JPH0875673A - 表面検査装置 - Google Patents
表面検査装置Info
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- JPH0875673A JPH0875673A JP21641094A JP21641094A JPH0875673A JP H0875673 A JPH0875673 A JP H0875673A JP 21641094 A JP21641094 A JP 21641094A JP 21641094 A JP21641094 A JP 21641094A JP H0875673 A JPH0875673 A JP H0875673A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 不良缶をより確実に検出して除去することが
可能な表面検査装置を提供する。 【構成】 被検査物である缶２、２、‥は、バキューム
エレベータ１上に載置されて順次搬送される。光検出装
置５は、この缶２、２、‥の内面の複数部分に照射する
検査光を発光すると共に、この検査光が缶２、２、‥の
内面でそれぞれ反射されて得られる反射光の強度を検出
する。そして、制御装置６は、この検出結果に基づいて
不良缶を検出し、駆動部７を作動させてエアーノズル８
から圧縮空気を不良缶に向けて噴射させる。
可能な表面検査装置を提供する。 【構成】 被検査物である缶２、２、‥は、バキューム
エレベータ１上に載置されて順次搬送される。光検出装
置５は、この缶２、２、‥の内面の複数部分に照射する
検査光を発光すると共に、この検査光が缶２、２、‥の
内面でそれぞれ反射されて得られる反射光の強度を検出
する。そして、制御装置６は、この検出結果に基づいて
不良缶を検出し、駆動部７を作動させてエアーノズル８
から圧縮空気を不良缶に向けて噴射させる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、容器の表面状態、特に
缶内面の塗装不良を検査する表面検査装置に関する。
缶内面の塗装不良を検査する表面検査装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】ビールまたはジュース等の各種飲料物の
容器として利用される缶は、アルミまたはブリキ等の金
属をプレス等によって所定形状に成形したものである。
このような缶は、内面の酸化を防止するために、成形
後、内面に塗装が施される。そして、この塗装不良を確
認するために、従来、以下に示すような検査を行ってい
た。すなわち、正常に塗装が施された正常缶の光の反射
率が、正常に塗装が施されていない不良缶の光の反射率
に対して低い反射率であることを利用して、缶上部から
缶の開口部に向けて光を照射し、缶の底部（缶の内面の
底部）の一点において反射された反射光の強度を検出す
ることによって、正常缶であるか不良缶であるかを判断
し、不良缶のみを除去していた。
容器として利用される缶は、アルミまたはブリキ等の金
属をプレス等によって所定形状に成形したものである。
このような缶は、内面の酸化を防止するために、成形
後、内面に塗装が施される。そして、この塗装不良を確
認するために、従来、以下に示すような検査を行ってい
た。すなわち、正常に塗装が施された正常缶の光の反射
率が、正常に塗装が施されていない不良缶の光の反射率
に対して低い反射率であることを利用して、缶上部から
缶の開口部に向けて光を照射し、缶の底部（缶の内面の
底部）の一点において反射された反射光の強度を検出す
ることによって、正常缶であるか不良缶であるかを判断
し、不良缶のみを除去していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述するよ
うに従来の表面検査装置では、缶の底部の一点の反射光
に基づいて正常缶と不良缶の判断をしているため、光の
照射された部分に異物が付着していた等の原因によっ
て、誤った判定をする場合があるという問題があった。
うに従来の表面検査装置では、缶の底部の一点の反射光
に基づいて正常缶と不良缶の判断をしているため、光の
