JPH0872344A - 水平プリンタのフィードローラ駆動機構 - Google Patents

水平プリンタのフィードローラ駆動機構

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JPH0872344A
JPH0872344A JP21303294A JP21303294A JPH0872344A JP H0872344 A JPH0872344 A JP H0872344A JP 21303294 A JP21303294 A JP 21303294A JP 21303294 A JP21303294 A JP 21303294A JP H0872344 A JPH0872344 A JP H0872344A
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gear
feed roller
shaft
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idle gear
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Keiichiro Yamazaki
恵一郎 山崎
Hisashi Yuasa
久 湯浅
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 一定以上の厚さの媒体あるいは複数枚綴りの
媒体を搬送させても、上下両ギヤ間の噛合を確保して媒
体を確実に挟持し、安定した搬送を行って高品位の印字
を確保する。 【構成】 上側ギヤ21と噛合する第1のアイドルギヤ
22と、この第1のアイドルギヤ22と一端部で噛合す
ると共に他端部で下側ギヤ18と噛合する第2のアイド
ルギヤ25を装置サイドフレームに回転可能に取り付
け、かつ、一端で前記第1のアイドルギヤ22の軸を回
転可能に支持し、かつ他端で前記上側ギヤ21の軸を回
転可能に支持して、上側フィードローラが媒体厚み方向
に移動した場合に該上側フィードローラの軸の移動を所
定範囲内に規制する軸移動規制手段としてのレバー24
を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、印字用の媒体を水平方
向に搬送して印字部において印字処理を行う水平プリン
タに関するもので、印字処理しようとする媒体を水平方
向にフィードするフィードローラの駆動機構に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図9は従来の水平プリンタの要部側面
図、図10はフィードローラ駆動部の斜視図である。図
9と図10において、1は水平方向に延在しているプラ
テン、2はこのプラテン1の上方に対向配置した印字ヘ
ッドであり、前記プラテン1に沿って水平方向に移動し
て該プラテン1上に搬送されてきた媒体に対して上下方
向に移動して印字処理を行うようになっており、これら
プラテン1と印字ヘッド2とにより印字部を構成してい
る。
【0003】3a,3bは前記プラテン1と平行に配置
した2本のガイドシャフト、4はこの2本のガイドシャ
フト3a,3bに沿って移動可能に取り付けられたキャ
リッジであり、一端に前記印字ヘッド2を支持してお
り、これにより印字ヘッド2をプラテン1に沿って水平
移動する構成としている。5a,5b,5c,5d,5
e,5f,5g,5hは、前記印字部を挟んで前後に形
成した媒体搬送用のガイドフレームであり、これら各ガ
イドフレーム5a〜5hは前記プラテン1の長さとほぼ
同様の幅を有し、該プラテン1上に媒体を搬送できるよ
う所定の間隙を保持して対向配置されている。
【0004】6は前記ガイドフレーム5aと5cとの間
に設けられた上側フロントフィードローラ、7はこの上
側フロントフィードローラ6と対向圧接するようにして
ガイドフレーム5bと5dとの間に設けられた下側フロ
ントフィードローラ、同じく、8はガイドフレーム5e
と5fとの間に設けられた上側リアフィードローラ、9
はこのフィードローラ8と対向圧接するようにしてガイ
