JPH086628A - 加々々速度に制限を持つ移動指令の計画・作成方法 - Google Patents

加々々速度に制限を持つ移動指令の計画・作成方法

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JPH086628A
JPH086628A JP16073894A JP16073894A JPH086628A JP H086628 A JPH086628 A JP H086628A JP 16073894 A JP16073894 A JP 16073894A JP 16073894 A JP16073894 A JP 16073894A JP H086628 A JPH086628 A JP H086628A
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increased
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speed
movement
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JP16073894A
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Tetsuro Kato
哲朗 加藤
Souichi Arita
創一 有田
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Fanuc Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】工作機械やロボットにおける始動/停止時等の
動作の円滑化。 【構成】時間パラメータt1 〜t4 を含む形でθr に関
する加々々速度ついての動作パターンを制御装置に用意
する。このパターンから出発して順次積分を行なえば、
加々速度、加速度、速度及び位置について、の動作パタ
ーンを得る。加々速度に制限値bを設ける場合は、最大
加々々速度amax 、最大加々速度b、最大加速度c、指
令速度d及び移動距離eを用いて、t1 [sec] =b[rad
/s3]/amax [rad/s4]、t2 [sec] =(c[rad/s2]/b
[rad/s3])−t1 、t3 [sec] =(d[rad/s] /c[rad
/s2])−2*t1 −t2 及びt4 [sec] =(e[rad ]/
d[rad/s] )−4*t1 −2*t2 −t3 を計算する。
次いで、加々々速度θr (・・・・)を4階積分または3階積
分して移動指令θr を求める。加々速度に制限値を設け
ない場合には、t2 =0とし、t1 を次式によって計算
する。また、t3 ,t4 を上記各式と同様に求め、加々
々速度θr (・・・・)を4階積分または3階積分して移動指
令θr を求める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、工作機械やロボット
のように数値制御装置によって制御される自動機械にお
ける移動指令の計画・作成方法に関し、更に詳しく言え
ば、加々々速度に制限を持つ移動指令を計画・作成する
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】工作機械やロボットのような自動機械に
おいては、制御したい対象物(テーブル、アーム等)と
実際に制御されるもの(モータ)の間に減速機や低剛性
部材等によるたわみが介在している。通常、摩擦が無い
場合、モータに必要なトルクは負荷イナーシャと加速度
によって計算されるが、モータと制御対象の間にたわみ
が存在する場合には、更に加々々速度(加速度の時間に
関する2階微分)によるトルクが必要になる。
【0003】特に、加速開始時及び減速開始時にあって
は加速度が小さい為に、ワークテーブル、ロボットアー
ム等の制御対象の運動状態がこの加々々速度によるトル
クによって支配されることになる。従って、これら自動
機械における移動指令の計画・作成に際して加速度や加
々速度(加速度の時間に関する1階微分)に制限を設け
たとしても、意図した通りの円滑な動きを実現する為に
十分であるとは限らない。
【0004】即ち、従来の方式では、制御希望対象(ワ