照射された部分に異物が付着していた等の原因によっ
て、誤った判定をする場合があるという問題があった。
【０００４】本発明は上述する問題点に鑑みてなされた
もので、不良缶をより確実に検出して除去することが可
能な表面検査装置の提供を目的とする。
もので、不良缶をより確実に検出して除去することが可
能な表面検査装置の提供を目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】請求項１記載の表面検査
装置は、上記問題を解決するために、搬送装置上に載置
されて順次搬送されてくる被検査物の表面に照射する検
査光を発光する発光手段と、前記検査光が被検査物の複
数の部分において反射されて得られる反射光の強度をそ
れぞれ検出する複数の光検出素子を有する光検出手段
と、この検出結果に基づいて所定状態と異なる表面の被
検査物を除去する不良品除去手段とを具備することを特
徴とする。
装置は、上記問題を解決するために、搬送装置上に載置
されて順次搬送されてくる被検査物の表面に照射する検
査光を発光する発光手段と、前記検査光が被検査物の複
数の部分において反射されて得られる反射光の強度をそ
れぞれ検出する複数の光検出素子を有する光検出手段
と、この検出結果に基づいて所定状態と異なる表面の被
検査物を除去する不良品除去手段とを具備することを特
徴とする。
【０００６】請求項２記載の表面検査装置は、請求項１
記載の発明において、前記発光手段は、前記光検出素子
に対応させて複数個設けられていることを特徴とする。
記載の発明において、前記発光手段は、前記光検出素子
に対応させて複数個設けられていることを特徴とする。
【０００７】請求項３記載の表面検査装置は、請求項１
記載の発明において、前記光検出素子は、一列に並べて
設けられており、その並び方向が被検査物の搬送方向に
なるように設置されていることを特徴とする。
記載の発明において、前記光検出素子は、一列に並べて
設けられており、その並び方向が被検査物の搬送方向に
なるように設置されていることを特徴とする。
【０００８】
【作用】本発明の表面検査装置によれば、光検出手段
は、複数の検出素子によって被検査物の複数部分の反射
光を検出する。したがって、被検査物の表面の状態を正
確に判断することができる。
は、複数の検出素子によって被検査物の複数部分の反射
光を検出する。したがって、被検査物の表面の状態を正
確に判断することができる。
【０００９】
【実施例】以下、本発明の表面検査装置を、缶の内面の
塗装の有無を検査する缶検査装置に応用した場合の一実
施例について、図面を参照して詳しく説明する。図１
は、本実施例の缶検査装置を上方から見た図である。図
において、符号１はバキュームエレベータである。この
バキュームエレベータ１は、上面に載置された缶２、
２、‥をエアーによって吸着し、矢印Ｘ方向に一定速度
で搬送する。また、このバキュームエレベータ１の表面
は、光を反射しないように表面処理が施されている。缶
２、２、‥は、前工程において内面に酸化防止用の塗装
が施されており、バキュームエレベータ１上に上面が開
口した状態で一定間隔で載置される。バキュームエレベ
ータ１の基準位置ａの上方には、照射部３が設けられて
いる。この照射部３は、缶２、２、‥の内面に検査光を
照射すると共に、この検査光が反射されて得られる反射
光を受光する。また、照射部３は、イメージファイバ４
を介して光検出装置５に接続されている。光検出装置５
は、検査光を発光すると共に反射光を電気信号に変換す
る。イメージファイバ４は、多数の光ファイバを束ねた
ものであり、光検出装置５において発光された検査光を
照射部３に伝送すると共に、照射部３において受光され
た反射光を光検出装置５に伝送する。
塗装の有無を検査する缶検査装置に応用した場合の一実
施例について、図面を参照して詳しく説明する。図１
は、本実施例の缶検査装置を上方から見た図である。図
において、符号１はバキュームエレベータである。この
バキュームエレベータ１は、上面に載置された缶２、
２、‥をエアーによって吸着し、矢印Ｘ方向に一定速度
で搬送する。また、このバキュームエレベータ１の表面
は、光を反射しないように表面処理が施されている。缶
