JPH0873599A - ポリカーボネート採光材 - Google Patents

ポリカーボネート採光材

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JPH0873599A
JPH0873599A JP6232093A JP23209394A JPH0873599A JP H0873599 A JPH0873599 A JP H0873599A JP 6232093 A JP6232093 A JP 6232093A JP 23209394 A JP23209394 A JP 23209394A JP H0873599 A JPH0873599 A JP H0873599A
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克盛 兵頭
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幹雄 八木
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栄治 有本
Susumu Kikuchi
勧 菊池
Naoki Yabuta
直己 薮田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ポリカーボネート樹脂を主体とする合成樹脂
層中では、ポリカーボネート樹脂とそれに混合された異
種の合成樹脂との光の屈折率が異なるとその層中で光が
屈折するという現象を利用することによって、ポリカー
ボネート採光材についての光線透過率をその採光材が半
透明を呈する程度に調節する。 【構成】 ポリカーボネート樹脂と15重量%以下のア
クリル系合成樹脂との混合物を板状に成形する。必要に
応じ、板状成形品(基材5)の片面または両面に有彩色
または無彩色に着色された合成樹脂フィルム(表皮層
8)をラミネートする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、採光材、特にポリカー
ボネート樹脂を主体とする採光材に関する。
【0002】
【従来の技術】実開平2−144425号公報にポリカ
ーボネート樹脂を用いた遮光性合成樹脂板についての記
載がある。この公報に記載されている遮光性合成樹脂板
は、ポリカーボネート樹脂の耐衝撃強さなどの機械的強
度をできるだけ低下させずに、高い遮光性を発揮させる
ような工夫を講じたものであって、その手段として、添
加物を含まないかあるいは染料などの着色剤を微小量含
んだポリカーボネート樹脂基材に、無機顔料などの光隠
蔽性に優れる着色剤を含んだアクリル系フィルムでなる
表皮層をラミネート(積層一体化)するという方法が選
択されている。すなわち、この公報に記載された技術
は、酸化チタンなどの無機顔料が混合されると機械的強
度が極端に低下するという性質を備えているポリカーボ
ネート樹脂の優れた機械的強度を製品としての合成樹脂
板に生かし、しかもそのポリカーボネート樹脂基材にラ
ミネートした合成樹脂製の表皮層の高い光隠蔽性を製品
としての合成樹脂板に生かすという考え方に基づいてい
ると言える。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記公報に記載されて
いる技術についての考え方を応用して、ラミネートされ
ている表皮層の無機顔料含有量などを減らしてその表皮
層の光隠蔽性を調節すれば、半透明の製品であるポリカ
ーボネート採光材を得ることはそれほどの困難なく想像
することが可能である。
【0004】しかしながら、上記公報に記載されている
ような合成樹脂板を製造するためには、押出機から別々
に押し出したポリカーボネート樹脂基材と表皮層とを、
押し出し後に積層一体化することを要するので、それだ
け製作工程が複雑になり、設備費や製作コストが高くつ
くことを避けられない。
【0005】本発明は以上の事情に鑑みてなされたもの
であり、ポリカーボネート樹脂を主体とする合成樹脂層
中ではポリカーボネート樹脂とそれに混合された異種の
合成樹脂との光の屈折率が異なるとその層中で光が屈折
するという現象を利用することによって、当該ポリカー
ボネート採光材についての光線透過率をその採光材が半
透明を呈する程度に調節したポリカーボネート採光材を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載した構成
のポリカーボネート採光材は、ポリカーボネート樹脂と
15重量%以下のアクリル系合成樹脂との混合物を成形
してなるというものである。
【0007】このようなポリカーボネート採光材におい
ては、請求項2に記載したようにアクリル系合成樹脂が
10重量%以下であることが望ましく、また、場合によ
っては、請求項3に記載したように有彩色または無彩色
に着色された合成樹脂フィルムをラミネートしてなるこ
とが望ましく、さらに、請求項4に記載したように合成
