JPH0873623A - 写真用ポリエステルフィルム - Google Patents

写真用ポリエステルフィルム

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JPH0873623A
JPH0873623A JP21739794A JP21739794A JPH0873623A JP H0873623 A JPH0873623 A JP H0873623A JP 21739794 A JP21739794 A JP 21739794A JP 21739794 A JP21739794 A JP 21739794A JP H0873623 A JPH0873623 A JP H0873623A
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Abstract

(57)【要約】 【構成】反復構造単位の少なくとも80モル%がエチレ
ン−2,6−ナフタレート単位であるポリエステルから
なり、中心線平均表面粗さRaが0.020μm以下、
最大表面粗さRtが0.3μm以下の表面状態を有する
ことを特徴とする写真用ポリエステルフィルム。 【効果】取扱いやすく、透明性、耐熱性、寸法安定性が
良好で、画像の鮮明性に優れた写真用フィルムとしての
性能を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は写真用ポリエステルフィ
ルムに関する。さらに詳しくは、本発明は、写真感光材
料の支持体として、取扱い性をはじめ、透明性、耐熱
性、寸法安定性が良好で、画像の鮮明性に優れた写真用
ポリエステルフィルムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ポリエチレンテレフタレート(PETと
略称)に代表されるポリエステルの二軸延伸フィルム
は、機械的特性、電気的特性、耐薬品性、寸法安定性、
透明性などの諸特性に優れており、各方面の分野で広く
利用されている。特に、X線写真用、印刷製版用、マイ
クロフィルム用、電子写真、ジアゾ写真等の複写用など
の写真用として、透明で曇りがないこと、引張り、引裂
き、ねじれに対し強いこと、寸法的に安定であること、
カールが少ないこと、乳剤や水、アルカリ液に対し安定
であること、熱変形温度が高いこと、フィルム表面およ
び内部に異物のないこと等ほとんど全ての特性を満足し
使用されてきた。
【0003】写真用ベースに使用されるプラスチックフ
ィルムとしては古くはニトロセルロースフィルム、ジア
セチルセルロースフィルムなどが使用されていたが、そ
の後トリアセチルセルロースフィルム(TACフィルム
と略称)が使われるようになった。しかしながら、ポリ
エステルフィルム、特にポリエチレンテレフタレートが
開発されてからは、その優れた特性の故に次第にその分
野が拡大し、TACフィルムと置き替わってきた。
【0004】しかしながら、TACフィルムは、適度な
吸水性を有するため、特に白黒およびカラーの一般向け
ロールフィルム用で必要となる現像処理後のカール解消
性に優れる(例えば特開平4−93937号公報に記
載)という特徴を持ち、写真用の該分野では以前として
TACフィルムが使用されている。TACフィルムは厳
重な管理の基に溶媒に塩化メチレンを用いた溶液製膜法
で製造されているが、溶媒の人体や環境への影響が懸念
されること、機械的強度が劣り現状フィルムが巻き込ま
れているパトローネの小型化ができず、カメラの小型・
薄型化の要求に応えられない問題をもっている。
【0005】また、TACに替わってPETフィルムが
用いられている分野でも、性能要求が高度化しており、
従来のPETフィルムでは必ずしも対応できなくなりつ
つある。例えば、マイクロフィルムにおいて、記録密度
のアップと記録再生拡大倍率のアップが進み、従来の透
明性の尺度では計れない微小な異物が問題とされるよう
になっている。また、X線フィルムにおいては、病院な