２、２、‥は、前工程において内面に酸化防止用の塗装
が施されており、バキュームエレベータ１上に上面が開
口した状態で一定間隔で載置される。バキュームエレベ
ータ１の基準位置ａの上方には、照射部３が設けられて
いる。この照射部３は、缶２、２、‥の内面に検査光を
照射すると共に、この検査光が反射されて得られる反射
光を受光する。また、照射部３は、イメージファイバ４
を介して光検出装置５に接続されている。光検出装置５
は、検査光を発光すると共に反射光を電気信号に変換す
る。イメージファイバ４は、多数の光ファイバを束ねた
ものであり、光検出装置５において発光された検査光を
照射部３に伝送すると共に、照射部３において受光され
た反射光を光検出装置５に伝送する。
【００１０】制御装置６は、光検出装置５が出力する電
気信号に応じて駆動装置７にトリガパルスを出力する。
駆動装置７は、トリガパルスが入力されると、圧縮空気
をエアーノズル８に送出する。エアーノズル８は、この
圧縮空気を缶２、２、‥に向けて噴射し、エアーノズル
８の前方に位置する缶２、２、‥を捨缶ダクト９内に吹
き飛ばす。捨缶ダクト９は、この吹き飛ばされた缶２、
２、‥を捨缶回収バスケット１０に回収させる。
気信号に応じて駆動装置７にトリガパルスを出力する。
駆動装置７は、トリガパルスが入力されると、圧縮空気
をエアーノズル８に送出する。エアーノズル８は、この
圧縮空気を缶２、２、‥に向けて噴射し、エアーノズル
８の前方に位置する缶２、２、‥を捨缶ダクト９内に吹
き飛ばす。捨缶ダクト９は、この吹き飛ばされた缶２、
２、‥を捨缶回収バスケット１０に回収させる。
【００１１】次に、図２及び図３を参照して、照射部
３、イメージファイバ４及び光検出装置５の構成をさら
に詳しく説明する。図２は、照射部３において検査光の
照射及び反射光の受光をする面の構成を示す図である。
図において、符号４ａ1〜４ａ16は検出光を照射する照
射用光ファイバの端面であり、４ｂ1〜４ｂ16は反射光
を受光する受光用光ファイバの端面である。図示するよ
うに、照射用光ファイバ４ａ1〜４ａ16及び受光用光フ
ァイバ４ｂ1〜４ｂ16の端面は、各々１６個が一列に交
互に配設されている。光検出装置５において発光された
検査光は、照射用光ファイバ４ａ1〜４ａ16内を各々伝
搬し、照射用光ファイバ４ａ1〜４ａ16の各端面から照
射される。一方、反射光は、受光用光ファイバ４ｂ1〜
４ｂ16の端面で受光され、受光用光ファイバ４ｂ1〜４
ｂ16内を伝搬して光検出装置５に入力される。このよう
に構成することによって、この缶検査装置は、缶２、
２、‥の内面の１６箇所の状態を検出する。ここで、こ
の缶検査装置では、缶２、２、‥の搬送方向（矢印Ｘ方
向）に対して、照射部３における照射用光ファイバ４ａ
1〜４ａ16及び受光用光ファイバ４ｂ1〜４ｂ16の端面の
配列方向が直角となるように設置される。
３、イメージファイバ４及び光検出装置５の構成をさら
に詳しく説明する。図２は、照射部３において検査光の
照射及び反射光の受光をする面の構成を示す図である。
図において、符号４ａ1〜４ａ16は検出光を照射する照
射用光ファイバの端面であり、４ｂ1〜４ｂ16は反射光
を受光する受光用光ファイバの端面である。図示するよ
うに、照射用光ファイバ４ａ1〜４ａ16及び受光用光フ
ァイバ４ｂ1〜４ｂ16の端面は、各々１６個が一列に交
互に配設されている。光検出装置５において発光された
検査光は、照射用光ファイバ４ａ1〜４ａ16内を各々伝
搬し、照射用光ファイバ４ａ1〜４ａ16の各端面から照
射される。一方、反射光は、受光用光ファイバ４ｂ1〜
４ｂ16の端面で受光され、受光用光ファイバ４ｂ1〜４
ｂ16内を伝搬して光検出装置５に入力される。このよう
に構成することによって、この缶検査装置は、缶２、
２、‥の内面の１６箇所の状態を検出する。ここで、こ
の缶検査装置では、缶２、２、‥の搬送方向（矢印Ｘ方
向）に対して、照射部３における照射用光ファイバ４ａ
1〜４ａ16及び受光用光ファイバ４ｂ1〜４ｂ16の端面の
配列方向が直角となるように設置される。
【００１２】図３に示すように、光検出装置５には、制
御装置６の指示によって検査光を発光する発光部５ａと