ークテーブル、アーム先端等)の位置を表わす変数θ1
、モータ位置を表わす変数θm について次の(i)式
(モータ位置と制御希望対象の間にたわみが存在しな
い)の関係を仮定し、トルク入力から制御希望対象の加
速度までを、次式(ii)として、モータの出し得るト
ルクをイナーシャで除して加速度を制限した移動指令を
計画・作成していた。この場合、制御希望対象の最高速
度は当然モータの最高速度によって制限されることにな
る。なお、以後の各式中の記号は次の意味で使用される
ものとする。
【0005】 θ1 :制御希望対象(ワーク、アーム先端等)の位置 [rad ] θm :モータの位置 [rad ] J1 :負荷イナーシャ [Kg・cm/(rad/s2)] Jm :モータイナーシャ [Kg・cm/(rad/s2)] u :トルク入力 [Kg・cm ]
【0006】
【数1】 しかし、既に述べた通り、実際には制御希望対象(テー
ブル、ロボットアーム等)と実際に制御されるモータの
間に減速機や低剛性部材等によるたわみが介在している
ので、上記(i)式の仮定は成り立たず、加速度につい
ても(ii)式のような単純な比例関係は成立しない。
【0007】今、減速機やテーブル、ロボットアーム等
の非剛性要素を含む系を振動系と考え、図1に示した如
きバネ−ダンパ系でモデリングしてみる。ここで、記号
K及びDの意味は、次の通りとする。 K:バネ定数 [Kg・cm/rad ] D:粘性係数 [Kg・cm/rad ] モータ側に着目して運動方程式を立てると、下記(1)
式が得られる一方、負荷側に着目すると、下記(2)式
が得られる。更に、(2)式より(3)式が得られ、加
減速時にモータ位置と制御希望対象の位置との間に生ま
れるたわみの存在が表現されていることが判る。また、
(3)式を変形すると、下記(4)式が得られる一方、
(1)式からは式(1’)が得られる。この(1’)式
を(4)式に代入すれば、(5)式を得る。そして、
(4)式を2階微分したものを(5)式に代入すると
(6)が得られる。
【0008】
【数2】 上記(6)式右辺に下線で示した項は、トルク入力に対
する加々々速度の寄与を表わしている。通常、自動機械
の始動時及び停止時には加速度が0に近い値になるの
で、この加々々速度によるトルクが機械に衝撃を与え、
円滑な始動/停止が出来なくなる。即ち、従来方式に従
い、加速度に厳しい制限を設けて移動指令を計画・作成
しても、加々々速度を抑制する条件が課せられていない
為に、始動直後あるいは停止直前のある時点で加々々速
度によるトルク指令がサーボ制御系内で急激に生成さ
れ、その衝撃が自動機械全体に伝播して不快な衝撃音や
振動を惹起する現象が避け難かった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本願発明の目
的は、数値制御装置で計画・作成される移動指令を受け
て動作する工作機械やロボットのような自動機械におい
て、始動時や停止時にも不快な衝撃音や振動を伴わずに
円滑な動作を行なわせることが出来るような移動指令の
計画・作成方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本願発明は、上記従来技
術の問題点を解決する為の手段として、「時間パラメー
タを含む形で軸移動に関する加々々速度ついての動作パ
ターンを数値制御装置内に用意しておき、加々々速度、
加々速度及び加速度について予め設定された制限の下
で、上記時間パラメータの値を定め、更に加々々速度を
4階積分または3階積分することによって移動指令を得
ることを特徴とする、数値制御装置によって制御される
自動機械における加々々速度に制限を持つ移動指令の計
画・作成方法」(請求項1;加々速度及び加速度につい
て制限値を設ける場合)及び、「時間パラメータを含む
形で軸移動に関する加々々速度ついての動作パターンを
数値制御装置内に用意しておき、加々々速度及び加速度
について予め設定された制限の下で、上記時間パラメー
タの値を定め、更に加々々速度を4階積分または3階積
分することによって移動指令を得ることを特徴とする、
数値制御装置によって制御される自動機械における加々
々速度に制限を持つ移動指令の計画・作成方法」(請求
項2;加速度については制限値を設けるが、加々速度に
