JPH087326Y2 - オープンショーケース - Google Patents

オープンショーケース

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Publication number
JPH087326Y2
JPH087326Y2 JP5743989U JP5743989U JPH087326Y2 JP H087326 Y2 JPH087326 Y2 JP H087326Y2 JP 5743989 U JP5743989 U JP 5743989U JP 5743989 U JP5743989 U JP 5743989U JP H087326 Y2 JPH087326 Y2 JP H087326Y2
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JP
Japan
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opening
open showcase
storage agent
sheet
cool storage
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Application number
JP5743989U
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JPH02147780U (ja
Inventor
晋次 伊藤
Original Assignee
株式会社タイヘイ産商
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Publication date
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  • Freezers Or Refrigerated Showcases (AREA)
  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
  • Refrigerator Housings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、スーパーマーケット等に設置されるオー
プンショーケースの改良に関するものである。
(従来技術及びその課題) 従来、スーパーマーケット等にはオープンショーケー
スが多数設けられており、このオープンショーケース内
に魚,豆腐等の食品を陳列しており、オープンショーケ
ースの前面側は開放されているとともに、この開放部に
は冷気が循環されてエアカーテンにより前方開口部が遮
断される構造となっている。しかし、夜間等においても
内部の食品等の鮮度維持を図るためにエアカーテンを冷
気により形成させておく必要があり、その分、消費電力
が増大してしまうという問題点があり、又、エアカーテ
ンでは十分な鮮度保持を行なうことができず、夜間等に
おいては15%程度の冷気遮断効果しかなく、前方の開口
部より暖かい空気が内部に流入し、食品に悪影響を生ず
るという問題点があった。
(課題を解決するための手段) 本考案は上記従来の問題点に鑑み案出したものであっ
て、夜間等において内部の食品等を十分に鮮度維持し、
かつエアカーテンを省略することができ、消費電力の低
減をも図ることのできるオープンショーケースを提供せ
んことを目的とし、その要旨は、内部に食品等を陳列可
能な棚を有し前方側が開口されているとともに、該開口
部をエアカーテンで遮断しているオープンショーケース
において、少なくとも前記エアカーテンの前方側に前記
開口部を覆蓋し得る内部に蓄冷剤を封入したシートを着
脱可能に設けたことである。
(作用) オープンショーケースの前方側の開口部は通常は冷気
によるエアカーテンで遮断されているが、夜間等におい
てはこのエアカーテンの前方側に蓄冷剤を封入したシー
トを設け開口部を覆蓋することにより、シート内部の蓄
冷剤が徐々に冷気を発し、ショーケース内部を良好に保
冷することができ、かつシートにより外気の流入が遮断
されて良好な鮮度保持機能を発揮することができる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図はオープンショーケースの側面断面構成図を示
し、オープンショーケース1は箱状に形成され、その前
方側は開放された開口部1aとなっており、内部には食品
等を陳列するための複数段の棚2a,2b,2c,2dが形成さ
れ、内部上端コーナー部にはミラー3が設けられてお
り、前記開口部1aには上方から下方に向かって冷気が流
下されて開口部1aを遮断するエアカーテンCを形成して
おり、冷気はオープンショーケース1内の下部及び裏面
側に形成された冷気通路Rを循環する構造となってい
る。
本例においては、前記開口部1aのエアカーテンCの前
方側に、開口部1aを覆蓋し得るシート状蓄冷剤4が配設
可能となっており、このシート状蓄冷剤4はオープンシ
ョーケース1の上部に設けられている巻取機5により上
方側に巻取可能となっており、夜間等においてはこの巻
取機5から下方側へ垂下状に降ろし、開口部1aを覆蓋し
得る構造となっている。このシート状蓄冷剤4の断面拡
大図を第2図に示す。
このシート状蓄冷剤4は表面側の断熱シート4aと裏面
側の通気性シート4bを多数の袋状に連続して形成し、そ
の各袋内に蓄冷剤4cを封入させて形成したものであり、
断熱シート4aとしては例えば熱収縮フイルムが用いら
れ、ポリエチレン,塩化ビニール等の薄肉状に形成され
た素材を加熱させて収縮させたもので構成される。又、
前記通気性シート4bは空気を通すことのできる不織布,
紙等の素材にて形成される。
又、内部の蓄冷剤4cとして、吸水性樹脂を用いること
ができ、吸水性樹脂は、例えば澱粉−アクリロリトリル
グラフト重合体の加水分解物、セルロース−アクリロリ
トリルグラフト重合体の加水分解物等の単量体と架橋剤
との共重合体、例えば架橋ポリアクリルアミド及びその
加水分解物、架橋されたスルホン化ポリエチレン、架橋
ポパール、特開昭52−14689号及び特開昭52−27455号記
載の架橋されたビニルエステル−不飽和カルボン酸共重
合体ケン化物、架橋されたポリアクリル酸塩及びアクリ
ル酸−アクリル酸エステル共重合体、架橋されたイソブ
チレン−無水マイレン酸共重合体及び架橋ポリエチレン
オキシド等により構成されている。さらに、自己架橋性
を有する重合物、例えば自己架橋型ポリアクリル酸、特
公昭54−30710号に記載の樹脂や分子中に少なくとも水
酸基とカルボキシラート基を含有する高分子重合体、例
えば特公昭54−37994号に記載の樹脂でも良い。尚、澱
粉又はセルロースと水溶性単量体及び/又は加水分解に
より水溶性となる単量体と架橋剤とを必須成分として重
合させ、必要により加水分解を行なうことにより得られ
る吸水樹脂であっても良い。
上記の吸水性樹脂は1種類であっても、又、2種類以
上用いたものであっても良い。
このようなシート状蓄冷剤4を予め通気性シート4bを
通し内部の蓄冷剤4c内に水を含水させ、この状態で前記
エアカーテンCにより内部の蓄冷剤4cを冷やすことによ
り、蓄冷剤4cは内部に冷気を蓄冷しエアカーテンCを止
めた時にも蓄冷剤4c内に蓄冷された冷気が徐々に発散さ
れて良好にオープンショーケース1の内部を冷却するこ
とができ、内部の食品の鮮度保持を図ることができる。
又、本例においては、前記食品を載置する棚2a,2b,2
c,2dの上面又は下面側にも同様なシート状蓄冷剤4が着
脱可能に貼着されており、このように棚2a,2b,2c,2dに
用いる時には、予めシート状蓄冷剤4を含水させた状態
で冷凍庫内で予冷しておき、この予冷したものを棚2aに
貼着して内部の蓄冷剤4cより冷気を放出させ、棚2a上の
食品等を急速に冷却することができる。又、夜間等にお
いては全部の棚2a,2b,2c,2dを前方側より覆蓋するよう
な形態で、シート状蓄冷剤4をオープンショーケース1
の内部に配設することもでき、より良好な鮮度保持機能
を発揮させることができる。さらに前記ミラー3の裏面
側の空間部を利用して、この空間部内にも同様なシート
状蓄冷剤4を配置させておくことができ、オープンショ
ーケース1内の冷却効果を更に向上させることができ
る。
本例のように開口部1aを覆蓋状にシート状蓄冷剤4を
夜間等に配設させ、かつ内部の棚2a,2b,2c,2dにも同様
なシート状蓄冷剤4を配設させた場合には、夜間等にお
いてほぼ100%近くの冷気遮断効果を発揮することがで
き、食品等を良好に鮮度保持することができ、エアカー
テンを停止させておくこともでき、消費電力を低減させ
て食品の鮮度維持を図ることができる。
(考案の効果) 本考案は、内部に食品等を陳列可能な棚を有し前方側
が開口されているとともに、該開口部をエアカーテンで
遮断しているオープンショーケースにおいて、少なくと
も前記エアカーテンの前方側に前記開口部を覆蓋し得る
内部に蓄冷剤を封入したシートを着脱可能に設けたこと
により、オープンショーケースの開口部を覆蓋するシー
ト内の蓄冷剤が夜間等において冷気を放出しオープンシ
ョーケースの内部を良好に冷却し、内部の食品を良好に
鮮度保持することができ、又、シートが良好に冷気遮断
効果を発揮して夜間等におけるオープンショーケース内
を冷却するための消費電力を低減させることが可能とな
り、良好な鮮度保持機能を発揮し得る効果を有する。
【図面の簡単な説明】 図は本考案の一実施例を示し、第1図はオープンショー
ケースの側断面構成図、第2図はシート状蓄冷剤の要部
拡大断面構成図である。 1……オープンショーケース、1a……開口部 2a,2b,2c,2d……棚 4……シート状蓄冷剤、4a……断熱シート 4b……通気性シート、4c……蓄冷剤

