JPH086809A - フィールドプログラマブルゲートアレイ - Google Patents

フィールドプログラマブルゲートアレイ

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JPH086809A
JPH086809A JP6137668A JP13766894A JPH086809A JP H086809 A JPH086809 A JP H086809A JP 6137668 A JP6137668 A JP 6137668A JP 13766894 A JP13766894 A JP 13766894A JP H086809 A JPH086809 A JP H086809A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 デバイスの動作を停止せずに回路情報の検証
を行うことができるフィールドプログラマブルゲートア
レイ(FPGA)を提供する。 【構成】 FPGAチップ1上に、SRAM等のRAM
からなる制御メモリ3および論理ブロック部4、プログ
ラマブルスイッチ部5、入出力ブロック部6、および各
部3〜6を制御するメモリ制御部2を設ける。さらに、
制御メモリ3および論理ブロック部4内のメモリセルか
らFPGAチップ1外部へ回路情報を読み出すための機
構と、実現したディジタル回路を実行するための読み出
し機構とを設け、両者を独立に作動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、外部から供給されるプ
ログラムに応じてデバイス内部の回路情報を電気的に書
き込むことによりディジタル回路の動作を決定するとと
もに、当該回路情報を電気的に書き換えることが可能
な、いわゆるフィールドプログラマブルゲートアレイ
(FPGA:Field Programmable Gate Array )に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、回路情報を電気的に書き換え
可能なFPGAにおいて、回路情報の保持用のRAM
(Random Access Memory)としては、SRAM(Static
RAM)が用いられている。SRAMには、データの書き
込みを高速に行うことができる、何度でも書き換え可能
である、加えて、取り扱いが容易である等の利点があ
り、これらの利点によりFPGAにおける回路情報の保
持用RAMとして広く用いられているのである。
【0003】ところで、RAMに書き込まれた回路情報
が何等かの電気的な要因で変化してしまった場合、回路
動作は、機械的な故障が発生した場合と同様に異常動作
となる。したがって、その場合には、RAMの内容が書
き込み時の回路情報と一致しているか否か、すなわち、
RAMの内容が変化していないか否かを検証し、変化し
ていれば、RAMの内容を適正なものに書き換える必要
がある。
【0004】従来、RAMの内容が変化していないか否
かを外部から検証するためには、回路の動作、すなわ
ち、デバイスの動作を完全に一時停止し、FPGAを、
RAMの内容を外部から読み出すためのリードバックモ
ードにしてRAMの内容をすべて読み出す(リードバッ
クする)ことにより、RAMの内容を検証するという手
法を採っていた。このような手法によりRAMの内容を
検証するFPGAとしては、例えば、米国ザイリンクス
社のLCAというデバイスがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のFPGAでリードバックを行うためには、デバイスの
動作を一時停止する必要があった。したがって、実際に
可動しているシステム内部にFPGAが用いられている
場合には、FPGAのRAMの内容を検証すためだけに
システムを一時停止させる必要があった。これは、極め
て不便なことであった。
【0006】こうしたことから、システムを一時停止さ
せることなく、FPGAのRAMの内容(回路情報)を
検証することができるFPGAが待望されている。本発
明は、上述した事情に鑑みて為されたものであり、デバ
イスの動作を停止せずに回路情報の検証を行うことがで
きるフィールドプログラマブルゲートアレイを提供する
ことを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のフィー
ルドプログラマブルゲートアレイは、外部から供給され
るプログラムに含まれる回路情報に応じたディジタル論
理回路を構成して所望の機能を提供するとともに、前記
回路情報を電気的に書き換え可能なフィールドプログラ
マブルゲートアレイであって、前記ディジタル論理回路
により所望の機能を提供すると同時に、デバイス内部に