ついては制限値を設けない場合)を提供したものであ
る。
【0011】
【作用】本願発明では、先ず工作機械あるいはロボット
を制御する数値制御装置(CNC、ロボットコントロー
ラ等)のメモリ内に時間パラメータを含む形で軸移動に
関する加々々速度ついての動作パターンを用意する。そ
して、「加々々速度、加々速度及び加速度」あるいは
「加々々速度及び加速度」について予め制限値を設定さ
れる。
【0012】移動指令の計画・作成に際して、数値制御
装置内の演算装置(CPU)は、上記いずれかの制限条
件の下で、時間パラメータの値を定め、更に加々々速度
を4階積分または3階積分することによって移動指令を
得る。
【0013】この移動指令は、「加々速度及び加速度」
あるいは「加速度」だけでなく、加々々速度についても
一定の上限値を越えないように計画・作成されているの
で、移動指令に従って工作機械あるいはロボットを動作
させた時、モータとワークテーブル、ロボットアーム先
端等との間に機械伝達系(減速機、ボールネジ等)やワ
ークテーブル、ロボットアーム自身などの非剛性要素が
介在していても、上記説明した加々々速度によって惹起
されるトルク成分が抑えられるので、始動時あるいは停
止時にも、機械に衝撃音や振動が発生し難くなる。
【0014】
【実施例】図2は、通常に使用されている工作機械制御
システムの基本構成を要部ブロック図で例示したもので
ある。また、図3は、図2に示したシステムにより実行
される各軸制御の制御ループをブロック図で簡潔に記し
たものである。
【0015】図2中、符号10で表わされたCNCに内
蔵されたCPUは、CNC10内のメモリに格納された
プログラムデータを順次読み込み、各軸(例えば、X
軸、Y軸、C軸等、以下同様。)のデータに対して必要
な補間計算を行ない、所定周期毎に各軸の移動指令信号
を共有RAM11に送り出す。
【0016】一方、各軸モータ13を駆動するデジタル
サーボ回路12のCPUは、この移動指令を共有メモリ
11から所定周期で読み出し、各軸についての位置指令
信号を生成する。各軸に関して、位置指令値と各軸のエ
ンコーダ14によって検出される現在位置との偏差が位
置ループ入力とされる。
【0017】このような入力に基づく位置ループ処理P
Lによって生成された速度指令信号Vc に対して、エン
コーダ14の位置検出出力の微分値に相当する現在速度
Vcとの偏差を計算されて速度ループ処理VLの入力と
される。
【0018】速度ループ処理VLではトルク指令Tc が
生成され、サーボアンプを介してモータMにトルク指令
Tc に対応した駆動電流が流されてモータが回転し、工
作機械の所要部分1(例えば、ワークテーブル)につい
て所期の位置制御が達成される。
【0019】以下、本願発明の1つの実施例として、上
記システムにおける工作機械の所要部分1を1つの軸上
(θr 上とする。)で第1の位置θr1から始動させ、第
2の位置θr2まで移動させて停止させる動作(100%
の位置決め)を行なわせる場合の移動指令計画・作成方
法について説明する。
【0020】先ず、図4(A)に示した形でθr に関す
る加々々速度(時間tに関する4階微分)についての動
作パターンをCNC10のメモリ内に用意する。このパ
ターンから出発して順次積分を行なえば、加々速度、加
速度、速度及び位置の各々について図4(B)〜(E)
のような動作パターンを得ることが出来る。図4(A)
に示したパターンに含まれるパラメータt1 〜t4 の値
及び各積分についての積分定数は、実現したい移動条件
に整合するように定められる。
【0021】図4(B)〜(E)では、実現したい移動
条件として、t=0(始動時)に次の条件が満たされる
ように積分定数が決めらるものとして、各動作パターン
が描かれている。 位置θr =θr1 速度θr(・)=加速度θr(・・) =加々速度θr(・・・)=0 ここで、記号(・)(・・・) は時間に関する1階微分〜3
階微分を表わす記号として使用した。
【0022】また、図4(B)〜(E)の各パターンに
含まれるパラメータb(最大加々速度)、c(最大加速
度)、d(指令速度)及びe(移動距離、ここでは|θ
r2−θr1|)は、図4(A)のパターンに含まれるパラ
メータt1 〜t4 及びaによって次のように記述され
る。