ドフレーム5gと5hとの間に設けられた下側リアフィ
ードローラである。
【0005】そして、これら各フィードローラ6〜9
は、図9に見られるように、シャフト6a,7a(8
a,9a)に回転可能に軸支されており、プラテン1の
長さに対応するように所定の間隔でそれぞれ複数個づつ
配置されている。10は上側フロントフィードローラ6
を軸支しているシャフト6aの一端に取り付けた上側ギ
ヤ、11はこの上側ギヤ10と噛合するようにして下側
フロントフィードローラ7のシャフト7aの一端に取り
付けた下側ギヤで、一方が回転することで他方に回転力
を伝達する。また、同様にして上側リヤフィードローラ
8と下側リヤフィードローラ9を支持しているシャフト
8aと9aとの一端にもほぼ同様の構成で上側ギヤ1
2,下側ギヤ13が取り付けられている。
【0006】14は前記下側ギヤ11及び13の外側に
設けられたベルトプーリ、15はこのベルトプーリ14
とモータ16のモータプーリ17との間に掛け渡された
ベルトであり、このベルト15によって前記モータ16
の回転力をモータプーリ17からベルトプーリ14に伝
達し、このベルトプーリ14の回転によって前記上側下
側フロントフィードローラ7および下側リアフィードロ
ーラ9を、さらに上側フロントフィードローラ6および
上側リアフィードローラ8とを回転するようにしてい
る。
【0007】上述した構成による媒体への印字処理は、
まず図示せぬ制御手段によりモータ16の回転が指示さ
れると、モータ16は予め設定されている速度で回転を
開始する。これにより、モータプーリ17も一体に回転
し、この回転力がベルト15を介してベルトプーリ14
に伝達され、ベルトプーリ14が回転することで下側ギ
ヤ11と13とを回転させる。そして、これら下側ギヤ
11と13とは、各々上側ギヤ10と12と噛合してい
るので、同時に上側ギヤ10と12も図中矢印方向に回
転し、これによりシャフト6a〜9aを介して上下各フ
ィードローラ6〜9がそれぞれ媒体搬送方向へと回転す
る。
【0008】これにより、フロント側から挿入された媒
体は、上側フロントフィードローラ6と下側フロントフ
ィードローラ7間に入り込むと、これらのローラによっ
て上下から挟持され、印字部方向へとフィードされ、所
定の印字位置が印字ヘッド2とプラテン1との間に達す
ると、印字ヘッド2が駆動され、該印字ヘッド2がプラ
テン1に沿って水平移動しながら、媒体に対して図示せ
ぬ上位装置等より送信されてきた情報の印字処理を行
う。
【0009】そして、この印字が進むにつれて、あるい
は印字処理が終了すると媒体は、その先端辺から上側リ
ヤフィードローラ8と下側リヤフィードローラ9間に入
り込み、これら上下両フィードローラ8と9に挟持され
ながらその回転力によって前方へとフィードされ、やが
て排紙されて印字処理は終了する。なお、上述した構成
においてはモータ16の駆動力を、上側ギヤ10(1
2)と下側ギヤ11(13)によって、上側フロントフ
ィードローラ6,上側リヤフィードローラ8に伝達して
いるが、これは媒体が上下の各フィードローラ6と7、
あるいは8と9間に入り込む時に、滑らかに入り込ませ
るためであって、上側の各フィードローラ6及び8に駆
動力が係っていないと、媒体が入り込む際に負荷とな
り、媒体が弛んだり、入り込まなくなったりする恐れが
あるからである。これは特に厚手の媒体を搬送する場合
に発生し易い。
【0010】また、上側フィードローラに駆動力が係っ
ていないと、媒体が複写紙等のような複数枚綴りの場合
は、上側フィードローラが負荷となり上層に媒体が発生
して下層媒体との層間ずれが発生し易いためであり、こ
れらを解消して厚手の媒体であっても確実に上下のフィ
ードローラ間に入り込ませると共に、複写紙のような複
数枚綴りの媒体であっても層間ずれが生じることのない
ように、上下両フィードローラに共に同等の駆動力を伝
達できるようにしているものである。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述した
従来の技術においては、上下両フィードローラの同軸上