ど大量に使用するところでは、運搬の際重量がかさむこ
とから薄膜化が望まれている一方、写真一枚一枚を手に
持ったとき曲がってしまわない腰の強さが必要であり、
PETフィルムでは腰の弱さからこれらを両立すること
は困難である。さらには、印刷製版用などでは、大きな
面積を正確な縮尺で再現するため、あるいは現像時間を
短くするため高温現像を行うような用途で、従来のPE
Tフィルムの寸法安定性では不十分であり、さらに高度
な寸法安定性が必要になっている。
【0006】このような中で、TACやPETに替わる
プラスチックフィルムとして、ポリエチレン2、6−ナ
フタレートフィルム(PENフィルムと略称する)も提
案されている(特公昭48−40414号公報、特開昭
50−109715号公報など)が、今だ不十分であ
り、実用化に至ってはいない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
した従来技術の問題点を解消し、取扱いやすく、透明
性、耐熱性、寸法安定性が良好で、画像の鮮明性に優れ
た写真用フィルムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するため、反復構造単位の少なくとも80モル%が
エチレン−2,6−ナフタレート単位であるポリエステ
ルからなり、中心線平均表面粗さRaが0.020μm
以下、最大表面粗さRtが0.3μm以下の表面状態を
有することを特徴とする写真用ポリエステルフィルムと
するものである。
【0009】好ましくは、平均粒子径0.001〜5μ
mの粒子を0.001〜0.5重量%含有し、かつ、該
粒子は主として第2成分ポリエステルで包含されてなる
ことを特徴とする写真用ポリエステルフィルムである。
【0010】また、好ましい態様としては、平均粒子径
0.001〜1.0μmの第1の粒子を0.001〜
0.5重量%と、該第1の粒子より1.5倍以上大きい
平均粒子径を有する第2の粒子を0.001〜0.05
重量%含有してなることを特徴とする写真用ポリエステ
ルフィルムである。
【0011】本発明のポリエステルフィルムは、実質的
にエチレン−2,6−ナフタレートから構成され、反復
構造単位の少なくとも80モル%がエチレン−2,6−
ナフタレートある。好ましくは少なくとも90モル%,
さらに好ましくは95モル%である。エチレン−2,6
−ナフタレート単位が反復構造単位の80モル%未満で
あると、寸法安定性、機械的特性が劣るため好ましくな
い。少量、すなわち、20モル%以下、好ましくは10
モル%以下、さらに好ましくは5モル%以下であれば以
下の共重合成分によって変成されたものであってもよ
い。
【0012】共重合成分としては、2塩基酸成分として
は、例えば、テレフタル酸、イソフタル酸、2、7−ナ
フタレンジカルボン酸、ジフェニルジカルボン酸、ジフ
ェニルスルホンジカルボン酸、ジフェニルエーテルジカ
ルボン酸、ジフェノキシエタンジカルボン酸、5−ナト
リウムスルホイソフタル酸、5−リチウムスルホイソフ
タル酸、4−ナトリウムスルホ−2、6−ナフタレンジ
カルボン酸、フタル酸、ジフェニルジカルボン酸、ジフ
ェニルチオエーテルジカルボン酸、ジフェニルケトンジ
カルボン酸、フェニルインダンジカルボン酸等の芳香族
ジカルボン酸、シュウ酸、コハク酸、アジピン酸、セバ
シン酸、ダイマー酸、マレイン酸、フマル酸等の脂肪族
ジカルボン酸、シクロヘキサンジカルボン酸等の脂環族
ジカルボン酸、p−オキシ安息香酸等のオキシカルボン
酸、ポリエチレンオキシドジカルボン酸、ポリテトラメ
チレンオキシドジカルボン酸等のポリエーテルジカルボ
ン酸などを挙げることができる。
【0013】また、グリコール成分としては、例えば、
エチレングリコール、プロピレングリコール、ブタンジ
オール、ペンタンジオール、ヘキサンジオール、ネオペ
ンチルグリコール等の脂肪族グリコール、シクロヘキサ
ンジメタノール等の脂環族グリコール、ビスフェノール