供給された前記回路情報を読み出してデバイス外部へ出
力する手段を具備することを特徴としている。
【0008】また、請求項2に記載のフィールドプログ
ラマブルゲートアレイは、ディジタル論理回路の論理実
現部分と、複数の論理実現部分を相互に接続する接続部
分のデータの保持とを、それぞれランダムアクセスメモ
リにより実現するフィールドプログラマブルゲートアレ
イであって、各ランダムアクセスメモリ内部のメモリセ
ルに、デバイス内部の論理実現用とデバイス外部へのデ
ータ読み出し用として、2系統の読み出し線を独立に接
続し、前記2系統の読み出し線のうち、デバイス内部の
論理実現用の読み出し線をアクティブ、あるいはインア
クティブのいずれか一方の状態とする制御機構と、前記
2系統の読み出し線のうち、デバイス外部へのデータ読
み出し用の読み出し線をアクティブ、あるいはインアク
ティブのいずれか一方の状態とする制御機構との2系統
の制御機構を独立に備え、前記2系統の制御機構は、そ
れぞれ独立に作動することを特徴としている。
【0009】さらに、請求項3に記載のフィールドプロ
グラマブルゲートアレイは、複数のメモリセルからなる
ランダムアクセスメモリを有するルックアップテーブル
により論理を実現する複数の論理要素と、該複数の論理
要素を相互に接続する接続部分とを有し、該接続部分の
データの保持を前記ランダムアクセスメモリにより実現
するフィールドプログラマブルゲートアレイであって、
第1のメモリアドレス線と、該第1のメモリアドレス線
が入力端に接続される第1のアドレスデコーダと、前記
複数のメモリセルから出力される複数のメモリ出力信号
から、前記第1のアドレスデコーダの出力信号に応じ
て、1つのメモリ出力信号を選択する第1のメモリセル
選択手段とを備えるともに、前記ルックアップテーブル
内に、第2のメモリアドレス線と、該第2のメモリアド
レス線が入力端に接続される第2のアドレスデコーダ
と、前記複数のメモリ出力信号から、前記第2のアドレ
スデコーダの出力信号に応じて、前記第1のメモリセル
選択手段とは独立して、1つのメモリ出力信号を選択す
る第2のメモリセル選択手段とを有することを特徴とし
ている。
【0010】
【作用】上記構成によれば、ランダムアクセスメモリが
回路動作を決定するための読み出し回路とは別個に、デ
バイス外部に回路情報を読み出す(リードバックする)
ための専用の読み出し回路をも有し、これら2系統の読
み出し回路が独立に制御される。このため、実際の回路
動作を行いつつ、同時に、デバイス外部にメモリ内容を
リードバックさせることが可能となり、回路動作中にお
ける回路情報の検証が可能となる。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例につ
いて説明する。まず、本発明の第1の実施例について、
図1〜図4を参照して説明する。図1は、第1の実施例
によるフィールドプログラマブルゲートアレイ(FPG
A:Field Programmable Gate Array )の全体構成を説
明するための図であり、この図に示すように、第1の実
施例によるFPGAは、FPGAチップ1からなる。F
PGAチップ1には、SRAM(Static Random Access
Memory )等のRAMからなる制御メモリ3および論理
ブロック部4、プログラマブルスイッチ部5、入出力ブ
ロック部6、および各部3〜6を制御するメモリ制御部
2が設けられている。
【0012】FPGAチップ1は、上記各部2〜6と、
チップ1外部からメモリ制御部2への信号入力のための
メモリアドレス入力7,メモリ制御入力8と、チップ1
外部とメモリ制御部2との間でメモリデータを入出力す
るためのメモリデータ入出力9と、メモリ制御部2と制
御メモリ3,論理ブロック部4とをそれぞれ結ぶメモリ
ワード線10,メモリライトディセーブル線11と、制
御メモリ3とプログラマブルスイッチ部5,入出力ブロ
ック部6とをそれぞれ結ぶスイッチ制御線13と、論理
ブロック部4とプログラマブルスイッチ部5とを結ぶ論
理ブロック入力線14,論理ブロック出力線15と、プ
ログラマブルスイッチ部5と入出力ブロック部6とを結
ぶ配線セグメント16と、入出力ブロック部6からチッ
プ1外部へデータを出力するためのデータ線17とから
なる。また、メモリデータ12を伝送する線により、メ
モリ制御部2と制御メモリ3、メモリ制御部2と論理ブ
ロック部4がそれぞれ接続されている。
【0013】図2は、図1に示すメモリ制御部2の内部
構成を示す図であり、この図に示すように、メモリ制御
部2は、メモリアドレス入力7,メモリ制御入力8,メ
モリデータ入出力9,メモリワード線10,メモリライ