【0023】 b=a*t1 c=b*(t1 +t2 )=a*t12+a*t1 *t2 d=c*(2*t1 +t2 +t3 ) =2*a*t13+2*a*t12*t2 +a*t12*t2 +a*t1 *t22 +a*t12*t3 +a*t1 *t2 *t3 =2*a*t13+3*a*t12*t2 +a*t1 *t22+a*t12*t3 +a*t1 *t2 *t3 e=d*(4*t1 +2*t2 +t3 *t4 ) =8*a*t14+12*a*t13*t2 +4*a*t12*t22 +4*t13*t3 +4*a*t12*t2 *t3 +4*a*t13*t2 +6*a*t12*t22+2*a*t1 *t23 +2*a*t12*t2 *t3 +2*a*t1 *t22*t3 +2*a*t13*t3 +3*a*t12*t2 *t3 +a*t1 *t22*t3 +a*t12*t32+a*t1 *t2 *t32 +2*a*t13*t4 +3*a*t12*t2 *t4 +a*t1 *t22*t4 +a*t12*t3 *t4 +a*t1 *t2 *t3 *t4 =8*a*t14 +16*a*t13*t2 +6*a*t13*t3 +2*a*t13*t4 +10*a*t12*t22+a*t12*t32+9*a*t12*t2 *t3 +3*a*t12*t2 *t4 +a*t12*t3 *t4 +2*a*t1 *t23+3*a*t1 *t22*t3 +a*t1 *t2 *t32+a*t1 *t22*t4 +a*t1 *t2 *t3 *t4 そして、移動指令計画・作成に際して課される諸条件に
応じ、次の1.〜4.のようにt1 〜t4 の値を定め
る。 1.加々々速度の最大値は予め与えておくものとする
(後述するように、良好な結果が得られない場合には調
整することが出来る)。即ち、a=amax とする。 2.指令速度dと移動距離eから、移動時間T1 が、T
1 =e/d=t1 +t2 +t3 +t4 で定められる。 3.従来方式でも行なわれていたように、加速度の最大
値cを予め設定しておくものとする。そうすると、動作
プログラムで指定される指令速度dとして、加速時間T
2 が、T2 =d/c=2*t1 +t2 +t3 で定められ
る。 4.加々速度に制限値を設ける場合には、最大加速度c
と最大加々速度の制限値bから、T3 =c/b=t1 +
t2 となる。また、加々速度に制限値を設けない場合に
は、t2 =0とすることが出来る。そして、前述の式c
=a*t12+a*t1 *t2 t2 でt2 =0とした結果
と併せて、 t1 =|(c/a)1/2 | t2 =0 を得る。
【0024】従って、CNC10内において移動指令を
計画・作成する処理フローの概略をフローチャートで記
せば、図5のようになる。
【0025】[1]加々速度に制限値bがある場合(ス
テップM1でイエス) 先ず、ステップS1で最大加々々速度amax と最大加々
速度bから、パラメータt1 を次式によって計算する。 t1 [sec] =b[rad/s3]/amax [rad/s4] 続くステップS2で、最大加速度cと最大加々速度bか
ら、パラメータt2 を次式によって計算する。 t2 [sec] =(c[rad/s2]/b[rad/s3])−t1 更に、ステップS3で、指令速度dと最大加速度cか
ら、t3 を次式によって計算する。 t3 [sec] =(d[rad/s] /c[rad/s2])−2*t1 −t2 そして、ステップS4で移動距離e(=|θr2−θr1
|)と指令速度dから、t4 を次式によって計算する。 t4 [sec] =(e[rad ]/d[rad/s] )−4*t1 −2*t2 −t3 以上ステップS1〜ステップS4の処理によって、t1
〜t4 が求められたならば、加々々速度θr (・・・・)を4
階積分して移動指令θr が求められる(ステップS
5)。サンプルタイム毎の移動指令を作成する場合に
は、3階積分で十分である。なお、(・・・・)は時間に関す
る4階微分を表わす記号として使用した。
【0026】その際には、次式(7)〜(9)の計算が
行なわれる。
【0027】
【数3】 [2]加々速度に制限値がない場合(ステップM1でノ
ー) ステップS1に代えて、ステップS1’で、t2 =0と
し、最大加速度cと最大加々々速度amax から、パラメ