A、ビスフェノールS等の芳香族グリコール、ポリエチ
レングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリテト
ラメチレングリコール、ポリエチレングリコール−ポリ
プロピレングリコール共重合体などのポリアルキレング
リコール等が挙げられる。なお、ポリアルキレングリコ
ールやポリエーテルジカルボン酸の平均分子量として
は、好ましくは400〜40000であり、さらに好ま
しくは600〜20000、より好ましくは1000〜
10000である。
【0014】もちろん、複数の二塩基酸や複数のグリコ
ールを共重合してもよく、また、本発明の効果を阻害し
ない限りにおいて、トリメリット酸、トリメシン酸、ト
リメチロールプロパン等の多官能化合物を共重合したも
のを用いてもよい。
【0015】また、本発明のポリエステルフィルムにお
いて、フィルム中のアンチモン元素の含有量は、10〜
500ppmの範囲が好ましく、50〜400ppmの
範囲がより好ましい。また、金属状アンチモン単体の含
有量としては、ポリエステル重量に対し、0.01〜1
0ppmの範囲であれば、フィルムが着色することもな
く、また異物が少なく透明性に優れ、鮮明な写真画像が
得られることから好ましい。
【0016】また、本発明のポリエステルフィルムの固
有粘度としては、好ましくは0.4〜1.2の範囲、さ
らに好ましくは0.5〜1.1、0.6〜1.0がより
好ましい。また、フィルムのヘイズ値は5%以下が好ま
しく、3%以下がより好ましい。ヘイズ値が5%を超え
るとフィルムを写真感光材料として用いた場合、画像が
ぼけてしまい不鮮明になってくる。
【0017】本発明のポリエステルフィルムの表面状態
は、高い透明性を保持しつつ取扱い性良好なものとし、
かつ、鮮明な画像を得るために、少なくとも中心線平均
表面粗さRaが0.020μm以下、最大表面粗さRt
が0.3μm以下である必要がある。中心線平均表面粗
さRaとしては、さらに好ましくは0.015μm以
下、より好ましくは0.010μm以下である。また、
最大表面粗さRtは、さらに好ましくは0.2μm以
下、より好ましくは0.15μm以下である。中心線平
均表面粗さRaが0.020μmを超えたり、最大表面
粗さRtが0.3μmを超えると鮮明な写真画像が得ら
れ難くなる。また、波長540nmの多重干渉法で測定
したとき、2次、3次、4次の干渉縞を示す突起の数が
それぞれ130個/mm2 以下、30個/mm2 以下、
15個/mm2 以下が好ましい。
【0018】かかる表面状態を保持し、易滑性を得るた
めに、平均粒子径0.001〜5μmの無機粒子および
/または有機粒子を0.001〜0.5重量%フィルム
中に含有させることにより達成することが可能である
が、本発明の表面状態および高い透明性を保持し、かつ
易滑性を発現させるためには、上記粒子が、本発明の主
構成成分であるエチレン−2,6−ナフタレート以外の
他のポリエステルで包含されてなる構成をとることが好
ましい。かかる第2成分ポリエステルで上記粒子が包含
されることにより、粒子まわりのボイド発生が低く抑え
られ、ボイドによる光の散乱も少なく、透明性に優れる
ので好ましい。かかる第2成分ポリエステルとしては、
ポリエチレンテレフタレートが好ましい。ポリエチレン
テレフタレートで粒子を包含することにより、ボイド抑
制の他、実質的にエチレン−2,6−ナフタレートから
なるフィルムでは蛍光を発しやすいという問題がある
が、かかる問題をも軽減させる効果があり好ましいので
ある。かかる第2成分ポリエステルのフィルム中に混合
される割合は0.1〜20重量%の範囲が望ましい。
【0019】また、別の好ましい態様としては、平均粒
子径0.001〜1.0μmの第1の無機粒子および/
または有機粒子が0.001〜0.5重量%と、該第1
の粒子より1.5倍以上大きい平均粒子径を有する第2
の無機粒子および/または有機粒子が0.001〜0.