反射光を電気信号に変換して出力する受光部５ｂが設け
られている。発光部５ａには、発光素子５ａ1〜５ａ16
（発光ダイオード等）が各々の照射用光ファイバ４ａ1
〜４ａ16に対応して設けられている。各々の発光素子５
ａ1〜５ａ16は一定の強度の光を発光する。検出部５ｂ
には、各受光用光ファイバ４ｂ1〜４ｂ16に対応して受
光素子５ｂ1〜５ｂ16（フォト・トランジスタ等）が設
けられている。また、検出部５ｂは、各受光素子５ｂ1
〜５ｂ16によってそれぞれ変換された電気信号を積算
し、検出信号として出力する。すなわち、検出部５ｂ
は、演算増幅器等を用いてアナログ的に積算して検出信
号を出力する。
御装置６の指示によって検査光を発光する発光部５ａと
反射光を電気信号に変換して出力する受光部５ｂが設け
られている。発光部５ａには、発光素子５ａ1〜５ａ16
（発光ダイオード等）が各々の照射用光ファイバ４ａ1
〜４ａ16に対応して設けられている。各々の発光素子５
ａ1〜５ａ16は一定の強度の光を発光する。検出部５ｂ
には、各受光用光ファイバ４ｂ1〜４ｂ16に対応して受
光素子５ｂ1〜５ｂ16（フォト・トランジスタ等）が設
けられている。また、検出部５ｂは、各受光素子５ｂ1
〜５ｂ16によってそれぞれ変換された電気信号を積算
し、検出信号として出力する。すなわち、検出部５ｂ
は、演算増幅器等を用いてアナログ的に積算して検出信
号を出力する。
【００１３】以下、この缶検査装置の動作について説明
する。この缶検査装置が作動すると、光検出装置５は制
御装置６の指示によって検出光を発光する。そして、こ
の検査光は、照射部３からバキュームエレベータ１の表
面または缶２、２、‥の内面に向けて常時照射される。
このような状態において、バキュームエレベータ１の表
面または缶２、２、‥の内面から反射された反射光は、
各受光素子５ｂ1〜５ｂ16によって電気信号にそれぞれ
変換される。そして、検出部５ｂは、これらの電気信号
を積算して検出信号として出力する。この検出信号のレ
ベルは、時間の経過と共に図４（ａ）に示すように変化
する。すなわち、バキュームエレベータ１の表面は光の
反射率が低くなるように表面処理されているので、この
部分の検出信号は最も低い信号レベルａとなる。一方、
正常缶の表面においては、缶２、２、‥の内面が正常に
塗装されているので検出信号は信号レベルａよりも高い
信号レベルｂとなる。また、不良缶の表面においては、
内面が塗装されていないので検出信号は最も高い信号レ
ベルｃとなる。
する。この缶検査装置が作動すると、光検出装置５は制
御装置６の指示によって検出光を発光する。そして、こ
の検査光は、照射部３からバキュームエレベータ１の表
面または缶２、２、‥の内面に向けて常時照射される。
このような状態において、バキュームエレベータ１の表
面または缶２、２、‥の内面から反射された反射光は、
各受光素子５ｂ1〜５ｂ16によって電気信号にそれぞれ
変換される。そして、検出部５ｂは、これらの電気信号
を積算して検出信号として出力する。この検出信号のレ
ベルは、時間の経過と共に図４（ａ）に示すように変化
する。すなわち、バキュームエレベータ１の表面は光の
反射率が低くなるように表面処理されているので、この
部分の検出信号は最も低い信号レベルａとなる。一方、
正常缶の表面においては、缶２、２、‥の内面が正常に
塗装されているので検出信号は信号レベルａよりも高い
信号レベルｂとなる。また、不良缶の表面においては、
内面が塗装されていないので検出信号は最も高い信号レ
ベルｃとなる。
【００１４】制御装置６は、この検出信号のレベルをし
きい値ｄと比較することによって、図４（ｂ）に示す検
出パルスを出力する。すなわち、この検出パルスは不良
缶を検出したときに出力される。制御装置６は、時刻ｔ
0において不良缶を検出すると、この不良缶がエアーノ
ズル８の前方に位置するまでの時間Ｔa後（時刻ｔ1）に
図４（ｃ）に示すトリガパルスを出力する。駆動装置７
は、このトリガパルスが入力されると、エアーノズル８
に圧縮空気を送出する。そして、エアーノズル８は、こ
の圧縮空気を前方に位置する不良缶に噴射して捨缶ダク
ト９内にを吹き飛ばす。従って、正常缶のみが次の工程