に設けた一対の上側ギヤと下側ギヤを介して該上下両フ
ィードローラに駆動力を伝達しているために、一定以上
の厚さの媒体を搬送した場合には、前記一対の上側及び
下側ギヤ同士の噛合が外れてしまったりする事がある。
【0012】図11は上下両ギヤの噛み合い量を示す説
明図であり、(a)は通常の厚みの媒体の場合、(b)
は一定以上の厚みの媒体の場合を示している。なお、こ
の図はフロント側のみを示しているが、リヤ側も同様の
機構である。この図に示すように、上下フィードローラ
の同軸上に取り付けられている上下両ギヤ10,11の
うち、上側ギヤ10はこれを支持しているシャフトが上
下フィードローラ間に媒体が入り込むと、この入り込ん
だ媒体の厚み分だけ媒体厚み方向に移動するような構造
となっているため、通常の厚みの媒体が入り込んできた
場合には上側フィードローラ6の移動量は小さく、同図
(a)に示すように、上下両ギヤ10,11の噛合が外
れることは無い。よって、この状態の場合は、確実に駆
動力を上側フィードローラに伝達できるので媒体は各々
のフィードローラ間に挟持され搬送される。
【0013】ところが、一定以上厚みの媒体が入り込ん
できた場合には上側フィードローラ6の移動量はその媒
体の厚みに対応して大きくなり、同図(b)に示すよう
に、上下両ギヤ10,11間の噛合が外れてしまう場合
が生じ、このような場合には、上側フィードローラには
モータの回転力は伝達されなくなる。従って、媒体が上
下両フィードローラ間に入り込んで来ると、上側フィー
ドローラは媒体の負荷によって回転が停止してしまい、
よって確実な媒体搬送は難しく、搬送不良を発生させて
しまう恐れがある。
【0014】このように、従来の装置では一定以上の厚
さの媒体を搬送したり、あるいは印字したりすることが
できなくなってしまう場合があり、さらには、たとえ一
定以上の厚さの媒体を搬送することができたとしても、
複写紙のような複数枚綴りの媒体の場合には媒体の上層
には駆動力が加えられないことから弛み等が生じてしま
い、その結果印字品位を劣化させてしまうという問題が
あった。
【0015】本発明は上述した問題点を解決するために
なされたものであり、一定以上の厚さの媒体を搬送した
時に上下ギヤの噛合が外れてしまうことで媒体の搬送を
不安定にしたり、あるいは搬送不良による印字品位の低
下が生じるのを防止し、一定以上の厚さの媒体あるいは
複数枚綴りの媒体を搬送させたとしても、上下両ギヤ間
の噛合を確保し、フィードローラにより媒体を確実に挟
持して安定した搬送を行い高品位の印字を得ることがで
きる優れた水平プリンタのフィードローラ駆動機構を提
供することを目的とするものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ため本発明は、プラテンと該プラテンに対向配置した印
字ヘッドとにより成る印字部の前後に複数対のガイドフ
レームを延在させて搬送路を構成し、この搬送路の途中
に該搬送路内に外周の一部を突出させた下側フィードロ
ーラ並びにこの下側フィードローラに対向圧接し、かつ
搬送しようとしている媒体の厚みに応じて該媒体厚み方
向に移動可能に支持した上側フィードローラとを配置す
ると共に、これら上側フィードローラ及び下側フィード
ローラの同軸上に互いに噛合する上側ギヤ及び下側ギヤ
とを設け、前記下側ギヤあるいは上側ギヤのいずれか一
方の同軸上にベルトプーリを設け、このベルトプーリに
巻回したベルトを介してモータからの回転力を下側ギヤ
に伝達することで、この下側ギヤと噛合する上側ギヤを
回転させて前記上下両フィードローラを回転駆動して媒
体を搬送する水平プリンタのフィードローラ駆動機構に
おいて、前記上側ギヤと噛合する第1のアイドルギヤを
装置サイドフレームに回転可能に取り付けると共に、こ
の第1のアイドルギヤと一端部で噛合すると共に他端部
で前記下側ギヤと噛合する第2のアイドルギヤを装置サ
イドフレームに回転可能に取り付け、かつ、一端で前記
第1のアイドルギヤの軸を回転可能に支持し、かつ他端
で前記上側ギヤの軸を回転可能に支持して、前記上側フ