樹脂フィルムの全光線透過率が5〜20%であるという
構成や、請求項5に記載したように波板形状に成形され
ているという構成を採用することが望ましい。
【0008】
【作用】ポリカーボネート樹脂は耐衝撃性などの機械的
強度に優れるのみならず、高い透光性を発揮するため、
その板材は採光用の透明板として広く知られている。し
かしながら、このポリカーボネート樹脂に光隠蔽性に優
れた酸化チタンなどの無機顔料を混ぜてその透光性を低
下させることにより半透明性を付与すると、材質劣化を
引き起こし、経時的には初期の機械的強度を維持し得な
いものになってしまう。
【0009】これに対し、本発明では、ポリカーボネー
ト樹脂にアクリル系合成樹脂を混合してポリカーボネー
ト採光板としてある。アクリル系合成樹脂の代表例であ
るメチルメタクリレート樹脂自体はポリカーボネート樹
脂を越える透明性を発揮するものではあるが、そのメチ
ルメタクリレート樹脂がポリカーボネート樹脂層中に混
ざっていると、当該採光板を形成しているポリカーボネ
ート樹脂とアクリル系合成樹脂とでなる合成樹脂層中で
光が屈折し、その現象によって当該ポリカーボネート採
光材がすりガラス状の半透明を呈する。そして、本発明
では、アクリル系合成樹脂の添加量をポリカーボネート
樹脂100重量%に対し15重量%以下、好ましくは1
0重量%以下に抑えたので、アクリル系合成樹脂の添加
に伴うポリカーボネート樹脂の機械的強度がそれほど低
下しない。
【0010】また、有彩色または無彩色に着色された合
成樹脂フィルムをラミネートしたものでは、ポリカーボ
ネート樹脂とアクリル系合成樹脂とが一様な混合状態に
なっていないことに起因して生じることのある“色む
ら”が、見掛け上は、その合成樹脂フィルムによって無
くなる。特に、全光線透過率が5〜20%のフィルムを
用いると“色むら”が見掛け上は完全に無くなる。
【0011】
【実施例】図1は本発明の実施例による波板状のポリカ
ーボネート採光材Aを示している。この採光材Aは、滑
らかに湾曲した山形の凸条1…を等ピッチおきに有し、
相隣接する2つの凸条1,1の間に滑らかに湾曲した谷
形の凹条2を有している。図1に拡大して示したよう
に、この採光材Aは、基材5とその基材5の片面にラミ
ネートされた表皮層8との2層構造になっている。そし
て、基材5にはポリカーボネート樹脂にメチルメタクリ
レート(以下、MMAという)などのアクリル系合成樹
脂を混合したポリカーボネート樹脂主体の合成樹脂が、
表皮層8には有彩色または無彩色に着色されたアクリル
系合成樹脂たとえばMMAフィルムが、それぞれ用いら
れている。
【0012】ところで、ポリカーボネート樹脂はそれ自
体が透明性に優れ、しかも耐衝撃性などの機械的強度に
も優れるという固有の性質を有しているため、採光用の
透明材料として広く使用されている。また、MMAは、
透明性についてはポリカーボネート樹脂に優り、耐候性
も良好であるという固有の性質を有しているため、採光
材などの表皮層(表面保護層)として多用されている。
【0013】実施例のポリカーボネート採光材Aにおい
ては、基材5が、MMAを混合したポリカーボネート樹
脂主体の合成樹脂層でなり、このような基材5を構成し
ている2種類の合成樹脂(ポリカーボネート樹脂とMM
A)は、個々については優れた透光性を有している。し
かしながら、ポリカーボネート樹脂中にMMAが混合さ
れていると、それら両者の光屈折率が異なるため、基材
5を形成している合成樹脂層中で光が複雑に屈折し、見
掛け上は、基材5がすりガラス状の半透明を呈する。な
お、この基材5が着色されている必要はないが、染料や
顔料などをポリカーボネート樹脂の機械的強度を低下さ
せない程度に少量添加して着色しておいてもよい。
【0014】基材5は表皮層8をラミネートしていない
状態でも半透明材料として使用が可能であるけれども、
有彩色または無彩色に着色された表皮層8を形成してお
くと次のような利点がある。すなわち、基材5はMMA
を混合したポリカーボネート樹脂主体の合成樹脂層でな
るから、ポリカーボネート樹脂に対するMMAの混合状
態が一様でない場合にはそのことに起因して半透明の程
度が不均一となり、採光材に半透明度の異なる部分、す
なわち“色むら”が現れることがあり、その場合にはそ
の“色むら”が商品価値を低下させることとなる。しか
し、実施例の採光材Aにおいては、基材5の片面にラミ
ネートされた表皮層8が上記の“色むら”を覆い隠す役
割を果たすので、見掛け上は一枚の採光材Aにおける
“色むら”や異なる採光材Aの相互間での“色むら”が
無くなり、“色むら”が商品価値を低下させないという
利点がある。表皮層8の着色は白色であることが望まし
いが、灰色などの他の無彩色や、ブラウンスモークやブ
ルーなどの有彩色に着色されていてもよい。そして、合
成樹脂フィルムの全光線透過率を5〜30%にしておく
と、その合成樹脂フィルムで“色むら”が完全に覆い隠