に搬送される。
きい値ｄと比較することによって、図４（ｂ）に示す検
出パルスを出力する。すなわち、この検出パルスは不良
缶を検出したときに出力される。制御装置６は、時刻ｔ
0において不良缶を検出すると、この不良缶がエアーノ
ズル８の前方に位置するまでの時間Ｔa後（時刻ｔ1）に
図４（ｃ）に示すトリガパルスを出力する。駆動装置７
は、このトリガパルスが入力されると、エアーノズル８
に圧縮空気を送出する。そして、エアーノズル８は、こ
の圧縮空気を前方に位置する不良缶に噴射して捨缶ダク
ト９内にを吹き飛ばす。従って、正常缶のみが次の工程
に搬送される。
【００１５】このように構成された本実施例の缶検査装
置によれば、以下のような効果を奏する。 （１）照射部３と光検出装置５とは、イメージファイバ
４を介して光結合される構成になっている。このように
構成することによって、光検出装置５を缶２、２、‥の
周囲に設置される照射部３から離れた位置に設置するこ
とができる。したがって、缶２、２、‥の周辺で温度変
化が発生した場合、光検出装置５は、その影響を受けず
に反射光を電気信号に安定して変換することができる。 （２）照射部３は、缶２、２、‥の搬送方向に対して光
ファイバ４ａ1〜４ａ16、４ｂ1〜４ｂ16の端面の配列方
向が直角となるように設置されている。したがって、照
射用光ファイバ４ａ1〜４ａ16及び受光用光ファイバ４
ｂ1〜４ｂ16の端面の配列方向を缶２、２、‥の搬送方
向に対して平行に設置した場合に対して、缶２、２、‥
の開口部におけるエッジ部（このエッジ部には塗装が施
されない）の反射光の影響を抑えることができる。 （３）エアーノズル８から噴射されるエアによって不良
缶を除去するので、不良缶の除去が容易である。
置によれば、以下のような効果を奏する。 （１）照射部３と光検出装置５とは、イメージファイバ
４を介して光結合される構成になっている。このように
構成することによって、光検出装置５を缶２、２、‥の
周囲に設置される照射部３から離れた位置に設置するこ
とができる。したがって、缶２、２、‥の周辺で温度変
化が発生した場合、光検出装置５は、その影響を受けず
に反射光を電気信号に安定して変換することができる。 （２）照射部３は、缶２、２、‥の搬送方向に対して光
ファイバ４ａ1〜４ａ16、４ｂ1〜４ｂ16の端面の配列方
向が直角となるように設置されている。したがって、照
射用光ファイバ４ａ1〜４ａ16及び受光用光ファイバ４
ｂ1〜４ｂ16の端面の配列方向を缶２、２、‥の搬送方
向に対して平行に設置した場合に対して、缶２、２、‥
の開口部におけるエッジ部（このエッジ部には塗装が施
されない）の反射光の影響を抑えることができる。 （３）エアーノズル８から噴射されるエアによって不良
缶を除去するので、不良缶の除去が容易である。
【００１６】なお、不良缶の検出方法は、上記の方法に
限定されるものではなく、以下に示す方法が考えられ
る。 （１）各受光素子５ｂ1〜５ｂ16が出力する電気信号を
デジタル・データに変換して加算し、加算した結果得ら
れたデータと所定のしきい値とを比較することによっ
て、正常缶と不良缶の判断を行う。 （２）各受光素子５ｂ1〜５ｂ16が出力する電気信号を
所定のしきい値とそれぞれ比較し、不良を示す数を計数
する。そして、この計数値が所定の計数値よりも大きい
とき不良缶と判断し、この計数値が所定の計数値よりも
小さいとき正常缶と判断する。
限定されるものではなく、以下に示す方法が考えられ
る。 （１）各受光素子５ｂ1〜５ｂ16が出力する電気信号を
デジタル・データに変換して加算し、加算した結果得ら
れたデータと所定のしきい値とを比較することによっ
て、正常缶と不良缶の判断を行う。 （２）各受光素子５ｂ1〜５ｂ16が出力する電気信号を
所定のしきい値とそれぞれ比較し、不良を示す数を計数
する。そして、この計数値が所定の計数値よりも大きい
とき不良缶と判断し、この計数値が所定の計数値よりも
小さいとき正常缶と判断する。
【００１７】
【発明の効果】本発明に係わる表面検査装置によれば、
被検査物を正確に識別して正常な被検査物のみを選別す
ることができる。したがって、表面検査装置の信頼性が