ィードローラが媒体厚み方向に移動した場合に該上側フ
ィードローラの軸の移動を所定範囲内に規制する軸移動
規制手段とを備えることとしたものである。
【0017】また、前記軸移動規制手段を、一端を前記
第1のアイドルギヤの軸に、また他端を前記上側ギヤの
軸に回転可能に取り付け、上側フィードローラが媒体厚
み方向に移動した場合に前記第1のアイドルギヤの軸を
支点として他端側が回動するレバーとしたものである。
さらに、 前記軸移動規制手段を、一端に前記上側ギヤ
の軸を遊嵌する長穴を有し、他端に前記第1のアイドル
ギヤの軸を回転可能に支持する軸受け穴を設けたブッシ
ュとし、このブッシュを装置サイドフレームに固定して
前記長穴の長手方向に前記上側ギヤの軸を移動させるよ
うにしたものであり、またこのブッシュの長穴が、前記
第1のアイドルギヤの軸を支点とした時に該支点から前
記上側ギヤの軸までを半径とした円弧形とすることとし
たものである。
【0018】
【作用】上述した構成により、印字処理に伴って媒体が
搬送路内に挿入されると、図示せぬ制御手段によりモー
タが回転駆動され、該モータの回転力がベルト,ベルト
プーリを介して下側ギヤに伝達される。下側ギヤは第2
のアイドルギヤと噛合し、また第2のアイドルギヤは第
1のアイドルギヤと噛合し、そしてこの第1のアイドル
ギヤは前記下側ギヤの上方に配置されている上側ギヤと
噛合しているので、これら各ギヤは同時に媒体を搬送す
る方向に回転を始める。
【0019】媒体が上下各フィードローラ間に入り込む
と、上側フィードローラはその媒体の厚み分だけ該媒体
厚み方向に移動するが、上側フィードローラと同軸上に
設けられた上側ギヤの軸はレバーにより第1のアイドル
ギヤの軸に連結されているので、このレバーが第1のア
イドルギヤの軸を支点として自由端側、つまり上側ギヤ
の軸側が上昇するように回動する。
【0020】これにより、上側フィードローラと下側フ
ィードローラ間は媒体を容易にかつ確実に挟持できるよ
うに離間するが、上側ギヤと第1のアイドルギヤとは前
記レバーにより連結しているので離れることはなく、よ
って両者は噛合した状態にあることから、上側ギヤはモ
ータからの回転力が確実に伝達され、上側フィードロー
ラは媒体を上側からもフィードでき、上記媒体が一定以
上の厚みを有していても確実に印字部へ、さらには排出
口方向へとフィードされる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。図1は第1の実施例の水平プリンタのフィードロー
ラ駆動機構を示す要部側面図、図2は図1のフィードロ
ーラの駆動部の斜視図、図3は第1の実施例におけるア
イドルギヤの配列を示す要部断面図、図4は同じくフィ
ードローラの配列を示す要部断面図である。なお、これ
らの図において従来とほぼ同様の部位については従来と
同一の符号を付し、その説明は省略する。また、図2〜
図4はフロント側のみの機構を示しているが、これはむ
ろんリヤ側も同様の機構であるので、以下の説明はフロ
ント側のみについて行うものとする。
【0022】図1〜図4において、18は下側フロント
フィードローラ7の同軸上に設けた下側ギヤであり、図
4に見られるように、ブッシュ19を介してサイドフレ
ーム20に貫通支持しているシャフト7aの端部に設け
てあり、この下側ギヤ18の外側に、モータ16からの
駆動力を伝達するためのベルトプーリ14を設けてい
る。
【0023】前記ブッシュ19は、図に示すように円筒
部19aの外周にフランジ部19bを有し、その円筒部
19a内に前記シャフト7aを回転可能に貫通保持した
状態でサイドフレーム20に取り付けられている。そし
て、このブッシュ19は前記下側ギヤ18を後述する各
ギヤとの噛合を確保するために、フランジ部19bから
円筒部19aの一端部までを所定の長さに形成し、前記
サイドフレーム20から下側ギヤ18が所定の間隔を保
持した状態で支持できるようにしている。
【0024】21はこの上側フロントフィードローラ6
の同軸上に設けた上側ギヤであり、前記下側ギヤ18と
はその軸方向にずらして配置することで噛合させず、サ