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部に食品等を陳列可能な棚を有し前方側
    が開口されているとともに、該開口部をエアカーテンで
    遮断しているオープンショーケースにおいて、少なくと
    も前記エアカーテンの前方側に前記開口部を覆蓋し得る
    内部に蓄冷剤を封入したシートを着脱可能に設けたこと
    を特徴とするオープンショーケース。
JP5743989U 1989-05-18 1989-05-18 オープンショーケース Expired - Lifetime JPH087326Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP5743989U JPH087326Y2 (ja) 1989-05-18 1989-05-18 オープンショーケース

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5743989U JPH087326Y2 (ja) 1989-05-18 1989-05-18 オープンショーケース

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02147780U JPH02147780U (ja) 1990-12-14
JPH087326Y2 true JPH087326Y2 (ja) 1996-03-04

Family

ID=31582144

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JP5743989U Expired - Lifetime JPH087326Y2 (ja) 1989-05-18 1989-05-18 オープンショーケース

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JP (1) JPH087326Y2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008064359A (ja) * 2006-09-06 2008-03-21 Toru Fukushima 保冷製氷器及び製氷皿
JP2009174779A (ja) * 2008-01-24 2009-08-06 Fuji Electric Retail Systems Co Ltd ショーケース

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008064359A (ja) * 2006-09-06 2008-03-21 Toru Fukushima 保冷製氷器及び製氷皿
JP2009174779A (ja) * 2008-01-24 2009-08-06 Fuji Electric Retail Systems Co Ltd ショーケース

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JPH02147780U (ja) 1990-12-14

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