JPH086581Y2 - 自動車におけるキー閉じ込め防止装置 - Google Patents

自動車におけるキー閉じ込め防止装置

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JPH086581Y2
JPH086581Y2 JP1990064944U JP6494490U JPH086581Y2 JP H086581 Y2 JPH086581 Y2 JP H086581Y2 JP 1990064944 U JP1990064944 U JP 1990064944U JP 6494490 U JP6494490 U JP 6494490U JP H086581 Y2 JPH086581 Y2 JP H086581Y2
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JP
Japan
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key
door lock
door
ignition switch
lock
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JP1990064944U
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祥延 杉内
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祥延 杉内
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Description

【考案の詳細な説明】 イ)産業上の利用分野 この考案はドアロック装置を備えた自動車において、
キーを車内に置いたままロックさせてしまう閉じ込め事
故を防止する装置に関する。
ロ)従来の技術 ドアロックノブを押し込むことによりドアをロックす
るドアロック装置が広く普及している。
これらのドアロック装置において外からドアをロック
する方式としては、キーを使用して車外よりドアロック
ノブを押し込み状態にするものと、予めドアロックノブ
を押し込んでドアを閉めることにより自動的にロックす
るものの2種が存するが、わが国においては後者の方式
が主流となっている。
後者の方式はキーを使用しないで済み、簡単にドアロ
ックを行えるので便利であるが、その反面キーを車内に
残したまま不用意にドアロックしてしまうおそれがあっ
た。
そのため、従来この種ドアロック装置においては例え
ドアロックノブが押し込まれていても、ドアキャッチを
意識的に引いてドアを閉めない限りロックを無効とする
セルフキャンセル機構が採用されていた(例えば特公昭
56 53070)。
ハ)考案が解決しようとする課題 しかしながら、ドライバーにとってはドアキャッチを
引く行為は習慣として無意識に行っているのが現実であ
り、このようなセルフキャンセル機構の存在にもかかわ
らず、無意識のうちにドアロック行為を行い、うっかり
キーを車内に残したままドアロックしてしまう事故が絶
えなかった。
実際、ガソリンスタンドや路上サービス隊における救
援統計によってもこの種事故が大きなパーセンテージを
占めており、本来行うべき救援業務の妨げとなってい
た。
ニ)課題を解決するための手段 この考案は上記の如き問題点に鑑み、不注意によるキ
ーの閉じ込め事故を一掃する防止装置を提供することを
目的として創作されたものである。
即ち、この考案の防止装置はイグニッションスイッチ
におけるキーのオフ位置を電気的に検出する手段と、電
気的手段によりドアーロックを強制的に解除する手段を
備え、イグニッションスイッチに差し込んだキーのオフ
位置においてドアロックを無効にすることを特徴とす
る。
ホ)作用 よって、この考案によればキーがイグニッションスイ
ッチに差し込まれオフ位置にある場合にはその検出によ
り電気的にドアロックが解除され、キーの閉じ込め防止
作用が得られる。
又、この場合運転者においてドアロックを行おうとし
ても強制的に解除され、ドアキャッチを引いてドアを閉
めてもドアがロック部分ではねかえり、運転者へのキー
の抜き忘れの警告作用が得られる。
ヘ)実施例 以下、この考案の具体的実施例を添付図面に基づいて
説明する。
添付図面はこの考案のキー閉じ込め防止装置の電気回
路の一実施例を示す図である。
図中1はドアロックを強制的に解除するソレノイドで
あり、ドアロック機構自体或いはドアロックノブ等に連
結される。
図中4は上記ソレノイドを駆動するソレノイドを駆動
回路であり、この駆動回路にはイグニッションスイッチ
に差し込まれたキーがオフ位置にあることを検出し、ソ
レノイド4をロック解除方向に駆動する信号を発するセ
ンサ2が設けられる。
ところで、この回路の場合キーがオフ位置にある間は
ドアロックの有無に係わらずソレノイド4を駆動し続
け、又キーを抜いた状態でも常時回路中に制御電流が流
れており自動車のバッテリーに負担をかけるおそれがあ
るので、それを防止するために回路中に全体の通電を制
御するスイッチ3を設けている。
即ち、このスイッチ3はドアロックノブ及びキーのイ
グニッションスイッチへの差し込みのいずれによっても
作動するものであり、ドアロックノブの非ロック位置又
はキーの非差し込み時のいずれの状態においてもソレノ
イド駆動回路4の通電を遮断するように設定される。
よって、この実施例によればキーがイグニッションス
イッチのオフ位置にあり、しかもドアロックノブをロッ
ク位置に押し込んで始めてソレノイドが作動してロック
を解除し、一方キーがイグニッションスイッチに差し込
まれていない状態では不要の制御電流は流れずバッテリ
ーに負担をかけることはない。
尚、以上の実施例は手動によりドアロックノブを操作
するドアロック装置を想定してこの考案を実施したもの
であるが、近年普及している電気的手段によりドアロッ
クの開閉を行うドアロック装置の場合には、ソレノイド
1を用意しなくともセンサ2からの検出信号によりドア
ロック装置のロック指令を無効にするように構成すれば
容易に実施可能である(特に図示せず)。
ト)考案の効果 以上の構成よりなるこの考案によれば、キーがイグニ
ッションスイッチに差し込まれオフ位置にある場合に
は、ドアロックを行おうとしても強制的に解除されるの
で、キーをイグニッションスイッチに差し込んだままド
アロックしてしまうことが防止される。
そして、キーの車内への閉じ込め事故の殆どはキーが
イグニッションスイッチに差し込まれた状態で起こるの
で、この考案によれば閉じ込め事故を一掃することが可
能となり、極めて有益な実用的効果を得られる。
【図面の簡単な説明】
添付図面はこの考案のキー閉じ込め防止装置の実施例を
示す電気回路の回路図である。 図中符号、(1)…ソレノイド (2)…センサ (4)…ソレノイド駆動回路

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】イグニッションスイッチにおけるキーのオ
    フ位置を電気的に検出する手段と、電気的手段によりド
    アーロックを強制的に解除する手段を備え、イグニッシ
    ョンスイッチに差し込んだキーのオフ位置においてドア
    ロックを無効にすることを特徴とする防止装置におい
    て、キーのオフ位置の検出によりドアロックを強制的に
    解除するソレノイド駆動回路中に回路全体の通電を制御
    するスイッチを設け、このスイッチはドアロックノブの
    非ロック位置又はキーの非差し込み時のいずれの状態に
    おいてもオフになるように設定した自動車におけるキー
    閉じ込め防止装置。
JP1990064944U 1990-06-21 1990-06-21 自動車におけるキー閉じ込め防止装置 Expired - Lifetime JPH086581Y2 (ja)

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JPH0423515U JPH0423515U (ja) 1992-02-26
JPH086581Y2 true JPH086581Y2 (ja) 1996-02-28

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ID=31596331

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JPS4724814U (ja) * 1971-04-05 1972-11-20

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JPH0423515U (ja) 1992-02-26

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