イドフレーム20と下側ギヤ18との間の間隙内に位置
するようにして、シャフト6aの一端に軸支している。
図3に移り、22は前記上側ギヤ21と噛合するよう、
該上側ギヤ21とほぼ水平となる位置にボスト23を軸
として回転可能にサイドフレーム20に取り付けた第1
のアイドルギヤであり、この第1のアイドルギヤ22の
そのサイドフレーム20側の内側に楕円形のレバー24
の一端を取り付け、その他端は前記上側ギヤ21のサイ
ドフレーム20側の内側に取り付け、このレバー24に
よって両者を連結している。
【0025】また、このレバー24は図1及び図2に示
すように、上側ギヤ21のシャフト6aが第1のアイド
ルギヤ22のポスト23を支点として回動自在となるよ
うに支持しており、上側ギヤ21が一定以上の厚手の媒
体を搬送して上方に移動した時、このレバー24が傾斜
することで該上側ギヤ21と第1のアイドルギヤ22と
を離間しないよう保持し、両者の噛合が外れないように
している。すなわち、このレバー24は一定以上の厚手
の媒体の搬送による上側フロントフィードローラ6の移
動範囲を規制する軸移動規制手段としている。
【0026】25はこの第1のアイドルギヤ22の下方
に配置され、かつ該第1のアイドルギヤ22とその一端
部で噛合している第2のアイドルギヤ25であり、サイ
ドフレーム20に固定したポスト26を軸として回転可
能に取り付けると共に、その他端部で前記図4に示した
下側ギヤ18と噛合する配置としている。つまり、第2
のアイドルギヤ25を、軸方向に延在させて丈の長い形
状とすることで、一端部においてその直上方向に第1の
アイドルギヤ22を、他端部ではその水平方向に下側ギ
ヤ18を噛合させており、これによって前記上側ギヤ2
1と下側ギヤ18とを第1及び第2のアイドルギヤ22
と25とを介して噛合させている。
【0027】なお、27は各ギヤ18,21,22,2
5やベルトプーリ14がシャフトやポストから外れない
ように止めている止め輪である。以下に第1の実施例の
作用を説明する。印字処理の開始に伴いフロント側から
ある一定以上の厚みの媒体が挿入されると、プリンタ装
置は図示せぬ制御手段によりモータ16が回転され、モ
ータプーリ17,ベルト15,ベルトプーリ14を介し
て下側ギヤ18を回転させる。そして、この下側ギヤ1
8はその水平方向で第2のアイドルギヤ25と噛合して
おり、この第2のアイドルギヤ25は直上方向に第1の
アイドルギヤ22の一端部と、またこの第1のアイドル
ギヤ22は他端部で水平方向に前記下側ギヤ18の上方
に配置されている上側ギヤ21と噛合しているので、こ
れら各ギヤは同時に媒体を搬送する方向に回転を始め
る。
【0028】この時、挿入された媒体は上述したように
一定以上の厚みであるために、上側フロントフィードロ
ーラ6はその媒体の厚み分だけ上方に移動することにな
る。しかし、この上側フロントフィードローラ6を支持
しているシャフト6aはレバー24により第1のアイド
ルギヤ22のポスト23に連結されているので、このレ
バー24がポスト23を支点として自由端側、つまりシ
ャフト6a側が上昇するように回動する。
【0029】これにより、上側フロントフィードローラ
6と下側フロントフィードローラ7間は媒体を容易にか
つ確実に挟持できるように離間するが、上側ギヤ21と
第1のアイドルギヤ22とは前記レバー24により連結
しているので離れることはなく、よって両者は噛合した
状態に確保されることから、上側ギヤ21は上昇したと
してもモータ15からの回転力は下側ギヤ18,第2の
アイドルギヤ25,第1のアイドルギヤ22を介して確
実に伝達され、上側フロントフィードローラ6は媒体を
上側からもフィードできることになる。
【0030】こうして、上下各フィードローラ6〜9に
よって、一定以上の厚みの媒体も確実に印字部へ、さら
には排出口方向へとフィードされる。次に第2の実施例
を、図5及び図6を用いて説明する。図5は第2の実施
例におけるアイドルギヤの配列を示す要部断面図、図6
は同じくフィードローラの配列を示す要部断面図であ
る。なお、この第2の実施例の構造は、上述した第1の