されるので好ましく採用される。
【0015】上述したようにポリカーボネート樹脂は耐
衝撃性などの機械的性質に優れるという固有の性質を有
しているけれども、そのようなポリカーボネート樹脂に
MMAが混合されていると、MMAの配合量によっては
ポリカーボネート樹脂の優れた機械的性質の損なわれる
おそれがある。また、採光材としての用途を満足させる
ためにはその全光線透過率が一定値以上であることが要
求される。
【0016】そこで、本発明者は、上記基材5におい
て、耐衝撃性、曲げ強さ、引張強さなどの機械的性質と
MMA添加量との関係、ならびに全光線透過率とMMA
添加量との関係を調査し、表1に示す結果を得た。ま
た、表1中における全光線透過率とMMA添加量との関
係を図2に、衝撃強さとMMA添加量との関係を図3
に、曲げ強さとMMA添加量との関係を図4に、引張強
さとMMA添加量との関係を図5に、それぞれグラフで
表した。なお、この調査は、ポリカーボネート樹脂ペレ
ットに異なる量のMMAペレットを添加して平板状に成
形したそれぞれの試料の物性を調べたものである。な
お、光学特性は厚さ1mmの平板についての値である。
【0017】
【表1】
【0018】建築物の屋根や目隠し材に使われる半透明
の採光材には一定値以上の全光線透過率やポリカーボネ
ート樹脂としての機械的強度が要求される。そこで、上
記用途に供される半透明の採光材に要求される全光線透
過率と機械的強度とを考慮して、上記試料のポリカーボ
ネート採光材におけるMMA添加量を判断すると、表1
や図2または図3より、ポリカーボネート樹脂に対しM
MA添加量が15重量%以下であると、衝撃強さにおい
て90kg・cm/cm2 以上を付与することができ、
ポリカーボネート樹脂の特徴である衝撃強さを保持して
いる。全光線透過率についても15%以上を付与するこ
とができることが判る。曲げ強さや引張強さにおいても
MMA添加量が15重量%以下であるとポリカーボネー
ト樹脂としての要求品質を満足できることが判ってい
る。そして、MMA添加量が15重量%よりも多くなる
と、衝撃強さにおいて90kg・cm/cm2 以上を確
保できなくなってポリカーボネート樹脂製の採光材とし
ての品質を保持できなくなり、また、全光線透過率が低
くなりすぎて採光材としての品質を保持できなくなる。
したがって、ポリカーボネート樹脂100重量%に対す
るMMA添加量は15重量%以下であることが必要であ
る。また、図3から判るように、MMA添加量が10重
量%より多くなると急激に衝撃強さが低下することか
ら、MMA添加量は好ましくは10重量%以下に抑える
べきである。なお、MMA添加量は15重量%より多く
て全光線透過率の悪いものは、そのような光学特性の要
求される用途、たとえば遮光板などに使用可能である。
【0019】次に、ポリカーボネート樹脂に対しMMA
を7重量%を混合して厚さ0.7mmの平板状の基材を
押出した後、波板形状に成形して得られた波板の物性を
測定したところ表2に示した測定値が得られた。また、
図1で説明したようなポリカーボネート採光材すなわち
基材波板の片面に厚さ50μmの白色のMMAフィルム
でなる表皮層をラミネートしたポリカーボネート波板採
光材について同様の測定を行ってその測定値を同表に併
記した。なお、ラミネートを行ったポリカーボネート波
板採光材は、平板状の基材とMMAフィルムとを積層し
たものを波板状に成形したものである。さらに、比較例
としてポリカーボネート樹脂だけで波板形状に成形した
採光材についてもその測定値を同表に併記した。
【0020】
【表2】
【0021】表2において、光学特性はヘーズメータ
で、衝撃強さJIS K6735に基づき1kgの重錘
(球2形)を落としたときの裏面に達する割れの有無
を、曲げ強さはJIS K6735に基づきスパンを5
00mmとなし294Nの荷重を掛けたときの撓み量を
測定し、また、耐荷重はスパン500mmで4点に設け
たボルト孔にフックボルトを通して支持し中央に加える
集中荷重を徐々に増大させていき、フックボルトのとこ
ろでボルト孔が破れ始めるときの荷重の値を測定した。
【0022】基材のみでなる上記波板(表皮層を有しな
いポリカーボネート波板採光材)においては、曇り度が
91.2%と高く、白く濁ったような半透明性を呈して
いた。しかし、基材に表皮層をラミネートした波板にお
いては、曇り度は略同じであったが、表皮層の白色だけ
が観察され、基材の白い濁りは視認されなかった。ま
た、基材のみの波板の全光線透過率は55.7%と略半
分の光線を通過させ、採光材として十分使用可能であっ
た。そして、MMAフィルムの全光線透過率が影響して
ラミネートした波板の全光線透過率は14.2%と大分
低下しているが、実使用に耐え得る採光性を有してい
た。MMAフィルムの全光線透過率によりラミネートし
た波板の光線透過率が変わるので、種々の光線透過率の