05重量%含有されてなる、粒子径の異なる2種以上の
粒子系からなるものが好ましい。より好ましくは、第1
の粒子が0.001〜0.1重量%および第2の粒子が
0.02重量%以下含有されてなる粒子混合系である。
特に、上記第1の粒子および/または第2の粒子が第2
成分ポリエステルで包含されてなる構成のものが最も好
ましい。かかる特定の粒子径のものを添加することによ
り、優れた加工性(易滑性)と高い透明性の両立を図る
ことができ、鮮明な画像が得られる。
【0020】かかる不活性な粒子の代表的なものとし
て、例えば、湿式シリカ、乾式シリカ、コロイド状シリ
カ、酸化チタン、炭酸カルシウム、リン酸カルシウム、
フッ化カルシウム、フッ化リチウム、硫酸バリウム、ジ
ルコニア、アルミナ、マイカ、タルク、カオリン、クレ
ー等の無機粒子およびスチレン、シリコーン、アクリル
酸類等を構成成分とする有機粒子等を挙げることができ
る。なかでも湿式または乾式シリカまたはコロイド状シ
リカ、アルミナ等の無機粒子およびスチレン、シリコー
ン、アクリル酸、メタクリル酸、ポリエステル、ジビニ
ルベンゼン等を構成成分とする有機粒子が好ましい。特
に、写真用としては透明性が重要な要件となるため、ポ
リエステルと比較的近い屈折率をもつ炭酸カルシウム、
シリカ、架橋ポリスチレン系粒子が好ましい。これらの
粒子の形状は、特に限定はないが、球状に近いもの程好
ましい。この代表例としては球状シリカを挙げることが
できる。また、これらの粒子は2種以上を併用してもよ
い。
【0021】かかる粒子を用いる易滑性の付与として、
ポリエステルの重合反応時に添加する触媒等を析出させ
る内部粒子による方法も採用可能であるが、ポリエステ
ル合成反応系に不活性な粒子を添加する方法、或いは、
製膜時に予め作成した粒子マスタポリマを添加するいわ
ゆる外部粒子添加の方法が好ましい。特に後者の方法即
ち、粒子を含有したマスタポリマを予め作成し、これを
製膜時に所定量ベースポリマに添加・混合する方法が、
生産性、作業性、フィルム性能など総合的に勘案して好
ましい。かかるマスタポリマ作成の際、マスタポリマと
ベースポリマとは同一のポリマでもよいが、本発明にお
いては、ベースポリマとは異なる第2成分からなるポリ
エステルを用いるのが前記理由により好ましい。さら
に、ポリエチレンテレフタレートからなるフィルムを製
造しているところでは、数多くの種類の粒子マスタを使
用しており、適宜な粒子を選択する選択幅が広いという
副次的効果もある。
【0022】さらに、本発明のポリエステルフィルム
は、目的を損なわない範囲であれば他の成分を含有する
ことができる。例えば、酸化防止剤、熱安定剤、紫外線
吸収剤、耐候剤、着色剤などの各種添加剤を含有しても
よい。
【0023】本発明のポリエステルフィルムは、エチレ
ン−2,6−ナフタレート単位を主体とするため高屈折
率であり、ライトパイピング現象を起こしやすい傾向が
ある。ライトパイピング現象を回避する方法として染料
を添加する方法が知られている。フィルム染色に使用す
る染料については特に限定はされないが、色調は感光材
料に一般的な性質上グレー染色が好ましく、また、染料
はポリエステルフィルムの製膜領域での耐熱性に優れ、
かつポリエステルとの相溶性に優れたものが好ましい。
染色濃度に関しては、マクベス社製の色濃度計にて可視
領域での色濃度を測定し、少なくとも0.01以上であ
ることが好ましく、0.03以上がさらに好ましい。
【0024】本発明のポリエステルフィルムは、単層で
あっても、複層構造であってもよく、主体となる層がエ
チレン−2,6−ナフタレートを主体とするポリエステ
ルからなるものであればよい。他の層としては、易滑
性、着色、帯電防止性、接着性を付与する層、あるいは
写真感材塗布によるカール発生を防止するため、感材類
似の組成の層を感材塗布層の反対面に設けたり、他のポ
リマ、例えば、PETや共重合ポリエステルなどの層を
設けることもできる。この場合、エチレン−2,6−ナ
フタレートを主体とするポリエステルの層の厚みが、全
体の少なくとも70%以上であることが好ましい。
【0025】本発明のポリエステルフィルムは、未延伸
フィルムや一軸延伸フィルムであってもよいが、特に寸
法安定性の面から二軸延伸フィルムが好ましく、長手方
