けられ
る。
【0014】このような第2実施例の構成によれば、先
端部3のケース構造体までが軟性部1に用いられている
螺旋管16Aを延長した螺旋管16Cで製作されること
になり、アングル部2との間の接続構造が極めて簡単と
なる。
【0015】更に、上記第1及び第2実施例では、アン
グル部2に螺旋管16Bを用いたことにより、アングル
部2の曲げ角度を部分的に変化させることが可能とな
る。即ち、図2に示されるように、例えば軟性部1に近
いアングル部2の螺旋管16BのピッチをP1 とする
と、先端部3側の螺旋管16BのピッチP2 を上記P1
よりも大きな値(P2 >P1 )に設定する。これによれ
ば、先端部側の径が多少、小さくなるが、先端に行くほ
ど角度を大きく(曲率半径を小さく)することができる
という利点がある。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
アングル部のケース構造体を軟性部から延長した螺旋管
により構成し、更に先端部のケース構造体としても螺旋
管を用いるようにしたので、軟性部とアングル部との接
続部或いはアングル部と先端部との接続部の構成が極め
て容易となり、組立て工数を著しく低減することができ
る。しかも、アングルリングを用いる必要もないので、
低コストで内視鏡を製作することが可能となる。
【0017】また、上記のアングル部の螺旋管はその螺
旋ピッチを変化させることができ、この場合はアングル
部の曲げ角度が部分的に変えられるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る電子内視鏡(軟性部
から先端側)の構成を示す断面図(螺旋管は上側のみを
切断)である。
【図2】上記実施例の螺旋管の構造を示す図である。
【図3】第2実施例における軟性部から先端側の構成を
示す断面図(螺旋管は上側のみを切断)である。
【図4】従来の電子内視鏡(軟性部から先端側)の構成
を示す断面図である。
【符号の説明】
1 … 軟性部、 2 … アングル部、 3 … 先端部、 4,27 … スリーブ、 9,22 … アングルゴム、 10,25,37 … ワイヤ、 11,16A,16B,16C … 螺旋管、 13,17 … 凸部、 14,18 … 係合突起、 24 … 接続リング。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可動空間を有する係合部に突起を係合さ
    せて結合した螺旋管が軟性部に設けられた内視鏡におい
    て、上記軟性部の螺旋管を延長させた螺旋管によりアン
    グル部を構成し、この螺旋管の上記突起の係合を解除し
    た状態で配置することにより、アングル部の曲げ動作が
    実行可能となるようにしたことを特徴とする内視鏡。
  2. 【請求項2】 上記アングル部の螺旋管を更に延長させ
    た螺旋管により先端部を構成し、この先端部では螺旋管
    の上記突起を上記係合部に係合させた状態で配置したこ
    とを特徴とする上記第1請求項記載の内視鏡。
  3. 【請求項3】 上記アングル部の螺旋管において、その
    螺旋ピッチを変化させるようにしたことを特徴とする上
    記第1請求項又は第2請求項記載の内視鏡。
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