ータt1 を次式によって計算する。 t1 [sec] =|(c[rad/s2]/amax [rad/s4])1/2 | そして、ステップS3以下で、上記[1]の加々速度に
制限値がある場合と同様の処理を行なって移動指令θr
またはθr (・) を得る。なお、(・) は時間に関する1階
微分を表わす記号として使用した。
【0028】以上、工作機械の1つの軸の移動に関し
て、移動指令の計画・作成過程について説明したが、工
作機械あるいはロボットの2以上の軸の移動について移
動指令を計画・作成する場合には、動作プログラムで教
示されている移動経路を補間して得られる各補間区間毎
に上記説明した手法を繰り返し適用すれば良い。
【0029】また、最大加々々速度amax 、最大加々速
度b及び最大加速度cの最適な設定値を予め知ることは
事実上困難であるが、経験等に照らして適当と思われる
値を設定し、実際に工作機械やロボットを動作させてみ
て、良好な結果が得られないない場合には、各設定値を
調整する作業を行なえば、より好ましい移動指令が作成
される設定値を定めることが出来る。なお、これら設定
値の組合せによっては、上記計算結果で求められた時間
パラメータt2 〜t4 の中に負のものが混ざる可能性が
ある。このような事態に対処する手法として、例えば、
上記フローチャートのステップS5の後にt2 〜t4 が
負でないことをチェックするステップを加え、これらt
2 〜t4 の中に負のものが混ざっている場合にはアラー
ム信号を生成し、機械を停止させ、オペレータに設定値
の再設定を促すことが考えられる。
【0030】
【発明の効果】本願発明によれば、数値制御装置で計画
・作成される移動指令を受けて動作する工作機械やロボ
ットのような自動機械において、モータと機械の位置制
御対象部分(移動テーブル、アーム先端部等)の間に非
剛性要素が介在していることによって発生する不快な衝
撃音や振動を抑制することが出来る。特に、始動時及び
停止時の動作の円滑化が容易に達成出来るようになった
ことは、従来の技術に見られない特徴である。
【図面の簡単な説明】
【図1】モータと減速機やテーブル、ロボットアーム等
の非剛性要素を含む系を振動系と考え、バネ−ダンパ系
でモデリングした状態を表わす図てある。
【図2】通常に使用されている工作機械制御システムの
基本構成を要部ブロック図で例示したものである。
【図3】図2に示したシステムにより実行される各軸制
御の制御ループをブロック図で簡潔に記したものであ
る。
【図4】本願発明の1つの実施例において準備される工
作機械の動作モデルについて説明するタイムチャートで
ある。
【図5】実施例における移動指令の計画・作成処理のフ
ローの概略を表わしたフローチャートである。
【符号の説明】
10 CNC 11 共有メモリ 12 デジタルサーボ回路 13 各軸駆動モータ 14 エンコーダ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 時間パラメータを含む形で軸移動に関す
    る加々々速度ついての動作パターンを数値制御装置内に
    用意しておき、加々々速度、加々速度及び加速度につい
    て予め設定された制限の下で、上記時間パラメータの値
    を定め、更に加々々速度を4階積分または3階積分する
    ことによって移動指令を得ることを特徴とする、数値制
    御装置によって制御される自動機械における加々々速度
    に制限を持つ移動指令の計画・作成方法。
  2. 【請求項2】 時間パラメータを含む形で軸移動に関す
    る加々々速度ついての動作パターンを数値制御装置内に
    用意しておき、加々々速度及び加速度について予め設定
    された制限の下で、上記時間パラメータの値を定め、更
    に加々々速度を4階積分または3階積分することによっ
    て移動指令を得ることを特徴とする、数値制御装置によ
    って制御される自動機械における加々々速度に制限を持
    つ移動指令の計画・作成方法。
JP16073894A 1994-06-21 1994-06-21 加々々速度に制限を持つ移動指令の計画・作成方法 Withdrawn JPH086628A (ja)

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