向の巻癖の付き難さや幅方向のカールのし難さの点か
ら、ヤング率として、350〜900kg/mm2 が好
ましく、400〜800kg/mm2 の範囲を有するも
のがより好ましい。
【0026】また、38℃の蒸留水中に30分間浸漬し
た時のヤング率としては、好ましくは300kg/mm
2 以上、より好ましくは350kg/mm2 以上であ
る。
【0027】また、本発明のポリエステルフィルムの1
50℃、30分における熱収縮率は2%以下が好まし
く、さらに好ましくは1.5%以下、より好ましくは
1.2%以下である。また、80℃、8時間における熱
収縮率は0.7%以下が好ましく、さらに好ましくは
0.5%以下、より好ましくは0.3%以下である。
【0028】また、本発明のポリエステルフィルムの引
裂伝播抵抗は、好ましくは200g/mm以上、さらに
好ましくは300g/mm以上である。破断強度は、好
ましくは10kg/mm2 以上、さらに好ましくは15
kg/mm2 以上、より好ましくは、18kg/mm2
以上である。
【0029】次に、本発明の写真感光材料用ポリエステ
ルフィルムの製造方法について述べるがこれに限定され
るものではない。
【0030】先ず、本発明のポリエステルの製造は、従
来公知の任意の方法を採用することができ、特に限定さ
れるものではない。例えば、2,6ナフタレンジカルボ
ン酸および、場合により少量の他のジカルボン酸成分と
エチレングリコールおよび場合により少量の他のグリコ
ール成分とを直接エステル交換反応するか、または、ジ
カルボン酸成分のジアルキルエステルを用いる場合は、
グリコール成分とでエステル交換反応し、これを減圧下
に加熱して余剰のグリコール成分を除去することによ
り、ポリエステルを得ることができる。この際、必要に
応じてエステル交換反応触媒、或いは重合反応触媒を用
い、或いは安定剤、着色防止剤を添加することが好まし
い。反応触媒としては、例えばアルカリ金属化合物、ア
ルカリ土類金属化合物、亜鉛化合物、鉛化合物、マンガ
ン化合物、コバルト化合物、アルミニウム化合物、アン
チモン化合物、チタン化合物、なかでもアンチモン化合
物が好ましく、安定剤、着色防止剤としては例えばリン
化合物等を挙げることができる。アンチモン化合物とし
ては、三酸化アンチモン、五酸化アンチモン、酢酸アン
チモン、アンチモングリコラートなどが挙げられる。ま
た、リン化合物としては、リン酸およびそのエステル、
亜リン酸およびそのエステル、ホスホン酸およびそのエ
ステル、ホスフィン酸およびそのエステルが挙げられる
が、リン酸およびリン酸エステルのような還元作用の小
さいものが好ましい。また、重合温度は、溶融状態を維
持できれば、できるだけ低温で行うことが好ましい。も
ちろん、着色防止剤、酸化防止剤、結晶核剤、滑剤、ブ
ロッキング防止剤、紫外線吸収剤、消泡剤、帯電防止剤
などを添加してもよい。
【0031】本発明のポリエステルフィルムは、溶融押
出によって好ましく製造される。ポリエステルは、真空
乾燥時、特定の粒子マスタポリマを所定量添加・混合
し、真空乾燥後、溶融押出装置に供給され、スリット状
の通常の口金から吐出される。かかる溶融物を鏡面また
は表面粗面化した回転冷却ドラム上にて冷却固化し、実
質的に非晶状態のキャストフィルムを得る。回転冷却ド
ラム上に冷却する際には、厚みの均一性の点から静電印
加キャスト法を採用することが好ましい。溶融押出装置
は周知の装置が適用可能であるが、エクストルーダが簡
便であり好ましい。
【0032】本発明のポリエステルフィルムは、未延伸
フィルムや一軸延伸フィルムであってもよいが、機械的
強度を付与するために、二軸延伸することが好ましく、
通常のポリエステルの二軸延伸方法が採用できる。例え
ば、テンタ法による同時二軸延伸や逐次二軸延伸法があ
る。逐次二軸延伸の場合、長手方向あるいは幅方向の延
伸を2回以上行うことも可能である。
【0033】延伸温度はポリエステルのガラス転移温度
以上、昇温結晶化温度以下の範囲であれば任意の温度と
することができるが、本発明において、長手方向の場
合、110〜180℃、幅方向の延伸の場合120〜2
00℃であることが好ましい。フィルムの長手方向およ
び幅方向の延伸倍率は目的とするフィルムの配向度、強