実施例において下側ギヤ18をサイドフレーム20に支
持しているブッシュの形状と、第1のアイドルギヤ22
をサイドフレーム20に支持しているポストの形状、す
なわち上側ギヤ21の移動範囲を規制するための軸移動
規制手段の構成のみが異なるものであり、その他の構成
はほぼ同様である。よって、第1の実施例とほぼ同様の
部位の詳述は省略し、符号も同一の符号を付して説明す
る。
【0031】図5及び図6において、28は下側ギヤ1
8をサイドフレーム20に支持している軸移動規制手段
としてのブッシュであり、下側ギヤ18のシャフト7a
を貫通させている支持穴28aの他に、上側ギヤ21の
シャフト6aを上下方向に移動可能に遊嵌している長穴
28bとを有している。そして、これら各穴28aと2
8bはフランジ部28cによって連結されて、シャフト
6aが長穴28bの最下端にある時に上側フロントフィ
ードローラ6と下側フロントフィードローラ7とは互い
に外周面が当接し、挿入されてくる媒体を挟持できる状
態となっている。
【0032】図7及び図8はこのようなブッシュ28を
示す正面図であり、図7に示すブッシュ28は、長穴2
8bは上下方向にシャフト6aが移動可能となるような
形状とし、また図8に示すブッシュ29は、例えば第1
の実施例で示したようにシャフト6aが他端を支点とし
て回動するような構成の場合に対応させた形状としてい
るものであり、シャフト6aの中心が半径rによる円弧
形を成した長穴29bを設けているものである。
【0033】図5に戻り、30は第1のアイドルギヤ2
2をサイドフレーム20に回転可能に支持しているポス
トであり、直下に前記第2のアイドルギヤ25の一端部
と、そして水平方向で上側ギヤ21と噛合するべく、サ
イドフレーム20より所定の間隙を確保して配置してい
るものである。これによりベルトプーリ14を外側に配
置した下側ギヤ18を第2のアイドルギヤ25の他端部
で噛合し、さらにこの第2のアイドルギヤ25が第1の
アイドルギヤ22と、そして第1のアイドルギヤ22が
上側ギヤ21と噛合していることで、モータ16からの
回転力をモータプーリ17,ベルト15,ベルトプーリ
14を介して、全てのギヤ18,21,22,25に伝
達できるようにしている。
【0034】このため、一定以上の厚みの媒体が搬送さ
れてきたとしても、上記第1の実施例の場合と同様、上
側ギヤ21は媒体の厚み分だけ移動するが、ブッシュ2
8あるいは29の長穴28bと29b内を上昇するの
で、上側ギヤ21と第1のアイドルギヤ22とは離間せ
ずに噛合したままの状態にあり、よって第1のアイドル
ギヤ22,第2のアイドルギヤ25を介して下側ギヤ1
8の回転力は確実に上側ギヤ21に伝達できる。その結
果、一定以上の厚みの媒体でも上側フロントフィードロ
ーラ6と下側フロントフィードローラ7とにより確実に
挟持され搬送される。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、プ
ラテンと該プラテンに対向配置した印字ヘッドとにより
成る印字部の前後に複数対のガイドフレームを延在させ
て搬送路を構成し、この搬送路の途中に該搬送路内に外
周の一部を突出させた下側フィードローラ並びにこの下
側フィードローラに対向圧接し、かつ搬送しようとして
いる媒体の厚みに応じて該媒体厚み方向に移動可能に支
持した上側フィードローラとを配置すると共に、これら
上側フィードローラ及び下側フィードローラの同軸上に
互いに噛合する上側ギヤ及び下側ギヤとを設け、前記下
側ギヤあるいは上側ギヤのいずれか一方の同軸上にベル
トプーリを設け、このベルトプーリに巻回したベルトを
介してモータからの回転力を下側ギヤに伝達すること
で、この下側ギヤと噛合する上側ギヤを回転させて前記
上下両フィードローラを回転駆動して媒体を搬送する水
平プリンタのフィードローラ駆動機構において、前記上
側ギヤと噛合する第1のアイドルギヤを装置サイドフレ
ームに回転可能に取り付けると共に、この第1のアイド
ルギヤと一端部で噛合すると共に他端部で前記下側ギヤ
と噛合する第2のアイドルギヤを装置サイドフレームに