ものを用いてテストした結果、白色のMMAフィルムの
全光線透過率を10〜30%にした厚さ50〜100μ
mのものであれば波板としての機械的強度が損なわれず
に、採光材として使用可能な半透明性の得られることが
判った。なお、白色のMMAフィルムは酸化チタンなど
の白色顔料を添加することで得られる。そして、基材の
みの波板もラミネートした波板も、波板としての衝撃強
さ、曲げ性、耐荷重性が一般のポリカーボネート波板
(比較例)と何ら変わらない値を示しており、実使用に
十分耐え得ることが判る。
【0023】なお、図1に示したものは基材5の片面の
みがMMAフィルムでラミネートされているけれども、
基材5の両面をMMAフィルムでラミネートしてもよ
い。
【0024】
【発明の効果】本発明に係るポリカーボネート採光材
は、無機顔料などの光隠蔽性を利用してポリカーボネー
ト樹脂の透光性を調節するものではなく、ポリカーボネ
ート樹脂に対して相溶性を持つアクリル系合成樹脂をポ
リカーボネート樹脂に混ぜて当該採光材となる合成樹脂
層を形成し、その合成樹脂層中での光の乱反射現象を利
用して半透明性を得たものであり、しかもアクリル系合
成樹脂の混合量をポリカーボネート樹脂に対し15重量
%以下としたものであるから、ポリカーボネート樹脂が
本来的に具有している耐衝撃性などの機械的強度がほと
んど減殺されることなく製品としてのポリカーボネート
採光材にそのまま生かされる利点がある。特に、10重
量%以下としたものはポリカーボネート樹脂と同じ耐衝
撃性を有しており、高強度の採光材としての利点を有す
る。その上、本発明に係るポリカーボネート採光材は、
その形状を波板にしてもポリカーボネート樹脂のみから
なる波板と同じ機械的性能を有しており、波板形状によ
って発揮されるある程度の遮蔽性能を有する波板採光材
としての実用上の利点がある。
【0025】また、有彩色または無彩色に着色された合
成樹脂フィルムをラミネートしたポリカーボネート採光
材においては、製品として供給される一枚の当該採光材
単独でのポリカーボネート樹脂とアクリル系合成樹脂と
でなる合成樹脂層の“色むら”や、異なる当該採光材の
相互間でのそのような“色むら”が見掛け上は無くなっ
て商品品質を向上させることができるようになる。そし
て、合成樹脂フィルムの全光線透過率を10〜30%に
しておけば上記“色むら”が完全に無くなる上、採光材
としても使用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による波板状のポリカーボネー
ト採光材の説明図である。
【図2】本発明の実施例による波板状のポリカーボネー
ト採光材についての全光線透過率とMMA添加量との関
係を示す図表である。
【図3】本発明の実施例による波板状のポリカーボネー
ト採光材についての衝撃強さとMMA添加量との関係を
示す図表である。
【図4】本発明の実施例による波板状のポリカーボネー
ト採光材についての曲げ強さとMMA添加量との関係を
示す図表である。
【図5】本発明の実施例による波板状のポリカーボネー
ト採光材についての引張強さとMMA添加量との関係を
示す図表である。
【符号の説明】
A ポリカーボネート採光材 5 基材 8 表皮材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 菊池 勧 大阪市中央区安土町2丁目3番13号 タキ ロン株式会社内 (72)発明者 薮田 直己 大阪市中央区安土町2丁目3番13号 タキ ロン株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリカーボネート樹脂と15重量%以下
    のアクリル系合成樹脂との混合物を成形してなるポリカ
    ーボネート採光材。
  2. 【請求項2】 アクリル系合成樹脂が10重量%以下で
    ある請求項1記載のポリカーボネート採光材。
  3. 【請求項3】 有彩色または無彩色に着色された合成樹
    脂フィルムをラミネートしてなる請求項1または請求項
    2記載のポリカーボネート採光材。
  4. 【請求項4】 合成樹脂フィルムの全光線透過率が5〜
    20%である請求項3記載のポリカーボネート採光材。
  5. 【請求項5】 波板形状に成形されている請求項1、請
    求項2、請求項3、請求項4のいずれかに記載のポリカ
    ーボネート採光材。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2013125500A1 (ja) * 2012-02-22 2013-08-29 三菱瓦斯化学株式会社 合成樹脂積層体
CN109337330A (zh) * 2018-09-10 2019-02-15 广东聚石化学股份有限公司 一种无卤阻燃高遮光pc复合材料及其制备方法

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