度、弾性率に応じて任意に設定することができる。ま
た、長手方向、幅方向に延伸した後、さらに長手方向お
よび/または幅方向に延伸してもよい。
【0034】さらに、二軸延伸の後にフィルムの熱処理
を行う。この熱処理はオーブン中、加熱されたロール上
等、従来公知の任意の方法で行うことができる。熱処理
温度はポリエステルの結晶化温度以上融点以下の任意の
温度とすることができるが、好ましくは150〜255
℃である。また、熱処理時間は任意とすることができる
が、通常0.5〜60秒間行うのが好ましい。熱処理は
フィルムをその長手方向および/または幅方向に弛緩さ
せつつ行ってもよい。
【0035】なお、本発明のポリエステルフィルムを製
造するにあたり、必要により酸化防止剤、可塑剤、帯電
防止剤、耐候剤、末端封鎖剤等の添加剤も適宜使用する
ことができる。
【0036】また、本発明のポリエステルフィルムは、
後で設ける感光層や保護層などとの接着性を向上させる
ため、コロナ放電処理、薬液処理、火炎処理、紫外線処
理、プラズマ処理などの各種表面処理を必要に応じて施
すことができる。
【0037】さらに、本発明のポリエステルフィルム
は、35mm幅またはそれ以下の幅でパトローネに収め
られる等、ロールフィルムとして使用される場合におい
て、巻き癖がつき難く、かつ、現像後のカール状態が少
ないフィルムとするために、上記ポリエステルフィルム
の熱処理後から感材が塗布された写真フィルムにいたる
までの任意の段階で、該ポリエステルフィルムのガラス
転移温度以下の温度でアニール処理することは好ましい
方法である。かかるアニール処理の温度は40〜120
℃の範囲が好ましく、50〜95℃の範囲がより好まし
い。処理時間はかかる温度により異なるが、1〜100
0時間処理するのが好ましい。
【0038】
【特性の測定法、評価法】ポリエステルフイルムの特性
は以下の方法により測定、評価した。
【0039】(1)固有粘度 o−クロロフェノールを溶媒として25℃にて測定し
た。
【0040】(2)熱収縮率 幅10mm、長さ250〜300mmのフィルムサンプ
ルを200mm間隔にマーキングし、サンプル支持板に
一定張力下で固定し、万能投影機(日本光学製V16
A)を用いてマーキング間隔の原長を測定した。測定し
たサンプルに3gのクリップを用いて荷重をかけ、80
℃に設定した熱風オーブン中で8時間回転させながら処
理した。処理したサンプルは、原長を測定した雰囲気下
に2時間放置後、原長測定法と同様にマーキング間隔を
測定して収縮率を求めた。
【0041】同様の測定を150℃、30分でも行っ
た。
【0042】(3)破断強度、ヤング率 JIS−Z1702−1976に準じて、幅10mm、
長さ100mmの短冊片で、引張速度は破断強度の測定
の際には300mm/min、ヤング率は20mm/m
inで測定した。
【0043】(4)引裂伝播抵抗 軽荷重式引裂試験機(東洋精機(株)製)を用いて、A
STM−D−1922に従って測定した。サンプルサイ
ズは、51×64mmで13mmの切れ込みを入れ、残
り51mmを引き裂いた時の指示値を読み取った。
【0044】(5)フィルムヘイズ フィルムヘイズは、ASTM−D1003−52に準じ
て測定した。
【0045】(6)粒子の平均粒径 サンプルよりポリエステル部をプラズマ低温灰化処理法
(例えば大和化学製PR−503型)で除去し粒子を露
出させる。処理条件はポリエステルは灰化されるが粒子
はダメージを受けない条件を選択する。これをSEMで
観察し、粒子の画像をイメージアナライザー(例えばケ
ンブリッジインスツルメント製QTM900)で処理し
て、観測粒子数500個以上についての度数分布を求
め、ピーク値を示す粒子径をもって平均粒径とする。ま
た、2つ以上のピーク値が出現する場合においては、そ
れぞれのピーク値をもって、平均粒径が異なる2種以上
の粒子が添加されているものとみなすことにした。
【0046】(7)粒子の含有量 ポリエステルは溶解し、粒子は溶解させない溶媒(例え
ば、o−クロロフェノールなど)を用いてサンプルを溶
解し、該溶液より粒子を遠心分離し、サンプルの全体重
量に対する粒子の重量比率(重量%)をもって粒子含有
量とする。
【0047】なお、平均粒径が異なる2種以上の粒子が