向上する。
被検査物を正確に識別して正常な被検査物のみを選別す
ることができる。したがって、表面検査装置の信頼性が
向上する。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明による表面検査装置の一実施例を示す構
成図である。
成図である。
【図２】本発明の表面検査装置における照射部の構成例
を示す図である。
を示す図である。
【図３】本発明の表面検査装置における照射部、イメー
ジファイバ及び光検出装置の構成例を示す図である。
ジファイバ及び光検出装置の構成例を示す図である。
【図４】本発明による表面検査装置の動作を説明する図
である。
である。
１ バキュームエレベータ ２ 缶 ３ 照射部 ４ イメージファイバ ４ａ1〜４ａ16 照射用光ファイバ ４ｂ1〜４ｂ16 受光用光ファイバ ５ 光検出装置 ５ａ 発光部（発光手段） ５ａ1〜５ａ16 発光素子 ５ｂ 検出部（光検出手段） ５ｂ1〜５ｂ16 受光素子（光検出素子） ６ 制御装置 ７ 駆動部 ８ エアーノズル ９ 捨缶ダクト １０ 捨缶回収バスケット
Claims (3)
- 【請求項１】 搬送装置上に載置されて順次搬送されて
くる被検査物の表面に照射する検査光を発光する発光手
段と、 前記検査光が被検査物の複数の部分において反射されて
得られる反射光の強度をそれぞれ検出する複数の光検出
素子を有する光検出手段と、 この検出結果に基づいて所定状態と異なる表面の被検査
物を除去する不良品除去手段と、 を具備することを特徴とする表面検査装置。 - 【請求項２】 前記発光手段は、前記光検出素子に対応
させて複数個設けられていることを特徴とする請求項１
記載の表面検査装置。 - 【請求項３】 前記光検出素子は、一列に並べて設けら
れており、その並び方向が被検査物の搬送方向になるよ
うに設置されていることを特徴とする請求項１記載の表
面検査装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21641094A JPH0875673A (ja) | 1994-09-09 | 1994-09-09 | 表面検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21641094A JPH0875673A (ja) | 1994-09-09 | 1994-09-09 | 表面検査装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0875673A true JPH0875673A (ja) | 1996-03-22 |
Family
ID=16688130
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21641094A Withdrawn JPH0875673A (ja) | 1994-09-09 | 1994-09-09 | 表面検査装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0875673A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107694838A (zh) * | 2017-10-26 | 2018-02-16 | 福建省苍乐电子企业有限公司 | 一种led自动测试涂胶装置及其工作方法 |
-
1994
- 1994-09-09 JP JP21641094A patent/JPH0875673A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107694838A (zh) * | 2017-10-26 | 2018-02-16 | 福建省苍乐电子企业有限公司 | 一种led自动测试涂胶装置及其工作方法 |
| CN107694838B (zh) * | 2017-10-26 | 2023-02-17 | 福建省苍乐电子企业有限公司 | 一种led自动测试涂胶装置及其工作方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20011120 |