トイネーブル線11,メモリデータ12,アドレスデコ
ーダ20,および分岐選択回路21の各部分から構成さ
れている。
【0014】図3は、図1に示す制御メモリ3の内部構
成を示す図であり、この図に示すように、制御メモリ3
は、対応するメモリワード線10が接続されたメモリセ
ル30と、メモリライトディセーブル線11により供給
される信号とメモリデータ12とに基づいて、0ビット
線36および1ビット線37に接続された複数のメモリ
セル30を制御するメモリデータ制御回路35と、対応
するメモリセル30からの出力信号とメモリライトディ
セーブル線11により供給される信号とのANDをとっ
てスイッチ制御線13へ出力するANDゲート34から
構成される。
【0015】メモリセル30は、0ビット線36に接続
されたパストランジスタ33−1と、1ビット線37に
接続されたパストランジスタ33−2と、パストランジ
スタ33−1に接続された反転回路31−1と、パスト
ランジスタ33−2に接続された反転回路31−2と、
反転回路入力端子32−1,32−2とからなる。
【0016】図4は、図1に示す論理ブロック部4の内
部構成を示す図であり、この図に示すように、論理ブロ
ック部4は、ルックアップテーブルメモリ40−1,4
0−2,…から構成されている。各ルックアップテーブ
ルメモリ40−1,40−2,…は、同一構成であるた
め、以後、代表して、ルックアップテーブルメモリ40
−1の構成について説明する。
【0017】ルックアップテーブルメモリ40−1が、
上述した制御メモリ3(図3参照)と大きく異なる点
は、論理ブロック入力線14が接続されたルックアップ
テーブルアドレスデコーダ41を備えた点と、対応する
メモリセル30からの出力信号、およびルックアップテ
ーブルアドレスデコーダ41の各出力端に接続されたル
ックアップテーブルワード線42を介して供給される信
号を入力とするトライステートバッファ43をメモリセ
ル30と同数備えた点と、ANDゲート34の数を一つ
とし、このANDゲート34の一方の入力端に全てのト
ライステートバッファ43からの出力信号を印加し、他
方の入力端にメモリライトディセーブル線11からの信
号を印加するようにした点である。
【0018】次に、図1〜図4を参照して、本実施例に
よるFPGAの動作について説明する。FPGAチップ
1上で所望の機能を実現するには、論理ブロック部4,
プログラマブルスイッチ部5,および入出力ブロック部
6の内部の値を決定するために、FPGAチップ1外部
からメモリデータ入出力9を介して、ロードデータ(回
路情報)を制御メモリ3および論理ブロック部4に書き
込む必要がある。この書き込み動作を行うモードを書き
込みモードという。
【0019】具体的には、メモリ制御入力8に書き込み
モードへ移行することを示す信号が印加されることによ
り、上記書き込みモードとなる。メモリ制御入力8に書
き込みモードへ移行することを示す信号が印加される
と、メモリライトディセーブル線11における信号値は
“0”となり、スイッチ制御線13および論理ブロック
出力線15における信号値は、ANDゲート34の働き
により、“0”となる。このため、対応するプログラマ
ブルスイッチ部5および入出力ブロック部6の内部のス
イッチは全て解放される。
【0020】このような状態の下で、メモリアドレス入
力7から入力されたメモリアドレスは、アドレスデコー
ダ20でデコードされ、メモリワード線10のうちのい
ずれか1つの線のみがアクティブとなる。これにより、
制御メモリ3および論理ブロック部4において、アクテ
ィブとなったメモリワード線10に対応するメモリセル
30が、それぞれ一つずつ選択される。
【0021】ここで選択された各メモリセル30に対す
るデータの書き込みは、それぞれ、メモリデータ入出力
9から分岐選択回路21を介して出力されるメモリデー
タ12が、メモリデータ制御回路35に入力され、当該
回路35により0ビット線36および1ビット線37の
いずれか一方の値が“0”に、他方の値が“1”になる
ことにより行われる。
【0022】上述した書き込みが終了すると、FPGA
は、書き込まれたデータに基づいた回路機能を実現して
データを処理する実行モードに移行する。具体的には、
メモリ制御入力8に実行モードを示す信号が印加される
ことにより、実行モードに遷移する。メモリ制御入力8
に実行モードを示す信号が印加されると、メモリライト
ディセーブル線11上の値は“1”となる。この時、制
御メモリ3において、スイッチ制御線13上の値は、A
NDゲート34の働きにより、対応するメモリセル30
内の反転回路入力端子32−2における値と等しくな
る。このため、各メモリセル30に蓄えられた、対応す
るプログラマブルスイッチ部5および入出力ブロック部