添加されているものにおいては、上記度数分布のピーク
高さを代表して、それぞれの粒子の添加割合とみなし、
平均粒子径と比重から重量比率に換算した値をもって、
それぞれの粒子含有量とする。
【0048】(8)中心線平均表面粗さRa、最大表面
粗さRt 小坂研究所製の高精度薄膜段差測定器ET−10を用い
て測定した。条件は次の通りであり、20回の測定の平
均値をもって値とした。
【0049】触針先端半径:0.5μm 触針荷重 :5mg 測定長 :1mm カットオフ値:0.08mm なお、Ra、Rtの定義は、例えば、奈良次郎著「表面
粗さの測定・評価法」(総合技術センター、1983)
に示されているものである。
【0050】(9)巻き癖カールの大きさ フィルムを幅方向35mm、長手方向135mmの大き
さにサンプリングし、直径10mmの巻芯に巻き付け、
70℃、30%RH、72時間の処理を行い、その後、
巻芯から解放し、38℃の蒸留水に30分間浸漬後、3
0gの張力をかけた状態で、50℃の熱風オーブン中で
5分間乾燥する。処理したフィルムサンプルを平面上に
置いた時に形成される円筒の直径を測定した。巻き癖カ
ール回復性は、以下の5段階で評価した。
【0051】 5:フィルムがカールせず、平らになった 4:円筒の直径が60mm以上 3:円筒の直径が40mm以上60未満 2:円筒の直径が20mm以上40未満 1:円筒の直径が20mm未満
【0052】(10)易滑性(静摩擦係数μs、動摩擦
係数μd) フィルム同士の摩擦係数は、ASTM−D−1894−
63に準じ、静摩擦係数μs、動摩擦係数μdを新東科
学(株)製測定機“HEIDON”−14DRを用い
て、サンプル移動速度200mm/分、荷重200g、
接触面積63.5mm×63.5mmの条件で測定し
た。写真感光材料の支持体として取扱い性を良好とする
ためのフィルムの易滑性は以下の基準により判定した。
【0053】◎:μd=0.60未満 ○:μd=0.60以上0.80未満 ×:μd=0.80以上
【0054】(11)拡大評価 ベースフィルムにジアゾ層を塗布し、ジアゾマイクロフ
ィルム解像チャートを得、これをプロジェクターにより
200倍に拡大し、写し出された画質を次の3段階で評
価した。
【0055】Aランク:線画や白黒の地肌色合いのコン
トラストが鮮明で、微小黒斑点状の影が見られず、画像
も極めて明るく、特に印刷製版、マイクロフィルムとし
ても最適なフィルム状態のもの Bランク:微小黒斑点状の影が若干みられるが、線画や
白黒の地肌色合いのコントラストが鮮明で画像も明る
く、実用上問題のないレベルのもの Cランク:微小黒斑点状の影が多く認められ、線画や白
黒の地肌色合いのコントラストが不鮮明で、実用上問題
なレベルのもの
【0056】
【実施例】以下実施例によって本発明を詳細に説明する
が、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
【0057】実施例1 攪拌装置、精留塔、凝縮器を備えたエステル交換反応器
に、2,6−ナフタレンジカルボン酸ジメチル100重
量部とエチレングリコール(以下EGと略称する)51
重量部に、酢酸カルシウム0.06重量部および三酸化
アンチモン0.025重量部を添加し、180〜240
℃まで徐々に昇温し、同時に生成したメタノールは連続
的に反応系外に留出させながらエステル交換反応を行っ
た。こうして得られた反応物にリン酸トリメチルエステ
ル0.04重量部を添加し、5分間反応させた。
【0058】引き続いてエチレングリコールを連続的に
留出させながら285℃まで昇温し、同時に0.2mm
Hgまで減圧を進めて重縮合反応を行い、固有粘度0.
67のポリマペレットを得た。
【0059】一方、粒子マスタとして、平均粒子径0.
7μmのSiO2 を0.5重量%含有するポリエチレン
テレフタレートからなる粒子マスタA(第1の粒子)
と、平均粒子径1.2μmのSiO2 を1重量%含有す
るポリエチレンテレフタレートからなる粒子マスタB
(第2の粒子)を準備した。
【0060】しかる後、上記のポリマペレットを150
℃で予備結晶化させた。次いで、該ポリマペレットに、
予め作成した上記2種類の粒子マスタAおよび粒子マス
タBをそれぞれ3.0重量%(粒子添加量としては0.