回転可能に取り付け、かつ、一端で前記第1のアイドル
ギヤの軸を回転可能に支持し、かつ他端で前記上側ギヤ
の軸を回転可能に支持して、前記上側フィードローラが
媒体厚み方向に移動した場合に該上側フィードローラの
軸の移動を所定範囲内に規制する軸移動規制手段とを備
えることとしたものである。
【0036】また、前記軸移動規制手段を、一端を前記
第1のアイドルギヤの軸に、また他端を前記上側ギヤの
軸に回転可能に取り付け、上側フィードローラが媒体厚
み方向に移動した場合に前記第1のアイドルギヤの軸を
支点として他端側が回動するレバーとしたものである。
さらに、前記軸移動規制手段を、一端に前記上側ギヤの
軸を遊嵌する長穴を有し、他端に前記第1のアイドルギ
ヤの軸を回転可能に支持する軸受け穴を設けたブッシュ
とし、このブッシュを装置サイドフレームに固定して前
記長穴の長手方向に前記上側ギヤの軸を移動させるよう
にしたものであり、またこのブッシュの長穴が、前記第
1のアイドルギヤの軸を支点とした時に該支点から前記
上側ギヤの軸までを半径とした円弧形とすることとした
ものである。
【0037】このため、媒体が搬送されてきて前記上側
フィードローラが該媒体の厚み方向に移動して下側フィ
ードローラから離間しても、前記軸移動規制手段によっ
て前記上側ギヤと第1のアイドルギヤとの噛合が確保さ
れるので、モータからの回転力を下側ギヤ,第2のアイ
ドルギヤおよび第1のアイドルギヤを介して上側ギヤに
伝達し、これによって上側フィードローラにもモータの
回転力を伝達できることになり、その結果、上側フィー
ドローラが媒体の負荷によって回転が停止されてしまう
ことはなくなり、確実に媒体を上側から圧接してフィー
ドできる。
【0038】従って、一定以上の厚みの媒体が搬送され
てきた場合であっても、安定して確実に搬送が可能とな
り、従来のように搬送不良を発生させたり、あるいは搬
送不良による印字品位を低下させてしまうようなことは
無くなる。また、複写紙のように複数枚綴りの媒体を搬
送する場合にも、やはり、媒体を上下から確実に挟持
し、かつ上下から媒体に対してフィード力を与えること
ができるので、複数枚綴りの媒体のうち上層の媒体を弛
ませてしまったりすることもなく、安定して正常な搬送
と行うことができる。
【0039】その結果、媒体の種類を選ばずに厚手の媒
体であっても、複数枚綴りの媒体であっても、薄手の通
常の媒体と変わることなく同様に確実に挟持して安定し
た搬送を行い、高品位の印字を得ることができる優れた
水平プリンタのフィードローラ駆動機構を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例の水平プリンタのフィードローラ
駆動機構を示す要部側面図である。
【図2】図1のフィードローラの駆動部の斜視図であ
る。
【図3】第1の実施例におけるアイドルギヤの配列を示
す要部断面図である。
【図4】第1の実施例におけるフィードローラの配列を
示す要部断面図である。
【図5】第2の実施例におけるアイドルギヤの配列を示
す要部断面図である。
【図6】第2の実施例におけるフィードローラの配列を
示す要部断面図である。
【図7】第2の実施例におけるブッシュの正面図であ
る。
【図8】第2の実施例における他のブッシュの正面図で
ある。
【図9】従来の水平プリンタの要部側面図である。
【図10】従来のフィードローラ駆動部の斜視図であ
る。
【図11】従来例における上下両ギヤの噛み合い量を示
す説明図であり、(a)は通常の厚みの媒体の場合、
(b)は一定以上の厚みの媒体の場合を示している。
【符号の説明】
2 印字ヘッド 6 上側フロントフィードローラ 7 下側フロントフィードローラ 8 上側リヤフィードローラ 9 下側リアフィードローラ 14 ベルトプーリ 16 モータ 18 下側ギヤ 19 ブッシュ 20 サイドフレーム 21 上側ギヤ 22 第1のアイドルギヤ 23 ポスト 24 レバー 25 第2のアイドルギヤ 26 ポスト 28 ブッシュ 29 ブッシュ 29b 長穴