6の内部のスイッチの接続/切断状態を表すデータ(各
反転回路入力端子32−2における値)が、スイッチ制
御線13を介して、プログラマブルスイッチ部5および
入出力ブロック部6の内部の各スイッチに伝達される。
【0023】一方、論理ブロック部4においては、各ル
ックアップテーブルメモリ40−1,40−2,…に対
して、論理ブロック入力線14の値に応じて一つの出力
端のみをアクティブとするルックアップテーブルアドレ
スデコーダ41の働きにより、ルックアップテーブルワ
ード線42のうちのいずれか1つの線のみがアクティブ
となる。そして、アクティブとなった線が接続されたト
ライステートバッファ43が作動し、当該バッファ43
に対応するメモリセル30内部の反転回路入力端子32
−2の値が、AND回路34を介して、論理ブロック出
力線15へ出力される。
【0024】さらに、実行モードにおいては、スイッチ
制御線13および論理ブロック出力線15へ値が出力さ
れるのと並列に、メモリアドレス入力7に応じてメモリ
ワード線10のうちいずれか一つの線、すなわち、制御
メモリ3内の一つのメモリセル30および論理ブロック
部4内の一つのメモリセル30が選択可能となってい
る。この選択処理は、上述したスイッチ制御線13およ
び論理ブロック出力線15への出力動作と完全に独立し
て行われる。
【0025】制御メモリ3および論理ブロック部4それ
ぞれにおいて、選択されたメモリセル30内部の反転回
路入力端子32−2の値が、選択されたメモリセル30
に対応した0ビット線36,1ビット線37からメモリ
データ制御回路35を介して、メモリデータ12として
メモリ制御部2へ供給され、メモリデータ入出力9から
FPGAチップ1外部へ出力される。
【0026】以上説明したように、本実施例では、制御
メモリ3およびルックアップテーブルメモリ40−1,
40−2,…は、通常のSRAMの構成に付加して、各
メモリセル30から別途引き出した信号線に対して実行
時の論理およびスイッチ構成を決定するための読み出し
機構を有し、特にルックアップテーブルメモリ40−
1、40−2,…は、アドレスデコーダを独立に有す
る。
【0027】また、実際の使用に際しては、書き込みモ
ードと実行モードとの2つのモードに動作を分け、実行
モードでは、メモリの読みだし機構2系統を全く独立に
機能させることができる。一方、書き込みモードでは、
メモリへのデータ書き込み専用とし、スイッチの設定は
全て解放となり、回路の実行データを流すことを禁止し
ている。これは、実行時において、スイッチの接続を書
き換えると、一時的にデバイス内部のデータ線の衝突等
を引き起こす原因となるためである。すなわち、書き込
みモードでの実行を禁止することにより、デバイス内部
の保護が行われている。
【0028】次に、本発明の第2の実施例について、図
1,図2,図5および図6を参照して説明する。図1お
よび図2は、第1の実施例と共通であるため、これらの
図に示された各部の説明を省略する。図5は、第2の実
施例によるFPGAの構成要素である制御メモリ3(図
1参照)の内部構成を示す図であり、この図に示す制御
メモリ3の構成が、図3に示す第1の実施例における制
御メモリ3と異なる点は、ANDゲート34を取り除
き、反転回路入力端子32−2の値を、直接、スイッチ
制御線13へ出力するようにした点である。
【0029】図6は、第2の実施例によるFPGAの構
成要素である論理ブロック部4(図1参照)の内部構成
を示す図であり、この図に示す論理ブロック部4の構成
が、図4に示す第1の実施例における論理ブロック部4
と異なる点は、ANDゲート34を取り除き、各トライ
ステートバッファ43の出力信号を合成して、直接、論
理ブロック出力線15へ出力するようにした点である。
【0030】次に、図1,図2,図5および図6を参照
して、本実施例によるFPGAの動作について説明す
る。まず、本実施例では、電源投入時に全てのメモリセ
ル30がリセットされる。次に、メモリ制御入力8に書
き込みモードへ移行することを示す信号が印加される
と、書き込みモードとなり、メモリライトディセーブル
信号11における信号値は”0”となる。このような状
態の下で、メモリアドレス入力7から入力されたメモリ
アドレスは、アドレスデコーダ20でデコードされ、全
てのメモリワード線10のうちのいずれか1つのみがア
クティブとなる。これにより、制御メモリ3および論理
ブロック部4において、アクティブとなったメモリワー
ド線30が、それぞれ1つずつ選択される。
【0031】ここで選択された各メモリセル30に対す
るデータの書き込みは、それぞれ、メモリデータ入出力
9から分岐選択回路21を介して出力されるメモリデー