015重量%)、0.6重量%(粒子添加量としては
0.006重量%)づつ添加・混合した後、180℃で
真空乾燥した。
【0061】次いで、押出機に供給し、295℃で溶融
し、通常の口金から吐出後、冷却ドラムにて冷却固化し
て未延伸シートを作成した。得られた未延伸シートを1
35℃で縦方向に3.5倍、130℃で横方向に4.3
倍逐次二軸延伸した後、235℃で2秒間熱処理して、
厚み75μmの二軸延伸フィルムを得た。しかる後、該
フィルムを90℃の高温雰囲気下で42時間放置し、ア
ニール処理を施した。次に、一方の表面上に(スチレン
−ブチルアクリレート−ヒドロキシアクリレートブタジ
エン)ラテックスからなる下引層を設けた。また、もう
一方の表面上に水溶性導電性ポリマ、疎水性ポリマ粒子
および硬化剤からなる帯電防止層を設けた。次いで、下
引層の上に感光層を設け写真フィルムを得た。得られた
写真フィルムの特性は、表1に示したように良好であ
り、極めて画像の鮮明性にも優れたものであった。
【0062】比較例1 粒子マスタとしてBを重量で6重量%(粒子添加量とし
ては0.06重量%)添加する以外は全く同様にして、
厚み75μmの二軸延伸フィルムを得た。得られたフィ
ルムの滑り性は良好で、加工性については全く問題はな
かったが、ヘイズが大きく、表面の平滑性、透明性に劣
り、画像の鮮明性にも欠けるものであった。
【0063】実施例2〜実施例4 粒子径および粒子添加量を表1に示したように変更する
以外は実施例1と同様にしてポリエステルフィルムおよ
び写真フィルムを作成した。なお、粒子Cは、マスタポ
リマがポリエチレンテレフタレートから構成され、平均
粒子径0.09μmの乾式シリカを0.25重量%含有
する粒子マスタCを用いた。表1から明らかなように本
発明のポリエステルフィルムは、取扱いやすく、透明性
も良好で、画像の鮮明性にも優れたものであった。
【0064】
【表1】
【0065】
【発明の効果】本発明のポリエステルフィルムは、取扱
いやすく、透明性、耐熱性、寸法安定性が良好で、画像
の鮮明性に優れた写真用フィルムとしての性能を有す
る。
【0066】特に、X線写真用、印刷製版用、マイクロ
フィルム用、電子写真、ジアゾ写真等の複写用などの写
真用として好適に用いることができる。
【0067】さらに、巻き癖カールが付き難いことか
ら、一般用ロール状写真フィルムとしても好ましく使用
することができる。また、白色化すれば、印画紙などの
も使用することができる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 反復構造単位の少なくとも80モル%が
    エチレン−2,6−ナフタレート単位であるポリエステ
    ルからなり、中心線平均表面粗さRaが0.020μm
    以下、最大表面粗さRtが0.3μm以下の表面状態を
    有することを特徴とする写真用ポリエステルフィルム。
  2. 【請求項2】 平均粒子径0.001μm〜5μmの粒
    子を0.001〜0.5重量%含有し、かつ、該粒子は
    主として第2成分ポリエステルで包含されてなることを
    特徴とする請求項1に記載の写真用ポリエステルフィル
    ム。
  3. 【請求項3】 平均粒子径0.001μm〜1.0μm
    の第1の粒子を0.001〜0.5重量%と、該第1の
    粒子より1.5倍以上大きい平均粒子径を有する第2の
    粒子を0.001〜0.05重量%含有してなることを
    特徴とする請求項1または請求項2に記載の写真用ポリ
    エステルフィルム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001058383A (ja) * 1999-06-15 2001-03-06 Toray Ind Inc 樹脂被覆ポリエステルフィルムおよびその製造方法
JP2012028817A (ja) * 2011-10-27 2012-02-09 Fujimori Kogyo Co Ltd Fpc用保護フィルム、fpc用保護フィルム付樹脂導体箔積層体およびそれを用いたフレキシブルプリント配線基板の製造方法
KR20160138381A (ko) 2014-03-26 2016-12-05 니폰 제온 가부시키가이샤 복층 필름 및 그의 제조 방법
KR20210114004A (ko) 2019-01-31 2021-09-17 도요보 가부시키가이샤 이접착성 폴리에스테르 필름 및 그의 제조방법

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