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラテンと該プラテンに対向配置した印
    字ヘッドとにより成る印字部の前後に複数対のガイドフ
    レームを延在させて搬送路を構成し、 この搬送路の途中に、該搬送路内に外周の一部を突出さ
    せた下側フィードローラ並びにこの下側フィードローラ
    に対向圧接し、かつ搬送しようとしている媒体の厚みに
    応じて該媒体厚み方向に移動可能に支持した上側フィー
    ドローラとを配置すると共に、 これら上側フィードローラ及び下側フィードローラの同
    軸上に互いに噛合する上側ギヤ及び下側ギヤとを設け、 前記下側ギヤあるいは上側ギヤのいずれか一方の同軸上
    にベルトプーリを設け、このベルトプーリに巻回したベ
    ルトを介してモータからの回転力を下側ギヤに伝達する
    ことで、この下側ギヤと噛合する上側ギヤを回転させて
    前記上下両フィードローラを回転駆動して媒体を搬送す
    る水平プリンタのフィードローラ駆動機構において、 前記上側ギヤと噛合する第1のアイドルギヤを装置サイ
    ドフレームに回転可能に取り付けると共に、 この第1のアイドルギヤと一端部で噛合すると共に他端
    部で前記下側ギヤと噛合する第2のアイドルギヤを装置
    サイドフレームに回転可能に取り付け、 かつ、一端で前記第1のアイドルギヤの軸を回転可能に
    支持し、かつ他端で前記上側ギヤの軸を回転可能に支持
    して、前記上側フィードローラが媒体厚み方向に移動し
    た場合に該上側フィードローラの軸の移動を所定範囲内
    に規制する軸移動規制手段とを備え、 前記上側フィードローラが媒体の搬送に応じて媒体厚み
    方向に移動して下側フィードローラから離間しても前記
    軸移動規制手段によって上側フィードローラの軸の移動
    を所定範囲内に規制して前記上側ギヤと第1のアイドル
    ギヤとの噛合を確保し、この上側ギヤに前記モータから
    の回転力を下側ギヤと第2のアイドルギヤおよび第1の
    アイドルギヤを介して伝達するようにしたことを特徴と
    する水平プリンタのフィードローラ駆動機構。
  2. 【請求項2】 前記軸移動規制手段を、一端を前記第1
    のアイドルギヤの軸に、また他端を前記上側ギヤの軸に
    回転可能に取り付け、上側フィードローラが媒体厚み方
    向に移動した場合に前記第1のアイドルギヤの軸を支点
    として他端側が回動するレバーとしたことを特徴とする
    請求項1記載の水平プリンタのフィードローラ駆動機
    構。
  3. 【請求項3】 前記軸移動規制手段を、一端に前記上側
    ギヤの軸を遊嵌する長穴を有し、他端に前記第1のアイ
    ドルギヤの軸を回転可能に支持する軸受け穴を設けたブ
    ッシュとし、このブッシュを装置サイドフレームに固定
    して前記長穴の長手方向に前記上側ギヤの軸を移動させ
    るようにしたことを特徴とする請求項1記載の水平プリ
    ンタのフィードローラ駆動機構。
  4. 【請求項4】 前記ブッシュの長穴が、前記第1のアイ
    ドルギヤの軸を支点とした時に該支点から前記上側ギヤ
    の軸までを半径とした円弧形としたことを特徴とする請
    求項3記載の水平プリンタのフィードローラ駆動機構。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008273648A (ja) * 2007-04-25 2008-11-13 Kyocera Mita Corp 用紙ガイド機構、用紙搬送機構、画像形成装置
US8840109B2 (en) 2012-10-26 2014-09-23 Oki Data Corporation Image forming apparatus
CN116351989A (zh) * 2023-05-31 2023-06-30 广东泰基科技有限公司 线材用送料装置

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