タ12が、メモリデータ制御回路35に入力され、当該
回路35により0ビット線36および1ビット線37の
いずれか一方の値が”0”に、他方の値が”1”になる
ことにより行われる。
【0032】上記書き込みモードにおいて、値が書き込
まれたメモリセル30に対応するスイッチ制御線13の
値は、対応するメモリセル30内部の反転回路入力端子
32−2の値と等しくなり、対応するプログラマブルス
イッチ部5および入出力ブロック部6の内部のスイッチ
の接続/切断状態が、各スイッチに伝達される。このよ
うな動作と同時に、論理ブロック部においては、各ルッ
クアップテーブルメモリ40−1,40−2,…に対し
て、論理ブロック入力線14の値に応じて一つの出力端
のみをアクティブとするルックアップテーブルアドレス
デコーダ41の働きにより、ルックアップテーブルワー
ド線42のうちのいずれか1つの線みがアクティブとな
る。
【0033】そして、アクティブとなった線が接続され
たトライステートバッファ43が作動し、当該バッファ
43に対応するメモリセル30内部の反転回路入力端子
32−2の値が、論理ブロック出力線15へ出力され
る。このように、本実施例では、書き込みモードにおい
て、同時に、実際の回路機能を実現してデータを処理す
ることが可能となっている。
【0034】一方、ロードデータの書き込みが終了する
と、FPGAは、メモリの値を検証のためにチップ外部
に読み出すリードバックモードに移行する。具体的に
は、メモリ制御入力8にリードバックモードへ移行する
ことを示す信号が印加されると、メモリライトディセー
ブル信号11が”1”となり、リードバックモードとな
る。この際、回路の実行に関しては、上述した書き込み
モードの場合と同様に為されるため、ここでは、リード
バック機構の動作についてのみ説明する。
【0035】リードバックモードにおいては、スイッチ
制御線13および論理ブロック出力線15へ値が出力さ
れると同時に、メモリワード線10がメモリアドレス入
力7に応じて選択される。この選択動作は、他の動作か
ら完全に独立して行われる。ここで選択されたメモリセ
ル30に対応した0ビット線36,1ビット線37か
ら、メモリデータ制御回路35を介して、メモリセル3
0内部の反転回路入力端子32−2の値が出力され、最
終的に、メモリデータ入出力9からチップ1外部へ出力
される。
【0036】以上説明したように、本実施例でも、制御
メモリ3およびルックアップテーブルメモリ40−1,
40−2,…は、通常のSRAMの構成に付加して、各
メモリセル30から別途引き出した信号線に対して実行
時の論理とスイッチ構成とを決定するための読み出し機
構を有し、特にルックアップテーブルメモリ40−1、
40−2,…は、アドレスデコーダを独立に有する。ま
た、本実施例では、書き込みモードにおいても、スイッ
チの設定やルックアップテーブルの論理は有効としてい
る。
【0037】したがって、回路動作中にダイナミックに
回路の形状を変更することが可能となる。第1の実施例
でも述べたように、実行中にスイッチの接続を書き換え
ることは、一時的にデバイス内部のデータ線の衝突等を
引き起こす原因ともなるが、ユーザが書き込みを行う領
域を注意深く選択することにより、こうした衝突を回避
することが可能である。なお、上述したように、第2の
実施例においては、電源投入時のデータ衝突を防止する
ために、パワーオンリセット機能を搭載している。以上
説明したように、本発明の第1および第2の実施例によ
るFPGAは、従来のFPGAに比して、極めて柔軟性
に優れたものとなる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のフィール
ドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)によれば、
従来のFPGAでは不可能であった、回路動作実行中に
おいて、同時に、回路情報の読み出しを行うことが可能
である。すなわち、回路動作中における回路情報の検証
を行うことができる。ランダムアクセスメモリにより回
路機能を実現するFPGAは、長時間継続して使用する
場合、メモリの内容が何等かの原因で書き換えられてい
まうという虞れがあるが、特に、大規模なシステム内部
にFPGAが用いられている場合、回路情報の検証のた
めに、一旦、システムを停止させるということは困難で
ある。
【0039】ここで、本発明のように、回路動作中にお
ける回路情報の検証を可能としたFPGAを用いれば、
システムを停止させずに定期的にメモリ内容(回路情
報)を読み出して検証することが可能であるため、停止
が困難な大規模システムに適用しても、回路情報の信頼
性を保持しつつシステムを運行することができる。すな
わち、システムの動作の信頼性を向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1および第2の実施例によるフィー
ルドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)の全体構
成を示す図である。
【図2】同FPGAのメモリ制御部2の概略構成を示す
図である。
【図3】本発明の第1の実施例によるFPGAの制御メ
モリ3の概略構成を示す図である。
【図4】同FPGAの論理ブロック部4の概略構成を示
す図である。
【図5】本発明の第2の実施例によるFPGAの制御メ
モリ3の概略構成を示す図である。
【図6】同FPGAの論理ブロック部4の概略構成を示
す図である。
【符号の説明】
1 FPGAチップ 2 メモリ制御部 3 制御メモリ 4 論理ブロック
部 5 プログラマブルスイッチ部 6 入出力ブロッ
ク部 7 メモリアドレス入力 8 メモリ制御入
力 9 メモリデータ入出力 10 メモリワー
ド線 11 メモリライトディセーブル線 12 メモリデー
タ 13 スイッチ制御線 14 論理ブロッ
ク入力線 15 論理ブロック出力線 16 配線セグメ
ント 17 データ線 30 メモリセル 34 ANDゲート 35 メモリデー
タ制御回路 40−1,40−2,… ルックアップテーブルメモリ 41 ルックアップテーブルアドレスデコーダ 43 トライステートバッファ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H03K 19/177 0836−5K

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部から供給されるプログラムに含まれ
    る回路情報に応じたディジタル論理回路を構成して所望
    の機能を提供するとともに、前記回路情報を電気的に書
    き換え可能なフィールドプログラマブルゲートアレイで
    あって、 前記ディジタル論理回路により所望の機能を提供すると
    同時に、デバイス内部に供給された前記回路情報を読み
    出してデバイス外部へ出力する手段を具備することを特
    徴とするフィールドプログラマブルゲートアレイ。
  2. 【請求項2】 ディジタル論理回路の論理実現部分と、
    複数の論理実現部分を相互に接続する接続部分のデータ
    の保持とを、それぞれランダムアクセスメモリにより実
    現するフィールドプログラマブルゲートアレイであっ
    て、 各ランダムアクセスメモリ内部のメモリセルに、デバイ
    ス内部の論理実現用とデバイス外部へのデータ読み出し
    用として、2系統の読み出し線を独立に接続し、 前記2系統の読み出し線のうち、デバイス内部の論理実
    現用の読み出し線をアクティブ、あるいはインアクティ
    ブのいずれか一方の状態とする制御機構と、前記2系統
    の読み出し線のうち、デバイス外部へのデータ読み出し
    用の読み出し線をアクティブ、あるいはインアクティブ
    のいずれか一方の状態とする制御機構との2系統の制御
    機構を独立に備え、 前記2系統の制御機構は、それぞれ独立に作動すること
    を特徴とするフィールドプログラマブルゲートアレイ。
  3. 【請求項3】 複数のメモリセルからなるランダムアク
    セスメモリを有するルックアップテーブルにより論理を
    実現する複数の論理要素と、該複数の論理要素を相互に
    接続する接続部分とを有し、該接続部分のデータの保持
    を前記ランダムアクセスメモリにより実現するフィール
    ドプログラマブルゲートアレイであって、 第1のメモリアドレス線と、該第1のメモリアドレス線
    が入力端に接続される第1のアドレスデコーダと、前記
    複数のメモリセルから出力される複数のメモリ出力信号
    から、前記第1のアドレスデコーダの出力信号に応じ
    て、1つのメモリ出力信号を選択する第1のメモリセル
    選択手段とを備えるともに、 前記ルックアップテーブル内に、第2のメモリアドレス
    線と、該第2のメモリアドレス線が入力端に接続される
    第2のアドレスデコーダと、前記複数のメモリ出力信号
    から、前記第2のアドレスデコーダの出力信号に応じ
    て、前記第1のメモリセル選択手段とは独立して、1つ
    のメモリ出力信号を選択する第2のメモリセル選択手段
    とを有することを特徴とするフィールドプログラマブル
    ゲートアレイ。
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